JP2001353064A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
- Publication number
- JP2001353064A JP2001353064A JP2000176419A JP2000176419A JP2001353064A JP 2001353064 A JP2001353064 A JP 2001353064A JP 2000176419 A JP2000176419 A JP 2000176419A JP 2000176419 A JP2000176419 A JP 2000176419A JP 2001353064 A JP2001353064 A JP 2001353064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- lid
- transparent member
- rice cooker
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 炊飯中に発生する蒸気や泡の様子を使用者が
直接確認できるようにすること。 【解決手段】 蒸気通路を形成する完成蒸気筒20の一
部に透明部材17を配設することにより、蒸気通路内が
目視可能となり、炊飯中に発生する蒸気が透明部材17
下面に結露する様子や、発生する泡の様子を使用者が直
接に確認できるようになり、熱い蒸気による不具合事項
を未然に防ぐことができる。
直接確認できるようにすること。 【解決手段】 蒸気通路を形成する完成蒸気筒20の一
部に透明部材17を配設することにより、蒸気通路内が
目視可能となり、炊飯中に発生する蒸気が透明部材17
下面に結露する様子や、発生する泡の様子を使用者が直
接に確認できるようになり、熱い蒸気による不具合事項
を未然に防ぐことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるい
は業務用に使用する炊飯器に関するものである。
は業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、炊飯中の蒸気通路内部の状態を目
視で確認できる構成の炊飯器はなかった。
視で確認できる構成の炊飯器はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
目視不可能な炊飯器では、炊飯中に発生する蒸気や泡の
様子によって鍋内がどのような状態であるかを推測する
ことができず、使用者が炊飯の状況を直接に確認できな
いという課題があった。
目視不可能な炊飯器では、炊飯中に発生する蒸気や泡の
様子によって鍋内がどのような状態であるかを推測する
ことができず、使用者が炊飯の状況を直接に確認できな
いという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、本体内に着脱自在に収納される鍋と、前
記鍋を加熱する加熱手段と、前記本体上面開口部を覆う
蓋とを備え、前記蓋に外気と連通する蒸気通路を設ける
とともに、前記蒸気通路の少なくとも一部を目視可能な
透明部材で配設してなるものである。
に、本発明は、本体内に着脱自在に収納される鍋と、前
記鍋を加熱する加熱手段と、前記本体上面開口部を覆う
蓋とを備え、前記蓋に外気と連通する蒸気通路を設ける
とともに、前記蒸気通路の少なくとも一部を目視可能な
透明部材で配設してなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、本体内に
着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段
と、前記本体上面開口部を覆う蓋とを備え、前記蓋に外
気と連通する蒸気通路を設けるとともに、前記蒸気通路
の少なくとも一部を目視可能な透明部材で配設してなる
ことにより、炊飯中に発生する蒸気や泡の状況を観察容
易として鍋内のおねば等の状態を推測可能とし、使用者
が炊飯の状況を直接に確認することができるものであ
る。
着脱自在に収納される鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段
と、前記本体上面開口部を覆う蓋とを備え、前記蓋に外
気と連通する蒸気通路を設けるとともに、前記蒸気通路
の少なくとも一部を目視可能な透明部材で配設してなる
ことにより、炊飯中に発生する蒸気や泡の状況を観察容
易として鍋内のおねば等の状態を推測可能とし、使用者
が炊飯の状況を直接に確認することができるものであ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、透明部材を蓋面よ
り突出した形状としたものであり、炊飯時の沸騰中に発
生する蒸気や泡の状況を目視できる範囲が広がり、使用
者が確認しやすくなる。
り突出した形状としたものであり、炊飯時の沸騰中に発
生する蒸気や泡の状況を目視できる範囲が広がり、使用
者が確認しやすくなる。
【0007】請求項3記載の発明は、透明部材を介して
鍋内まで目視可能としたものであり、炊飯している状況
に加え、保温している状況まで、使用者が容易に確認す
ることができる。
鍋内まで目視可能としたものであり、炊飯している状況
に加え、保温している状況まで、使用者が容易に確認す
ることができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例について、図1を用いて説
明する。
明する。
【0009】図1において、本体1は、上面が開口し、
この本体1内部に鍋2の収納部である保護枠3が配設さ
れ、この保護枠3の外側に加熱手段である誘導コイル4
が設けられている。
この本体1内部に鍋2の収納部である保護枠3が配設さ
れ、この保護枠3の外側に加熱手段である誘導コイル4
が設けられている。
【0010】5は本体1の上面開口部を覆う蓋で、この
蓋5は本体1の上部を構成する上枠6の上部に一体成形
されたヒンジ部材7にピン8を介して回動自在に支持さ
れている。
蓋5は本体1の上部を構成する上枠6の上部に一体成形
されたヒンジ部材7にピン8を介して回動自在に支持さ
れている。
【0011】蓋5の内方には、開口穴9を有する放熱板
10と鍋パッキン11を備えた放熱板ユニット12が着
脱自在に取付けられており、この放熱板11の上部には
放熱板加熱手段である蓋誘導コイル13が位置してい
る。この蓋誘導コイル13の電磁作用により放熱板10
が発熱する。鍋パッキン11は、前記蓋5を閉じたとき
に鍋2のフランジ14に圧接してその鍋2を密閉するよ
うになっている。15は蒸気口である。
10と鍋パッキン11を備えた放熱板ユニット12が着
脱自在に取付けられており、この放熱板11の上部には
放熱板加熱手段である蓋誘導コイル13が位置してい
る。この蓋誘導コイル13の電磁作用により放熱板10
が発熱する。鍋パッキン11は、前記蓋5を閉じたとき
に鍋2のフランジ14に圧接してその鍋2を密閉するよ
うになっている。15は蒸気口である。
【0012】図2は蒸気蓋着脱部分の拡大図である。
【0013】20は穴16付き透明部材17を、蒸気蓋
18と蒸気蓋支え19で挟み込み超音波溶着した完成蒸
気蓋で、蓋5を介して蒸気口15に着脱自在に装着され
る。この完成蒸気筒20と放熱板10の開口穴9とで蒸
気通路を形成している。
18と蒸気蓋支え19で挟み込み超音波溶着した完成蒸
気蓋で、蓋5を介して蒸気口15に着脱自在に装着され
る。この完成蒸気筒20と放熱板10の開口穴9とで蒸
気通路を形成している。
【0014】以上のような本体構成で鍋2内に米と水を
投入して炊飯すると、鍋2内の温度が上がり、沸騰する
と発生した蒸気が放熱板11の開口穴9より蓋5内の蒸
気口15を通り、完成蒸気蓋20の透明部材17の穴1
6より器外ヘ放出される。かかる蒸気放出に至る経過は
鍋2内の水が加熱され沸騰に近づくと、緩やかに立ち上
る湯気や蒸気が完成蒸気蓋20の透明部材17内の下面
に付着し、その付着する水滴が時間と共に数を増やし、
無数の水滴が完成蒸気蓋20の透明部材17内の下面に
生成しては落ち、または大きな水滴として成長する様が
透明な完成蒸気蓋20の透明部材17を介して使用者が
容易に確認ができる。更に、沸騰すると、勢いを持った
蒸気が完成蒸気蓋20の透明部材17の内面に打ち付け
られ、無数の水滴を形成しながら透明部材17の穴16
より器外へ放出されるようになる。
投入して炊飯すると、鍋2内の温度が上がり、沸騰する
と発生した蒸気が放熱板11の開口穴9より蓋5内の蒸
気口15を通り、完成蒸気蓋20の透明部材17の穴1
6より器外ヘ放出される。かかる蒸気放出に至る経過は
鍋2内の水が加熱され沸騰に近づくと、緩やかに立ち上
る湯気や蒸気が完成蒸気蓋20の透明部材17内の下面
に付着し、その付着する水滴が時間と共に数を増やし、
無数の水滴が完成蒸気蓋20の透明部材17内の下面に
生成しては落ち、または大きな水滴として成長する様が
透明な完成蒸気蓋20の透明部材17を介して使用者が
容易に確認ができる。更に、沸騰すると、勢いを持った
蒸気が完成蒸気蓋20の透明部材17の内面に打ち付け
られ、無数の水滴を形成しながら透明部材17の穴16
より器外へ放出されるようになる。
【0015】使用者はかかる沸騰工程を透明部材で形成
した完成蒸気蓋20を介して鍋2内の状態を確認し、沸
騰を予見できる。また、蒸気排出の勢いを予見すること
が可能となり、吐出される蒸気による火傷を未然に防ぐ
ことができ、安全である。
した完成蒸気蓋20を介して鍋2内の状態を確認し、沸
騰を予見できる。また、蒸気排出の勢いを予見すること
が可能となり、吐出される蒸気による火傷を未然に防ぐ
ことができ、安全である。
【0016】図3は蒸気蓋着脱部分の拡大図であり、図
2の透明部材17をドーム形状としたものである。透明
部材をこのような突出した形状とすることにより、使用
者は炊飯器の間近に近づかなくても鍋2内の状態の確認
・沸騰の予見ができ、吐出される蒸気による火傷を未然
に防ぐことができ、さらに安全が確保できる。
2の透明部材17をドーム形状としたものである。透明
部材をこのような突出した形状とすることにより、使用
者は炊飯器の間近に近づかなくても鍋2内の状態の確認
・沸騰の予見ができ、吐出される蒸気による火傷を未然
に防ぐことができ、さらに安全が確保できる。
【0017】図4は蒸気蓋着脱部分の拡大図であり、図
3の放熱板10の開口穴9を大きくしたものである。放
熱板10のような形状にすることにより、透明部材17
を介して鍋2内の状態が目視可能となり、炊飯している
状況に加え、保温している状況まで、使用者が容易に確
認することができるうえに、保温時に蓋を開けずに鍋内
の保温量の確認や保温状態の観察ができ、使用者が蓋を
開ける手間を省き、便利である上に雑菌の侵入を未然に
防ぎ衛生面の安全性を高めることが出来る。
3の放熱板10の開口穴9を大きくしたものである。放
熱板10のような形状にすることにより、透明部材17
を介して鍋2内の状態が目視可能となり、炊飯している
状況に加え、保温している状況まで、使用者が容易に確
認することができるうえに、保温時に蓋を開けずに鍋内
の保温量の確認や保温状態の観察ができ、使用者が蓋を
開ける手間を省き、便利である上に雑菌の侵入を未然に
防ぎ衛生面の安全性を高めることが出来る。
【0018】なお、本実施例の説明では、透明部材を他
の2部品で挟み込み、超音波溶着することにより蒸気通
路形成部に透明部材を配設したが、インモールド成形や
2色成形などによって透明部材を配設する方法でも同じ
である。また、着色した半透明部材や表面加工で曇らせ
た部材でも、同じ効果が得られる。
の2部品で挟み込み、超音波溶着することにより蒸気通
路形成部に透明部材を配設したが、インモールド成形や
2色成形などによって透明部材を配設する方法でも同じ
である。また、着色した半透明部材や表面加工で曇らせ
た部材でも、同じ効果が得られる。
【0019】さらに、本実施例では加熱手段として誘導
加熱による方式を示したが、シーズヒーターやハロゲン
ヒーター等を用いても同じである。
加熱による方式を示したが、シーズヒーターやハロゲン
ヒーター等を用いても同じである。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2記載の発明
によれば、炊飯中に発生する蒸気や泡の状況を観察可能
となるので、鍋内の様子を推測でき、使用者が炊飯の状
況を直接に確認することができる。
によれば、炊飯中に発生する蒸気や泡の状況を観察可能
となるので、鍋内の様子を推測でき、使用者が炊飯の状
況を直接に確認することができる。
【0021】また、請求項3記載の発明によれば、特
に、炊飯している状況に加え、保温している状況まで、
使用者が容易に確認することができる。特に、保温時に
蓋を開けずに鍋内の保温量の確認や保温状態の観察がで
きるため、使用者が蓋を開ける手間が省け、雑菌の侵入
を未然に防ぎ衛生面の安全性も高めることが出来る。
に、炊飯している状況に加え、保温している状況まで、
使用者が容易に確認することができる。特に、保温時に
蓋を開けずに鍋内の保温量の確認や保温状態の観察がで
きるため、使用者が蓋を開ける手間が省け、雑菌の侵入
を未然に防ぎ衛生面の安全性も高めることが出来る。
【図1】本発明の一実施例の炊飯器の断面図
【図2】同、炊飯器の蒸気筒周辺の部分拡大図
【図3】同、炊飯器の別の蒸気筒周辺の部分拡大図
【図4】同、炊飯器の更に別の蒸気筒周辺の部分拡大図
1 本体 2 鍋 5 蓋 9 開口穴 11 放熱板 15 蒸気口 17 透明部材 20 完成蒸気筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 政博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 BA03 BA51 CA25 CA73 CB08 DA02 DB14
Claims (3)
- 【請求項1】 本体内に着脱自在に収納される鍋と、前
記鍋を加熱する加熱手段と、前記本体上面開口部を覆う
蓋とを備え、前記蓋に外気と連通する蒸気通路を設ける
とともに、前記蒸気通路の少なくとも一部を目視可能な
透明部材で配設してなる炊飯器。 - 【請求項2】 透明部材は蓋面より突出した形状として
なる請求項1記載の炊飯器。 - 【請求項3】 透明部材を介して鍋内を目視可能な構成
とした請求項1または2記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176419A JP2001353064A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176419A JP2001353064A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001353064A true JP2001353064A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18678147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000176419A Pending JP2001353064A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001353064A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151854A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
CN108720630A (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-02 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 破泡器和具有其的锅盖组件、烹饪器具 |
-
2000
- 2000-06-13 JP JP2000176419A patent/JP2001353064A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151854A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
JP4702022B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2011-06-15 | パナソニック株式会社 | 炊飯器 |
CN108720630A (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-02 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 破泡器和具有其的锅盖组件、烹饪器具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101609390B1 (ko) | 조리기기 | |
WO2016199462A1 (ja) | 加熱調理器 | |
JP3244471B2 (ja) | 電気鍋 | |
KR200467826Y1 (ko) | 프라이팬 커버 | |
JP2001353064A (ja) | 炊飯器 | |
CN205994242U (zh) | 烹饪器具 | |
JP3948920B2 (ja) | 圧力炊飯器 | |
JP2004329488A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
CN207477372U (zh) | 一种智能感温的电热养生壶 | |
CN207590478U (zh) | 烹饪器具 | |
CN113439992A (zh) | 一种低温烹饪杀菌一体机 | |
KR20080006168U (ko) | 전자렌지용 조리용기 | |
JP2017000392A (ja) | 加熱調理器 | |
KR200178478Y1 (ko) | 전기밥솥 | |
KR200357933Y1 (ko) | 전자렌지용 솥의 신호장치 | |
KR101650283B1 (ko) | 진공 가능한 조리용기 | |
CN215686679U (zh) | 玻璃电饭煲 | |
JP2004223135A (ja) | 炊飯器 | |
CN215226721U (zh) | 烹饪器具 | |
CN217792500U (zh) | 可视煲体及电饭煲 | |
JP2001299580A (ja) | 炊飯器 | |
JP2004223136A (ja) | 炊飯器 | |
JPH09215591A (ja) | 調理器 | |
JP3022338B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
KR20070076774A (ko) | 식품 수납형 일회용 가열 조리용기 |