JP2001357366A - アンテナ装置およびリーダライタ装置 - Google Patents

アンテナ装置およびリーダライタ装置

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JP2001357366A
JP2001357366A JP2000178811A JP2000178811A JP2001357366A JP 2001357366 A JP2001357366 A JP 2001357366A JP 2000178811 A JP2000178811 A JP 2000178811A JP 2000178811 A JP2000178811 A JP 2000178811A JP 2001357366 A JP2001357366 A JP 2001357366A
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Takuya Higuchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダの内面に取り付けられた非接触式デ
ータキャリアとの通信を行うことが可能なリーダライタ
装置を提供する。 【解決手段】 リーダライタ装置170は、印刷用のシ
リンダ15の内面15Iに取り付けられた非接触式デー
タキャリア11との通信を行うリーダライタ50と、リ
ーダライタ50と非接触式データキャリア11との間で
通信を行う場合にシリンダ15の空洞に挿入されるアン
テナ装置70とを有する。アンテナ装置70は、シリン
ダ15に挿入する方向を高さ方向とする柱状または略柱
状の絶縁基材71と、絶縁基材71に巻き付けられたア
ンテナ72とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式データキ
ャリアとの通信を行うリーダライタ装置と、このリーダ
ライタ装置で使用されるアンテナ装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】輪転印刷機では、シリンダを用いてグラ
ビア印刷を行うことがある。シリンダは、例えば、鋼鉄
等の金属の円筒の外面に銅メッキをした構造を有する。
一般的には、ポジフィルムを焼き付けたカーボン・ティ
ッシュを転写して腐食製版を行う。
【0003】グラビア印刷用に種々のシリンダを製造し
た場合、シリンダおよびシリンダの情報(シリンダ情
報)の管理が必要である。シリンダ情報としては、例え
ば、シリンダの印刷内容の情報、シリンダに使用するイ
ンクおよび印刷用紙の情報等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シリンダ情報を記憶し
た非接触式データキャリアをシリンダの内面に取り付け
ることで、シリンダにシリンダ情報を保持させることが
可能である。しかし、シリンダの材料が導体であるた
め、シリンダの内面に取り付けられた非接触式データキ
ャリアの通信距離が小さくなり、シリンダの外部から通
信を行うことが困難である。
【0005】本発明の目的は、シリンダの内面に取り付
けられた非接触式データキャリアとの通信を行うことが
可能なリーダライタ装置と、このリーダライタ装置に使
用可能なアンテナ装置とを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアンテナ装
置は、印刷用のシリンダの内面に取り付けられた非接触
式データキャリアとの通信を行うリーダライタに接続さ
れ、前記リーダライタと前記非接触式データキャリアと
の間で通信を行う場合に前記シリンダの空洞に挿入され
るアンテナ装置であって、前記シリンダに挿入する方向
を高さ方向とする柱状または略柱状の絶縁基材と、前記
絶縁基材に取り付けられたアンテナとを有する。
【0007】本発明に係るアンテナ装置では、好適に
は、前記絶縁基材の高さは、前記シリンダの開口部から
前記非接触式データキャリアまでの距離よりも大きく、
前記絶縁基材には、前記絶縁基材の先端付近から前記シ
リンダの空洞の長さの半分以上または略半分以上の長さ
にわたって、前記アンテナが螺旋状もしくは略螺旋状に
巻き付けてある。
【0008】本発明に係るアンテナ装置では、好適に
は、前記絶縁基材は、同一または略同一の外径の第1の
部分と、前記第1の部分から外径が連続的に減少する第
2の部分とを有し、前記第2の部分の先端は、前記第1
の部分の中心線上または略中心線上に位置する。本発明
に係るアンテナ装置では、より好適には、前記第1の部
分の外径は、前記シリンダの内径よりも小さく、前記シ
リンダの内径の半分以上または略半分以上である。
【0009】本発明に係るアンテナ装置では、好適に
は、前記絶縁基材に取り付けられた前記アンテナを覆う
絶縁性の保護層をさらに有する。
【0010】本発明に係るリーダライタ装置は、印刷用
のシリンダの内面に取り付けられた非接触式データキャ
リアとの通信を行うリーダライタと、前記リーダライタ
に接続され、前記リーダライタと前記非接触式データキ
ャリアとの間で通信を行う場合に前記シリンダの空洞に
挿入されるアンテナ装置とを有する。
【0011】本発明に係るリーダライタ装置では、好適
には、前記アンテナ装置は、前記シリンダに挿入する方
向を高さ方向とする柱状または略柱状の絶縁基材と、前
記絶縁基材に取り付けられたアンテナとを有する。
【0012】本発明に係るリーダライタ装置では、好適
には、前記絶縁基材の高さは、前記シリンダの開口部か
ら前記非接触式データキャリアまでの距離よりも大き
く、前記絶縁基材には、前記絶縁基材の先端付近から前
記シリンダの空洞の長さの半分以上または略半分以上の
長さにわたって、前記アンテナが螺旋状もしくは略螺旋
状に巻き付けてある。
【0013】本発明に係るリーダライタ装置では、好適
には、前記絶縁基材は、同一または略同一の外径の第1
の部分と、前記第1の部分から外径が連続的に減少する
第2の部分とを有し、前記第2の部分の先端は、前記第
1の部分の中心線上または略中心線上に位置する。本発
明に係るリーダライタ装置では、より好適には、前記第
1の部分の外径は、前記シリンダの内径よりも小さく、
前記シリンダの内径の半分以上または略半分以上であ
る。
【0014】本発明に係るリーダライタ装置では、好適
には、前記アンテナ装置は、前記絶縁基材に取り付けら
れた前記アンテナを覆う絶縁性の保護層をさらに有す
る。
【0015】本発明に係るリーダライタ装置では、好適
には、前記リーダライタは、前記非接触式データキャリ
アとの通信情報を表示する表示装置を有する。
【0016】シリンダの内面に取り付けられた非接触式
データキャリアとリーダライタとの間で通信を行う場合
に、シリンダの空洞にアンテナ装置を挿入することで、
アンテナ装置を非接触式データキャリアに接近させるこ
とができ、非接触式データキャリアの通信距離が小さい
場合にもリーダライタとの通信が可能である。例えば、
アンテナを取り付けた柱状または略柱状の絶縁基材を空
洞に挿入することで、アンテナを非接触式データキャリ
アに近づけることが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照して説明する。
【0018】第1の実施の形態 図1は、本発明に係るリーダライタ装置の第1の実施の
形態を示す概略的な構成図であると共に、当該リーダラ
イタ装置の使用形態を示す概略的な説明図である。この
リーダライタ装置160は、リーダライタ50と、アン
テナ装置60と、配線56とを有する。リーダライタ5
0およびアンテナ装置60は、配線56によって互いに
接続されている。
【0019】リーダライタ50は、入力装置51と、表
示装置52と、制御回路53と、メモリ54と、送受信
回路55とを有する。送受信回路55は、入出力端子T
1を介して配線56に接続されている。
【0020】入力装置51は、リーダライタ装置160
の操作者により、種々の情報が入力される。入力装置5
1に入力された情報(入力情報)は、制御回路53に供
給される。入力情報としては、例えば、リーダライタ装
置160のリード/ライトの命令情報、非接触式データ
キャリア11に書き込むシリンダ情報等がある。
【0021】表示装置52は、制御回路53の表示制御
の下で、種々の情報を表示する。例えば、リーダライタ
装置160の状態を示す情報、入力装置51の入力情
報、非接触式データキャリア11との通信情報等の情報
を、表示画面に表示する。
【0022】メモリ54は、制御回路53の制御下で種
々の情報を記憶する。メモリ54は、入力装置51の入
力情報、非接触式データキャリア11との通信情報等を
記憶する。
【0023】制御回路53は、リーダライタ装置160
の全体を制御するコントローラであり、例えばマイクロ
コンピュータ(マイコン)により構成される。制御回路
53は、入力装置51の入力情報を表示装置52に供給
し、入力情報を表示装置52の表示画面に表示させる。
【0024】また、制御回路53は、メモリ54のアク
セス制御、および、送受信回路55の制御を行う。例え
ば、制御回路53は、メモリ54に記憶された書込用の
シリンダ情報を読み出し、当該シリンダ情報を送受信回
路55に供給する。さらに、制御回路53は、送受信回
路55の受信情報をメモリ54および表示装置52に供
給し、受信情報を表示装置52の表示画面に表示させ
る。
【0025】送受信回路55は、制御回路53からの書
込用のシリンダ情報および書込コマンド(ライトコマン
ド)を、アンテナ装置60を介して非接触式データキャ
リア11に供給する。また、送受信回路55は、読出コ
マンド(リードコマンド)をアンテナ装置60を介して
非接触式データキャリア11に供給し、非接触式データ
キャリア11との通信で得られたシリンダ情報等の通信
情報を制御回路53に供給する。
【0026】アンテナ装置60は、送受信回路55から
配線56を介して供給された電気信号を電波に変換し、
当該電波からなる信号を非接触式データキャリア11に
送出する。また、アンテナ装置60は、非接触式データ
キャリア11から送出された電波からなる信号を電気信
号に変換し、当該電気信号を送受信回路55に供給す
る。送受信回路55は、アンテナ装置60から配線56
を介して供給された電気信号を増幅して制御回路53に
供給する。
【0027】アンテナ装置60は、棒状または略棒状の
形状を有し、非接触式データキャリア11との通信を行
う場合に、シリンダ15の空洞に挿入される。好ましく
は、空洞への挿入後に、アンテナ装置60と非接触式デ
ータキャリア11とが近づくように、空洞内で内周に沿
って回るようにアンテナ装置60を移動させる。
【0028】このアンテナ装置60は、棒状または略棒
状のアンテナと、当該アンテナを覆う絶縁性の保護膜と
を有し、当該アンテナと配線56とが接続された構成と
してもよい。また、アンテナ装置60は、棒状または略
棒状の絶縁基材と、当該絶縁基材に沿うアンテナと、絶
縁基材上のアンテナを覆う絶縁性の保護膜とを有し、当
該アンテナと配線56とが接続された構成としてもよ
い。
【0029】シリンダ15は、鋼鉄等の金属の円筒であ
り、シリンダ15の外面15Zには、印刷情報に対応す
る銅メッキが施されている。シリンダ15の内面15I
の中央部または略中央部には、非接触式データキャリア
11が取り付けてある。アンテナ装置60の長さは、シ
リンダ15の開口部から非接触式データキャリア11ま
での距離よりも大きい。アンテナ装置60の長さは、図
1ではシリンダ15の長さと同一または略同一になって
おり、例えばシリンダ15の長さの1倍程度〜数倍程度
としてもよい。
【0030】非接触式データキャリア11は、リーダラ
イタ50との通信を行う。この非接触式データキャリア
11は、絶縁基材と、絶縁基材の表面に形成されたアン
テナコイルと、アンテナコイルに接続されたマイクロコ
ンピュータ(マイコン)とを有する。このマイコンは、
例えば1チップマイコンにより構成される。非接触式デ
ータキャリア11は、前記絶縁基材のうちアンテナコイ
ルの形成面が内側になるように、シリンダ15の内面1
5Iに取り付けてある。
【0031】非接触式データキャリア11内のアンテナ
コイルは、リーダライタ装置160のアンテナ装置60
から送出された電波を電気信号に変換し、当該電気信号
をマイコンに供給する。また、アンテナコイルは、マイ
コンからの電気信号を電波に変換し、当該電波からなる
信号をアンテナ装置60に送出する。
【0032】非接触式データキャリア11内のマイコン
は、アンテナコイルからの電気信号に基づいて、種々の
動作を行う。このマイコンは、例えば、書込コマンドと
共にシリンダ情報を示す信号がアンテナコイルから供給
された場合は、当該シリンダ情報をマイコン内のメモリ
に書き込んで記憶する。また、このマイコンは、読出コ
マンドを示す信号がアンテナコイルから供給された場合
は、メモリに記憶されたシリンダ情報を読み出し、当該
シリンダ情報を示す信号をアンテナコイルに供給する。
【0033】第2の実施の形態 図2は、本発明に係るリーダライタ装置の第2の実施の
形態を示す概略的な構成図である。図3は、図2のリー
ダライタ装置の使用形態を示す概略的な説明図である。
リーダライタ装置170は、リーダライタ50と、アン
テナ装置70と、配線57とを有する。リーダライタ5
0およびアンテナ装置70は、配線57によって互いに
接続されている。
【0034】リーダライタ50は、入力装置51と、表
示装置52と、制御回路53と、メモリ54と、送受信
回路55とを有する。送受信回路55は、入出力端子T
1を介して配線57に接続されている。
【0035】入力装置51は、リーダライタ装置170
の操作者により、種々の情報が入力される。入力装置5
1に入力された情報(入力情報)は、制御回路53に供
給される。入力情報としては、例えば、リーダライタ装
置170のリード/ライトの命令情報、非接触式データ
キャリア11に書き込むシリンダ情報等がある。
【0036】表示装置52は、制御回路53の表示制御
の下で、種々の情報を表示する。例えば、リーダライタ
装置170の状態を示す情報、入力装置51の入力情
報、非接触式データキャリア11との通信情報等の情報
を、表示画面に表示する。
【0037】メモリ54は、制御回路53の制御下で種
々の情報を記憶する。メモリ54は、入力装置51の入
力情報、非接触式データキャリア11との通信情報等を
記憶する。
【0038】制御回路53は、リーダライタ装置170
の全体を制御するコントローラであり、例えばマイクロ
コンピュータ(マイコン)により構成される。制御回路
53は、入力装置51の入力情報をメモリ54および表
示装置52に供給し、入力情報を表示装置52の表示画
面に表示させる。
【0039】また、制御回路53は、メモリ54のアク
セス制御、および、送受信回路55の制御を行う。例え
ば、制御回路53は、メモリ54に記憶された書込用の
シリンダ情報を読み出し、当該シリンダ情報を送受信回
路55に供給する。さらに、制御回路53は、送受信回
路55の受信情報を表示装置52に供給し、通信情報を
表示装置52の表示画面に表示させる。
【0040】送受信回路55は、制御回路53からの書
込用のシリンダ情報および書込コマンド(ライトコマン
ド)をアンテナ装置70を介して非接触式データキャリ
ア11に供給する。また、送受信回路55は、読出コマ
ンド(リードコマンド)をアンテナ装置60を介して非
接触式データキャリア11に供給し、非接触式データキ
ャリア11との通信で得られたシリンダ情報等の通信情
報を制御回路53に供給する。
【0041】アンテナ装置70は、送受信回路55から
配線57を介して供給された電気信号を電波に変換し、
当該電波からなる信号を非接触式データキャリア11に
送出する。また、アンテナ装置70は、非接触式データ
キャリア11から送出された電波からなる信号を電気信
号に変換し、当該電気信号を送受信回路55に供給す
る。送受信回路55は、アンテナ装置70から配線57
を介して供給された電気信号を増幅して制御回路53に
供給する。
【0042】アンテナ装置70は、非接触式データキャ
リア11との通信を行う場合に、シリンダ15の空洞に
挿入される。このアンテナ装置70は、シリンダ15に
挿入する方向を高さ方向とする柱状または略柱状の絶縁
基材71と、絶縁基材71に取り付けられたアンテナ7
2と、当該絶縁基材71に取り付けられたアンテナ72
を覆う不図示の絶縁性の保護膜とを有する。
【0043】絶縁基材71の高さは、シリンダ15の開
口部から非接触式データキャリア11までの距離よりも
大きい。絶縁基材71には、絶縁基材71の先端付近か
らシリンダ15の空洞の長さの半分以上または略半分以
上の長さにわたって、アンテナ72が螺旋状もしくは略
螺旋状に巻き付けてある。巻付け回数は、1回以上であ
り、好適には複数回とする。
【0044】絶縁基材71は、同一または略同一の外径
の第1の部分である円柱部71Bと、円柱部71Bから
外径が連続的に減少する第2の部分である傾斜部71A
とを有する。傾斜部71Aの外形は、円錐状または略円
錐状の形状を有し、傾斜部71Aの頂点は、円柱部71
Bの中心線上または略中心線上に位置する。円柱部71
Bの外径は、シリンダ15の内径よりも小さく、シリン
ダ15の内径の半分以上または略半分以上である。好適
には、円柱部71Bの外径は、シリンダ15の内径より
も1cm程度〜2cm程度小さくする。
【0045】シリンダ15は、鋼鉄等の金属の円筒であ
り、シリンダ15の外面15Zには、印刷情報に対応す
る銅メッキが施されている。シリンダ15の内面15I
の中央部または略中央部には、非接触式データキャリア
11が取り付けてある。アンテナ装置70の長さは、シ
リンダ15の開口部から非接触式データキャリア11ま
での距離よりも大きい。アンテナ装置70の長さは、図
3ではシリンダ15の長さと同一または略同一になって
おり、例えばシリンダ15の長さの1倍程度〜数倍程度
としてもよい。
【0046】非接触式データキャリア11は、リーダラ
イタ50との通信を行う。この非接触式データキャリア
11は、絶縁基材と、絶縁基材の表面に形成されたアン
テナコイルと、アンテナコイルに接続されたマイコンと
を有する。このマイコンは、例えば1チップマイコンに
より構成される。非接触式データキャリア11は、前記
絶縁基材のうちアンテナコイルの形成面が内側になるよ
うに、シリンダ15の内面15Iに取り付けてある。
【0047】非接触式データキャリア11内のアンテナ
コイルは、リーダライタ装置170のアンテナ装置70
から送出された電波を電気信号に変換し、当該電気信号
をマイコンに供給する。また、アンテナコイルは、マイ
コンからの電気信号を電波に変換し、当該電波からなる
信号をアンテナ装置70に送出する。
【0048】非接触式データキャリア11内のマイコン
は、アンテナコイルからの電気信号に基づいて、種々の
動作を行う。このマイコンは、例えば、書込コマンドと
共にシリンダ情報を示す信号がアンテナコイルから供給
された場合は、当該シリンダ情報をマイコン内のメモリ
に書き込んで記憶する。また、このマイコンは、読出コ
マンドを示す信号がアンテナコイルから供給された場合
は、メモリに記憶されたシリンダ情報を読み出し、当該
シリンダ情報を示す信号をアンテナコイルに供給する。
【0049】アンテナ装置70は傾斜部71Aを有する
ので、リーダライタ装置170の操作者は、アンテナ装
置70をシリンダ15の空洞に容易かつスムーズに挿入
することができる。また、挿入時における、アンテナ装
置70の先端と非接触式データキャリア11との衝突を
防止することが可能である。また、絶縁基材71にアン
テナ72を巻き付けてあるので、アンテナ装置70を空
洞に挿入することで、シリンダ15の内面15Iに取り
付けられた非接触式データキャリア11に対してアンテ
ナ72を接近させることができる。
【0050】なお、アンテナ72を複数本の導体線と
し、当該複数本の導体線を平行または略平行に絶縁基材
71に巻き付けてもよい。また、アンテナ72を1本の
導体線を折り畳んだ構成とし、折り畳まれた導体線を絶
縁基材71に巻き付けてもよい。また、リーダライタ5
0において、制御回路53とメモリ54とを一体化した
構成としてもよい。また、上記実施の形態は本発明の例
示であり、本発明は上記実施の形態に限定されない。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、シリンダの内面に取り付けられた非接触式データキ
ャリアとの通信を行うことが可能なリーダライタ装置
と、このリーダライタ装置に使用可能なアンテナ装置と
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリーダライタ装置の第1の実施の
形態を示す概略的な構成図である。
【図2】本発明に係るリーダライタ装置の第2の実施の
形態を示す概略的な構成図である。
【図3】図2のリーダライタ装置を使用形態を示す概略
的な説明図である。
【符号の説明】
11…非接触式データキャリア、15…シリンダ、15
I…内面、15Z…外面、50…リーダライタ、51…
入力装置、52…表示装置、53…制御回路、54…メ
モリ、55…送受信回路、56,57…配線、60,7
0…アンテナ装置、71…絶縁基材、71A…傾斜部、
71B…円柱部、72…アンテナ、160,170…リ
ーダライタ装置、T1…入出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 1/38 G06K 19/00 Q 1/40 B41F 13/10 B H04B 5/02 G06K 19/00 H

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷用のシリンダの内面に取り付けられた
    非接触式データキャリアとの通信を行うリーダライタに
    接続され、前記リーダライタと前記非接触式データキャ
    リアとの間で通信を行う場合に前記シリンダの空洞に挿
    入されるアンテナ装置であって、 前記シリンダに挿入する方向を高さ方向とする柱状また
    は略柱状の絶縁基材と、 前記絶縁基材に取り付けられたアンテナとを有するアン
    テナ装置。
  2. 【請求項2】前記絶縁基材の高さは、前記シリンダの開
    口部から前記非接触式データキャリアまでの距離よりも
    大きく、 前記絶縁基材には、前記絶縁基材の先端付近から前記シ
    リンダの空洞の長さの半分以上または略半分以上の長さ
    にわたって、前記アンテナが螺旋状もしくは略螺旋状に
    巻き付けてある請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】前記絶縁基材は、 同一または略同一の外径の第1の部分と、 前記第1の部分から外径が連続的に減少する第2の部分
    とを有し、 前記第2の部分の先端は、前記第1の部分の中心線上ま
    たは略中心線上に位置する請求項1または2記載のアン
    テナ装置。
  4. 【請求項4】前記第1の部分の外径は、前記シリンダの
    内径よりも小さく、前記シリンダの内径の半分以上また
    は略半分以上である請求項3記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】前記絶縁基材に取り付けられた前記アンテ
    ナを覆う絶縁性の保護層をさらに有する請求項1〜4の
    何れかに記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】印刷用のシリンダの内面に取り付けられた
    非接触式データキャリアとの通信を行うリーダライタ
    と、 前記リーダライタに接続され、前記リーダライタと前記
    非接触式データキャリアとの間で通信を行う場合に前記
    シリンダの空洞に挿入されるアンテナ装置とを有するリ
    ーダライタ装置。
  7. 【請求項7】前記アンテナ装置は、 前記シリンダに挿入する方向を高さ方向とする柱状また
    は略柱状の絶縁基材と、 前記絶縁基材に取り付けられたアンテナとを有する請求
    項6記載のリーダライタ装置。
  8. 【請求項8】前記絶縁基材の高さは、前記シリンダの開
    口部から前記非接触式データキャリアまでの距離よりも
    大きく、 前記絶縁基材には、前記絶縁基材の先端付近から前記シ
    リンダの空洞の長さの半分以上または略半分以上の長さ
    にわたって、前記アンテナが螺旋状もしくは略螺旋状に
    巻き付けてある請求項7記載のリーダライタ装置。
  9. 【請求項9】前記絶縁基材は、 同一または略同一の外径の第1の部分と、 前記円柱部から外径が連続的に減少する第2の部分とを
    有し、 前記第2の部分の先端は、前記第1の部分の中心線上ま
    たは略中心線上に位置する請求項7または8記載のリー
    ダライタ装置。
  10. 【請求項10】前記第1の部分の外径は、前記シリンダ
    の内径よりも小さく、前記シリンダの内径の半分以上ま
    たは略半分以上である請求項9記載のリーダライタ装
    置。
  11. 【請求項11】前記アンテナ装置は、前記絶縁基材に取
    り付けられた前記アンテナを覆う絶縁性の保護層をさら
    に有する請求項7〜10の何れかに記載のリーダライタ
    装置。
  12. 【請求項12】前記リーダライタは、前記非接触式デー
    タキャリアとの通信情報を表示する表示装置を有する請
    求項6〜11の何れかに記載のリーダライタ装置。
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