JP2001349836A - 物品検査装置 - Google Patents

物品検査装置

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JP2001349836A
JP2001349836A JP2000170670A JP2000170670A JP2001349836A JP 2001349836 A JP2001349836 A JP 2001349836A JP 2000170670 A JP2000170670 A JP 2000170670A JP 2000170670 A JP2000170670 A JP 2000170670A JP 2001349836 A JP2001349836 A JP 2001349836A
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Kenji Yoneda
健二 米田
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 水晶板1は物品搬送手段2により表裏が
ランダムな状態で表裏検出手段3へ搬送される。表裏検
出手段3は水晶板が裏か表かを検出し、ロボット10に
より表の水晶板は物品検査手段13Aへ移送され、裏の
水晶板は反転手段14Aに供給される。この反転手段1
4Aは水晶板を反転させて表の状態で物品検査手段13
Aに移送する。物品検査手段13Aにおいては表の状態
で供給された水晶板のみが高精度に検査される。物品検
査手段13A、13Bと反転手段14A、14Bは2組
設けられ、一方の物品検査手段13Aで検査が行なわれ
ている間に、他方の物品検査手段13Bへの水晶板の搬
入と搬出とが行なわれる。 【効果】 表裏がランダムな状態の水晶板を表に揃えた
状態で物品検査手段に供給することができるので、該物
品検査装置により確実で高精度な検査を行なうことがで
きる。また2組の物品検査手段と反転手段とにより高速
化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表裏がランダムな
状態の物品を表に揃えて検査する物品検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば物品としての水晶板については、
その形状寸法が所定の寸法となっているかどうかについ
て検査が行なわれている。上記水晶板としては薄い正四
角形状のものが用いられることがあり、このような水晶
板についてはその2つの角部に大きさの異なる切欠きを
設けることにより、水晶板の表裏と正しい方向とを検出
することができるようになっている。ところで、物品検
査装置の種類によっては物品を表に揃えて該物品検査装
置に供給する必要があり、この場合、従来は人手によっ
て水晶板を表に揃えてから該水晶板を物品検査装置に供
給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】物品が特に水晶板のよ
うに透明で小さなものでは、上記2つの角部に設けた切
欠きの大きさを判別するのが困難で、労力と時間がかか
っていた。本発明はそのような事情に鑑み、表裏がラン
ダムな状態の物品を表に揃えて物品検査手段に供給する
ことができるようにした物品検査装置を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1の発明
は、物品の表裏を検出する表裏検出手段と、表の状態で
供給された物品を検査する物品検査手段と、上記表裏検
出手段によって表であると検出された物品を物品検査手
段へ移送し、裏と検出された物品を反転手段に移送する
ロボットとを備え、上記反転手段はロボットによって供
給された裏の物品を表に反転して上記物品検査手段に供
給するようにしたものである。また請求項2の発明は、
上記請求項1における物品検査手段と反転手段とを1組
として、これを複数組設けたものである。
【0005】上記構成を有する請求項1の発明によれ
ば、物品は表裏検出手段によってその表裏が検出され、
表と検出された物品はロボットにより物品検査手段に移
送され、また裏と検出された物品はロボットにより反転
手段に移送される。そして反転手段に移送された裏の物
品はこの反転手段によって表に反転されてから上記物品
検査手段に供給されるようになる。したがって物品検査
手段に供給される物品は表に揃えられた状態となるた
め、該物品検査手段によって物品の確実な検査を行なう
ことができる。また請求項2に記載の発明においては複
数組の物品検査手段と反転手段とを備えているので、一
方の組の物品検査手段によって物品を検査している間
に、他方の組の物品検査手段から検査の終了した物品を
搬出するとともに、新たな物品を当該物品検査手段へ供
給することができる。このように複数組の物品検査手段
と反転手段とを設ければ、物品の検査に時間がかかって
もその間に他の物品の搬出と供給とを行なうことができ
るので、物品検査の高速化を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図示実施例について本発明を
説明すると、図1において、物品としての水晶板1は物
品搬送手段2によって搬送されるようになっている。こ
の物品搬送手段2は無端状で光を通過させるような光透
過部材、たとえば透明部材からなるコンベヤベルト2A
を備えており、このコンベヤベルト2A上に水晶板1を
載置して連続的に搬送するようになっている。なお、コ
ンベヤベルト2Aはその全体が光透過部材からなる必要
はなく、少なくとも水晶板を載置して搬送する部分が光
透過部材から構成されていればよい。上記水晶板1は、
図2に示すように、透明な薄い正四角形状を有してお
り、その2つの角にマークとしての切欠きC1、C2を
設けている。これら切欠きC1、C2はその大きさを異
ならせてあり、それによって水晶板1の表裏と正しい方
向とを検出することができるようになっている。
【0007】図1に示すように、上記水晶板1の表裏を
検出する表裏検出手段3は、上記物品搬送手段2の搬送
方向に沿って第1表裏検出手段3Aと第2表裏検出手段
3Bとを順次備えており、それら第1表裏検出手段3A
と第2表裏検出手段3Bとによって水晶板1の表裏を順
に2回検出することができるようになっている。上記第
1表裏検出手段3Aは、2枚の第1偏光板4A、4Bを
備えている。これら第1偏光板4A、4Bは、コンベヤ
ベルト2Aの上方の水平部分を挟んで上下に配置してあ
り、かつ第1偏光板4A、4Bの偏光角度を互いに90
度ずれた角度に配置することにより、互いに光を通さな
い角度に配置してある。さらに第1表裏検出手段3Aに
は、下方の第1偏光板4Aの下部に光源5を配置すると
ともに、上方の第1偏光板4Bの上部に第1カメラ6を
配置することにより、光源5からの光を、下方の第1偏
光板4A、コンベヤベルト2A、水晶板1および上方の
第1偏光板4Bを通過させて上記第1カメラ6で捕える
ことができるようにしている。また、上記第2表裏検出
装置3Bも2枚の第2偏光板7A、7Bを備えており、
これら第2偏光板7A、7Bもコンベヤベルト2Aの上
方の水平部分を挟んで上下に配置し、かつ第2偏光板7
A、7Bの偏光角度を互いに90度ずれた角度に配置す
ることにより、上述したように互いに光を通さない角度
に配置してある。
【0008】このとき、図2に示すように、上方の第1
偏光板4Bの偏光角度と上方の第2偏光板7Bの偏光角
度とは、たとえば45度の角度θで異ならせてあり、こ
れによりコンベヤベルト2Aによって第1偏光板4A、
4Bの間から第2偏光板7A、7Bの間へ一直線上で搬
送されてくる水晶板1に対する第1偏光板4Bの偏光角
度と第2偏光板7Bの偏光角度とが異なるようにしてあ
る。したがって、水晶板1に対する上方の第1偏光板4
Aの偏光角度と第2偏光板7Aの偏光角度も異なるよう
になる。そして図1に示すように、上記第1偏光板4
A、4B側と同様に、下方の第2偏光板7Aの下部に光
源8を配置するとともに、上方の第2偏光板7Bの上部
に第2カメラ9を配置している。
【0009】上記構成を有する表裏検出手段3によれ
ば、上下一対の第1偏光板4A、4Bの間に水晶板1が
供給されていない状態では、それら第1偏光板4A、4
Bは互いに光を通さない角度に配置されているので、第
1カメラ6は画像を取込むことができない。なお、コン
ベヤベルト2Aはたとえば透明な軟質合成樹脂で構成さ
れるが、この軟質合成樹脂は光の方向性を有していない
ので、該コンベヤベルト2Aが2枚の第1偏光板4A、
4Bの間に介在されていても、第1偏光板4A、4Bが
光を通過させることはない。
【0010】この状態から、水晶板1がランダムな方向
を向いた状態で透明なコンベヤベルト2A上に載置され
て搬送され、第1表裏検出手段3Aにおける上下一対の
第1偏光板4A、4Bの間に供給されると、光は該水晶
板1によって回析されるようになるので、水晶板1を通
過した光はさらに上方の第1偏光板4Bを通過して第1
カメラ6で捕えられるようになる。この状態では、水晶
板1を通過した光のみが第1カメラ6で捕えられるの
で、該第1カメラ6は該水晶体1の明瞭な画像を取込む
ことができる。これにより水晶体1の切欠きC1、C2
を検出することができるので、水晶板1の表裏と正しい
方向とを検出することができる。
【0011】ところで、万一、上記水晶板1が特定の方
向を向いて第1偏光板4A、4Bの間に供給された場合
には、光は水晶板1があっても上方の第1偏光板4Bを
通過することができないことがある。すなわち特開平5
−273078号公報に詳述されているように、水晶板
1はその向きが概ね90度毎に光を通さないもしくは通
しにくい角度を持っており、この状態では水晶板1が第
1偏光板4A、4Bの間に供給されても第1カメラ6は
水晶体1の画像を捕えることができなかったり、明瞭な
画像を得ることが困難となる。しかるに、仮に水晶板1
がそのような角度で第1偏光板4A、4Bの間に供給さ
れたとしても、該第1偏光板4A、4Bの下流側には、
第1偏光板4A、4Bの偏光角度と45度異ならせた偏
光角度を有する第2偏光板7A、7Bを設けた第2表裏
検出手段3Bが設置されているので、第1偏光板4A、
4Bに対して光を通さない角度となる水晶板1は、第2
偏光板7A、7Bに対しては必ず良好に光を通す角度と
なる。したがって表裏検出手段3内において、水晶板1
が第1偏光板4A、4Bの間と第2偏光板7A、7Bの
間とを通過する間に、第1カメラ6と第2カメラ9との
少なくともいずれか一方によって明瞭な画像が取込まれ
るようになる。
【0012】次に、図1において、上記表裏検出装置3
の下流側にロボット10を設けてあり、このロボット1
0は制御装置11によってその作動が制御されるように
なっている。上記物品搬送手段2にはコンベヤベルト2
Aによる水晶板1の搬送量を検出するためにエンコーダ
12を設けてあり、このエンコーダ12の信号および上
記第1カメラ6と第2カメラ9の信号はそれぞれ上記制
御装置11に入力されるようになっている。したがって
制御装置11は、第1表裏検出手段3Aの第1カメラ6
と第2表裏検出手段3Bの第2カメラ9とから取込んだ
水晶体1の画像における切欠きC1、C2の位置から、
確実に水晶板1の表裏と正しい方向とを検出することが
できる。そして制御装置11は、水晶体1の表裏と正し
い方向とを検出すると、エンコーダ12からの信号によ
り水晶体1の搬送位置を検出しながらロボット10を制
御して、該ロボット10によりコンベヤベルト2A上の
水晶板1を保持させ、図2に示すように、この水晶板1
が表なら該水晶板を物品検査手段13A又は13Bのい
ずれか一方に移送し、水晶板1が裏なら該水晶板を反転
手段14A又は14Bのいずれか一方に移送させるよう
になる。
【0013】上記物品検査手段13Aは、ロボット10
によって搬送される水晶板1が載置される検査台15を
備えており、この検査台15はコンベヤベルト2Aと同
様、水晶板1を載置する位置に光透過部材を用いてい
る。そして物品検査手段13Aは、図3に示すように、
検査台15の上下にそれぞれ偏光角度を互いに90度ず
らして光を通さない角度に配置した第3偏光板16A、
16Bを備えており、さらに第3偏光板16Bの上方に
第3カメラ17を、第3偏光板16Aの下方に光源18
を設けている。上記第3カメラ17からの信号は制御装
置11に入力されるようになっており、この制御装置1
1は、第3カメラ17から取り込んだ水晶板1の画像と
予め制御装置11に記憶された水晶板1の形状とから両
者の寸法の比較を行い、これによって検査台15上に載
置された水晶板1が良品か不良品かを判別するようにな
っている。
【0014】他方、上記反転手段14Aは検査台15の
隣接位置に設けられており、水晶板1を吸着保持可能な
吸着板19と、この吸着板19を反転させる回転軸20
とを備えている。上記吸着板19には吸着孔21を開口
させてあり、この吸着孔21は電磁バルブ22を介して
負圧源23に連通している。上記電磁バルブ22は制御
装置11によって制御されるようになっており、電磁バ
ルブ22が開かれた際に水晶板1を吸着板19に吸着
し、電磁バルブ22が閉じられた際に水晶板1の吸着を
解除することができるようになっている。上記回転軸2
0はこれを正転又は逆転させるモータ24に連動してお
り、このモータ24の正転及び逆転も上記制御装置11
によって制御されるようになっている。そして上記吸着
板19は、吸着面を上方に向けた位置から図3の想像線
で示す反転位置へ移動された際に、吸着板19に吸着し
た水晶板1を反転させて検査台15上に供給することが
できるようになっている。上記物品検査手段13B及び
反転手段14Bは、それぞれ物品検査手段13A及び反
転手段14Aと同様に構成されている。
【0015】さらに図2に示すように、上記物品検査手
段13A又は13Bによって良品と判定された水晶板1
を収納する収納トレイ25と、不良品と判定された水晶
板1を回収するリジェクト箱26とを設けてある。上記
収納トレイ25は、それぞれ水晶板1を収納する多数の
枠25Aを備えており、各枠25A内にそれぞれ水晶板
1を一定の方向に揃えて並べることができるようになっ
ている。上記収納トレイ25は収納トレイ搬送手段27
によって水晶板1が挿入される位置に搬入されるととも
に、その位置から搬出されるようになっており、この収
納トレイ搬送手段27は、先行する収納トレイ25の全
ての枠25A内に水晶板1が供給されると、該収納トレ
イ25を搬出するとともに、後続の空の収納トレイ25
をその位置に搬入するようになっている。
【0016】以上の構成において、前述したように制御
装置11は、既に表裏検出手段3によって水晶板1の表
裏と方向とを検出している。そして表と判定された水晶
板1については、制御装置11はロボット10を制御し
てコンベヤベルト2A上の水晶板1を把持させ、該水晶
板1を一方の物品検査手段13Aの検査台15に載置さ
せる。この際、コンベヤベルト2A上の水晶板1の方向
は既に表裏検出手段3によって検出されているので、ロ
ボット10は、2枚の第3偏光板16A、16Bに対し
て必ずこの水晶板1が検出されるような角度で該水晶板
1を検査台15上に供給するようになる。そして上記水
晶板1が検査台15に載置されることにより該水晶板1
が上下一対の第3偏光板16A、16Bの間に供給され
ると、光源18から照射された光は該水晶板1によって
回析されるようになるので、水晶板1を通過した光はさ
らに上方の第3偏光板16Bを通過して第3カメラ17
で捕えられるようになる。そして制御装置11は、捉え
た画像の寸法と制御装置11に記憶された水晶板1の寸
法とを比較し、該水晶板1が良品か不良品であるかを判
定する。
【0017】他方、表裏検出手段3によって裏と判定さ
れた水晶板1については、ロボット10は、該水晶板1
を上記物品検査手段13Aと組となっている反転手段1
4Aの吸着板19上に移送する。この吸着板19上に載
置された裏の水晶板1は、該吸着板19の反転によって
表の状態に反転されて物品検査手段13Aの検査台15
上に載置されるが、この際、表の状態に反転されて物品
検査手段13Aに供給された水晶板1の向きは、上述し
た最初から表となっていた水晶板1の向きと一致するよ
うになっている。つまり裏の水晶板1については、該水
晶板1が検査台15上に表に反転された際に正しい方向
に向くような角度で、吸着板19上に供給されるように
なっている。そして吸着板19は、水晶板1を検査台1
5上に載置してその吸着を解除したら、逆転されて元の
位置に復帰するようになる。さらに上記制御装置11に
より、物品検査手段13Aによって検査した水晶板1が
良品であると判別された場合には、ロボット10は検査
台15上の水晶板1を把持して該水晶板1を収納トレイ
25の枠25A内に一定の方向に向けて順次整列収納さ
せるようになる。これとは逆に、水晶板1が不良品であ
ると判別された場合には、ロボット10は当該水晶板1
をリジェクト箱26内に移送するようになる。なお、上
記表裏検出手段3はコンベヤベルト2Aによって移動さ
れている水晶板1を検出するようになっているため、小
さな水晶板1の形状寸法について高精度な検出を行なう
ことは困難であるが、物品検査手段10においては水晶
板1と第3カメラ17との位置関係は一定となるため、
表裏検出手段3に対して精度の高い検査を行うことがで
きる。
【0018】上記ロボット10が1つの水晶板1をその
表裏に応じて一方の第1組の物品検査手段13A又は反
転手段14Aに移送すると、該ロボット10は引き続き
既に他方の第2組の物品検査手段13Bによって検査が
終了した水晶板1をその良否に応じて収納トレイ25の
枠25A内又はリジェクト箱26内に移送する。さらに
ロボット10は、コンベヤベルト2A上の新たな水晶板
1をその表裏に応じて当該第2組の物品検査手段13B
又は反転手段14Bに移送するようになる。このよう
に、ロボット10が第2組の物品検査手段13Bから既
に検査の終了した水晶板を収納トレイ25の枠25A内
又はリジェクト箱26内に移送し、さらにコンベヤベル
ト2A上の新たな水晶板1をその表裏に応じて当該第2
組の物品検査手段13B又は反転手段14Bに移送する
間に、上記第1組の物品検査手段13Aによる水晶板1
の検査が終了するようになっている。つまりロボット1
0は、一方の物品検査手段13Aが水晶板1の検査を行
なっている間に、他方の物品検査手段13Bについて検
査の終了した水晶板の搬出と新たな水晶板の搬入とを行
なうことができるので、待機時間を持つことなく絶えず
作動することができ、したがって高速化を図ることが可
能となる。
【0019】なお、上記実施例では各物品検査手段13
A、13B毎に第3カメラ17、第3偏光板16A、1
6Bおよび光源18を設けているが、これらを2台の物
品検査手段13A、13Bで兼用することができる。す
なわち上記第3カメラ17、第3偏光板16A、16B
および光源18をロボットアームやコンベヤベルトなど
に連結し、これらを一体的に一方の検査台15に移動さ
せて検査を行なった後に、他方の検査台15に移動させ
て検査を行なうようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、表裏が
ランダムな状態の物品であっても、これを表に揃えて物
品検査手段に供給することができるので、該物品検査手
段によって物品の確実な検査を行なうことができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の概略正面図。
【図2】図1を含む全体の概略平面図。
【図3】図2の要部の正面図。
【符号の説明】
1 水晶板 2 物品搬送手段 2A コンベヤベルト 3 表裏検出手段 10 ロボット 11 制御装置 13A,13B 物品検査手段 14A,14B
反転手段 25 収納トレイ 26 リジェクト
箱 27 収納トレイ搬送手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の表裏を検出する表裏検出手段と、
    表の状態で供給された物品を検査する物品検査手段と、
    上記表裏検出手段によって表であると検出された物品を
    物品検査手段へ移送し、裏と検出された物品を反転手段
    に移送するロボットとを備え、上記反転手段はロボット
    によって供給された裏の物品を表に反転して上記物品検
    査手段に供給することを特徴とする物品検査装置。
  2. 【請求項2】 上記物品検査手段と上記反転手段とは両
    者を1組として、複数組設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の物品検査装置。
  3. 【請求項3】 上記表裏検出手段は、上記物品としての
    水晶板を搬送する物品搬送手段と、第1表裏検出手段お
    よび第2表裏検出手段とを備え、上記第1表裏検出手段
    および第2表裏検出手段はそれぞれ、互いに光を通さな
    い角度に配置した2枚の偏光板とこの2枚の偏光板の間
    に挿入された水晶板の画像を撮影するカメラとを備え、
    該カメラからの信号を入力して水晶板の画像からその方
    向と表裏とを検出するようになっており、かつ第1表裏
    検出手段の偏光板と第2表裏検出手段の偏光板とは、上
    記物品搬送手段によって供給される水晶板に対する偏光
    角度を異ならせてあることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の物品検査装置。
  4. 【請求項4】 上記表裏検出手段は水晶板の表裏と方向
    とを検出できるようになっており、上記ロボットは、こ
    の表裏検出手段によって表であると検出された水晶板を
    所定の方向に向けて物品検査手段へ移送し、裏と検出さ
    れた水晶板については、上記反転手段により裏の水晶板
    を表に反転して上記物品検査手段に供給した際に該水晶
    板の方向が上記所定の方向となるように反転手段に移送
    することを特徴とする請求項3に記載の物品検査装置。
  5. 【請求項5】 上記物品検査手段は、互いに光を通さな
    い角度に配置した2枚の偏光板とこの2枚の偏光板の間
    に挿入された水晶板の画像を撮影するカメラとを備えて
    いることを特徴とする請求項4に記載の物品検査装置。
  6. 【請求項6】 上記ロボットは、上記物品検査手段にお
    いて検査された物品の向きを所定の方向に揃えて整列さ
    せることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載の物品検査装置。
  7. 【請求項7】 上記ロボットは、上記物品検査手段にお
    いて検査された物品のうち、不良品についてはリジェク
    トすることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
    れかに記載の物品検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101376496B1 (ko) 2012-07-09 2014-04-01 주식회사 고영테크놀러지 검사대상물 이송장치
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