JP2001356475A - ポジ型感光性樹脂組成物及びそれを用いた半導体装置 - Google Patents

ポジ型感光性樹脂組成物及びそれを用いた半導体装置

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JP2001356475A
JP2001356475A JP2000174707A JP2000174707A JP2001356475A JP 2001356475 A JP2001356475 A JP 2001356475A JP 2000174707 A JP2000174707 A JP 2000174707A JP 2000174707 A JP2000174707 A JP 2000174707A JP 2001356475 A JP2001356475 A JP 2001356475A
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Toshio Banba
敏夫 番場
Takashi Hirano
孝 平野
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高感度で高残膜率のパターンを得ることがで
きるポジ型感光性樹脂組成物及びそれを用いた半導体装
置を提供する。 【解決手段】 ポリアミド100重量部と(2)で示さ
れる感光性ジアゾキノン化合物1〜100重量部からな
るポジ型感光性樹脂組成物及びその樹脂組成物を用いて
製作された半導体装置である。 (式中、Rは水素原子、アルキル基、アルコキシ基)
(式中O、O、O、Oは水素原子又は を意味し、O、O、O、Oの少なくとも1つ
は、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高感度で高残膜率
のパターンを得ることができるポジ型感光性樹脂組成物
とそれを用いた半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子の表面保護膜、層間絶
縁膜には耐熱性が優れ、又卓越した電気特性、機械特性
等を有するポリイミド樹脂が用いられているが、近年半
導体素子の高集積化、大型化、パッケージの薄型化、小
型化、半田リフローによる表面実装への移行等により耐
熱サイクル性、耐熱ショック性等の著しい向上の要求が
あり、更に高性能の樹脂が必要とされるようになってき
た。一方、ポリイミド樹脂自身に感光性を付与する技術
が最近注目を集めてきており、例えば下記式(4)に示
される感光性ポリイミド樹脂が挙げられる。
【0003】
【化7】
【0004】これを用いるとパターン作成工程の一部が
簡略化でき、工程短縮および歩留まり向上の効果はある
が、現像の際にN−メチル−2−ピロリドン等の溶剤が
必要となるため、安全性、取扱い性に問題がある。そこ
で最近、アルカリ水溶液で現像ができるポジ型の感光性
樹脂が開発されている。例えば、特公平1−46862
号公報においてはポリベンゾオキサゾール前駆体とジア
ゾキノン化合物より構成されるポジ型感光性樹脂が開示
されている。これは高い耐熱性、優れた電気特性、微細
加工性を有し、ウェハーコート用のみならず層間絶縁用
樹脂としての可能性も有している。このポジ型の感光性
樹脂の現像メカニズムは、未露光部のジアゾキノン化合
物はアルカリ水溶液に不溶であるが、露光することによ
りジアゾキノン化合物が化学変化を起こし、アルカリ水
溶液に可溶となる。この露光部と未露光部との溶解性の
差を利用し、露光部を溶解除去することにより未露光部
のみの塗膜パターンの作成が可能となるものである。こ
れら感光性樹脂を実際に使用する場合、特に重要となる
のは感光性樹脂の感度である。低感度であると、露光時
間が長くなりスループットが低下する。そこで感光性樹
脂の感度を向上させようとして、例えばベース樹脂の分
子量を小さくすると、現像時に未露光部の膜減りが大き
くなるために、必要とされる膜厚が得られなかったり、
パターン形状が崩れるといった問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高感度で高
残膜率のパターンを得ることができるポジ型感光性樹脂
組成物及びそれを用いた半導体装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(1)
で示されるポリアミド100重量部と一般式(2)又は
/及び一般式(3)で示される感光性ジアゾキノン化合
物1〜100重量部からなるポジ型感光性樹脂組成物で
ある。
【0007】
【化8】
【0008】
【化9】
【0009】
【化10】
【0010】
【発明の実施の形態】式(1)のポリアミドは、Xの構
造を有するビスアミノフェノールとYの構造を有するジ
カルボン酸と、更にEの構造を有する酸無水物からな
り、このポリアミドを約300〜400℃で加熱すると
脱水閉環し、ポリベンゾオキサゾールという耐熱性樹脂
に変化する。本発明のポリアミド(1)のXは、例え
ば、
【0011】
【化11】
【0012】等であるがこれらに限定されるものではな
い。この中で特に好ましいものとしては、
【0013】
【化12】
【0014】より選ばれるものである。又式(1)のY
は、例えば、
【0015】
【化13】
【0016】等であるがこれらに限定されるものではな
い。これらの中で特に好ましいものとしては、
【0017】
【化14】
【0018】より選ばれるものである。又式(1)のE
は、例えば、
【0019】
【化15】
【0020】等が挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。この中で特に好ましいものとしては、
【0021】
【化16】 より選ばれるものである。
【0022】本発明はYの構造を有するジカルボン酸誘
導体とXの構造を有するビスアミノフェノールを反応さ
せてポリアミドを合成した後、式(1)のEに示すアル
ケニル基又はアルキニル基を少なくとも1個有する酸無
水物を用いて末端のアミノ基をキャップするものであ
る。更に、式(1)のZは、例えば
【0023】
【化17】
【0024】等であるがこれらに限定されるものではな
い。式(1)のZは、例えば、シリコンウェハーのよう
な基板に対して、特に優れた密着性が必要な場合に用い
るが、その使用割合bは最大40モル%までである。4
0モル%を越えると樹脂の溶解性が極めて低下し、現像
残り(スカム)が発生し、パターン加工ができない。な
お、これらX、Y、E、Zの使用にあたっては、それぞ
れ1種類であっても2種類以上の混合物であっても構わ
ない。
【0025】本発明で用いる感光性ジアゾキノン化合物
は、1,2−ベンゾキノンジアジドあるいは1,2−ナ
フトキノンジアジド構造を有する化合物と、支持体であ
るフェノール系化合物との反応物である。本発明のポジ
型感光性樹脂組成物においては、現像時に特に高感度、
高残膜率を得る目的で、一般式(2)又は一般式(3)
で示される構造を有する感光性ジアゾキノン化合物を組
成に加えることが重要である。ポジ型の感光性樹脂の現
像メカニズムは前述したように露光部と未露光部との溶
解性の差を利用しており、高感度、高残膜率を得ようと
する場合、その差を大きくするために露光部はより溶け
やすく、未露光部はより溶けにくくなるように溶解性を
変化させることが必要である。その溶解性の差の変化は
支持体であるフェノール系化合物の構造にも因るところ
が大きい。そこで現像時において、露光部では溶解性を
促進させ、かつ未露光部では溶解阻止効果を助けて十分
な残膜率を保持させることができる支持体を有する感光
性ジアゾキノン化合物を検討した結果、一般式(2)又
は/および一般式(3)で示される構造を有する感光性
ジアゾキノン化合物が優れていることを見いだした。
【0026】
【化18】
【0027】
【化19】
【0028】更に、この感光性ジアゾキノン化合物はポ
リベンゾオキサゾール前駆体と組み合わせた方が、ポリ
イミド前駆体と組み合わせるよりも高感度を保ちながら
高残膜率を発現することを見いだした。
【0029】更に本発明においては一般式(2)及び/
又は一般式(3)で示される構造を有する感光性ジアゾ
キノン化合物が2種類以上の異性体の混合物であること
が望ましい。一般に感光性ジアゾキノン化合物は結晶化
し易い。そのため実際に製造ラインにおいてポジ型感光
性樹脂組成物から感光性ジアゾキノンの析出等が起こる
という問題が発生する。また析出をさけるために用いる
溶剤が制限されたりする。しかし2種類以上の異性体の
混合物を用いるとそのような危険性は極めて小さくなり
好ましい。
【0030】一般式(2)に示される感光性ジアゾキノ
ン化合物としては、下記のもの等が挙げられるがこれら
に限定されるものではない。
【0031】
【化20】
【0032】
【化21】
【0033】
【化22】
【0034】これらの中で特に高感度、高残膜率の点か
ら好ましいものとしては下記のものがある。
【0035】
【化23】
【0036】
【化24】
【0037】感光性ジアゾキノン化合物のポリアミドへ
の配合量は、ポリアミド100重量部に対し、1〜10
0重量部で、配合量が1重量部未満だと樹脂のパターニ
ング性が不良であり、逆に100重量部を越えると感度
が大幅に低下するだけでなく、フィルムの引張り伸び率
が著しく低下する。
【0038】本発明のポジ型感光性樹脂組成物には、必
要により感光特性を高めるためにジヒドロピリジン誘導
体を加えることができる。ジヒドロピリジン誘導体とし
ては、例えば、2,6−ジメチル−3,5−ジアセチル
−4−(2′−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピ
リジン、4−(2′−ニトロフェニル)−2,6−ジメ
チル−3,5−ジカルボエトキシ−1,4−ジヒドロピ
リジン、4−(2′,4′−ジニトロフェニル)−2,
6−ジメチル−3,5−ジカルボメトキシ−1,4−ジ
ヒドロピリジン等を挙げることができる。
【0039】本発明のポジ型感光性樹脂組成物において
は必要に応じて、感度向上のためビスフェノール化合
物、トリスフェノール化合物等のフェノール化合物を併
用することもできる。フェノール化合物類の添加量は、
一般式(1)で示されるポリアミド100重量部に対し
て、1〜30重量部の範囲で使用することができる。ビ
スフェノール化合物としては下記のもの等を挙げること
ができるがこれらに限定されない。
【0040】
【化25】
【0041】
【化26】
【0042】
【化27】
【0043】
【化28】
【0044】これらの中で特に、好ましいものとして
は、
【0045】
【化29】 である。
【0046】トリスフェノール化合物としては下記のも
の等を挙げることができるがこれらに限定されない。
【化30】
【0047】
【化31】
【0048】
【化32】
【0049】これらの中で特に、好ましいものとして
は、
【化33】 である。
【0050】本発明におけるポジ型感光性樹脂組成物に
は、必要によりレベリング剤、シランカップリング剤等
の添加剤を添加することができる。本発明においてはこ
れらの成分を溶剤に溶解し、ワニス状にして使用する。
溶剤としては、N−メチル−2−ピロリドン、γ−ブチ
ロラクトン、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチル
スルホキシド、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ブチル、メ
チル−1,3−ブチレングリコールアセテート、1,3
−ブチレングリコール−3−モノメチルエーテル、ピル
ビン酸メチル、ピルビン酸エチル、メチル−3−メトキ
シプロピオネート等が挙げられ、単独でも混合して用い
てもよい。
【0051】本発明のポジ型感光性樹脂組成物の使用方
法は、まず該組成物を適当な支持体、例えば、シリコン
ウェハー、セラミック基板、アルミ基板等に塗布する。
塗布量は、半導体装置の場合、硬化後の最終膜厚が0.
1〜30μmになるよう塗布する。膜厚が0.1μm未
満であると、半導体素子の保護表面膜としての機能を十
分に発揮することが困難となり、30μmを越えると、
微細な加工パターンを得ることが困難となるばかりでな
く、加工に時間がかかりスループットが低下する。塗布
方法としては、スピンナーを用いた回転塗布、スプレー
コーターを用いた噴霧塗布、浸漬、印刷、ロールコーテ
ィング等がある。次に、60〜130℃でプリベークし
て塗膜を乾燥後、所望のパターン形状に化学線を照射す
る。化学線としては、X線、電子線、紫外線、可視光線
等が使用できるが、200〜500nmの波長のものが
好ましい。次に照射部を現像液で溶解除去することによ
りレリーフパターンを得る。現像液としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナ
トリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア水等の無
機アルカリ類、エチルアミン、n−プロピルアミン等の
第1アミン類、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミ
ン等の第2アミン類、トリエチルアミン、メチルジエチ
ルアミン等の第3アミン類、ジメチルエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等のアルコールアミン類、テ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルア
ンモニウムヒドロキシド等の第4級アンモニウム塩等の
アルカリ類の水溶液、及びこれにメタノール、エタノー
ルのごときアルコール類等の水溶性有機溶媒や界面活性
剤を適当量添加した水溶液を好適に使用することができ
る。現像方法としては、スプレー、パドル、浸漬、超音
波等の方式が可能である。次に、現像によって形成した
レリーフパターンをリンスする。リンス液としては、蒸
留水を使用する。次に加熱処理を行い、オキサゾール環
を形成し、耐熱性に富む最終パターンを得る。その他の
半導体装置の製造方法は公知の方法を用いることができ
る。本発明によるポジ型感光性樹脂組成物は、半導体用
途のみならず、多層回路の層間絶縁やフレキシブル銅張
板のカバーコート、ソルダーレジスト膜や液晶配向膜等
としても有用である。
【0052】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 《実施例1》 *ポリアミドの合成 ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸1モルと
1−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール2モ
ルとを反応させて得られたジカルボン酸誘導体443.
2g(0.9モル)とヘキサフルオロ−2,2−ビス
(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン36
6.3g(1.0モル)とを温度計、攪拌機、原料投入
口、乾燥窒素ガス導入管を備えた4つ口のセパラブルフ
ラスコに入れ、N−メチル−2−ピロリドン3000g
を加えて溶解させた。その後オイルバスを用いて75℃
にて12時間反応させた。次にN−メチル−2−ピロリ
ドン500gに溶解させた5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボン酸無水物32.8g(0.2モル)を加え、
更に12時間攪拌して反応を終了した。反応混合物をろ
過した後、反応混合物を水/メタノール=3/1の溶液
に投入、沈殿物を濾集し水で充分洗浄した後、真空下で
乾燥し、目的のポリアミド(A−1)を得た。
【0053】*ポジ型感光性樹脂組成物の作製 合成したポリアミド(A−1)100g、下記式の構造
を有するジアゾキノン(B−1)25gをN−メチル−
2−ピロリドン250gに溶解した後、0.2μmのテ
フロン(登録商標)フィルターで濾過し感光性樹脂組成
物を得た。
【0054】*特性評価 このポジ型感光性樹脂組成物をシリコンウェハー上にス
ピンコーターを用いて塗布した後、ホットプレートにて
120℃で4分乾燥し、膜厚約7μmの塗膜を得た。こ
の塗膜にg線ステッパー露光機NSR−1505G3A
(ニコン(株)製)によりレチクルを通して50mJ/c
2から10mJ/cm2ずつ増やして540mJ/cm
2まで露光を行った。次に1.40%のテトラメチルア
ンモニウムヒドロキシド水溶液に60秒浸漬することに
よって露光部を溶解除去した後、純水で30秒間リンス
した。その結果、露光量350mJ/cm2で照射した
部分よりパターンが成形されていることが確認できた。
(感度は350mJ/cm2)。この時の残膜率(現像
後の膜厚/現像前の膜厚×100)は93.1%と非常
に高い値を示した。
【0055】《実施例2》実施例1における感光性樹脂
組成物中の感光性ジアゾキノン化合物B−1をB−2に
替えて、実施例1と同様の評価を行った。 《実施例3》実施例1におけるポリアミドの合成におい
て、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸1モ
ルと1−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール
2モルとを反応させて得られたジカルボン酸誘導体の代
わりに、ジフェニルスルホン−4,4’−ジカルボン酸
1モルと1−ヒドロキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾ
ール2モルとを反応させて得られたジカルボン酸誘導体
を用いてポリアミド(A−2)を合成し、その他は実施
例1と同様の評価を行った。 《実施例4》実施例1におけるポリアミドの合成におい
てヘキサフルオロ−2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンの替わりに3,3’−ジア
ミノ−4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンを用
いて、ポリアミド(A−3)を合成し、その他は実施例
1と同様の評価を行った。 《実施例5》実施例1におけるポリアミドの合成におい
て5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物の替
わりに無水マレイン酸を用いてポリアミド(A−4)を
合成し、その他は実施例1と同様の評価を行った。 《実施例6》実施例1における感光性樹脂組成物中の感
光性ジアゾキノン化合物B−1の添加量を表1の様に替
えた他は実施例1と同様の評価を行った。 《実施例7》実施例1における感光性樹脂組成物中の感
光性ジアゾキノン化合物B―1の添加量を表1の様に替
えた他は実施例1と同様の評価を行った。 《実施例8》実施例1における感光性樹脂組成物にビス
フェノールC−1を表1の様に添加して実施例1と同様
の評価を行った。 《実施例9》実施例1における感光性樹脂組成物にビス
フェノール(C−1)、トリスフェノール(D−1)を表
1の様に添加して実施例1と同様の評価を行った。
【0056】《比較例1》実施例1における感光性樹脂
組成物中の感光性ジアゾキノン化合物B−1をB−3に
替えて、実施例1と同様の評価を行った。 《比較例2》実施例1における感光性樹脂組成物中の感
光性ジアゾキノン化合物B−1をB−4に替えて、実施
例1と同様の評価を行った。
【0057】
【表1】
【0058】
【化34】
【化35】
【化36】
【0059】
【化37】
【化38】
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、高感度で高残膜率なポ
ジ型感光性樹脂組成物及びそれを用いた高信頼性の半導
体装置を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 502R Fターム(参考) 2H025 AA01 AA04 AA10 AB16 AC01 AD03 BE01 CB25 CB26 CB33 CB41 CB45 FA01 FA17 FA29 2H096 AA25 BA10 DA01 EA02 GA08 HA01 4J002 CL071 EV246 FD200 GP03 GQ05 HA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で示されるポリアミド10
    0重量部と一般式(2)又は/および一般式(3)で示
    される感光性ジアゾキノン化合物1〜100重量部から
    なることを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。 【化1】 【化2】 【化3】
  2. 【請求項2】 一般式(2)又は一般式(3)で示され
    る感光性ジアゾキノン化合物が2種類の異性体構造から
    なることを特徴とする請求項1記載のポジ型感光性樹脂
    組成物。
  3. 【請求項3】 一般式(1)のポリアミドにおけるX
    が、下記より選ばれてなる請求項1又は2記載のポジ型
    感光性樹脂組成物。 【化4】
  4. 【請求項4】 一般式(1)のポリアミドにおけるY
    が、下記より選ばれてなる請求項1、2又は3記載のポ
    ジ型感光性樹脂組成物。 【化5】
  5. 【請求項5】 一般式(1)のポリアミドにおけるE
    が、下記より選ばれてなる請求項1、2、3又は4記載
    のポジ型感光性樹脂組成物。 【化6】
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のポジ型
    感光性樹脂組成物を、加熱脱水閉環後の膜厚が0.1〜
    30μmになるように半導体素子上に塗布し、プリベー
    ク、露光、現像、加熱して得られる半導体装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005309032A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Toray Ind Inc ポジ型感光性樹脂組成物
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