JP2001350329A - 静電印刷装置 - Google Patents

静電印刷装置

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JP2001350329A
JP2001350329A JP2000172896A JP2000172896A JP2001350329A JP 2001350329 A JP2001350329 A JP 2001350329A JP 2000172896 A JP2000172896 A JP 2000172896A JP 2000172896 A JP2000172896 A JP 2000172896A JP 2001350329 A JP2001350329 A JP 2001350329A
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photoreceptor
msec
electrostatic printing
exposure
photoconductor
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JP2000172896A
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English (en)
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Akio Tsujita
明夫 辻田
Takashi Rokutanda
崇 六反田
Takao Umeda
高雄 梅田
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷品質の高い静電記録装置を提供する。 【解決手段】有機光導電体を母材とし且つ単層構造であ
る感光体を用い、感光体を帯電させ、画像情報に基づい
た静電潜像を形成し、静電潜像をトナーにより顕像化す
る静電印刷装置において、感光体がポリカーボネイト樹
脂を主材とした電荷輸送材を用いた単層構造を有するO
PCであり、印刷速度が300mm/sec以上で、且
つ、潜像形成を行う露光光源の波長λ0と、現像後の除
電光波長λ1との関係がλ 0−200nm≦λ1≦780
nmの関係を満足するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機及びプリン
タなどの電子写真方式を利用する静電印刷装置に関し、
特にラインプリンタ等の高速印刷を行う静電印刷装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式は複写機やプリンタに用い
られる最もよく知られた印刷方式の一つである。特にラ
インプリンタ市場では、その処理すべき情報量の増大に
従い、より高速の印刷能力が望まれている。また、近年
ではPODの注目によりイメージ画像印刷の要求も多
く、その結果、その印刷画質も高品質で高精細なものが
望まれていた。この電子写真方式で用いられる感光体に
は純Se系感光体、SeTe系感光体、As2Se3系感
光体やアモルファスシリコン感光体等の無機感光体と有
機感光体であるOPCが知られている。
【0003】近年、プリンタ(特にラインプリンタ)
は、その処理すべき情報量の増大に伴い、より高速の印
刷能力が望まれ、また、その画質も高品質で高精細なも
のが望まれている。
【0004】従来、電子写真方式を用いた高速印刷機で
は、用紙や現像剤との摩擦のため耐刷性に優れるSeT
e系感光体とガスレーザ(Arレーザ)との組合わせが
多用されていた。そして近年、ガスレーザに比べ小型、
低コスト化が図れるLEDや半導体レーザの実用化が成
され、それに伴い感光体もAs2Se3やアモルファスシ
リコン(a−Si)が多く採用れるようになった(現
在、高速プリンタに採用可能な高出力を確保できるLE
DおよびLDの波長は600nm〜780nmであり、
400nm〜500nmに光感度を有するSeTe系感
光体は使用できない)。しかし、As2Se3感光体やa
−Si感光体は、その膜の比誘電率が10〜12と大き
いため、帯電能および表面電荷保持能が、従来のSeT
e系感光体に比べ劣っている。その結果、現像もしくは
転写部分での静電潜像パターンに乱れが生じ(十分なコ
ントラスト電位が保持できない)、解像度低下等の画質
低下を生じやすくなる問題があった。一方、前記LED
やLDの光波長に感度を有する感光体にはOPCが有
る。OPCは膜の比誘電率が3〜4とSeTe系感光体
と略同等であるため、帯電能および表面電荷保持能に問
題はなく、実際に中、低速印刷機の殆どはこのOPCを
採用している。しかし、OPCはその表面硬度がビッカ
ース硬度で20以下と低く現像剤や用紙との摩擦により
摩耗し易いため、高耐刷性が要求される高速印刷機(特
にラインプリンタ)では採用されていないのが実状であ
った。
【0005】通常のOPCは下引き層(UCL)、電荷
発生層(CGL)、電荷輸送層(CTL)の3層構造を
有する。OPCでは、この低い耐刷性を補うため最表面
に位置するCTLを厚膜化し、摩耗寿命を確保すること
が検討されている。しかし、CTLを厚くする結果、光
電効果によりCGLで発生した電荷が表面電荷ほ打ち消
すまでの移動距離が長くなり、移動中の電荷の横方向拡
散が生じ易くなる。その結果、静電潜像の解像度低下を
招き、画質低下を生じ易くなる。
【0006】そこで、近年、単層構造を有するOPCが
検討され、一部実用化されている。このOPCは電荷輸
送材料中に電荷発生材料を均一に分散させた単層の感光
層から成っているため、感光層を厚膜化した際にも、膜
中生成電荷の移動距離は変わることがない。そのため静
電潜像の解像度を低下させる恐れも少なくなる。この単
層型OPCは正極性帯電タイプのものが既に、中、低速
印刷機に採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このOPCは
構造が単層であるため、膜の母材である電荷輸送材中に
又は電荷輸送材と電荷発生材との界面中に電荷がトラッ
プされ易いという欠点を有する。特に、印刷速度が30
0mm/sec以上の高速印刷プロセスで使用した場
合、膜中にトラップされた電荷によりメモリ現象等の画
質劣化を生じてしまうとの問題があった。
【0008】本発明の目的は、単層構造故に厚膜化が可
能で長寿命が期待できる、単層型OPCを高速印刷プロ
セスに用いても、高い印刷品質を安定して実現すること
のできる静電印刷装置を提供することに有る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、有機光導
電体を母材とし且つ単層構造である感光体を用い、前記
感光体を帯電させ、画像情報に基づいた静電潜像を形成
し、前記静電潜像をトナーにより顕像化する静電印刷装
置において、前記感光体がポリカーボネイト樹脂を主材
とした電荷輸送材を用いた単層構造を有するOPCであ
り、印刷速度が300mm/sec以上で、且つ、前記
潜像形成を行う露光光源の波長λ0と、現像後の除電光
波長λ1との関係がλ0−200nm≦λ1≦780nm
の関係を満足するように設けることで達成される。
【0010】本発明は、前述のように、感光体の周囲に
配設された印写プロセス(帯電、露光、現像、転写、除
電、清掃)条件を単層型OPCに適した条件に設定し、
更には単層型OPC事態の特性(膜厚、誘電率、表面粗
さ)を最適化することで、高い印刷品質を安定して実現
することにある。具体的には、OPCの安定帯電を実現
し、帯電のばらつきを小さくするとともに、露光プロセ
スで形成された潜像を転写プロセスまでその潜像を乱す
ことなく保持する。更に、この潜像を除去するための除
電プロセスは潜像を完全に除去するとともに感光体へ与
える疲労を出来る限り小さくすることにある。
【0011】さらに具体的には、帯電器にはスコロトロ
ン帯電を用い、感光体が帯電器を通過する時間が50m
sec以上、好ましくは55msec以上となるように
帯電器幅を設定する。単層型OPCの比誘電率は3〜4
であり帯電能は他の感光材料に比べ劣るものではない。
しかし、経時的な膜摩耗や不純物(放電生成物)の表面
付着による表面汚染を考慮すると、長期間の安定に均一
帯電を確保するにはスコロトロン帯電器の活用が有効と
なる。ここで、帯電時間が50msec以下の場合は帯
電のばらつきが大きくなり、また、暗減衰も極端に低下
する。また高速印写プロセスにおける帯電効率向上には
スコロトロンによるソフト帯電とコロトロン帯電との組
み合わせも有効な手段となる。
【0012】さらに、画像形成を行う露光光源(書込み
光源)の波長λ0と除電光波長λ1は、感光体の光疲労や
画像解像度を考慮すると短波長であることが望ましい
が、最近では光源に小型、低コストのLEDやLDが多
く採用され、その光波長は600nm以上(600nm
〜800nm)の赤色光となる。長波長光(赤色光)
は、感光体中への浸透距離が深く、メモリ現象が発生し
やすくなるため、除電光の波長λ1は、λ0−200nm
≦λ1≦780nm(但し、光量は書込み光の4倍以
上)が望ましい。一方、λ0−200nm>λ1の場合、
前プロセスの潜像の影響が次プロセスに影響し、メモリ
現象を生じやすくなる。またλ1>780nmでは、除
電光による感光体の光疲労が大きくなり、帯電能低下や
潜像解像度の低下を生じる恐れがある。λ1の好ましい
範囲は450nm〜660nmである。現像プロセスに
おいては、潜像形成露光と現像機構部間のプロセス時
間:T1が、50msec≦T1≦300msecである
ことが必要で、特に70msec≦T1≦250mse
cが望ましい。50msec>T1の場合は単層型OP
Cの光応答性が他の感光体に比べ悪いため(光キャリア
の移動度がSeTe系感光体やa−Si感光体などの無
機感光体に比べ1桁ほど小さい)、現像機構部における
潜像形成が十分でない(現像に必要なコントラスト電位
が十分に確保できない)。またT1>300msecで
は感光体の有する暗減衰特性により、現像部でのコント
ラスト電位低下が生じ易くなる。
【0013】単層構造OPCの膜厚は25μm以上80
μm以下、好ましくは30μm以上70μm以下であ
る。感光体の膜厚が25μmより小さい場合は、高速印
写プロセスにおける現像剤や用紙との摩耗により感光体
寿命が短くなり、高コストとなる(単層型OPCの絶縁
耐圧は約40V/μmである)。また、膜厚が80μm
より大きい場合は、残留電位の増大の問題が生じ易くな
る。
【0014】また、OPCは長期間の使用により経時的
な表面汚染が生じる、その原因は帯電器や転写で用いら
れるコロナ放電により発生する放電生成物(例えばNO
x)による表面酸化や、用紙中の含有物(例えば塩素、
タルク、カオリン)や残留トナーの表面融着(フィルミ
ング)などである。そのため感光体表面は印刷プロセス
の中で適度に摩耗され、感光体の表面が常にリフレッシ
ュされていることが大切となる。そんため、感光体の表
面粗さはJISに規定された中心平均粗さ(Ra)で
0.125a以上1.5a以下であることが望ましい。表
面粗さが0.125aより小さい場合、クリーニングブ
ラシとの摩擦力が小さくなり過ぎ、感光体表面が充分に
リフレッシュされない恐れがある、一方、表面粗さが
1.5aより大きい場合はクリーニングブラシや用紙と
の摩擦力が大きくなりすぎ、摩耗寿命が極端に短くなっ
てしまう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施例に基
きこの発明を詳細に説明する。
【0016】本発明に係る静電印刷装置では、画像形成
部において静電印加と露光方式による画像(静電潜像)
が感光ドラム上に形成される。具体的な静電印加方法と
しては、コロナ放電を利用した帯電方法(スコロトロン
帯電もしくはコロトロン帯電)により、感光体表面に比
較的均一な電荷が保持される。次に、形成すべき画像を
露光光源により感光体表面に描く。その際、光が照射さ
れた部分の感光体表面は、感光層内の光電効果により生
成された電子(または正孔)により打ち消され、露光後
の感光体表面には静電潜像が形成される。その後、現像
部における静電的なトナー付着により静電潜像を可視像
とする。この可視像は、その後の転写部において用紙に
転写される。感光体表面に残されたトナーおよび静電潜
像は、その後の除電および清掃プロセスにより除去さ
れ、感光体は次回印刷のための帯電に備える。
【0017】近年、電子写真印刷方式に用いられる感光
体材料は、従来のSeTe系やa-Si感光体などの無機感
光体から、製造コストに優れるOPC(有機感光体)が
主流になりつつある。特に対策性に優れる単層構造のO
PCの製品化が成されたことから、高速プリンタへの適
用も期待されている。しかし、単層型OPCは、その単
層の感光層は電荷発生機能と電荷輸送機能の両方を荷っ
ている反面、機能分離型の感光体に比べ、それぞれの性
能が劣っているのが現状である。つまり、単層型OPC
の光感度は機能分離型OPCの約1/2であり、また電
荷輸送中のキャリアトラップが生じ易いため、メモリ現
象などの画質不良の問題が起こり易くなる。以下、正帯
電タイプの単層型OPCの場合を例にあげて説明する。
【0018】図1は本発明に係わる画像形成装置の概略
図の一例である。図において1は像担持体である直径
(φ0)150〜300mmの感光体ドラムであり、周
速(プロセス速度:VP)500〜1500mm/se
cで回転する。感光体ドラム1の周囲には帯電器2、露
光装置3、現像機4、転写器5、AC除電気6、イレー
ズランプ7およびクリーニングブラシ、ブレード、ブロ
ワー等からなるクリーニング装置8等の画像形成にあた
ってのプロセス機器が配設されている。感光体ドラム1
の帯電時間は50msec〜1000msecの範囲好
ましくは55msec〜800msecとする。これに
より均一で、かつ、帯電後の暗減衰の量を抑止できると
ともに実用的な帯電器の寸法とすることが可能である。
【0019】転写器4の下側には給紙用リトラクタ9
が、上側には排紙用リトラクタ10が配設されている。
また、感光体ドラム1は矢線A方向への回転に従い、帯
電器2により静電電荷を表面に帯電された後、露光装置
3で印刷すべき画像パターンを感光体ドラム上に書込む
ことで、感光体ドラム1上には該画像パターンが静電潜
像で形成される(本実施例では露光装置には波長765
nmのLEDを用い、解像度600dpiの画像パター
ンを作製した)。この静電潜像は現像機4により現像さ
れ、トナー像として可視化された後、転写器5にて転写
材である用紙11へ転写される。未定着トナー像を付着
した用紙11は、排紙用リトラクタ10により図示しな
い定着装置の方に送られ、定着装置により用紙11上の
トナー像は永久像として定着される。また、転写器5に
より転写されずに感光体ドラム1上に残った未転写トナ
ーは、その後のAC除電器6で除電された後クリーニン
グ装置8(本実施例では、クリーニング装置8にはナイ
ロン製のファーブラシを用いた)により感光体ドラム1
上から除去される。さらに、感光体ドラム1はイレーズ
ランプ7で露光されることで、その表面電荷が除去さ
れ、次回の画像形成のための帯電に備えられる。イレー
ズランプ7の配置は転写器5とAC除電器6との間でも
よく、この方がメモリ現象の発生を抑止するためには好
ましい。また、イレーズランプ7の光波長λ1は、感光
体の光疲労を考慮するとλ1≦780nm、好ましくは
λ1≦660nmであって、書込み露光光源の光波長λ0
に対してはλ 0−200nm≦λ1(但し、光量は書込み
光の4倍以上)であるとき、メモリ現象を抑止する上で
好ましく。特に450nm≦λ1≦660nmの範囲の
とき有効である。
【0020】本発明では、耐刷性に優れ長寿命が期待で
きる単層型OPCを高速印刷プロセスで利用しても、メ
モリ現象等の画質劣化を生じることなく、安定して高品
質印刷を行うことを目的とし、帯電条件、現像条件、露
光・除電条件ならびに感光体仕様を適正化した画像形成
プロセス並びに感光体仕様を提供するものである。帯電
条件では帯電時間の適正化により感光体の暗減衰特性と
帯電バラツキを改良し、感光体の光疲労(メモリ現象、
暗減衰低下)を軽減するため、書込み露光・除電光条件
の適正化を行った。
【0021】まず、帯電条件では、帯電時間とドラム電
位保持率との関係を図2に示す。これはイレーズ光源に
600nmLED(光量:300μW/cm2)を用
い、ドラム表面:800v時から300msecの電位
保持率を測定したもので、感光体にはポリカーボネイト
を母材としカルバゾールヒドラゾン誘電体を分散させた
電荷輸送材中に電荷発生材としてペリレン顔料を分散さ
せた正帯電タイプの単層型OPCを用いた。感光体の膜
厚は30μmである。また、帯電器にはスコロトロン帯
電器を用いた。図2から、帯電時間が30msecより
小さい場合には、感光体の電位保持率が急激に低下して
いる。一方、帯電時間が30msecより大きい場合に
は、感光体の電位保持率はほぼ一定である。また、帯電
時間の上限としては装置構成上、約1000msec程
度である。この傾向は、帯電器の形状や帯電電流値、イ
レーズ条件、感光体膜厚・帯電極性等の条件において、
ほぼ同一であった。このように単層型OPCは帯電時間
を30msec〜1000msecとすることで感光体
の帯電保持能を確保し、カブリ等の画質劣化を防ぐこと
ができる。
【0022】書込み光と除電光の光波長とメモリ現象の
関係を図3に示す。ここで、書込み光の光量は使用感光
体(正帯電タイプの単層型OPC)の半減露光量の約4
倍、除電光光量は半減露光量の約10倍で行った。メモ
リの評価は、1インチのベタ黒画像の印刷後、1ライン
間隔の横線画像印刷を行い、目視にてメモリ発生有無の
確認を行った。図3より、書込み光の光波長λ0と除電
光波長λ1は、λ0−200nm≦λ1であるとメモリ現
象が防止できることが分かる。
【0023】また、図4に除電光の波長と感光体の電位
保持率の関係を示す。ここで、感光体の電位保持率は、
図1中のA部、B部の電位の比(VB/VA)で求めた
(A−B間の時間は約300msecである)。図4よ
り、除電光の波長が大きくなると感光体の電位保持率が
低下し、波長が780nmより大きくなると感光体の電
位保持率が70%を低下し、転写部で十分なコントラス
ト電位を保持することが困難となる。
【0024】次に、感光体条件として、図5に、感光体
膜厚と残留電位(+800Vの表面電位を印加した単層
型OPCに波長765nmの光(光量:半減露光量の約
4倍)を照射した際の感光体表面電位)の関係を示す。
ここで、残留電位ならびに感光体表面電位の測定位置は
図1中のB位置で行った。図5より、感光体膜厚の増大
に伴い、残留電位が増大することが分かる。ここで、残
留電位が上昇した場合、画像濃度を安定に保つために
は、現像バイアス電圧値を残留電位の上昇分だけ増加さ
せ、一定の現像電位を確保する必要がある。しかし、過
剰な現像場威圧電圧の上昇は画像背景部の汚れ(カブ
リ)を発生し易くなるため、通常、感光体の残留電位は
150v以下に抑えて使用することが望ましい。このこ
とから、図5より、感光体の膜厚は80μm以下、好ま
しくは70μm以下が望ましい。また、OPCの絶縁耐
圧は約40V/μmであり、感光体の表面電位を800
Vとして使用する場合には約20μmの感光体膜厚が必
要となる。これより小さい膜厚で高電圧を帯電させた場
合、感光層の絶縁破壊が生じ易くなり、ピンホールなど
の画質不良が生じる。また、OPCはその表面硬度が低
いため、高速印刷プロセスで使用する際には経時的な摩
耗量を考慮する必要がある。感光体の摩耗量は使用する
用紙の種類や現像条件(印刷密度)などにより左右され
るため、十分な耐刷寿命を確保するには感光体の膜厚は
25μm以上、好ましくは30μm以上が望ましい。
【0025】また、高速印刷プロセスにOPCを用いる
際には、その光応答性を考慮する必要がある。OPCの
光応答時間は使用環境条件(特に温度)に大きく作用さ
れる。図6に単層型OPCの使用温度と光応答時間(約
800vに帯電した感光体に波長765nmの光(光
量:半減露光量の約4倍)を照射した際、その残留電位
が飽和するまでの時間)の関係を示す。図6より使用温
度の上昇に伴い光応答時間が早くなるのが分かる。一般
的に印刷装置は15℃〜40℃の環境で使用されると考
えられるため、潜像形成露光と現像機構部間のプロセス
時間:T1は、50msec以上、好ましくは70ms
ec以上であることが望ましい。また、T 1が300m
sec以上では感光体の有する暗減衰特性により、現像
部でのコントラスト電位低下が生じ易くなるため、T1
は、300msec以下、好ましくは250msec以
下であることが望ましい。
【0026】次に具体的に説明する。 (実施例1)図1に示す装置において、露光装置3にお
ける書き込み露光光源にはInGaAlP/GaAs系
の半導体レーザ(光波長680nm)を使用し、露光光
量は感光ドラム1表面上で約6mWに設定した。感光ド
ラム1はポリカーボネイトを母材としカルバゾールヒド
ラゾン誘電体を分散させた電荷輸送材中に電荷発生材と
してペリレン顔料を分散させた正帯電タイプの単層型O
PCであり、感光層の膜厚は25μmである。この感光
ドラム1(形状:外径φ262mm×長さL430m
m)の回転数は60rpm、印刷速度は約800mm/
secであり、帯電器2と露光光源3間のプロセス時間
は50msecである。
【0027】本発明による画像形成は、以下のようにし
て行った。帯電器2はスコロトロン型帯電器でありコロ
ナワイヤには1.5mAの帯電電流を印加し、コロナワ
イヤと感光ドラム1間に設置されたグリッドメッシュに
は+800vの電圧が印加されている。また、帯電器2
の感光ドラム周方向の幅を80mmとすることで、感光
ドラム1の帯電時間は約97msecと設定した。次
に、露光光源3により像露光を行い、感光ドラム1の表
面に静電潜像を形成する。ここで本実施例では、レーザ
露光スポット径は約φ60μm、解像度600dpiの
仕様とした。現像機4は現像ロールを3本備えた多段式
現像機であり、現像ロール径はφ50mmで、現像時間
は約90msec、現像剤は2成分現像剤を用い、トナ
ーは粒径φ11μmのスチレンアクリル系トナーとし
た。現像バイアス電圧は約500vに設定した。現像機
4により顕像化されたトナー像は、転写器5で用紙11
に転写される。転写電流は-1.0mAとした。未転写の残
留トナーはその後のAC除電器6(AC周波数:1kH
z、印加電圧5kV)で除電され、また、感光ドラム1
上の静電潜像はイレーズランプ7(15W白色蛍光灯に
赤色ファイルタを介し、光波長約660nm、光量30
0μW/cm2の赤色光)で除電される。その後、クリ
ーニング装置8(本実施例では、クリーニングにはファ
ーブラシを用いた)により感光ドラム1の表面はクリー
ニングされ、次の画像形成に備えられる。12、13は
表面電位センサである。センサ12は露光直後(A)、
センサ13は現像直後(B)に設置され、感光ドラム1
の表面電位の測定を行った上記印写条件によるドラム電
位は、(A)位置で非露光部電位:V0/露光部電位:
R=800V/90V、(B)位置で730V/10
0Vであった。帯電度300msecでの暗減衰保持率
は91%、残留電位は95Vであった。
【0028】以上の条件で、約5、000頁の印刷試験
を行った結果、印刷サンプルは、ベタ濃度:1.35、
カブリが0.4%、解像度600dpi相当の高精細な
画質が得られた。また、長期にわたりこれを維持でき、
約300万頁の印刷においても実用的な画質が得られ
た。 (実施例2)書込み露光光源には赤色LED(波長72
0nm)を使用し、露光光量は感光ドラム1表面で約6
mWに設定した。感光ドラム1はポリカーボネイトを母
材としカルバゾールヒドラゾン誘電体を分散させた電荷
輸送材中に電荷発生材としてペリレン顔料を分散させた
正帯電タイプの単層型OPCであり、感光層の膜厚は5
5μmである。この感光ドラム1(形状:外径φ262
mm×長さL430mm)の回転数は60rpmで、印
刷速度は約800mm/secであり、帯電器2と露光
光源3間のプロセス時間は70msecである。
【0029】本発明による画像形成は、以下のようにし
て行った。帯電器2はスコロトロン型帯電器でありコロ
ナワイヤには1.5mAの帯電電流を印加し、コロナワ
イヤと感光ドラム1間に設置されたグリッドメッシュに
は+800vの電圧が印加されている。また、帯電器2
の感光ドラム周方向の幅を110mmとすることで、感
光ドラム1の帯電時間は約133msecと設定した。
次に、露光光源3により像露光を行い、感光ドラム1の
表面に静電潜像を形成する。露光光源のスポット径は約
φ60μm、解像度600dpiの仕様とした。現像な
らびに転写、AC除電の条件は実施例1と同様とした。
また、イレーズ光源には光波長680nmのLEDを用
いた。イレーズ光量は250μW/cm2とした。その
他の条件は実施例1と同様にし、約5、000頁の印刷
試験を行った結果、ドラム電位は、(A)位置で非露光
部電位:V0/露光部電位:VR=800V/85V、
(B)位置で710V/90Vであった。帯電度300
msecでの暗減衰保持率は89%、残留電位は85V
であった。
【0030】以上の条件で、約5、000頁の印刷試験
を行った結果、印刷サンプルは、ベタ濃度:1.38、
カブリが0.45%、解像度600dpi相当の高精細な
画質が得られた。また、長期にわたりこれを維持でき、
約300万頁の印刷においても実用的な画質が得られ
た。 (実施例3)書込み露光光源にはHeNeレーザ(波長
630nm)を使用し、露光光量は感光ドラム1表面で
約6.5mWに設定した。感光ドラム1はポリカーボネ
イトを母材としカルバゾールヒドラゾン誘電体を分散さ
せた電荷輸送材中に電荷発生材としてペリレン顔料を分
散させた正帯電タイプの単層型OPCであり、感光層の
膜厚は70μmである。この感光ドラム1(形状:外径
φ262mm×長さL430mm)の回転数は40rp
mで、印刷速度は約530mm/secであり、帯電器
2と露光光源3間のプロセス時間は110msecであ
る。
【0031】本発明による画像形成は、以下のようにし
て行った。帯電器2はスコロトロン型帯電器でありコロ
ナワイヤには1.2mAの帯電電流を印加し、コロナワ
イヤと感光ドラム1間に設置されたグリッドメッシュに
は+800vの電圧が印加されている。また、帯電器2
の感光ドラム周方向の幅を110mmとすることで、感
光ドラム1の帯電時間は約190msecと設定した。
次に、露光光源3により像露光を行い、感光ドラム1の
表面に静電潜像を形成する。露光光源のスポット径は約
φ60μm、解像度600dpiの仕様とした。現像な
らびに転写、AC除電の条件は実施例1と同様とした。
また、イレーズ光源には光波長500nmのLEDを用
いた。イレーズ光量は400μW/cm2とした。その
他の条件は実施例1と同様にし、約5、000頁の印刷
試験を行った結果、ドラム電位は、(A)位置で非露光
部電位:V0/露光部電位:VR=800V/100V、
(B)位置で730V/110Vであった。帯電度30
0msecでの暗減衰保持率は93%、残留電位は95
Vであった。
【0032】以上の条件で、約5000頁の印刷試験を
行った結果、印刷サンプルは、ベタ濃度:1.33、カ
ブリが0.42%、解像度600dpi相当の高精細な画
質が得られた。また、長期にわたりこれを維持でき、約
300万頁の印刷においても実用的な画質が得られた。 (実施例4)書込み露光光源には赤色LED(波長78
0nm)を使用し、露光光量は感光ドラム1表面で約
5.5mWに設定した。感光ドラム1はポリカーボネイ
トを母材としカルバゾールヒドラゾン誘電体を分散させ
た電荷輸送材中に電荷発生材としてペリレン顔料を分散
させた正帯電タイプの単層型OPCであり、感光層の膜
厚は80μmである。この感光ドラム1(形状:外径φ
262mm×長さL430mm)の回転数は80rpm
で、印刷速度は約1050mm/secであり、帯電器
2と露光光源3間のプロセス時間は50msecであ
る。
【0033】本発明による画像形成は、以下のようにし
て行った。帯電器2はスコロトロン型帯電器でありコロ
ナワイヤには1.8mAの帯電電流を印加し、コロナワ
イヤと感光ドラム1間に設置されたグリッドメッシュに
は+800vの電圧が印加されている。また、帯電器2
の感光ドラム周方向の幅を160mmとすることで、感
光ドラム1の帯電時間は約130msecと設定した。
次に、露光光源3により像露光を行い、感光ドラム1の
表面に静電潜像を形成する。露光光源のスポット径は約
φ60μm、解像度600dpiの仕様とした。現像な
らびに転写、AC除電の条件は実施例1と同様とした。
また、イレーズ光源には光波長600nmのLEDを用
いた。イレーズ光量は350μW/cm2とした。その
他の条件は実施例1と同様にし、約5、000頁の印刷
試験を行った結果、ドラム電位は、(A)位置で非露光
部電位:V0/露光部電位:VR=800V/80V、
(B)位置で700V/90Vであった。帯電度300
msecでの暗減衰保持率は88%、残留電位は80V
であった。
【0034】以上の条件で、約5000頁の印刷試験を
行った結果、印刷サンプルは、ベタ濃度:1.38、カ
ブリが0.46%、解像度600dpi相当の高精細な画
質が得られた。また、長期にわたりこれを維持でき、約
300万頁の印刷においても実用的な画質が得られた。 (実施例5)本実施例を図7を用いて説明する。感光体
にはポリカーボネイトを母材としカルバゾールヒドラゾ
ン誘電体を分散させた電荷輸送材中に電荷発生材として
ペリレン顔料を分散させた正帯電タイプの単層型OPC
で作製した感光体ベルト100を用い、感光層の膜厚は
30μmである。書込み露光光源3には赤色LED(波
長780nm)を使用し、露光光量は感光体ベルト10
0表面で約5.5mWに設定した。感光体ベルト100
を挿み書込みLEDと対向する位置にはベルト搬送ロー
ラ101が設置してあり、露光部におけるLEDと感光体
ベルト100間の距離精度を±0.15mmに規制して
いる。この印刷速度は約700mm/secであり、帯
電器2と露光光源3間のプロセス時間は70msecで
ある。
【0035】本発明による画像形成は、以下のようにし
て行った。帯電器2はコロトロン型帯電器でありコロナ
ワイヤには1.2mAの帯電電流を印加されている。ま
た、帯電器2の感光ドラム周方向の幅を110mmとす
ることで、感光体ベルト100の帯電時間は約133m
secと設定した。次に、露光光源3により像露光を行
い、感光体ベルト100の表面に静電潜像を形成する。
露光光源のスポット径は約φ60μm、解像度600d
piの仕様とした。現像ならびに転写、AC除電の条件
は実施例1と同様とした。また、イレーズ光源には光波
長680nmのLEDを用いた。イレーズ光量は250
μW/cm2とした。その他の条件は実施例1と同様に
し、約5、000頁の印刷試験を行った結果、感光体電
位は、(A)位置で非露光部電位:V0/露光部電位:
R=800V/85V、(B)位置で710V/90
Vであった。帯電度300msecでの暗減衰保持率は
89%、残留電位は85Vであった。
【0036】以上の条件で、約5000頁の印刷試験を
行った結果、印刷サンプルは、ベタ濃度:1.38、カ
ブリが0.45%、解像度600dpi相当の高精細な画
質が得られた。また、長期にわたりこれを維持でき、約
300万頁の印刷においても実用的な画質が得られた。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の静電印刷装
置によれば、約100ppm以上の高速印刷プロセスに
おいても、高解像度(約600dpi)の高品質印刷が
安定して可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いた静電記録装置の構成
図。
【図2】帯電時間と感光体の電位保持率の関係を示す特
性図。
【図3】書込み光と除電光の光波長とメモリ現象の関係
を示す特性図。
【図4】除電光の波長と感光体の電位保持率の関係を示
す特性図。
【図5】感光体膜厚と残留電位の関係を示す特性図。
【図6】感光体の使用温度と光応答時間示す特性図。
【図7】本発明の実施例で用いた静電記録装置の構成
図。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、2…コロナ帯電器、3…露光光源、
4…現像機、5…転写器、6…AC除電器、7…イレー
ズランプ、8…クリーニング装置、9…給紙用リトラク
タ、10…排紙用リトラクタ、11…用紙、100…感
光体ベルト、101…ベルト搬送ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/08 G03G 21/00 352 21/00 352 342 Fターム(参考) 2H003 AA11 BB11 CC01 DD00 EE01 2H027 DD09 EA01 EA02 EA04 EA10 EB01 EC14 2H035 AA11 AC02 CA05 CF02 CF03 2H068 AA08 AA09 AA13 AA19 AA20 AA21 AA31 AA55 BA21 BA36 BB25 FB05 FC01 FC05 2H076 AB05 DA09 DA26 DA37

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機光導電体を母材とし且つ単層構造であ
    る感光体を用い、前記感光体を帯電させ、画像情報に基
    づいた静電潜像を形成し、前記静電潜像をトナーにより
    顕像化する静電印刷装置において、前記感光体がポリカ
    ーボネイト樹脂を主材とした電荷輸送材を用いた単層構
    造を有するOPCであり、印刷速度が300mm/se
    c以上で、且つ、前記潜像形成を行う露光光源の波長λ
    0と、現像後の除電光波長λ1との関係がλ0−200n
    m≦λ1≦780nmの関係を満足することを特徴とす
    る静電印刷装置。
  2. 【請求項2】前記感光体の膜厚が25μm〜90μmの
    範囲に規定されていることを特徴とする請求項1記載の
    静電印刷装置。
  3. 【請求項3】前記露光部と現像部との間のプロセス時間
    が50msec〜300msecの範囲に規定されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の静電印刷装置。
  4. 【請求項4】前記感光体の帯電時間が50msec〜1
    000msecの範囲に規定されていることを特徴とす
    る請求項1記載の静電印刷装置。
  5. 【請求項5】前記感光体の表面粗さがJISに規定され
    た中心平均粗さ(Ra)において0.125a〜1.5a
    の範囲に規制されていることを特徴とする請求項1記載
    の静電印刷装置。
  6. 【請求項6】前記感光体の形状がベルト状であることを
    特徴とする請求項1記載の静電印刷装置。
  7. 【請求項7】ベルト形状の感光体を用い、書込み露光領
    域の感光体背面に押し当て部材もしくは搬送ローラを設
    置し、感光体ベルトの書込み露光方向の位置変動量を±
    0.1〜0.2mmの精度に規定したことを特徴とする請
    求項6記載の静電印刷装置。
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