JP2001348915A - 地中に埋設された管の交換方法およびこの方法に使用する管の連結具 - Google Patents

地中に埋設された管の交換方法およびこの方法に使用する管の連結具

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JP2001348915A JP2000167922A JP2000167922A JP2001348915A JP 2001348915 A JP2001348915 A JP 2001348915A JP 2000167922 A JP2000167922 A JP 2000167922A JP 2000167922 A JP2000167922 A JP 2000167922A JP 2001348915 A JP2001348915 A JP 2001348915A
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和義 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地中に埋設された水道管等の交換作業を能率
よく行うようにすること。 【解決手段】 連結具10に一端部が連結されたワイヤ
64を地中に埋設された水道管51の端部51a(一端
部)から水道管51の中を通し、水道管51の端部51
b(他端部)の外にワイヤ64の他端部を露出させる。
つぎに、水道管51の端部51aに連結具10を介して
他の水道管56の一端部56aを連結する。つぎに、水
道管51の端部51bの外に露出したワイヤ64の他端
部を引張ることにより連結具10を引張り、この連結具
10によって端部51aから端部51bまでの水道管5
1を地中から抜き出すとともに、他の水道管56を地中
に埋設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、地中に埋設され
た管の交換方法およびこの方法に使用する管の連結具に
関し、特に、地中に埋設された管の交換作業を簡単にす
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水道管等が地中に埋設されている場合、
この地中に埋設された水道管等が古くなって劣化する
と、この水道管等を交換する必要がある。図4は、地中
に埋設された水道管を交換する従来の交換方法を示して
いる。図4において、宅地91および道路93内に水道
管81が埋設されている。また、水道メーター用のボッ
クス82が宅地91内に埋設され、水道の本管83が道
路93に埋設されている。水道管81は、水道の本管8
3とボックス82内の水道メーターとの間に設けられて
いる。なお、水道管81aがボックス82内の水道メー
ターから図示しない家屋まで敷設されている。また、9
2は宅地91のうち道路93との境界部分に設けられて
いる塀である。
【0003】まず、本管83から水道管81へ流水しな
いように上水栓を止める。つぎに、水道管81のボック
ス82側を露出させるために宅地91の掘削部分91a
を掘削する。さらに、水道管81の本管83側を露出さ
せるために、道路93の掘削部分93aを掘削する。さ
らに、水道管81を引き抜くために、掘削部分91aと
掘削部分93aとの間の掘削部分94(水道管81を取
り巻く部分)の土砂等を除去する。なお、宅地91およ
び道路93のうち二点鎖線で示す部分は、前記掘削の前
の状態を示す。そして、露出した水道管81を交換のた
め引き抜いた後、新しい水道管を取り付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
地中に埋設された水道管81を交換する方法では、水道
管81を露出させるために、掘削部分91a、93a、
94を掘削する作業、水道管81を引き抜く作業、新し
い水道管を取り付ける作業、掘削部分91a、93a、
94を埋める作業等が必要であるため、作業の能率がよ
くなかった。このことは、水道管に限らず、地中に埋設
された他の管(たとえば電気配線用の管等)でも同様で
あった。本願発明はこのような点に鑑みてなされたもの
であり、その課題は、水道管等の地中に埋設された管の
交換作業を能率よく行うことができるようにすることで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、請求項1記載のとおり
である。上記第1の発明の構成により、地中に埋設され
た管の一端部に他の管の一端部を連結し、前記地中に埋
設された管をその他端部から抜き出すことにより、前記
地中に埋設された管を容易に地中から抜き出すととも
に、前記他の管を地中に埋設することができる。
【0006】さらに、第2の発明の構成は、請求項2記
載のとおりである。上記第2の発明の構成により、上記
第1の発明の構成による作用とともに、前記地中に埋設
された管の一端部に連結具を介して前記他の管の一端部
を連結し、前記連結具を前記地中に埋設された管の他端
部側から引張るので、前記地中に埋設された管の一端部
が前記連結具に押されることにより、前記地中に埋設さ
れた管を容易に地中から抜き出すとともに、前記他の管
を地中に埋設することができる。
【0007】さらに、第3の発明の構成は、請求項3記
載のとおりである。上記第3の発明の構成により、上記
第2の発明の構成による作用とともに、牽引用の線状部
材(たとえばワイヤ)の一端部を前記連結具に連結し、
この牽引用の線状部材の他端部を前記地中に埋設された
管の中を通して引張るので、容易に前記連結具を前記地
中に埋設された管の他端側に引張ることができる。
【0008】さらに、第4の発明の構成は、請求項4記
載のとおりである。上記第4の発明の構成により、上記
第3の発明の構成による作用とともに、前記地中に埋設
された管の一端部と前記連結具をピン状部材によって容
易に連結するとともに、前記ピン状部材に前記牽引用の
線状部材の一端部を連結するので、前記牽引用の線状部
材を前記連結具に容易に連結することができる。
【0009】さらに、第5の発明の構成は、請求項5記
載のとおりである。上記第5の発明の構成により、地中
に埋設された管の交換方法に使用する管の連結具の第1
の連結部を地中に埋設された管の一端部に連結し、この
連結具の第2の連結部を他の管の一端部に連結し、前記
地中に埋設された管に挿通される牽引用の線状部材の一
端部をこの連結具の牽引用の線状部材連結部に連結する
ことにより、前記牽引用の線状部材を引張ると、前記地
中に埋設された管を抜き出すとともに、前記他の管を地
中に埋設することができる。
【0010】さらに、第6の発明の構成は、請求項6記
載のとおりである。上記第6の発明の構成により、上記
第5の発明の構成による作用とともに、前記第1の連結
部と前記第2の連結部との間に設けられた本体部の外形
がほぼ円錐台状(円錐台状を含む。)であるので、この
ほぼ円錐台の一方の平面の径を地中に埋設された管の一
端部の径にほぼ等しくし、このほぼ円錐台の他方の平面
の径を他の管の一端部の径にほぼ等しくすることによ
り、前記地中に埋設された管の径の大きさを前記本体部
の径を介して徐々に他方の管の径の大きさに移行させる
ことができる。このため、前記地中に埋設された管を地
中から引き出すことにより、この管と交換するこの管よ
り径が大きな他の管を地中に埋設することを大きな抵抗
なく行うことができるので、前記地中に埋設された管を
この管より径が大きな管に容易に交換することができ
る。また、前記地中に埋設された管をこの管より径が小
さな管に交換することも容易である。
【0011】さらに、第7の発明の構成は、請求項7記
載のとおりである。上記第7の発明の構成により、上記
第5または第6の発明の構成による作用とともに、前記
牽引用の線状部材連結部には、ピン状部材の挿入孔が形
成されているので、この挿入孔に挿入されたピン状部材
に前記牽引用の線状部材を容易に連結することができ
る。
【0012】さらに、第8の発明の構成は、請求項8記
載のとおりである。上記第8の発明の構成により、上記
第7の発明の構成による作用とともに、前記牽引用の線
状部材連結部には、前記ピン状部材の挿入孔を2つの部
分に分断するようにスリットが形成されているので、こ
の挿入孔に挿入されたピン状部材のうち前記スリットに
露出した部分に前記牽引用の線状部材を容易に連結する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本願発明の実施の形態に
係る水道管の交換方法を説明する図である。図1におい
て、水道管51は、例えば合成樹脂製のものであり、宅
地71、道路73に埋設されている。水道メーター用の
ボックス61は宅地71に埋設されている。また、水道
の本管62は道路73に埋設されている。水道管51
は、ボックス61内の水道メーターと本管62との間に
設けられている。なお、水道管51xが、ボックス61
内の水道メーターから図示しない家屋まで敷設されてい
る。また、塀72は、宅地71のうち道路73との境界
部分に設けられている。
【0014】水道管51を新しい他の水道管56と交換
する場合には、まず、本管62の止水栓を止めてから、
道路73に掘削部分73aを掘り、本管62を露出させ
る。そして、掘削部分73aに露出した水道管51を切
断する。これにより、本管62から切断された水道管5
1の端部51aおよび本管62に接続されている水道管
51の端部51cが形成される。つぎに、水道管51の
ボックス61に近い部分が露出するように、宅地71の
掘削部分71aを掘る。この場合、水道管51のボック
ス61に近い部分のみを露出させればよいため、掘削部
分71aの深さは図4に示す従来例の掘削部分91aよ
り著しく浅くてよい。そして、掘削部分71aに露出し
た水道管51を切断する。これにより、ボックス61か
ら切断された水道管51の端部51bおよびボックス6
1に接続されている水道管51の端部51dが形成され
る。なお、水道管51のうち二点鎖線で示す部分は前記
切断前の状態であり、宅地71および道路73のうち二
点鎖線で示す部分は、前記掘削前の状態である。
【0015】つぎに、後述する連結具10に一端部を連
結したワイヤ64の他端部を水道管51の端部51a
(一端部)から水道管51内に挿入し、ワイヤ64の他
端部を水道管51の端部51b(他端部)から突出させ
る。なお、ワイヤ64としては、水道管51の引張り強
度より強い引張り強度のワイヤが使用される。つぎに、
水道管51の端部51aに、連結具10を介して新しい
他の水道管56の一端部56aを接続する。そして、水
道管51の端部51bから引き出されたワイヤ64の他
端部をチェーンブロック66により牽引する。これによ
り、埋設されている水道管51が地中から抜き出される
とともに、前記新しい他の水道管56が地中に貫設され
る。この時、水道管51、56が樹脂等の可撓性あるも
のにより形成されているため、直線状に埋設されていな
くても、水道管51の抜き出し及び水道管56の埋設を
良好に行うことができる。
【0016】なお、チェーンブロック66は、三脚66
aに吊下げられた巻き上げチェーン66bおよび巻き上
げチェーン66bに吊下げられたフック66cを備えて
おり、ワイヤ64の前記他端部はフック66cに連結さ
れている。その後、連結具10を水道管51および新し
い他の水道管56から取り外す。つぎに、水道管51の
うち端部51dからボックス61までの部分および端部
51cから本管62までの部分を除去する。つぎに、新
しい他の水道管56の一端部56aをボックス61内の
水道メーターに接続し、この他の水道管56の図示しな
い他端部を本管62に接続する。このようにして、水道
管51は、新しい他の水道管56と交換される。
【0017】次に、連結具10について説明する。図2
は、図1に示す連結具10を分解して拡大して示す斜視
図である。図2において、連結具10は、本体部材2
0、第1の連結部材30および第2の連結部材40を備
えている。なお、図3に示すピン状部材としての第1の
ピン36および第2のピン46も連結具10の構成部品
である。また、連結具10の材質は、たとえば鉄であ
る。第1の連結部材30は本体部材20の一端部22に
取付けられ、第2の連結部材40は本体部材20の他端
部23に取付けられる(図3参照)。本体部材20は、
一端部22側から他端部23側になるほど直径が徐々に
大きくなっており、たとえば、ほぼ円錐台状(円錐台状
を含む。)に形成されている。また、本体部材20の中
心には、雌ねじ部21(ねじ用貫通孔)が形成されてい
る。
【0018】第1の連結部材30は、本体部31および
本体部31に一体に形成された雄ねじ部32を備えてい
る。本体部31には、スリット33が形成されていると
ともに、一対の貫通孔34と貫通孔35がスリット33
の両側に形成されている。雄ねじ部32は、本体部材2
0の一端部22側から雌ねじ部21にねじ込まれる。第
2の連結部材40は、本体部41および本体部41に一
体に形成された雄ねじ部42を備えている。本体部41
には、スリット43が形成されているとともに、一対の
貫通孔44と貫通孔45がスリット43の両側に形成さ
れている。雄ねじ部42は、本体部材20の他端部23
側から雌ねじ部21にねじ込まれる。
【0019】図3は図2に示した連結具10を用いて水
道管51と他の水道管56とを連結した状態を示す図で
ある。図3において、地中に埋設されている交換対象で
ある水道管51の端部51a(一端部)と他の水道管5
6の一端部56aとが連結具10により連結されてい
る。本体部31は水道管51に挿入可能に形成されてお
り、本体部材20の一端部22の径は水道管51の端部
51aの径(外径に相当する。)とほぼ等しく(等しい
状態を含む。)なるように形成されている。また、本体
部41は新しい他の水道管56に挿入可能に形成されて
おり、本体部材20の他端部23の径は新しい他の水道
管56の一端部56aの径(外径に相当する。)とほぼ
等しく(等しい状態を含む。)なるように形成されてい
る。
【0020】連結具10により水道管51と他の水道管
56とを連結する場合には、水道管51の端部51a側
に貫通孔51r、51sを形成し、水道管56の端部5
6aの側に貫通孔56r、56sを形成する。そして、
第1の連結部材30を水道管51の端部51a内に差込
む。その後、第1のピン36を第1の連結部材30の貫
通孔34、35(図2参照)および水道管51の端部5
1aの貫通孔51r、51sに差込む。さらに、第2の
連結部材40を他の水道管56の一端部56a内に差込
む。その後、第2のピン46を第2の連結部材40の貫
通孔44、45(図2参照)および他の水道管56の一
端部56aの貫通孔56r、56sに差込む。
【0021】ここで、第1のピン36を貫通孔34、3
5、51r、51sに差し込む際に、ワイヤ64の一端
部に形成されているリング状端部64aを第1のピン3
6が挿通するように、スリット33内にリング状端部6
4aを配置しておく。これにより、ワイヤ64のリング
状端部64aが連結具10の第1のピン36に連結され
る。なお、図1に示すように、第1のピン36および第
2のピン46を貫通孔34、35及び貫通孔44、45
に差し込んだ後、テープ63aを水道管51の端部51
a(一端部)の外周に巻き、テープ63bを他の水道管
56の一端部56aの外周に巻くのが好ましい。これに
より、第1のピン36および第2のピン46の脱落を防
止することができる。
【0022】以上のように本実施の形態では、地中に埋
設された水道管51の端部51a(一端部)に連結具1
0を介して他の水道管56の一端部56aを連結し、一
端部が連結具10に連結されたワイヤ64の他端部を地
中に埋設された水道管51の中を通し、地中に埋設され
た水道管51の端部51b(他端部)から抜き出したワ
イヤ64の他端部を引張る。これにより、地中に埋設さ
れた水道管51は連結具10により押し出されるように
して地中から抜き出される。水道管51を押し出すよう
にして地中から抜き出すため、水道管51が引張り力に
よって切断されることはない。同時に、連結具10に一
端部56aが連結された他の水道管56は、連結具10
に引張られるようにして地中に貫設される。この時、他
の水道管56の径が地中に埋設されている水道管51の
径より大きくても、本体部材20がほぼ円錐台状に形成
されているため、大きな抵抗なくワイヤ64を引張るこ
とができる。
【0023】なお、上記実施の形態では、水道管51を
交換する場合について説明したが、本願発明は水道管に
限定されず、地中に埋設される中空の電気配線用等の管
を交換する場合にも適用することができる。また、連結
具10の本体部材20の一端部22と他端部23を逆に
して水道管51を水道管51より径の小さい水道管と交
換するようにしてもよい。したがって、本実施の形態で
は、水道管51の端部51aに連結具10を介して他の
水道管56の一端部56aを連結するスペース、水道管
51の端部51bから抜き出したワイヤ64にチェーン
ブロック66等を連結するスペースがあればよいため、
掘削部分が小さくてすむ。このため、掘削作業や掘削部
分を埋める作業等が容易となる。
【0024】また、連結具10の本体部材20をほぼ円
錐台状に形成したが、これに限定されない。例えば、埋
設された管を同じ径の管と交換する場合には、連結具1
0の外形は円柱状になる。また、連結具10において、
本体部材20、第1の連結部材30および第2の連結部
材40は、別体であるが、これに限定されず、一体でも
よい。また、第1の連結部材30と水道管51との連結
および第2の連結部材40と他の水道管56との連結方
法は、ピンに限定されない。また、ワイヤ64と連結具
10との連結方法は、ピンに限定されない。
【0025】また、連結具10と管(たとえば水道管5
1等)との連結方法は、管に連結具10の一部分を挿入
する方法に限定されない。また、ワイヤ64の引張り方
法は、チェーンブロック66に限定されない。また、水
道管51の端部は、ボックス61との接続部および本管
62との接続部でもよい。また、ワイヤ64の連結部位
は、第1の連結部材30に限らない。
【0026】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、地中に埋設
された管を地中から抜き出すときに、他の管を容易に地
中に埋設することができる。このため、地中に埋設され
た管の交換作業が容易になる。
【0027】さらに、第2の発明によれば、上記第1の
発明の効果とともに、前記地中に埋設された管の一端部
が連結具に押されることにより、前記地中に埋設された
管を容易に地中から抜き出すとともに、前記他の管を地
中に埋設することができる。
【0028】さらに、第3の発明によれば、上記第2の
発明の効果とともに、牽引用の線状部材の一端部を前記
連結具に連結し、この牽引用の線状部材の他端部を前記
地中に埋設された管の中を通して引張るので、容易に前
記連結具を前記地中に埋設された管の他端側に引張るこ
とができる。このため、前記牽引用の線状部材を引張る
ことにより、前記地中に埋設された管の交換を容易に行
うことができる。
【0029】さらに、第4の発明によれば、上記第3の
発明の効果とともに、前記地中に埋設された管の一端部
と前記連結具をピン状部材によって容易に連結するとと
もに、前記ピン状部材に前記牽引用の線状部材の一端部
を連結するので、前記牽引用の線状部材を前記連結具に
容易に連結することができる。このため、前記地中に埋
設された管の交換が一層容易になる。
【0030】さらに、第5の発明に係る連結具によれ
ば、前記地中に埋設された管に挿通される牽引用の線状
部材の一端部をこの連結具の牽引用の線状部材連結部に
連結することにより、前記牽引用の線状部材を引張る
と、前記地中に埋設された管を抜き出すとともに、前記
他の管を地中に埋設することができる。このため、前記
地中に埋設された管の交換作業が容易になる。
【0031】さらに、第6の発明によれば、上記第5の
発明の効果とともに、前記地中に埋設された管をこの管
と径が異なる管に容易に交換することができる。特に、
前記地中に埋設された管をこの管の径より大きな径の管
と交換することが著しく容易になる。
【0032】さらに、第7の発明によれば、上記第5ま
たは第6の発明の効果とともに、前記連結具に設けられ
た牽引用の線状部材連結部には、ピン状部材の挿入孔が
形成されているので、この挿入孔に挿入されたピン状部
材に前記牽引用の線状部材を容易に連結することができ
る。このため、前記牽引用の線状部材を前記連結具に連
結することが容易になる。
【0033】さらに、第8の発明によれば、上記第7の
発明の効果とともに、前記連結具に設けられた牽引用の
線状部材連結部には、前記ピン状部材の挿入孔を2つの
部分に分断するようにスリットが形成されているので、
この挿入孔に挿入されたピン状部材のうち前記スリット
に露出した部分に前記牽引用の線状部材を容易に連結す
ることができる。このため、前記牽引用の線状部材を前
記連結具に連結することが一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る地中に埋設された
管の交換方法を縮小して示す説明図である。
【図2】図1に示す連結具を分解して示す拡大斜視図で
ある。
【図3】図2に示す連結具の使用方法を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の地中に埋設された管の交換方法を縮小し
て示す説明図である。
【符号の説明】
10 連結具 20 連結具10の本体部材 30 連結具10の第1の連結部材 33 第1の連結部材30のスリット 34、35 第1の連結部材30の貫通孔 36 ピン状部材としての第1のピン 40 連結具10の第2の連結部材 43 第2の連結部材40のスリット 44、45 第2の連結部材40の貫通孔 46 ピン状部材としての第2のピン 51 水道管 51a、51b 水道管51の端部 51r、51s 水道管51の貫通孔 56 他の水道管 56a 他の水道管56の一端部 56r、56s 他の水道管56の貫通孔 64 牽引用の線状部材としてのワイヤ 64a ワイヤ64のリング状端部 71 宅地 73 道路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設された管の一端部に他の管の
    一端部を連結し、前記地中に埋設された管をその他端部
    側から抜き出すことによって、前記地中に埋設された管
    を前記他の管と交換することを特徴とする地中に埋設さ
    れた管の交換方法。
  2. 【請求項2】 前記地中に埋設された管の一端部に連結
    具を介して前記他の管の一端部を連結し、前記連結具を
    前記地中に埋設された管の他端部側から引張ることを特
    徴とする請求項1記載の地中に埋設された管の交換方
    法。
  3. 【請求項3】 牽引用の線状部材の一端部を前記連結具
    に連結するとともに、この牽引用の線状部材の他端部を
    前記地中に埋設された管の中を通して引張ることを特徴
    とする請求項2記載の地中に埋設された管の交換方法。
  4. 【請求項4】 前記地中に埋設された管の一端部と前記
    連結具をピン状部材によって連結し、前記ピン状部材に
    前記牽引用の線状部材の一端部を連結することを特徴と
    する請求項3記載の地中に埋設された管の交換方法。
  5. 【請求項5】 地中に埋設された管の交換方法に使用す
    る管の連結具であって、地中に埋設された管の一端部に
    連結可能な第1の連結部と、他の管の一端部に連結可能
    な第2の連結部と、前記地中に埋設された管に挿通され
    る牽引用の線状部材の一端部が連結可能な牽引用の線状
    部材連結部とを備えることを特徴とする連結具。
  6. 【請求項6】 第1の連結部と第2の連結部との間に本
    体部が設けられ、この本体部の外形がほぼ円錐台状に形
    成されていることを特徴とする請求項5記載の連結具。
  7. 【請求項7】 前記牽引用の線状部材連結部には、ピン
    状部材の挿入孔が形成されていることを特徴とする請求
    項5または請求項6記載の連結具。
  8. 【請求項8】 前記牽引用の線状部材連結部には、前記
    ピン状部材の挿入孔を2つの部分に分断するようにスリ
    ットが形成されていることを特徴とする請求項7記載の
    連結具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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