JP2001350448A - Pdp表示装置 - Google Patents

Pdp表示装置

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JP2001350448A
JP2001350448A JP2000173101A JP2000173101A JP2001350448A JP 2001350448 A JP2001350448 A JP 2001350448A JP 2000173101 A JP2000173101 A JP 2000173101A JP 2000173101 A JP2000173101 A JP 2000173101A JP 2001350448 A JP2001350448 A JP 2001350448A
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JP
Japan
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period
display device
discharge sustaining
video signal
address
Prior art date
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Application number
JP2000173101A
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English (en)
Inventor
Ryutaro Okamoto
隆太郎 岡本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブフィールド法により画像表示するPDP
表示装置において、動画映像入力時には静止画表示に比
し輝度を上げるようにする。 【解決手段】 A/D変換部1でディジタル信号化され
た静止画信号S1又は動画信号S2は映像処理部2に入力
し、ここで入力映像信号が静止画又は動画のいずれであ
るかにつき判別する。この判別において動画と判定され
た場合、制御部5は放電維持期間を静止画表示の場合に
比し所定の期間長くし、またその期間分アドレス期間を
短くするようにアドレス制御部3及び放電維持制御部4
を設定する。これにより、動画表示時の輝度が増加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPDP(プラズマデ
ィスプレイパネル)表示装置に係り、より詳細には、い
わゆるサブフィールド法により画像表示するPDP表示
装置における輝度の可変設定に関する。
【0002】
【従来の技術】薄型又は大画面等を特徴とするPDPの
駆動法の一つにサブフィールド法があることは周知の通
りである。このサブフィールド法は、画像1フレーム期
間を予め定めた数のサブフィールドで形成するようにし
た駆動法である。また、このサブフィールドの1期間
は、消去期間、アドレス期間及び放電維持期間とからな
る(図2参照)。また、上記アドレス期間は、全画面に
わたり表示データに応じた壁電荷を形成する期間であ
り、放電維持期間(サスティン期間)は表示データに応
じた放電維持パルスを発生(後段回路)させるためのタ
イミングパルスを発生出力する期間であり、消去期間は
PDP維持放電電極上の前記壁電荷を消去パルスにより
維持放電を開始しない値まで減少させる期間である。上
記放電維持期間が画面輝度の明暗に関係し、この期間が
長いほど輝度は明るくなるが、その反面、蛍光体の寿命
を短縮し、また、静止画表示では画面焼きつきを助長す
る。従って、従来においては動画及び静止画の双方につ
いて上記特質を考慮して放電維持期間を定め、その期間
に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
サブフィールド法においてはアドレス期間及び放電維持
期間は予め定めた期間に固定していた。一方、静止画の
映像信号(RGB信号等)と動画の映像信号(コンポジ
ット信号等)とを画面表示率の観点で比較した場合、通
常、静止画の方が動画に比し大きい。この画面表示率が
大きいということは消費電力の増大を意味し、これによ
り装置内の発熱を増大することとなる。従って、動画と
静止画とにおいて放電維持期間を別個に設定できれば前
述の蛍光体の寿命、画面焼きつき及び発熱等をより適正
化し、更に輝度を増大させ画質を向上できることとな
る。本発明は上記観点からなされたPDP表示装置を提
供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、消去期間、ア
ドレス期間及び放電維持期間からなる期間を1サブフィ
ールドとし、1フレームを所定のサブフィールド数で構
成してなるサブフィールド法により画像表示するPDP
表示装置において、前記アドレス期間及び放電維持期間
それぞれを可変設定する期間設定手段を備え、同期間設
定手段により表示画像の輝度を可変設定するPDP表示
装置を提供するものである。
【0005】また、前記期間設定手段を、アナログ入力
映像信号をディジタル映像信号に変換するA/D変換部
と、前記A/D変換部よりのディジタル映像信号につき
所定の信号処理を行うとともに、同映像が動画又は静止
画のいずれであるかにつき判別する映像処理部と、前記
アドレス期間が設定され、全画面にわたり表示データに
応じた壁電荷を形成するアドレス制御部と、前記放電維
持期間が設定され、表示データに応じた放電維持パルス
を発生させるためのタイミングパルスを発生出力する放
電維持制御部と、前記アドレス制御部及び放電維持制御
部とを制御し、前記映像処理部による判別に従い前記ア
ドレス期間及び放電維持期間を設定する制御部とで構成
する。
【0006】また、前記アドレス期間及び放電維持期間
の設定を、同放電維持期間を長く設定したときには同期
間分前記アドレス期間を短く設定する。
【0007】また、入力映像信号が動画のときには前記
放電維持期間を静止画入力時より長く設定する。
【0008】また、前記映像処理部における動画又は静
止画の判別を、フィールド単位又はフレーム単位で現入
力映像信号と1つ前の映像信号とを対比することで行
う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
るPDP表示装置の一実施例を示す要部ブロック図、図
2は図1を説明するための1サブフィールド期間の説明
図である。図1において、S1は静止画としてのRGB形
式の入力映像信号(以下、静止画信号S1)、S2は動画と
してのコンポジット形式の入力映像信号(以下、動画信
号S2)、1は前記入力映像信号それぞれをアナログ信号
からディジタル信号に変換するA/D変換部、2は、映
像処理部であり、A/D変換部1よりの信号につき所定
の信号処理(シリアル・パラレル変換、ガンマ設定、コ
ントラスト設定等)を行うとともに、入力映像が静止画
信号S1又は動画信号S2のいづれであるかにつき判別す
る。
【0010】3はアドレス制御部であり、アドレス期間
が設定され、同期間内において、全画面にわたり表示デ
ータに応じた壁電荷を形成する。4は放電維持制御部で
あり、放電維持期間(サスティン期間)が設定され、同
期間内での放電維持パルスを下記放電制御部6で発生さ
せるためのタイミングパルスを発生し出力する。5は制
御部であり、前記アドレス制御部3及び放電維持制御部
4とを制御し、前記映像処理部による判別に従い前記ア
ドレス期間及び放電維持期間とを設定する。なお、上記
符号1乃至5で構成される部分を期間設定手段とした。
6は放電制御部であり、前記アドレス制御部3及び放電
維持制御部4の設定状態に従い放電維持パルスを発生
し、PDP7の放電を制御する。
【0011】次に、本発明の動作について説明する。A
/D変換部1でディジタル信号化された静止画信号S1又
は動画信号S2は映像処理部2に入力し、ここで静止画又
は動画のいずれであるかにつき判別する。その判別法と
して、フィールド単位又はフレーム単位で現映像と1つ
前の映像との変化有無により判別すればよく、両者間で
変化があれば動画であり、変化がない場合には静止画と
なる。この判別のため、図示しないが判別部2にはフィ
ールドメモリ又はフレームメモリを内蔵する。一方、図
2(A)において、1サブフィールド期間は図示のよう
に消去期間T1、アドレス期間T2及び放電維持期間T3とか
らなる。放電維持期間T3では所定数の放電維持パルスが
発生する。なお、消去期間T1、アドレス期間T2及び放電
維持期間T3は前述した通りである。ここで、「通常輝度
モード」としてのアドレス期間T2及び放電維持期間T3そ
れぞれを予め定め、この通常輝度モードを静止画につい
て適用する。即ち、前記映像処理部2において入力映像
信号が静止画信号S1と判別された場合、制御部5は前記
通常輝度モードにするようにアドレス制御部3及び放電
維持制御部4を設定する。同設定に従い放電制御部6の
制御のもとにPDP7が放電制御され、映像表示が前記
通常輝度モードとなる。
【0012】これに対し、映像処理部2において入力映
像信号が動画信号S2と判別された場合、制御部5はアド
レス制御部3及び放電維持制御部4を「高輝度モード」
に設定する。この高輝度モードとは図2(B)に示すよ
うに、通常輝度モードにおける放電維持期間T3を予め定
めた放電維持期間T5に長くする一方アドレス期間T2を同
様にアドレス期間T4に短縮した状態をいう。なお、T2+
T3=T4+T5である。これにより、動画時には放電維持期
間T5となり、放電維持パルス数が増大し、画面輝度が前
記通常輝度モードに比し明るくなる。動画は前述のよう
に静止画に比して画面表示率が一般に低く、また動画で
あることから画面焼き付けの可能性も低い。この点よ
り、動画時には輝度を上昇させる余地がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力映像信号が動画又は静止画の何れであるかを判別し、
静止画の判別時には通常輝度モードに設定し、動画の判
別時には高輝度モードに設定される。これにより、動画
に対しては輝度が上昇し、画質を向上できることとな
る。また、静止画時での画面焼き付けも防止される。以
上より、本発明はPDP表示装置に性能向上に寄与しう
るものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPDP表示装置の一実施例を示す
要部ブロック図である。
【図2】図1を説明するための1サブフィールド期間の
説明図である。
【符号の説明】
S1 静止画RGB信号 S2 動画映像信号 1 A/D変換部 2 映像処理部 3 アドレス制御部 4 放電維持制御部 5 制御部 6 放電制御部 7 PDP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/66 101 G09G 3/28 K H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消去期間、アドレス期間及び放電維持期
    間からなる期間を1サブフィールドとし、1フレームを
    所定のサブフィールド数で構成してなるサブフィールド
    法により画像表示するPDP表示装置において、前記ア
    ドレス期間及び放電維持期間それぞれを可変設定する期
    間設定手段を備え、同期間設定手段により表示画像の輝
    度を可変設定することを特徴とするPDP表示装置。
  2. 【請求項2】 前記期間設定手段を、アナログ入力映像
    信号をディジタル映像信号に変換するA/D変換部と、
    前記A/D変換部よりのディジタル映像信号につき所定
    の信号処理を行うとともに、同映像が動画又は静止画の
    いずれであるかにつき判別する映像処理部と、前記アド
    レス期間が設定され、全画面にわたり表示データに応じ
    た壁電荷を形成するアドレス制御部と、前記放電維持期
    間が設定され、表示データに応じた放電維持パルスを発
    生させるためのタイミングパルスを発生出力する放電維
    持制御部と、前記アドレス制御部及び放電維持制御部と
    を制御し、前記映像処理部による判別に従い前記アドレ
    ス期間及び放電維持期間を設定する制御部とで構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のPDP表示装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス期間及び放電維持期間の設
    定を、同放電維持期間を長く設定したときには同期間分
    前記アドレス期間を短く設定することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のPDP表示装置。
  4. 【請求項4】 入力映像信号が動画のときには前記放電
    維持期間を静止画入力時より長く設定することを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のPDP表示装置。
  5. 【請求項5】 前記映像処理部における動画又は静止画
    の判別を、フィールド単位又はフレーム単位で現入力映
    像信号と1つ前の映像信号とを対比することで行うこと
    を特徴とする請求項2記載のPDP表示装置。
JP2000173101A 2000-06-09 2000-06-09 Pdp表示装置 Pending JP2001350448A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005062485A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 有機el表示装置およびその駆動方法
US7009749B2 (en) 2002-03-11 2006-03-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical element and manufacturing method therefor
JP2008242079A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Kyocera Corp 携帯電子機器
US7525513B2 (en) 2002-12-26 2009-04-28 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for driving plasma display panel having operation mode selection based on motion detected
US7760158B2 (en) 2003-10-21 2010-07-20 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of driving a plasma display panel

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