JP2001358473A - 光ケーブルサポート - Google Patents

光ケーブルサポート

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JP2001358473A
JP2001358473A JP2000175939A JP2000175939A JP2001358473A JP 2001358473 A JP2001358473 A JP 2001358473A JP 2000175939 A JP2000175939 A JP 2000175939A JP 2000175939 A JP2000175939 A JP 2000175939A JP 2001358473 A JP2001358473 A JP 2001358473A
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optical fiber
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optical
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JP2000175939A
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Yoshinobu Kawada
良信 河田
Takeshi Ouchi
丈士 大内
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバコードを許容曲率以上に屈曲させ
ずに安定保持させることができ、かつ、装置本体の前面
側でコネクタの挿抜や保守および回線増設などを容易に
行うことができ、作業性が向上すると共に装置設置面積
を少なくすることが可能な光ケーブルサポートを得るこ
とにある。 【解決手段】 光ファイバコード接続機器の装置本体と
なるユニット搭載枠1の前方に突出するサポート部材1
8〜21と、このサポート部材18〜21に支持され、
回路基板12a〜12dの前方に対応位置する複数のケ
ーブルガイド22,23とを備え、ケーブルガイド2
2,23には、光ファイバコード15a〜15dを一定
の曲率で沿わせる湾曲ガイド面22a,23aを形成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば通信機器
の回路系統に接続する光ファイバコードを、前記回路系
統に対する所定の導入・導出方向にガイドして支持する
光ケーブルサポートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開平5−299853号
公報に開示された従来の光ケーブルサポートを示す斜視
図である。図において、1は通信機器を構成するユニッ
トを収納するユニット搭載枠であり、このユニット搭載
枠1は図示しないラックに積層される。2は前記ユニッ
ト搭載枠1の背面側に一体的に設けられたケーブルサポ
ートであり、このケーブルサポート2は、前記ユニット
搭載枠1の背面から後方に突出する複数の第1サポート
部材2aと、これらの第1サポート部材2aの先端に跨
って着脱可能に横架固定された第2サポート部材2bと
から構成されている。3aは前記第1サポート部材2a
に設けられたケーブル包縛用の角孔、3bは前記第2サ
ポート部材2bに設けられたケーブル包縛用の角孔、4
は前記第2サポート部材2bに対し垂直方向に設けられ
た光ケーブル余長収納部材であり、この光ケーブル余長
収納部材4は、前記第2サポート部材2bを光ファイバ
コード導入用とする場合にその第2サポート部材2bに
取り付けられるものである。5a,5bは前記光ケーブ
ル余長収納部材4に設けられた上下の光ファイバコード
巻回用のサドル、6は前記ユニット搭載枠1内に導入す
る第1のケーブル(例えば、光ファイバケーブル)、7
は同じく前記ユニット搭載枠1内に導入する第2のケー
ブル(例えば、電気ケーブル)である。
【0003】次に動作について説明する。まず、ユニッ
ト搭載枠1内に第1,第2のケーブル6,7を導入する
際、ラックの側面に沿って上下方向に配列された第1の
ケーブル6は、前記ユニット搭載枠1背面側の第1サポ
ート部材2a上に支持させながら前記ユニット搭載枠1
内に背面側から導入され、該ユニット搭載枠1内の電子
回路ユニットに接続される。また、前記ラックの背面に
沿ってすだれ状に配列された第2のケーブル7は、前記
第1サポート部材2a先端の第2サポート部材2b上に
支持させながら前記ユニット搭載枠1内に背面側から導
入され、該ユニット搭載枠1内に電子回路ユニットに接
続される。
【0004】ここで、前記第1のケーブル6が光ファイ
バケーブルであって、その余長収納処理を行う際には、
第2サポート部材2bに光ケーブル余長収納部材4を取
り付ける一方、前記光ファイバケーブル6の被覆を剥が
し、その光ファイバコード(光ファイバケーブルと同一
符号を付す)6を前記光ケーブル余長収納部材4の上下
のサドル5a,5bに巻き付けることにより、前記光フ
ァイバコード6の余長部を大きな曲率半径で保持させた
後、ユニット機器の光コネクタに接続される。また、電
気ケーブルである前記第2のケーブル7は、必要に応じ
第1,第2サポート部材2a,2bの角孔3a,3bを
通じてタイラップ等の手段で包縛・固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ケーブルサポ
ートは以上のように構成されているので、ユニット搭載
枠1の背面側に設けられ、電気ケーブルを主な対象とし
て設計されたケーブルサポート2を利用して光ケーブル
余長収納部材4を付加的に設けているにすぎず、このた
め、前記ユニット搭載枠1内の電子回路ユニットの背面
側は、前記光ケーブル余長収納部材4に束ねられた光フ
ァイバコード6によって塞がれ、前記ユニット搭載枠1
の裏面側に実装される他のユニットや他の装置とのイン
タフェース用ケーブルと干渉することが多く、コネクタ
の挿抜操作が困難となり、保守のための作業性が低下す
るという課題があった。また、前記光ケーブル余長収納
部材4に束ねられた光ファイバコード6は、該光ファイ
バコード6同士もしくは該光ファイバコード6と前記イ
ンタフェース用ケーブルとの絡み付きなどによって、許
容曲率以上に屈曲し、該屈曲による弊害が起こり易いと
いう課題があった。さらに、通信機器の回線増設時に
は、通信機器用装置の背面側にコネクタ挿抜操作や保守
のためのスペースを格別に確保する必要があり、装置設
置面積が多く、さらに、前記光ケーブル余長収納部材4
には複数回線分の光ファイバコード6の余長部が環状に
束ねられているため、回線の入れ替えや遮断を行う際
に、所定の光ファイバコードのみを容易に脱着すること
ができないという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、光ファイバコードが許容曲率以上
に屈曲するようなことがなく、該光ファイバコードを整
然と安定保持させることができ、かつ、装置本体の前面
側でコネクタの挿抜や保守および回線増設などを容易に
行うことができ、作業性が向上すると共に装置設置面積
を少なくすることが可能な光ケーブルサポートを得るこ
とを目的とする。
【0007】また、この発明は、装置本体前面側での作
業性をさらに向上させることができる光ケーブルサポー
トを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ケーブ
ルサポートは、光ファイバコード接続機器の装置本体に
挿入セットされた複数の回路基板にコネクタ接続されて
該回路基板の前面から延出する光ファイバコードを支持
するための光ケーブルサポートにおいて、前記装置本体
側に連結され、該装置本体の前方に突出するサポート部
材と、このサポート部材に支持され、前記回路基板の前
方に対応位置する複数のケーブルガイドとを備え、前記
ケーブルガイドには、前記光ファイバコードを一定の曲
率で沿わせる湾曲ガイド面が形成されているものであ
る。
【0009】この発明に係る光ケーブルサポートのサポ
ート部材は、平面L字形状に形成されて一端部が装置本
体側に連結された片持ち構造となっているものである。
【0010】この発明に係る光ケーブルサポートのケー
ブルガイドは、サポート部材に対し横方向へスライド可
能に取り付けられているものである。
【0011】この発明に係る光ケーブルサポートは、ケ
ーブルガイドの湾曲ガイド面の両側に、該湾曲ガイド面
上の光ファイバコードの逸脱を防止する逸脱防止部が設
けられているものである。
【0012】この発明に係る光ケーブルサポートケーブ
ルガイドは易滑性の軸受を有しているものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による光
ケーブルサポートを備えたユニット搭載枠を示す斜視
図、図2は図1の要部拡大斜視図、図3は図1および図
2中のケーブルガイドと軸受部材の分解斜視図、図4は
図1および図2の動作説明を兼ねた部分的な縦断側面
図、図5は図2の平面図であり、図6と同一または相当
部分には同一符号を付して説明する。図において、10
は通信機器のような光ファイバコード接続機器の装置本
体となるユニット搭載枠1に設けられた上下複数段(図
示では4段構成)の基板収納部であり、この基板収納部
10は、図示しない縦方向の仕切板と各段毎の基板保持
レール11とから構成されている。12a〜12dは前
記ユニット搭載枠10の前面側から前記基板収納部10
に挿抜可能に収納されて前記基板保持レール11で保持
された複数の回路基板であり、これらの回路基板12a
〜12dは、前記基板収納部10の各段において横方向
に配列収納された状態となっている。
【0014】13は前記回路基板12a〜12dのそれ
ぞれの前面に設けられた基板側コネクタ、14は前記回
路基板12a〜12dのそれぞれの前面における前記基
板側コネクタ13との離間位置に設けられたエジェクタ
であり、このエジェクタ14は、前記回路基板12a〜
12dを所定の収納位置でロックして前記基板収納部1
0から抜け出さないように機能するものである。15a
〜15dは光ファイバコード、16はそれらの光ファイ
バコード15a〜15dに接続実装されたコード側コネ
クタであり、このコード側コネクタ16を前記基板側コ
ネクタ13に挿抜可能に差し込み接続することで、前記
回路基板12a〜12dに光ファイバコード15a〜1
5dが接続されている。
【0015】17は前記基板収納部10の一側部に配置
されて前記ユニット搭載枠1側に固定された支柱状のサ
ポート保持部材、18〜21はそのサポート保持部材1
7に基端が一体的に連結されて前方に突出するサポート
部材であり、これらのサポート部材18〜21は、それ
ぞれ90゜角に屈曲して前記各段の回路基板12a〜1
2dの下部前方に延出する先端側屈曲部18a〜21a
を有しており、それらの先端側屈曲部18a〜21a
は、前記基板収納部10の前面との間に手が入る間隔で
該基板収納部10の前方離間位置に保持されている。し
たがって、前記各サポート部材18〜21は平面L字形
状に形成され、その片側端部が前記サポート保持部材1
7に連結された片持ち構造となっている。
【0016】22,23は前記各サポート部材18〜2
1の先端側屈曲部18a〜21aに軸受24を介して左
右横横行へスライド可能に2個ずつ取り付けられたケー
ブルガイドであり、これらのケーブルガイド22,23
は、前記回路基板12a〜12dにコネクタ接続された
光ファイバコード15a〜15dを一定の曲率で沿わせ
るための湾曲ガイド面22a,23aを有しており、そ
の湾曲ガイド面22a,23aの両側には、該湾曲ガイ
ド面22a,23a上から光ファイバコード15a〜1
5bが逸脱するのを防止する円弧状の逸脱防止片部(逸
脱防止部)22b,23bが一体形成され、かつ、前記
逸脱防止片部22b,23bの下端には相対方向に屈曲
する屈曲片部22c,23cが一体形成されている。
【0017】前記軸受24は、図3に示すように2分割
され、それぞれが略L形状をなす一対の軸受部材24
a,24bからなるもので、それらの軸受部材24a,
24bを角筒状に組合せ合体させて前記各ケーブルガイ
ド22,23の角穴に着脱可能に取り付けられている。
ここで、前記軸受部材24a,24bは、前記サポート
部材18〜21との摩擦抵抗が小さく、前記ケーブルガ
イド22,23のスライドに適した材料、例えばジュラ
コン等のような易滑性の材料からなっている。
【0018】25は前記各サポート部材18〜21の先
端側屈曲部18a〜21aに嵌め込まれて前記ケーブル
ガイド22,23の相互間に介在させたスペーサであ
り、このスペーサ25は、前記ケーブルガイド22,2
3の少なくとも一方を移動させた時に、その両者が例え
ば15mm以上近づかないようにするストッパ機能を果
たすものである。
【0019】次に動作について説明する。ユニット搭載
枠1の前面側から基板収納部10に収納され、かつエジ
ェクタ14でロックされた回路基板12a〜12dの前
面に光ファイバコード15a〜15dをコネクタ接続し
た後、その光ファイバコード15a〜15dをケーブル
ガイド22,23の湾曲ガイド面22a,23aに沿わ
せる。この場合、図2に示すように、横方向に隣り合う
2本の光ファイバコード15a,15bを一組として一
方のケーブルガイド22の湾曲ガイド面22aに沿わ
せ、他の2本の光ファイバコード15c,16dを一組
として他方のケーブルガイド23の湾曲ガイド面23a
に沿わせることにより、各段の回路基板12a〜12d
からの光ファイバコード15a〜15dを、各段のケー
ブルガイド22,23のそれぞれの湾曲ガイド面22
a,23aに沿って下方へすだれ状に引き回す。この
時、最上段サポート部材18のケーブルガイド22,2
3から垂れ下がる光ファイバコード15a,15bおよ
び15c,15dは次段サポート部材19のケーブルガ
イド22,23に沿わせ、同様にして、順次下段のサポ
ート部材20,21のケーブルガイド22,23に上段
側からの光ファイバコード15a〜15dを沿わせる。
【0020】次に、回路基板12a〜12dの取り外し
について説明する。まず、回路基板12a,12bの基
板側コネクタ13からコード側コネクタ16を引き抜い
た後、ケーブルガイド22を、正規の位置である回路基
板12aと12bとの間の中心位置から左方向に移動さ
せる。このとき、前記ケーブルガイド22と共に光ファ
イバコード12a,12bが移動する。これにより、前
記回路基板12a,12bの引き出し方向、すなわち該
回路基板12a,12bの前方が開放される。そこで、
エジェクタ14を図4の実線位置に回動操作して該エジ
ェクタ14による前記回路基板12a,12bのロック
を解除した後、それらの回路基板12a,12bを図4
に仮想線で示す方向に引き抜く。なお、他の回路基板1
2c,12dを取り外す場合は、他の回路基板12c,
12dの基板側コネクタ13からコード側コネクタ16
を引き抜き、もう一方のケーブルガイド23を、正規の
位置である回路基板12cと12dとの間の中心位置か
ら右方向に移動させた後、上述の場合と同様に前記回路
基板12c,12dを引き抜く。なお、前記回路基板1
2a,12bおよび12c,12dを装着する場合に
は、上記引き抜き時の場合と逆の手順で行う。
【0021】以上説明した実施の形態1によれば、ユニ
ット搭載枠1の前面側から基板収納部10に収納されて
横方向に配列保持された複数の回路基板12a〜12d
の前方離間位置に、前記ユニット搭載枠1側のサポート
保持部材17と一体のサポート部材18〜21によって
左右横方向へスライド可能に支持された複数のケーブル
ガイド22,23を配置し、これらのケーブルガイド2
2,23に形成された湾曲ガイド面22a,23aに対
し前記回路基板12a〜12dにコネクタ接続された光
ファイバコード15a〜15dを沿わせるように構成し
たので、前記湾曲ガイド面22a,23aによって、前
記光ファイバコード15a〜15dを一定の曲率で保持
することができ、このため、前記光ファイバコード15
a〜15dの過酷な屈曲を防止することができ、その過
酷な屈曲に起因した光ファイバコード15a〜15dの
損傷を防止することが可能となって、該光ファイバコー
ド15a〜15dの安定保持を実現できるという効果が
ある。
【0022】また、前記ケーブルガイド22,23の1
個に対して互いに隣り合う複数本の光ファイバコード1
5a,15bおよび15c,15dを保持させることが
でき、このため、回路基板12a〜12dにコネクタ接
続された光ファイバコード15a〜15dの本数に比し
てケーブルガイド22,23の個数を少なくできるとい
う効果がある。
【0023】さらに、前記ケーブルガイド22,23
は、サポート部材18の先端側屈曲部18aに沿って左
右横方向へスライド可能となっているので、回路基板1
2a〜12dの引き出し時には、前記ケーブルガイド2
2,23を左右いずれかの方向に移動させることで、前
記回路基板12a〜12dの引き出し方向となる前方が
前記ケーブルガイド22,23および光ファイバコード
15a〜15dで遮られないように前記回路基板12a
〜12dの前方を開放することができ、このため、引き
出し時の回路基板12a〜12dがケーブルガイド22
や光ファイバコード15a〜15dに干渉するようなこ
とがなくなって、回路基板12a〜12dの引き出し作
業を容易に行うことができ、作業性が向上するという効
果がある。
【0024】しかも、前記ケーブルガイド22,23に
おける湾曲ガイド面22a,23aの両側には逸脱防止
片部22b,23bが一体形成されているので、前記湾
曲ガイド面22a,23aに沿わせた光ファイバコード
12a〜12dが前記湾曲ガイド面22a,23aから
逸脱するようなことがなく、このため、前記ケーブルガ
イド22,23のスライド時に該ケーブルガイド22,
23と共に前記光ファイバコード12a〜12dを移動
させることができるという効果がある。
【0025】さらに、前記ケーブルガイド22,23を
保持するサポート部材18〜21は、それぞれが平面L
字形状に形成され、その一端がサポート保持部材17に
連結された片持ち構造となっており、かつ、前記各ケー
ブルガイド22,23の先端側屈曲部18a〜21aが
基板収納部10の回路基板12a〜12dの前方離間位
置に延出するように構成したので、前記回路基板12a
〜12dの前面と前記ケーブルガイド22,23の先端
側屈曲部18a〜18dとの間に、該ケーブルガイド2
2,23の前記サポート保持部材27との連結部と反対
側から手を入れることができ、これにより、エジェクタ
14の操作およびコード側コネクタ16挿抜操作ならび
に回路基板12a〜12dの保守点検等を前記回路基板
12a〜12dの前面側から容易に行うことができると
いう効果がある。
【0026】さらに、前記ケーブルガイド22,23は
易滑性の軸受24を有しているので、前記ケーブルガイ
ド22,23をスムーズにスライドさせることができる
という効果がある。さらには、前記軸受24が2分割一
対の軸受部材24a,24bからなって着脱可能となっ
ているので、前記軸受24を必要に応じて材質が異なる
他の軸受部材と容易に交換することができるという効果
がある。さらに、前記軸受部材24a,24bの材質を
ジュラコンとすることでコスト低減を図ることができ
る。
【0027】実施の形態2.上記実施の形態1では、ケ
ーブルガイド22,23の軸受部材24a,24bの材
質をジュラコンとしたが、その軸受部材24a,24b
は、ジュラコン以外の樹脂や含油メタル等であってもよ
く、また、サポート部材18〜21の先端側屈曲部18
a〜21aの表面に貼り付けた滑性テープとの組み合せ
とし、その滑性テープによって滑り易くしたものであっ
てもよく、この場合も前記実施の形態1の場合と同様に
ケーブルガイド22,23をスムーズにスライドさせる
ことができるという効果がある。なお、サポート部材1
8〜21は断面形状が特定されるものではなく、ケーブ
ルガイド22,23を回り止めできる断面形状のもので
あればよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、光フ
ァイバコード接続機器の装置本体に挿入セットされた複
数の回路基板の前方離間位置に、前記装置本体側に連結
されたサポート部材を突出させ、このサポート部材に対
し前記回路基板の前方に対応位置する複数のケーブルガ
イドを設け、このケーブルガイドには、前記回路基板に
コネクタ接続されて前方に延出する光ファイバコードを
一定の曲率で沿わせる湾曲ガイド面を形成するように構
成したので、前記光ファイバコードが許容曲率以上に屈
曲したり他のインタフェース用ケーブルなどと干渉した
りすることのないように前記光ファイバコードを前記ケ
ーブルガイドによって安定保持させることが可能で、し
かも、回路基板の前面側からコネクタの挿抜操作や保守
および回線増設等を行うことができ、作業性が向上する
と共に装置設置面積を少なくできるという効果がある。
【0029】この発明によれば、サポート部材を平面L
字形状に形成し、その一端部のみを装置本端側に連結し
て前記サポート部材が片持ち構造となるように構成した
ので、装置本体の挿入セットされた回路基板の前面と前
記サポート部材との間に、該サポート部材における前記
装置本体側との非連結側から手を差し入れることがで
き、このため、コネクタの挿抜操作や保守および回線増
設等の作業を容易に行うことができるという効果があ
る。
【0030】この発明によれば、サポート部材に対し回
路基板の前方離間位置でケーブルガイドを、該ケーブル
ガイドの湾曲ガイド面に沿わせた光ファイバコードと共
に横方向へスライド可能に取り付けるように構成したの
で、回路基板の引き出し時に該回路基板が前記ケーブル
ガイドや光ファイバコードと干渉しないように前記ケー
ブルガイドをスライド移動させることができ、前記回路
基板の挿抜作業を容易に行うことができるという効果が
ある。
【0031】この発明によれば、ケーブルガイドにおけ
る湾曲ガイド面の両側に、該湾曲ガイド面上から光ファ
イバコードが逸脱するのを防止するための逸脱防止部を
設けるように構成したので、前記湾曲ガイド面に沿わせ
た光ファイバコードを安定保持させることができ、特
に、前記ケーブルガイドのスライド時に該ケーブルガイ
ドと共に前記光ファイバコードをスムーズに移動させる
ことができるという効果がある。
【0032】この発明によれば、ケーブルガイドが易滑
性の軸受を有するように構成したので、前記ケーブルガ
イドとサポート部材の摩擦抵抗が小さくなって前記ケー
ブルガイドを容易にスライドさせることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による光ケーブルサ
ポートを備えたユニット搭載枠を示す斜視図である。
【図2】 図1の要部拡大斜視図である。
【図3】 図1および図2中のケーブルガイドと軸受部
材の分解斜視図である。
【図4】 図1および図2の動作説明を兼ねた部分的な
縦断側面図である。
【図5】 図2の平面図である。
【図6】 従来の光ケーブルサポートを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ユニット搭載枠、10 基板収納部、11 基板保
持レール、12a〜12d 回路基板、13 基板側コ
ネクタ、14 エジェクタ、15a〜15d光ファイバ
コード、16 コード側コネクタ、17 サポート保持
部材、18〜21 サポート部材、18a〜21a 先
端側屈曲部、22,23 ケーブルガイド、22a,2
3a 湾曲ガイド面、22b,23b 逸脱防止片部
(逸脱防止部)、22c,23c 屈曲片部、24軸
受、24a,24b 軸受部材、25 スペーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H038 CA34 CA38 4E352 AA08 AA16 BB02 BB11 CC02 DD04 DD15 DR02 DR19 GG12 GG15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバコード接続機器の装置本体に
    挿入セットされた複数の回路基板にコネクタ接続されて
    該回路基板の前面から延出する光ファイバコードを支持
    するための光ケーブルサポートにおいて、前記装置本体
    側に連結され、該装置本体の前方に突出するサポート部
    材と、このサポート部材に支持され、前記回路基板の前
    方に対応位置する複数のケーブルガイドとを備え、前記
    ケーブルガイドには、前記光ファイバコードを一定の曲
    率で沿わせる湾曲ガイド面が形成されていることを特徴
    とする光ケーブルサポート。
  2. 【請求項2】 サポート部材は平面L字形状に形成さ
    れ、その一端部が装置本体側に連結された片持ち構造と
    なっていることを特徴とする請求項1記載の光ケーブル
    サポート。
  3. 【請求項3】 ケーブルガイドは、サポート部材に対し
    横方向へスライド可能に取り付けられていることを特徴
    とする請求項1記載の光ケーブルサポート。
  4. 【請求項4】 ケーブルガイドの湾曲ガイド面の両側に
    は、該湾曲ガイド面上の光ファイバコードの逸脱を防止
    する逸脱防止部が設けられていることを特徴とする請求
    項1または請求項3記載の光ケーブルサポート。
  5. 【請求項5】 ケーブルガイドは易滑性の軸受を有して
    いることを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4の
    うちのいずれか1項記載の光ケーブルサポート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100425697B1 (ko) * 2000-12-29 2004-04-03 엘지전자 주식회사 광케이블 분류 및 고정용 쉘프

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