JP2001356186A - Xy位置決め装置、およびこの装置を用いた搬入装置 - Google Patents

Xy位置決め装置、およびこの装置を用いた搬入装置

Info

Publication number
JP2001356186A
JP2001356186A JP2000176762A JP2000176762A JP2001356186A JP 2001356186 A JP2001356186 A JP 2001356186A JP 2000176762 A JP2000176762 A JP 2000176762A JP 2000176762 A JP2000176762 A JP 2000176762A JP 2001356186 A JP2001356186 A JP 2001356186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
positioning
moving
base
drive sprocket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000176762A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hatano
茂 波田野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Dental Mfg Co Ltd filed Critical Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority to JP2000176762A priority Critical patent/JP2001356186A/ja
Publication of JP2001356186A publication Critical patent/JP2001356186A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Special Conveying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、Xテーブルの大きさに制限さ
れずにYテーブルの移動範囲を決定することができるX
Y位置決め装置およびこの装置を用いた搬入装置を提供
する。 【解決手段】 ボールスプラインのスプラインナットに
取付けられたY駆動スプロケット154にYチェーン1
56を掛け渡すとともに、Xテーブル12上をY方向に
移動するYテーブル13の両端にYチェーン156の両
端を固定している。そのため、Y駆動スプロケット15
4が回転すると、この回転に伴ってYチェーン156が
Y方向に駆動し、Y駆動スプロケット154とYチェー
ン156の一方端が長くなる一方、Y駆動スプロケット
154とYチェーン156の他方端との距離が短くな
る。こうして、Yテーブル13はYチェーン156と一
体となってY方向に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いに直交する
X方向およびY方向においてテーブルを位置決めするX
Y位置決め装置、およびこれを用いた搬入装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス瓶あるいはガラス食器などのガラ
ス製品の製造工程では、プッシャーと呼ばれる搬入装置
が用いられている。このプッシャーは、例えば徐冷炉前
方に配置されたコンベアによって搬送されるガラス製品
を、コンベアの移動速度にあわせながらコンベアの進行
方向と直交する方向に押出して、徐冷炉へと搬入する装
置である。このようなプッシャーは、ガラス製品を押出
すプッシャーバーと呼ばれるアーム部材と、アーム部材
を2次元的に移動位置決めするXY位置決め機構とを備
えており、XY位置決め機構によりアーム部材を2次元
的移動制御することによって、コンベアの移動速度にあ
わせながら形状の異なる種々のガラス製品を押出してい
る。
【0003】このXY位置決め機構は基台上で一方向に
移動可能なXテーブルと、このXテーブル上でXテーブ
ルの移動方向と直交する方向に移動可能なYテーブルと
を備えている。また、Yテーブルにはガラス製品を押出
すためのプッシャーバーが取付けられている。そして、
各テーブルの駆動はそれぞれ独立したサーボモータによ
り行われており、サーボモータを駆動して各テーブルを
移動させることによりプッシャーバーを前後左右に2次
元的に動作させている。そのため、各モータの回転速度
および回転角度を数値制御することによりプッシャーバ
ーの2次元的動作を決定することができ、モータの制御
プログラムを変更するだけで、種々のガラス製品に対応
した搬入作業を行うことができる。
【0004】ところで、上記XY位置決め機構では、X
テーブルを駆動するサーボモータおよびそのモータの回
転トルクによってXテーブルを移動させるボールネジな
どからなるX駆動手段は基台上に設けられる一方、Yテ
ーブルを駆動するサーボモータおよびそのモータの回転
トルクによってYテーブルを移動させるボールネジなど
からなるY駆動手段はXテーブル上に設けられている。
このため、Yテーブルを駆動するY駆動手段の荷重がX
テーブル上に加わるため、X駆動手段のサーボモータの
能力を大きくする必要があり、装置コストが増大し、ま
た装置全体が大型化するという問題があった。しかもX
テーブルを駆動するサーボモータだけではなく、X駆動
手段の他の構成部品も大型化して剛性を上げなければな
らないため、Xテーブルの移動に伴う慣性力が増大し、
モータによる制御に対する応答性が悪化するという問題
も発生していた。
【0005】このような問題を解消するためには、例え
ば特開平9−239653号公報に記載されたXY位置
決め装置を搬入装置のXY位置決め機構として用いるこ
とが考えられる。このXY位置決め装置は、Xテーブル
を駆動するX駆動手段と、Yテーブルを駆動するY駆動
手段とを基台上に配置したものである。より具体的に説
明すると、この装置では、Yテーブルを駆動するモータ
を基台上に配置し、このモータからの回転駆動力をボー
ルスプラインと傘歯車を介してXテーブル上に配置され
たボールネジに伝動し、このボールネジに沿ってYテー
ブルが移動する。こうすることにより、Xテーブル上に
はYテーブルを駆動するためのモータが配置されず、X
テーブルの軽量化を達成することができ、その結果、X
テーブルを駆動するモータなどを小型化することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成されたXY位置決め装置では、Yテーブルを
駆動するモータの回転駆動力を3つの伝動手段、つまり
ボールスプライン、傘歯車およびボールネジを介して伝
動させているため、装置が複雑で、しかも高価になると
いう問題があった。また、YテーブルはXテーブル上に
配置されたボールネジに沿って移動するため、Yテーブ
ルの移動範囲はこのボールネジの長さの範囲内に制限さ
れてしまう。ここで、Yテーブルの移動範囲を大きくす
るためには、XテーブルおよびXテーブル上に配置され
るボールネジを大きくする必要があるが、これによって
装置が大型化するという問題があった。
【0007】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、簡単な構成で、Xテーブルの大きさに制限されず
にYテーブルの移動範囲を決定することができるXY位
置決め装置を提供することを第1の目的とし、この装置
を用いた搬入装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるXY位
置決め装置は、基台に対してX方向に移動自在に設けら
れたXテーブルと、前記Xテーブルに対して前記X方向
と直交するY方向に移動自在に設けられたYテーブル
と、前記Xテーブルを前記X方向に移動位置決めするX
駆動手段と、前記Yテーブルを前記Y方向に移動位置決
めするY駆動手段とを備えたXY位置決め装置であっ
て、上記第1の目的を達成するため、前記Y駆動手段
が、前記X方向に伸び、しかも前記基台に対して回転自
在に支持された軸部材と、前記軸部材に回転駆動力を与
える駆動部と、前記軸部材上をX方向に移動自在に、か
つ回転駆動力を伝達可能に前記軸部材に嵌合されるとと
もに、前記Xテーブルに対して回転自在に支持されたス
ライダと、前記Y方向に伸び、各端部が前記Yテーブル
に固定されるとともに、その中間部が前記スライダに掛
け渡された長尺状伝動部材とを備えている。
【0009】このように構成されたXY位置決め装置で
は、Y駆動手段に設けられた軸部材が駆動部により軸周
りに回転すると、Xテーブルに支持されたスライダが軸
部材と一体となって回転し、この回転角度に応じてスラ
イダに掛け渡された長尺状伝動部材がY方向へ駆動す
る。こうして、この長尺状伝動部材では、スライダと長
尺状伝動部材の一方端との距離が短くなる一方、スライ
ダと長尺状伝動部材の他方端との距離が長くなる。その
結果、Yテーブルは長尺状伝動部材ととともにY方向に
移動する。ここで、Yテーブルの移動は、スライダと長
尺状伝動部材との相対的な位置関係によって決るため、
Yテーブルの移動範囲を大きくするには、長尺状伝動部
材を長く形成し、スライダに対する長尺状伝動部材の相
対的な移動範囲を大きくすればよい。したがって、Yテ
ーブルの移動範囲はXテーブルの大きさに制限されるこ
となく、長尺状伝動部材を長く形成することで、Yテー
ブルの移動範囲を大きくすることができ、その結果、装
置の大型化を防止することができる。
【0010】ここで、長尺状伝動部材はスライダにのみ
掛け渡されているが、少なくとも1つ以上の従動回転部
材をXテーブルに対して回転自在に設け、この従動回転
部材に長尺状伝動部材の中間部を掛け渡すようにしても
よい。このようにすると、スライダに掛け渡された長尺
状伝動部材は、Xテーブルを経由してその端部がYテー
ブルに固定されるため、長尺状伝動部材がその両端部と
スライダとの間でXテーブルの端部に接触するのを防止
することができる。なお、長尺状伝動部材がXテーブル
の両方の端部に接触するのを防止するためには、長尺状
伝動部材の両端部とスライダとの間の両方に従動回転部
材を設けるのが望ましい。
【0011】また、本発明にかかる搬入装置は、搬入物
を移動させる搬入装置であって、上記第2の目的を達成
するため、前記搬入物に係合可能に構成されたアーム部
材と、請求項1または2記載のXY位置決め装置と同一
構成を有し、前記Yテーブルが前記アーム部材を保持す
るXY位置決め機構とを備えている。
【0012】このように構成された搬入装置では、XY
位置決め機構の動きに応じてアーム部材が移動するた
め、アーム部材を2次元的に移動させることができる。
そして、例えばアーム部材を搬入物に係合させた後、ア
ーム部材を移動させると、搬入物を2次元平面上で自由
に移動させることができる。
【0013】また、上記した搬入装置は、アーム部材を
2次元的に移動させるものであるが、アーム部材をX方
向およびY方向に直交するZ方向に変位させるようにし
てもよい。すなわち、基台を所定の揺動軸回りに揺動可
能に支持し、基台の一方端をZ方向に変位させるZ位置
決め機構を設けることで、アーム部材をZ方向に移動位
置決めすることができる。こうすることにより、アーム
部材は、上記したXY位置決め機構による2次元的な移
動に加え3次元的に移動することができるため、搬入作
業の自由度をさらに向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】A.XY位置決め装置(第1実施
形態) 図1ないし図4は、この発明にかかるXY位置決め装置
の一実施形態を示す図である。このXY位置決め装置1
は、工作機械、計測装置などにおいて2次元平面上で物
品などの位置決めをするために用いられる装置である。
ここで、図1はXY位置決め装置の平面図であり、図2
は図1のA−A線矢視断面図であり、図3は図1のB−
B線矢視断面図であり、図4は図1のC−C線矢視断面
図である。
【0015】図1に示すように、このXY位置決め装置
1は、同図中のX方向に延びる基台11と、基台11上
でX方向に移動自在に設けられたXテーブル12と、こ
のXテーブル12上でX方向と直交するY方向に移動自
在に設けられたYテーブル13とを備えている。また、
このXY位置決め装置1は、Xテーブル12をX方向に
移動位置決めするX駆動手段14と、Yテーブル13を
Y方向に移動位置決めするY駆動手段15とをさらに備
えている。
【0016】基台11上には、図1および図2に示すよ
うに、Y方向の両側部にX方向に延びる1対のXガイド
レール111が取付けられている。
【0017】Xテーブル12の下面には、Xガイドレー
ル111と摺動可能に係合するXガイドレールブラケッ
ト121がX方向およびY方向の両端部にそれぞれ取付
けられており、Xテーブル12は、Xガイドレール11
1およびXガイドレールブラケット121によって基台
11上をX方向に移動可能となっている。また、Xテー
ブル12上には、X方向およびY方向の両端部にそれぞ
れYガイドレールブラケット126が取付けられてい
る。さらに、Xテーブル12のX方向における中間部に
は、Y方向に延びる長孔122が形成されており、後述
するYチェーン156がこの長孔122を介してXテー
ブル12の下方側から上方側(図1紙面の裏側から表
側)へと引き出されている。
【0018】Yテーブル13は、Y方向に延びるフレー
ム部131とその上面に取付けられる板状のテーブル部
132とから構成されている。また、Yテーブル13の
下面には、X方向の両端部にY方向に延びる1対のYガ
イドレール135が取付けられており、このYガイドレ
ール135はXテーブル12上のYガイドレールブラケ
ット126と摺動可能に係合している。そして、Yテー
ブル13はYガイドレールブラケット126およびYガ
イドレール135によってXテーブル12上をY方向に
移動可能となっている。
【0019】X駆動手段14は、基台11におけるX方
向の一方端(図1の上方側)にブラケット141を介し
て取付けられるXサーボモータ142と、このXサーボ
モータ142の回転軸に固着されるX駆動スプロケット
143と、基台11上でX方向の他方端側(図1の下方
側)に軸支されるX従動スプロケット144とを備えて
いる。さらに、X駆動スプロケット143とX従動スプ
ロケット144との間にはXチェーン145が掛け渡さ
れており、Xサーボモータ142の回転駆動によりXチ
ェーン145はX方向に対して循環移動する。ここで、
Xチェーン145は、図2に示すように、Xテーブル1
2と基台11との間に配置されており、またXチェーン
145の一部は、固定部材123を介してXテーブル1
2の下面に固定されている。このため、Xチェーン14
5が循環移動するとXテーブル12はXチェーン145
と一体となってX方向に移動する。
【0020】Y駆動手段15は、図3に示すように、基
台11におけるXサーボモータ142と反対側の端部に
ブラケット151を介して取付けられるYサーボモータ
(駆動部)152と、基台11におけるX方向の各端部
にその両端が回転自在に支持されるボールスプライン1
53とを備えており、Yサーボモータ152は図示を省
略する交差軸歯車などの伝動部材を介してボールスプラ
イン153を回転駆動する。なお、このボールスプライ
ン153は、X方向に延びるスプラインシャフト153
1と、このスプラインシャフト1531上をX方向に移
動自在に嵌合し、スプラインシャフト1531の回転駆
動力を伝達可能なスプラインナット1532とから構成
されている。
【0021】また、X方向におけるスプラインナット1
532の一方端には後述するYチェーン156が掛け渡
されるY駆動スプロケット154が固着され、スプライ
ンナット1532と一体となって回転する。さらに、ス
プラインナット1532はXテーブル12の下面に固着
された連結部材124に図示を省略する玉軸受を介して
回転可能に支持されるとともに、連結部材124に対し
てX方向に移動しないように保持されている。こうし
て、スプラインナット1532およびY駆動スプロケッ
ト154は、Xテーブル12がX方向に移動するとそれ
と一体となってスプラインシャフト1531上をX方向
に移動するとともに、X方向の移動に拘束されることな
くYサーボモータ152によって軸周りに回転する。こ
のように、スプラインシャフト1531が本発明の「軸
部材」を構成し、スプラインナット1532とY駆動ス
プロケット154とで本発明の「スライダ」を構成して
いる。
【0022】また、Y駆動手段15は、図1および図4
に示すように、Xテーブル12上に支持部材125を介
して回転自在に取付けられ上記した長孔122に沿って
Y方向に並ぶ2つのY従動スプロケット155と、Y方
向に沿ってY駆動スプロケット154およびY従動スプ
ロケット155に掛け渡されるYチェーン156とをさ
らに備えている。また、Yチェーン156の各端部は、
Yテーブル13におけるY方向の両端部にそれぞれ固定
されている。ここで、2つのY従動スプロケット155
は、Y駆動スプロケット154を含む同一平面上(図4
の紙面上)に配置されており、Yチェーン156は次に
説明するようにこれらの3つのスプロケット154,1
55に掛け渡されている。
【0023】Yチェーン156は、その中間部がY駆動
スプロケット154に掛け渡されるとともに、その両端
部はXテーブル12に形成された長孔122を介してX
テーブル12の上方へと引き出される。このように、Y
チェーン156を上方に引き出すことにより、Y駆動ス
プロケット154とYチェーン156との掛け渡し部
分、つまり接触部分が長くなり、Y駆動スプロケット1
54とYチェーン156との伝動効率が向上する。そし
て、引き出されたYチェーン156は、Xテーブル12
の上方において2つのY従動スプロケット155に掛け
渡され、Y方向に沿って張設されながらその両端がYテ
ーブル13の端部に第1および第2固定具133,13
4を介してそれぞれ固定されている。
【0024】なお、上記した各駆動手段14,15で
は、各テーブルの移動制御を容易に行うためサーボモー
タを用いているが、これによって、モータの回転方向、
回転速度および回転角度を数値制御することができるた
め、後述するように各テーブル12,13の移動距離、
移動速度および移動方向を容易に制御することができ
る。また、サーボモータとしては直流サーボモータ、交
流サーボモータ、およびステッピングモータなどを用い
ることができる。
【0025】次に、上記のように構成されたXY位置決
め装置の動作について図5および6を参照しつつ説明す
る。
【0026】まず、図5を参照しつつXテーブル12の
移動について説明する。ここで、Xテーブル12のみを
移動させる場合には、Yサーボモータ152は停止して
おき、Xサーボモータ142のみを駆動する。同図
(a)に示す初期状態で、Xサーボモータ142を駆動
しX駆動スプロケット143をα1方向に回転すると、
同図(b)に示すように、Xチェーン145は、X駆動
スプロケット143の回転角度に応じて同図中X1の方
向に循環移動し、この移動に伴ってXチェーン145に
固定されたXテーブル12がXサーボモータ142側
(同図の上方)へ移動する。
【0027】また、同図(c)に示すように、Xサーボ
モータ142を駆動してX駆動スプロケット143をα
2方向に回転すると、Xチェーン145は同図中X2の方
向に循環移動し、この移動に伴ってXテーブル12が、
Yサーボモータ152側(同図の下方)へ移動する。
【0028】次に、図6を参照しつつYテーブル13の
移動について説明する。Yテーブル13のみを移動させ
る場合には、Xテーブル12の移動の場合と同様に、X
サーボモータ142を停止させておき、Yサーボモータ
152のみを駆動する。例えば、Yテーブル13を同図
(a)に示す初期位置からY1方向に移動させるには、
同図(b)に示すように、Yサーボモータ152を駆動
しY駆動スプロケット154をβ1方向に回転する。こ
うすることにより、Yチェーン156はY駆動スプロケ
ット154の回転角度に応じてY1方向に駆動し、Yチ
ェーン156の両端部とY駆動スプロケット154との
間の各距離が変化する。すなわち、Y駆動スプロケット
154のβ1方向の回転により、Yチェーン156では
第1固定具133とY駆動スプロケット154との間の
距離が短くなる一方、第2固定具134とY駆動スプロ
ケット154との間の距離が長くなる。その結果、Yテ
ーブル13は、この距離の変化に対応してYチェーン1
56とともにY1方向へと移動する。
【0029】一方、Yテーブル13をY2方向に移動さ
せるには、同図(c)に示すように、Y駆動スプロケッ
ト154をβ2方向に回転させる。このようにすると、
Yチェーン156では第1固定具133とY駆動スプロ
ケット154との間の距離が長くなる一方、第2固定具
134とY駆動スプロケット154との間の距離が短く
なり、Yテーブル13はこの距離の変化に対応して、Y
チェーン156とともにY2方向へと移動する。
【0030】また、上記したXテーブル12およびYテ
ーブル13の移動を組合わせることにより、Yテーブル
を2次元平面上の所望の位置に位置決めすることができ
る。例えば、Xサーボモータ142とYサーボモータ1
52とを数値制御して同時に駆動すると、Yテーブルを
曲線的な経路を経て位置決めすることもできる。
【0031】以上のように、この実施形態では、Yサー
ボモータ152によりボールスプライン153が回転す
ると、スプラインナット1532とY駆動スプロケット
154とが一体となって回転し、この回転角度に応じて
Y駆動スプロケット154に掛け渡されたYチェーン1
56がY方向へ駆動する。こうして、Yチェーン156
では、Y駆動スプロケット154とYチェーン156の
一方端との距離が短くなる一方、Y駆動スプロケット1
54とYチェーン156の他方端との距離が長くなる。
その結果、Yテーブル13はYチェーン156とともに
Y方向へ移動する。ここで、Yテーブル13の移動は、
Y駆動スプロケット154とYチェーン156との相対
的な位置関係によって決るため、Yテーブル13の移動
範囲を大きくするには、Yチェーン156を長く形成
し、Y駆動スプロケット154に対するYチェーン15
6の相対的な移動範囲を大きくすればよい。したがっ
て、Yテーブル13の移動範囲はXテーブル12の大き
さに制限されることなく、Yチェーン156を長く形成
することで、Yテーブル13の移動範囲を大きくするこ
とができ、その結果、装置を小型化することができる。
【0032】また、Yチェーン156とXテーブル12
との接触を防止するためには、上記したように、Xテー
ブル12にY従動スプロケット155を設けるととも
に、Yチェーン156の中間部をY従動スプロケット1
55に掛け渡し、Xテーブル12上を経由して両端部を
Yテーブル13に固定することが望ましい。しかしなが
ら、このY従動スプロケット155を設けず、Yチェー
ン156をY駆動スプロケット154のみに掛け合わせ
る場合であっても、例えば、Xテーブル12に溝を設け
てYチェーン156とXテーブル12が接触しないよう
にすれば、Yテーブル13は上記実施形態と同様に動作
する。
【0033】また、この実施形態では、Xテーブル12
を駆動するX駆動手段14においてチェーンを伝動部材
として用いているが、これに限定されるものではなく、
例えば、ボールネジなどを用いてXテーブル12を駆動
してもよく、要するにXテーブル12をX方向に移動さ
せるように構成されていればよい。
【0034】また、この実施形態では、Yサーボモータ
152の回転駆動力をYチェーン156に伝動する伝動
部材としてボールスプライン153を用いているが、こ
れに限定されるものではない。すなわち、軸部材とこれ
に嵌合して軸方向に摺動自在なスライダとを備え、この
スライダが軸部材の回転駆動力を伝達できるように構成
された伝動部材を用いればよい。この場合、ボールスプ
ラインにおけるボールに相当する摺動部材をスライダに
取付けることが望ましい。例えば、図7に示すように円
板状の回転部材1571を回転自在にスライダ157に
取付け、この回転部材1571が軸部材158の表面を
回転するように配置することで、スライダ157と軸部
材158との摺動抵抗を低減させることができる。
【0035】また、この実施形態では、X駆動手段14
およびY駆動手段15においてチェーンおよびスプロケ
ットを用いているが、これに限定されるものではなく、
例えば、ベルトとこれに係合する歯付プーリを用いても
同様の作用効果を得ることができる。
【0036】また、このXY位置決め装置1は、工作機
械等における2次元的な位置決め装置として用いられる
だけでなく、例えばテーブルが2次元平面上で移動する
ことを利用して、物品を2次元的に移動させる搬入装置
などにも適用することができる。以下、第2実施形態に
おいて、この搬入装置について詳しく説明する。
【0037】B.搬入装置(第2実施形態) 図8ないし図10は、この発明の第2実施形態にかかる
搬入装置を示す図である。ここで、図8は搬入装置の平
面図、図9は搬入装置の正面図、図10は図8のA−A
線矢視断面図である。なお、第1実施形態と同一構成の
ものについては、特に断りのない限り、同一符号を付し
て説明する。
【0038】この搬入装置Tは、コンベア上を搬送され
るガラス瓶をコンベアの進行方向と直交する方向に押出
して、ガラス瓶を次の製造工程へと移行させる装置であ
る。図8および図9に示すように、この搬入装置Tは、
第1実施形態で説明したXY位置決め装置と同一の構成
を有するXY位置決め機構1と、その上面にXY位置決
め機構1を搭載する支持台2と、この支持台2上でX方
向およびY方向と直交するZ方向に基台11を揺動させ
るZ位置決め機構3とを備えている。
【0039】また、この搬入装置Tは、XY位置決め機
構1のYテーブル13に保持されるプッシャーバー4を
さらに備えている。このプッシャーバー4は、Yテーブ
ル13と一体となって移動するとともに、ガラス瓶に対
して係合可能に構成されている。そのため、XY位置決
め機構1を駆動してYテーブル13を移動させると、プ
ッシャーバー4に係合するガラス瓶を2次元平面上で移
動させることができる。なお、XY位置決め機構1につ
いては、第1実施形態のXY位置決め装置1と同一構成
であるため詳しい説明は省略し、ここでは、本発明のア
ーム部材であるプッシャーバー4およびZ位置決め機構
3の構成について説明する。
【0040】プッシャーバー4は、図9に示すように、
XY位置決め機構1におけるYテーブル13のY方向の
一方端(同図の右側)に着脱自在に取付けてあり、Z方
向に延びる支持部41と搬入物であるガラス瓶Bに係合
する係合部42とから構成されている。
【0041】支持部41は、その一方端がYテーブル1
3の端部に着脱自在に取付けられZ方向の下方へ延びる
とともに、他方端には係合部42が着脱自在に取付けら
れている。なお、この支持部41のZ方向の長さは後述
するように搬送されるガラス瓶の高さより長く形成され
ている。
【0042】係合部42には、図8に示すように、X方
向に所定間隔をおいて平面視V字形の切欠き部421が
複数形成されており、この切欠き部の傾斜面4211に
ガラス瓶Bの外周が当接する。このように切欠き部42
1をV字形に形成することにより、係合部42とガラス
瓶Bとは2点で接触するため、例えば成形直後のガラス
瓶Bの変形を防止することができる。そして、係合部4
2とガラス瓶Bとが当接した状態で、プッシャーバー4
をXY位置決め機構1によって移動させると、ガラス瓶
Bはプッシャーバー4と一体となって移動する。なお、
切欠き部421の大きさは搬送されるガラス瓶Bの直径
に合わせて形成されており、また、その間隔はガラス瓶
Bの配置間隔に合わせて決められている。したがって、
この搬入装置Tでは、搬送されるガラス瓶の形状および
配置間隔にあわせた係合部42に交換することにより、
種々の製造工程に対応することができる。
【0043】また、Z位置決め機構3は、図9に示すよ
うに、XY位置決め機構1の基台に取付けられる揺動軸
31と、基台11のY方向の一方端から突出する支持部
材32と、この支持部材32にその一方端が取付けられ
る揺動アーム33と、この揺動アーム33の他方端にピ
ン341を介して取付けられる円板部材34と、支持台
2の下方に配置され円板部材34に回転駆動力を与える
Zサーボモータ35とから構成されている。
【0044】揺動軸31は、図10に示すように、X方
向に沿って配置され、XY位置決め機構1の基台11の
下面に取付けられた2つの支持部材311を介して回転
自在に支持されるとともに、その両端部が支持台2のX
方向の端部に固定されている。
【0045】また、図9に示すように、支持部材32
は、Y方向におけるプッシャーバー4とは反対側(同図
の左側)の基台11端部に固定されている。そして、揺
動アーム33は、その一方端が支持部材32に取付けら
れZ方向の下方に向って延びており、支持部材32に取
付けられた一方端を揺動中心としてY方向に揺動自在と
なっている。一方、揺動アーム33の他方端は、円板部
材34の周縁付近に取付けられたピン341に揺動自在
に取付けられている。
【0046】このように構成されたZ位置決め機構3に
より搬入装置Tは以下のように動作する。すなわち、図
11(a)に示す初期位置から、Zサーボモータ35に
より円板部材34を同図のγ1方向に回転すると、同図
(b)に示すように、その回転角度に応じて円板部材3
4のピン341に取付けられた揺動アーム33がZ1方
向に移動する。そして、この揺動アーム33の移動によ
り支持部材32は基台11とともに揺動軸31を揺動中
心としてZ1方向に揺動する。これに伴って、XY位置
決め機構1における支持部材32とは反対側の部分(同
図の右側)が揺動軸31を揺動中心としてZ2方向に揺
動し、その結果、プッシャーバー4がZ2方向へ移動す
る。また、同図(b)の状態から円板部材をγ2方向に
回転すると、揺動アーム33のZ2方向への移動に伴っ
て支持部材32がZ2方向に揺動し、その結果、プッシ
ャーバー4はZ1方向に移動し初期状態に戻る。このよ
うに、Z位置決め機構においてもサーボモータが用いら
れているため、このサーボモータを数値制御することに
よりZ方向の位置決めを容易に行うことができる。
【0047】次に、上記のように構成された搬入装置T
の動作について図12ないし図15を参照しつつ説明す
る。
【0048】この搬入装置はX方向に移動するコンベア
5の側部に設置され、初期状態では、図12に示すよう
に、プッシャーバー4の係合部42が、このコンベア5
の側部で、かつコンベア5表面の若干上方に配置されて
いる。また、コンベア5に対して搬入装置Tの反対側に
は別の搬送台6が配置されており、コンベア5をX方向
に搬送されてくるガラス瓶Bは、搬入装置Tによってこ
の搬送台6へと移動される。
【0049】図13に示すように、ガラス瓶Bがコンベ
ア5上を搬送されてくると、まず、XY位置決め機構1
を駆動してプッシャーバー4を同図のS方向に移動し、
コンベア5の速度に合わせて係合部42の切欠き部42
1をガラス瓶Bに係合させる。その状態でプッシャーバ
ー4は、コンベア5の速度に合わせながら引続きS方向
に移動し、ガラス瓶Bを搬送台6へと押出す。ここで、
プッシャーバー4の支持部41は上記したように搬送さ
れるガラス瓶Bの高さよりも長く形成されているため、
図14に示すように、プッシャーバー4が搬送台6側に
移動した状態で、別のガラス瓶Bがコンベア5上を搬送
されたとしても、ガラス瓶BはYテーブル13の下方を
くぐるようにして搬送される。そのため、ガラス瓶Bが
Yテーブル13に接触して倒れるのを防止することがで
きる。
【0050】そして、図15に示すように、プッシャー
バー4はガラス瓶Bを搬送台6へ移動させた後、Z位置
決め機構3により一旦上方へ揺動し、ガラス瓶Bを押出
した方向(S方向)とは逆の方向に移動しながら初期状
態に復帰する。こうすることにより、プッシャーバー4
は搬送されてくるガラス瓶Bに接触することなく初期状
態に復帰することができる。このような動作を繰返すこ
とにより、搬入装置Tはコンベア5を搬送されるガラス
瓶Bを連続して搬送台6へと移動させることができる。
【0051】以上のように、この実施形態によれば、X
Y位置決め機構1の動きに応じてプッシャーバー4が移
動するため、プッシャーバー4を2次元的に移動させる
ことができる。そして、プッシャーバー4をガラス瓶B
に係合させてXY位置決め機構1を駆動することによ
り、ガラス瓶Bを2次元平面上で自由に移動させること
ができる。
【0052】また、この実施形態では、基台11をZ方
向に揺動させるZ位置決め機構3を備えているため、プ
ッシャーバー4はXY位置決め機構1による2次元的な
移動に加え3次元的な移動をすることができ、その結
果、搬入作業の自由度をさらに向上させることができ
る。
【0053】また、この実施形態では、プッシャーバー
4の係合部42における切欠き部421をV字形に形成
してガラス瓶Bと係合しているが、これに限定されるも
のではなく、ガラス瓶Bに係合して移動させることがで
きるような形状に形成されていればよく、またガラス瓶
Bに係止するフックのようなものを取付けてもよい。
【0054】また、この実施形態では、Z位置決め機構
3を上記したようにモータにより駆動して基台11を揺
動させているが、これに限定されるものではなく、例え
ば油圧シリンダーなどで基台11をZ方向に揺動させて
もよい。
【0055】また、本発明は上記した各実施形態に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおい
て上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0056】例えば、第1実施形態で示したXY位置決
め装置1は、第2実施形態においてプッシャーバー4を
2次元的に移動させる搬入装置に用いられているが、こ
のXY位置決め装置1は、これに限定されるものではな
い。すなわち、このXY位置決め装置は2次元的に移動
する機構を備えた装置全般に適用することができ、例え
ば、工作機械や半導体の搬送装置などに対しても適用で
きることはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、Y駆
動手段に設けられたスライダが回転すると、この回転角
度に応じてスライダに掛け渡された長尺状伝動部材がY
方向へ駆動し、長尺状伝動部材において、スライダと長
尺状伝動部材の一方端との距離および、スライダと長尺
状伝動部材の他方端との距離が変化するため、Yテーブ
ルは長尺状伝動部材とともにY方向に移動する。したが
って、Yテーブルの移動範囲はXテーブルの大きさに制
限されることなく、長尺状伝動部材の長さにより決定す
るため、長尺状伝動部材を長く形成することでYテーブ
ルの移動範囲を大きくすることができ、その結果、装置
の大型化を防止することができる。
【0058】また、搬入物に係合可能に構成されたアー
ム部材がXY位置決め装置と同一構成を有するXY位置
決め機構のYテーブルに保持された搬入装置を用いるこ
とにより、アーム部材を2次元的に移動させることがで
き、アーム部材を搬入物に係合させた後、アーム部材を
移動させることで、搬入物を2次元平面上で自由に移動
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるXY位置決め装置の一実施形
態を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】図1のB−B線矢視断面図である。
【図4】図1のC−C線矢視断面図である。
【図5】第1実施形態にかかるXY位置決め装置の動作
を説明する図である。
【図6】第1実施形態にかかるXY位置決め装置の動作
を説明する図である。
【図7】第1実施形態にかかるXY位置決め装置のスラ
イダの変形例を示す図である。
【図8】この発明のかかる搬入装置の一実施形態を示す
平面図である。
【図9】この発明のかかる搬入装置の一実施形態を示す
正面図である。
【図10】図8のA−A線矢視断面図である。
【図11】第2実施形態にかかる搬入装置の動作を説明
する図である。
【図12】第2実施形態にかかる搬入装置を示す平面図
である。
【図13】第2実施形態にかかる搬入装置の動作を説明
する図である。
【図14】第2実施形態にかかる搬入装置の動作を説明
する図である。
【図15】第2実施形態にかかる搬入装置の動作を説明
する図である。
【符号の説明】
1…XY位置決め装置、XY位置決め機構 3…Z位置決め機構 4…プッシャーバー(アーム部材) 11…基台 12…Xテーブル 13…Yテーブル 14…X駆動手段 15…Y駆動手段 31…揺動軸 154…Y駆動スプロケット(スライダ) 152…Yサーボモータ 155…Y従動スプロケット(従動回転部材) 156…Yチェーン(長尺状伝動部材) 1531…スプラインシャフト(軸部材) 1532…スプラインナット(スライダ) T…搬入装置 B…ガラス瓶(搬入物)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に対してX方向に移動自在に設けら
    れたXテーブルと、前記Xテーブルに対して前記X方向
    と直交するY方向に移動自在に設けられたYテーブル
    と、前記Xテーブルを前記X方向に移動位置決めするX
    駆動手段と、前記Yテーブルを前記Y方向に移動位置決
    めするY駆動手段とを備えたXY位置決め装置におい
    て、 前記Y駆動手段が、 前記X方向に伸び、しかも前記基台に対して回転自在に
    支持された軸部材と、 前記軸部材に回転駆動力を与える駆動部と、 前記軸部材上をX方向に移動自在に、かつ回転駆動力を
    伝達可能に前記軸部材に嵌合されるとともに、前記Xテ
    ーブルに対して回転自在に支持されたスライダと、 前記Y方向に伸び、各端部が前記Yテーブルに固定され
    るとともに、その中間部が前記スライダに掛け渡された
    長尺状伝動部材とを備えていることを特徴とするXY位
    置決め装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つ以上の従動回転部材が前
    記Xテーブルに対して回転自在に設けられるとともに、
    前記長尺状伝動部材の中間部が前記従動回転部材に掛け
    渡された請求項1記載のXY位置決め装置。
  3. 【請求項3】 搬入物を移動させる搬入装置であって、 前記搬入物に係合可能に構成されたアーム部材と、 請求項1または2記載のXY位置決め装置と同一構成を
    有し、前記Yテーブルが前記アーム部材を保持するXY
    位置決め機構とを備えたことを特徴とする搬入装置。
  4. 【請求項4】 前記基台は所定の揺動軸回りに揺動可能
    に支持されており、前記基台の一方端を前記X方向およ
    びY方向に直交するZ方向に変位させることで前記アー
    ム部材を前記Z方向において移動位置決めするZ位置決
    め機構をさらに備える請求項3記載の搬入装置。
JP2000176762A 2000-06-13 2000-06-13 Xy位置決め装置、およびこの装置を用いた搬入装置 Withdrawn JP2001356186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000176762A JP2001356186A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 Xy位置決め装置、およびこの装置を用いた搬入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000176762A JP2001356186A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 Xy位置決め装置、およびこの装置を用いた搬入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001356186A true JP2001356186A (ja) 2001-12-26

Family

ID=18678451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000176762A Withdrawn JP2001356186A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 Xy位置決め装置、およびこの装置を用いた搬入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001356186A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01183382A (ja) 機械駆動機構
JP2002158272A (ja) ダブルアーム基板搬送装置
JP5631372B2 (ja) ワーク搬送装置
JP2004291171A (ja) アーム式ロボット
JP2564053Y2 (ja) 搬入機
JP2001356186A (ja) Xy位置決め装置、およびこの装置を用いた搬入装置
JPH07205067A (ja) 物品の移送機構
US20200023421A1 (en) Workpiece conveyance device
JPH0780142B2 (ja) 直交2軸移動装置
JP2004148455A (ja) 産業用ロボット
WO2018088302A1 (ja) ワーク搬送装置
JP2000190259A (ja) 位置決め搬送装置
JP2535614B2 (ja) 直交2軸移動装置
JP2002316715A (ja) 仕分け装置
JP2003243471A (ja) 搬送装置
KR102622827B1 (ko) 산업용 이송 병렬로봇
KR200356822Y1 (ko) 수평다관절형 로더
JPH09234681A (ja) 搬送装置
JPH06150827A (ja) 移載装置
JPH0212698B2 (ja)
JP2010082783A (ja) チャック装置
JP2005201641A (ja) 試験片搬送装置
JP2000071186A (ja) 閉リンクロボット
JP2004050260A (ja) トランスファプレスのワーク搬送装置
JP2002102965A (ja) トランスファ装置におけるフィードバー駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070904