JP2001354766A - 漂白活性化樹枝状体リガンドおよびそれの金属錯塩 - Google Patents

漂白活性化樹枝状体リガンドおよびそれの金属錯塩

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JP2001354766A JP2001121586A JP2001121586A JP2001354766A JP 2001354766 A JP2001354766 A JP 2001354766A JP 2001121586 A JP2001121586 A JP 2001121586A JP 2001121586 A JP2001121586 A JP 2001121586A JP 2001354766 A JP2001354766 A JP 2001354766A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 新規の漂白活性化樹枝状体(デンドリマー)
リガンドおよびそれの金属錯塩の提供。 【解決手段】式1で表される化合物またはそれと遷移金
属との金属錯塩。 (R1 1 )N−X−N(R1 1 ) (1) [式中、R1 は式(R)N−(CH−で表
される基であり、RおよびRはいずれの場合にも式
(R)N−(CH−で表される基であり、
nは2または3の数であり、あるいはRおよびR
一緒に成って式Aで表される基であるかまたはRは水
素原子でありそしてRは式2 で表わされる基であり、RおよびRはいずれの場合
にも式(R)N−(CH−で表われる基で
あり、nは2または3であり、あるいはRおよびR
は一緒に成って式Aで表される基であるかまたはR
水素原子でありそしてRは式3

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は漂白活性樹枝状体(dendr
imer) リガンドおよびそれの金属錯塩に関する。
【0002】
【従来の技術】洗剤および洗浄剤製品における過酸化物
系漂白剤、例えば過酸化水素、過硼酸塩、過炭酸塩、過
珪酸塩および過燐酸塩の漂白力、つまりお茶、コーヒ
ー、フルーツまたは赤ワインのしみを除くためのこれら
の漂白剤の能力は、60℃よりも著しく高い比較的高い
温度でしか十分に発揮されないことは公知である。比較
的低い温度、特に60℃未満の温度では一般に低下する
漂白作用を向上させるために、これら過酸化物漂白剤を
活性化するためにある化合物を使用することができる。
一連の遷移金属または該遷移金属と多くのキレート化化
合物錯との錯塩がこの目的のために提案されて来たが、
遷移金属と錯塩リガンドとの特別な組合せの金属の効果
は予測することができない。
【0003】沢山の特許明細書、例えば国際特許出願公
開第96/06154号明細書およびヨーロッパ特許第
458,397号明細書には高い活性能力のある金属錯
塩が開示されている。ドイツ特許第19,809,71
3号明細書にはポリアミドアミン樹枝状体リガンド系と
の遷移金属錯塩が開示されている。高い酸化および漂白
能力を有しそして染みの付いた繊維または表面の染みを
排除しそして繊維自身には出来るだけ害を及ぼさない漂
白触媒を見出すという課題がある。
【0004】樹枝状ポリアミンおよびそれのコバルト錯
塩がChem.Ber.1993 、第2133〜2135頁に開示されてい
る。ドイツ特許出願公開(A)第19,621,510
号明細書にはプレーナーキラル(planar-chiral) または
アクシアルキラル(axial-chiral)末端基を持つ樹枝状体
(dendrimer) が開示されている。
【0005】
【発明がの構成】本発明者はポリアルキレンイミン系の
樹枝状体の遷移金属錯塩が繊維および硬質表面の両方の
着色汚れを漂白する間に色彩および繊維に害を及ぼすこ
となしに過酸化物系化合物の漂白作用を向上させること
を見出した。更に本発明者は洗剤L および洗浄剤におい
て遷移金属と錯塩を形成する結合をしていない樹枝状体
を使用することが水溶液中の組成物の酸化および漂白性
能を向上させることを見出した。
【0006】本発明は、式 (R1 1 )N−X−N(R1 1 ) (1) [式中、R1 は式(R2 3 )N−(CH2 n −で表
される基であり、R2 およびR3 はいずれの場合にも式
(R4 5 )N−(CH2 n −で表される基であり、
nは2または3の数であり、あるいはR2 およびR3
一緒に成って式Aで表される基であるかまたはR2 は水
素原子でありそしてR3 は式
【0007】
【化6】 で表される基であり、R4 およびR5 はいずれの場合に
も式(R6 7 )N−(CH2 n −で表される基であ
り、nは2または3であり、あるいはR4 およびR5
一緒に成って式Aで表される基であるかまたはR4 は水
素原子でありそしてR5 は式
【0008】
【化7】 で表される基であり、R6 およびR7 はいずれの場合に
も式(R8 9 )N−(CH2 n −で表される基であ
り、nは2または3であり、あるいはR6 およびR7
一緒に成って式Aで表される基であるかまたはR6 は水
素原子でありそしてR7 は式
【0009】
【化8】 で表される基であり、R8 およびR9 は一緒に成って式
Aで表される基であるかまたはR8 は水素原子でありそ
してR9 は式
【0010】
【化9】 で表される基であり、Aは式
【0011】
【化10】 (式中、aは1〜4の整数であり、そしてR10は水素原
子、C1 〜C30−アルキル、シクロアルキルまたはアリ
ール基、C1 〜C4 −アルコキシ基、置換または非置換
アミノまたはアンモニウム基、ハロゲン原子、スルホ
基、カルボキシル基または式−(CH2 r −COO
H、−(CH2 r −SO3 H、−(CH2 r −PO
3 2 、−(CH2 r −OHで表される基であり、た
だしrは0〜4の整数でありそして上記各酸基は塩の状
態で存在していてもよい。
【0012】)、そしてXは式−(CH2 n −(ただ
しnは2〜20の数である)、−(CH2 3−NR11
−(CH2 3 −、−(CH2 2 −NR11−(C
2 2 −、C2〜C20−アルキレン、- (CH2 L
−[O−(CH2 k m −O−(CH2 L )−で表
される基であり、ただしLおよびkは2〜6の数であ
り、mは1〜40の数であり、R11はC1 〜C20- アル
キル、C2 〜C20−ジアルキルアミノ−C2 −C10−ア
ルキル、C1 〜C10−アルコキシ−C2 〜C10−アルキ
ル、C2 〜C20−ヒドロキシアルキル、C3 〜C12−シ
クロアルキル、C4〜C20−シクロアルキル−アルキ
ル、C2 〜C20−アルケニル、C4 〜C30−ジアルキル
アミノ−アルケニル、C3 〜C30−アルコキシアルケニ
ル、C3 〜C20−ヒドロキシアルケニル、C5 〜C20
シクロアルキル−アルケニル、アリールまたはC7 〜C
20−アルアルキルであり、その際にこれらは非置換であ
ってもまたはC1 〜C8 −アルキル、C2 〜C8 −ジア
ルキルアミノ、C1 〜C8 −アルコキシ、ヒドロキシ、
3 〜C8 −シクロアルキル、C4 〜C12−シクロアル
キルアルキルで置換されていてもよく、あるいはこれら
の置換基の2つが一緒に成って窒素または酸素によって
場合によっては中断されているアルキレン鎖、例えばエ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイドまたは−CH2 −CH(CH3 )O−であ
る。]で表される化合物を提供する。
【0013】更に本発明は上記の化合物とコバルト、マ
ンガン、鉄、ルテニウム、バナジウム、モリブデンまた
はタングステンとの錯塩を提供する。マンガン錯塩が特
に好ましい。これらの化合物および相応する金属錯塩
は、過酸化物系化合物の場合に、特に過酸化物系化合物
を含有する洗剤および洗浄剤、例えば万能洗剤または機
械的食器洗浄用洗剤において漂白−および酸化触媒とし
て適している。これらの触媒は80℃未満の温度、特に
15〜45℃の温度範囲において色彩および繊維への損
傷を低減するのと同時に無機系過酸化物系化合物の酸化
または漂白作用を改善する。更に上に規定した化合物お
よびそれの金属錯塩は紙の漂白に使用することもでき
る。
【0014】式1のポリサレン樹枝状体の製造は専門文
献に記載された方法によって実施される(R.Moos, F.Vo
egtle, Chem.Ber. 1993, 126, 2133-2135)。ここで使用
される開始剤コアは、アクリロニトリルでのミカエル付
加反応によって転化されるエチレンジアミンである。末
端ニトリル基は還元されてアミンとなり、その結果とし
て更にアクリルニトリルの付加が可能となる。この合成
サイクルを繰り返すことによって官能基の数が倍増す
る。これらの合成段階の各々においてアミノ基がサリチ
ルアルデヒドと反応することができ、A基を含有する式
1の化合物をもたらす。アミノ基とα,β−ジアミノプ
ロピオン酸との反応および続くサリチルアルデヒドとの
反応が式−COCHNA−CH2 NA基を含有する式1
の化合物をもたらす。
【0015】この生成物は黄色の固体または油状物とし
て生じる。
【0016】金属カチオンとの錯塩形成は3種の異なる
方法で行なうことができる。第1の方法ではリガンドを
Moorsおよび Voegtleによって開示された様に製造す
る。次いでこれを適当な溶剤、例えばクロロホルム、塩
化メチレン、エタノール、メタノール、ジメチルホルム
アミド、水、ジメチルスルホキシドまたはそれらの混合
物中で金属カチオンと反応させることによって例えば樹
枝状錯塩を得る。
【0017】第2の実施態様では、サリチルアルデヒ
ド、樹枝状ポリアミンおよび金属塩を適当な溶剤、例え
ばクロロホルム、塩化メチレン、エタノール、メタノー
ル、ジメチルホルムアミド、水、ジメチルスルホキシド
またはそれらの混合物中でワンポット反応で結合させ
て、本発明の触媒を製造する。
【0018】第3の実施態様では金属不含ポリサレン樹
枝状体を使用することができる。この場合にはこの樹枝
状体は使用する間に、水中に存在する金属カチオンを取
り入れ、そして触媒として作用する。洗剤調製物中で場
合によってはマトリックス中に組み入れられた金属不含
ポリサレン樹枝状体および別に適当な金属塩を使用する
ことも可能である。洗剤調製物を溶解することによって
反応成分は互いに出会いそして触媒を形成する。
【0019】A基を含有する式1の化合が特に有利であ
る。
【0020】中でも下記の化合物およびその金属錯塩が
有利である: 4−カスケード:エチレンジアミン[4]:(1−アザ
ブチリデン):2−メチンフェノール、8−カスケー
ド:エチレンジアミン[4]:(1−アザブチリデン)
2 :2−メチンフェノール、16−カスケード:エチレ
ンジアミン[4]:(1−アザブチリデン)3 :2−メ
チンフェノール、32−カスケード:エチレンジアミン
[4]:(1−アザブチリデン)4 :2−メチンフェノ
ール。
【0021】場合によっては、Newcome によって提案さ
れた樹枝状体の命名法が樹枝状化合物について使用され
る[G.R.Newcome, C.Morefield, F.Voegtle in Dendrit
ic Macromolecules, VCH, ワインハイム 1996 ]。
【0022】かゝる樹枝状体は化学量論的に異なる量の
遷移金属を有し得る。最大の場合では樹脂状体の全部の
窒素原子が遷移金属で飽和される。
【0023】周縁部のN原子の他に樹脂状体の内部の窒
素原子が錯塩を形成していてもよく、得られる錯塩は触
媒作用を示し得る。周縁部および内部の窒素原子の総数
は ジェネレーション: 0 1 2 3 4 5 ・・・ N原子の数: 2 6 14 30 62 126 本発明で使用する錯塩中の遷移金属は金属に依存して+
II〜+Vの範囲の酸化段階を有し得る。マンガン、コバ
ルトおよびモリブデンは有利な遷移金属である。混合酸
化数および/または2種以上の異なる遷移金属を有する
多核系も可能である。
【0024】樹枝状体リガンドは別として、本発明に従
って使用できる錯塩化合物は簡単な構造を一般に有して
いる別のリガンド、特に中性のまたは一価または多価ア
ニオン系リガンドを有していてもよい。適するリガンド
は例えば、水、ニトラート、アセテート、ホルマート、
シトレート、パークロラートおよびハロゲン化物、例え
ば塩化物、臭化物および沃化物、および錯塩アニオン
類、例えばヘキサフルオロホスフェートがある。アニオ
ン系リガンドは遷移金属中心とリガンド系との間の電荷
を釣り合わせるのを助ける。オキソリガンド類、ペルオ
キソリガンド類およびイミノリガンド類が存在していて
もよい。これらの追加的リガンド類はブリッジとしても
作用し得る。このことは少なくとも1つの樹枝状体リガ
ンドを有するオリゴマー多核錯塩が生じることを意味す
る。
【0025】本発明の遷移金属樹枝状体錯塩、またこの
様な樹枝状体は特に繊維製品およびまた硬質表面、特に
食器を洗浄するための洗剤および洗浄剤においておよび
繊維製品および紙を漂白する際の漂白および酸化触媒と
して非常に適している。
【0026】洗剤および洗浄剤はこれらの漂白触媒を、
調製物の重量を基準として0.0001〜0.5重量
%、特に0.00025〜0.25重量%、中でも0.
0005〜0.1重量%の量で含有している。
【0027】以下の実施例で本発明を更に詳細に説明す
るが、これらは本発明を制限するものではない。
【0028】
【実施例】実施例1:[4−カスケード:エチレンジア
ミン[4]:(1−アザブチリデン):2−メチンフェ
ノール]マンガン 5.16g(43mmol)のサリチルアルデヒドを、
100mlのトルエンと30gのNa2 SO4 との懸濁
液に溶解する。予めにトルエンに懸濁させた3.05g
(10.6mmol)の4−カスケード:エチレンジア
ミン[4]:3−プロピルアミンを1時間にわたって上
記懸濁液に滴加する。この混合物を更に24時間室温で
攪拌しそして次に濾過する。減圧下に溶剤を除く。
【0029】1.3gの得られる化合物(1.84mm
ol)を、50mLのエタノールに900mg(3.6
7mmol)の二醋酸マンガンと一緒に還流する。次い
で反応溶液を蒸発によって約15mLに濃縮し、冷蔵庫
に夜通し放置し、溶剤を完全に除きそして残留物を約1
0mLのメタノールに取る。錯塩が溶液から褐色の固体
として結晶析出する(収量:1.8g)。
【0030】実施例2:[8−カスケード:エチレンジ
アミン[4]:(1−アザブチリデン)2 :2−メチン
フェノール]マンガン 2.2g(18mmol)のサリチルアルデヒドを、5
0mlのトルエンと15gのNa2 SO4 との懸濁液に
溶解する。予めに50mLのトルエンに懸濁させた1.
53g(2.05mmol)の(CH2 N(CH2 CH
2 N(CH2 CH2 NH2 2 2 2 を1時間にわた
って上記懸濁液に滴加すると、溶液は黄色に変色する。
この混合物を更に24時間室温で攪拌しそして次に濾過
する。減圧下に溶剤を除き、高粘度の黄色の残留物を熱
いメタノールで繰り返し洗浄する。
【0031】150mLのエタノール中の2.93gの
得られた化合物(1.86mmol)を、最初に30m
Lの0.5mKOHで処理し、30分還流する。4.6
g(18.77mmol)の二醋酸マンガンを添加し、
この混合物を45分還流しそして冷却する。7.5mL
の水中0.95gのLiClの添加に続いて、この混合
物を更に室温で45分攪拌する。
【0032】錯塩が溶液から褐色の固体として結晶析出
する(収量:3.8g)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07F 13/00 C07F 13/00 A (72)発明者 イエルク・イッスベルナー ドイツ連邦共和国、47804クレーフエルト、 イム・シユテイレン・ヴインケル、17 (72)発明者 フリッツ・フエクトレ ドイツ連邦共和国、53347アルフター− イムペコフエン、イン・デア・アスバッ ハ、10 Fターム(参考) 4H003 BA01 DA01 DA04 DB01 EB13 EB26 EE04 EE05 FA43 4H006 AA01 AB70 4H050 AB70 WB14 WB23 4J043 PA13 QC01 QC02 RA02 RA08 SA05 SA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式1 (R1 1 )N−X−N(R1 1 ) (1) [式中、R1 は式(R2 3 )N−(CH2 n −で表
    される基であり、 R2 およびR3 はいずれの場合にも式(R4 5 )N−
    (CH2 n −で表される基であり、 nは2または3の数であり、あるいはR2 およびR3
    一緒に成って式Aで表される基であるかまたはR2 は水
    素原子でありそしてR3 は式 【化1】 で表される基であり、 R4 およびR5 はいずれの場合にも式(R6 7 )N−
    (CH2 n −で表される基であり、nは2または3で
    あり、あるいはR4 およびR5 は一緒に成って式Aで表
    される基であるかまたはR4 は水素原子でありそしてR
    5 は式 【化2】 で表される基であり、 R6 およびR7 はいずれの場合にも式(R8 9 )N−
    (CH2 n −で表される基であり、nは2または3で
    あり、あるいはR6 およびR7 は一緒に成って式Aで表
    される基であるかまたはR6 は水素原子でありそしてR
    7 は式 【化3】 で表される基であり、 R8 およびR9 は一緒に成って式Aで表される基である
    かまたはR8 は水素原子でありそしてR9 は式 【化4】 で表される基であり、 Aは式 【化5】 (式中、aは1〜4の整数であり、そしてR10は水素原
    子、C1 〜C30−アルキル、シクロアルキルまたはアリ
    ール基、C1 〜C4 −アルコキシ基、置換または非置換
    アミノまたはアンモニウム基、ハロゲン原子、スルホ
    基、カルボキシル基または式−(CH2 r −COO
    H、−(CH2 r −SO3 H、−(CH2 r −PO
    3 2 、−(CH2 r −OHで表される基であり、た
    だしrは0〜4の整数でありそして上記各酸基は塩の状
    態で存在していてもよい。)で表される基であり、そし
    てXは式−(CH2 n −(ただしnは2〜20の数で
    ある)、−(CH2 3−NR11−(CH2 3 −、−
    (CH2 2 −NR11−(CH2 2 −、C2〜C20
    アルキレン、- (CH2 L −[O−(CH2 k m
    −O−(CH2 L )−で表される基であり、ただしL
    およびkは2〜6の数であり、mは1〜40の数であ
    り、R11はC1 〜C20- アルキル、C2 〜C20−ジアル
    キルアミノ−C2 −C10−アルキル、C1 〜C10−アル
    コキシ−C2 〜C10−アルキル、C2 〜C20−ヒドロキ
    シアルキル、C3 〜C12−シクロアルキル、C4〜C20
    −シクロアルキル−アルキル、C2 〜C20−アルケニ
    ル、C4 〜C30−ジアルキルアミノ−アルケニル、C3
    〜C30−アルコキシアルケニル、C3 〜C20−ヒドロキ
    シアルケニル、C5 〜C20−シクロアルキル−アルケニ
    ル、アリールまたはC7 〜C20−アルアルキルであり、
    その際にこれらは非置換であってもまたはC1 〜C8
    アルキル、C2 〜C8 −ジアルキルアミノ、C1 〜C8
    −アルコキシ、ヒドロキシ、C3 〜C8 −シクロアルキ
    ル、C4 〜C12−シクロアルキルアルキルで置換されて
    いてもよく、あるいはこれらの置換基の2つが一緒に成
    って窒素または酸素によって場合によっては中断されて
    いるアルキレン鎖、例えばエチレンオキサイド、プロピ
    レンオキサイド、ブチレンオキサイドまたは−CH2
    CH(CH3 )O−である。]で表される化合物または
    それと遷移金属との金属錯塩。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の式1の化合物とCo、
    Mn、Fe、Ru、V、MoまたはWとの錯塩。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の式1の化合物とMnと
    の錯塩。
  4. 【請求項4】 基Aを含有する請求項1に記載の式1の
    化合物。
  5. 【請求項5】 Xが式−(CH2 n −(ただしnは2
    〜20の数である)で表される基である請求項1に記載
    の式1の化合物。
JP2001121586A 2000-04-20 2001-04-19 漂白活性化樹枝状体リガンドおよびそれの金属錯塩 Withdrawn JP2001354766A (ja)

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DE10019878A DE10019878A1 (de) 2000-04-20 2000-04-20 Bleichaktive Dendrimer-Liganden und deren Metall-Komplexe

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