JP2001358300A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2001358300A
JP2001358300A JP2000176041A JP2000176041A JP2001358300A JP 2001358300 A JP2001358300 A JP 2001358300A JP 2000176041 A JP2000176041 A JP 2000176041A JP 2000176041 A JP2000176041 A JP 2000176041A JP 2001358300 A JP2001358300 A JP 2001358300A
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Katsuaki Aizawa
克明 相澤
Kazuhiro Kitani
和弘 木谷
Masayasu Kusakari
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気等によるMOSトランジスタのゲート
酸化膜の破壊を防止する保護回路を備えた半導体集積回
路装置において、出力回路の特性を変えずに、保護回路
を構成する保護用トランジスタの破壊を有効に防止する
こと。 【解決手段】 マスタースライス方式のI/O回路にお
いて、内部回路20に対する保護回路を、PチャネルM
OSトランジスタ21、抵抗素子25,26およびNチ
ャネルMOSトランジスタ22よりなる保護素子列2を
複数並列に接続可能な状態で配置し、所望の駆動能力に
応じて適当数の保護素子列2を並列に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に関し、特にマスタースライス方式の半導体集積回路
装置のI/O回路に適用して有用な技術に関する。
【0002】一般に、CMOSで構成された半導体集積
回路装置では、I/O回路を静電破壊から保護するため
に保護回路が設けられている。この保護回路をCMOS
トランジスタで構成した場合、保護回路のMOSトラン
ジスタが静電気により破壊されるおそれがあるため、保
護回路のMOSトランジスタを保護する素子がさらに必
要となる。
【0003】
【従来の技術】図23は、従来の保護回路を備えたI/
O回路を示す回路図である。このI/O回路は、Pチャ
ネルMOSトランジスタ11、NチャネルMOSトラン
ジスタ12および入力バッファ13により構成されてい
る。PチャネルMOSトランジスタ11のゲート端子と
NチャネルMOSトランジスタ12のゲート端子には内
部回路10の出力信号が供給される。
【0004】PチャネルMOSトランジスタ11のドレ
イン端子とNチャネルMOSトランジスタ12のドレイ
ン端子は、信号線18を介してパッド19に共通接続さ
れている。PチャネルMOSトランジスタ11のソース
端子およびNチャネルMOSトランジスタ12のソース
端子には、それぞれ第1の電源電圧VDDおよび第2の
電源電圧VSS(VSS<VDD)が印可されている。
入力バッファ13の入力端子および出力端子は、それぞ
れパッド19および内部回路10に接続されている。
【0005】図23に示す構成のI/O回路の作用につ
いて説明する。たとえば、第1の電源電圧VDDを基準
電位として、静電気等により第1の電源電圧VDD以上
の過大な高電圧がパッド19に印可されたとする。その
場合、PチャネルMOSトランジスタ11の図示しない
寄生ダイオードおよびPチャネルMOSトランジスタ1
1がオン状態となる。それによって、入力された過大な
高電圧は第1の電源電圧VDDに制限されて内部回路1
0に入力される。
【0006】一方、たとえば第2の電源電圧VSSを基
準電位として、それよりも負方向に過大な高電圧がパッ
ド19に印可された場合も同様である。すなわち、その
場合には、NチャネルMOSトランジスタ12の図示し
ない寄生ダイオードおよびNチャネルMOSトランジス
タ12がオン状態となる。それによって、内部回路10
に印可される電圧は第2の電源電圧VSSとなる。
【0007】このように、PチャネルMOSトランジス
タ11とNチャネルMOSトランジスタ12は、内部回
路10に第1の電源電圧VDDを超える過大な電圧、ま
たは第2の電源電圧VSSを負方向に超える過大な電圧
が印可されるのを防ぐ保護回路として動作する。
【0008】また、図23に示す構成の回路では、パッ
ド19に接続された信号線18と、PチャネルMOSト
ランジスタ11のドレイン端子、またはNチャネルMO
Sトランジスタ12のドレイン端子との間には、それぞ
れ図示しない寄生抵抗がある。この寄生抵抗は、パッド
19に、第1の電源電圧VDDよりも正方向に過大な電
圧が印可されたときに、PチャネルMOSトランジスタ
11およびその寄生ダイオードに直接、過大レベルの入
力電圧が印加されるのを防ぐ保護素子として機能する。
【0009】この保護素子がない場合には、Pチャネル
MOSトランジスタ11およびその寄生ダイオードに直
接、過大レベルの入力電圧が印加されてしまい、それに
よってリーク電流が流れてICが劣化してしまう。パッ
ド19に、第2の電源電圧VSSよりも負方向に過大な
電圧が印可された場合も同様である。すなわち、寄生抵
抗によりNチャネルMOSトランジスタ12およびその
寄生ダイオードに直接、過大レベルの入力電圧が印加さ
れるのを防いでいる。
【0010】しかしながら、近年、ICの急激な微細化
または高速化を図るため、シリサイドプロセスの適用に
より、トランジスタのソースまたはドレインの寄生抵抗
は小さく抑えられている。そのため、寄生抵抗の大きさ
が、PチャネルMOSトランジスタ11またはNチャネ
ルMOSトランジスタ12のゲート酸化膜を保護するに
は十分でなくなってきている。
【0011】そこで、近時のI/O回路では、図24に
示すように、信号線18と、PチャネルMOSトランジ
スタ11のドレイン端子、またはNチャネルMOSトラ
ンジスタ12のドレイン端子との間に、ゲートと同じポ
リシリコンにより作製された抵抗15,16が挿入され
ている。これらの抵抗15,16の大きさは数十Ω程度
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に駆
動能力の大きいI/O回路において数十Ω程度の抵抗1
5,16を挿入すると、それらの抵抗15,16を流れ
る電流による電圧降下によってパッド19からの出力レ
ベルが変化してしまい、出力特性の劣化を招くという問
題点がある。たとえば、抵抗15,16の抵抗値が50
Ωで、かつ出力12mAの電流を流す出力回路の場合に
は、その電圧降下による出力レベルの変動量は1.2V
にもなってしまう。そのため、このような保護回路を有
するI/O回路では、それにつながる別の回路を駆動す
る場合、不利な特性となってしまう。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、出力回路の特性を変えることなく、静電気
等によるゲート酸化膜の破壊を防止するための保護回路
の保護用トランジスタの破壊を有効に防止することがで
きる半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる半導体集積回路装置は、マスタース
ライス方式のI/O回路において、内部回路に対する保
護回路を、PチャネルMOSトランジスタ、抵抗素子お
よびNチャネルMOSトランジスタよりなる保護素子列
を複数並列に接続可能な状態で配置し、所望の駆動能力
に応じて適当数の保護素子列を並列に接続するようにし
たものである。
【0015】図1は、本発明にかかる半導体集積回路装
置の原理を示す回路図である。この半導体集積回路装置
は、マスタースライス方式のI/O回路であり、内部回
路20とパッド29との間に複数の保護素子列2,2,
・・・が配置された構成となっている。そして、このI
/O回路では、所望の駆動能力を得るために、配線の接
続パターンを変更して適当数の保護素子列2,2,・・
・を並列に接続することができるようになっている。図
1には、適当数の保護素子列2,2,・・・が並列に接
続された状態が示されている。なお、図1おいて符号2
3は入力バッファである。
【0016】各保護素子列2の構成は同じである。保護
素子列2は、PチャネルMOSトランジスタ21、2個
の抵抗素子25,26およびNチャネルMOSトランジ
スタ22を備えている。PチャネルMOSトランジスタ
21のソース端子は、第1の電源電圧VDDを供給する
第1の電源電圧端子に接続される。PチャネルMOSト
ランジスタ21のゲート端子は、内部回路20の出力端
子に接続される。PチャネルMOSトランジスタ21の
ドレイン端子は、第1の抵抗素子25の一端に接続され
る。
【0017】第1の抵抗素子25の他端は、パッド29
に接続された信号線28および第2の抵抗素子26の一
端に接続される。第2の抵抗素子26の他端は、Nチャ
ネルMOSトランジスタ22のドレイン端子に接続され
る。NチャネルMOSトランジスタ22のゲート端子
は、PチャネルMOSトランジスタ21のゲート端子と
ともに内部回路20の出力端子に共通接続される。Nチ
ャネルMOSトランジスタ22のソース端子は、第2の
電源電圧VSS(VSS<VDD)を供給する第2の電
源電圧端子に接続される。
【0018】第1の抵抗素子25および第2の抵抗素子
26は、半導体基板に形成された拡散抵抗により構成さ
れていてもよいし、ポリシリコンで構成された抵抗であ
ってもよいし、半導体基板に形成されたウェル抵抗によ
り構成されていてもよい。また、すべての保護素子列
2、内部回路20およびパッド29は同一の半導体基板
上に形成されている。
【0019】本発明にかかる半導体集積回路装置は、配
線パターンを変更することにより、上述した構成のI/
O回路を得ることができる構成となっている。そのた
め、本発明によれば、保護素子列2,2,・・・を適当
数並列に接続することによって、所望の駆動能力を得る
ことができる。
【0020】そして、静電気等によりパッド29に正方
向に過大な高電圧が印可されても、PチャネルMOSト
ランジスタ21には、抵抗素子25による電圧降下分だ
け入力電圧レベルよりも低い電圧が印可されることにな
る。パッド29に負方向に過大な高電圧が印可された場
合も同様であり、NチャネルMOSトランジスタ22に
は、抵抗素子26による電圧降下分だけ入力電圧レベル
よりも低い電圧が印可される。したがって、保護素子列
2の各MOSトランジスタ21,22の破壊を防ぐこと
ができる。
【0021】さらには、複数の保護素子列2,2,・・
・が並列接続されていることによって、各保護素子列2
における抵抗素子25,26の抵抗値を、MOSトラン
ジスタ21,22の破壊を防ぐのに十分な大きさにして
も、保護回路全体としての抵抗値は小さくなる。したが
って、パッド29からの出力レベルの変動を抑えること
ができるので、出力特性を劣化させずに済む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態にか
かる半導体集積回路装置について図面を参照しつつ説明
する。
【0023】(実施の形態1)図2は、本発明にかかる
半導体集積回路装置の実施の形態1を示す回路図であ
る。実施の形態1は、図2に示すように、マスタースラ
イス方式のI/O回路においてたとえば7列の保護素子
列2を並列に接続することができる構成となっているも
のである。つまり、この半導体集積回路装置は、互いに
並列に接続が可能な保護素子列2をたとえば7列以上備
えていることになる。この半導体集積回路装置の詳細な
構成は、図1に関連して説明した原理構成と同じである
ので、図1と同じ構成については同一の符号を付して重
複する説明を省略する。
【0024】なお、図2には、すでに配線によりたとえ
ば7列の保護素子列2が並列に接続された状態が示され
ている。図2において、あらかじめ保護素子列2が8列
以上設けられていた場合の残りの保護素子列については
図示されていない。
【0025】実施の形態1によれば、半導体集積回路装
置は、所望の駆動能力に応じて配線パターンを変更する
ことにより7列の保護素子列2,2,・・・を並列に接
続することができる構成となっているため、7列の保護
素子列2,2,・・・を並列に接続することによって第
1の抵抗素子25および第2の抵抗素子26がそれぞれ
7個ずつ並列に接続されることになる。
【0026】そのため、それら抵抗素子25,26の抵
抗値を、各保護素子列2のMOSトランジスタ21,2
2の破壊を防ぐのに十分な大きさにしても、保護回路全
体としての抵抗値は第1の抵抗素子25または第2の抵
抗素子26のそれぞれ7分の1となる。したがって、外
部への出力特性を劣化させることなく、各保護素子列2
を構成するMOSトランジスタ21,22の破壊を防ぐ
ことができる。
【0027】なお、本発明は上述した実施の形態1に限
らず、種々変更可能である。たとえば、各保護素子列2
において、図3に示すように、NチャネルMOSトラン
ジスタ22と信号線28との間にのみ抵抗素子26を設
けてもよいし、あるいは、図4に示すように、Pチャネ
ルMOSトランジスタ21と信号線28との間にのみ抵
抗素子25を設けてもよい。
【0028】図3に示す構成のI/O回路では、Nチャ
ネルMOSトランジスタ22が負方向に過大な高電圧の
印可により破壊されやすい場合に有効である。図4に示
す構成のI/O回路では、PチャネルMOSトランジス
タ21が正方向に過大な高電圧の印可により破壊されや
すい場合に有効である。
【0029】(実施の形態2)図5は、本発明にかかる
半導体集積回路装置の実施の形態2を示す回路図であ
る。図5に示すように、実施の形態2は、図2に示す実
施の形態1において、各保護素子列2に2個のPN接合
ダイオード(以下、ダイオードとする)31,32より
なる電流パスを付加したものである。その他の構成は実
施の形態1と同じであるため、実施の形態1と同じ構成
については同一の符号を付して説明を省略する。
【0030】各保護素子列2において、第1のダイオー
ド31のアノード端子は、保護素子列2と信号線28と
の接続点に接続される。第1のダイオード31のカソー
ド端子は、第1の電源電圧VDDを供給する第1の電源
電圧端子に接続される。また、第2のダイオード32の
アノード端子は、第2の電源電圧VSSを供給する第2
の電源電圧端子に接続される。第2のダイオード32の
カソード端子は、保護素子列2と信号線28との接続点
に接続される。これら第1および第2のダイオード3
1,32は内部回路20や保護素子列2などと同じ半導
体基板上に形成される。
【0031】実施の形態2によれば、パッド29に正方
向に過大な高電圧が印可された場合、第1のダイオード
31に電流が流れる。一方、パッド29に負方向に過大
な高電圧が印可された場合には、第2のダイオード32
に電流が流れる。したがって、実施の形態1よりもさら
に有効に、各保護素子列2を構成するMOSトランジス
タ21,22の破壊を防ぐことができる。
【0032】なお、各保護素子列2において、図6に示
すように、NチャネルMOSトランジスタ22側にのみ
ダイオード32を設けてもよいし、あるいは、図7に示
すように、PチャネルMOSトランジスタ21側にのみ
ダイオード31を設けてもよい。また、NチャネルMO
Sトランジスタ22側にのみ抵抗素子26を設けた構成
の保護素子列2において、図8に示すように、第1およ
び第2のダイオード31,32を付加してもよいし、図
9に示すように、NチャネルMOSトランジスタ22側
にのみダイオード32を設けてもよいし、図10に示す
ように、PチャネルMOSトランジスタ21側にのみダ
イオード31を設けてもよい。
【0033】同様に、PチャネルMOSトランジスタ2
1側にのみ抵抗素子25を設けた構成の保護素子列2に
おいて、図11に示すように、第1および第2のダイオ
ード31,32を付加してもよいし、図12に示すよう
に、NチャネルMOSトランジスタ22側にのみダイオ
ード32を設けてもよいし、図13に示すように、Pチ
ャネルMOSトランジスタ21側にのみダイオード31
を設けてもよい。
【0034】(実施の形態3)図14は、本発明にかか
る半導体集積回路装置の実施の形態3を示す回路図であ
る。図14に示すように、実施の形態3は、図2に示す
実施の形態1において、各保護素子列2に2個のフィー
ルドトランジスタ41,42よりなる電流パスを付加し
たものである。その他の構成は実施の形態1と同じであ
るため、実施の形態1と同じ構成については同一の符号
を付して説明を省略する。
【0035】各保護素子列2において、第1のフィール
ドトランジスタ41のドレイン端子は、保護素子列2と
信号線28との接続点に接続される。第1のフィールド
トランジスタ41のソース端子は、そのゲート端子に短
絡されるとともに、第1の電源電圧VDDを供給する第
1の電源電圧端子に接続される。
【0036】また、第2のフィールドトランジスタ42
のドレイン端子は、保護素子列2と信号線28との接続
点に接続される。第2のフィールドトランジスタ42の
ソース端子は、そのゲート端子に短絡されるとともに、
第2の電源電圧VSSを供給する第2の電源電圧端子に
接続される。これら第1および第2のフィールドトラン
ジスタ41,42は内部回路20や保護素子列2などと
同じ半導体基板上に形成される。
【0037】実施の形態2によれば、パッド29に正方
向に過大な高電圧が印可された場合、第1のフィールド
トランジスタ41に電流が流れる。一方、パッド29に
負方向に過大な高電圧が印可された場合には、第2のフ
ィールドトランジスタ42に電流が流れる。したがっ
て、実施の形態1よりもさらに有効に、各保護素子列2
を構成するMOSトランジスタ21,22の破壊を防ぐ
ことができる。
【0038】なお、各保護素子列2において、図15に
示すように、NチャネルMOSトランジスタ22側にの
みフィールドトランジスタ42を設けてもよいし、ある
いは、図16に示すように、PチャネルMOSトランジ
スタ21側にのみフィールドトランジスタ41を設けて
もよい。
【0039】また、NチャネルMOSトランジスタ22
側にのみ抵抗素子26を設けた構成の保護素子列2にお
いて、図17に示すように、第1および第2のフィール
ドトランジスタ41,42を付加してもよいし、図18
に示すように、NチャネルMOSトランジスタ22側に
のみフィールドトランジスタ42を設けてもよいし、図
19に示すように、PチャネルMOSトランジスタ21
側にのみフィールドトランジスタ41を設けてもよい。
【0040】同様に、PチャネルMOSトランジスタ2
1側にのみ抵抗素子25を設けた構成の保護素子列2に
おいて、図20に示すように、第1および第2のフィー
ルドトランジスタ41,42を付加してもよいし、図2
1に示すように、NチャネルMOSトランジスタ22側
にのみフィールドトランジスタ42を設けてもよいし、
図22に示すように、PチャネルMOSトランジスタ2
1側にのみフィールドトランジスタ41を設けてもよ
い。
【0041】以上において本発明は、互いに並列に接続
可能な保護素子列2の数は7列に限らず、2〜6列であ
ってもよいし、8列以上であってもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、所望の駆動能力に応じ
て配線パターンを変更することにより適当数の保護素子
列を並列に接続することができる構成となっているた
め、適当数の保護素子列を並列に接続することによって
各保護素子列内の抵抗素子が複数個並列に接続されるこ
とになる。そのため、それら抵抗素子の抵抗値を、各保
護素子列を構成するMOSトランジスタの破壊を防ぐの
に十分な大きさにしても、保護回路全体としての抵抗値
は小さくなる。したがって、外部への出力特性を劣化さ
せることなく、各保護素子列を構成するMOSトランジ
スタの破壊を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体集積回路装置の原理を示
す回路図である。
【図2】本発明にかかる半導体集積回路装置の実施の形
態1を示す回路図である。
【図3】実施の形態1の第1の変形例を示す回路図であ
る。
【図4】実施の形態1の第2の変形例を示す回路図であ
る。
【図5】本発明にかかる半導体集積回路装置の実施の形
態2を示す回路図である。
【図6】実施の形態2の第1の変形例を示す回路図であ
る。
【図7】実施の形態2の第2の変形例を示す回路図であ
る。
【図8】実施の形態2の第3の変形例を示す回路図であ
る。
【図9】実施の形態2の第4の変形例を示す回路図であ
る。
【図10】実施の形態2の第5の変形例を示す回路図で
ある。
【図11】実施の形態2の第6の変形例を示す回路図で
ある。
【図12】実施の形態2の第7の変形例を示す回路図で
ある。
【図13】実施の形態2の第8の変形例を示す回路図で
ある。
【図14】本発明にかかる半導体集積回路装置の実施の
形態3を示す回路図である。
【図15】実施の形態3の第1の変形例を示す回路図で
ある。
【図16】実施の形態3の第2の変形例を示す回路図で
ある。
【図17】実施の形態3の第3の変形例を示す回路図で
ある。
【図18】実施の形態3の第4の変形例を示す回路図で
ある。
【図19】実施の形態3の第5の変形例を示す回路図で
ある。
【図20】実施の形態3の第6の変形例を示す回路図で
ある。
【図21】実施の形態3の第7の変形例を示す回路図で
ある。
【図22】実施の形態3の第8の変形例を示す回路図で
ある。
【図23】従来の保護回路を備えたI/O回路を示す回
路図である。
【図24】従来の保護回路を備えたI/O回路を示す回
路図である。
【符号の説明】
2 保護素子列 20 内部回路 21 PチャネルMOSトランジスタ 22 NチャネルMOSトランジスタ 25,26 抵抗素子 28 信号線 29 パッド 31,32 ダイオード 41,42 フィールドトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木谷 和弘 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 草苅 正健 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5F038 AV06 BH02 BH04 BH07 BH13 CA04 EZ20 5F064 AA03 BB27 BB28 CC06 CC12 CC21 CC22 DD13 DD19 DD33 FF05 FF07 FF48

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ配置された複数個のトランジ
    スタに対する配線を変更することによって所望の駆動能
    力を得ることが可能なマスタースライス方式のI/O回
    路において、 内部回路の出力信号に基づいて第1の電源電圧レベルの
    信号を出力するPチャネルMOSトランジスタ、前記出
    力信号に基づいて第2の電源電圧レベルの信号を出力す
    るNチャネルMOSトランジスタ、並びに、パッドに接
    続された信号線と前記PチャネルMOSトランジスタの
    出力端子との間に接続された第1の抵抗素子、および前
    記信号線と前記NチャネルMOSトランジスタの出力端
    子との間に接続された第2の抵抗素子のうち、一方また
    は両方の抵抗素子を備えた保護素子列を、前記内部回路
    と前記パッドとの間に、複数並列に接続可能な状態で配
    置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記各保護素子列は、前記パッドに正方
    向に過大な高電圧が印可されたときに、前記第1の電源
    電圧を供給する第1の電源電圧端子へ前記信号線から電
    流を流す電流パス、および、前記パッドに負方向に過大
    な高電圧が印可されたときに、前記第2の電源電圧を供
    給する第2の電源電圧端子から前記信号線へ電流を流す
    電流パスのうち、一方または両方の電流パスを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記電流パスは、PN接合ダイオード、
    またはフィールドトランジスタで構成されたダイオード
    により形成されていることを特徴とする請求項2に記載
    の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の抵抗素子および前記第2の抵
    抗素子は、半導体基板に形成された拡散抵抗、ポリシリ
    コンで構成された抵抗、または半導体基板に形成された
    ウェル抵抗により構成されていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記各保護素子列、前記内部回路、前記
    電流パスおよび前記パッドは同一の半導体基板上に形成
    されていることを特徴とする請求項3または4に記載の
    半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 あらかじめ配置された複数個のトランジ
    スタに対する配線を変更することによって所望の駆動能
    力を得ることが可能なマスタースライス方式のI/O回
    路において、 内部回路の出力信号に基づいて第1の電源電圧レベルの
    信号を出力するPチャネルMOSトランジスタ、前記出
    力信号に基づいて第2の電源電圧レベルの信号を出力す
    るNチャネルMOSトランジスタ、並びに、パッドに接
    続された信号線と前記PチャネルMOSトランジスタの
    出力端子との間に接続された第1の抵抗素子、および前
    記信号線と前記NチャネルMOSトランジスタの出力端
    子との間に接続された第2の抵抗素子のうち、一方また
    は両方の抵抗素子を備えた保護素子列が、前記内部回路
    と前記パッドとの間に、複数並列に接続されていること
    を特徴とする半導体集積回路装置。
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