JP2001358850A - 通信転送装置及び通信転送方法 - Google Patents

通信転送装置及び通信転送方法

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JP2001358850A
JP2001358850A JP2000193848A JP2000193848A JP2001358850A JP 2001358850 A JP2001358850 A JP 2001358850A JP 2000193848 A JP2000193848 A JP 2000193848A JP 2000193848 A JP2000193848 A JP 2000193848A JP 2001358850 A JP2001358850 A JP 2001358850A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】接続相手までの通話料金の高低や、通話品質の
良否を参酌して転送の可否を決定する機能を有する機器
識別番号転送サービスの実現を目的とする。 【解決手段】通信機器(a)より、接続先の通信機器
(B)の機器識別番号を受信したとき、通信網ごとの課
金条件と、通信品質条件を格納してあるデータベースを
検索して、当該通信が経由する通信網の課金情報と、当
該通信の伝送品質に係る情報を得て当該通信の転送の可
否を決定し、転送を行うと判断したとき、機器識別番号
(A)と転送番号通信装置との間で通信セッションを確
立し、データベースを検索して、その当否を判定し、機
器識別番号(A)を有する通信機器との接続を行い、機
器識別番号(B)を有する通信機器に対して着信信号を
送信し、双方の通信機器との間の通信セッションを確立
する転送番号通信装置との内の少なくとも一方の装置を
含んで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信した通信機器
から他の通信機器を経由して電話を相手側に転送する通
信転送装置および通信転送方法に関し、特に接続相手ま
での通話料金の高低や、通話品質の良否を参酌して転送
の可否を決定する機能を有する機器識別番号転送サービ
スであって、また、携帯電話や携帯端末に付属している
電話帳機能から取り出した相手先機器識別番号を、他の
通信機器に転送して、その通信機器から相手先との通信
を行うことも可能な機器識別番号転送サービスに係る。
【0002】
【従来の技術】従来、構内交換機において、電話帳機能
を持った装置が、選択された電話番号をトーン信号とし
て出力し、それを通信装置のトーン受信部に入力して
(押し当てて)、電話番号を転送する方式のものが存在
していた。この方式のものは、構内交換機において、着
信を受けた内線を、他の内線に転送することを目的とす
るものであって、発信者が他の通信機器を用いて相手側
と通話するものではなかった。
【0003】また、例えば、文献「特開昭63−232
670」に開示されているような、通信網を介して転送
サービスを行うものが存在するが、これは、着信した通
話を、他の通信機器へ転送するサービスであって、発信
する時に、相手先電話番号を記憶している通信機器か
ら、他の通信機器へ、転送するものではなかった。ま
た、通話料金が安価な通信網を選択する方法として、L
CR(Least Cost Routing)があるが、それは、固定網
に閉じられたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電話転送方法において、例えば、トーン信号を介して電
話番号を通知する方式のものでは、送り先の通信機器が
トーン信号によって発信できるものでなければならな
い。このように、外部環境や機器間のインタフェースが
適合するか否かによって、転送の可否に差を生ずるとい
う問題があった。
【0005】更に、相手側に接続するための電話転送に
際して、異なる経路や、異なる通信網などを経由して相
手側に到達する複数のルートが存在するとき、それらの
中から利用者の所望する最もコストパフォーマンスの良
好な通信網を選択することが可能なサービスは存在して
いなかった。更に、電話転送に際して、当該電話転送の
当否を認証するための手段を有しているものは存在しな
かった。
【0006】本発明は上述のような従来の課題に鑑み、
電話転送に際して、異なる経路や、異なる通信網などを
経由して相手側に到達する複数のルートが存在すると
き、それらの中から利用者の所望する最もコストパフォ
ーマンスの良好な通信網を選択することが可能で、ま
た、電話転送に際して、当該電話転送の妥当性を検証す
ることの可能な通信転送装置及び通信転送方法を提供す
ることを目的としている。
【0007】また、更に、コンテンツプレーヤがコンテ
ンツサーバ内の所望のコンテンツをダウンロードする場
合の通信料金を、最も有利(経済性、通信品質)にする
ことのできる通信経路の選択方法及び、そのためのコン
テンツアドレス転送装置、コンテンツデータ受信装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段によって解
決される。すなわち、請求項1の発明は、通信機器
(a)より、接続先の通信機器(B)の機器識別番号
(B)(機器識別番号は例えば電話番号でも良い。これ
は以下の記述においても全く同様である)を受信したと
き、通信網ごとの課金条件と、通信網ごとの通信品質条
件を格納してあるデータベースを検索して、通信網の課
金情報と、当該通信の転送の可否に係る情報を取得する
手段と、
【0009】該情報を参照して、当該通信の転送の可否
を決定する手段と、転送を行うと判断したとき、機器識
別番号(A)と転送番号通信装置との間で通信セッショ
ンを確立する手段と、通信機器(a)の認証に必要な情
報と、前記機器識別番号(B)を転送番号通信装置に転
送する手段と、通信セッションを切断する手段とを有す
る機器識別番号転送装置と、
【0010】機器識別番号転送装置から通信機器認証に
係る情報を受信したとき、通信機器認証データベースを
検索して、その当否を判定する手段と、機器識別番号
(A)を有する通信機器との接続を行う手段と、機器識
別番号(B)を有する通信機器に対して着信信号を送信
する手段と、機器識別番号(A)を有する通信機器と機
器識別番号(B)を有する通信機器との間の通信セッシ
ョンを確立する手段とを有する転送番号通信装置との内
の少なくとも一方の装置を含んで成る通信転送装置であ
る。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の通信転
送装置において、通信機器(a)は、電話帳機能を有し
ており、接続先の通信機器(B)の機器識別番号(B)
を該電話帳機能を用いて送出するように構成したもので
ある。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の通信転送装置において、通信機器の認証方法は、
機器識別番号転送装置から該当する通信機器のIDとパ
スワードの内の少なくとも一方を転送番号通信装置に転
送し、該転送番号通信装置が、これを通信機器のIDと
パスワードの内の少なくとも一方とそれらの転送の可否
を対応付けて格納してあるデータベースに登録されてい
る情報と照合して、その当否を判定するように構成した
ものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
記載の通信転送装置において、通信機器の認証方法は、
事前に該当する機器識別番号をデータベースに登録して
おいて、機器識別番号転送装置から転送番号通信装置に
機器識別番号を転送し、該転送番号通信装置が、これを
データベースに登録されている情報と照合して、その当
否を判定するように構成したものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の
いずれか1項に記載の通信転送装置において機器識別番
号転送装置の、データベースを検索して、通信網の課金
情報と、当該通信の転送の可否に係る情報を取得し、該
情報を参照して、当該通信の転送の可否を決定する手段
は、発信側の通信機器と受信側の通信機器との間の通話
料金が最も低い値と成るルートを候補として選出して、
その中の1つを予め定めた手順により選択するように構
成したものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項1〜請求項4の
いずれか1項に記載の通信転送装置において、機器識別
番号転送装置の、データベースを検索して、通信網の課
金情報と、当該通信の転送の可否に係る情報を取得し、
該情報を参照して、当該通信の転送の可否を決定する手
段は、発信側の通信機器と受信側の通信機器との間の通
話品質がが最も高い値と成るルートを候補として選出し
て、その中の1つを予め定めた手順により選択するよう
に構成したものである。
【0016】請求項7の発明は、通信端末または通信網
内に、機器識別番号転送装置と、転送番号通信装置とを
設け、機器識別番号転送装置は、通信機器(a)より、
接続先の通信機器(B)の機器識別番号(B)を受信し
たとき、通信網ごとの課金条件と、通信網ごとの通信品
質条件を格納してあるデータベースを検索して、当該通
信が経由する通信網の課金情報と、当該通信の転送の可
否に係る情報を取得し、
【0017】該情報を参照して、当該通信の転送の可否
を決定し、転送を行うと判断したとき、機器識別番号
(A)と転送番号通信装置との間で通信セッションを確
立して、通信機器(a)の認証に必要な情報と、前記機
器識別番号(B)を転送番号通信装置に転送し、通信セ
ッションを切断し、
【0018】前記転送番号通信装置は、機器識別番号転
送装置から通信機器認証に係る情報を受信したとき、通
信機器認証データベースを検索して、その当否を判定
し、機器識別番号(A)を有する通信機器との接続を行
い、機器識別番号(B)を有する通信機器に対して着信
信号を送信し、機器識別番号(A)を有する通信機器と
機器識別番号(B)を有する通信機器との間の通信セッ
ションを確立する機能を含んで成る通信転送方法であ
る。
【0019】請求項8の発明は、請求項7記載の通信転
送方法において、通信機器(a)は、電話帳機能を有し
ており、接続先の通信機器(B)の機器識別番号(B)
を該電話帳機能を用いて送出するように構成したもので
ある。
【0020】請求項9の発明は、請求項7又は請求項8
記載の通信転送方法において、通信機器の認証方法は、
機器識別番号転送装置から該当する通信機器のIDとパ
スワードの内の少なくとも一方を転送番号通信装置に転
送し、該転送番号通信装置が、これを通信機器のIDと
パスワードの内の少なくとも一方とそれらの転送の可否
を対応付けて格納してあるデータベースに登録されてい
る情報と照合して、その当否を判定するように構成した
ものである。
【0021】請求項10の発明は、請求項7又は請求項
8記載の通信転送方法において、通信機器の認証方法
は、事前に該当する機器識別番号をデータベースに登録
しておいて、機器識別番号転送装置から転送番号通信装
置に機器識別番号を転送し、該転送番号通信装置が、こ
れをデータベースに登録されている情報と照合して、そ
の当否を判定するように構成したものである。
【0022】請求項11の発明は、請求項7〜請求項1
0のいずれか1項に記載の通信転送方法において、機器
識別番号転送装置の、データベースを検索して、通信網
の課金情報と、当該通信の転送の可否に係る情報を取得
し、該情報を参照して、当該通信の転送の可否を決定す
る手段を、発信側の通信機器と受信側の通信機器との間
の通話料金が最も低い値と成るルートを候補として選出
して、その中の1つを予め定めた手順により選択するよ
うに構成したものである。
【0023】請求項12の発明は、請求項7〜請求項1
0のいずれか1項に記載の通信転送方法において、機器
識別番号転送装置の、データベースを検索して、通信網
の課金情報と、当該通信の転送の可否に係る情報を取得
し、該情報を参照して、当該通信の転送の可否を決定す
る手段を、発信側の通信機器と、受信側の通信機器との
間の通話品質が、最も高い値と成るルートを候補として
選出して、その中の1つを予め定めた手順により選択す
るように構成したものである。
【0024】請求項13の発明は、コンテンツアドレス
転送装置と、コンテンツデータ受信装置とを設け、コン
テンツアドレス転送装置は、コンテンツ(01)が格納さ
れているコンテンツサーバ(B)のサーバアドレス(ad
dr B)と、該コンテンツサーバ(B)内でコンテンツ
を特定するコンテンツ識別子とがコンテンツプレイヤ
(a)から送られてきたとき、通信網ごとの課金条件と
転送決定情報を格納してあるデータベースを検索して、
当該コンテンツサーバ(B)に至るルートが経由する通
信網の課金情報と、当該通信網の通信性能に係る情報を
取得し、
【0025】該情報と、前記コンテンツ識別子に存在す
るデータ量を示す情報とから通信料金を算出して、当該
通信の転送の可否を判定し、転送を行うと決定したと
き、最も有利なルートにあるコンテンツプレイヤ(A)
のコンテンツデータ受信装置と前記コンテンツアドレス
転送装置との間で通信セッションを確立して、前記コン
テンツプレイヤ(a)の認証に必要な情報と、サーバア
ドレス(addr B)を前記コンテンツデータ受信装置に
転送して通信セッションを切断し、
【0026】前記コンテンツデータ受信装置は、コンテ
ンツアドレス転送装置から通信機器認証に係る情報を受
信したとき、コンテンツプレイヤ認証データベースを検
索して、その当否を判定し、認証結果が可と判定された
とき、サーバアドレス(addrB)を有するコンテンツサ
ーバ(B)と通信セッションを確立して、コンテンツサ
ーバ(B)から前記コンテンツ識別子で特定されるコン
テンツをダウンロードした後通信セッションを切断する
機能を含んで成る通信転送方法である。
【0027】請求項14の発明は、コンテンツアドレス
転送装置と、コンテンツデータ受信装置とを設け、コン
テンツアドレス転送装置は、コンテンツ識別子がコンテ
ンツプレイヤ(a)から送られてきたとき、コンテンツ
リゾルバにアクセスして前記コンテンツ識別子を基にコ
ンテンツサーバアドレスを検索して、当該コンテンツサ
ーバアドレス(addr B)を求め、通信網ごとの課金条
件と転送決定情報を格納してあるデータベースを検索し
て、当該コンテンツサーバに至るルートが経由する通信
網の課金情報と、当該通信の転送の可否に係る情報を取
得し、
【0028】該情報と、前記コンテンツ識別子に存在す
るデータ量を示す情報とから通信料金を算出して、当該
通信の転送の可否を判定し、転送を行うと決定したと
き、最も有利なルートにあるコンテンツプレイヤ(A)
のコンテンツデータ受信装置と前記コンテンツアドレス
転送装置との間で通信セッションを確立して、前記コン
テンツプレイヤ(a)の認証に必要な情報と、サーバア
ドレス(addr B)をコンテンツデータ受信装置に転送
して通信セッションを切断し、
【0029】前記コンテンツデータ受信装置は、コンテ
ンツアドレス転送装置から通信機器認証に係る情報を受
信したとき、コンテンツプレイヤ認証データベースを検
索して、その当否を判定し、認証結果が可と判定された
とき、サーバアドレス(addrB)を有するコンテンツサ
ーバ(B)と通信セッションを確立して、コンテンツサ
ーバ(B)から前記コンテンツ識別子で特定されるコン
テンツをダウンロードした後通信セッションを切断する
機能を含んで成る通信転送方法である。
【0030】請求項15の発明は、コンテンツプレイヤ
(a)から、接続先のコンテンツサーバ(B)のサーバ
アドレス(addr B)とコンテンツ識別子が送られてき
たとき、通信網ごとの課金条件と、通信網ごとの転送決
定情報を格納してあるデータベースを検索して、当該コ
ンテンツサーバ(B)に至るルートが経由する通信網の
課金情報と、当該通信網の通信性能に係る情報を取得す
る手段と、上記情報と、前記コンテンツ識別子に存在す
るデータ量を示す情報とから通信料金を算出して当該通
信の転送の可否を決定する手段と、
【0031】転送を行うと決定したとき、最も有利なル
ートにあるコンテンツプレイヤ(A)のコンテンツデー
タ受信装置と前記コンテンツアドレス転送装置との間で
通信セッションを確立する手段と、前記コンテンツプレ
イヤ(a)の認証に必要な情報と、前記サーバアドレス
(addr B)を前記コンテンツデータ受信装置に転送す
る手段と、通信セッションを切断する手段とを有するコ
ンテンツアドレス転送装置である。
【0032】請求項16の発明は、コンテンツが格納さ
れているコンテンツサーバ(B)内で当該コンテンツを
特定するコンテンツ識別子がコンテンツプレイヤ(a)
から送られてきたとき、コンテンツリゾルバにアクセス
して前記コンテンツ識別子を基にコンテンツサーバアド
レスを検索して、当該コンテンツサーバアドレス(addr
B)を求める手段と、通信網ごとの課金条件と転送決
定情報を格納してあるデータベースを検索して、当該コ
ンテンツサーバに至るルートが経由する通信網の課金情
報と、当該通信の転送の可否に係る情報を取得する手段
と、
【0033】該情報と、前記コンテンツ識別子に存在す
るデータ量を示す情報とから通信料金を算出して、当該
通信の転送の可否を判定する手段と、転送を行うと決定
したとき、最も有利なルートにあるコンテンツプレイヤ
(A)のコンテンツデータ受信装置と前記コンテンツア
ドレス転送装置との間で通信セッションを確立する手段
と、コンテンツプレイヤ(a)の認証に必要な情報と、
前記サーバアドレス(addr B)をコンテンツデータ受
信装置に転送する手段と、通信セッションを切断する手
段とを有するコンテンツアドレス転送装置である。
【0034】請求項17の発明は、コンテンツアドレス
転送装置からコンテンツプレイヤ認証に係る情報を受信
したとき、コンテンツプレイヤ認証データベースを検索
して、その当否を判定する手段と、認証結果が可と判定
されたとき、サーバアドレス(addr B)を有するコン
テンツサーバ(B)と通信セッションを確立する手段
と、 コンテンツサーバ(B)から前記コンテンツ識別
子で特定されるコンテンツをダウンロードする手段と、
通信セッションを切断する手段とを含んで成るコンテン
ツデータ受信装置である。
【0035】
【作用】本発明による通信転送装置、あるいは通信転送
方法によれば、通信(電話)を他の通信機器に転送し、
該通信機器(電話機)を経由して着信相手の電話機に接
続することにより、相手側との通話料金の最も安価なル
ートを選択したり、又は、最も通信品質の良好であるこ
とが予想されるルートを選択することが可能と成る。
【0036】また、普段携帯している通信機器の電話帳
機能に、機器識別番号を登録しておけば、身近にある他
の通信機器を利用する場合でも、携帯している電話帳機
能を利用することができる。また、相手先の通信機器か
ら、逆に身近の通信機器に対して発信するように、機器
識別番号を転送することで、料金を引き落とす通信網
(課金される通信機器)を選択することができる。
【0037】さらに、請求項13〜請求項17の発明に
よれば、コンテンツプレーヤがコンテンツサーバ内の所
望のコンテンツをダウンロードする場合の通信料金を、
最も経済的なものとすることが可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】図1は本発明の基本的構成を説明
する図である。理解を容易にするため、この例を含め以
降、本明細書の特許請求の範囲でいう機器識別番号が電
話番号である場合について説明する。これに伴い、特許
請求の範囲でいう機器識別番号転送装置は電話番号転送
装置として表している。
【0039】同図において、数字符号1は通信機器a、
2は電話番号転送装置、3は課金データベース、4は通
信網Y,5は通信網X、6は転送番号通信装置、7は通
信機器認証データベース、8は通信機器A、9は通信機
器Bを表している。課金データベース3には通信網ごと
の課金条件と、通信網ごとの通信品質条件などの、転送
の可否を判定するに必要な情報が格納されている。
【0040】同図において、通信機器aが通信機器Bと
通信を行おうとするとき、通信機器Bの電話番号Bを電
話番号転送装置2に送出する。電話番号転送装置2は課
金データベース3の通信網ごとの課金条件や、通信網ご
との通信品質条件などの、転送決定情報を参照して、転
送の可否を決定する。
【0041】転送することが可とされた場合には、電話
番号Aと転送番号通信装置6との間の通信セッションの
確立を行う。次に、電話番号転送装置2と転送番号通信
装置6との間で該当する通信機器の認証を行う。このと
き、IDパスワード方式を採るのであれば、電話番号転
送装置2からID、パスワードを送り、転送番号通信装
置6が通信機器認証データベース7を参照してチェック
を行う。
【0042】また、事前登録方式を採っている場合に
は、電話番号転送装置2から電話番号aを送り、転送番
号通信装置6が通信機器認証データベース7を参照して
当該電話番号が事前に登録されているものであるか否か
の照合を行う。認証が確定したら電話番号転送装置2か
ら電話番号Bを転送番号通信装置6に送る。そして、電
話番号転送装置2と転送番号通信装置6との間の通信セ
ッションを切断する。
【0043】その後、転送番号通信装置6は、通信機器
Aに通信機器Bとの接続を指示すると共に、通信機器B
に着信を知らせ、これに通信機器Bが応答したとき、通
信機器Aと通信機器Bとの間に通信セッションが確立さ
れる。図1の中で、Step1,Step2との表示を
行って、動作の区別を行っている。これらについては、
上記説明中に述べられているが、更に、以下に説明を補
足する。
【0044】[stepl]電話番号転送装置は、(通
信機器aを利用している人が利用している通信サービ
ス)の課金情報や転送条件情報などを判定して、転送す
るか、しないかを決定する。転送決定情報として記述さ
れるものは、 (1)転送判断のアルゴリズム 課金DBを参照して、相手先の通信網を判別し、自分が
加入している割引サービスなどを加味して、電話番号を
通信機器Aに転送したほうが得であるか否かを判定す
る。この判定に際しては、次の手順を用いる。 電話番号Aのセッションにおいて、マッチする料金
(課金情報)を取得する。 電話番号aのセッションにおいて、マッチする料金
(課金情報)を取得する。 上記の料金と、の料金とを比較しての料金の方
が安いときには電話番号Aを転送する。
【0045】課金DBの情報の例を“表1”に示す。
“表1”において、「通信先電話番号」“XXX……”
は、例えば090*のように、前方一致の指定も可能で
ある。勿論全部記述しても良い。「時間帯」“HH:M
M〜HH:MM”は転送サービスを行う開始時間〜終了
時間を示すが、記述が省略された場合には、開始時間
(00:00)〜終了時間(24:00)として扱われ
る。[料金」“YY”はコストであり、3分間話したと
きの料金で示す。
【0046】
【表1】
【0047】(2)アルゴリズムが利用する初期条件値 通信機器Aの電話番号(ただし、通信機器Aの電話番号
Aは、利用者が電話番号Bを入力するときに変更するこ
ともできる) また、通信機器Aとの間の通信機器認証を受けるための
IDやパスワードなどの情報がある。
【0048】電話番号転送装置が持つこれらのデータの
内、 転送判断アルゴリズムは、通信網からの取得が可能
であるが、その際、転送判断アルゴリズム自体が課金D
Bでの転送決定情報として予め格納されていて、転送さ
れる対象に成るようにすることもできる。 初期条件値は、通信機器aからの入力のみとなる。
入力方法は、機器についている番号ボタンと表示部によ
って行われ、電話番号転送装置との間の通信方法は、ト
ーン信号や、データ通信プロトコルを使う。データ通信
プロトコルを使う通信方法については、例えば、文献:
特開平8−107458号に開示されている。その方法
は、予め、テンキーに区画別に文字コードを割り当てて
おいて、テンキーの中の2つのキーを同時に押下するこ
とにより区画を切り換えて文字入力を行う。
【0049】[step2]電話番号転送装置と転送番
号通信装置との間では、先ず、転送を依頼してきた通信
機器aに対する認証処理を行う。認証処理は、 (1)転送番号通信装置が払い出したIDやパスワード
を電話番号転送装置から受け取り、それをチェックする
(IDパスワード方式)がある。IDを払い出す方法は
通信装置Aから、転送電話通信装置に対して、決められ
た信号(例えば、###)を送って、その返答として、
IDとパスワードを返す。あるいは、転送電話通信装置
が持つ表示装置と入力装置から、IDなどを直接入力し
ても構わない。 (2)通信機器aの電話番号が、予め転送依頼可能通信
機器として通信機器認証DBに登録された番号であるか
否かを照合する事前登録方式などの方法がある。この
(2)の方式は、認証処理の変形的な例であって、通信
機器認証DBに格納される情報は、登録された番号の他
に許可電話番号を“表2”に示す様式で格納する。
【0050】
【表2】
【0051】図2は、本発明の実施の形態の第1の例を
説明するための図である。同図において、数字符号1、
4、5、8、9は図1の場合と同様であり、10は利用
者A、11は利用者Bを示している。利用者Aは、電話
帳機能を装備した通信機器aと、通信機器Aの近くにい
る。利用者Bは、通信機器Bの近くにいる。
【0052】例えば、通信機器aは、通信網Yに、通信
機器Aと通信機器Bは、通信網Xに接続されているとす
る。利用者Aが、利用者Bへ電話をかける時に、通信機
器Aと通信機器Bの間で通信した方が、通信コストや品
質がいいことがある。しかし、通信機器Bの電話番号
は、通信機器aの電話帳装置の中にしか無い場合、利用
者Aは,通信機器aを使うか、通信機器Aに対して直接
相手先電話番号を入力する必要がある。
【0053】この煩わしさを解消するために、通信機器
aの持っている利用者Bの通信機器Bの電話番号を、通
信機器Aに転送し(ステップ)、その電話番号を受け
取った通信機器Aが通信機器Bへ通信を行う(ステップ
)。ステップを実行する時に、電話番号Bを転送し
てきた通信機器を特定し、転送しても構わない通信機器
かを判定するステップがあっても構わない。
【0054】図3は、本発明の実施の形態の第2の例を
説明するための図である。同図において、数字符号1、
4、5、8、〜11は図2の場合と同様である。(数字
符号については以下に説明する各図についても同様であ
る)図3に示すように、通信相手の利用者Bの持つ通信
機器Bに、自分が利用したい通信機器Aヘの電話番号を
送信して(ステップ)、通信機器Bから通信機器Aへ
通信を接続させる(ステップ)サービス例も可能であ
る。
【0055】もちろん、ここでは、電話を例に取り上げ
たが、番号は通信機器を特定する番号であって、メール
アドレスやチャットを行うためのURLであっても構わ
ない。図4は、図2のサービスを実現する場合の具体的
な構成の例を示している。通信機器aには、電話番号転
送装置が接続されており、利用者Aが選択した電話番号
を、通信機器Aへ転送する。
【0056】通信機器Aには、転送番号通信装置が接続
されており、受け取った電話番号の通信機器Bと通信機
器Aとの間の接続処理を行う。電話番号を転送する方法
として、通信機器aと通信機器Aとの間で一度通信を確
立し、両者間で決められたプロトコルによって行っても
良いし、ナンバーディスプレイサービス等の発信番号通
知サービスを利用して、通知番号の後ろに相手先の電話
番号を付加する方法でも良いし、ショートメール等のバ
ケット通信によって電話番号を送る方法でも良い。図5
は、図3のサービスを実現する場合の具体的な構成の例
を示している。図4との違いは、通信機器Bに転送番号
通信装置があることである。
【0057】本発明は、先に示した各図に基づいて説明
したように、通信網を介したサービスを意図している。
上記図4または図5では、電話番号転送装置と転送番号
通信装置のシステム内の位置について、一例を示して説
明しているが、これらを電話番号転送装置の接続関係に
ついて整理すると以下のような各構成が考えられる。
【0058】(1)電話番号転送装置が、通信網Yにお
いて通信機器aとの交換手段を有する構成(この場合
は、電話番号転送装置が通信網Yの交換機に接続されて
いる。) (2)電話番号転送装置が通信網Xにおいて通信機器A
との交換手段を有する構成(この場合は、電話番号転送
装置が通信網Xの交換機に接続されている。) (3)電話番号転送装置が通信網Xにおいて通信機器B
との交換手段を有する構成(この場合は、電話番号転送
装置が通信網Xの交換機に接続されている。) (4)電話番号転送装置が通信機器aから通信網Yへの
通信インタフェースに接続されている構成(この場合
は、電話番号転送装置が通信機器aと通信網Yの間に接
続されている。) (5)電話番号転送装置が通信機器Aから通信網Xへの
通信インタフェースに接続されている構成(この場合
は、電話番号転送装置が通信機器Aと通信網Xとの間に
接続されている。) (6)電話番号転送装置が通信機器Bから通信網Xへの
通信インタフエースに接続されている構成(この場合
は、電話番号転送装置が通信機器Bと通信網Xとの間に
接続されている。)
【0059】図6は、本発明の実施の形態の第3の例を
説明する図である。この例は、通信機器aや数字符号1
2で示す通信機器bが携帯できる端末であり、且つ、い
まどこにいるかが分かるような位置情報のサービスを受
けられる場合に、通信機器aを携帯している利用者A
が、通信機器aに付随している電話帳装置を使って、利
用者Bが携帯している通信機器bの電話番号を検索し、
利用者Aが通信機器Aを使って、利用者Bが通信機器B
を使って通信する時の構成図を示している。
【0060】通信網Xには、通信機器Aと通信機器Bの
接続場所情報が、通信網Yには、通信機器aと通信機器
bの接続場所情報が、それぞれ、数字符号13で示す端
末位置情報X、数字符号14で示す端末位置情報Yに格
納されている。もちろん、端末位置情報は、通信機器の
移動によって、更新される。接続装置15は、通信機器
Aと通信機器Bとの通信を確立する。
【0061】図7は、その制御の手順を示す図である。
同図において、(S1)〜(S4)の表示は処理のステ
ップを表しており、以下の説明の中の表示と対応する。
通信機器aから、接続装置15に対して、通信機器bを
携帯している利用者Bへの接続依頼が来た場合を想定す
る。接続装置15は、利用者A及び利用者Bの場所情報
を、端末位置情報Yから検索する(S1)。次に、検索
された場所に接続されている通信機器を通信網Xから検
索し、通信機器Aと通信機器Bに係る情報を取得する
(S2)。
【0062】そして、通信機器A一通信機器B、通信機
器A一通信機器b、通信機器aー通信機器B、通信機器
a一通信機器bのいずれの組み合わせが一番効率的か、
目的に合致しているかを、コストと通信品質から選択す
る(S3)。そして、選択した通信機間の通信を確立す
る(S4)。このとき、通信機器と合わせてその所有者
の情報も検索し、通信機器bの代わりに通信し、使用料
を課金していいかをチェックするステップを追加しても
良い。
【0063】ここでは、通信網を2個とし、位置情報か
ら検索された通信機器数を1個づつとして例示したが、
通信網は2個以上あつてもいいし、検索される通信機器
数も数が増えてた場合には、その組み合わせ全てに対し
て計算する。計算の仕方に関しては、コスト重視、品質
重視が考えられるが、利用者への接続条件としての問合
せによって、その情報を入手することや、利用者の履歴
や特性を学習することで自動的に適切な計算を行うこと
もできる。
【0064】以上の説明では、電話番号転送装置や、転
送番号通信装置をそれぞれ独立した装置として扱ってい
るが、これに限るものではなく、本発明の機器識別番号
転送装置(電話番号転送装置)は、通信機器に内蔵させ
たり、通信網内の交換機などに内蔵させても良い。ま
た、転送番号通信装置も同様に通信機器に内蔵させた
り、通信網内の交換機などに内蔵させることができる。
【0065】また、通信網内の交換機または、該当する
通信機器がその制御機構の中に、電話番号転送装置と転
送番号通信装置の内のいずれかの機能を包含させた場合
には、その機能を活用することによって電話番号転送装
置2と転送番号通信装置6の内のいずれか一方を新たに
設けるのみにても本発明を実現することが可能となる。
【0066】本発明は、上述の、通信機器aをコンテン
ツプレイヤa、機器識別番号転送装置をコンテンツアド
レス転送装置、転送番号通信装置をコンテンツデータ受
信装置、通信機器AをコンテンツプレイヤA、通信機器
BをコンテンツサーバBと、と置き換えたときに、コン
テンツプレイヤが具備しているコンテンツアドレス帳か
ら視聴したいコンテンツを選択し、そのコンテンツをネ
ットワーク(NW)上にあるコンテンツサーバからダウン
ロードして、コンテンツプレイヤを用いて動作させる形
態にも適用できる。
【0067】この場合、機器識別番号は、xxアドレスと
して表現され、通信機器がコンテンツサーバの場合には
サーバアドレス、コンテンツプレイヤの場合にはプレイ
ヤアドレスと表現される。アドレスの表現方法は、163.
137.100.10のようなIPアドレス表現でも構わないし、
cpA.netX.comのようなドメイン名・ホスト名を使用した
表現でも構わない。以下このような実施の形態について
説明する。
【0068】図8は本発明の実施の形態の第4の例の構
成を示す図である。同図において、数字符号21はコン
テンツプレイヤa、22はコンテンツアドレス転送装
置、23は課金データベース、24は通信網Y、25は
通信網X、26はコンテンツデータ受信装置、27はコ
ンテンツプレイヤ認証データベース、28はコンテンツ
プレイヤA、29はコンテンツサーバBを表している。
【0069】コンテンツプレイヤa21から、取り出し
たいコンテンツ01が格納されているコンテンツサーバア
ドレス(Addr-B)、及びそのサーバ内でコンテンツ01を
特定するコンテンツ識別子(Id01)を、コンテンツアド
レス転送装置へ送る。コンテンツアドレス転送装置は、
課金データベース23を参照して、コンテンツ01を再生
するコンテンツプレイヤを、転送決定情報を元に判定す
る。
【0070】もし、そこで、再生すベきコンテンツプレ
イヤが数字符号28で示すコンテンツプレイヤAとして
決定された場合には、コンテンツプレイヤAに接続され
ているコンテンツデータ受信装置26に対して、コンテ
ンツサーバアドレス(Addr-B)とコンテンツ識別子(Id
01)を送る。
【0071】これらのデータを送る際には、コンテンツ
アドレス転送装置に対する認証確認を行う。認証確認の
手順として、IDパスワード方式と事前登録方式が考え
られるが、そのための手順は、前述の機器識別番号転送
装置と転送番号通信装置との間で行われる手順と同一で
あるので、ここでは説明を省略する。
【0072】コンテンツデータ受信装置26は、認証後
に受け取ったコンテンツサーバアドレス(Addr-B)とコ
ンテンツ識別子(Id01)を元にして、コンテンツサーバ
Bに対して、通信セッションを確立し、そこに格納され
ている、コンテンツ識別子で指定されているコンテンツ
01をダウンロードする。ダウンロード終了後は、通信セ
ッションを切断し、受信したコンテンツデータをコンテ
ンツプレイヤAに引渡し、そこで再生する。その後、コ
ンテンツプレイヤaは再生されたデータをコンテンツプ
レイヤAから受け取れば良い。
【0073】
【表3】
【0074】課金データベースに格納されている情報の
例として、通信先電話番号を通信先サーバアドレスと置
き換えて記述する場合の例を表3に示す。この例は、
【0075】Addr-A:cpA.netX.com Addr-a:cpa.netY.com Addr-B:csB.netX.com
【0076】としたときの課金情報の例を示している。
アドレスの記述は、例えば、*.netX.comのように、後方
一致で記述されてもよい。課金データベースを参照し
て、転送を決定する手順は以下のとおりである。
【0077】コンテンツプレイヤaからの接続すると
きのセクションの中から、コンテンツサーバアドレス
(Addr-B)にマッチする情報を取り出す。 コンテンツプレイヤAからの接続するときのセクショ
ンの中から、コンテンツサーバアドレス(Addr-B)にマ
ッチする情報を取り出す。(,のステップにおい
て、セクションを選択する時に、完全一致するものがな
い場合には、前方一致、後方一致するものを選択す
る。) 上記の及びの情報から料金に関するものを抜き出
して、コストの安い方を選択する。
【0078】ここでは、2つのうちのどちらかという選
択を行う場合について説明しているが、3つ以上のコン
テンツプレイヤの中から一番コストの安いものを選択す
る場合も同様である。“表3”の中のデータの値は、普
遍的なものではなく、通信ネットワーク網が持っている
データベースを参照して更新されても良く、或いは、通
信ネットワーク網から送られてきた情報によって更新す
るような手順により、随時変化していても構わない。
【0079】また、“表3”では、料金を数値として表
現したが、計算式で表現されていても構わない。その時
に必要となる値(例えば、通信データ量やネットワーク
性能)は、課金データベースの中のレコードの中に置か
れても良いし、コンテンツ識別子の中に埋め込んでおい
て、それを参照するようにすることもできる。
【0080】
【表4】
【0081】表4に、課金データベースに格納されてい
る情報の他の例を示す。この例では通信料金以外に、1
MByteのデータを何分で転送できるかを表したネッ
トワーク(NW)性能の情報がある。ネットワーク性能が
高い(同一量のデータを転送する時間が短い)ネットワ
ークの場合には、同一量のデータを転送するに要する通
信時間が短くて済むから通信料金が安くなる。
【0082】一方、コンテンツ識別子(Id01)は、例え
ば、下記のようにサイズ情報をもつことができる。例え
ば、Id01をXXXX;9999 と表現し、XXXXはコンテンツサー
バ内で唯一となるコードを、9999はコンテンツデータの
サイズを表現する。;は、コードとサイズの部分を分離
するデリミタである。
【0083】この他にも、デリミタを使わずに、XXXXを
固定長、9999を可変長としてコードとサイズを切り分け
る方法もある。コストの計算方法は、コンテンツ識別子
にあるサイズ情報に、課金データベースにある料金とNW
性能を掛け算する。その結果を、コンテンツプレイヤX
からコンテンツサーバBに接続したときのコストとし、
いくつかの算出コストのうち一番安いものを転送先とし
て選定する。
【0084】図9は、図8で説明した機器類の構成関係
を示しており、数字符号21はコンテンツプレイヤa、
22はコンテンツアドレス転送装置、26はコンテンツ
データ受信装置、28はコンテンツプレイヤA、29は
コンテンツサーバB、30はコンテンツサーバb、31
コンテンツアドレス帳、35は利用者を表している。
【0085】同図に示すように、コンテンツプレイヤa
はコンテンツアドレス帳31を持ち、コンテンツアドレ
ス帳31にはコンテンツタイトルとサーバアドレスとコ
ンテンツ識別子とが対応ずけられて記憶されている。コ
ンテンツプレイヤaはコンテンツアドレス帳31を参照
して所望のコンテンツに対応するサーバアドレスとコン
テンツ識別子を知る。これらのコンテンツアドレス転送
装置への送信については先に説明したとおりである。
【0086】図10は、本発明の実施の形態の第5の例
の構成を示す図である。この例は、コンテンツアドレス
帳に、コンテンツ識別子しかない場合に、そのコンテン
ツが格納されているコンテンツサーバのアドレスを取得
するために、コンテンツリゾルバを用いる場合を示して
いる。
【0087】同図において、コンテンツアドレス転送装
置22は、数字符号21で示すコンテンツプレイヤaか
らからコンテンツ識別子のみを受け取ると、その受け取
ったコンテンツ識別子を元に、コンテンツリゾルバ33
にアクセスしてコンテンツサーバのサーバアドレス(こ
の場合Addr-B)を取り出す。その後の処理は、図8の場
合と同様である。
【0088】すなわち、コンテンツアドレス転送装置
は、課金データベース23を参照して、コンテンツ01を
再生するコンテンツプレイヤを、転送決定情報を元に判
定する。もし、そこで、再生すベきコンテンツプレイヤ
が数字符号28で示すコンテンツプレイヤAとして決定
された場合には、コンテンツプレイヤAに接続されてい
るコンテンツデータ受信装置26に対して、コンテンツ
サーバアドレス(Addr-B)とコンテンツ識別子(Id01)
を送る。これらのデータを送る際には、コンテンツアド
レス転送装置に対する認証確認を行う。
【0089】コンテンツデータ受信装置26は、認証後
に受け取ったコンテンツサーバアドレス(Addr-B)とコ
ンテンツ識別子(Id01)を元にして、コンテンツサーバ
Bに対して、通信セッションを確立し、そこに格納され
ているコンテンツの中の、コンテンツ識別子で指定され
ているコンテンツ01をダウンロードする。ダウンロード
終了後は、通信セッションを切断し、受信したコンテン
ツデータをコンテンツプレイヤAに引渡し、そこで再生
する。その後、コンテンツプレイヤaは再生されたデー
タをコンテンツプレイヤAから受け取れば良い。
【0090】図11は、上述したコンテンツリゾルバを
用いて、コンテンツダウンロードする場合の機器の構成
を説明する図である。同図において、数字符号21はコ
ンテンツプレイヤa、22はコンテンツアドレス転送装
置、26はコンテンツデータ受信装置、29はコンテン
ツサーバB、30はコンテンツサーバb、31bはコン
テンツアドレス帳、33はコンテンツリゾルバ、35は
利用者を表している。
【0091】同図に示すように、コンテンツプレイヤa
はコンテンツアドレス帳31bを持ち、コンテンツアド
レス帳31bにはコンテンツタイトルとコンテンツ識別
子とが対応付けられて記憶されている。コンテンツプレ
イヤaはコンテンツアドレス帳31bを参照して所望の
コンテンツのコンテンツ識別子を知り、これをコンテン
ツアドレス転送装置へ知らせる。該コンテンツアドレス
転送装置がコンテンツサーバBから所望のコンテンツを
得るまでの処理については、先に図8に基づいて説明し
たとおりであるので説明を省略する。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話通信に際して、異なる経路や、異なる通信網などを
経由して相手側に到達する複数のルートが存在すると
き、それらの中から利用者の所望する最もコストパフォ
ーマンスの良好な通信網を選択することが可能で、ま
た、電話転送に際して、当該電話転送の妥当性を検証す
ることの可能な電話転送装置及び電話転送方法を実現す
ることができる。
【0093】従って、本発明によれば、電話番号を他の
通信機器に転送し、該通信機器と所望の通信相手との通
信を行わせることなどが可能となり、利用する通信網
が、発信に用いる通信機器が接続されている通信網に限
定されることが無くなるから、利用者が自由に通信品質
や料金を選択できる多様で多彩な通信形態を容易に実現
できる利点がある。
【0094】また、本発明によれば、電話通信に限ら
ず、ディジタルコンテンツの配信を受ける際にも、複数
の経路が存在する場合にそれらの中から利用者の所望す
る料金や通信品質などの条件を満たす経路を選択するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例を説明する図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態の第2の例を説明する図で
ある。
【図4】実施の形態の第1の例を実現する場合の具体的
な構成の例を示す図である。
【図5】実施の形態の第2の例を実現する場合の具体的
な構成の例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の第3の例を説明する図で
ある。
【図7】実施の形態の第3の例の制御を示す流れ図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態の第4の例の構成を示す図
である。
【図9】実施の形態の第4の例を説明する図である。
【図10】本発明の実施の形態の第5の例の構成を示す
図である。
【図11】実施の形態の第5の例を説明する図である。
【符号の説明】
1 通信機器a 2 電話番号転送装置 3,23 課金データベース 4,24 通信網Y 5,25 通信網X 6 転送番号転送装置 7 通信機器認証データベース 8 通信機器A 9 通信機器B 10 利用者A 11 利用者B 12 通信機器b 13 端末位置情報X 14 端末位置情報Y 15 接続装置 21 コンテンツプレイヤa 22 コンテンツアドレス転送装置 26 コンテンツデータ受信装置 27 コンテンツプレイヤ認証データベース 28 コンテンツプレイヤA 29 コンテンツサーバB 30 コンテンツサーバb 31 コンテンツアドレス帳 33 コンテンツリゾルバ 35 利用者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 睦夫 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA04 GA11 GA21 JA33 JB15 KA16 KB12 KC15 KC58 KG03 KG05 5K025 AA08 BB06 KK08 5K027 BB03 HH08 5K036 AA07 DD01 DD11 DD25 EE13 JJ03 JJ05 5K101 NN48 QQ07 QQ08 RR19

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器(a)より、接続先の通信機器
    (B)の機器識別番号(B)を受信したとき、 通信網ごとの課金条件と、通信網ごとの通信品質条件を
    格納してあるデータベースを検索して、当該通信が経由
    する通信網の課金情報と、当該通信の伝送品質に係る情
    報を取得する手段と、 上記情報を参照して、当該通信の転送の可否を決定する
    手段と、 転送を行うと判断したとき、機器識別番号(A)と転送
    番号通信装置との間で通信セッションを確立する手段
    と、 通信機器(a)の認証に必要な情報と、前記機器識別番
    号(B)を転送番号通信装置に転送する手段と、 通信セッションを切断する手段とを有する機器識別番号
    転送装置と、 機器識別番号転送装置から通信機器認証に係る情報を受
    信したとき、通信機器認証データベースを検索して、そ
    の当否を判定する手段と、 機器識別番号(A)を有する通信機器との接続を行う手
    段と、 機器識別番号(B)を有する通信機器に対して着信信号
    を送信する手段と、 機器識別番号(A)を有する通信機器と機器識別番号
    (B)を有する通信機器との間の通信セッションを確立
    する手段とを有する転送番号通信装置との内の少なくと
    も一方の装置を含んで成ることを特徴とする通信転送装
    置。
  2. 【請求項2】 通信機器(a)は、電話帳機能を有して
    おり、接続先の通信機器(B)の機器識別番号(B)は
    該電話帳機能を用いて送出したものである請求項1記載
    の通信転送装置。
  3. 【請求項3】 通信機器の認証方法は、機器識別番号転
    送装置から該当する通信機器のIDとパスワードの内の
    少なくとも一方を転送番号通信装置に転送し、該転送番
    号通信装置が、これを通信機器のIDとパスワードの内
    の少なくとも一方とそれらの転送の可否を対応付けて格
    納してあるデータベースに登録されている情報と照合し
    て、その当否を判定するものである請求項1又は請求項
    2記載の通信転送装置。
  4. 【請求項4】 通信機器の認証方法は、事前に該当する
    機器識別番号をデータベースに登録しておいて、機器識
    別番号転送装置から転送番号通信装置に機器識別番号を
    転送し、該転送番号通信装置が、これをデータベースに
    登録されている情報と照合して、その当否を判定するも
    のである請求項1又は請求項2記載の通信転送装置。
  5. 【請求項5】 機器識別番号転送装置の、 データベースを検索して、通信網の課金情報と、当該通
    信の転送の可否に係る情報を取得し、該情報を参照し
    て、当該通信の転送の可否を決定する手段は、 発信側の通信機器と受信側の通信機器との間の通話料金
    が最も低い値と成るルートを候補として選出して、その
    中の1つを予め定めた手順により選択するものである請
    求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の通信転送装
    置。
  6. 【請求項6】 機器識別番号転送装置の、 データベースを検索して、通信網の課金情報と、当該通
    信の転送の可否に係る情報を取得し、該情報を参照し
    て、当該通信の転送の可否を決定する手段は、発信側の
    通信機器と受信側の通信機器との間の通話品質が最も高
    い値と成るルートを候補として選出して、その中の1つ
    を予め定めた手順により選択するものである請求項1〜
    請求項4のいずれか1項に記載の通信転送装置。
  7. 【請求項7】 通信端末または通信網内に、機器識別番
    号転送装置と、転送番号通信装置とを設け、 機器識別番号転送装置は、通信機器(a)より、接続先
    の通信機器(B)の機器識別番号(B)を受信したと
    き、 通信網ごとの課金条件と、通信網ごとの通信品質条件を
    格納してあるデータベースを検索して、当該通信が経由
    する通信網の課金情報と、当該通信の転送の可否に係る
    情報を取得し、 該情報を参照して、当該通信の転送の可否を決定し、 転送を行うと判断したとき、機器識別番号(A)と転送
    番号通信装置との間で通信セッションを確立して、 通信機器(a)の認証に必要な情報と、前記機器識別番
    号(B)を転送番号通信装置に転送し、 通信セッションを切断し、 前記転送番号通信装置は、機器識別番号転送装置から通
    信機器認証に係る情報を受信したとき、通信機器認証デ
    ータベースを検索して、その当否を判定し、機器識別番
    号(A)を有する通信機器との接続を行い、 機器識別番号(B)を有する通信機器に対して着信信号
    を送信し、 機器識別番号(A)を有する通信機器と機器識別番号
    (B)を有する通信機器との間の通信セッションを確立
    する機能を含んで成ることを特徴とする通信転送方法。
  8. 【請求項8】 通信機器(a)は、電話帳機能を有して
    おり、接続先の通信機器(B)の機器識別番号(B)は
    該電話帳機能を用いて送出したものである請求項7記載
    の通信転送方法。
  9. 【請求項9】 通信機器の認証方法は、機器識別番号転
    送装置から該当する通信機器のIDとパスワードの内の
    少なくとも一方を転送番号通信装置に転送し、該転送番
    号通信装置が、これを、通信機器のIDとパスワードの
    内の少なくとも一方とそれらの転送の可否を対応付けて
    格納してあるデータベースの情報と照合して、その当否
    を判定するものである請求項7又は請求項8記載の通信
    転送方法。
  10. 【請求項10】 通信機器の認証方法は、事前に該当す
    る機器識別番号をデータベースに登録しておいて、機器
    識別番号転送装置から転送番号通信装置に機器識別番号
    を転送し、該転送番号通信装置が、これをデータベース
    に登録されている情報と照合して、その当否を判定する
    ものである請求項7又は請求項8記載の通信転送方法。
  11. 【請求項11】 機器識別番号転送装置の、 データベースを検索して、通信網の課金情報と、当該通
    信の転送の可否に係る情報を取得し、該情報を参照し
    て、当該通信の転送の可否を決定する手段は、発信側の
    通信機器と受信側の通信機器との間の通話料金が最も低
    い値と成るルートを候補として選出して、その中の1つ
    を予め定めた手順により選択するものである請求項7〜
    請求項10のいずれか1項に記載の通信転送方法。
  12. 【請求項12】 機器識別番号転送装置の、 データベースを検索して、通信網の課金情報と、当該通
    信の転送の可否に係る情報を取得し、該情報を参照し
    て、当該通信の転送の可否を決定する手段は、 発信側の通信機器と受信側の通信機器との間の通話品質
    が最も高い値と成るルートを候補として選出して、その
    中の1つを予め定めた手順により選択するものである請
    求項7〜請求項10のいずれか1項に記載の通信転送方
    法。
  13. 【請求項13】 コンテンツアドレス転送装置と、コン
    テンツデータ受信装置とを設け、 コンテンツアドレス転送装置は、 所望のコンテンツが格納されているコンテンツサーバ
    (B)のサーバアドレス(addr B)と、該コンテンツ
    サーバ(B)内でコンテンツを特定するコンテンツ識別
    子とが、コンテンツプレイヤ(a)から送られてきたと
    き、 通信網ごとの課金条件と転送決定情報を格納してあるデ
    ータベースを検索して、当該コンテンツサーバ(B)に
    至るルートが経由する通信網の課金情報と、当該通信網
    の通信性能に係る情報を取得し、 該情報と、前記コンテンツ識別子に存在するデータ量を
    示す情報とから通信料金を算出して、当該通信の転送の
    可否を判定し、 転送を行うと決定したとき、最も有利なルートにあるコ
    ンテンツプレイヤ(A)のコンテンツデータ受信装置と
    前記コンテンツアドレス転送装置との間で通信セッショ
    ンを確立して、 前記コンテンツプレイヤ(a)の認証に必要な情報と、
    サーバアドレス(addrB)を前記コンテンツデータ受信
    装置に転送して通信セッションを切断し、 前記コンテンツデータ受信装置は、 コンテンツアドレス転送装置から通信機器認証に係る情
    報を受信したとき、コンテンツプレイヤ認証データベー
    スを検索して、その当否を判定し、 認証結果が可と判定されたとき、サーバアドレス(addr
    B)を有するコンテンツサーバ(B)と通信セッショ
    ンを確立して、 コンテンツサーバ(B)から前記コンテンツ識別子で特
    定されるコンテンツをダウンロードした後通信セッショ
    ンを切断する機能を含んで成ることを特徴とする通信転
    送方法。
  14. 【請求項14】 コンテンツアドレス転送装置と、コン
    テンツデータ受信装置とを設け、 コンテンツアドレス転送装置は、 コンテンツ識別子がコンテンツプレイヤ(a)から送ら
    れてきたとき、 コンテンツリゾルバにアクセスして前記コンテンツ識別
    子を基にコンテンツサーバアドレスを検索して、当該コ
    ンテンツサーバアドレス(addr B)を求め、 通信網ごとの課金条件と転送決定情報を格納してあるデ
    ータベースを検索して、当該コンテンツサーバに至るル
    ートが経由する通信網の課金情報と、当該通信の転送の
    可否に係る情報を取得し、 該情報と、前記コンテンツ識別子に存在するデータ量を
    示す情報とから通信料金を算出して、当該通信の転送の
    可否を判定し、 転送を行うと決定したとき、最も有利なルートにあるコ
    ンテンツプレイヤ(A)のコンテンツデータ受信装置と
    前記コンテンツアドレス転送装置との間で通信セッショ
    ンを確立して、 前記コンテンツプレイヤ(a)の認証に必要な情報と、
    サーバアドレス(addrB)をコンテンツデータ受信装置
    に転送して通信セッションを切断し、 前記コンテンツデータ受信装置は、 コンテンツアドレス転送装置から通信機器認証に係る情
    報を受信したとき、コンテンツプレイヤ認証データベー
    スを検索して、その当否を判定し、 認証結果が可と判定されたとき、サーバアドレス(addr
    B)を有するコンテンツサーバ(B)と通信セッショ
    ンを確立して、 コンテンツサーバ(B)から前記コンテンツ識別子で特
    定されるコンテンツをダウンロードした後通信セッショ
    ンを切断する機能を含んで成ることを特徴とする通信転
    送方法。
  15. 【請求項15】 コンテンツプレイヤ(a)から、接続
    先のコンテンツサーバ(B)のサーバアドレス(addr
    B)と、コンテンツ識別子とが送られてきたとき、 通信網ごとの課金条件と、通信網ごとの転送決定情報を
    格納してあるデータベースを検索して、当該コンテンツ
    サーバ(B)に至るルートが経由する通信網の課金情報
    と、当該通信網の通信性能に係る情報を取得する手段
    と、 上記情報と、前記コンテンツ識別子に存在するデータ量
    を示す情報とから通信料金を算出して当該通信の転送の
    可否を決定する手段と、 転送を行うと決定したとき、最も有利なルートにあるコ
    ンテンツプレイヤ(A)のコンテンツデータ受信装置と
    前記コンテンツアドレス転送装置との間で通信セッショ
    ンを確立する手段と、 前記コンテンツプレイヤ(a)の認証に必要な情報と、
    前記サーバアドレス(addr B)を前記コンテンツデー
    タ受信装置に転送する手段と、 通信セッションを切断する手段とを有することを特徴と
    するコンテンツアドレス転送装置。
  16. 【請求項16】 コンテンツ識別子がコンテンツプレイ
    ヤ(a)から送られてきたとき、 コンテンツリゾルバにアクセスして前記コンテンツ識別
    子を基にコンテンツサーバアドレスを検索して、当該コ
    ンテンツサーバアドレス(addr B)を求める手段と、 通信網ごとの課金条件と転送決定情報を格納してあるデ
    ータベースを検索して、当該コンテンツサーバに至るル
    ートが経由する通信網の課金情報と、当該通信の転送の
    可否に係る情報を取得する手段と、 該情報と、前記コンテンツ識別子に存在するデータ量を
    示す情報とから通信料金を算出して、当該通信の転送の
    可否を判定する手段と、 転送を行うと決定したとき、最も有利なルートにあるコ
    ンテンツプレイヤ(A)のコンテンツデータ受信装置と
    前記コンテンツアドレス転送装置との間で通信セッショ
    ンを確立する手段と、 コンテンツプレイヤ(a)の認証に必要な情報と、前記
    サーバアドレス(addrB)をコンテンツデータ受信装置
    に転送する手段と、 通信セッションを切断する手段とを有することを特徴と
    するコンテンツアドレス転送装置。
  17. 【請求項17】 コンテンツアドレス転送装置からコン
    テンツプレイヤ認証に係る情報を受信したとき、コンテ
    ンツプレイヤ認証データベースを検索して、その当否を
    判定する手段と、 認証結果が可と判定されたとき、該当するサーバアドレ
    スを有するコンテンツサーバ(B)と通信セッションを
    確立する手段と、 コンテンツサーバ(B)から該当するコンテンツをダウ
    ンロードする手段と、 通信セッションを切断する手段とを含んで成ることを特
    徴とするコンテンツデータ受信装置。
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