JP2001357630A - 光ディスク記憶装置の符号化/復号化システム - Google Patents

光ディスク記憶装置の符号化/復号化システム

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JP2001357630A JP2000373481A JP2000373481A JP2001357630A JP 2001357630 A JP2001357630 A JP 2001357630A JP 2000373481 A JP2000373481 A JP 2000373481A JP 2000373481 A JP2000373481 A JP 2000373481A JP 2001357630 A JP2001357630 A JP 2001357630A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 共用リードソロモンエンコーダ/デコーダを
用いる光記憶装置の符号化/復号化システムを提供す
る。 【解決手段】 符合化/復号化システムが符号化を行っ
ているとき、共用RSエンコーダ/デコーダ404はR
Sコードの生成多項式を用いて2T個のシンボルからな
るパリティ・コードを生成し、N個のシンボルからなる
コードワードを出力する。符号化/復号化システムが復
号化を行っているとき、共用RSエンコーダ/デコーダ
404は複数のシンドローム値S、エラー消去位置多
項式、及びエラー消去評価多項式を生成し、エラー値を
得てエラー訂正を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク記憶装
置の符号化/復号化システム、特に、CD/DVDデュ
アルシステムの光ディスク記憶装置の符号化/復号化シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD/DVDデュアルシステムの光ディ
スク記憶装置は、CD又はDVDいずれかのデータの符
号化/復号化が可能である。CD/DVDデュアルシス
テムの光記憶装置の符号化/復号化システムのハードウ
エアをより効果的に設計することが可能であれば、ハー
ドウエア設計がよりコンパクトになり、それによってハ
ードウエアに必要な空間も減少する。より効果的にハー
ドウエアを設計するために、光ディスク記憶装置の符号
化/復号化について、以下の理論がまず討論される。
【0003】ユーザデータを確実且つ効率的に符号化/
復号化するためには、ディスク記憶システムでECC
(error correcting code)を用いる必要がある。EC
Cには多様なものがあるが、ディスク記憶システムにお
いて最も一般的に用いられるのはリードソロモン(RS)
コードである。
【0004】入力データストリームは、RSコードによ
り一連のシンボルとして処理され、全ての記号は有限体
GF(2)の要素である(Wはシンボル1個当たりの
ビット数を示す)。RSコードは(N,K)ブロックコ
ードである。そのうち、K個のメッセージシンボルの入
力データブロックを符号化することにより、N個のシン
ボル、又は長さがNであるコードワードの出力データブ
ロックを生じる。さらに、N個のシンボルからなるコー
ドワードは2T=N−K個のシンボルからなるパリティ
・コードで構成されている。
【0005】K個のメッセージシンボルの入力データブ
ロックの各シンボルは、多項式I(x)の係数と関連し
ている。同様に、2T個のパリティ・シンボル(parity
symbol)の各シンボルは多項式R(x)の係数と、1
個のコードワードのN個のシンボルは多項式C(x)の
係数とそれぞれ関連している。多項式R(x)は以下の
式で表される。
【0006】 R(x)=(I(x)・x)MOD(G(x)) そのうち、G(x)は次数mの生成多項式(generator
polynomial)であり、m=2Tである。G(x)は以下
の式で表される。
【0007】 G(x)=Пk=0〜(2T−1)(x+α) そして、コードワード多項式は以下の式で得られる。
【0008】C(x)=(I(x)・X)+R(x) 以上の演算はRSデコーダによって行われ、その結果、
コードワード多項式C(x)に対応するコードワードを
得る。一方、RSデコーダは、ノイズのある通信チャネ
ルを通じて送信されたコードワードを受信する。受信さ
れたコードワードはランダムな誤りシンボルを有してい
る。受信したコードワードにより生じる誤りシンボルを
訂正するため、RSデコーダは、(i)シンドローム値
iを計算する工程と、(ii)シンドローム値を用いて
エラー位置多項式(error locatorpolynomial)の係数
を計算する工程と、(iii)エラー位置多項式の根を計
算する工程と、(iv)エラー位置多項式の根とシンドロ
ーム値とを用いてエラー値を計算する工程と、からなる
復号化を行う。
【0009】図1は、CD/DVD記憶装置における符
号化/復号化システムの従来の構造を示している。デー
タをディスク記憶媒体に書き込む間、まず、ホストから
受信した入力データがバス101を通じてデータバッフ
ァ102に記憶される。それから、CRC(cyclic red
undancy check)ジェネレータ及び訂正バリデータ10
4がデータバッファ102に記憶されたデータを読み込
んでCRCシンボルを生成する。CRCシンボルを含む
入力データは再度データバッファ102に記憶される。
CRCシンボルを含む入力データはデータバッファ10
2から読み込まれ、ランダマイザ/デランダマイザ(ra
ndomizer/derandomizer)106によりランダム化され
る。それから、ランダム化されたデータはデータバッフ
ァ102へ記憶される。異なった光記憶媒体によって、
書き込み操作も異なった方法で行われる。
【0010】光記憶媒体108がCDである場合、デー
タバッファ102に記憶されたデータはCD P/Qエ
ンコーダ/デコーダ110、C2エンコーダ/デコーダ
112、インターリーバ/デインターリーバ114、及
びC1エンコーダ/デコーダ116により処理される。
そして、処理されたデータはCDに書き込まれる。さら
に、符号化の間、SRAM(static random access mem
ory)118はバス117を通じて処理データを記憶す
るのに用いられる。
【0011】光記憶媒体108がDVDである場合、デ
ータバッファ102に記憶されたデータはDVD内部/
外部 エンコーダ/デコーダ120により処理される。
処理後、符号化されたデータはDVDに書き込まれる。
また、あるDVDには、書き込み処理の完了後、記録情
報を任意に記憶するBCA(burst cutting area)が含
まれている。光記憶媒体108がBCAを有するDVD
である場合、BCAECCエンコーダ/デコーダ122
は記録情報の処理に用いることができる。それから、符
号化した記録情報に付加された符号化データはDVDに
書き込まれる。
【0012】データをディスク記憶媒体に書き込む過程
において、CD P/Qエンコーダ/デコーダ110、
C2エンコーダ/デコーダ112、インターリーバ/デ
インターリーバ114、C1エンコーダ/デコーダ11
6、DVD内部/外部 エンコーダ/デコーダ120、
及びBCA ECCエンコーダ/デコーダ122は、そ
れぞれ異なった形で生成多項式を用いる。さらに、それ
ぞれの多項式に伴って、符号化の計算に含まれるシンボ
ルの長さも異なっている。
【0013】CD/DVDに記憶されているデータの読
み込み中に、書き込みが反転して行われるが、説明の便
宜上、ここでは述べない。
【0014】図1で示されるCD/DVD記憶装置のエ
ラー訂正システムの従来の構造には以下の欠点があっ
た。
【0015】(1)CDデータフォーマット中のデータ
を処理するのに、エラー訂正システムを構成する場合、
DVD内部/外部 エンコーダ/デコーダ120及びB
CAECCエンコーダ/デコーダがアイドル状態とな
る。一方、DVDデータフォーマット中のデータを処理
するのにシステムを構成する場合、CD P/Qエンコ
ーダ/デコーダ110、C2エンコーダ/デコーダ11
2、インターリーバ/デインターリーバ114、及びC
1エンコーダ/デコーダ116がアイドル状態となる。
したがって、CD/DVD中のデータを処理するための
システム構成がどんなものであろうとも、一部の回路が
アイドル状態となるため、システム構成を効率的に使用
することができない。
【0016】(2)CDデータフォーマット中のデータ
を処理するのに、エラー訂正システムを構成する場合、
インターリーバ/デインターリーバ114は、インター
リーブ又はデインターリーブするために、データバッフ
ァ102へのアクセス時間をさらに必要とする。このた
め、特にブロックの大きい音声/画像データが記憶シス
テムから読み取られるようなマルチメディアへの応用に
おいて、記憶システムのレイテンシ(latency)が増加
することになる。したがって、システムの使用は音声/
画像の再生又は記録の品質に影響する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上により、本発明
は、共用(shareble)リードソロモンエンコーダ/デコ
ーダを用いる光記憶装置の符号化/復号化システムを提
供することを目的とする。本発明によれば、符号化/復
号化システムのハードウエアのコストを低くすることが
でき、ハードウエアの構成部品を効率的に使用すること
ができる。また、本発明は、インターリーブ/デインタ
ーリーブを、C1符合化/復号化又はC2符号化/復号
化と一体化することにより、レイテンシを減少させる。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的によると、
データバッファに記憶されているCD/DVDデータの
符号化/復号化を行う光ディスク記憶装置の符号化/復
号化システムを提供する。符号化/復号化システムは、
C1アドレスマッパー、C2アドレスマッパー、CD
P/Qアドレスマッパー、DVD内部/外部アドレスマ
ッパー、及び共用RSエンコーダ/デコーダからなる。
【0019】C1アドレスマッパーは、C1アドレスマ
ッパーに記憶されているアクセス順序によってデータバ
ッファにアクセスするのに用いられる。C2アドレスマ
ッパーは、C2アドレスマッパーに記憶されているアク
セス順序によってデータバッファにアクセスするのに用
いられる。CD P/Qアドレスマッパーは、CD P/
Qアドレスマッパーに記憶されているアクセス順序によ
ってデータバッファにアクセスするのに用いられる。D
VD内部/外部アドレスマッパーは、DVD内部/外部
アドレスマッパーに記憶されているるアクセス順序によ
ってデータバッファにアクセスするのに用いられる。共
用RSエンコーダ/デコーダは、C1アドレスマッパ
ー、C2アドレスマッパー、CD P/Qアドレスマッ
パー、又はDVD内部/外部アドレスマッパーのいずれ
かと選択的に接続することが可能である。
【0020】符号化/復号化システムが符合化を行って
いるとき、共用RSエンコーダ/デコーダはRSコード
の生成多項式を用いて2T個のシンボルからなるパリテ
ィ・コードを含むN個のシンボルからなる第1コードワ
ードを生成する。N及び2Tの値は選ばれたアドレスマ
ッパーと関連している。
【0021】符号化/復号化システムが復号化を行って
いるとき、共用RSエンコーダ/デコーダは、複数のシ
ンドローム値S(k=0〜15、kは正の整数であ
る)、エラー消去位置多項式(error-erasure locator
polynomial)、エラー消去評価多項式(error-erasure
evaluator polynomial)を生成し、エラー値を得てエラ
ーの訂正を完了する。さらに、k≧2Tである場合、シ
ンドローム値Sは0に設定される。
【0022】データを符号化するときの生成多項式G
(x)は、以下の式で表される。
【0023】 G(x)=Пk=0〜(2T−1)(x+α) データを復号化するときのシンドローム値は、以下の式
より得られる。
【0024】S=Σi=0〜N−1(riαik),k
=0〜2T−1 そのうち、ri(i=0〜N−1)はコードワードのN個
のシンボルを表している。
【0025】符号化、復号化の両方を行う場合、αは有
限体GF(2)の要素であり、以下の式で表される原
始多項式P(x)の根である。
【0026】P(x)=x+x+x+x+1
【発明の実施の形態】上述した本発明の目的、特徴、及
び長所をより一層明瞭にするため、以下に本発明の好ま
しい実施の形態を挙げ、図を参照にしながらさらに詳し
く説明する。
【0027】図2A及び2BはCIRC(cross interl
eave Reed-Solomon code)の符号化及び復号化を示して
いる。一般にCIRCはCDに用いられ、2個のRSコ
ード(C1コード及びC2コード)を含んでいる。図2
Aでは、CIRCの符号化が示されている。まず、24
個のメッセージシンボルからなるデータブロックが遅延
ユニット202に入力される。遅延ユニット202はデ
ータブロックの一部分にシンボル2個の遅延を導入す
る。データブロックに遅延を導入した後、C2エンコー
ダ204は、この遅延データブロックを処理してC2を
符号化し、4個のシンボルからなるパリティ・コードを
生成し、24個のメッセージシンボルと4個のシンボル
からなるPパリティ・コードとからなる28個のシンボ
ルのコードワードを出力する。
【0028】続いて、インターリーバ206は28個の
シンボルを受信してインターリーブする(28個のシン
ボルはそれぞれ異なる遅延時間で遅延する)。インター
リーブした28個のシンボルはC1エンコーダ208に
入力される。C1エンコーダ208は4個のシンボルか
らなるQパリティ・コードを生成して32個のシンボル
からなるデータブロックを得る。最後に、遅延ユニット
210はこれら32個のシンボルを受信し、このシンボ
ルの一部にシンボル1個の遅延を導入して、32個のシ
ンボルからなるコードワードを得る。
【0029】図2Bは、CIRCの復号化を示すブロッ
ク図である。先ず、遅延ユニット212は32個のシン
ボルからなるコードワードを受信し、シンボル1個の遅
延をこのコードワードに導入する。次に、遅延したコー
ドワードをC1デコーダ214に入力する。C1デコー
ダ214によりC1を復号化する間、遅延した32個の
シンボルのコードワードのうち、4個のシンボルからな
るQパリティ・コードが、32個のシンボルのコードワ
ードのエラー訂正に用いられる。4個のシンボルのQパ
リティ・コードは28個のシンボルのうち2個の誤りシ
ンボルを訂正することが可能である。誤りシンボルが2
個以上あるためこれらを完全に訂正できない場合、C1
デコーダ214は、28個のシンボルのコードワードが
C1の復号化の後にも誤りシンボルを含むことを示す消
去フラグEF1を出力する。
【0030】次に、C1が復号化した28個のシンボル
からなるコードワードは、デインターリーバ216に出
力される。そのうち、デインターリーバ216は異なる
数のシンボルの遅延をコードワードに導入する。それか
ら、デインターリーブされたコードワードはC2デコー
ダ218に入力される。C2デコーダは、4個のシンボ
ルからなるPパリティ・コードによって、受信したコー
ドワードを検査するとともに、C2が復号化するコード
ワードの24個のシンボルにおいて生じる誤りシンボル
を訂正する。4個のシンボルからなるPパリティ・コー
ドは28個のシンボルのうち生じる誤りシンボルを4個
まで訂正することができる。誤りシンボルが4個以上あ
るためこれらを完全に訂正できない場合、C2デコーダ
218は、24個のシンボルのコードワードがC2の復
号化の後にも誤りシンボルを含むことを示す消去フラグ
EF2を出力する。そして、C2が復号化した24個の
シンボルのコードワードは、遅延ユニット220に入力
される。遅延ユニット220はシンボル2個の遅延をコ
ードワードのシンボルの一部に導入して24個のシンボ
ルからなるコードワードを得る。復号化の間、消去フラ
グEF1は遅延ユニット222により処理された後、消
去フラグEF2とともに論理演算ユニット224に入力
され、28個のシンボルからなるコードワードが復号化
後も誤りシンボルを含むことを示すアンレライアブルデ
ータフラグ(unreliable data flag:UDF)を得る。
【0031】C1の復号化の間、C1デコーダ214
は、4個のシンボルからなるパリティ・コードを含む3
2個のシンボルのコードワードを受信する。一方、C1
の符号化の間、C1エンコーダ208は、28個のシン
ボルのコードワードを受信し、4個のシンボルからなる
パリティ・コードを生成する。このため、C1エンコー
ダ/デコーダにより処理されたコードワードの長さは、
32個のシンボルと定義される(そのうち、各シンボル
は8ビットである)。したがって、C1エンコーダ/デ
コーダで用いられる生成多項式は以下の式で表される。
【0032】GC1(x)=Πk=0〜3(x+α) C2の復号化の間、C2デコーダ218は、4個のシン
ボルからなるパリティ・コードを含む28個のシンボル
のコードワードを受信する。一方、C2の符号化の間、
C2エンコーダ204は、24個のシンボルのコードワ
ードを受信し、4個のシンボルからなるパリティ・コー
ドを生成する。このため、C2エンコーダ/デコーダに
より処理されたコードワードの長さは、28個のシンボ
ルと定義される(そのうち、各シンボルは8ビットであ
る)。したがって、C2エンコーダ/デコーダで用いら
れる生成多項式は以下の式で表される。
【0033】GC2(x)=Πk=0〜3(x+α) 一方、従来のCDのP/Qエンコーダ/デコーダ110
のうちPコードエンコーダ/デコーダによって処理され
るコードワードの長さは、26個のシンボルである。し
たがって、生成多項式は以下の式で表される。
【0034】G(x)=Πk=0〜1(x+α) さらに、従来のCDのP/Qエンコーダ/デコーダ11
0のうちQコードエンコーダ/デコーダによって処理さ
れるコードワードの長さは、45個のシンボルである。
したがって、生成多項式は以下の式で表される。
【0035】G(x)=Πk=0〜1(x+α) 図3は、DVDのECCブロックデータフォーマットを
示している。DVDデータフォーマットのうち、2次元
生成コード(two-dimensional product code)はエラー
許容度を高めるのに用いられる。図3から分かるよう
に、ECCブロックは、B0,0〜B207,171
示されるデータ要素のような192行×172列のデー
タ要素を含んでいる。次に、図3で示されるように、B
192,0〜B207,171で示されるデータ要素の
ような192行×172列のデータにより、16行の外
部コードパリティ(outer-code parity, PO)が行方向
に生成される。それから、B
0,172〜B207,181で示されるような16行
のPOを含む192行×172列のデータ要素が10列
の内部コードパリティ(inner-code parity,PI)の生成
に用いられる。
【0036】j行目のPOの要素、すなわちB
ij(i=192〜207)より、以下の多項式R1
(x)が得られる。
【0037】R1j(x)=Σi=192〜207(B
i,j・x207−i) そのうち、j列目のPOの要素、すなわちB
ij(i=192〜207)が、以下の式より得られる。
【0038】R1(x)=(I1(x)・x16
MOD(GPO(x)) I1(x)=Σi=0〜191(Bi,j
191−i) GPO(x)=Πk=0〜15(x+α) 同様に、i行目のPIの要素、すなわちB
ij(j=172〜181)が、以下の多項式R2
i(x)が得られる。
【0039】R2i(x)=Σj=172〜181(B
i,j・x181−j) そのうち、i行目のPIの要素、すなわちB
ij(j=172〜181)が、以下の式より得られ
る。
【0040】R2i(x)=(I2i(x)・x16)M
OD(GPI(x)) I2i(x)=Σj=0〜171(Bi,j・x
191−j) GPI(x)=Πk=0〜9(x+α) DVDへのデータの書き込みを行った後、記録情報を表
すために符号化/復号化システムがBCAコードを用い
た場合、この符号化/復号化システムはBCAECCエ
ンコーダ/デコーダをさらに含む。BCA ECCの符
号化/復号化の間、BCA ECCエンコーダ/デコー
ダは16個のシンボルからなるコードワードを処理し、
その工程において以下の式で表される生成多項式を用い
る。
【0041】 GBCA(x)=Πk=0〜3(x+α) そのうち、αは有限体GF(2)の要素であり、以下
の式で表される原始多項式の原始根である。
【0042】P(x)=x+x+x+x+1 以下、上述した各符号化/復号化における生成多項式に
ついての要約を述べる。
【0043】(1)C1エンコーダ/デコーダは32個
のシンボルからなるコードワードを処理し、その工程に
おいて以下の式で表される生成多項式GC1(x)を用
いる。
【0044】GC1(x)=Πk=0〜3(x+α) (2)C2エンコーダ/デコーダは28個のシンボルか
らなるコードワードを処理し、その工程において以下の
式で表される生成多項式GC2(x)を用いる。
【0045】GC2(x)=Πk=0〜3(x+α) (3)CD Pエンコーダ/デコーダは26個のシンボ
ルからなるコードワードを処理し、その工程において以
下の式で表される生成多項式G(x)を用いる。
【0046】G(x)=Πk=0〜1(x+α) (4)CD Qエンコーダ/デコーダは45個のシンボ
ルからなるコードワードを処理し、その工程において以
下の式で表される生成多項式G(x)を用いる。
【0047】G(x)=Πk=0〜1(x+α) (5)DVD外部エンコーダ/デコーダは208個のシ
ンボルからなるコードワードを処理し、その工程におい
て以下の式で表される生成多項式GPO(x)を用い
る。
【0048】 GPO(x)=Πk=0〜15(x+α) (6)DVD内部エンコーダ/デコーダは182個のシ
ンボルからなるコードワードを処理し、その工程におい
て以下の式で表される生成多項式GPI(x)を用い
る。
【0049】GPI(x)=Πk=0〜9(x+α) (7)BCA ECCエンコーダ/デコーダは16個の
シンボルこらなるコードワードを処理し、その工程にお
いて以下の式で表される生成多項式GBCA(x)を用
いる。
【0050】 GBCA(x)=Πk=0〜3(x+α) したがって、C1エンコーダ/デコーダ、C2エンコー
ダ/デコーダ、CDPエンコーダ/デコーダ、CD Q
エンコーダ/デコーダ、DVD外部エンコーダ/デコー
ダ、DVD内部エンコーダ/デコーダ、及びBCA E
CCエンコーダ/デコーダはそれぞれ異なる長さのコー
ドワードを処理し、生成多項式はそれぞれ以下に示す生
成多項式の一般式で表される。
【0051】 G(x)=Πk=0〜(2T−1)(x+α) () 上記の一般式がC1エンコーダ/デコーダ、C2エンコ
ーダ/デコーダ、又はBCA ECCエンコーダ/デコ
ーダで用いられる場合、T=2であり、CD P/Qコ
ードエンコーダ/デコーダに用いられる場合、T=1で
あり、DVD外部エンコーダ/デコーダ又はDVD内部
エンコーダ/デコーダに用いられる場合、T=8又は5
である。
【0052】また、αは有限体GF(2)の要素であ
り、以下の式で表される原始多項式の原始根である。
【0053】P(x)=x+x+x+x+1 CDデータフォーマット中のデータを処理するために符
号化/復号化システムを構成する場合、C1エンコーダ
/デコーダ、C2エンコーダ/デコーダ、又はCD P
/Qエンコーダ/デコーダに用いられるそれぞれの生成
多項式におけるαは、有限体GF(2)の要素であ
る。DVDデータフォーマット中のデータを処理するた
めに符号化/復号化システムを構成する場合、DVD内
部/外部エンコーダ/デコーダ、及びBCA ECCエ
ンコーダ/デコーダに用いられるそれぞれの生成多項式
におけるαもまた、有限体GF(2)の要素である。
したがって、符号化/復号化システムがCDモードから
DVDモードへ、あるいはDVDモードからCDモード
へ切換えられるとき、RSコードのいかなるフィールド
の転換も必要としない。
【0054】したがって、上述したRSエンコーダ/デ
コーダは1つのRSエンコーダ/デコーダに一体化する
ことができる。異なる符号化又は復号化処理を行う場
合、コードワードの長さ及びTの値は一体化したRSエ
ンコーダ/デコーダにおいて対応する値に変わる。さら
に、異なるTの値は、各復号化処理において計算される
シンドローム値の数に関連している。
【0055】図1で示されるCD/DVDの符号化/復
号化システムにおいて、コードワードの長さ及びデータ
バッファ102へのアクセス順序は各RSエンコーダ/
デコーダによって異なる。一つのRSエンコーダ/デコ
ーダにつき、データバッファ102へのアクセス順序は
アドレスマッパーに記憶されうる。例えば、アクセス順
序を指定するマッパーテーブルはアドレスマッパーで用
いられる。一方、図1の各RSエンコーダ/デコーダで
用いられる生成多項式は、生成多項式の一般式の一例で
あるため、符号化/復号化工程は、異なる符号化/復号
化工程に対応して変わる2Tの値を備えた共用RSエン
コーダ/デコーダにより行われる。したがって、図1で
示される特定のRSエンコーダ/デコーダは、アドレス
マッパー及び共用RSエンコーダ/デコーダの組合せに
代替することが可能である。
【0056】図4は、本発明の好ましい具体例による光
ディスク記憶装置内のエンコーダ/デコーダを示してい
る。図4において、C1アドレスマッパー402及び共
用RSエンコーダ/デコーダ404、C2アドレスマッ
パー106及び共用RSエンコーダ/デコーダ404、
CD P/Qアドレスマッパー408及び共用RSエン
コーダ/デコーダ404、BCA ECCアドレスマッ
パー410及び共用RSエンコーダ/デコーダ404、
DVD内部/外部アドレスマッパー412及び共用RS
エンコーダ/デコーダ404は、図1におけるC1エン
コーダ/デコーダ116、C2エンコーダ/デコーダ1
12、CD P/Qエンコーダ/デコーダ110、BC
A ECCエンコーダ/デコーダ122、DVD内部/
外部エンコーダ/デコーダ120にそれぞれ代替してい
る。
【0057】また、上述したアドレスマッパーは、アド
レスマッパーに記憶されたアクセス順序によって、対応
するデータバッファにアクセスするのに用いられる。さ
らに詳しく言えば、C1アドレスマッパー402は、C
1アドレスマッパー402に記憶されたアクセス順序に
よって、データバッファ414にアクセスする。C2ア
ドレスマッパー406は、C2アドレスパマッパー40
6に記憶されたアクセス順序によって、データバッファ
414にアクセスする。CD P/Qアドレスマッパー
408は、CD P/Qアドレスマッパー408に記憶
されたアクセス順序によって、データバッファ414に
アクセスする。BCA ECCアドレスマッパー410
はBCA ECCアドレスマッパー410に記憶された
アクセス順序によって、データバッファ414にアクセ
スする。最後に、DCD内部/外部アドレスマッパー4
12はDCD内部/外部アドレスマッパー412に記憶
されたアクセス順序によって、データバッファ414に
アクセスする。
【0058】さらに、共用RSエンコーダ/デコーダ4
04は、C1アドレスマッパー402、C2アドレスマ
ッパー406、CD P/Qアドレスマッパー408、
BCA ECCアドレスマッパー410、又はDVD内
部/外部アドレスマッパー412のうちいずれかと選択
的に接続することができる。
【0059】図4の符号化/復号化システムがデータの
符合化を行う場合、共用RSエンコーダ/デコーダ40
4はRSコードの生成多項式を用いて2T個のシンボル
からなるパリティ・コードを生成し、N個のシンボルか
らなるコードワードを出力する。そのうち、2T及びN
の値は、共用RSエンコーダ/デコーダ404に接続す
る選ばれたアドレスマッパーに関連している。図4の符
号化/復号化システムがデータの復号化を行う場合、誤
りデータを訂正するため、共用RSエンコーダ/デコー
ダ404は複数のシンドローム値S(k=0〜15、
kは正の整数である)、エラー消去位置多項式、エラー
消去評価多項式を生成してエラー値を得る。さらに、k
が2T以下でない場合、Sは0の値を取る。
【0060】さらに、インターリーバ/デインターリー
バ114の作動はメモリに対する特定のアクセス順序と
みなされるため、インターリーブ/デインターリーブの
動作もアドレスマッパーにより行われる。図4におい
て、インターリーブ/デインターリーブを行うアドレス
マッパーは、C1アドレスマッパー402又はC2アド
レスマッパー406に組み合わせることができる。した
がって、C1アドレスマッパー402又はC2アドレス
マッパー406がデータバッファ414にアクセスする
間、インターリーブ/デインターリーブの動作が行われ
る。このため、データバッファ414へのアクセス時間
は減少し、CIRC符号化/復号化工程のレイテンシも
減少する。
【0061】図4において、符号化/復号化システム
は、図1で示される従来のシステム同様、バス101、
117、CRCジェネレータ、訂正バリデータ104、
ランダマイザ/デランダマイザ106、光記憶媒体10
8、及びSRAM(static random access memory)1
18を用いる。したがって、説明の便宜上、ここではこ
れらに対応する動作については述べない。
【0062】図5は、図4の共用RSエンコーダ/デコ
ーダの構造を示している。図5では、スイッチ502を
用いることにより、C1アドレスマッパー402、C2
アドレスマッパー406、CD P/Qアドレスマッパ
ー408、BCA ECCアドレスマッパー410、又
はDVD内部/外部アドレスマッパー412のうちいず
れかの出力が、共用RSエンコーダ/デコーダ404の
入力として選ばれる。共用RSエンコーダ/デコーダ4
04がデータを符号化する場合、受信データはECC/
シンドローム値ジェネレータ504に転送される。EC
C/シンドローム値ジェネレータ504は生成多項式を
用いてパリティ・コードを生成し、パリティ・コードを
含むコードワードを出力する。
【0063】共用RSエンコーダ/デコーダ404は、
ECC/シンドローム値ジェネレータ504へデータを
直接送ること、あるいはECC/シンドローム値ジェネ
レータ504へデータを送る前にデータを反転すること
を選ぶ、スイッチ506及びインバータ508をさらに
含む。
【0064】図4の符号化/復号化システムがデータの
符号化を行う場合、スイッチ506及び507によっ
て、ECC/シンドローム値ジェネレータ504によっ
て生成されたコードワードは、C1アドレスマッパー4
02、C2アドレスマッパー406、CD P/Qアド
レスマッパー408、BCA ECCアドレスマッパー
410、又はDVD内部/外部アドレスマッパー412
のうちいずれかに送られる。スイッチ502及び507
は同一のアドレスマッパーを選ぶのに用いられる。ま
た、生成多項式、及びECC/シンドローム値ジェネレ
ータ504で処理されたコードワードの長さは、選ばれ
たアドレスマッパーに対応している。
【0065】言い換えれば、ECC/シンドローム値ジ
ェネレータ504は以下の式で表わされる生成多項式を
用いる。
【0066】 G(x)=Πk=0〜(2T−1)(x+α) () ECC/シンドローム値ジェネレータ504がC1アド
レスマッパー402、C2アドレスマッパー406、又
はBCA ECCアドレスマッパーより送られたデータ
を処理するとき、Tは2に設定される。ECC/シンド
ローム値ジェネレータ504がCD P/Qアドレスマ
ッパー408より送られたデータを処理するとき、Tは
1に設定される。ECC/シンドローム値ジェネレータ
504がDVD内部/外部アドレスマッパー412より
送られたデータを処理するとき、Tは5(DVD内部符
号化/復号化の場合)又は8(DVD外部符号化/復号
化の場合)にそれぞれ設定される。
【0067】データを復号化する場合、共用RSエンコ
ーダ/デコーダには受信データの処理について2つのア
プローチがある。1つは、まず、受信データをECC/
シンドローム値ジェネレータ504に送り、それからFo
rneyシンドローム値ジェネレータ510、エラー消去位
置/評価多項式ジェネレータ512、及びChien検索ユ
ニット514を用いて、得た結果を出力することであ
る。もう1つは、受信データをECC/シンドローム値
ジェネレータ504へ送り、それからエラー消去位置/
評価多項式ジェネレータ512及びChien検索ユニット
514を用いて所望のデータを得ることである。受信デ
ータの処理において、共用RSエンコーダ/デコーダは
スイッチ516を用いて2つのアプローチのうち一方を
選ぶ。
【0068】共用RSエンコーダ/デコーダが行う復号
化は以下の工程を含む。そのうち、各コードワードの長
さは、2T個のシンボルからなるパリティ・コードを含
むN個のシンボルであり、N及び2Tの値は選ばれたア
ドレスマッパーに関連している。
【0069】(a)1個のコードワードを受信した後、
生成多項式の2T個の根に対応する2T個のシンドロー
ム値S、S、…、S、…、及びS2T−1を計算
する。2T個のシンドローム値は以下の式で表される。
【0070】S=Σi=0〜N−1(r)|x
=αk=Σi=0〜N−1(rα ik) (k=0〜2T−1) そのうち、ri(i=0〜N−1)はコードワードのN
個のシンボルを表している。シンドローム値多項式S
(x)は以下の式で表される。
【0071】 S(x)=Σi=0〜2T−1(S) (b)e個の既知の消去位置によって以下の式で表され
る消去位置多項式Λ(x)を計算し、 Λ(x)=Πk=0〜e(x+αjk) 以下の式で表されるForney's変形(modified)シンドロ
ーム値多項式T(x)を計算する。
【0072】 T(x)=S(x)Λ(x)mod(x2T) (**) 多項式T(x)を用いることにより、工程(c)を行う
のに用いる初期値を得る。
【0073】(c)ユークリッドアルゴリズムにより、
エラー消去位置多項式σ(x)及びエラー消去評価多項
式ω(x)を得る。
【0074】deg(Λ(x))>deg(T(x))
であるとき、誤りシンボルがないためユークリッドアル
ゴリズムを行う必要がないことを示している。
【0075】ユークリッドアルゴリズムを始めるとき、
4つの多項式、つまりμ(x)、λ(x)、R
(x)、及びQ(x)が計算に導入され、対応する
初期多項式は以下のように定義される。
【0076】 μ(χ)=Λ(χ) R(χ)=χ2T λ(χ)=0 Q(χ)=T(χ) 次に、以下の回帰多項式(recursive equation)によっ
て多項式μi(x)、λi (x)、Ri(x)、及びQ
i(x)を計算する。まず、i=1であり、回帰多項式を
1回計算するごとに、iの値は1増加する。
【0077】
【数1】 上述の回帰多項式において、ai−1及びbi−1はそれ
ぞれR(x)及びQ (x)の最大指数(maximal ex
ponent)の係数である。
【0078】また、li−1=deg(R
i−1(x))−deg(Qi−1(x))であって、
i−1<0であるときσi−1=0であり、そうでな
ければ、σi−1=1である。
【0079】deg(λ(x))>deg(R
(x))であるとき、エラー消去位置多項式をσ
(x)=λ(x)と、エラー消去評価多項式をω
(x)=R(x)と設定。
【0080】(d)Chien検索技術(Chien search tech
nique)により、エラー消去位置多項式U(x)の根を
求める。エラー位置が求められると、エラー位置に対応
するエラー値を計算することができる。
【0081】(f)最後に、対応するエラー値を用いて
求められたエラー位置により、エラー値をコードワード
に加えて、誤りシンボルで代替することによりエラー訂
正が完了する。
【0082】上述の復号化工程において、αは有限体G
F(2)の要素であり、以下の式で表される原始多項
式の根である。
【0083】P(x)=x+x+x+x+1 また、ECC/シンドローム値ジェネレータ504は、
工程(a)を行うのに用いられ、シンドローム値S
、…、S15を出力する(いくつかのシンドローム
値は0に設定される)。Forneyシンドローム値ジェネレ
ータ510は工程(b)を行うのに用いられ、消去位置
多項式及びForney's変形シンドローム値多項式を生成す
る。エラー消去位置/評価多項式ジェネレータ512は
工程(c)を行うのに用いられ、工程(b)で得た初期
値により、エラー消去位置多項式及びエラー消去評価多
項式を生成する。Chien検索ユニット514は工程
(d)及び(f)を行うのに用いられ、エラー消去位置
多項式の根及びエラー値を得て、誤りシンボルをエラー
値に代替することによりエラー訂正を完了する。
【0084】式()からシンドローム値を計算する場
合、所望のシンドローム値の数は2Tであり、その最大
値は16である。DVDの外部復号化を行うときに16
個のシンドローム値を計算する状況が発生する。したが
って、ECC/シンドローム値ジェネレータ504は1
6個のシンドローム値S、S、…、S15を生成で
きるように設定される。復号化工程において16個以下
のシンドローム値を計算する必要がある場合、シンドロ
ーム値S(k=0〜15)の設定において、シンドロ
ーム値S(kは2T以上)は0に設定される。例え
ば、C1復号化工程では、シンドローム値S〜S
計算するだけで良いため、シンドローム値S〜S15
は全て0に設定される。
【0085】図2Bで示される復号化工程において消去
フラグを生成したとき、消去が存在することを示してい
る。消去とエラーとの違いは、エラーは位置及び値が共
に未知である一方、消去は位置が既知で値が未知である
ことである。
【0086】したがって、消去が存在するとき、Forney
シンドローム値ジェネレータ510は消去位置多項式を
得て初期値を生成する。それから、初期値がエラー消去
位置/評価多項式ジェネレータ512へ入力される。消
去が存在しない場合、Forneyシンドローム値ジェネレー
タ510は用いられない。このため、ECC/シンドロ
ーム値ジェネレータ504がシンドローム値の計算を完
了すると、シンドローム値はスイッチ516によりエラ
ー消去位置/評価多項式ジェネレータ512へ送られ
る。この状況においては、スイッチ516を用いること
によりForney'sシンドローム値ジェネレータ510を用
いる必要がないため、Forneyシンドローム値ジェネレー
タ510での計算に費やす時間が減少し、それに伴って
レイテンシも減少する。
【0087】ここで注意すべきことは、エラー消去位置
多項式及びエラー消去評価多項式の計算には、ベーレカ
ンプ(Berlekamp)アルゴリズム(当該技術における復
号化に用いられるアルゴリズムとして広く知られてい
る。説明の便宜上、ここでは述べない)など、ユークリ
ッドアルゴリズム以外のアルゴリズムも用いられうるこ
とである。また、符号化/復号化の速度を増加させるた
め、2個以上の共用RSエンコーダ/デコーダを用いる
ことができる。
【0088】以上を要約すると、(1)2Tの値が変化
するときの、シンドローム値S(k=0〜15)の設
定について、シンドローム値Sは、k>2Tのとき0
に設定される。(2)Forney's変形シンドローム値多項
式T(x)=S(x)Λ(x)mod(x2T)の計算
結果は、2Tの値と関連している。(3)ユークリッド
アルゴリズムによりエラー消去位置多項式及びエラー消
去評価多項式を得るとき、初期値は2Tの値と関連して
いる。
【0089】ユークリッドアルゴリズムの代わりにベー
レカンプアルゴリズムを用いることによりエラー消去位
置多項式及びエラー消去評価多項式を得るとき、回帰演
算の時間は、初期値と同様、2Tの値と関連している。
【0090】一方、コードワードの長さが変化すると
き、シンドローム値S=Σi=0〜 N−1(r
)の計算におけるNの値も変化する。また、Chie
n検索技術は、コードワードの長さの変化に伴って調整
する必要がある。
【0091】
【発明の効果】以上により、光記憶装置の符号化/復号
化システムは、共用RSエンコーダ/デコーダを用いる
だけで、ハードウエアのコストを減少できるとともに、
ハードウエアを効率的に使用することができる。また、
本発明によれば、インターリーブ/デインターリーブは
C1符号化/復号化又はC2符号化/復号化の工程と結
合することにより、符号化/復号化システムのレイテン
シを減少することができる。
【0092】本発明では好ましい実施例を前述の通り開
示したが、これらは決して本発明に限定するものではな
く、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と
領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えること
ができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で
指定した内容を基準とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】CD/DVD記憶装置における従来の符号化/
復号化システムを示す。
【図2A】CIRCの符号化又は復号化工程を示すブロ
ック図である。
【図2B】CIRCの符号化又は復号化工程を示すブロ
ック図である。
【図3】DVDエラー訂正コードのブロックデータフォ
ーマットを示す。
【図4】本発明の好ましい具体例による光記憶装置にお
ける符号化/復号化システムを示す。
【図5】図4のRSエンコーダ/デコーダの詳細ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101、117 バス 102、414 データバッファ 104 CRCジェネレータ及び訂正バリデータ 106 ランダマイザ/デランダマイザ 108 光記憶媒体 110 CD P/Qエンコーダ/デコーダ 112 C2エンコーダ/デコーダ 114 インターリーバ/デインターリーバ 116 C1エンコーダ/デコーダ 118 SRAM 120 DVD内部/外部エンコーダ/デコーダ 122 BCA ECCエンコーダデコーダ 202、210、212、220、222 遅延ユニ
ット 204 C2エンコーダ 206 インターリーバ 218 C2デコーダ 224 論理演算ユニット 402 C1アドレスマッパー 404 共用RSエンコーダ/デコーダ 406 C2アドレスマッパー 408 CD P/Qアドレスマッパー 410 BCA ECCアドレスマッパー 412 DVD内部/外部アドレスマッパー 502、506、507、516 スイッチ 504 ECC/シンドローム値ジェネレータ 508 インバータ 510 Forneyシンドローム値ジェネレータ 512 エラー消去位置/評価多項式ジェネレータ 514 Chien検索ユニット

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データバッファに記憶されるCD/DV
    Dデータの符号化/復号化を行い、 C1アドレスマッパーに記憶されるアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記C1アドレス
    マッパーと、 C2アドレスマッパーに記憶されるアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記C2アドレス
    マッパーと、 CD P/Qアドレスマッパーに記憶されるアクセス順
    序によって前記データバッファにアクセスする前記CD
    P/Qアドレスマッパーと、 DVD内部/外部アドレスマッパーに記憶されるアクセ
    ス順序によって前記データバッファにアクセスする前記
    DVD内部/外部アドレスマッパーと、 前記C1アドレスマッパー、前記C2アドレスマッパ
    ー、前記CD P/Qアドレスマッパー、前記DVD内
    部/外部アドレスマッパー、前記DVD内部/外部アド
    レスマッパーのうちのいずれかと選択的に接続すること
    ができる共有RSエンコーダ/デコーダと、からなる光
    ディスク記憶装置の符号化/復号化システムであって、 前記共有RSエンコーダ/デコーダは、前記符号化/復
    号化システムが符号化を行っているときにRSコードの
    生成多項式を用い、RSコードの前記生成多項式は、2
    T個のシンボルからなるパリティ・コードを含むN個の
    シンボルからなる第1コードワードを生成するのに用い
    られ、N及び2Tの値は前記選ばれたアドレスマッパー
    に関連し、 前記生成多項式は以下の式G(x)で表され、 G(x)=П0〜(2T−1)(x+α) そのうち、αは有限体GF(2)の要素であるととも
    に、以下の式P(x)で表される原始多項式: P(x)=x+x+x+x+1 の根であることを特徴とする符号化/復号化システム。
  2. 【請求項2】 前記符号化/復号化システムが復号化を
    行っているとき、共用RSエンコーダ/デコーダは、2
    T個のシンボルからなるパリティ・コードを含むN個の
    シンボルからなる第2コードワードを受信して複数のシ
    ンドローム値S(k=0〜15、kは正の整数)、エ
    ラー消去位置多項式、及びエラー消去評価多項式を生成
    し、エラー値を得てエラー訂正を完了し、 k≧2Tである場合、シンドローム値Sは0に設定さ
    れ、 前記シンドローム値は以下の式により得られ、 S=Σi=0〜N−1(riαik),k=0〜2T−
    1 そのうち、ri(i=0〜N−1)は前記コードワードの
    前記N個のシンボルを表している、請求項1に記載の符
    号化/復号化システム。
  3. 【請求項3】 前記共用RSエンコーダ/デコーダは、 前記生成多項式を用いて前記パリティ・コードを生成す
    るとともに、前記符号化/復号化システムが符号化を行
    っているとき前記第1コードワードを出力し、あるいは
    前記符号化/復号化システムが復号化を行っているとき
    前記シンドローム値S(k=0〜15、kは正の整
    数)を出力するECC/シンドローム値ジェネレータ
    と、 前記エラー消去位置多項式及び前記エラー消去評価多項
    式を生成するエラー消去位置/評価多項式ジェネレータ
    と、 前記ECC/シンドローム値ジェネレータと接続して消
    去位置多項式及びForney's変形シンドローム値多項式を
    生成し、前記エラー消去位置/評価多項式ジェネレータ
    が必要とする初期値を生成するForneyシンドローム値ジ
    ェネレータと、 前記エラー消去位置多項式の根を得てエラー位置及びエ
    ラー値を求めるChien検索ユニットと、 共用RSエンコーダ/デコーダの出力として、前記EC
    C/シンドローム値ジェネレータの出力又は前記Chien
    検索ユニットの出力のいずれかを選ぶ第1スイッチと、 前記エラー消去位置/評価多項式ジェネレータの入力と
    して、前記ECC/シンドローム値ジェネレータの入力
    又は前記Forneyシンドローム値ジェネレータの入力のい
    ずれかを選ぶ第2スイッチと、 からなる、請求項1に記載の符号化/復号化システム。
  4. 【請求項4】 前記共用RSエンコーダ/デコーダは、 前記共用RSエンコーダ/デコーダの入力端末に接続
    し、入力データを反転するとともに反転した前記入力デ
    ータを出力するインバータと、 前記RSエンコーダ/デコーダの前記入力端末を前記E
    CC/シンドローム値ジェネレータに接続すること、あ
    るいは反転した前記入力データを前記ECC/シンドロ
    ーム値ジェネレータに送ることのいずれかを選ぶ第3ス
    イッチと、をさらに含む、請求項3に記載の符号化/復
    号化システム。
  5. 【請求項5】 前記C1アドレスマッパー又は前記C2
    アドレスマッパーが前記データバッファにアクセスして
    符号化するときインターリーブが行われ、前記C1アド
    レスマッパー又は前記C2アドレスマッパーが前記デー
    タバッファにアクセスして復号化するときデインターリ
    ーブが行われる、請求項3に記載の符号化/復号化シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記符号化/復号化システムは、BCA
    ECCアドレスマッパーのアクセス順序によって前記
    データバッファにアクセスする前記BCAECCアドレ
    スマッパーをさらに含む、請求項3に記載の符号化/復
    号化システム。
  7. 【請求項7】 前記共有RSエンコーダ/デコーダが、
    前記C1アドレスマッパー、前記C2アドレスマッパ
    ー、又は前記BCA ECCアドレスマッパーからの出
    力を処理するときT=2であり、 前記共有RSエンコーダ/デコーダが前記CD P/Q
    アドレスマッパーからの出力を処理するときT=1であ
    り、 前記共有RSエンコーダ/デコーダが前記DVD内部/
    外部アドレスマッパーからの出力を処理するとき、外部
    符号化/復号化を行う場合T=8であり、内部符号化/
    復号化を行う場合T=5である、請求項6に記載の符号
    化/復号化システム。
  8. 【請求項8】 データバッファに記憶されるCD/DV
    Dデータの符号化/復号化を行い、 C1アドレスマッパーに記憶されるアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記C1アドレス
    マッパーと、 C2アドレスマッパーに記憶されるアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記C2アドレス
    マッパーと、 CD P/Qアドレスマッパーに記憶されるアクセス順
    序によって前記データバッファにアクセスする前記CD
    P/Qアドレスマッパーと、 DVD内部/外部アドレスマッパーに記憶されるアクセ
    ス順序によって前記データバッファにアクセスする前記
    DVD内部/外部アドレスマッパーと、 前記C1アドレスマッパー、前記C2アドレスマッパ
    ー、前記CD P/Qアドレスマッパー、前記DVD内
    部/外部アドレスマッパー、前記DVD内部/外部アド
    レスマッパーのうちのいずれかと選択的に接続すること
    ができる共有RSエンコーダ/デコーダと、からなる光
    ディスク記憶装置の符号化/復号化システムであって、 前記符号化/復号化システムが復号化を行っていると
    き、共用RSエンコーダ/デコーダは、2T個のシンボ
    ルからなるパリティ・コードを含むN個のシンボルから
    なる第1コードワード(N及び2Tの値は前記選ばれた
    アドレスマッパーと関連する)を受信して複数のシンド
    ローム値S(k=0〜15、kは正の整数)、エラー
    消去位置多項式、及びエラー消去評価多項式を生成し、
    エラー値を得てエラー訂正を完了し、 k≧2Tである場合、シンドローム値Sは0に設定さ
    れ、N及び2Tの値は選ばれた前記アドレスマッパーと
    関連し、 前記シンドローム値は以下の式により得られ、 S=Σi=0〜N−1(riαik),k=0〜2T−
    1 そのうち、ri(i=0〜N−1)は前記コードワードの
    前記N個のシンボルを表しており、 そのうち、αは有限体GF(2)の要素であるととも
    に、以下の式P(x)で表される原始多項式: P(x)=x+x+x+x+1 の根であることを特徴とする符号化/復号化システム。
  9. 【請求項9】 前記共有RSエンコーダ/デコーダは、
    前記符号化/復号化システムが符号化を行っているとき
    にRSコードの生成多項式を用い、RSコードの前記生
    成多項式は、2T個のシンボルからなるパリティ・コー
    ドを含むN個のシンボルからなる第2コードワードを生
    成するのに用いられ、前記生成多項式は以下の式: G(x)=Пk=0〜(2T−1)(x+α) で表されることを特徴とする請求項8に記載の符号化/
    復号化システム。
  10. 【請求項10】 データバッファに記憶されるCD/D
    VDデータの符号化/復号化を行い、 C1アドレスマッパーに記憶されるアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記C1アドレス
    マッパーと、 C2アドレスマッパーに記憶されるアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記C2アドレス
    マッパーと、 CD P/Qアドレスマッパーに記憶されるアクセス順
    序によって前記データバッファにアクセスする前記CD
    P/Qアドレスマッパーと、 DVD内部/外部アドレスマッパーに記憶されるアクセ
    ス順序によって前記データバッファにアクセスする前記
    DVD内部/外部アドレスマッパーと、 前記C1アドレスマッパー、前記C2アドレスマッパ
    ー、前記CD P/Qアドレスマッパー、前記DVD内
    部/外部アドレスマッパー、前記DVD内部/外部アド
    レスマッパーのうちのいずれかと選択的に接続すること
    ができる共有RSエンコーダ/デコーダと、からなる光
    ディスク記憶装置の符号化/復号化システムであって、 前記共有RSエンコーダ/デコーダは、 前記生成多項式を用いてパリティ・コードを生成すると
    ともに、前記符号化/復号化システムが符号化を行って
    いるとき第1コードワードを出力し、あるいは前記符号
    化/復号化システムが復号化を行っているとき前記シン
    ドローム値S(k=0〜15、kは正の整数)を出力
    するECC/シンドローム値ジェネレータと、 エラー消去位置多項式及びエラー消去評価多項式を生成
    するエラー消去位置/評価多項式ジェネレータと、 前記ECC/シンドローム値ジェネレータと接続して消
    去位置多項式及びForney's変形シンドローム値多項式を
    生成し、前記エラー消去位置/評価多項式ジェネレータ
    が必要とする初期値を生成するForney シンドローム値
    ジェネレータと、 前記エラー消去位置多項式の根を得てエラー位置及びエ
    ラー値を求めるChien検索ユニットと、 前記共用RSエンコーダ/デコーダの出力端末間に接続
    され、前記符号化/復号化システムが符号化を行ってい
    るとき前記ECC/シンドローム値ジェネレータに切換
    え、前記符号化/復号化システムが復号化を行っている
    ときChienスイッチユニットに切換える第1スイッチ
    と、 前記エラー消去位置/評価多項式ジェネレータ間に接続
    され、消去が存在するとき前記Forneyシンドローム値ジ
    ェネレータに切換え、そうでないとき前記CRC/シン
    ドローム値ジェネレータに切換える第2スイッチと、か
    らなり、前記生成多項式は以下の式G(x)で表され、 G(x)=Пk=0〜(2T−1)(x+α) 前記シンドローム値は以下の式により得られ、 S=Σi=0〜N−1(riαik),k=0〜2T−
    1 そのうち、ri(i=0〜N−1)は前記コードワードの
    前記N個のシンボルを表しており、αは有限体GF(2
    )の要素であるとともに、以下の式P(x)で表され
    る原始多項式: P(x)=x+x+x+x+1 の根であることを特徴とする符号化/復号化システム。
  11. 【請求項11】 前記共用RSエンコーダ/デコーダ
    は、前記共用RSエンコーダ/デコーダの入力端末に接
    続され、入力データを反転するとともに反転された前記
    入力データを出力するインバータと、 前記共用RSエンコーダ/デコーダの前記入力端末を前
    記ECC/シンドローム値ジェネレータに接続するこ
    と、あるいは反転された前記入力データを前記ECC/
    シンドローム値ジェネレータに送ることのいずれかを選
    ぶ第3スイッチと、 をさらに含む、請求項10に記載の符号化/復号化シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記C1アドレスマッパー又は前記C
    2アドレスマッパーが前記データバッファにアクセスし
    て符号化するときにインターリーブが行われ、前記C1
    アドレスマッパー又は前記C2アドレスマッパーが前記
    データバッファにアクセスして復号化するときにデイン
    ターリーブが行われる、請求項11に記載の符合化/復
    号化システム。
  13. 【請求項13】 前記符合化/復号化システムは、BC
    A ECCアドレスマッパーに記憶されるアクセス順序
    によって前記データバッファにアクセスする前記BCA
    ECCアドレスマッパーをさらに含む、請求項11に
    記載の符号化/復号化システム。
  14. 【請求項14】 前記共用RSエンコーダ/デコーダが
    前記C1アドレスマッパー、前記C2アドレスマッパ
    ー、又は前記BCA ECCアドレスマッパーからの出
    力を処理するとき、T=2であり、 前記共有RSエンコーダ/デコーダが前記CD P/Q
    アドレスマッパーからの出力を処理するときT=1であ
    り、 前記共有RSエンコーダ/デコーダが前記DVD内部/
    外部アドレスマッパーからの出力を処理するとき、外部
    符号化/復号化を行う場合T=8であり、内部符号化/
    復号化を行う場合T=5である、請求項11に記載の符
    号化/復号化システム。
  15. 【請求項15】 C1アドレスマッパー、C2アドレス
    マッパー、CD P/Qアドレスマッパー、DVD内部
    /外部アドレスマッパーのいずれかと選択的に接続する
    ことができる共用RSエンコーダ/デコーダであり、 前記共用RSエンコーダ/デコーダが符号化を行ってい
    るとき、RSコードの生成多項式を用いて2T個のシン
    ボルからなるパリティ・コードを生成するとともに、N
    個のシンボルからなるコードワードを出力し(2T及び
    Nの値は前記選ばれたアドレスマッパーに関連する)、
    あるいは前記符号化/復号化システムが復号化を行って
    いるとき、複数のシンドローム値S(k=0〜15、
    kは正の整数)を生成するとともに、kが≧2Tである
    場合、シンドローム値Sを0に設定するECC/シン
    ドローム値ジェネレータと、 前記エラー消去位置多項式及び前記エラー消去評価多項
    式を生成するエラー消去位置/評価多項式ジェネレータ
    と、 前記ECC/シンドローム値ジェネレータと接続して消
    去位置多項式及びForney's変形シンドローム値多項式を
    生成し、前記エラー消去位置/評価多項式ジェネレータ
    が必要とする初期値を生成するForney シンドローム値
    ジェネレータと、 前記エラー消去位置多項式の根を得てエラー位置及びエ
    ラー値を求めるChien検索ユニットと、 前記共用RSエンコーダ/デコーダの出力端末間に接続
    され、前記共用RSエンコーダ/デコーダが符号化を行
    っているとき前記ECC/シンドローム値ジェネレータ
    に切換え、前記符号化/復号化システムが復号化を行っ
    ているときChienスイッチユニットに切換える第1スイ
    ッチと、 前記エラー消去位置/評価多項式ジェネレータ間に接続
    され、消去が存在するとき前記Forneyシンドローム値ジ
    ェネレータに切換え、そうでないとき前記CRC/シン
    ドローム値ジェネレータに切換える第2スイッチと、か
    らなり、前記生成多項式は以下の式G(x)で表され、 G(x)=Пk=0〜(2T−1)(x+α) 前記シンドローム値は以下の式により得られ、 S=Σi=0〜N−1(riαik),k=0〜2T−
    1 そのうち、ri(i=0〜N−1)は前記コードワードの
    前記N個のシンボルを表しており、αは有限体GF(2
    )の要素であるとともに、以下の式P(x)で表され
    る原始多項式: P(x)=x+x+x+x+1 の根であることを特徴とする、共有RSエンコーダ/デ
    コーダ。
  16. 【請求項16】 前記共用RSエンコーダ/デコーダの
    入力端末に接続され、入力データを反転するとともに反
    転された前記入力データを出力するインバータと、 前記共用RSエンコーダ/デコーダの前記入力端末を前
    記ECC/シンドローム値ジェネレータに接続するこ
    と、あるいは反転された前記入力データを前記ECC/
    シンドローム値ジェネレータに送ることのいずれかを選
    ぶ第3スイッチと、をさらに含む、請求項15に記載の
    共用RSエンコーダ/デコーダ。
  17. 【請求項17】 BCA ECCアドレスマッパーに選
    択的に接続することがさらに可能である、請求項15に
    記載の共用RSエンコーダ/デコーダ。
  18. 【請求項18】 前記C1アドレスマッパー、前記C2
    アドレスマッパー、又は前記BCA ECCアドレスマ
    ッパーからの出力を処理するとき、T=2であり、 前記CD P/Qアドレスマッパーからの出力を処理す
    るときT=1であり、 前記DVD内部/外部アドレスマッパーからの出力を処
    理するとき、外部符号化/復号化を行う場合T=8であ
    り、内部符号化/復号化を行う場合T=5である、請求
    項15に記載の共用RSエンコーダ/デコーダ。
  19. 【請求項19】 データバッファに記憶されるCD/D
    VDデータの符号化/復号化を行い、 CDアドレスマッパーに記憶されるアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記CDアドレス
    マッパーと、 DVD内部/外部アドレスマッパーに記憶されるアクセ
    ス順序によって前記データバッファにアクセスする前記
    DVD内部/外部アドレスマッパーと、 前記CDアドレスマッパー又は前記DVD内部/外部ア
    ドレスマッパーのいずれかと選択的に接続することがで
    きる共用RSエンコーダ/デコーダと、からなる光ディ
    スク記憶装置の符号化/復号化システムであって、 前記共有RSエンコーダ/デコーダは、前記符号化/復
    号化システムが符号化を行っているときにRSコードの
    生成多項式を用い、RSコードの前記生成多項式は、2
    T個のシンボルからなるパリティ・コードを含むN個の
    シンボルからなる第1コードワードを生成するのに用い
    られ、N及び2Tの値は前記選ばれたアドレスマッパー
    に関連し、 前記生成多項式は以下の式G(x)で表され、 G(x)=Пk=0〜(2T−1)(x+α) そのうち、αは有限体GF(2)の要素であるととも
    に、以下の式P(x)で表される原始多項式: P(x)=x+x+x+x+1 の根であることを特徴とする符号化/復号化システム。
  20. 【請求項20】 前記CDアドレスマッパーは、 C1アドレスマッパーに記憶されたアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記C1アドレス
    マッパーと、 C2アドレスマッパーに記憶されたアクセス順序によっ
    て前記データバッファにアクセスする前記C2アドレス
    マッパーと、 CD P/Qアドレスマッパーに記憶されたアクセス順
    序によって前記データバッファにアクセスする前記CD
    P/Qアドレスマッパーと、からなることを特徴とす
    る請求項19に記載の符号化/復号化システム。
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