JP2001355666A - ショックアブソーバ - Google Patents

ショックアブソーバ

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JP2001355666A
JP2001355666A JP2000177253A JP2000177253A JP2001355666A JP 2001355666 A JP2001355666 A JP 2001355666A JP 2000177253 A JP2000177253 A JP 2000177253A JP 2000177253 A JP2000177253 A JP 2000177253A JP 2001355666 A JP2001355666 A JP 2001355666A
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shock absorber
partition
membrane
orifice
pressing member
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JP2000177253A
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Hiroyoshi Anzai
宏義 安斎
Ryota Shimura
良太 志村
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Fuji Seiki Co Ltd
Fuji Seiki KK
Somic Ishikawa KK
Original Assignee
Fuji Seiki Co Ltd
Fuji Seiki KK
Somic Ishikawa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで製作可能なショックアブソーバを
提供する。 【解決手段】 本発明のショックアブソーバは、オリフ
ィス7を有する隔壁13を挟んでその両側に配置され、
それぞれ粘性液体を収容可能な密閉空間21,31を形
成する、一対の弾性材料からなる膜部材2,3と、外力
を受けることにより、一方の膜部材2を押圧してその密
閉空間21を縮小させ、該一方の膜部材2により形成さ
れる密閉空間21内の粘性液体を、前記オリフィス7を
通じて他方の膜部材3により形成される密閉空間31内
に移動させて緩衝機能を発揮させる押圧部材4とを具備
して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショックアブソー
バに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ショックアブソーバとして、緩衝
対象物による衝撃を受けてピストンがシリンダ内を摺動
することにより、該シリンダ内に充填された粘性液体が
オリフィスを通じて流動することによって、その衝撃を
緩和するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ショックアブソーバでは、ピストンがその外周面をシリ
ンダの内周面に摺接させながら移動して粘性液体を押圧
する構成であるため、ピストン及びシリンダを製作する
に当たって、高度の寸法精度が要求されると共に、切削
ないし研削加工により製作されるものであるため製作コ
ストが高くつく。さらに、粘性液体の液漏れを防止する
ため、パッキンやOリング等のシール部材を各所に配設
する必要があり、部品点数も多く製作コストの低減を図
ることが困難であった。
【0004】本発明は上記した点に鑑みなされたもので
あり、構成部品に高度の寸法精度を必要とせず、プレス
加工等による製作可能とし、さらに、シール部材を不要
として、低コストで製作可能なショックアブソーバを提
供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明のショックアブソーバは、オ
リフィスを有する隔壁を挟んでその両側に配置され、そ
れぞれ粘性液体を収容可能な密閉空間を形成する、一対
の弾性材料からなる膜部材と、外力を受けることによ
り、一方の膜部材を押圧してその密閉空間を縮小させ、
該一方の膜部材により形成される密閉空間内の粘性液体
を、前記オリフィスを通じて他方の膜部材により形成さ
れる密閉空間内に移動させて緩衝機能を発揮させる押圧
部材とを具備することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の本発明のショックアブソー
バは、請求項1記載のショックアブソーバであって、前
記膜部材及び押圧部材が、本体ケース内に収容されてい
ると共に、該本体ケースの外部に少なくとも一部を突出
させて配置した可動部材を介して外力を受け、これによ
り前記押圧部材を動作させる構造であることを特徴とす
る。
【0007】請求項3記載の本発明のショックアブソー
バは、請求項1又は2記載のショックアブソーバであっ
て、前記本体ケース内に、さらに、前記他方の膜部材を
常態において密閉空間を縮小するように押圧付勢する弾
性部材が設けられていることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の本発明のショックアブソー
バは、請求項2又は3記載のショックアブソーバであっ
て、前記押圧部材は、板ばねからなり、一端が前記隔壁
の一面に支持され、他端が自由端であると共に、一端か
ら中途部までの、隔壁から離間する方向に傾斜した傾斜
部と、該中途部から他端までの、隔壁に対して略平行な
平板部とを備え、前記可動部材が、該押圧部材の一端か
ら他端方向へ隔壁と略平行にスライドすることにより前
記一方の膜部材を押圧することを特徴とする。
【0009】請求項5記載の本発明のショックアブソー
バは、請求項1〜4のいずれか1に記載のショックアブ
ソーバであって、前記隔壁に、前記各密閉空間に連通す
る還流孔が穿設され、該還流孔に逆止弁が設けられてい
ることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の本発明のショックアブソー
バは、請求項5記載のショックアブソーバであって、前
記逆止弁を構成する、前記還流孔を閉塞可能な弁体に、
前記オリフィスが設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1は本発明の一の実施の形態に
かかるショックアブソーバを示す平面図であり、図2は
図1のA−A部拡大断面図である。これらの図に示した
ように、本実施の形態のショックアブソーバは、本体ケ
ース1、一対の膜部材2,3、押圧部材4、可動部材
5、弾性部材6等を有して構成される。
【0012】本体ケース1は、共に平面視で略長方形に
形成され、相互の対向面が開口形成された中空の2つの
箱形部材11,12を備えて構成され、内部に板状の隔
壁13が配設されている。一方の箱形部材11の周縁部
には、他方の箱形部材12の周縁部に設けられた被係合
片12aに係合する断面略コ字状の係合片11aが設け
られており、この係合片11aと被係合片12aとが、
両者の間に隔壁13の周縁部を挟み込んで係合し合うこ
とにより両箱形部材11,12が結合して、本体ケース
1が形成されている。また、本体ケース1の内部には、
上記した係合片11aと被係合片12aにより周縁部が
挟持され、図において略水平に配置された隔壁13によ
って仕切られた2つの室14,15が、図において上下
に位置して形成されている。この本体ケース1には、ま
た、その周壁を構成する、一方の箱形部材11の、隔壁
13と対向する上壁部11bに、長孔16が穿設されて
いる。この長孔16は、後述する可動部材5が緩衝対象
物による衝撃を受けてスライドする際のガイドとしての
役割を果たすものである。
【0013】一対の膜部材2,3は、隔壁13を挟んで
その両側に配置される第1及び第2の膜部材2,3から
構成される。第1の膜部材(一方の膜部材)2は、本体
ケース1の一方の室14内において、隔壁13の一面側
に、該隔壁13の一面との間に密閉空間(以下「第1の
密閉空間」という。)21を形成して配設される。この
第1の膜部材2は、弾性材料(例えば、天然ゴム、合成
ゴムその他所定の弾性を有する合成樹脂等)からなる薄
い板状のものを、その内面側に所定の空間を有する形状
に形成したものである。本実施の形態では、断面略台形
に形成したものを用い、隔壁13の一面に薄いゴムを加
硫してゴム層を形成し、そのゴム層と周縁部2aを接着
剤等を用いて又は熱溶着等により貼着することにより、
隔壁13の一面との間に第1の密閉空間21を形成し、
かつ該第1の密閉空間21が後述する可動部材5の衝撃
吸収方向へのスライドによって縮小されるように、図に
おいて一方の箱形部材11の右側壁部11c寄りに位置
して配設されている。
【0014】第2の膜部材(他方の膜部材)3は、本体
ケース1の他方の室15内において、隔壁13の他面側
に、該隔壁13の他面との間に密閉空間(以下「第2の
密閉空間」という。)31を形成して配設される。この
第2の膜部材3も上記した第1の膜部材2と同様に、弾
性材料からなる薄い板状のものを、その内面側に所定の
空間を有する形状に形成したものである。本実施の形態
では、断面略長方形に形成したものを用い、隔壁13の
他面に薄いゴムを加硫してゴム層を形成し、そのゴム層
と周縁部3aを接着剤等を用いて又は熱溶着等により貼
着することにより、隔壁13の他面との間に、第2の密
閉空間31を形成して配設されている。
【0015】上記した第1及び第2の密閉空間21,3
1には、シリコンオイル等の粘性液体が充填されてい
る。この粘性液体は、第1及び第2の密閉空間21,3
1に連通するオリフィス7を通じて、該第1及び第2の
密閉空間21,31の間を流動する。ここで、オリフィ
ス7は、第1の密閉空間21内から第2の密閉空間31
内へと移動する粘性液体の量を制限するための小孔であ
り、このオリフィス7の孔径の大きさを適宜調整するこ
とによりショックアブソーバの緩衝特性を調節すること
ができる。このオリフィス7は、複数形成してもよい。
また、第1及び第2の密閉空間21,31を仕切る隔壁
13において、該第1及び第2の密閉空間21,31に
連通するように形成されていればよく、形成箇所は限定
されるものではない。本実施の形態では、隔壁13の、
図において右側端部13a付近に、第1及び第2の密閉
空間21,31に連通する還流孔13bを穿設し、該還
流孔13bに設けられる逆止弁8の弁体8aにオリフィ
ス7を形成している。
【0016】ここで、還流孔13bは、第1の密閉空間
21内から流出し、第2の密閉空間31内に一時的に蓄
積された粘性液体が再び第1の密閉空間21内へと移動
する際の流路であり、第2の密閉空間31内から第1の
密閉空間21内へと粘性液体が大量に流動するように、
比較的大きい孔径を有して形成されている。また、逆止
弁8は、還流孔13bを閉塞可能な弁体8aを有し、粘
性液体の逆流を防ぐ。本実施の形態では、隔壁13の一
面側に還流孔13bを閉塞するように弁体8aが配置さ
れ、また、この弁体8aにはオリフィス7が設けられて
いるため、第1の密閉空間21内から第2の密閉空間3
1内へと移動する粘性液体は、オリフィス7のみを通じ
て流れる。そして、粘性液体がオリフィス7を通過する
際の抵抗により後述する可動部材5に対して所定の抗力
が発揮される。一方、第2の密閉空間31内から第1の
密閉空間21内へと粘性液体が移動する場合には、該粘
性液体によって弁体8aが押し上げられ、隔壁13から
離間することにより、該弁体8aによって閉塞されてい
た還流孔13bが開通する。これにより、粘性液体は該
還流孔13bを経由して第1の密閉空間21内へと流れ
込む。この際には、比較的大孔径の還流孔13bを経由
して粘性液体が大量に移動するため、抵抗がほとんど発
生せず、粘性液体の移動が速やかに行われる。
【0017】押圧部材4は、一端4aが隔壁13の一面
に支持され、他端4bが自由端であると共に、一端4a
から中途部までの、隔壁13から離間する方向に傾斜し
た傾斜部4cと、該中途部から他端4bまでの、隔壁1
3に対して略平行な平板部4dとを備える形状に形成さ
れた所定幅を有する板ばねから構成されている。この押
圧部材4は、後述する可動部材5が、該押圧部材4の一
端4aから他端4b方向へ隔壁13と略平行にスライド
することにより、該可動部材5によって傾斜部4c及び
平板部4dが押圧されて動作する。すなわち、可動部材
5により押圧されることにより、押圧部材4の平板部4
dが第1の膜部材2を押圧して、第1の密閉空間21を
縮小させ、第1の密閉空間21内の粘性液体をオリフィ
ス7を通じて第2の膜部材3により形成された第2の密
閉空間31内に移動させて緩衝機能を発揮させる。ここ
で、押圧部材4は、所定幅を有する板ばねから構成され
ているため、該押圧部材4の面圧により第1の密閉空間
21を縮小させることができる。
【0018】可動部材5は、本体ケース1を構成する一
方の箱形部材11に穿設された長孔16内に挿通され、
本体ケース1の外部に突出する突出部5aと、本体ケー
ス1の一方の室14内に配置される押圧部5bとを備え
る断面略凸字状に形成され、長孔16内を、隔壁13と
略平行にスライド可能に配設されている。この可動部材
5は、初期の状態において、長孔16の、図において左
端に位置し、第1の膜部材2を押圧しない位置に配置さ
れる。そして、突出部5aが、緩衝対象物による衝撃
(外力)を直接又は間接に受けると、隔壁13と略平行
にスライドして、長孔16の、図において左端から右端
へと移動する(なお、この際のスライド方向を「衝撃吸
収方向」という。)。また、それに伴い押圧部5bが押
圧部材4を押圧して動作させる。なお、本実施の形態で
は、可動部材と押圧部材とが別部材で構成されている
が、可動部材を押圧部材と一体的に形成してもよい。例
えば、可動部材5を長孔16に沿って水平方向に動作さ
せることにより、第1の膜部材2を押圧するのではな
く、図2において、鉛直方向に動作させて第1の膜部材
2を押圧する構成とした場合には、可動部材5は、押圧
部材4と一体的に設けられていてもよいし、別部材から
構成されていてもよい。また、押圧部材4は、その面圧
によって第1の密閉空間21を縮小できるものであれば
よく、板ばねのように必ずしも弾性を有するものに限定
されるものではない。
【0019】弾性部材6は、中途に位置する、隔壁13
に対して略平行な平板部6cが、両端6a,6bよりも
上方に位置するように付勢された断面略台形状の板ばね
から構成されている。この弾性部材6は、本体ケース1
を構成する他方の箱形部材12の、隔壁13の他面と対
向する底壁部12bと第2の膜部材3との間に、平板部
6cを第2の膜部材3に当接させ、両端6a,6bを他
方の箱形部材12の底壁部12b内面に固定することな
く当接させて配置され、第2の膜部材3を常態において
第2の密閉空間31を縮小するように押圧付勢してい
る。この弾性部材6により、第2の密閉空間31内から
第1の密閉空間21内へと移動する粘性液体をより速や
かに流動させることができる。
【0020】次に、本実施の形態にかかるショックアブ
ソーバの作用を説明する。本実施の形態のショックアブ
ソーバは、例えば、可動部材5の突出部5aが図示しな
い緩衝対象物に連結されて設置される。そして、該突出
部5aが緩衝対象物による衝撃を受けると、該可動部材
5が隔壁13と略平行に衝撃吸収方向へスライドして押
圧部材4を押圧する。それにより、押圧部材4が第1の
膜部材2を押圧して第1の密閉空間21を縮小させる。
この際、隔壁13に穿設された還流孔13bは逆止弁8
により閉塞されているため、第1の密閉空間21内の粘
性液体は逆止弁8の弁体8aに形成されたオリフィス7
のみを通じて第2の密閉空間31内へと移動するが、オ
リフィス7によりその流量が制限されるため、通過の際
に大きな抵抗が発生し、衝撃吸収方向へスライドする可
動部材5に対して、そのスライドを抑制する抗力を発揮
する。これにより、緩衝対象物による衝撃を緩和するこ
とができる。
【0021】一方、可動部材5に対する外力が除去さ
れ、該可動部材5が緩衝対象物の移動に伴い原位置に復
帰すると、弾性部材6により第2の膜部材3が押圧付勢
されているため、第2の密閉空間31内に一時的に蓄積
されていた粘性液体が還流孔13bを経由して第1の密
閉空間21内へと移動する。この際、隔壁13に穿設さ
れた還流孔13bを閉塞していた逆止弁8が開弁して、
第2の密閉空間31内の粘性液体は、第1の密閉空間2
1内へと速やかに移動する。そして、第1の密閉空間2
1内に粘性液体が流入することにより、第1の膜部材2
1がもとの形状に復帰していく。
【0022】本実施の形態のショックアブソーバによれ
ば、上記したように、緩衝対象物による衝撃を緩和する
緩衝機能を発揮できることはもちろんのこと、押圧部材
4により第1の膜部材2を押圧して第1の密閉空間21
を縮小させ、該第1の密閉空間21内の粘性液体をオリ
フィス7を通じて第2の膜部材3により形成される第2
の密閉空間31内に移動させて緩衝機能を発揮させる構
成である。このため、本体ケース1、第1及び第2の膜
部材2,3、押圧部材4等の構成部品の寸法精度として
はそれほど高い精度が要求されず、また、本体ケース
1、押圧部材4、弾性部材6等を工数の少ないプレス加
工で製作することができる。さらに、粘性液体が第1及
び第2の膜部材2,3によって密閉された空間21,3
1内に収容されているため、シール部材を各所に配設す
る必要がなく、部品点数が少なくて済むので、製作コス
トを大幅に低減することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のショック
アブソーバは、オリフィスを有する隔壁を挟んでその両
側に配置され、それぞれ粘性液体を収容可能な密閉空間
を形成する、一対の弾性材料からなる膜部材と、外力を
受けることにより、一方の膜部材を押圧してその密閉空
間を縮小させ、該一方の膜部材により形成される密閉空
間内の粘性液体を、前記オリフィスを通じて他方の膜部
材により形成される密閉空間内に移動させて緩衝機能を
発揮させる押圧部材とを具備して構成される。従って、
所定の緩衝機能を発揮できることはもちろんのこと、従
来よりも大幅に低いコストで製作することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一の実施の形態にかかるショッ
クアブソーバを示す平面図である。
【図2】図2は図1のA−A部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 第1の膜部材 3 第2の膜部材 4 押圧部材 5 可動部材 6 弾性部材 7 オリフィス 8 逆止弁 13 隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 良太 東京都千代田区神田錦町3−19−1 不二 精器株式会社内 Fターム(参考) 3J048 AA02 AC04 BE04 EA07 3J069 AA34 BB10 CC40 DD50

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリフィスを有する隔壁を挟んでその両
    側に配置され、それぞれ粘性液体を収容可能な密閉空間
    を形成する、一対の弾性材料からなる膜部材と、 外力を受けることにより、一方の膜部材を押圧してその
    密閉空間を縮小させ、該一方の膜部材により形成される
    密閉空間内の粘性液体を、前記オリフィスを通じて他方
    の膜部材により形成される密閉空間内に移動させて緩衝
    機能を発揮させる押圧部材とを具備することを特徴とす
    るショックアブソーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のショックアブソーバであ
    って、前記膜部材及び押圧部材が、本体ケース内に収容
    されていると共に、該本体ケースの外部に少なくとも一
    部を突出させて配置した可動部材を介して外力を受け、
    これにより前記押圧部材を動作させる構造であることを
    特徴とするショックアブソーバ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のショックアブソー
    バであって、前記本体ケース内に、さらに、前記他方の
    膜部材を常態において密閉空間を縮小するように押圧付
    勢する弾性部材が設けられていることを特徴とするショ
    ックアブソーバ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のショックアブソー
    バであって、前記押圧部材は、板ばねからなり、一端が
    前記隔壁の一面に支持され、他端が自由端であると共
    に、一端から中途部までの、隔壁から離間する方向に傾
    斜した傾斜部と、該中途部から他端までの、隔壁に対し
    て略平行な平板部とを備え、前記可動部材が、該押圧部
    材の一端から他端方向へ隔壁と略平行にスライドするこ
    とにより前記一方の膜部材を押圧することを特徴とする
    ショックアブソーバ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1に記載のショ
    ックアブソーバであって、前記隔壁に、前記各密閉空間
    に連通する還流孔が穿設され、該還流孔に逆止弁が設け
    られていることを特徴とするショックアブソーバ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のショックアブソーバであ
    って、前記逆止弁を構成する、前記還流孔を閉塞可能な
    弁体に、前記オリフィスが設けられていることを特徴と
    するショックアブソーバ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013056801A1 (de) 2011-10-19 2013-04-25 Ace Stossdämpfer Gmbh Rotationsbremsvorrichtung und verwendung einer rotationsbremsvorrichtung in der kfz-industrie

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013056801A1 (de) 2011-10-19 2013-04-25 Ace Stossdämpfer Gmbh Rotationsbremsvorrichtung und verwendung einer rotationsbremsvorrichtung in der kfz-industrie

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