JP2001355601A - コントロールバルブ - Google Patents
コントロールバルブInfo
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- JP2001355601A JP2001355601A JP2000180304A JP2000180304A JP2001355601A JP 2001355601 A JP2001355601 A JP 2001355601A JP 2000180304 A JP2000180304 A JP 2000180304A JP 2000180304 A JP2000180304 A JP 2000180304A JP 2001355601 A JP2001355601 A JP 2001355601A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 標準仕様対応のバルブブロックに特別仕様対
応のバルブブロックを接合させる場合に、その長手方向
の寸法を極力短い寸法とすることができるコントロール
バルブの提供。 【解決手段】 標準仕様対応の複数の方向切換弁を一体
に設けて成るとともに、第１油圧ポンプ１、第２油圧ポ
ンプ２にそれぞれ接続されるポンプポート５，６を有す
る第１バルブブロック４と、この第１バルブブロック４
に接合され、特別仕様対応の方向切換弁を有するととも
に、第３油圧ポンプ３から吐出される圧油が流入する流
入ポート２４を有する第２バルブブロック２０とを備
え、この第２バルブブロック２０が、第１バルブブロッ
ク４の接合面である平坦面にほぼ平行に配設される特別
仕様対応の複数の方向切換弁を有するとともに、センタ
バイパス通路２３を有する。
応のバルブブロックを接合させる場合に、その長手方向
の寸法を極力短い寸法とすることができるコントロール
バルブの提供。 【解決手段】 標準仕様対応の複数の方向切換弁を一体
に設けて成るとともに、第１油圧ポンプ１、第２油圧ポ
ンプ２にそれぞれ接続されるポンプポート５，６を有す
る第１バルブブロック４と、この第１バルブブロック４
に接合され、特別仕様対応の方向切換弁を有するととも
に、第３油圧ポンプ３から吐出される圧油が流入する流
入ポート２４を有する第２バルブブロック２０とを備
え、この第２バルブブロック２０が、第１バルブブロッ
ク４の接合面である平坦面にほぼ平行に配設される特別
仕様対応の複数の方向切換弁を有するとともに、センタ
バイパス通路２３を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械用油圧回路に設置されるコントロールバルブに
係り、特に標準仕様対応の方向切換弁群を含むバルブブ
ロックに、特別仕様対応の方向切換弁を含むバルブブロ
ックが接合されて成るコントロールバルブに関する。
建設機械用油圧回路に設置されるコントロールバルブに
係り、特に標準仕様対応の方向切換弁群を含むバルブブ
ロックに、特別仕様対応の方向切換弁を含むバルブブロ
ックが接合されて成るコントロールバルブに関する。
【０００２】
【従来の技術】標準仕様対応の複数の方向切換弁を一体
に設けたバルブブロックから成るコントロールバルブと
して、例えば実公平４−４４８８１号公報に示されるも
のが有る。このようなコントロールバルブを有する油圧
駆動装置を備えた建設機械、例えば油圧ショベルなどに
あっては、フロントアタッチメントを構成するバケット
を外して、その先端部分に破砕機等の特殊アタッチメン
トを装着させたい場合がある。
に設けたバルブブロックから成るコントロールバルブと
して、例えば実公平４−４４８８１号公報に示されるも
のが有る。このようなコントロールバルブを有する油圧
駆動装置を備えた建設機械、例えば油圧ショベルなどに
あっては、フロントアタッチメントを構成するバケット
を外して、その先端部分に破砕機等の特殊アタッチメン
トを装着させたい場合がある。
【０００３】このような場合には、前述したコントロー
ルバルブに、特殊アタッチメント用の方向切換弁を有す
るバルブブロックを増設することなどが従来からおこな
われている。
ルバルブに、特殊アタッチメント用の方向切換弁を有す
るバルブブロックを増設することなどが従来からおこな
われている。
【０００４】図３は従来のコントロールバルブを示す断
面図である。
面図である。
【０００５】このコントロールバルブは、標準仕様対応
の第１バルブブロック４と、特殊アタッチメント用の第
２バルブブロック５１、第３バルブブロック５２、第４
バルブブロック５３、第５バルブブロック５４から成っ
ている。
の第１バルブブロック４と、特殊アタッチメント用の第
２バルブブロック５１、第３バルブブロック５２、第４
バルブブロック５３、第５バルブブロック５４から成っ
ている。
【０００６】第１バルブブロック４は、第１油圧ポンプ
１に接続されるポンプポート５、第２油圧ポンプ２に接
続されるポンプポート６と、第１油圧ポンプ１側の標準
仕様対応の複数の方向切換弁から成る方向切換弁群９、
及びセンタバイパス通路７と、第２油圧ポンプ２側の標
準仕様対応の複数の方向切換弁から成る方向切換弁群１
０、及びセンタバイパス通路８と、センタバイパス通路
７，８に連通するタンク通路１１と、このタンク通路１
１に接続されるとともにタンク１３に連通するタンクポ
ート１２とを備えている。
１に接続されるポンプポート５、第２油圧ポンプ２に接
続されるポンプポート６と、第１油圧ポンプ１側の標準
仕様対応の複数の方向切換弁から成る方向切換弁群９、
及びセンタバイパス通路７と、第２油圧ポンプ２側の標
準仕様対応の複数の方向切換弁から成る方向切換弁群１
０、及びセンタバイパス通路８と、センタバイパス通路
７，８に連通するタンク通路１１と、このタンク通路１
１に接続されるとともにタンク１３に連通するタンクポ
ート１２とを備えている。
【０００７】第２バルブブロック５１は、第１バルブブ
ロック４の図示上面を形成する平坦面上に接合され、特
殊アタッチメント制御用の方向切換弁５１ａと、第３油
圧ポンプ３からの圧油が導かれる流入ポート５１ｂと、
第１バルブブロック４のタンク通路１１に連通する流出
ポート５１ｃとを備えている。
ロック４の図示上面を形成する平坦面上に接合され、特
殊アタッチメント制御用の方向切換弁５１ａと、第３油
圧ポンプ３からの圧油が導かれる流入ポート５１ｂと、
第１バルブブロック４のタンク通路１１に連通する流出
ポート５１ｃとを備えている。
【０００８】第３バルブブロック５２は、第２バルブブ
ロック５１の図示上面を形成する平坦面上に接合され、
特殊アタッチメント制御用の方向切換弁５２ａと、第３
油圧ポンプ３からの圧油が導かれる流入ポート５２ｂ
と、第２バルブブロック５１の流入ポート５１ｂに連通
する流出ポート５２ｃとを備えている。
ロック５１の図示上面を形成する平坦面上に接合され、
特殊アタッチメント制御用の方向切換弁５２ａと、第３
油圧ポンプ３からの圧油が導かれる流入ポート５２ｂ
と、第２バルブブロック５１の流入ポート５１ｂに連通
する流出ポート５２ｃとを備えている。
【０００９】第４バルブブロック５３は、第３バルブブ
ロック５２の図示上面を形成する平坦面上に接合され、
特殊アタッチメント制御用の方向切換弁５３ａと、第３
油圧ポンプ３からの圧油が導かれる流入ポート５３ｂ
と、第３バルブブロック５２の流入ポート５２ｂに連通
する流出ポート５３ｃとを備えている。
ロック５２の図示上面を形成する平坦面上に接合され、
特殊アタッチメント制御用の方向切換弁５３ａと、第３
油圧ポンプ３からの圧油が導かれる流入ポート５３ｂ
と、第３バルブブロック５２の流入ポート５２ｂに連通
する流出ポート５３ｃとを備えている。
【００１０】第５バルブブロック５４は、第４バルブブ
ロック５３の図示上面を形成する平坦面上に接合され、
特殊アタッチメント制御用の方向切換弁５４ａと、第３
油圧ポンプ３からの圧油が導かれるポンプポート５４ｄ
と、このポンプポート５４ｄに連通する流入ポート５４
ｂと、第４バルブブロック５３の流入ポート５３ｂに連
通する流出ポート５４ｃとを備えている。なお、第２〜
第５バルブブロック５１〜５４は、例えばボルトにより
第１バルブブロック４に一体的に固定される。
ロック５３の図示上面を形成する平坦面上に接合され、
特殊アタッチメント制御用の方向切換弁５４ａと、第３
油圧ポンプ３からの圧油が導かれるポンプポート５４ｄ
と、このポンプポート５４ｄに連通する流入ポート５４
ｂと、第４バルブブロック５３の流入ポート５３ｂに連
通する流出ポート５４ｃとを備えている。なお、第２〜
第５バルブブロック５１〜５４は、例えばボルトにより
第１バルブブロック４に一体的に固定される。
【００１１】上述のように構成される従来のコントロー
ルバルブは、例えば油圧ショベルの油圧駆動装置に組み
込まれる。当該油圧ショベルは、フロントの先端部を形
成するバケットが外され、代わりに例えば破砕機等の特
殊アタッチメントが装着される。
ルバルブは、例えば油圧ショベルの油圧駆動装置に組み
込まれる。当該油圧ショベルは、フロントの先端部を形
成するバケットが外され、代わりに例えば破砕機等の特
殊アタッチメントが装着される。
【００１２】このように構成される油圧ショベルでは、
標準仕様に対応する所定の操作装置を操作することによ
り第１バルブブロック４に内蔵される方向切換弁群９に
含まれる該当する方向切換弁、あるいは方向切換弁群１
０に含まれる該当する方向切換弁が切換えられ、第１油
圧ポンプ１あるいは第２油圧ポンプ２から吐出される圧
油が該当する方向切換弁を介して該当するアクチュエー
タ、例えば旋回モータ、走行モータ、ブームシリンダ、
アームシリンダ等に供給され、旋回、走行、フロント駆
動等を実施できる。
標準仕様に対応する所定の操作装置を操作することによ
り第１バルブブロック４に内蔵される方向切換弁群９に
含まれる該当する方向切換弁、あるいは方向切換弁群１
０に含まれる該当する方向切換弁が切換えられ、第１油
圧ポンプ１あるいは第２油圧ポンプ２から吐出される圧
油が該当する方向切換弁を介して該当するアクチュエー
タ、例えば旋回モータ、走行モータ、ブームシリンダ、
アームシリンダ等に供給され、旋回、走行、フロント駆
動等を実施できる。
【００１３】また、特別仕様に対応する所定の操作装置
を操作することにより、第２バルブブロック５１に内蔵
される方向切換弁５１ａ、あるいは第３バルブブロック
５２に内蔵される方向切換弁５２ａ、あるいは第４バル
ブブロック５３に内蔵される方向切換弁５３ａ、あるい
は第５バルブブロック５４に内蔵される方向切換弁５４
ａのうちの該当するものが切換えられ、第３油圧ポンプ
３から吐出される圧油が該当する方向切換弁５１ａ、５
２ａ、５３ａ、５４ａのいずれかを介して特殊アタッチ
メントに供給され、その特殊アタッチメントの駆動を実
施できる。
を操作することにより、第２バルブブロック５１に内蔵
される方向切換弁５１ａ、あるいは第３バルブブロック
５２に内蔵される方向切換弁５２ａ、あるいは第４バル
ブブロック５３に内蔵される方向切換弁５３ａ、あるい
は第５バルブブロック５４に内蔵される方向切換弁５４
ａのうちの該当するものが切換えられ、第３油圧ポンプ
３から吐出される圧油が該当する方向切換弁５１ａ、５
２ａ、５３ａ、５４ａのいずれかを介して特殊アタッチ
メントに供給され、その特殊アタッチメントの駆動を実
施できる。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】ところで昨今、建設機
械にあっては、エンジン、油圧ポンプ１，２や配管を含
む油圧機器、コントローラ、作業用具収納ボックス、空
調装置、作動油タンク、燃料タンク等を限られたスペー
ス内に配置しなければならない。図３に示す従来のコン
トロールバルブは、標準仕様対応の第１バルブブロック
４上に各１つの方向切換弁を内蔵する第２，第３，第
４，第５バルブブロック５１〜５４を積層するようにな
っていることから、同図３に示す高さ寸法（長手方向の
寸法）が大きくなり、これにより占有空間も大きくな
り、他の油圧機器等の配置設計に制約を与えてしまう問
題がある。このことは建設機械が小型のものである場
合、例えばミニショベルと呼ばれているものなどにあっ
ては特に顕著なものがあり、その有効な対策が要望され
ていた。
械にあっては、エンジン、油圧ポンプ１，２や配管を含
む油圧機器、コントローラ、作業用具収納ボックス、空
調装置、作動油タンク、燃料タンク等を限られたスペー
ス内に配置しなければならない。図３に示す従来のコン
トロールバルブは、標準仕様対応の第１バルブブロック
４上に各１つの方向切換弁を内蔵する第２，第３，第
４，第５バルブブロック５１〜５４を積層するようにな
っていることから、同図３に示す高さ寸法（長手方向の
寸法）が大きくなり、これにより占有空間も大きくな
り、他の油圧機器等の配置設計に制約を与えてしまう問
題がある。このことは建設機械が小型のものである場
合、例えばミニショベルと呼ばれているものなどにあっ
ては特に顕著なものがあり、その有効な対策が要望され
ていた。
【００１５】本発明は、上記した従来技術における実状
からなされたもので、その目的は、標準仕様対応のバル
ブブロックに特別仕様対応のバルブブロックを接合させ
る場合に、その長手方向の寸法を極力短い寸法とするこ
とができるコントロールバルブを提供することにある。
からなされたもので、その目的は、標準仕様対応のバル
ブブロックに特別仕様対応のバルブブロックを接合させ
る場合に、その長手方向の寸法を極力短い寸法とするこ
とができるコントロールバルブを提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、標準仕様対応の複数の方向切換弁を一体
に設けて成るとともに、第１油圧ポンプ、第２油圧ポン
プにそれぞれ接続されるポンプポートと、これらのポン
プポートに接続されるセンタバイパス通路と、このセン
タバイパス通路に連通するタンク通路と、このタンク通
路に接続されるタンクポートとを有する第１バルブブロ
ックと、この第１バルブブロックに接合され、特別仕様
対応の方向切換弁を有するとともに、第３油圧ポンプか
ら吐出される圧油が流入する流入ポートと、上記第１バ
ルブブロックのタンク通路に連通する流出ポートとを有
する第２バルブブロックとを備え、上記第２バルブブロ
ックが接続される上記第１バルブブロックの接合面が平
坦面を形成するコントロールバルブにおいて、上記第２
バルブブロックが、上記第１バルブブロックの平坦面に
ほぼ平行に配設される上記特別仕様対応の複数の方向切
換弁を有するとともに、センタバイパス通路を有する構
成にしてある。
に、本発明は、標準仕様対応の複数の方向切換弁を一体
に設けて成るとともに、第１油圧ポンプ、第２油圧ポン
プにそれぞれ接続されるポンプポートと、これらのポン
プポートに接続されるセンタバイパス通路と、このセン
タバイパス通路に連通するタンク通路と、このタンク通
路に接続されるタンクポートとを有する第１バルブブロ
ックと、この第１バルブブロックに接合され、特別仕様
対応の方向切換弁を有するとともに、第３油圧ポンプか
ら吐出される圧油が流入する流入ポートと、上記第１バ
ルブブロックのタンク通路に連通する流出ポートとを有
する第２バルブブロックとを備え、上記第２バルブブロ
ックが接続される上記第１バルブブロックの接合面が平
坦面を形成するコントロールバルブにおいて、上記第２
バルブブロックが、上記第１バルブブロックの平坦面に
ほぼ平行に配設される上記特別仕様対応の複数の方向切
換弁を有するとともに、センタバイパス通路を有する構
成にしてある。
【００１７】このように構成した本発明によれば、特別
仕様対応の複数の方向切換弁を有する第２バルブブロッ
クの第１バルブブロックに当接する側の一方の端面と、
この一方の端面の反対側に位置する他方の端面との間の
長さ寸法を、１つの方向切換弁の径寸法に相応する程度
の長さ寸法に抑えることができる。これにより、第２バ
ルブブロックの厚さ寸法を小さくすることができ、第１
バルブブロックと第２バルブブロックとを含めた全体の
長手方向の寸法を極力短い寸法とすることができ、油圧
ショベル等の建設機械に設置する場合の限られた設置空
間における当該コントロールバルブの占有空間を従来よ
りも小さくすることができる。
仕様対応の複数の方向切換弁を有する第２バルブブロッ
クの第１バルブブロックに当接する側の一方の端面と、
この一方の端面の反対側に位置する他方の端面との間の
長さ寸法を、１つの方向切換弁の径寸法に相応する程度
の長さ寸法に抑えることができる。これにより、第２バ
ルブブロックの厚さ寸法を小さくすることができ、第１
バルブブロックと第２バルブブロックとを含めた全体の
長手方向の寸法を極力短い寸法とすることができ、油圧
ショベル等の建設機械に設置する場合の限られた設置空
間における当該コントロールバルブの占有空間を従来よ
りも小さくすることができる。
【００１８】上記の構成に加えて、上記第２バルブブロ
ックに接合される第３バルブブロックを備え、この第３
バルブブロックが、上記第２バルブブロックの複数の方
向切換弁にほぼ平行に配設される特別仕様対応の複数の
方向切換弁を有するとともに、センタバイパス通路と、
第３油圧ポンプから吐出される圧油が流入する流入ポー
トと、上記第２バルブブロックの流入ポートに連通する
流出ポートとを有する構成にしてもよい。
ックに接合される第３バルブブロックを備え、この第３
バルブブロックが、上記第２バルブブロックの複数の方
向切換弁にほぼ平行に配設される特別仕様対応の複数の
方向切換弁を有するとともに、センタバイパス通路と、
第３油圧ポンプから吐出される圧油が流入する流入ポー
トと、上記第２バルブブロックの流入ポートに連通する
流出ポートとを有する構成にしてもよい。
【００１９】また、当該コントロールバルブが、油圧シ
ョベルの油圧駆動装置に備えられるものであり、上記第
１バルブブロックに含まれる複数の方向切換弁が、旋回
モータ、走行モータ、フロントアクチュエータの駆動を
制御する方向切換弁であるとともに、上記第２バルブブ
ロックに含まれる方向切換弁が、バケットに代えて装着
される特殊アタッチメントの駆動を制御する方向切換弁
から成る構成にしてもよい。
ョベルの油圧駆動装置に備えられるものであり、上記第
１バルブブロックに含まれる複数の方向切換弁が、旋回
モータ、走行モータ、フロントアクチュエータの駆動を
制御する方向切換弁であるとともに、上記第２バルブブ
ロックに含まれる方向切換弁が、バケットに代えて装着
される特殊アタッチメントの駆動を制御する方向切換弁
から成る構成にしてもよい。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下，本発明のコントロールバル
ブの実施形態を図に基づいて説明する。
ブの実施形態を図に基づいて説明する。
【００２１】図１は本発明のコントロールバルブの一実
施形態を示す断面図、図２は図１のＡ−Ａ矢視部分を示
す断面図である。
施形態を示す断面図、図２は図１のＡ−Ａ矢視部分を示
す断面図である。
【００２２】図１は前述した図３に対応させて描いてあ
り、図３に示したものと同等のものは同じ符号で示して
ある。
り、図３に示したものと同等のものは同じ符号で示して
ある。
【００２３】これらの図１，２に示す一実施形態は、例
えば油圧ショベルの油圧駆動装置に備えられるものであ
り、標準仕様対応の方向切換弁群を示す第１バルブブロ
ック４等の構成については前述した図３に示すものと例
えば同等である。
えば油圧ショベルの油圧駆動装置に備えられるものであ
り、標準仕様対応の方向切換弁群を示す第１バルブブロ
ック４等の構成については前述した図３に示すものと例
えば同等である。
【００２４】すなわち、本実施形態の第１バルブブロッ
ク４も、第１油圧ポンプ１に接続されるポンプポート
５、第２油圧ポンプ２に接続されるポンプポート６と、
第１油圧ポンプ１側の標準仕様対応の方向切換弁から成
る方向切換弁群９、及びセンタバイパス通路７と、第２
油圧ポンプ２側の標準仕様対応の方向切換弁から成る方
向切換弁群１０、及びセンタバイパス通路８と、センタ
バイパス通路７，８に連通するタンク通路１１と、この
タンク通路１１に接続されるとともにタンク１３に連通
するタンクポート１２とを備えている。
ク４も、第１油圧ポンプ１に接続されるポンプポート
５、第２油圧ポンプ２に接続されるポンプポート６と、
第１油圧ポンプ１側の標準仕様対応の方向切換弁から成
る方向切換弁群９、及びセンタバイパス通路７と、第２
油圧ポンプ２側の標準仕様対応の方向切換弁から成る方
向切換弁群１０、及びセンタバイパス通路８と、センタ
バイパス通路７，８に連通するタンク通路１１と、この
タンク通路１１に接続されるとともにタンク１３に連通
するタンクポート１２とを備えている。
【００２５】本実施形態は、この第１バルブブロック４
上に積層される第２バルブブロック２０、及び第３バル
ブブロック３０に特徴を有する。
上に積層される第２バルブブロック２０、及び第３バル
ブブロック３０に特徴を有する。
【００２６】すなわち、第２バルブブロック２０は、第
１バルブブロック４の図示上面を形成する平坦面上に接
合されており、第１バルブブロック４の平坦面にほぼ平
行に配設される特別仕様対応である特殊アタッチメント
制御用の複数の方向切換弁、例えば２つの方向切換弁２
１，２２を有する。また、センタバイパス通路２３と、
第３油圧ポンプ３からの圧油が導かれる流入ポート２４
と、第１バルブブロツク４のタンク通路１１に連通する
流出ポート２５とを有する。
１バルブブロック４の図示上面を形成する平坦面上に接
合されており、第１バルブブロック４の平坦面にほぼ平
行に配設される特別仕様対応である特殊アタッチメント
制御用の複数の方向切換弁、例えば２つの方向切換弁２
１，２２を有する。また、センタバイパス通路２３と、
第３油圧ポンプ３からの圧油が導かれる流入ポート２４
と、第１バルブブロツク４のタンク通路１１に連通する
流出ポート２５とを有する。
【００２７】また、第３バルブブロック３０は、第２バ
ルブブロック２０の図示上面を形成する平坦面上に接合
されており、第２バルブブロック２０の平坦面にほぼ平
行に配設される特別仕様対応である特殊アタッチメント
制御用の複数の方向切換弁、例えば２つの方向切換弁３
１，３２を有する。また、センタバイパス通路３３と、
第３油圧ポンプ３からの圧油が導かれるポンプポート３
４と、このポンプポート３４に連通する流入ポート３５
と、第２バルブブロック２０の流入ポート２４に連通す
る流出ポート３６とを備えている。
ルブブロック２０の図示上面を形成する平坦面上に接合
されており、第２バルブブロック２０の平坦面にほぼ平
行に配設される特別仕様対応である特殊アタッチメント
制御用の複数の方向切換弁、例えば２つの方向切換弁３
１，３２を有する。また、センタバイパス通路３３と、
第３油圧ポンプ３からの圧油が導かれるポンプポート３
４と、このポンプポート３４に連通する流入ポート３５
と、第２バルブブロック２０の流入ポート２４に連通す
る流出ポート３６とを備えている。
【００２８】なお、第２，第３バルブブロック２０，３
０は、例えばボルトにより第１バルブブロック４に一体
的に固定される。
０は、例えばボルトにより第１バルブブロック４に一体
的に固定される。
【００２９】本実施形態が備えられる油圧ショベルで
も、通常の掘削作業等とは異なる岩石の破砕作業等の特
別な作業に際しては、フロントの先端部を形成するバケ
ットが外され、代わりに破砕機等の特殊アタッチメント
が装着される。
も、通常の掘削作業等とは異なる岩石の破砕作業等の特
別な作業に際しては、フロントの先端部を形成するバケ
ットが外され、代わりに破砕機等の特殊アタッチメント
が装着される。
【００３０】このように構成した油圧ショベルでも、通
常作業である例えば土砂の掘削作業に際しては、標準仕
様に対応する所定の操作装置を操作することにより第１
バルブブロック４に内蔵される方向切換弁群９に含まれ
る該当する方向切換弁、あるいは方向切換弁群１０に含
まれる該当する方向切換弁が切換えられ、第１油圧ポン
プ１あるいは第２油圧ポンプ２から吐出される圧油が該
当する方向切換弁を介して該当するアクチュエータ、例
えば旋回モータ、走行モータ、ブームシリンダ、アーム
シリンダ等に供給され、旋回、走行、フロント駆動等を
実施できる。
常作業である例えば土砂の掘削作業に際しては、標準仕
様に対応する所定の操作装置を操作することにより第１
バルブブロック４に内蔵される方向切換弁群９に含まれ
る該当する方向切換弁、あるいは方向切換弁群１０に含
まれる該当する方向切換弁が切換えられ、第１油圧ポン
プ１あるいは第２油圧ポンプ２から吐出される圧油が該
当する方向切換弁を介して該当するアクチュエータ、例
えば旋回モータ、走行モータ、ブームシリンダ、アーム
シリンダ等に供給され、旋回、走行、フロント駆動等を
実施できる。
【００３１】また、破砕作業等の特別な作業に際して
は、特別仕様に対応する所定の操作装置を操作すること
により、第２バルブブロック２０に内蔵される方向切換
弁２１，２２のうちのいずれか該当するもの、あるいは
第３バルブブロック３０に内蔵される方向切換弁３１，
３２のうちのいずれか該当するものが切換えられ、第３
油圧ポンプ３から吐出される圧油が該当する方向切換弁
２１，２２，３１，３２のいずれかを介して特殊アタッ
チメントに供給され、その特殊アタッチメントの駆動を
実施できる。
は、特別仕様に対応する所定の操作装置を操作すること
により、第２バルブブロック２０に内蔵される方向切換
弁２１，２２のうちのいずれか該当するもの、あるいは
第３バルブブロック３０に内蔵される方向切換弁３１，
３２のうちのいずれか該当するものが切換えられ、第３
油圧ポンプ３から吐出される圧油が該当する方向切換弁
２１，２２，３１，３２のいずれかを介して特殊アタッ
チメントに供給され、その特殊アタッチメントの駆動を
実施できる。
【００３２】上述のように構成した本実施形態では、特
別仕様対応の２つの方向切換弁２１，２２を有する第２
バルブブロック２０の第１バルブブロック４に当接する
側の一方の端面と、この一方の端面の反対側に位置する
他方の端面との長さ寸法を、１つの方向切換弁の径寸法
に相応する程度の長さ寸法に抑えることができる。同様
に、特別仕様対応の２つの方向切換弁３１，３２を有す
る第３バルブブロック３０の第２バルブブロック２０に
当接する側の一方の端面と、この一方の端面の反対側に
位置する他方の端面との間の長さ寸法を、１つの方向切
換弁の径寸法に相応する程度の長さ寸法に抑えることが
できる。これにより、第２バルブブロック２０の厚さ寸
法及び第３バルブブロック３０の厚さ寸法を小さくする
ことができ、第１バルブブロック４と第２バルブブロッ
ク２０、第３バルブブロック３０とを含めた全体の長手
方向の寸法を極力短い寸法とすることができ、油圧ショ
ベル等の建設機械に設置する場合の限られた設置空間に
おける当該コントロールバルブの占有空間を小さくする
ことができる。したがって、他の油圧機器等の配置設計
に対する制約を緩和させることができ、比較的自由度の
大きい当該コントロールバルブ及び他の油圧機器等の配
置を実現させることができる。当該油圧ショベルが小型
のもの、例えばミニショベルである場合には、本発明は
特に有効である。
別仕様対応の２つの方向切換弁２１，２２を有する第２
バルブブロック２０の第１バルブブロック４に当接する
側の一方の端面と、この一方の端面の反対側に位置する
他方の端面との長さ寸法を、１つの方向切換弁の径寸法
に相応する程度の長さ寸法に抑えることができる。同様
に、特別仕様対応の２つの方向切換弁３１，３２を有す
る第３バルブブロック３０の第２バルブブロック２０に
当接する側の一方の端面と、この一方の端面の反対側に
位置する他方の端面との間の長さ寸法を、１つの方向切
換弁の径寸法に相応する程度の長さ寸法に抑えることが
できる。これにより、第２バルブブロック２０の厚さ寸
法及び第３バルブブロック３０の厚さ寸法を小さくする
ことができ、第１バルブブロック４と第２バルブブロッ
ク２０、第３バルブブロック３０とを含めた全体の長手
方向の寸法を極力短い寸法とすることができ、油圧ショ
ベル等の建設機械に設置する場合の限られた設置空間に
おける当該コントロールバルブの占有空間を小さくする
ことができる。したがって、他の油圧機器等の配置設計
に対する制約を緩和させることができ、比較的自由度の
大きい当該コントロールバルブ及び他の油圧機器等の配
置を実現させることができる。当該油圧ショベルが小型
のもの、例えばミニショベルである場合には、本発明は
特に有効である。
【００３３】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の各実施形態
によれば、標準仕様対応のバルブブロックに特別仕様対
応のバルブブロックを接合する場合に、特別仕様対応の
バルブブロックの厚さ寸法を小さくすることができるの
で全体の長手方向の寸法を極力短い寸法とすることがで
き、これにより従来に比べて占有空間を小さくし、他の
油圧機器の配置設計に対する制約を緩和させることがで
き、当該コントロールバルブ及び他の油圧機器等の比較
的自由度の大きい配置を実現させることができる。
によれば、標準仕様対応のバルブブロックに特別仕様対
応のバルブブロックを接合する場合に、特別仕様対応の
バルブブロックの厚さ寸法を小さくすることができるの
で全体の長手方向の寸法を極力短い寸法とすることがで
き、これにより従来に比べて占有空間を小さくし、他の
油圧機器の配置設計に対する制約を緩和させることがで
き、当該コントロールバルブ及び他の油圧機器等の比較
的自由度の大きい配置を実現させることができる。
【図１】本発明のコントロールバルブの一実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視部分を示す断面図である。
【図３】従来のコントロールバルブを示す断面図であ
る。
る。
１ 第１油圧ポンプ ２ 第２油圧ポンプ ３ 第３油圧ポンプ ４ 第１バルブブロック ５ ポンプポート ６ ポンプポート ７ センタバイパス通路 ８ センタバイパス通路 ９ 方向切換弁群 １０ 方向切換弁群 １１ タンク通路 １２ タンクポート １３ タンク ２０ 第２バルブブロック ２１ 方向切換弁 ２２ 方向切換弁 ２３ センタバイパス通路 ２４ 流入ポート ２５ 流出ポート ３０ 第３バルブブロック ３１ 方向切換弁 ３２ 方向切換弁 ３３ センタバイパス通路 ３４ ポンプポート ３５ 流入ポート ３６ 流出ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野沢 勇作 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 東ケ▲崎▼ 光久 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Ｆターム(参考） 3H051 AA08 BB02 BB10 CC01 CC14 FF07 3H089 BB27 CC01 CC08 CC11 DA02 DA06 DA14 DB32 GG02 HH05 HH09 HH16 HH23 JJ02
Claims (3)
- 【請求項１】 標準仕様対応の複数の方向切換弁を一体
に設けて成るとともに、第１油圧ポンプ、第２油圧ポン
プにそれぞれ接続されるポンプポートと、これらのポン
プポートに接続されるセンタバイパス通路と、このセン
タバイパス通路に連通するタンク通路と、このタンク通
路に接続されるタンクポートとを有する第１バルブブロ
ックと、 この第１バルブブロックに接合され、特別仕様対応の方
向切換弁を有するとともに、第３油圧ポンプから吐出さ
れる圧油が流入する流入ポートと、上記第１バルブブロ
ックのタンク通路に連通する流出ポートとを有する第２
バルブブロックとを備え、 上記第２バルブブロックが接続される上記第１バルブブ
ロックの接合面が平坦面を形成するコントロールバルブ
において、 上記第２バルブブロックが、上記第１バルブブロックの
平坦面にほぼ平行に配設される上記特別仕様対応の複数
の方向切換弁を有するとともに、センタバイパス通路を
有することを特徴とするコントロールバルブ。 - 【請求項２】 上記第２バルブブロックに接合される第
３バルブブロックを備え、この第３バルブブロックが、
上記第２バルブブロックの複数の方向切換弁にほぼ平行
に配設される特別仕様対応の複数の方向切換弁を有する
とともに、センタバイパス通路と、第３油圧ポンプから
吐出される圧油が流入する流入ポートと、上記第２バル
ブブロックの流入ポートに連通する流出ポートとを有す
ることを特徴とする請求項１記載のコントロールバル
ブ。 - 【請求項３】 当該コントロールバルブが、油圧ショベ
ルの油圧駆動装置に備えられるものであり、上記第１バ
ルブブロックに含まれる複数の方向切換弁が、旋回モー
タ、走行モータ、フロントアクチュエータの駆動を制御
する方向切換弁であるとともに、上記第２バルブブロッ
クに含まれる方向切換弁が、バケットに代えて装着され
る特殊アタッチメントの駆動を制御する方向切換弁であ
ることを特徴とする請求項１記載のコントロールバル
ブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000180304A JP2001355601A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | コントロールバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000180304A JP2001355601A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | コントロールバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001355601A true JP2001355601A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18681432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000180304A Pending JP2001355601A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | コントロールバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001355601A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011112123A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Kawasaki Precision Machinery Ltd | マルチコントロール弁装置、及びそのケーシング |
| WO2013179969A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-05 | 日立建機株式会社 | 多連弁装置 |
| JP2017040293A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 油圧アクチュエータ作動油路形成方法 |
-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000180304A patent/JP2001355601A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011112123A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Kawasaki Precision Machinery Ltd | マルチコントロール弁装置、及びそのケーシング |
| WO2013179969A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-05 | 日立建機株式会社 | 多連弁装置 |
| JP2017040293A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 油圧アクチュエータ作動油路形成方法 |
| WO2017030168A1 (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 株式会社神崎高級工機製作所 | 油圧アクチュエータ作動油路形成方法 |
| US10731674B2 (en) | 2015-08-19 | 2020-08-04 | Kanzai Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Method for forming hydraulic actuator hydraulic oil passage |
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