JP2001349781A - 複光路2重エタロン分光器 - Google Patents

複光路2重エタロン分光器

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    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、分光器に関し、より詳細には、エ
タロンベースの分光器に関する。 【解決手段】 第1の複光路エタロンベース分光器が開
示される。好ましい実施形態において、第1の複光路エ
タロンに適合する第2のエタロンが使用され、極めて正
確なフリンジデータを生成する。拡散ビームのスペクト
ル成分は、エタロンを通って透過される時に角度的に分
離される。再帰反射器は、透過された成分を該エタロン
を通して反射して戻す。2度透過されたスペクトル成分
は、第2のエタロンを通って進み、第2の好ましい実施
形態ではフォトダイオード・アレーである光検出器上に
集束する。該分光器は、非常にコンパクトであり、きわ
めて正確なフリンジデータを生成し、ΔλFWHM及び
Δλ95%の両方に関してマイクロリソグラフィーに必
要な精度を伴う帯域幅測定を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分光器に関し、よ
り詳細には、エタロンベースの分光器に関する。本発明
は、1999年2月4日出願の米国特許出願シリアル番
号第09/245、134号、及び、2000年2月2
5日出願の米国特許出願シリアル番号第09/513、
324号の一部継続出願である。
【0002】
【従来の技術】エタロンベースの分光器は、ビームの強
さを波長の関数として測定する装置として良く知られて
いる。図1は、レーザビーム16の波長及び帯域幅を測
定するために使用される従来技術のエタロン分光器の形
態を示す。ビームは、拡散器2によって拡散され、非常
に広い角度で伝播する光線がエタロン4を照射する。図
1は、単一光線20が約90%反射するように被覆され
た表面8A及び8Bの間のエタロン空隙内で何度も反射
しているところを示す。エタロンを通って透過されるス
ペクトル成分は、レンズ14によってフォトダイオード
・アレー12上に集束される。フォトダイオード・アレ
ー12は、電子データ取得基板(図示しない)を使用し
て読むことができるフリンジパターン15を記録する。
図に描かれているようなエタロンに入射する光の透過又
は反射は、良く理解されており、エタロンの設計、特に
2つの反射面の反射率に左右される。
【0003】エタロン分光器は、レーザのスペクトルを
測定するために広く使用されている。エタロン分光器の
利用で特に重要なのは、線狭化KrFエキシマレーザな
どの線狭化エキシマレーザの帯域幅の測定である。これ
らのレーザは、例えば、深部UVマイクロリソグラフィ
ーの光源として使用される。これらのレーザには、マイ
クロリソグラフィーへの適用にとって非常に重要な2つ
のスペクトル特性がある。これらは、レーザの最大強度
の50%において測定され、その半値全幅帯域幅(Δλ
FWHMと略される)と呼ばれるスペクトル帯域幅と、
レーザエネルギの95%を包含し、95%積分帯域幅
(Δλ95%と略される)と呼ばれるスペクトル帯域幅
とである。マイクロリソグラフィーによるチップ製造中
には、常に仕様の範囲内で作動することが非常に重要で
あり、何故ならば、スペクトルが広がることにより、シ
リコンウエーハ上にプリントされている集積回路に、歩
留まり問題をもたらすことになるぶれを生じかねないか
らである。従って、レーザスペクトルを連続監視する機
能を備えることは非常に重要である。
【0004】従来技術のエタロン分光器は、Δλ
FWHM値を正確に測定する機能を持ち、例えばサイマ
ー・インコーポレーテッド(米国カリフォルニア州サン
ディエゴ所在)により製造されるものなどの生産マイク
ロリソグラフィーレーザにおいて、その目的で現在使用
されている。しかし、従来技術のエタロン分光器は、Δ
λ 5%を正確に測定するのにはあまり適していない。
通常の生産品質KrFエキシマレーザは、正常に作動し
ている場合、約0.6ピコメートルのΔλFWHM値と
約2ピコメートルのΔλ95%値とを持つ必要がある。
【0005】図2は、5ピコメートルの自由スペクトル
領域(FSR)とフィネス係数(フィネス)38とを持
つ一般的な従来技術エタロンの計算スリット関数スペク
トルを示す。(FSR及びフィネスという用語は、米国
マサチューセッツ州リーディング所在のアジソン・ウェ
スリーから出版されたユージン・ヘクト/アルフレッド
・ザジャ著「光学」など、様々な光学テキストにおいて
定義及び説明されている。)図2のスリット関数スペク
トルは、フリンジパターン15のピークの1つから導く
ことができる。図2に示すグラフの計算は、エタロンを
照射している光が単色性(すなわち、無限に狭い帯域
幅)であると仮定している。そのようなエタロンが使用
されてレーザビームの帯域幅を測定する場合、エタロン
のスリット関数帯域幅は、誤差の原因となり、測定の不
確定さ又は誤差の一因となる。この従来技術に対する計
算された半値全幅(FWHM)帯域幅は、0.13ピコ
メートルであり、このエタロンに対する95%積分帯域
幅は、約1.5ピコメートルである。
【0006】実際のレーザのスペクトルを正確に測定す
るエタロンについては、エタロン自体のスリット関数帯
域幅は、レーザ帯域幅よりもかなり小さい必要がある。
この条件は、0.13ピコメートルのエタロンスリット
関数FWHMが、約0.6ピコメートルの一般的レーザ
ΔλFWHMよりも十分に小さいΔλFWHMの測定に
対しては満足されるが、約1.5ピコメートルのエタロ
ンスリット関数帯域幅が約2ピコメートルの予想レーザ
帯域幅のかなりの部分であるようなΔλ95%測定に対
しては、同じことが当てはまらない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、図2のスリッ
ト関数を持つ従来技術のエタロン分光器を使用してΔλ
95%を測定する場合、真のΔλ95%値をデコンボル
ブするのに複雑な数値解析が必要である。そのような解
析は、誤差や曖昧な結果が発生しやすく、そのためにマ
イクロリソグラフィー処理の間、信頼のおけるΔλ
95%情報が得られない。結果として、レーザは、気づ
かれないうちに仕様範囲から外れる可能性がある。これ
は、非常に高価につく歩留まり問題をもたらすため、避
ける必要がある。
【0008】レーザスペクトルを正確に測定する別の方
法は、高解像度の格子分光計を使用することである。こ
れらの測定器により、正確なΔλ95%の測定を含む正
確なスペクトル測定が準備されるが、装置が大きくなり
高価である。これらの測定器は、実験室では有効に使用
されるが、生産ラインのマイクロリソグラフィーでの使
用にはあまり適していない。必要とされるのは、マイク
ロリソグラフィー処理の間、現場で使用できるように内
部レーザ診断セットの一部として作ることができる、Δ
λFWHMとΔλ 5%との両方を正確に測定できるコ
ンパクトな分光器である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の複光路
エタロンベース分光器を提供する。好ましい実施形態に
おいて、第1の複光路エタロンに適合する第2のエタロ
ンが使用され、非常に正確なフリンジデータを生成す
る。拡散ビームのスペクトル成分は、エタロンを通って
透過される時、角度的に分離される。再帰反射器は、透
過成分をエタロンを通って反射して戻す。2度透過され
たスペクトル成分は、第2のエタロンを通って進み、第
2の好ましい実施形態においてはフォトダイオード・ア
レーである光検出器上に集束する。該分光器は、非常に
コンパクトであり、ΔλFWHM及びΔλ95%の両方
に対してマイクロリソグラフィーが必要とする精度を伴
う帯域幅測定を可能にする、極めて正確なフリンジデー
タを生成する。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の好ましい実施形態)図3
は、本発明の好ましい実施形態を示す。望遠鏡32を使
用してサイズを3回縮小されたレーザビーム16は、拡
散器34を照射する。拡散器34から拡散されたビーム
は、エタロン25を照射する。中空再帰反射器38が使
用され、2回目の通過のためにビームをエタロン25に
戻す。ビームの各成分は、エタロン25を通る2回目の
通過のために正確に180度、又は、ほぼ正確に180
度で反射されるが、しかし、反射成分の僅かな変位があ
る。これらの僅かな変位は、エタロンを通る2回通過の
後のビーム成分を反射する45度の鏡40の使用を可能
にし、一方、入射ビームの十分な部分の通過を許す。反
射ビームの成分は、焦点距離が1メートルのレンズ42
によって線型フォトダイオード・アレー(PDA)44
上に集束され、そこでフリンジパターン49が検出され
る。好ましいPDAは、2048要素を持つ14ミクロ
ン×14ミクロンのアレーであり、米国カリフォルニア
州サニーベール所在のイージー・アンド・ジー・インコ
ーポレーテッドなどの供給元から入手可能である。
【0011】フリンジパターン49は、図1に示す従来
技術エタロンのピーク15と同じ所に位置する多重ピー
クから成る。しかし、その違いは、本発明の複光路構成
におけるエタロン分光器の改善された解像度のため、本
発明のエタロンのピークは、実際のレーザスペクトルに
より近密に適合することである。本出願人は、図3の設
計に基づく試験的な複光路エタロン分光器を組み立てて
試験をし、優秀な結果を得た。
【0012】図4は、248.25において僅か約0.
003(FWHM)の極端に狭いスペクトル帯域幅を持
つ光を放射する周波数2倍化アルゴンイオンcwレーザ
からのビームのスペクトル(PDA44により記録され
た)を示す。(このレーザからの光スペクトルは十分に
狭いので、0.1ピコメートルを超える範囲の帯域幅を
持つエタロンを試験する目的では単色光と考えられ
る。)PDA44によって記録されるFWHM帯域幅
は、(図3に示すように)約0.12ピコメートルであ
り、95%積分値は、0.33ピコメートルであった。
上記の条件下における直列の2つの完璧なエタロンの理
論値は、0.09ピコメートル(FWHM)及び0.2
5(95%積分)であろう。これらの結果は、FWHM
に対する0.1ピコメートル及び95%積分に対する約
0.3の範囲の帯域幅解像度は、図3の複光路エタロン
分光器を用いて得られることを示す。
【0013】本発明の出願人は、高解像格子分光器と本
発明のコンパクト分光器とで計測されたマイクロリソグ
ラフィーKrFレーザの一般的スペクトルを比較した。
該格子分光器は、FWHMレベルにおいて約0.12ピ
コメートルのスリット関数を持ち、米国カリフォルニア
州サンディエゴ所在のサイマー・インコーポレーテッド
製のKrFエキシマレーザ試験用のものであった。エタ
ロン分光器及び格子分光器によって得られた各結果は、
非常に良く一致した。本発明の複光路エタロン及び格子
分光器により計測されたレーザ帯域幅のFWHM値は、
各々、0.65ピコメートル及び0.62ピコメートル
であって、一方、本発明の複光路エタロン分光器及び高
解像格子分光器により計測された帯域幅の95%積分値
は、各々、1.67ピコメートル及び1.70ピコメー
トルであった。
【0014】本発明の複光路エタロン分光器は、従来技
術エタロン分光器と同様のフリンジパターンを形成する
が、その違いは、該フリンジは、実際のスペクトルによ
り近密に一致し、エタロン解像度によるコンボルブがよ
り少ないことである。従って、よく知られた手法のどれ
でも、該フリンジパターンの分析に使用できる。このエ
タロン分光器はまた、中心波長の計測を正確なものにす
るために、比較的低解像度の格子分光器と組み合わせて
使用することができる。そのような応用は、例えば、米
国特許第5、025、445号、及び、第5、450、
207号に記述されている。エタロン分光器は、単独に
波長の絶対値を計測することはできず、従って、エタロ
ンのデータを較正する手段が必要となる。エタロンの自
由スペクトル領域(FSR)によって正確に分離された
エタロンから、複数の中心波長を得ることができる。好
ましい実施形態において、FSRは、約5ピコメートル
である。正確なエタロンデータを使用して正しい中心波
長の値を測定することを可能にするため、米国特許第
5、025、445号において説明されるように、低解
像格子分光器を使用してもよい。その格子分光器の解像
度は、FSRの約半分にすることができ、従って、一意
的な中心波長の値が選択できる。好ましい較正手段は、
米国特許第5、450、207号に記述されている。
【0015】(第2の好ましい実施形態)本発明の第2
の好ましい実施形態は、図5に示されている。レーザビ
ーム16は、望遠鏡32により、第1の実施形態と類似
の方法によりサイズを縮小された後に拡散器34を照射
する。しかし、第2の実施形態においては、拡散光の一
部分を選択するために空間フィルタ52が使用される。
空間フィルタ52は、焦点距離が各々10センチメート
ルで焦点距離の2倍すなわち約20センチメートルの距
離だけ分離された2つのレンズ54及び58から成る。
直径約0.1センチメートルのアルミニウム開口56
は、レンズ54の焦点に置かれる。空間フィルタ52の
目的は、拡散器から入射する扇形光線を約0.01ステ
ラジアンの角度(空間周波数)内に選択するためであ
る。この濾過された扇形光線は、ビーム分割器46に入
射する。ビーム分割器46は、部分反射鏡であり、光の
約50%を透過し、残りを反射して除く(図示しな
い)。拡散光62のビーム分割器46を通過する部分
は、エタロン25を照射する。エタロン25を通過する
光は、2回目の通過のためにビームをエタロンに戻す中
空再帰反射器70により反射される。ビームのこの反射
部分が64で示されている。ビームの各成分は、正確に
180度、又は、ほぼ正確に180度でエタロン25を
通る2回目の通過のために反射される。ビーム64のエ
タロン25を通過する部分の約50%は、ビーム分割器
46により反射される。この反射された部分は、焦点距
離1メートルのレンズ42によって線型PDAアレー4
4上に集束し、そこでフリンジパターンが検出される。
【0016】この実施形態において、エタロン25は、
空間フィルタ52を通って透過される入射扇形ビームの
軸線に対して約0.01ラジアンの小さな角度で傾けら
れる。その結果、PDA44によって記録される2セッ
トのフリンジが存在する。PDAの一方の側には、エタ
ロン25を2度通過するビームによって生成されるフリ
ンジのセットである図5に示すフリンジセット45Bが
存在する。しかし、PDA44のもう一方の側には、異
なるセットのフリンジが存在する。同様に図5に示され
るこれらのフリンジ45Aは、第1の光路においてエタ
ロン25により反射された初期のビーム62の一部分に
より作り出される。この反射フリンジのセットは、フリ
ンジセット45Bとは違って見える。フリンジ45Aは
ディップであるが、一方、フリンジ45Bはピークであ
る。エタロンを通過する複光路の後のビーム強度は、エ
タロンから反射されるビーム強度よりも相当に弱い可能
性があるので、随意的な光低減フィルタ48をPDAの
フリンジセット45Aが形成される部分の上方に置くこ
とができる。この随意的フィルタ48は、透過率が約3
0%の中間密度フィルタであることが可能である。図7
は、PDA44上でのフリンジ45A及び45Bの相対
的な定位を示す。もし空間フィルタ52がなく、エタロ
ン25が傾けられていなかったとしたら、反射フリンジ
45A及び2回透過フリンジ45Bの両方は、PDA4
4の平面に同心円として生成されていたであろう。フリ
ンジ45A及び45Bのこれらの円の直径は、正確に同
じであったであろうから、従って、それらは互いに相殺
する傾向にあったであろう。空間フィルタ52の目的
は、円45の一部分のみが形成されるように、フリンジ
のための光を制限することである。エタロンを傾斜させ
る目的は、図7に示すように、円45の反射(45A)
及び透過(45B)ビームにより生成される各部分を分
離するためである。従って、PDA44は、反射及び透
過円の両方の部分を検出するが、アレーは、一方の円の
左側ともう一方の円の右側とを検出する。
【0017】ディップ45Aの位置が従来のエタロン分
光器のピークがあるべき位置と正確に同じであるため、
複光路エタロン分光器は、従来のエタロン分光器が可能
な全ての計測をすることができる。すなわち、フリンジ
45Bは、スペクトル形状を分析するために使用するこ
とができ、一方、実際の波長は、較正データと共にフリ
ンジ45の直径(図7)により測定される。従来のエタ
ロン分光器においては、この直径は、ピーク15A及び
15B(図1)の間の距離として測定される。本発明の
エタロンにおいては、この直径は、ピーク45B及び対
応するディップ45A(図5)の間の距離として測定さ
れる。従って、スペクトル形状及び中心波長情報を測定
する従来の手法の全ては、本発明のエタロンにおいても
同様に使用することができる。
【0018】(第3の好ましい実施形態)本発明の第3
の好ましい実施形態は、図8に示されている。本実施形
態は、下記の点を除いてちょうど図5に示した第2の好
ましい実施形態と同様である。 1)45度50%ビーム分割鏡は、偏光ビーム分割器4
7によって置き換えられる。このビーム分割器は、レー
ザ光の支配的な偏光を最大限透過し、他の偏光を反射す
るために配置される。 2)中空反射器70は、中空プリズム72によって置き
換えられる。このプリズムは、レーザ光を効率的に反射
する材料で被覆された2つの反射矩形鏡72A及び72
Bにより作り出される。平面72A及び72Bが交差す
る線72C(以下に説明される図9に示す)は、偏光ビ
ーム分割器47を通って透過されたビーム62の偏光に
対して約45度の角度に位置合わせされる。図9は、ビ
ーム62(図8)の方向に沿って見たプリズム72を示
す。図9は、線72Cに対するビーム62(図8に示
す)の偏光162の方向のほか、反射光の偏光164の
方向を示す。この偏光164は、中空プリズム72によ
って反射して戻された後、90度だけ回転している。図
8に戻ると、この反射戻り光は、第2の実施形態(図
5)と同じようにエタロン37を通って2回目の通過を
する。この複光路ビーム64は、その90度回転した偏
光のためにここで偏光ビーム分割器47によって反射さ
れることになり、レンズ42によりPDAアレー44上
に集束されて、第2の実施形態(図5)と類似のフリン
ジパターン45A及び45Bを形成するであろう。
【0019】しかし、本実施形態においては、偏光ビー
ム分割器47によってもたらされる処理能力が第2の実
施形態(図5)の50%反射器46と比較して高いため
に、PDA44により検出される信号の振幅はより大き
い。しかし、この実施形態におけるフリンジパターン
は、第2の実施形態のそれと同様であり、従って、スペ
クトル形状と中心波長とを計測する同じ手法をこの実施
形態でも同様に使用できる。マイクロリソグラフィーに
使用されるエキシマKrFレーザなどの多くのレーザは
高度に偏光された光を生成するので、この第3の実施形
態の使用は、信号を相当に(最大2から3倍)増大させ
るであろう。好ましい偏光ビーム分割器47は、一方の
偏光に対しては約90%の透過率、また、もう一方の偏
光に対しては97%を超える反射率を持つであろう。3
つの実施形態の全てにおいて、ビームが同じエタロンを
通って2度進むという利点がある点を理解されたい。従
って、反射面が真に平行であると仮定すると、実際上、
両方の光路にとってエタロンのプレート間の同じ間隔が
保証される。
【0020】どのような直列式エタロン分光器装置にお
いても、エタロン間隔を正確に合わせることは極めて重
要である。248ナノメートルの光に対して、最小6.
33ナノメートル(633ナノメートル周波数2倍化ア
ルゴンイオンレーザ波長の1/100)のエタロンプレ
ート間の間隔差は、分光器の解像度を実質的に破壊す
る。そのような間隔差の結果は、図6に示されており、
太線の曲線が6.33ナノメートルの間隔差の結果を示
し、細線の曲線が完全に一致した間隔を持つ2つのエタ
ロンスペクトルを表す。6ナノメートルで一致する間隔
(一般に1から15ミリメートルの範囲である)を備え
る2つのエタロンを持つことは極めて困難である。本発
明のエタロン分光器におけるのと同様な1つのエタロン
を用いると、2つの光路の間隔は、エタロンが正確な平
行反射面を備えて高品質を保つ限り、同じままである。
本出願人は、第1及び第2の実施形態を試験して大きな
成果を得ている。
【0021】(第4の好ましい実施形態)本発明の第4
の好ましい実施形態は、図10に示されている。この実
施形態は、第2のエタロンが装置に追加された以外は、
図5に示す実施形態及び上記の第1の実施形態と実質的
に同じである。複光路エタロンは、25Aで表され、単
一光路エタロンである第2のエタロンは、25Bで表さ
れる。この実施形態において、縮小望遠鏡32は3対1
縮小望遠鏡であり、拡散器34は小さな回折拡散器であ
り、複光路エタロン25Aは10ピコメートルエタロン
であり、再帰反射器38は中空コーナーキューブであ
り、エタロン25Bは2ピコメートルエタロンであり、
また、レンズ42は1.5メートルレンズである。特殊
フィルタは、扇形光線を選択し、スペクトルを歪めかね
ないどのようなゼロのオーダーの成分も除去する。折り
畳み鏡(図示しない)は、装置全体を2フィート×1フ
ィートの光学ブレッドボード上に装着することを可能に
する。
【0022】2つのエタロンの透過関数を正確な比の値
5まで調整するのに、エタロンの同調が必要であった。
2ピコメートルエタロンは、空気間隙エタロンであり、
10ピコメートルエタロンと合わせるために圧力同調さ
れた。圧力同調は、エタロンを密閉ハウジングに閉じ込
め、調節可能ベローズに空気線により接続して達成され
た。ベローズを圧縮することにより、エタロンの空気圧
と、従ってFSRとを調節することができた。使用され
た実験室の温度安定性は、中実の10ピコメートルエタ
ロンには適さないことが判明した。10ピコメートルエ
タロンの安定性を向上させるために、温度制御アセンブ
リが構築された。該アセンブリは、抵抗加熱部材、抵抗
温度センサ、及び、温度制御モジュールで構成された。
【0023】多重光路多重エタロン(MPME)分光器
のインパルス応答試験は、単色光源としてFreDレー
ザを使用して行われた。1024要素のハママツ線型フ
ォトダイオード・アレー(PDA)、及び、デジタル化
オシロスコープは、分光器によって生成されたフリンジ
パターンを記録した。フリンジ画像に加え、ダークレベ
ルの画像が記録された。その2つのファイルの各々は、
約90ヘルツの線速度で走査される60フレームのPD
Aの平均を表した。各フレームの積分時間は、約10.
5マイクロ秒であった。記録された画像は、フリンジ画
像からダークレベル画像を減き、得られたデータに基底
線を当てはめることにより処理された。次に、得られた
データは、図11にグラフで表され、ノイズを拡大した
図は、図12に表されている。記録された実験透過関数
は、MPME分光器のモデル関数と近密に合致する。モ
デル値に対して分光器の僅かに優れるFWHM性能は、
1つ又は両方のエタロンのフィネス値をモデル値30よ
りも高くすることにより生み出されたかもしれない。
【0024】分光器の好ましい実施形態においては、両
方のエタロンを空気間隙タイプとし、同調を10ピコメ
ートルエタロンを圧力同調することにより達成させるで
あろう。これにより分光器の温度安定性が増し、2ピコ
メートルエタロンを圧力同調する必要がなくなるであろ
う。10ピコメートルエタロンを同調することにより、
第1のフリンジの位置変動もまた減少するであろう。エ
タロンのFSRは、波長に関してフリンジ位置の境界を
定めるので、10ピコメートルエタロンを同調すること
は、フリンジの位置変動を2ピコメートルに設定するで
あろう。フリンジ位置の変動が小さいと、積分95%幅
を計算するより一貫性のある積分範囲を全ての波長に関
して維持することができる。
【0025】使用する線型PDAは、分光器の解像度を
制限していることにも注意されたい。25ミクロンの大
きさの画素は、生成されるフリンジパターンの幅と比較
すれば比較的大きいものであった。この問題を和らげる
ために、より長い焦点長さ1.5メートルのレンズを使
用して、フリンジパターンのサイズが拡大された。この
倍率では、第1のフリンジの直径は、中心から5ピコメ
ートルに置かれた時に検出器による画像化には大きすぎ
る。PDA全体は、波長空間での約12ピコメートルに
変換するフリンジパターンの放射状区画を覆うのみであ
る。たとえこの最大倍率においても、フリンジのFWH
Mは、3画素又はそれ以下である。従って、この分光器
デザインの全解像度を利用するには、少なくとも204
8画素を持つ線型アレーが必要であろう。
【0026】このタイプのデザインの実用上の制限は、
エタロンの各空隙の最大比を約10に設定する。2つの
エタロンの隙間比が10を超える時、第1の付帯ピーク
が設計透過帯域に近接することは、積分95%幅のかな
りの増加を引き起こす。この隙間比の指針と最小FSR
10ピコメートルという追加制限とを使用することによ
り、最高解像度多重光路多重エタロン分光器を10ピコ
メートルエタロン及び1ピコメートルエタロンを使用す
る装置に設定する。両方のエタロンに対して推定フィネ
ス値30を持つそのような装置の理論的透過関数は、
0.03ピコメートルのFWHMと0.15ピコメート
ルの積分95%とを生み出す。
【0027】(第5の好ましい実施形態)本出願人が製
作及び試験した第5の実施形態は、2ピコメートル単一
光路エタロンを20ピコメートル複光路エタロンと組み
合わせたもので、MPME装置がKrFレーザビームの
帯域幅を計測するために使用され、その結果は、最新の
正確な格子ベース分光器を使用した同様な結果と比較さ
れた。生の結果は、図13及び図14に示されている。
図14は、図13の一部分を拡大したものである。これ
らのグラフは、遙かにコンパクトなMPMEの方が格子
分光器よりもかなり高い解像度を持つことを示してい
る。
【0028】当業者は、本発明の精神から逸脱すること
なく他の修正が可能であることを理解することができ
る。例えば、迅速な応答が必要でない場合、走査出口ス
リット及び光度計がフォトダイオード・アレーの代わり
に使用できる。このスリット・光度計アセンブリは、P
DAの区域を走査でき、異なる波長の光の強度を計測す
る。第2の単一光路エタロンは、図3及び図8に示す複
光路エタロン装置のほか、図5に示すものと組み合わせ
ることが可能であろう。また、第4及び第5の実施形態
で説明した形態は、本明細書において参照文献として援
用されている2000年2月25日出願の米国特許出願
シリアル番号第09/513、325号の開示とも組み
合わせることが可能であろう。従って、本発明は、特許
請求範囲及びその法的同等事項によってのみ制限される
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による分光器の図である。
【図2】従来技術によるエタロン分光器のスリット関数
のグラフである。
【図3】本発明の第1の好ましい実施形態の図である。
【図4】図3の実施形態で測定された周波数2倍化アル
ゴンイオンレーザビームのスペクトルを示す図である。
【図5】本発明の第2の好ましい実施形態の図である。
【図6】微小エタロンプレート不整合の効果を示す図で
ある。
【図7】フォトダイオード・アレー上のフリンジパター
ンを示す図である。
【図8】本発明の第3の好ましい実施形態の図である。
【図9】偏光回転中空プリズムの図である。
【図10】本発明の第4の好ましい実施形態の図であ
る。
【図11】第4の実施形態における試験結果を示す図で
ある。
【図12】第4の実施形態における試験結果を示す図で
ある。
【図13】MPME分光器の試験結果と格子分光器との
比較を示す図である。
【図14】MPME分光器の試験結果と格子分光器との
比較を示す図である。
【符号の説明】
25 エタロン 32 望遠鏡 34 拡散器 38 中空再帰反射器 40 45度の鏡 42 レンズ 44 線型フォトダイオード・アレー(PDA)
フロントページの続き (72)発明者 アレキサンダー アイ エルショフ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92127 サン ディエゴ メドー フラワ ー プレイス 11312 (72)発明者 ジェシ ディー バック アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92069 サン マルコス ウッドランド コート 1320 Fターム(参考) 2G020 BA02 BA20 CA12 CB06 CB23 CB43 CC02 CC23 CC31 CC42 CC47 CC63 CD03 CD16 CD24 CD32 CD56 CD60

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビームのスペクトル測定をする複光路2
    重エタロンベースの分光器であって、 A)拡散ビームを生成するために、前記ビームの光を非
    常に多くの方向に向ける拡散光学装置と、 B)前記拡散ビーム内に置かれ、前記ビームの各部分を
    透過して角度的に分離されたスペクトル成分を持つ1度
    透過されたビームを生成するように形成された第1のエ
    タロンと、 C)前記1度透過されたビームの少なくとも一部分を前
    記エタロンを通して反射して戻し、角度的に分離された
    スペクトル成分を持つ2度透過されたビームを生成する
    ように置かれた再帰反射光学装置と、 D)第2のエタロンと、 E)集束光学装置と、 F)光検出器と、 G)前記2度反射されたビームの少なくとも一部分を、
    前記第2のエタロン及び前記集束光学装置を通って、前
    記ビームのスペクトル成分が検出される前記光検出器上
    に反射するように置かれた反射光学装置と、を含むこと
    を特徴とする分光器。
  2. 【請求項2】 前記再帰反射器は、中空再帰反射器であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の分光器。
  3. 【請求項3】 前記再帰反射器は、中空矩形プリズムで
    あることを特徴とする請求項1に記載の分光器。
  4. 【請求項4】 前記中空プリズムは、選択された波長の
    範囲内の光を反射するように被覆された2つの鏡から成
    ることを特徴とする請求項3に記載の分光器。
  5. 【請求項5】 前記反射光学装置は、前記2度透過され
    たビームを反射するが、前記拡散ビームの少なくとも一
    部分の前記エタロンへの伝達を可能にするように置かれ
    た鏡であることを特徴とする請求項1に記載の分光器。
  6. 【請求項6】 前記拡散ビームは、主たる偏光方向を形
    成し、 前記反射光学装置は、偏光ビーム分割器であり、 前記中空プリズムは、交差する位置で交差線を形成して
    互いに対して90度の角度で置かれた2つの交差する反
    射プレートから成り、 前記プレートの交差線は、前記拡散ビームの主たる偏光
    方向に対して約45度の角度で置かれる、ことを特徴と
    する請求項3に記載の分光器。
  7. 【請求項7】 前記中空プリズムは、波長の選択された
    範囲内の光を反射するように被覆された2つの鏡から成
    ることを特徴とする請求項6に記載の分光器。
  8. 【請求項8】 前記光検出器は、検出器アレーであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の分光器。
  9. 【請求項9】 前記光検出器アレーは、線型フォトダイ
    オード・アレーであることを特徴とする請求項8に記載
    の分光器。
  10. 【請求項10】 前記拡散光学装置と前記エタロンとの
    間に置かれた空間フィルタを更に含むことを特徴とする
    請求項1に記載の分光器。
  11. 【請求項11】 前記空間フィルタは、スリットと、前
    記拡散ビームの少なくとも一部分を前記スリットを通し
    て集束する第1のレンズとを含むことを特徴とする請求
    項10に記載の分光器。
  12. 【請求項12】 前記スリットを通過する拡散ビームを
    平行にする第2のレンズを更に含むことを特徴とする請
    求項11に記載の分光器。
  13. 【請求項13】 前記第2のエタロンは、前記第1のエ
    タロンと正確な整数比に位置合わせされることを特徴と
    する請求項1に記載の分光器。
  14. 【請求項14】 前記比は、5であることを特徴とする
    請求項13に記載の分光器。
  15. 【請求項15】 前記第1のエタロンは、約10の透過
    関数を持ち、前記第2のエタロンは、約2の透過関数を
    持つことを特徴とする請求項14に記載の分光器。
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