JP2001355404A - タービン翼面形状作成方法 - Google Patents

タービン翼面形状作成方法

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JP2001355404A JP2000179857A JP2000179857A JP2001355404A JP 2001355404 A JP2001355404 A JP 2001355404A JP 2000179857 A JP2000179857 A JP 2000179857A JP 2000179857 A JP2000179857 A JP 2000179857A JP 2001355404 A JP2001355404 A JP 2001355404A
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blade
turbine blade
spline
points
section
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Akira Iwabori
明 岩堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 翼面形状作成に要する時間を削減する。 【解決手段】 空力計算で求めた所望する翼面上に位置
する多数の点を、3DCADに取り込んで3次元座標空
間に配置する(ステップS1)。各点をタービン翼の前
縁、後縁、背、腹の4つのセクションに分け(ステップ
S2)、各セクション毎にXY平面方向に配された点の
列を通過するスプラインを一本の曲線で作成し(ステッ
プS3)、隣接する端部同士を滑らかに連続するように
接線拘束し(ステップS4)、背と腹のセクションにて
Z軸方向に延びるスプラインを作成(ステップS5)し
た後、縦横に配された各スプラインの間を補間する曲面
を作成して翼サーフェスを形成し(ステップS6)、こ
れらを連結してソリッドモデルを作成する(ステップS
7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタービン翼を設計す
る際に、空力計算により求められた座標データを基に、
タービン翼の翼面形状を決定するために用いるタービン
翼面形状作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】航空機用エンジン等で用いるタービン翼
を設計する場合、従来は、所望する空力特性が得られる
翼形状となるように空力計算を行い、該空力計算により
求められたタービン翼形状における翼面上の点の座標
を、X、Y、Z軸に関する直交座標系の翼座標データと
して3DCADに取り込んで3次元座標空間内に配置し
た後、作業者が画面上にて各点を一つひとつ選んで該各
点を通過するスプラインを作成すると共に、該作成した
各スプラインと隣接する点を通過するスプラインとの間
で接線拘束を行って両者が滑らかに連続するようにし、
更に、隣接するスプライン同士の間を補間する曲面を作
成し、この際、隣接して形成される曲面同士が滑らかに
連続していないと、タービン翼の鋳造に用いる鋳型をカ
ッターで削って作製する時に、鋳型の本来削るべきでな
い部分をカッターで削ってしまう虞が生じるため、上記
において作成した各曲面同士の繋がりが連続性を有する
よう勾配を合わせて補整し、タービン翼面形状を決定し
てソリッドモデルを作成するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
タービン翼の翼面形状作成方法では、3次元座標空間内
に配置された各点毎に、スプラインを引いた後、各スプ
ラインの補整や、スプライン間に形成された曲面同士の
連続性をもたせるための補整作業を作業者がすべて手作
業で行っていたため、翼座標データを取り込んでから、
翼面を作製するための作業に多大な手間及び時間を要
し、一つのタービン翼面形状の作成に数時間以上の時間
を要するという問題があり、又、翼面形状作成作業は、
3DCAD画面上で、複数重なって表示される点やスプ
ラインを目で追って選択するため、誤って選択する等の
ミスによる後掛かり作業を誘発し、作業効率が妨げられ
るという問題があり、更に、スプラインの引き方や隣接
する曲面同士の繋がりに連続性をもたせるための補整の
仕方に個人差が生じるため、設計される翼面形状が作業
者毎に相違するという問題もある。
【0004】そこで、本発明は、翼面作成作業に要する
時間を削減すると共に、作業者のミスや個人差によって
設計される翼面形状に差異が生じることのないよう、取
り込んだ翼座標データからのスプライン作製、翼面形
成、翼面からのソリッドモデルの作成の一連の手順を標
準化することができて、自動化できるようにしたタービ
ン翼面形状作成方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、空力計算により算出されるタービン翼形
状の翼面上における多数の点の座標データを、タービン
翼の長手方向がZ軸方向となるように3DCADに取り
込んで3次元座標空間内に配置し、該各点をタービン翼
断面の周方向に並ぶ複数のセクションに分け、次に、各
セクション毎に、所要のZ座標におけるXY平面上に配
された点列を通過するスプラインを作成すると共に、隣
接する各セクションのスプラインの端部同士が滑らかに
連続するように補整して翼断面形状を形成し、次いで、
該形成された翼断面形状の周方向所要間隔位置に、それ
ぞれZ軸方向に対応する点の列を通過するスプラインを
作成して、該スプラインと上記周方向の各スプラインに
よるメッシュを作成した後、該メッシュを補間する曲面
を形成させて上記各セクション毎に翼サーフェスを形成
させ、しかる後、該各翼サーフェスを連結してタービン
翼のソリッドモデルを作成するタービン翼面形状作成方
法とする。
【0006】空力計算で得られた翼形状の座標データを
3DCADに取り込んで、タービン翼の翼面形状を決定
してソリッドモデルを作成する際、翼断面の周方向に形
成される各セクション毎にXY平面上におけるスプライ
ンを形成させるようにしてあることから、各セクション
にそれぞれ配置される複数の点をすべて通過するスプラ
インは、容易に作成される。又、3DCAD上に取り込
んだ点の座標データからのXY平面上におけるスプライ
ンの作成、隣接するセクションのスプライン間の接線拘
束、Z軸方向に延びるスプラインの作成、上記Z軸方向
のスプラインと周方向のスプラインによって形成される
メッシュを曲面で補間することによる翼サーフェスの作
成、該翼サーフェスからのソリッドモデル作成の各手順
が標準化されることから、各作業手順をプログラム化し
て自動化することができて、作業に要する時間を、従来
に比して大幅に短縮することが可能となる。
【0007】又、ソリッドモデルを作成した後、該ソリ
ッドモデルの形状を、空力計算で得た翼計算格子点で与
えられる翼面形状と比較するようにした構成とすること
により、各計算格子点と、ソリッドモデルの翼サーフェ
スとのずれを求めることができて、うねり等の形成され
ている個所を明らかにして、作成されたソリッドモデル
の形状を客観的に評価することができ、万一、計算格子
点と翼サーフェスとのずれが多大な場合には、ソリッド
モデルを作成する上で使用する各種パラメータを調整す
る等のフィードバックを行うことも可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1乃至図6は本発明のタービン翼作成方
法の実施の一形態を示すもので、図1に作業手順のフロ
ーを示す。先ず、図2に示す如く、従来と同様に空力計
算により算出されたタービン翼形状の翼面上に位置する
点1(図では個数を省略してある)の座標データを、タ
ービン翼の長手方向がZ軸方向となるように3DCAD
に取り込み、座標データに基づいて各点1を3次元座標
空間内に配置する(ステップS1)。この際、上記各点
1は、Z軸方向の所要間隔位置毎に、翼断面形状の周縁
部に沿って同数配置されるようにする。
【0010】次に、取り込んだ各点1を、図3に示す如
く、タービン翼の前縁、後縁、背(翼断面形状の湾曲方
向外側)、腹(翼断面形状の湾曲方向内側)の4つのセ
クション2,3,4,5に分割(ステップS2)した
後、分割された各セクション2,3,4,5毎に、所要
のZ座標におけるXY平面上に配された複数の点1の列
を通過するスプラインを、一本の曲線として作成する
(ステップS3)。すなわち、たとえば、図3に示す如
く、前縁セクション2のスプライン6及び後縁セクショ
ン3のスプライン7をそれぞれ異なる楕円の弧とし、背
セクション4のスプライン8及び腹セクション5のスプ
ライン9をそれぞれ異なるスプラインとして引くことに
より作成させるようにする。更に、前縁セクション2の
スプライン6と背セクション4のスプライン8との接す
る端部同士を、接線が一致するように補整して接線拘束
を行い、同様に、背セクション4のスプライン8と後縁
セクション3のスプライン7の接する端部同士、後縁セ
クション3のスプライン7と腹セクション5のスプライ
ン9の接する端部同士、腹セクション5のスプライン9
と前縁セクション2のスプライン6との端部同士につい
ても接線拘束を行って、各セクション2,3,4,5の
スプライン6,7,8,9同士が滑らかに連続すること
で翼断面形状が決定されるようにする(ステップS
4)。
【0011】次に、図4に示す如く、背セクション4の
点1のうち、一つのXY平面上にて所定間隔で配置され
る複数の点1に関して、それぞれ異なるXY平面上にて
Z軸方向に対応する点1の列を通過するスプライン10
を引くことにより、該スプライン10と、背セクション
4に関するXY平面方向のスプライン8によるメッシュ
を形成させ、同様に、腹セクション5の点1のうち、一
つのXY平面上にて所定間隔で配置される複数の点1に
関しても、それぞれ異なるXY平面上にてZ軸方向に対
応する点1の列を通過するスプライン11を引くことに
より、該スプライン11と、腹セクション5のXY平面
方向のスプライン9とによるメッシュを形成させ(ステ
ップS5)、次いで、図5に示す如く、上記ステップS
5において作成された背セクション4に形成されたメッ
シュに対して、該メッシュの空隙を補間する曲面をメッ
シュカーブ法を用いて形成させることにより背セクショ
ン4の翼サーフェス12を作成し、同様に、腹セクショ
ン5に形成されたメッシュに対して、空隙を補間する曲
面をメッシュカーブ方法を用いて形成させることにより
腹セクション5の翼サーフェス13を作成し、更に、前
縁セクション2にてZ軸方向に所要間隔で配されたスプ
ライン6同士の間を補間する曲面を形成させることによ
り前縁セクション2の翼サーフェス14を作成させると
共に、同様に、後縁セクション3の各スプライン7同士
の間を補間する曲面を形成させて後縁セクション3の翼
サーフェス15を形成させ(ステップS6)、しかる
後、図6に示す如く、各セクション2,3,4,5の翼
サーフェス14,15,12,13を連結すると共に、
Z軸方向の両端部を、タービン翼回転時に外周側となる
チップ側端部の翼サーフェス16と、タービン翼回転時
に内周側となるハブ側端部の翼サーフェス17によりそ
れぞれ閉じることで、タービン翼のソリッドモデル18
を作成させる(ステップS7)。
【0012】更に、本来、空力計算では、円筒座標系で
定義される座標データとしての翼計算格子点として、非
常に多数の翼面上の点が算出されるものであるのに対
し、上記ステップS1においては、上記翼計算格子点の
うち、必要個数を選択し、該選択された点を直交座標系
に変換して使用していることから、上記ステップS7で
作成されたタービン翼のソリッドモデル18の形状を、
上記翼計算格子点で与えられる翼面形状と比較すること
により評価を行うようにする(ステップS8)。
【0013】上記ステップS8では、翼計算格子点を直
交座標系に取り込み、取り込んだ各計算格子点を3DC
ADのタービン翼ソリッドモデル18に重ねて合わせて
画面上に表示させると共に、各計算格子点とソリッドモ
デル18の翼サーフェス12,13,14,15との直
交距離(3次元距離)を計算させ、計算格子点と翼サー
フェス12,13,14,15とのずれの大きい部分を
表示させることにより、たとえば、うねり等が形成され
ている個所を明らかにすることでソリッドモデル18の
形状を評価することができるようにしてあり、万一、計
算格子点と上記各翼サーフェス12,13,14,15
とのずれが多大になった場合には、たとえば、ステップ
S6において前縁及び後縁セクション2及び3のスプラ
イン6及び7同士の間を補間する際や、背及び腹セクシ
ョン4及び5のメッシュの空隙を補間する際に形成させ
る曲面のパラメータを調整する等、フィードバックを行
うようにすることも可能となる。
【0014】このように、空力計算で得られた翼形状の
座標データを3DCADに取り込んで、タービン翼の翼
面形状を決定してソリッドモデル18を作成する際、翼
断面の周方向に4分割した各セクション2,3,4,5
毎にXY平面上におけるスプライン6,7,8,9を形
成させるようにしてあることから、各セクション2,
3,4,5にそれぞれ配置される複数の点をすべて通過
するスプライン6,7,8,9を、一本の曲線によって
容易に作成することができ、よって、従来の如く3DC
ADに取り込んだ点を一つひとつ選択してスプラインを
手作業で引く必要はなく、又、3DCAD上に取り込ん
だ点1の座標データからのXY平面上におけるスプライ
ン6,7,8,9の作成、隣接するスプライン6,7,
8,9間の接線拘束、Z軸方向に延びるスプライン1
0,11の作成、スプライン6,7,8,9,10,1
1により形成されるメッシュを曲面で補間することによ
る翼サーフェス12,13,14,15の作成、該各翼
サーフェス12,13,14,15からのソリッドモデ
ル18の作成の各手順を標準化することができ、これら
各手順をプログラム化して自動化することができること
から、タービン翼面形状の作成作業に要する時間を、従
来に比して大幅に短縮することができ、たとえば、一つ
のタービン翼のソリッドモデルの作成に関して、従来数
時間以上要していたものを数分程度で処理することが可
能となる。又、ステップS1〜S7の作業手順は標準化
されていることから、ミスを防止することができると共
に、作業者毎に翼面形状に個人差が生じる虞はなく、安
定した品質で翼面形状の作成が可能となる。又、ソリッ
ドモデル18を作成するようにしているため、後工程で
体積重心等を求め易い。
【0015】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されるものではなく、ステップS1で3DCADに取り
込む点1の数は、翼面形状を作成すべきタービン翼のサ
イズや形状の複雑さに応じて増減させてよいこと、ステ
ップS2においては、翼を前縁、後縁、背、腹の4つの
セクション2,3,4,5に分割するものとして示した
が、次工程のステップS3にて、分割された各セクショ
ンにてXY平面方向に並ぶ点1の列を通過するスプライ
ンを一本の曲線で引くことができれば、セクションの分
割数は3又は5以上としてもよいこと、ステップS5に
おいて、背及び腹の各セクション4及び5に加えて、前
縁及び後縁の各セクション2及び3についてZ軸方向に
延びるスプラインを引くようにしてもよいこと、ステッ
プS8におけるソリッドモデル18の評価は行うことが
望ましいが、必要不可欠ではないこと、その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のタービン翼面
形状作成方法によれば、空力計算により算出されるター
ビン翼形状の翼面上における多数の点の座標データを、
タービン翼の長手方向がZ軸方向となるように3DCA
Dに取り込んで3次元座標空間内に配置し、該各点をタ
ービン翼断面の周方向に並ぶ複数のセクションに分け、
次に、各セクション毎に、所要のZ座標におけるXY平
面上に配された点列を通過するスプラインを作成すると
共に、隣接する各セクションのスプラインの端部同士が
滑らかに連続するように補整して翼断面形状を形成し、
次いで、該形成された翼断面形状の周方向所要間隔位置
に、それぞれZ軸方向に対応する点の列を通過するスプ
ラインを作成して、該スプラインと上記周方向の各スプ
ラインによるメッシュを作成した後、該メッシュを補間
する曲面を形成させて上記各セクション毎に翼サーフェ
スを形成させ、しかる後、該各翼サーフェスを連結して
タービン翼のソリッドモデルを作成するようにしてある
ので、各セクション毎に、XY平面上におけるスプライ
ンを形成させることができることから、各セクションに
て配置される複数の点の列をすべて通過するスプライン
を、一本の曲線によって容易に作成することができ、従
来の如く3DCADに取り込んだ点を一つひとつ選択し
てスプラインを手作業で引く必要をなくすことができ、
又、3DCAD上に取り込んだ点の座標データからのX
Y平面上におけるスプラインの作成、隣接するスプライ
ン間の接線拘束、Z軸方向に延びるスプラインの作成、
スプラインにより形成されるメッシュを曲面で補間する
ことによる翼サーフェスの作成、該翼サーフェスの結合
によるソリッドモデルの作成の各手順を標準化すること
ができ、これら各作業手順をプログラム化して自動化す
ることができることから、作業に要する時間を、従来に
比して大幅に短縮することができ、又、各作業手順が標
準化されていることから、ミスを防止することができる
と共に、作業者毎に翼面形状に個人差が生じる虞はな
く、安定した品質で翼面形状の作成が可能となるという
優れた効果を発揮し、又、ソリッドモデルを作成した
後、該ソリッドモデルの形状を、空力計算で得た翼計算
格子点で与えられる翼面形状と比較するようにした構成
とすることにより各計算格子点と、ソリッドモデルの翼
サーフェスとのずれを求めることができて、うねり等の
形成されている個所を明らかにして、作成されたソリッ
ドモデルの形状を客観的に評価することができ、万一、
計算格子点と翼サーフェスとのずれが多大な場合には、
ソリッドモデルを作成する上で使用する各種パラメータ
を調整する等のフィードバックを行うことも可能となる
という効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタービン翼面形状作成方法の実施の一
形態における作業手順のフローを示すものである。
【図2】図1のフローにおけるステップS1において、
3DCADに取り込んだ点の3次元配置を示す概略図で
ある。
【図3】図1のフローにおけるステップS3において、
各セクションにてスプラインを引いた状態を示すXY平
面の概略図である。
【図4】図1のフローにおけるステップS5において、
Z軸方向に延びるスプラインを引いた状態を示す概略図
である。
【図5】図1のフローにおけるステップS6において、
各セクションの翼サーフェスを作成した状態を示す概略
図である。
【図6】図1のフローにおけるステップS7において作
成したソリッドモデルを示す概略図である。
【符号の説明】
1 点 2 前縁セクション(セクション) 3 後縁セクション(セクション) 4 背セクション(セクション) 5 腹セクション(セクション) 6,7,8,9,10,11 スプライン 12,13,14,15 翼サーフェス 18 ソリッドモデル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空力計算により算出されるタービン翼形
    状の翼面上における多数の点の座標データを、タービン
    翼の長手方向がZ軸方向となるように3DCADに取り
    込んで3次元座標空間内に配置し、該各点をタービン翼
    断面の周方向に並ぶ複数のセクションに分け、次に、各
    セクション毎に、所要のZ座標におけるXY平面上に配
    された点列を通過するスプラインを作成すると共に、隣
    接する各セクションのスプラインの端部同士が滑らかに
    連続するように補整して翼断面形状を形成し、次いで、
    該形成された翼断面形状の周方向所要間隔位置に、それ
    ぞれZ軸方向に対応する点の列を通過するスプラインを
    作成して、該スプラインと上記周方向の各スプラインに
    よるメッシュを作成した後、該メッシュを補間する曲面
    を形成させて上記各セクション毎に翼サーフェスを形成
    させ、しかる後、該各翼サーフェスを連結してタービン
    翼のソリッドモデルを作成することを特徴とするタービ
    ン翼面形状作成方法。
  2. 【請求項2】 ソリッドモデルを作成した後、該ソリッ
    ドモデルの形状を、空力計算で得た翼計算格子点で与え
    られる翼面形状と比較するようにした請求項1記載のタ
    ービン翼面形状作成方法。
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