JP2001151313A - 非接触式タグ付金属製物品及び金属製物品管理システム - Google Patents

非接触式タグ付金属製物品及び金属製物品管理システム

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JP2001151313A JP33417899A JP33417899A JP2001151313A JP 2001151313 A JP2001151313 A JP 2001151313A JP 33417899 A JP33417899 A JP 33417899A JP 33417899 A JP33417899 A JP 33417899A JP 2001151313 A JP2001151313 A JP 2001151313A
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Taisuke Takahashi
泰右 高橋
Yukio Hasegawa
幸雄 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属製の物品にその金属製物品の諸管理を行う
ための管理データを電子データとして出力する非接触式
タグを取り付けてその金属製物品の諸管理を行うことが
できるようにする。 【解決手段】金属製物品1の内面若しくは外面に、誘導
電流により所定周波数の管理データ信号を出力発信する
非接触式タグ3が絶縁性接着剤を介して取り付けられて
いる非接触式タグ付金属製物品と、その非接触式タグ付
金属製物品を管理する管理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部処理装置の電
磁波により非接触方式にて管理データ信号を出力する非
接触式タグが取り付けられた非接触式タグ付金属製物品
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、製品や本や包装体など各種物
品に非接触式タグを取り付けて、それら物品の入出庫管
理や物流管理や貸出管理などの諸管理を行う管理システ
ムがある。
【0003】例えば、本の背部などにその本の固有番号
などを表すラベル型の非接触式タグを取り付け固定し
て、貸し出し履歴や在庫管理に使用する図書管理システ
ム、生ビールのケースの中に非接触式タグを入れて物流
や期限の管理を行うシステム、あるいは洗濯物に非接触
式タグを取り付けて顧客識別を行うクリーニング管理シ
ステムなどがあり、上記システムは、いずれも非接触式
タグを非金属物品に取り付けて管理する方式であり、特
に金属製の物品の管理においては、その金属面に識別用
の番号やマークなどを刻印したり、バーコードなどのマ
ークを表示したラベルなどを貼付して管理していたが、
その物品の搬送移動や、取り付け取り外しなどの繰り返
し操作による擦れなどによって、刻印に磨耗が生じた
り、汚れや剥がれなどが発生し易かった。
【0004】本発明は、金属製の物品に、その金属製物
品の諸管理を行うための管理データを電子データとして
出力する非接触式タグを取り付けて、その金属製物品の
諸管理を行うことができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、金属製物品の内面若しくは外面に、誘導電流に
より所定周波数の管理データ信号を出力発信する非接触
式タグ3が絶縁性接着剤を介して取り付けられているこ
とを特徴とする非接触式タグ付金属製物品である。
【0006】次に本発明の請求項2に係る発明は、上記
請求項1に係る発明のタグ付金属製物品において、前記
金属製物品が金属製の印刷用シリンダ又は車両番号プレ
ートである非接触式タグ付金属製物品である。
【0007】次に本発明の請求項3に係る発明は、上記
請求項1又は請求項2に係る発明のタグ付金属製物品に
おいて、前記絶縁性接着剤が二液硬化型エポキシ系接着
剤である非接触式タグ付金属製物品である。
【0008】次に本発明の請求項4に係る発明は、各々
金属製物品の内面若しくは外面に、誘導電流により所定
周波数の管理データ信号を出力発信する非接触式タグ3
が絶縁性接着剤を介して取り付けられた管理用非接触式
タグ付金属製物品と、該各々物品に取り付けられている
前記非接触式タグ3に誘導電流を発生させる電磁波発生
手段と、前記誘導電流により非接触式タグ3から出力発
信される管理データ信号を管理データとして読み取る管
理データ読取手段とを備え、前記管理データに基づいて
各々金属製物品の諸管理を行うことを特徴とする金属製
物品管理システムである。
【0009】
【作用】本発明の非接触式タグ付金属製物品は、金属製
物品1の一部に、誘導電流により所定周波数の管理デー
タ信号を出力発信する非接触式タグ3が絶縁性接着剤7
を介して取り付けられているものであり、電磁波発生手
段の発信用アンテナから非接触式タグ3側に電力供給
(起電力)用に発信された所定周波数の電磁波は、非接
触式タグ3に搭載した受信用アンテナ(導電体)を介し
て該タグ3に搭載した発振器に発振起動用電流を供給し
て、該発振器から発生した所定周波数の信号が管理デー
タ信号(電磁波)として、該タグ3の発信用アンテナか
ら出力発信され、出力発信した管理データ信号は、管理
データ読取手段により読み取られる。
【0010】このように、本発明の非接触式タグ付金属
製物品は、電磁波発生手段の発信用アンテナから非接触
式タグ3に向かって所定周波数の電磁波(磁気信号又は
電波信号)を発信させ、その電磁波によりタグ3に搭載
した電磁誘導体に起電力(電流)を生じさせるので、非
接触式タグ3には電池を必要としない。
【0011】本発明の非接触式タグ付金属製物品の上記
非接触式タグ3は、絶縁性接着剤7を介して金属製物品
1の内面又は外面に取り付けられているので、金属製物
品1に対する非接触式タグ3の通電部の電気絶縁性を良
好に保持できる。
【0012】外部電磁波によって発信起動する非接触式
タグ3は、本来、金属に密着させて使用すると、発信起
動した信号を外部読取手段によって読み取ることが困難
となるものであるが、本発明における非接触式タグ3に
あっては、上記絶縁性接着剤7が非接触式タグ3に搭載
した発信用アンテナ(導電体)と金属製物品1との間に
介在した状態となっているので、絶縁性誘電体として作
用し、電磁波発生手段の発信用アンテナ及び非接触式タ
グ3の発信用アンテナから発信されるそれぞれ所定周波
数の電磁波は金属製物品1を通過し易くなる。そのた
め、例えば非接触式タグ3を金属製物品1の内部(又は
内面)などに取り付けた場合においては、金属製物品1
の外部にて、電磁波発生手段による内部の非接触式タグ
3に対する電力供給(起電力)用の所定周波数電磁波の
供給、及び管理データ読取手段による内部の非接触式タ
グ3からの管理データ信号としての所定周波数の電磁波
の読み取りが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の非接触式タグ付金属製物
品、及び金属製物品管理システムを、金属製物品の一例
として金属製の印刷用シリンダ(印刷用版胴)を例に採
って、以下に実施の形態に従って詳細に説明する。
【0014】図1は、金属製物品の内面(又は内部)に
非接触式タグを取り付けた本発明の非接触式タグ付金属
製物品Aを説明する正面断面図であり、1金属製物品で
あって、例えば通常の中空構造体のグラビア印刷用シリ
ンダ本体を示し、2はそのシリンダ1の回転軸方向の両
端部に貫設したシリンダ軸支用のシリンダ孔設部、3は
中空状の印刷用シリンダ1の内面(内部)に、金属材料
との接着性が良好で電気的絶縁性のある絶縁性接着剤
(例えばエポキシ樹脂系接着剤、特に二液硬化型エポキ
シ樹脂接着剤が適当)により取り付け固定した非接触式
タグ、4は上記シリンダ孔設部2、2に嵌合してシリン
ダ1を回転可能に軸支するテーパーコーン状の支軸部
(破線部)である。
【0015】なお、支軸部4、4は、シャフトレスコー
ンチャック方式、シャフトコーンチャック方式があり、
印刷装置本体側に取り付け配置されていて、そのいずれ
か一方若しくは両方は、シリンダ1の両端部のシリンダ
孔設部2、2に対して、エアー圧力により嵌合移動及び
シリンダ取り外しのために離反移動可能である。
【0016】上記非接触式タグ3の形状は特に限定され
ないが、例えばシート状又はプレート状又はコイン状の
小片が適当であり、その他に立方体や直方体や棒状体な
どであってもよい。またタグの平面形状も特に限定され
ないが、例えば円形状、楕円形状、三角形状、矩形状、
あるいはその他多角形状であってもよい。また上記非接
触式タグ3の大きさも特に限定されないが、コンパクト
であることが適当であり、例えば直径(又は1辺の長
さ)10〜30mm程度、厚さ1〜3mm程度が適当で
ある。
【0017】なお、電磁波発生手段及び管理データ読取
手段による非接触式タグ3の起動及び読み取り操作を行
い易くするために、非接触式タグ3は、中空状の印刷用
シリンダ1の内面(内部)における両端のシリンダ孔設
部2、2、又はいずれか一方端のシリンダ孔設部2に近
接した位置に取り付けられていることが適当である。
【0018】図2は、金属製物品の外面(又は外部)に
非接触式タグを取り付けた本発明の非接触式タグ付金属
製物品Aであり、例えばシリンダ回転軸方向の両端部に
一体に支軸部6、6を備えた金属製のオフセット印刷用
シリンダ1において、そのシリンダ1の回転軸方向両端
面5、5又はそのいずれか一方端面5の外面に、非接触
式タグ3が取り付けられているものである。
【0019】非接触式タグ3は、例えば、偏平形状の基
板に受信と発信を行うアンテナを持つIC回路などが形
成された平坦な回路構造体(外部信号処理手段に対して
非接触式で起動するICチップ、IC内蔵の電子ラベル
など)であり、必要に応じてその回路構造体は、その全
体が耐熱性、耐水性、耐圧性、耐薬品性、耐油性、耐溶
剤性などの耐性を備えたエポキシ樹脂などの絶縁性樹脂
により被覆、封止(モールディング又はパッケージン
グ)されている。
【0020】本発明の各々非接触式タグ付金属製物品A
が所有する固有の管理データ信号を発信可能な非接触式
タグ3は、図3に示すように、管理用の外部データ処理
装置B(読取処理装置;リーダー)の電磁波発生手段2
1から発信した所定周波数の電磁波の供給により生じた
誘導電流により、ある固有の周波数の電磁波を管理デー
タ信号として出力発信するものである。
【0021】そして、非接触式タグ3が固有の周波数の
電磁波を管理データ信号として出力発信することによっ
て、その金属製物品1に関して管理すべき管理情報が外
部データ処理装置Bに接続した管理データ読取手段22
(例えば処理装置Bからの延長コード付きハンディアン
テナ)によって読み取り可能となっている。なお、電磁
波発生手段21及び管理データ読取手段22と非接触式
タグ3との間で送信、受信用として設定使用する通信周
波数や通信有効距離は特に限定されるものではないが、
例えば、通信周波数は一例として100kHz〜200
kHz程度の範囲、通信有効距離は一例として3mm〜
15mm程度(好ましくは5mm程度)に設定される。
【0022】金属製物品1に取り付けた非接触式タグ3
は、管理データ読取手段22によるリードオンリー方式
で運用され、非接触式タグ3から読み取られた管理デー
タは外部データ処理装置Bに自動入力され、また非接触
式タグ3への管理に必要なデータの入力、登録(記
入)、訂正、削除や、データ照合、確認などのデータ処
理は、外部データ処理装置Bであるパソコンなどコンピ
ュータにより外部管理される。
【0023】図3は、グラビア印刷装置の支軸部4から
取り外されたグラビア印刷用シリンダ1を示し、取り外
されたシリンダ1はその回転軸方向を水平乃至垂直にし
て、床面上又は所定の支持台上に置かれる。
【0024】そして、電磁波発生手段の発信用アンテナ
21が、該シリンダ1の孔設部2内に挿入されてシリン
ダ1内部の非接触式タグ3に近接した後、所定の周波数
の電磁波を発信する。
【0025】その電磁波は、非接触式タグ3の受信用ア
ンテナに受信されて誘導電流を発生させ、タグ3に搭載
した発振器は、その誘導電流により起動して固有の周波
数の電磁波を管理データ信号として発信用アンテナから
発信する。
【0026】当該金属製物品1(例えば印刷用シリン
ダ)の発信された固有周波数の管理データ信号は、上記
電磁波発生手段の発信用アンテナ21に併設(同軸ケー
ブルなどにて併設)した管理データ読取手段の読取受信
用アンテナ22により受信される。
【0027】受信された当該金属製物品1(例えば印刷
用シリンダ)の固有周波数の管理データ信号は、外部デ
ータ処理装置Bのパソコンなどコンピュータに入力さ
れ、その入力された固有周波数の管理データ信号に基づ
きデータ処理されて、そのコンピュータに搭載する各固
有周波数管理データ信号毎に対応する各種管理データが
予め収納記憶されている管理データ変換メモリテーブル
の中から当該金属製物品1に関する管理データ(当該金
属製物品1に関する、既登録、既入力の管理項目や管理
用データ、又は未登録、未入力の管理項目や新たに入力
すべきデータ入力の指示メッセージ)などが読み出さ
れ、コンピュータのディスプレイ画面に出力表示され、
また適宜メモリにも記憶される。
【0028】上記金属製物品1の非接触式タグ3から出
力発信される管理データ信号に基づいて管理データ変換
メモリテーブルから読み取られ、出力表示される上記管
理データとしては、例えば、当該金属製物品1(例えば
印刷用シリンダ)の識別番号(固有番号)、識別記号
や、所属名(管理部所名、所有者名)などを認識するた
めの固有のシリアルナンバーなどに関する情報と、それ
に基づく当該金属製物品1に関する、既登録、既入力の
管理項目や管理用データ(例えば、当該製品の寸法デー
タや、搬送、配送ライン、製造ラインへの当該製品投入
のためのラインとのマッチングを図るための各種搬送、
配送、製造における仕様データ(印刷用シリンダーにお
いては製版データなど、あるいは認識用の各種基準デー
タ、標準データなど)又は未登録、未入力の管理項目や
管理用データである。
【0029】外部データ処理装置Bによって出力表示さ
れた既登録、既入力の管理用データからは、現在までの
当該金属製物品1に関する管理状況(例えば使用の履
歴、物品の品質状態、現在位置(例えば物品が既に収納
保管されている棚、ラック、車両などでの保管位置を示
すアドレス番号)など)が確認される。
【0030】また新規に管理のために導入される金属製
物品1に対して、あるいは既に管理状態にあって新たに
管理項目や管理データを入力すべき金属製物品1に対し
て、あるいは管理項目や管理データが未登録、未入力で
あるとして入力指示メッセージの表示された金属製物品
1に対しては、コンピュータの入力キーボード、マスス
を用いて管理データ変換メモリテーブルに、新たな使用
の履歴や現在の物品の品質状態、現在位置(例えば物品
が新たに収納保管される棚、ラック、車両などでの保管
位置を示すアドレス番号)など)を、管理に必要な諸デ
ータとして入力したり、訂正入力する。
【0031】外部データ処理装置Bによって確認され出
力された管理データ信号のうち、当該物品の現在保管さ
れている位置を示すアドレス番号データ信号は、金属製
物品1を処理する工場に配置した、例えばファクトリー
オートメーション(F.A.)装置における棚、ラック
などへの収納保管及び取出用の移送手段(トラバーサ、
コンベアなど)や運搬・搬送車両手段(例えばA.G.
V.など)を、当該金属製物品1の収納保管されている
位置(取出位置)に移動動作させるための移動動作指令
制御用の取出用アドレス信号として使用される。
【0032】外部データ処理装置Bは、当該金属製物品
1が収納保管されている固有の上記取出用アドレス信号
を上記F.A.の制御動作用コンピュータに出力し、該
取出用アドレス信号に基づいて移送手段や運搬・搬送車
両手段をその物品1が保管されている所定の収納保管位
置に移動させ、当該物品1を取り出し保持動作制御する
ものである。
【0033】また、上記外部データ処理装置Bには、当
該金属製物品1を取り出し動作する以前又は以後又は取
り出し動作と同時に、これから収納保管すべき棚、ラッ
ク、車両などにおける保管位置を示す保管用アドレス番
号データが入力設定され、該外部データ処理装置Bは、
その保管用アドレス番号データに基づく保管用アドレス
信号を上記F.A.の制御動作用コンピュータに出力
し、当該物品1を取り出し保持している上記移送手段や
運搬・搬送車両手段を、その物品1が保管されるべき所
定の収納保管位置に移動させて、その位置にその物品1
を収納保管動作制御するものである。
【0034】図4(a)は、本発明における上記非接触
式タグ3の回路(例えばIC回路)の一例を示すブロッ
ク図であり、外部データ処理手段Bの電磁波発生手段2
1から非接触式タグ3に向かって発信した所定周波数の
電磁波(磁気信号又は電波信号)により起電力を生じさ
せるコイル状又は直線状の受信アンテナ11(導電体;
電磁誘導体)と、その起電力により固有周波数の電磁波
を発振起動する1個の発振器13と、発振器13から発
振した上記固有周波数の電磁波を外部に発信する発信用
アンテナ14(上記受信用アンテナ11と兼用でもよ
い)が搭載されている。
【0035】図4(b)は、本発明における上記非接触
式タグ3の回路(例えばIC回路)の他の例を示すブロ
ック図であり、外部データ処理手段Bの電磁波発生手段
21から非接触式タグ3に向かって発信した所定周波数
の電磁波(磁気信号又は電波信号)により起電力を生じ
させるコイル状又は直線状の受信アンテナ11(導電
体;電磁誘導体)と、その起電力により動作するマスク
ROM、PROM、EPROMなど不揮発性メモリ部1
2(必要に応じて、マイクロプロセッサ(マイクロシー
ケンサ)やプログラマブルコントローラを併設搭載)
と、該メモリ部12からの選択指令信号を介して選択起
動する1個乃至それぞれ異なる周波数発振を行う複数個
の固有の周波数の電磁波を管理データ信号として発振す
る発振器13と、あるいは上記メモリ部12からの選択
指令信号により所定電圧に変圧動作する電圧変換器(図
示せず)からの所定の選択された電圧により固有の周波
数の電磁波を管理データ信号として発振する1個乃至複
数個の発振器13と、発振器13から発振した上記固有
周波数の電磁波を外部に発信する発信用アンテナ14
(上記受信用アンテナ11と兼用でもよい)が搭載され
ている。
【0036】図5は、金属製物品1の内面(内部)又は
外面(外部)に非接触式タグ3を取り付け固定した状態
を示す側面図であり、非接触式タグ3は、必要に応じて
その全体がエポキシ樹脂などの絶縁性樹脂により被覆
(モールディング又はパッケージング)されている。そ
して、そのタグ3の下面の全面がエポキシ樹脂などの絶
縁性接着剤7によって金属製物品1に対して接着固定さ
れていて、金属製物品1とは電気的に絶縁された状態を
保持しているものである。
【0037】
【発明の効果】本発明の非接触式タグ付金属製物品は、
金属製物品に、その金属製物品の諸管理を行うための管
理データを電子データ信号として出力する非接触式タグ
が取り付けられているものであり、印刷版の管理が煩雑
となり易い印刷工程において使用される多数本の金属製
の印刷用シリンダ(印刷版胴など)、あるいは自動車な
ど各種車両用の金属製のナンバープレートなど各種金属
製の物品に上記非接触式タグを取り付けることによっ
て、金属製物品本体や、その金属製物品が取り付け配置
された自動車など各種車両をはじめとする各種製造物
(機材など)の入出庫状態や貸し出し状態(レンタル状
態)など在庫管理や物流管理などの諸管理や、ファクト
リーオートメーション(F.A.)とのリンクシステム
としても活用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触式タグを内部に取り付けた金属
製物品の全体側断面図。
【図2】本発明の非接触式タグを外部に取り付けた金属
製物品の全体側面図。
【図3】本発明の非接触式タグを内部に取り付けた金属
製物品のデータ読み取り方を説明する側断面図。
【図4】(a)〜(b)は本発明の金属製物品に取り付
けられた非接触式タグの一例を説明する回路ブロック
図。
【図5】本発明における非接触式タグの取り付け方の一
例を説明する側断面図。
【符号の説明】
1…金属製物品(印刷用シリンダ) 2…孔設部 3…
非接触式タグ 4…支軸部 5…シリンダ端面部 6…支軸部 7…絶
縁性接着剤 11…受信用アンテナ 12…不揮発性メモリ部 13
…発振器 14…発信用アンテナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製物品の内面若しくは外面に、誘導電
    流により所定周波数の管理データ信号を出力発信する非
    接触式タグ3が絶縁性接着剤を介して取り付けられてい
    ることを特徴とする非接触式タグ付金属製物品。
  2. 【請求項2】前記金属製物品が金属製の印刷用シリンダ
    又は車両番号プレートである請求項1記載の非接触式タ
    グ付金属製物品。
  3. 【請求項3】前記絶縁性接着剤が二液硬化型エポキシ系
    接着剤である請求項1又は請求項2記載の非接触式タグ
    付金属製物品。
  4. 【請求項4】各々金属製物品の内面若しくは外面に、誘
    導電流により所定周波数の管理データ信号を出力発信す
    る非接触式タグ3が絶縁性接着剤を介して取り付けられ
    た管理用非接触式タグ付金属製物品と、該各々物品に取
    り付けられている前記非接触式タグ3に誘導電流を発生
    させる電磁波発生手段と、前記誘導電流により非接触式
    タグ3から出力発信される管理データ信号を管理データ
    として読み取る管理データ読取手段とを備え、前記管理
    データに基づいて各々金属製物品の諸管理を行うことを
    特徴とする金属製物品管理システム。
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