JP2001351371A - 携帯用ディスク装置 - Google Patents
携帯用ディスク装置Info
- Publication number
- JP2001351371A JP2001351371A JP2000169837A JP2000169837A JP2001351371A JP 2001351371 A JP2001351371 A JP 2001351371A JP 2000169837 A JP2000169837 A JP 2000169837A JP 2000169837 A JP2000169837 A JP 2000169837A JP 2001351371 A JP2001351371 A JP 2001351371A
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- electronic circuit
- optical pickup
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電子回路基板装着時のシャーシ変形量を抑え、
チルト現象を抑制する携帯用ディスク装置を提供する。 【解決手段】光ピックアップと、この光ピックアップを
移動自在に包含し支持するシャーシ１１と、電子回路基
板１２と、前記光ピックアップと前記シャーシ１１と前
記電子回路基板１２とを内蔵する外装ケースと、カート
リッジに収納した光ディスク媒体を前記外装ケースの内
部にセットし、光ディスク媒体に対して光ピックアップ
を光ディスク媒体の径方向に移動させて記録と再生のう
ちの少なくとも再生を実施するように構成された携帯用
ディスク装置であって、初期撓みを有する前記電子回路
基板１２が前記シャーシ１１に結合された際、シャーシ
１１に応力が生じないように、シャーシ１１と電子回路
基板１２とのビス１４による結合部にばね１５あるいは
ゴムなどの弾性部材を介在させた。
チルト現象を抑制する携帯用ディスク装置を提供する。 【解決手段】光ピックアップと、この光ピックアップを
移動自在に包含し支持するシャーシ１１と、電子回路基
板１２と、前記光ピックアップと前記シャーシ１１と前
記電子回路基板１２とを内蔵する外装ケースと、カート
リッジに収納した光ディスク媒体を前記外装ケースの内
部にセットし、光ディスク媒体に対して光ピックアップ
を光ディスク媒体の径方向に移動させて記録と再生のう
ちの少なくとも再生を実施するように構成された携帯用
ディスク装置であって、初期撓みを有する前記電子回路
基板１２が前記シャーシ１１に結合された際、シャーシ
１１に応力が生じないように、シャーシ１１と電子回路
基板１２とのビス１４による結合部にばね１５あるいは
ゴムなどの弾性部材を介在させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用ディスク装
置に関するものである。
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光ディスク媒体を光ピックアップで読み
取って再生する携帯用ディスク装置としては、カートリ
ッジに６４ｍｍの光ディスク媒体を内蔵したミニディス
ク（大きさは７２ｍｍ×６８ｍｍ×５ｍｍ）に記録され
た音楽を手軽にアウトドアに持ち出して聴けるように、
軽量小型化された携帯用ＭＤプレーヤーが一般的に普及
している。
取って再生する携帯用ディスク装置としては、カートリ
ッジに６４ｍｍの光ディスク媒体を内蔵したミニディス
ク（大きさは７２ｍｍ×６８ｍｍ×５ｍｍ）に記録され
た音楽を手軽にアウトドアに持ち出して聴けるように、
軽量小型化された携帯用ＭＤプレーヤーが一般的に普及
している。
【０００３】図６に示すシャーシ１には、カートリッジ
２に内蔵された光ディスク媒体を回転駆動するモータ３
と、光ディスク媒体の径方向に駆動する光ピックアップ
４などが組み付けられている。
２に内蔵された光ディスク媒体を回転駆動するモータ３
と、光ディスク媒体の径方向に駆動する光ピックアップ
４などが組み付けられている。
【０００４】光ピックアップ４の駆動機構としては、外
周に螺旋溝が形成された駆動シャフト５と、この駆動シ
ャフト５を回転駆動するトラバース用モータ６と、トラ
バース用モータ６と駆動シャフト５の間に介装された中
間ギヤー７などで構成されている。光ピックアップ４
は、駆動シャフト５の螺旋溝に係合してトラバース方向
に駆動される。また、この携帯用ＭＤプレーヤーでは、
電子回路基板８を複数のビス９を用いてシャーシ１に固
定している。
周に螺旋溝が形成された駆動シャフト５と、この駆動シ
ャフト５を回転駆動するトラバース用モータ６と、トラ
バース用モータ６と駆動シャフト５の間に介装された中
間ギヤー７などで構成されている。光ピックアップ４
は、駆動シャフト５の螺旋溝に係合してトラバース方向
に駆動される。また、この携帯用ＭＤプレーヤーでは、
電子回路基板８を複数のビス９を用いてシャーシ１に固
定している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今の
電子回路基板８は高密度実装が急速に進展したため、電
子回路基板８上に多くの電子部品が実装されることによ
り、はんだ付けなどの製造上の理由から電子回路基板８
全体が初期撓みし、かつ、電子回路基板８の機械的剛性
は従来と比較して極めて高いものとなっている。この機
械的剛性が高く、初期撓みを有する電子回路基板８をビ
ス９などを用いて、シャーシ１に完全固定すると、電子
回路基板８の影響を受けて、シャーシ１も変形すること
となる。このため、光学系である光ピックアップ４のレ
ンズ（図示せず）がディスクに対して傾くこととなり
（所謂、チルト現象と呼ばれる）、正確なデータの書き
込みや読み出しができないという問題を生じていた。
電子回路基板８は高密度実装が急速に進展したため、電
子回路基板８上に多くの電子部品が実装されることによ
り、はんだ付けなどの製造上の理由から電子回路基板８
全体が初期撓みし、かつ、電子回路基板８の機械的剛性
は従来と比較して極めて高いものとなっている。この機
械的剛性が高く、初期撓みを有する電子回路基板８をビ
ス９などを用いて、シャーシ１に完全固定すると、電子
回路基板８の影響を受けて、シャーシ１も変形すること
となる。このため、光学系である光ピックアップ４のレ
ンズ（図示せず）がディスクに対して傾くこととなり
（所謂、チルト現象と呼ばれる）、正確なデータの書き
込みや読み出しができないという問題を生じていた。
【０００６】本発明はこのような課題を解決するもの
で、機械的剛性が高く、かつ、初期撓みを有する電子回
路基板をシャーシに係合した場合においても、光ピック
アップのチルト現象を生じない携帯用ディスク装置を提
供することを目的とする。
で、機械的剛性が高く、かつ、初期撓みを有する電子回
路基板をシャーシに係合した場合においても、光ピック
アップのチルト現象を生じない携帯用ディスク装置を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯用ディスク
装置は、初期撓みを有する電子回路基板がシャーシに取
り付けられても、シャーシ側に応力を生じないような手
段を備えた構造にしたことを特徴とする。
装置は、初期撓みを有する電子回路基板がシャーシに取
り付けられても、シャーシ側に応力を生じないような手
段を備えた構造にしたことを特徴とする。
【０００８】この発明によると、シャーシの変形を生じ
させず、光ピックアップのチルト現象を抑えることがで
きるため、高精度にデータの読み出しや書き込みができ
る携帯用ディスク装置を提供することができる。
させず、光ピックアップのチルト現象を抑えることがで
きるため、高精度にデータの読み出しや書き込みができ
る携帯用ディスク装置を提供することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】請求項１記載の携帯用ディスク装
置は、光ピックアップと、この光ピックアップを移動自
在に包含し支持するシャーシと、電子回路基板と、前記
光ピックアップと前記シャーシと前記電子回路基板とを
内蔵する外装ケースと、カートリッジに収納した光ディ
スク媒体を前記外装ケースの内部にセットし、光ディス
ク媒体に対して光ピックアップを光ディスク媒体の径方
向に移動させて記録と再生のうちの少なくとも再生を実
施するように構成された携帯用ディスク装置であって、
初期撓みを有する前記電子回路基板が前記シャーシに結
合された際、シャーシに応力が生じないように、シャー
シと電子回路基板とのビスによる結合部にばねあるいは
ゴムなどの弾性部材を介在させたことを特徴とする。
置は、光ピックアップと、この光ピックアップを移動自
在に包含し支持するシャーシと、電子回路基板と、前記
光ピックアップと前記シャーシと前記電子回路基板とを
内蔵する外装ケースと、カートリッジに収納した光ディ
スク媒体を前記外装ケースの内部にセットし、光ディス
ク媒体に対して光ピックアップを光ディスク媒体の径方
向に移動させて記録と再生のうちの少なくとも再生を実
施するように構成された携帯用ディスク装置であって、
初期撓みを有する前記電子回路基板が前記シャーシに結
合された際、シャーシに応力が生じないように、シャー
シと電子回路基板とのビスによる結合部にばねあるいは
ゴムなどの弾性部材を介在させたことを特徴とする。
【００１０】請求項２記載の携帯用ディスク装置は、光
ピックアップと、この光ピックアップを移動自在に包含
し支持するシャーシと、電子回路基板と、前記光ピック
アップと前記シャーシと前記電子回路基板とを内蔵する
外装ケースと、カートリッジに収納した光ディスク媒体
を前記外装ケースの内部にセットし、光ディスク媒体に
対して光ピックアップを光ディスク媒体の径方向に移動
させて記録と再生のうちの少なくとも再生を実施するよ
うに構成された携帯用ディスク装置であって、初期撓み
を有する前記電子回路基板が前記シャーシに結合された
際、シャーシに応力が生じないように、シャーシと電子
回路基板とをシャーシの対角線上の２点を含ませて結合
させてなることを特徴とする。
ピックアップと、この光ピックアップを移動自在に包含
し支持するシャーシと、電子回路基板と、前記光ピック
アップと前記シャーシと前記電子回路基板とを内蔵する
外装ケースと、カートリッジに収納した光ディスク媒体
を前記外装ケースの内部にセットし、光ディスク媒体に
対して光ピックアップを光ディスク媒体の径方向に移動
させて記録と再生のうちの少なくとも再生を実施するよ
うに構成された携帯用ディスク装置であって、初期撓み
を有する前記電子回路基板が前記シャーシに結合された
際、シャーシに応力が生じないように、シャーシと電子
回路基板とをシャーシの対角線上の２点を含ませて結合
させてなることを特徴とする。
【００１１】請求項３記載の携帯用ディスク装置は、光
ピックアップと、この光ピックアップを移動自在に包含
し支持する四角形状の孔を有するシャーシと、電子回路
基板と、前記光ピックアップと前記シャーシと前記電子
回路基板とを内蔵する外装ケースと、カートリッジに収
納した光ディスク媒体を前記外装ケースの内部にセット
し、光ディスク媒体に対して光ピックアップを光ディス
ク媒体の径方向に移動させて記録と再生のうちの少なく
とも再生を実施するように構成された携帯用ディスク装
置であって、初期撓みを有する前記電子回路基板が前記
シャーシに結合された際、シャーシに応力が生じないよ
うに、シャーシに設けられた四角形状の孔の一辺に沿う
２点を含ませてシャーシと電子回路基板とを結合させ、
且つ前記孔の一辺に曲げ部を備えていることを特徴とす
る。
ピックアップと、この光ピックアップを移動自在に包含
し支持する四角形状の孔を有するシャーシと、電子回路
基板と、前記光ピックアップと前記シャーシと前記電子
回路基板とを内蔵する外装ケースと、カートリッジに収
納した光ディスク媒体を前記外装ケースの内部にセット
し、光ディスク媒体に対して光ピックアップを光ディス
ク媒体の径方向に移動させて記録と再生のうちの少なく
とも再生を実施するように構成された携帯用ディスク装
置であって、初期撓みを有する前記電子回路基板が前記
シャーシに結合された際、シャーシに応力が生じないよ
うに、シャーシに設けられた四角形状の孔の一辺に沿う
２点を含ませてシャーシと電子回路基板とを結合させ、
且つ前記孔の一辺に曲げ部を備えていることを特徴とす
る。
【００１２】請求項４記載の携帯用ディスク装置は、請
求項３において、曲げ部をアウトサート成形による樹脂
で覆ってなることを特徴とする。以下、本発明の携帯用
ディスク装置を実施の形態に基づいて説明する。
求項３において、曲げ部をアウトサート成形による樹脂
で覆ってなることを特徴とする。以下、本発明の携帯用
ディスク装置を実施の形態に基づいて説明する。
【００１３】本発明の携帯用ディスク装置は図１〜図５
に示すように構成されている。図１は、本発明の第１の
実施の形態である携帯用ディスク装置のシャーシ１１と
電子回路基板１２の分解斜視図である。
に示すように構成されている。図１は、本発明の第１の
実施の形態である携帯用ディスク装置のシャーシ１１と
電子回路基板１２の分解斜視図である。
【００１４】電子回路基板１２はシャーシ１１の四隅に
位置する４箇所のボス１３で受けられ、このボス１３の
位置でビス１４を用いてシャーシ１１に固定されるが、
シャーシ１１と電子回路基板１２との間には弾性部材で
あるばね１５が介在されている。このばね１５はボス１
３の上に載り、ビス１４の雄ねじ部１４ａを電子回路基
板１２のビス挿通孔１２ａよりばね１５に嵌入させてボ
ス１３に螺入させている。
位置する４箇所のボス１３で受けられ、このボス１３の
位置でビス１４を用いてシャーシ１１に固定されるが、
シャーシ１１と電子回路基板１２との間には弾性部材で
あるばね１５が介在されている。このばね１５はボス１
３の上に載り、ビス１４の雄ねじ部１４ａを電子回路基
板１２のビス挿通孔１２ａよりばね１５に嵌入させてボ
ス１３に螺入させている。
【００１５】このように、本実施の形態の携帯用ディス
ク装置では、電子回路基板１２とシャーシ１１との間に
ばね１５を有しているため、初期撓みを有する電子回路
基板１２をビス１４を用いてシャーシ１１に固定して
も、シャーシ１１に応力を生じず、変形を生じさせず
に、電子回路基板１２を固定させることができる。ま
た、本実施の形態の弾性部材としてばね１５を用いた
が、弾性特性を有するゴムなどの緩衝部材を用いても良
い。
ク装置では、電子回路基板１２とシャーシ１１との間に
ばね１５を有しているため、初期撓みを有する電子回路
基板１２をビス１４を用いてシャーシ１１に固定して
も、シャーシ１１に応力を生じず、変形を生じさせず
に、電子回路基板１２を固定させることができる。ま
た、本実施の形態の弾性部材としてばね１５を用いた
が、弾性特性を有するゴムなどの緩衝部材を用いても良
い。
【００１６】図２は、本発明の第２の実施の形態である
携帯用ディスク装置のシャーシ１１と電子回路基板１２
の分解斜視図である。電子回路基板１２はシャーシ１１
の１本の対角線上に位置する２箇所のボス１３に対して
ビス１４を用いてシャーシ１１に完全固定される。
携帯用ディスク装置のシャーシ１１と電子回路基板１２
の分解斜視図である。電子回路基板１２はシャーシ１１
の１本の対角線上に位置する２箇所のボス１３に対して
ビス１４を用いてシャーシ１１に完全固定される。
【００１７】このように、本実施の形態の携帯用ディス
ク装置では、電子回路基板１２がシャーシ１１の対角線
上に位置する２箇所のボス１３の位置のみで完全固定さ
れているため、電子回路基板１２の撓みによるシャーシ
１１側への応力が低減できる。また、シャーシ１１の対
角線上に位置する２箇所は２通り存在するが、シャーシ
１１の剛性が高い方を選択すると変形量をさらに抑制で
き、有利である。
ク装置では、電子回路基板１２がシャーシ１１の対角線
上に位置する２箇所のボス１３の位置のみで完全固定さ
れているため、電子回路基板１２の撓みによるシャーシ
１１側への応力が低減できる。また、シャーシ１１の対
角線上に位置する２箇所は２通り存在するが、シャーシ
１１の剛性が高い方を選択すると変形量をさらに抑制で
き、有利である。
【００１８】また、ビス１４を用いて完全固定されてい
る側とは別の残りの対角線上に位置するボス１６に対し
ては図３に示すように、電子回路基板１２のビス１７挿
通孔１８の内径をビス１７の雄ねじ部１７ａの外径より
も充分に大きく、且つビス１７の頭部１７ｂに当接する
ように雄ねじ部１７ａに嵌め込まれた座金１９の外径よ
りも小さくし、挿通孔１８の内面と雄ねじ部１７ａの外
面との間に所定の空隙を形成するようにして、ビス１７
で締め付けることにより、シャーシ１１と電子回路基板
１２の位置決めをある程度に実施することができる。
る側とは別の残りの対角線上に位置するボス１６に対し
ては図３に示すように、電子回路基板１２のビス１７挿
通孔１８の内径をビス１７の雄ねじ部１７ａの外径より
も充分に大きく、且つビス１７の頭部１７ｂに当接する
ように雄ねじ部１７ａに嵌め込まれた座金１９の外径よ
りも小さくし、挿通孔１８の内面と雄ねじ部１７ａの外
面との間に所定の空隙を形成するようにして、ビス１７
で締め付けることにより、シャーシ１１と電子回路基板
１２の位置決めをある程度に実施することができる。
【００１９】図４は、本発明の第３の実施の形態である
携帯用ディスク装置のシャーシ１１と電子回路基板１２
の分解斜視図である。電子回路基板１２はシャーシ１１
に設けられた四角形状の孔２０の一辺に沿う位置で２箇
所のボス２１にビス２２を用いてシャーシ１１に完全固
定されており、他の２箇所のボス２３にあっては図３に
示す構成と同じ構成を採用し、さらに、前記完全固定と
なるボス部２１に隣接する四角形状の孔２０の一辺には
曲げ部２４を有している。また、図５に示すように曲げ
部２４を含みシャーシ１１の周辺適所をアウトサート樹
脂成形により樹脂２５で覆うことによって、シャーシ１
１の剛性をさらに高めることができる。
携帯用ディスク装置のシャーシ１１と電子回路基板１２
の分解斜視図である。電子回路基板１２はシャーシ１１
に設けられた四角形状の孔２０の一辺に沿う位置で２箇
所のボス２１にビス２２を用いてシャーシ１１に完全固
定されており、他の２箇所のボス２３にあっては図３に
示す構成と同じ構成を採用し、さらに、前記完全固定と
なるボス部２１に隣接する四角形状の孔２０の一辺には
曲げ部２４を有している。また、図５に示すように曲げ
部２４を含みシャーシ１１の周辺適所をアウトサート樹
脂成形により樹脂２５で覆うことによって、シャーシ１
１の剛性をさらに高めることができる。
【００２０】このように、本実施例の携帯用ディスク装
置では、ビスによる完全２点止めによってシャーシ１１
の変形量を抑制するだけでなく、シャーシ１１に曲げ部
２４やアウトサート樹脂成形された樹脂２５を付加する
ことによって、シャーシ１１の撓みの発生し易いビス止
め箇所周辺の剛性を高め、さらにシャーシ１１の変形量
を抑えている。
置では、ビスによる完全２点止めによってシャーシ１１
の変形量を抑制するだけでなく、シャーシ１１に曲げ部
２４やアウトサート樹脂成形された樹脂２５を付加する
ことによって、シャーシ１１の撓みの発生し易いビス止
め箇所周辺の剛性を高め、さらにシャーシ１１の変形量
を抑えている。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によると、初期撓み
を有する電子回路基板がシャーシに取り付けられた際
に、シャーシに応力が生じない回避手段を備えた構造を
備えているため、シャーシの変形を回避でき、これによ
り、光ピックアップのチルト現象を抑えることができる
ため、高精度で安定した光ディスクの読み込み、および
書き込みが可能な携帯用ディスク装置を実現できる。
を有する電子回路基板がシャーシに取り付けられた際
に、シャーシに応力が生じない回避手段を備えた構造を
備えているため、シャーシの変形を回避でき、これによ
り、光ピックアップのチルト現象を抑えることができる
ため、高精度で安定した光ディスクの読み込み、および
書き込みが可能な携帯用ディスク装置を実現できる。
【図1】本発明の第１の実施の形態における携帯用ディ
スク装置のシャーシと電子回路基板の分解斜視図であ
る。
スク装置のシャーシと電子回路基板の分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の第２の実施の形態における携帯用ディ
スク装置のシャーシと電子回路基板の分解斜視図であ
る。
スク装置のシャーシと電子回路基板の分解斜視図であ
る。
【図3】同シャーシに対する電子回路基板の支持部の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図4】本発明の第３の実施の形態における携帯用ディ
スク装置のシャーシと電子回路基板の分解斜視図であ
る。
スク装置のシャーシと電子回路基板の分解斜視図であ
る。
【図5】同四角形状の孔の一辺の曲げ部の拡大断面図で
ある。
ある。
【図6】従来例における携帯用ディスク装置の分解斜視
図である。
図である。
１１ シャーシ １２ 電子回路基板 １２ａ 挿通孔 １３ ボス １４ ビス １４ａ 雄ねじ部 １５ ばね １６ ボス １７ ビス １７ａ 雄ねじ部 １７ｂ 頭部 １８ 挿通孔 １９ 座金 ２０ 四角形状の孔 ２１ ボス ２２ ビス ２３ ボス ２４ 曲げ部 ２５ 樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】光ピックアップと、この光ピックアップを
移動自在に包含し支持するシャーシと、電子回路基板
と、前記光ピックアップと前記シャーシと前記電子回路
基板とを内蔵する外装ケースと、カートリッジに収納し
た光ディスク媒体を前記外装ケースの内部にセットし、
光ディスク媒体に対して光ピックアップを光ディスク媒
体の径方向に移動させて記録と再生のうちの少なくとも
再生を実施するように構成された携帯用ディスク装置で
あって、初期撓みを有する前記電子回路基板が前記シャ
ーシに結合された際、シャーシに応力が生じないよう
に、シャーシと電子回路基板とのビスによる結合部にば
ねあるいはゴムなどの弾性部材を介在させたことを特徴
とする携帯用ディスク装置。 - 【請求項2】光ピックアップと、この光ピックアップを
移動自在に包含し支持するシャーシと、電子回路基板
と、前記光ピックアップと前記シャーシと前記電子回路
基板とを内蔵する外装ケースと、カートリッジに収納し
た光ディスク媒体を前記外装ケースの内部にセットし、
光ディスク媒体に対して光ピックアップを光ディスク媒
体の径方向に移動させて記録と再生のうちの少なくとも
再生を実施するように構成された携帯用ディスク装置で
あって、初期撓みを有する前記電子回路基板が前記シャ
ーシに結合された際、シャーシに応力が生じないよう
に、シャーシと電子回路基板とをシャーシの対角線上の
２点を含ませて結合させてなることを特徴とする携帯用
ディスク装置。 - 【請求項3】光ピックアップと、この光ピックアップを
移動自在に包含し支持する四角形状の孔を有するシャー
シと、電子回路基板と、前記光ピックアップと前記シャ
ーシと前記電子回路基板とを内蔵する外装ケースと、カ
ートリッジに収納した光ディスク媒体を前記外装ケース
の内部にセットし、光ディスク媒体に対して光ピックア
ップを光ディスク媒体の径方向に移動させて記録と再生
のうちの少なくとも再生を実施するように構成された携
帯用ディスク装置であって、初期撓みを有する前記電子
回路基板が前記シャーシに結合された際、シャーシに応
力が生じないように、シャーシに設けられた四角形状の
孔の一辺に沿う２点を含ませてシャーシと電子回路基板
とを結合させ、且つ前記孔の一辺に曲げ部を備えている
ことを特徴とする携帯用ディスク装置。 - 【請求項4】曲げ部をアウトサート成形による樹脂で覆
ってなることを特徴とする請求項３記載の携帯用ディス
ク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000169837A JP2001351371A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 携帯用ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000169837A JP2001351371A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 携帯用ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001351371A true JP2001351371A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18672637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000169837A Pending JP2001351371A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 携帯用ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001351371A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100594640B1 (ko) | 2004-11-11 | 2006-07-03 | 아프로하이테크주식회사 | Ｄｖｒ 시스템 |
-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000169837A patent/JP2001351371A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100594640B1 (ko) | 2004-11-11 | 2006-07-03 | 아프로하이테크주식회사 | Ｄｖｒ 시스템 |
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