JP3948920B2 - 圧力炊飯器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、大気圧より高い圧力で調理する圧力炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の圧力炊飯器は、圧力センサによって調理鍋の内圧を一定に維持するように調理鍋の加熱手段を制御して所定の調理フローを実行することにより、希望する食材を調理するものである。例えば、七草粥などの食材を調理するおかゆメニューでは、調理鍋の内圧を低くし、米を炊飯する炊飯メニュー時の調理鍋の内圧は高い圧力で調理するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記圧力炊飯器では、使用者が七草粥などを炊飯するとき、おかゆメニューではなく米を炊飯する炊飯メニューで誤って炊飯すると、調理物および蒸気が激しく吹きこぼれ、圧力炊飯器の蒸気孔やリリーフ弁に、例えば、七草などの異物が付着する。この状態で加熱し続けると、圧力炊飯器内部の圧力が約1.4〜1.5気圧まで上昇し、圧力炊飯器の外蓋が開放されて調理物が勢いよく飛び出したり、放熱板と内鍋をシールしているパッキンが耐えられなくなり激しく蒸気が噴き出したりするという危険性があった。
【0004】
また、圧力炊飯完了または圧力炊飯中断した後に、圧力炊飯器の調理鍋内の圧力が大気圧以上であるときに圧力炊飯器の蒸気通路を開放すると、調理物が勢いよく飛び出したり蒸気が噴き出したりして使用者が火傷を負う危険性があった。また、大気圧以下である場合、バキューム効果により外蓋が開きにくくなるなどの問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、調理中に異常圧力に達した場合、調理物の噴出しを防止し、安全性を向上させた圧力炊飯器を提供することを課題とする。
【0006】
また、圧力炊飯完了または圧力炊飯中断した後に、圧力炊飯器の蒸気通路を開放したとき圧力炊飯器に近づくと危険であることを使用者に認識させることができる圧力炊飯器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、調理鍋と、該調理鍋を収容する本体と、前記調理鍋を加熱する加熱手段と、前記本体に開閉可能に取り付けられ前記調理鍋の開口部を閉塞する蓋体と、前記調理鍋内の圧力を検出する圧力センサと、前記調理鍋内と前記蓋体の外側とを連通する蒸気通路の調理鍋側の開口の上方に配置された調圧ボールをソレノイドで駆動して前記蒸気通路を閉鎖,開放する調圧器と、前記加熱手段及び前記調圧器を制御する制御手段とを備えた圧力炊飯器において、
前記制御手段は、圧力炊飯時に前記圧力センサからの信号に基づいて前記調理鍋内の検出圧力が限界値を超えたと判断すると、前記加熱手段をオフして前記圧力炊飯を中断する一方、圧力炊飯完了時または圧力炊飯中断時に前記圧力センサからの信号に基づいて前記検出圧力が大気圧に対して高いと判断すると、報知手段に前記調理鍋の内圧が大気圧に対して高いことを報知させるとともに、圧力炊飯完了または圧力炊飯中断から所定時間経過後に前記調圧器により前記蓋体の蒸気通路を開放するものである。
【0008】
前記発明では、圧力炊飯中に、調理鍋内の検出圧力が限界値を超えたとき加熱手段をオフするので、調理鍋内の圧力値は限界値より上昇することなく調理鍋内の調理物または蒸気が圧力炊飯器外部に噴出することを防止できる。
【0012】
前記制御手段は、圧力炊飯完了時または圧力炊飯中断時に前記圧力センサからの信号に基づいて前記検出圧力が大気圧に対して高いと判断すると、前記報知手段に前記調理鍋の内圧が大気圧に対して高いことを報知させるので、使用者は、圧力炊飯器の調理鍋内の調理物が勢いよく飛び出してもしくは蒸気が噴き出して火傷を負う危険性を回避できる。
【0013】
前記報知手段は、音声で報知することが好ましい。
【0014】
前記報知手段は、液晶表示して報知し、使用者に検出圧力が異常であることを視認させてもよい。
【0016】
前記圧力炊飯器に、前記音声報知手段の音声を切り換えるための音声切換手段を設けてもよい。これにより、使用者は好みに応じて音声を選択できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る圧力炊飯器1を示す。この圧力炊飯器1は、調理鍋である内鍋2、本体3、加熱手段である誘導加熱コイル6、内鍋用温度センサ7、蓋体8、蓋体用温度センサ12、圧力センサ13、調圧器14、および、制御手段であるマイコン18からなる。
【0019】
前記内鍋2は、熱伝導率が高いアルミ等からなる鍋母材の外面に、後述する誘導加熱コイル6への高周波電流の通電時に生じる渦電流によって電磁誘導加熱される強磁性材料をコーティングしたり接合等したものである。
【0020】
前記本体3は、有底筒形状をなす胴体4の内部に、前記内鍋2を収容する非導電性材料からなる保護枠5を備えている。これら胴体4と保護枠5との間には、誘導加熱コイル6、内鍋用温度センサ7およびマイコン18が配設されている。
【0021】
前記誘導加熱コイル6は、前記保護枠5の下面に配設され、高周波電流が通電されることによって、前記内鍋2を電磁誘導加熱するものである。
【0022】
前記内鍋用温度センサ7は、前記内鍋2の温度を検出するもので、前記保護枠5の底部に配設され、その先端の検出部を保護枠5に設けた貫通孔を通して内鍋2の外面に接触させ、該内鍋2の温度をマイコン18に出力するものである。
【0023】
前記蓋体8は、前記内鍋2および本体3の開口部を開放可能に閉塞するもので、内鍋2側に放熱板9、蓋ヒータ10および内蓋11が配設されている。この蓋体8の内部には、後述する蓋体用温度センサ12、圧力センサ13、および、調圧器14(圧力機構)が配設されている。
【0024】
前記蓋体用温度センサ12は、内鍋2内の温度を検出し、その検出温度をマイコン18に出力するものである。
【0025】
前記圧力センサ13は、前記内鍋2内の圧力を検出し、その検出圧力をマイコン18に出力するもので、その検出部が前記内鍋2の内部を臨むように配設されている。
【0026】
前記調圧器14は、内鍋2と連通する開口15aを備えた蒸気通路15と、前記開口15aの上方に配置された調圧ボール16と、該調圧ボール16の駆動手段であるソレノイド17とからなる。炊飯前、炊飯初期および炊飯完了後は、前記調圧器14は、ソレノイド17のプランジャによって前記調圧ボール16を押圧し、前記開口15aから退避させて内鍋2内と蓋体8の外側とを蒸気通路15を介して連通させた状態(オフ状態)になっている。また、圧力炊飯時には、前記開口15aをボールの自重で閉鎖することにより、内鍋2の内圧を高めて圧力投入する一方、この内鍋2の内圧が、例えば、0.15kg/cm2を超えると、内鍋2内の蒸気が調圧ボール16を浮き上がらせるようにして、外部に排出されるようになっている(オン状態)。
【0027】
前記マイコン18は、記憶されたプログラムに従って、予熱、炊飯(中ぱっぱおよび圧力制御)、むらし、及び保温の各工程を順次実行して炊飯動作を行うとともに、前記温度センサ7,12や圧力センサ13等からの入力に応じて、従来と同様に、前記誘導加熱コイル6や調圧器14を制御するものである。また、前記予熱工程から炊飯工程に移行し、この炊飯工程で圧力制御を実行すると、圧力センサ13が正常に動作しているか否かを検知し、正常に動作していないことを検知すると異常状態を使用者に知らせるようになっている。
【0028】
次に、前記圧力炊飯器1のマイコン18による炊飯制御について説明する。
【0029】
まず、使用者は、希望するカップ数の米と、その米を炊飯するのに要する分量の水を内鍋2内に収容させ、この内鍋2を本体3にセットした後、希望する炊飯後のご飯の硬さや、炊き上がり時間等を前記本体3の正面に配設された図2に示す表示パネル19の各スイッチを操作して設定し、炊飯スイッチを押す。
【0030】
そうすると、マイコン18は炊飯フローを開始し、図3および図4に示すように、まず、ステップS1において、誘導加熱コイル6に通電を開始し、内鍋2の温度が約50℃程度となるように温度調節して予熱を加える。
【0031】
そして、所定時間経過すると、ステップS2において、誘導加熱コイル6に対して100%(フルパワー)の電力で通電した後、ステップS3において、炊飯容量を判別する。ここで、この炊飯容量の判別は、内鍋用温度センサ7を介して検出した温度の上昇勾配によって判断する。そして、この判別した炊飯容量に応じ、ソレノイド17および調圧器14を介して内鍋2内に圧力を投入する温度、および、ドライアップしたと判断する時間を設定する。
【0032】
次に、ステップS4において、蓋用温度センサを介して検出した温度が設定したしきい値になるまで待機し、しきい値に達すると、ステップS5において、前記調圧器14のソレノイド17を動作させて内鍋2内を密閉し、圧力を投入する。
【0033】
その後、ステップS6において、圧力センサ13を介して検出した内鍋2内の圧力に従って、該内鍋2内の圧力が約0.09kg/cm2から0.11kg/cm2の範囲内になるように、誘導加熱コイル6に対する通電量を制御し、圧力炊飯制御を行う。
【0034】
そして、周知の方法によってドライアップを検出すると、ステップS7において、前記調圧器14による圧力投入を解除した後、ステップS8において、蓋体8に配設した蓋ヒータ10に通電を開始し、所定時間、蒸らしおよび露とばしを行い、炊飯を終了する。なお、炊飯が終了すると、周知の圧力炊飯器1と同様に、保温処理に移行する。
【0035】
マイコン18は、炊飯フローを開始すると同時に圧力検出フローを開始し、図5のフローチャートに示すように、ステップS10において、内鍋2内の圧力を検出し、ステップS11において、その検出圧力が限界値である1.16気圧以上になっているか否かを判断し、1.16気圧以上でない場合には、ステップS13において、前述した炊飯フローを続行する。一方、1.16気圧以上である場合には、ステップS12において、後述する異常圧力制御に移行する。
【0036】
前記異常圧力制御では、マイコン18は、図6のフローチャートに示すように、まずステップS20において、表示パネル19に設けられたLED20(報知手段)を点灯させて使用者に内圧が限界値を超えていることを報知する。そして、ステップS21において、誘導加熱コイル6等の加熱手段への通電を停止する。次に、ステップS22において、内鍋2内の圧力を検出し、その検出圧力が大気圧と等しいか否かを判断し、検出圧力が大気圧と等しくない場合には、ステップS22に戻り、検出圧力が大気圧と等しい場合には、終了する。
【0037】
このように、本発明の圧力炊飯器1では、例えば、圧力炊飯器1の開口15aに異物が付着した状態で内鍋2内を加熱し続けて圧力炊飯器1内部の圧力が上昇した場合、異常圧力制御に移行して誘導加熱コイル6等への通電を停止するので、従来の圧力炊飯器のようにそのまま加熱し続けることにより圧力炊飯器1の蓋体8が開放されて調理物が勢いよく飛び出したり、放熱板9と内鍋2をシールしているパッキン部分から激しく蒸気が噴き出したりすることを防止できる。
【0038】
また、報知手段であるLED20を点灯させて使用者に異常が発生していることを報知するので、使用者が圧力炊飯器1の蓋体8を誤って開けて火傷を負うなどの危険性を回避できる。
【0039】
なお、LED20を点灯させて使用者に異常が発生していることを報知したが、前記蓋体8に配設された音声報知手段であるスピーカー21により音声で報知してもよい。また、表示パネル19に設けられた液晶表示板22により何らかの表示を行い異常が発生していることを報知してもよい。また、液晶表示板22に蓋体8を開けて異物を取り除くことを使用者に促す表示をしてもよい。
【0040】
また、前記異常圧力制御の変形例として、マイコン18は、図7のフローチャートに示すように、ステップS30において、LED20を点灯させて使用者に異常が発生していることを報知する。その後、ステップS31において、内鍋2内の圧力を検出し、その検出圧力が1.08気圧以下になっているか否か比較し、1.08気圧以下でない場合には、ステップS31に再び戻り、1.08気圧以上である場合には、ステップS32において、該内鍋2内の圧力が約1.08気圧から1.12気圧の範囲内になるように、圧力センサ13を介して検出した内鍋2内の圧力に従って誘導加熱コイル6に対する通電量を制御するIHヒータ調圧制御を行う。
【0041】
そして、ステップS33において、IHヒータ調圧制御を開始してから動作された内蔵タイマにより20分経過したか否かを判断し、20分経過するとステップS34に進む。ステップS34において、内鍋2内の圧力を検出し、その検出圧力が大気圧と等しいか否かを判断し、検出圧力が大気圧と等しい場合には、炊飯完了する。
【0042】
これにより、異常圧力制御に移行して誘導加熱コイル6等への通電を制御して、内鍋2内の圧力を約1.08気圧から1.12気圧の範囲内に維持するので、圧力炊飯器1の蓋体8が開放されて調理物が勢いよく飛び出したり、放熱板9と内鍋2をシールしているパッキン部分から激しく蒸気が噴き出したりすることを防止するとともに、炊飯を完了できる。
【0043】
そして、前記炊飯フローにおいて炊飯完了後、前記異常圧力制御において炊飯中断した後もしくは前記異常圧力制御の変形例において炊飯完了した後に、前記圧力炊飯器1のマイコン18は、図8のフローチャートに示すように、まず、ステップS40において、内鍋2内の圧力を検出し、その検出圧力が大気圧以上であるか否かを判断する。検出圧力が大気圧以上と判断した場合には、ステップS41において、使用者に内鍋2内の圧力が大気圧より高いことを音声報知または液晶表示し、ステップS42において、誘導加熱コイル6等の加熱手段への通電を停止する。そして、ステップS43において、例えば、5秒間の所定時間を経過したか否かを判断し、5秒経過後にステップS44において、調圧器14をオフ状態にして終了する。一方、検出圧力が大気圧以上ではないと判断した場合には、ステップS45において、誘導加熱コイル6等の加熱手段への通電を停止するとともに取消・完了報知を行なう。その後、ステップS44において、調圧器14をオフ状態にして終了する。
【0044】
これにより、炊飯中断および完了後に内鍋2の内圧が大気圧に比べ高い場合、使用者に圧力炊飯器1に近づくと調理物が勢いよく飛び出したり激しく蒸気が噴き出したりして危険であることを認識させ、圧力炊飯器1から離れてもらうことができる。また、所定時間経過した後で内鍋2内の圧力が大気圧と等しい状態で、調圧器14をオフ状態にするので、従来のように内圧が高いままで蒸気通路を開放して調理物が勢いよく飛び出したり蒸気が噴き出したりすることがなくなる。また、ステップS43において、5秒間の所定時間を経過したか否かを判断したが、内鍋2内の圧力が大気圧と等しいか否かを判断するようにしてもよい。
【0045】
また、圧力炊飯器1の調理鍋2内の圧力が大気圧より低く蓋体8が開きにくいとき、そのことを音声報知または液晶表示して圧力が大気圧に戻るまで使用者に待機してもらうようにしてもよい。
【0046】
また、圧力炊飯器1の前記表示パネル19にあらかじめ設けられた所定のスイッチを、例えば、3秒間長押しすることによりに、報知手段の音声を、例えば、女性の声、男性の声もしくはタレントの声などに切り換えるようにしてもよい。また、図2に示すように、前記表示パネル19に音声切換スイッチ23を設け、これを押すことにより音声を切り替えるようにしてもよい。なお、所定のスイッチにより報知手段の音声を切り替えることは、圧力炊飯器に限らず一般的な電気製品、例えば、電気ポットや加湿器などにも適用できる。
【0047】
また、図9に示すように、圧力炊飯器1の本体3の胴体4または底部内部に、しゃもじを収納するための引出し式ケース24を着脱可能に設けてもよい。この引出し式ケース24にしゃもじを収納することにより、ほこりがしゃもじにつくことを防止でき衛生的である。また、引出し式ケース24は、着脱可能であるので本体3から取り外して丸ごと水洗いができる。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の圧力炊飯器では、調理鍋と、本体と、加熱手段と、調理鍋の開口部を閉塞する蓋体と、調理鍋内の圧力を検出する圧力センサと、調理鍋内と蓋体の外側とを連通する蒸気通路の調理鍋側の開口の上方に配置された調圧ボールをソレノイドで駆動して蒸気通路を閉鎖,開放する調圧器と、加熱手段及び調圧器を制御する制御手段とを備えた圧力炊飯器において、制御手段は、圧力炊飯時に圧力センサからの信号に基づいて調理鍋内の検出圧力が限界値を超えたと判断すると、加熱手段をオフして圧力炊飯を中断する一方、圧力炊飯完了時または圧力炊飯中断時に圧力センサからの信号に基づいて検出圧力が大気圧に対して高いと判断すると、報知手段に調理鍋の内圧が大気圧に対して高いことを報知させるとともに、圧力炊飯完了または圧力炊飯中断から所定時間経過後に調圧器により蓋体の蒸気通路を開放するので、調理鍋内の圧力値は限界値より上昇することなく、調理鍋内の調理物または蒸気が圧力炊飯器外部に噴出することを防止でき、安全性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の圧力炊飯器の概略図である。
【図2】 図1の圧力炊飯器の表示パネルを示す正面図である。
【図3】 炊飯制御中の圧力センサの検出圧力、内鍋用温度センサの検出温度、および、蓋体用温度センサの検出温度の関係を示すグラフである。
【図4】 圧力炊飯器の炊飯フローを示すフローチャートである。
【図5】 圧力炊飯器の圧力検出フローを示すフローチャートである。
【図6】 圧力炊飯器の異常圧力制御を示すフローチャートである。
【図7】 圧力炊飯器の異常圧力制御の変形例を示すフローチャートである。
【図8】 圧力炊飯器の動作の一例を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の圧力炊飯器の変形例を示した概略図である。
【符号の説明】
1…圧力炊飯器、2…内鍋(調理鍋)、3…本体、6…誘導加熱コイル(加熱手段)、7…内鍋用温度センサ、8…蓋体、9…放熱板、10…蓋ヒータ、11…内蓋、12…蓋体用温度センサ、13…圧力センサ、14…調圧器、18…マイコン(制御手段)。
Claims (2)
- 調理鍋と、該調理鍋を収容する本体と、前記調理鍋を加熱する加熱手段と、前記本体に開閉可能に取り付けられ前記調理鍋の開口部を閉塞する蓋体と、前記調理鍋内の圧力を検出する圧力センサと、前記調理鍋内と前記蓋体の外側とを連通する蒸気通路の調理鍋側の開口の上方に配置された調圧ボールをソレノイドで駆動して前記蒸気通路を閉鎖,開放する調圧器と、前記加熱手段及び前記調圧器を制御する制御手段とを備えた圧力炊飯器において、
前記制御手段は、圧力炊飯時に前記圧力センサからの信号に基づいて前記調理鍋内の検出圧力が限界値を超えたと判断すると、前記加熱手段をオフして前記圧力炊飯を中断する一方、圧力炊飯完了時または圧力炊飯中断時に前記圧力センサからの信号に基づいて前記検出圧力が大気圧に対して高いと判断すると、報知手段に前記調理鍋の内圧が大気圧に対して高いことを報知させるとともに、圧力炊飯完了または圧力炊飯中断から所定時間経過後に前記調圧器により前記蓋体の蒸気通路を開放することを特徴とする圧力炊飯器。 - 前記制御手段は、圧力炊飯時に前記圧力センサからの信号に基づいて前記調理鍋内の検出圧力が限界値を超えたと判断すると、前記報知手段に前記調理鍋内の圧力が大気圧に対して高いことを報知させることを特徴とする請求項1に記載の圧力炊飯器。
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