JP2001352919A - 食品混合装置 - Google Patents

食品混合装置

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JP2001352919A
JP2001352919A JP2000181178A JP2000181178A JP2001352919A JP 2001352919 A JP2001352919 A JP 2001352919A JP 2000181178 A JP2000181178 A JP 2000181178A JP 2000181178 A JP2000181178 A JP 2000181178A JP 2001352919 A JP2001352919 A JP 2001352919A
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JP
Japan
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blower
caldrons
valve
stirring
kettle
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JP2000181178A
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English (en)
Inventor
Hideo Takimoto
秀夫 滝本
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱い米飯への冷却風送風のための送風機ケー
スに停滞する水分の除去を適正に行わせようとする。 【解決手段】 混合すべき対象物を投入する釜1,2を
撹拌しながら混合する食品混合装置であって、上記釜
1,2内には送風機12に通じる送風ダクト14の一端
をのぞませて設け、該送風機12のケース12a部には
ドレンバルブを接続し、該ドレンバルブを常時は開状態
に維持し、釜撹拌運転中は閉状態とすべくバルブ開閉信
号を出力する制御部を設ける。なお、釜撹拌運転指令出
力後所定時間t経過してバルブ閉出力する構成としても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食品混合装置に関
し、米飯に酢を混ぜ込む酢合わせ機等に利用される。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来米
飯の酢合わせ機においては、実開平5-39433号公報に開
示されるように、釜の回転による撹拌混合と同時に釜内
部への送風によって冷却をはかり、炊きたての熱い米飯
へも対応できるよう構成している。
【0003】ところで上記の米飯の撹拌混合毎に釜を洗
浄する必要がある。このため一般には釜内部に直接洗浄
水を噴出してブラシ処理することが多い。このため、上
記送風ダクトの内部へも洗浄水が侵入し送風機部から送
風ダクト途中に停滞することとなり、次回の撹拌混合の
際にこれらが送風と共に噴出して釜内の米飯類に吹き掛
けられることとなり過剰水分となる欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このためこの発明は、混
合すべき対象物を投入する釜1,2を撹拌しながら混合
する食品混合装置であって、上記釜1,2内には送風機
12に通じる送風ダクト14の一端をのぞませて設け、
該送風機12のケース12a部にはドレンバルブを接続
し、該ドレンバルブを常時は開状態に維持し、釜撹拌運
転中は閉状態とすべくバルブ開閉信号を出力する制御部
を設けてなる食品混合装置の構成とする。
【0005】また、釜撹拌運転指令出力後所定時間t経
過してバルブ閉出力する構成とするものである。
【0006】
【発明の作用効果】米飯等の撹拌すべき対象物を投入し
酢等の混合物を供給して釜1,2を回転させながら撹拌
混合するときは、内容物の冷却を促進すべく送風を行な
うが、ドレンバルブを常時は開状態に維持し、洗浄水が
飛散しても送風機12のケース12a内に滞留すること
がなく、次回運転に際し、これらが送風と共に再び釜内
に戻る恐れがない。また、釜撹拌運転中は閉状態とする
から、バルブ閉じ忘れによる冷却風漏れがない。
【0007】また、釜撹拌運転指令出力後所定時間t経
過してバルブ閉出力する構成では、この時間tの間はド
レンバルブ26は開いたままとされるから、継続的にバ
ルブ開状態とすると、釜内部から送風機12に水分が浸
入する恐れがあるが、上記時間tのみ開く構成とするこ
とにより、強制的に排水できる効果がある。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図面に基づ
き説明する。釜は上釜1と下釜2とを最中合わせにして
内部に撹拌混合空間を形成できるように椀型に成形さ
れ、このうち下釜2はその左右両側に延出すべく形成さ
れた支持軸部3,4を、下方にキャスタを備えた移動枠
5の左右支持枠5a,5bに同一回転軸心をもって支持
される。即ち、下釜2の上側円柱部枠から左右に向け中
空に形成した支持軸部3,4を延出状に設け、これら支
持軸部3,4は夫々支持枠5a,5bに設けた軸受体6
a,6bに嵌合する。支持軸部3の延出側端部にはプー
リ7を嵌合し、当該支持軸部3に一体的にねじ止めして
いる。該プーリ7は駆動モータ8の出力プーリ9との間
にベルト掛けして伝動可能に設けられる。
【0009】また、支持枠5a内には、上記駆動モータ
8のほか、送風ファン10やファンモータ11等からな
る送風機12を内装し、支持枠5aの適所に設けた空気
吸入口13から空気を導入しうる構成としている。送風
機12に接続する送風ダクト14の端部は前記中空支持
軸2の端部に嵌合させる。なお、支軸2は回転可能に設
けるのに対して該ダクト14端部は固定であり、支軸2
内面との気密性を確保するためシールを配設している。
【0010】前記支持軸部4と支持枠5bとの嵌合部に
おいて、前記送風機からの送風が上下釜内空間を経て排
風されるべく排風ダクト17を支持軸部4内部と連通す
る状態にして支持枠5bの内側に着脱自在に設けてあ
る。又、この嵌合部には2重壁に形成された下釜2の内
釜外周に冷却水を供給すべく冷却水供給パイプや排水用
接続パイプ等からなる冷却水供給機構を構成している。
即ち、支持枠5bの支持軸部4対向部に送水・排水メタ
ル18を固定し、送水パイプ19や排水パイプ20の各
一端を接続する。送水パイプ19端の接続金具19aに
回転自在でかつ流体連通可能に嵌合する送水接続パイプ
21は支持軸部4内を通過して下釜2の外釜部適所に接
続固定されて内釜外周に送水可能に構成している。外釜
の上部側に接続して支持軸部4内に至る排水接続パイプ
22は上記支持軸部4内部に嵌合する蓋状メタル23に
その一端を接続される構成である。
【0011】24は上釜1と下釜2とを繋ぐ接続金具で
ある。また、下釜2には図示は省略するが適宜にクロス
状態にしゃり切り棒が配設され、回転によって米飯を撹
拌混合するときそのほぐし等に有効とされる。上記の構
成において、釜の回転停止制御や送風機12の運転制
御、冷却水の供給制御等は図外の制御部によって行なわ
れる。即ち、操作盤には電源スイッチのほか、開始スイ
ッチ、運転時間設定タイマ用スイッチ等が配設され、こ
れら情報に基づいて上記制御が行なわれる。
【0012】前記送風機12のケース12aに接続する
ドレンパイプ25の途中にドレンバルブ26を設け、該
バルブ26をソレノイド27によって開閉する構成とし
ている。このバルブ26は常時はバネ(図示せず)で開
状態に維持し、ソレノイド27の励磁に伴ってバネに抗
してバルブ26を閉じ姿勢とするものである。
【0013】前記制御部は、次の機能を併せ有する。開
始スイッチをオンすることによって出力する自動運転信
号を受けると、タイマが作動し予め設定した時間t、例
えば30秒をカウントし、この時間の経過の後、上記ソ
レノイド27に励磁信号を出力する。運転時間設定タイ
マによる設定時間が経過するに伴い、ソレノイド27の
励磁を解く。
【0014】上例の作用について説明する。上釜1を外
して所要量の米飯と、それに必要な酢を入れる。上釜1
を装着して内部を密閉状態とし、開始スイッチをオンす
る。駆動モータ8は起動し釜は回転を開始する。内部の
米飯は釜の回転によって切り返され撹拌される。この間
酢と万弁なく混合することとなる。ところで、釜内には
送風機12運転によって外気が釜内に供給される。つま
り、ファンモータ11の回転によって送風ファン10は
起動し空気吸入口13から空気が導入され、送風ダクト
14,支持軸部3を経由して釜内に至り、撹拌される米
飯に作用してこれを冷却することができる。なお、ソレ
ノイド27は、運転開始直後の予め設定した時間tの
間、励磁状態にあって、ドレンバルブ26は開いたまま
とされるから、この間に内部に溜っている水分は遠心力
で機外に出されようとする。継続的にバルブ開状態とす
ると、釜内部から送風機12に水分が浸入する恐れがあ
るが、上記の構成とすることにより、設定時間tの間は
強制的に排水できる効果がある。
【0015】上記所定時間tの経過後はソレノイド27
が励磁されてバルブ26を閉じ、バルブ閉じ忘れによる
冷却風漏れがない。上記撹拌混合運転中、冷却水の供給
が同時に行なわれる。つまり、運転時間中開に連動され
た図外供給弁からの冷却水は、送水・排水メタル18,
送水接続パイプ21を経由して下釜2の内外壁部内に供
給され順次供給される送水の供給圧力をもって入れ替わ
りつつ、排水は排水接続パイプ22,送水・排水メタル
18を経由して排水パイプ20から機外に排出される。
この間下釜2内にある米飯を冷却するものである。
【0016】米飯量や米質等によって予め設定した運転
時間が経過すると、駆動モータ8は回転を停止する。下
釜2が全米飯を受けて取り出し易い位置、例えば下釜2
が取出作業者側にやや傾斜する姿勢で止まるよう位置セ
ンサによって停止制御を行なわせている。
【0017】停止信号は、駆動モータ8の停止のみなら
ず、ファンモータ11の停止、冷却水の供給弁閉塞、及
びソレノイド27の励磁を解く。撹拌混合状態を確認し
ながら、仕上がり米飯を別の容器に取り出す。その後釜
を洗浄処理して所定の工程の完了となるが、この洗浄工
程においては、洗浄水の供給が必然で水道ホース等から
洗浄水を噴出させてブラッシング処理等にて主として釜
内壁を洗浄するものである。この際、上記のようにソレ
ノイド27の励磁が解かれているからバルブ26はバネ
によってドレン通路開の姿勢に復帰している。従って上
記洗浄水が飛散しても送風機12のケース12a内に滞
留することがなく、次回運転に際し、これらが送風と共
に再び釜内に戻る恐れがないものである。
【0018】28は下釜2の外釜部に設けるドレンコッ
クで、その位置は下釜2の最下方にあり、下方に突出状
に設ける筒体29先端に螺子止めしうる構成である。ま
た、この筒体29の途中に前記送水接続パイプ21を接
続してなる。図1において、空気吸入口13には、フィ
ルタ30を設けている。このフィルタ30は、ポリウレ
タンフォーム(連続気泡体)など、水洗いできる素材で
構成している。なお、密度は0.13g/cm2程度、
厚みTは20mm程度がよい。
【0019】適宜期間毎に水洗いできるから目詰まりな
どを防止でき、かつ清潔感を維持できるほか、このフィ
ルタ30に酢酸アンモニウムなどの消毒剤を含浸させる
ことにより、送風ファン運転に伴って釜内部まで消毒す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置概要図である。
【図2】フローチャートである。
【図3】釜底部の拡大図である。
【符号の説明】
1…上釜、2…下釜、3,4…支持軸部、5…移動枠、
6a,6b…軸受体、7…プーリ、8…駆動モータ、9
…出力プーリ、10…送風ファン、11…ファンモー
タ、12…送風機、13…空気吸入口、14…送風ダク
ト、17…排風ダクト、18…送水・排水メタル、19
…送水パイプ、20…排水パイプ、21…送水接続パイ
プ、22…排水接続パイプ、23…蓋状メタル、24…
接続金具、25…ドレンパイプ、26…ドレンバルブ、
27…ソレノイド、28…ドレンコック、29…筒体、
30…フィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合すべき対象物を投入する釜1,2を
    撹拌しながら混合する食品混合装置であって、上記釜
    1,2内には送風機12に通じる送風ダクト14の一端
    をのぞませて設け、該送風機12のケース12a部には
    ドレンバルブを接続し、該ドレンバルブを常時は開状態
    に維持し、釜撹拌運転中は閉状態とすべくバルブ開閉信
    号を出力する制御部を設けてなる食品混合装置。
  2. 【請求項2】 釜撹拌運転指令出力後所定時間t経過し
    てバルブ閉出力する構成とした食品混合装置。
JP2000181178A 2000-06-16 2000-06-16 食品混合装置 Withdrawn JP2001352919A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222049A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Iseki & Co Ltd 食材混合装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222049A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Iseki & Co Ltd 食材混合装置
JP4534999B2 (ja) * 2006-02-22 2010-09-01 井関農機株式会社 食材混合装置

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