JP2001348174A - エレベータ設備の少なくとも1つの牽引ロープのための緊張装置 - Google Patents

エレベータ設備の少なくとも1つの牽引ロープのための緊張装置

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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/06Arrangements of ropes or cables
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    • B66B7/10Arrangements of ropes or cables for equalising rope or cable tension

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストがかからず簡単なエレベータ設備の
少なくとも1つの牽引ロープのための緊張装置を提供す
る。 【解決手段】 牽引ロープ緊張装置は、少なくとも1つ
のピストン5、6および少なくとも1つのシリンダ3、
4を有する少なくとも1つのダンパーD1、D2を備え
る。シリンダ3、4は、2つのチャンバ3.1、3.
2、4.1、4.2を有し、それらのチャンバは、作動
物質Fを充填され、スロットルつき接続管13および逆
止め弁19、20を取り付けられた流路によってお互い
に接続される。ピストン5、6に結合されるのは、シリ
ンダ3、4の第1の端部EEに入り、シリンダ3、4の
第2の端部EAから出るピストンロッド9、10であ
る。制動のために、外部の能動的な容器を必要としな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプリア
ンブルに記載されるようなエレベータ設備の少なくとも
1つの牽引ロープのための緊張装置に関する。
【0002】本発明の趣旨の範囲内であれば、牽引ロー
プは、補償ロープ、補償チェーン、または、それらに類
似するものであってもよい。
【0003】本発明においては、「垂直」および「水
平」という用語は、エレベータの運動方向に関するもの
である。「垂直」は、原則として、エレベータの運動方
向に平行な方向を意味し、「水平」は、原則として、エ
レベータの運動方向に垂直な方向を意味する。
【0004】「流体」という用語は、ある種の気体また
はある種の液体を意味する。
【0005】
【従来の技術】牽引ロープのための緊張装置は、以前か
ら知られており、主として、トラクションエレベータに
使用される。緊張装置の目的は、とりわけ、牽引ロープ
を案内し、牽引ロープに張力を加え、ロープの振動を抑
制し、牽引力を増大させ、そして、エレベータケージま
たは釣り合いおもりの安全装置が、作動したとき、ある
いは、エレベータケージまたは釣り合いおもりが、緩衝
装置に衝突したときに、釣り合いおもりまたはエレベー
タケージが、急激に動作するのを防止することである。
3.5m/sかまたはそれ以上の速度においては、緊張
装置には、リバウンド防止装置を取り付けなければなら
ない。今日、リバウンド防止装置は、例えば、規定され
た量だけ、緊張装置が上へ移動したときに作動する安全
装置からなる。まさに、この規定された量が、不都合な
作用をもたらす。牽引ロープは、飛び上がる釣り合いお
もり(弾性部材)によって張力を加えられ、そして、釣
り合いおもりが逆に降下するとき、釣り合いおもりを加
速する。また、釣り合いおもりが逆に降下するときに懸
架ロープにかかる力も、それに応じて、大きくなる。さ
らに、このよく知られた解決方法によれば、いったん、
安全装置が作動したら、緊張装置は、人手によって解除
されなければならない。熟練した作業員しかそれを解除
することができない。人手による解除を必要とするの
は、そのシステムに起因する。
【0006】シミュレーションを用いて実施された調査
から、ほとんどまったく制動されない緊張装置は、エレ
ベータ設備の特性に悪影響を及ぼすことが明らかとなっ
た。
【0007】制動される緊張装置は、よく知られてお
り、そのような装置は、必要なときに、システムからエ
ネルギーを移すという利点を有し、その結果として、釣
り合いおもりのエネルギーは、それが逆に降下するとき
に減少する。
【0008】米国特許第4,522,285号から、リ
バウンド防止装置を知ることができ、この装置において
は、牽引ロープ緊張滑車の垂直運動/制動は、液圧シス
テムによって制御される。システムは、シリンダと、シ
リンダ内部で動いてシリンダを2つのチャンバに分割す
るピストンとを備える。ピストンロッドは、一端におい
て、ピストンに接続され、他端において、緊張滑車に接
続される。片側だけにピストンロッドを配置したため
に、ピストンのピストンロッドを備えた側の押しのけ容
積は、ピストンロッドが存在しない側の押しのけ容積よ
りも小さい。2つのチャンバの容積/圧力を釣り合わせ
るために、シリンダの外側には、作動液を充填した容器
が存在し、2つのチャンバと協働して、能動的に動作す
る。
【0009】このよく知られた構造の欠点は、バルブの
複雑な構成であり、必然的に、外部で動作する補償容器
を必要とし、そのために、緊張装置の構造を、コストが
かかり、かつ、複雑なものにする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した欠点がなく、簡単な構造で製造することができ、そ
して、外部の補償容器を必要としない、少なくとも1つ
の牽引ロープのための緊張装置を作り出すことである。
緊張装置の制動は、簡単な手段によって実現される。
【0011】緊張装置を安価に製造できるというさらな
る利点が、考慮されなければならない。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1の
特徴によって達成される。
【0013】従属請求項に記載される措置によって、請
求項1に記載の緊張装置の有益なさらなる展開および改
善が可能である。シリンダおよびピストンロッドが、緊
張装置のための案内システムを形成するというさらなる
利点が、考慮される。
【0014】説明されるすべての特徴は、記載されたそ
れぞれの組み合わせだけでなく、本発明の範囲を逸脱す
ることなく、別の組み合わせで使用されてもよく、ある
いは単独で使用されてもよい。
【0015】本発明の異なるいくつかの好ましい実施形
態が、概略図に示され、以下で、より詳細に説明され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、牽引ロープ緊張装置1の
側面図を示し、この装置1においては、緊張滑車2.1
が、第1の複動シリンダ3と第2の複動シリンダ4との
間にあるのがわかる。シリンダ3および4は、制動手段
として構成され、したがって、液圧ダンパーまたは空気
圧ダンパーとして動作する。緊張滑車2.1の周囲に巻
かれているのは、牽引ロープSであり、これは、一般的
な方法で、エレベータケージを釣り合いおもりに接続す
る。第1の複動シリンダ3は、上部チャンバ3.1およ
び下部チャンバ3.2を有し、それらは、第1のピスト
ン5によって分離される。第2の複動シリンダ4は、上
部チャンバ4.1および下部チャンバ4.2を有し、そ
れらは、第2のピストン6によって分離される。チャン
バ3.1、3.2、4.1、4.2は、それらの内部
に、作動物質として、例えば、油のような流体Fを含
む。上部チャンバ3.1の上方にある第1のシリンダ3
の第1の端部EEには、上部シール7.1があり、他方
において、下部チャンバ3.2の下方にある第1のシリ
ンダ3の第2の端部EAには、下部シール7.2があ
る。同様に、第2のシリンダ4は、上部シール8.1お
よび下部シール8.2を有する。
【0017】好ましくは円柱状の第1のピストンロッド
9が、少なくとも第1のシリンダ3の全長にわたり、そ
して、少なくともシリンダ3の長さとストロークの長さ
を加えたものに相当する長さにわたり、垂直に、したが
って、軸方向に延びる。第1のピストンロッド9は、第
1のシリンダ3内に、同心に延び、そして、例えば、ね
じ山などの手段によって第1のピストン5に結合され
る。第1のピストン5の上方において、ピストンロッド
9は、第1のシリンダ3の上部チャンバ3.1および上
部シール7.1の中を通る。同様に、第1のピストン5
の下方において、ピストンロッド9は、第1のシリンダ
3の下部チャンバ3.2および下部シール7.2の中を
通る。
【0018】第1のシリンダ3と同様に、好ましくは円
柱状の第2のピストンロッド10が、少なくとも第2の
シリンダ4の全長にわたり、そして、具体的には、少な
くともシリンダ4の長さとストロークの長さを加えたも
のに相当する長さにわたり、垂直に延びる。第2のピス
トンロッド10は、第2のシリンダ4内に、同心に延
び、そして、第2のピストン6に結合される。第2のピ
ストン6の上方において、ピストンロッド10は、第2
のシリンダ4の上部チャンバ4.1および上部シール
8.1の中を通る。同様に、第2のピストン6の下方に
おいて、ピストンロッド10は、第2のシリンダ4の下
部チャンバ4.2および下部シール8.2の中を通る。
シール7.1、7.2、8.1、8.2は、それぞれの
ピストンロッド9、10に移動可能に配置される。
【0019】このように、第1のピストンロッド9は、
第1のピストン5の両側に存在するように配置される。
これは、第1のシリンダ3の上部チャンバ3.1内の押
しのけ容積が、第1のシリンダ3の下部チャンバ3.2
内の押しのけ容積に等しいという作用をもたらす。当然
ながら、第2のシリンダ4内の第2のピストンロッド1
0についても同じことが言える。
【0020】これによって、押しのけ容積を補償するよ
うに動作する外部の補償容器を有する必要性がなくな
る。
【0021】第1のピストンロッド9および第2のピス
トンロッド10は、その両端が、動かせない構造部材1
1.1、11.2に永続的に接続される。この構造部材
は、好ましくは、上部支持体11.1および下部支持体
11.2を有し、これらは、2つのシリンダ3、4の上
方または下方に配置され、それらに、第1のピストンロ
ッド9および第2のピストンロッド10が、しっかりと
固定される。この理由のため、ピストンロッド9、10
は、ピストン5、6とともに、構造部材11.1、1
1.2に対して、動くことができない。下部支持体1
1.2は、好ましくは、締結手段Bによって、昇降路の
床に固定される。
【0022】緊張滑車2.1は、フレーム12に取り付
けられる。フレーム12は、その側面が、例えば、ねじ
によって、シリンダ3、4に結合される。第1のピスト
ンロッド9および第2のピストンロッド10は、それぞ
れ、第1のシリンダ3および第2のシリンダ4を案内す
るガイドの形態を有する。このように、ピストンロッド
およびシリンダによって形成されるシステムは、牽引ロ
ープ緊張装置1の可動部分を案内するガイドシステムを
形成し、これは、緊張滑車が、移動すれば、2つのシリ
ンダ3、4が、それぞれ、シール7.1、7.2、8.
1、8.2とともに、2つのピストンロッド9、10に
沿って動かされ、かつ、2つのピストンロッド9、10
によって案内されることを意味する。2つのピストン
5、6は、それぞれ、ピストンロッド9、10に結合さ
れているので、ピストン5、6もまた、たとえ緊張装置
が移動しても、固定されたままである。
【0023】第1のシリンダ3の上部チャンバ3.1
は、スロットル14を有する接続管13によって、第1
のシリンダ3の下部チャンバ3.2に接続される。この
実施形態においては、接続管13は、それは、以下で、
スロットルつき接続管13とも呼ばれ、第1のシリンダ
3の上部シール7.1および下部シール7.2の近傍で
終端する。さらに、スロットルつき管13は、第1の管
15によって、第2のシリンダ4の上部チャンバ4.1
に接続される。第1の管15は、第1のシリンダ3の上
部チャンバ3.1を、第2のシリンダ4の上部チャンバ
4.1に直接に接続してもよい。同様に、スロットルつ
き管13は、第2の管16によって、第2のシリンダ4
の下部チャンバ4.2に接続される。第2の管16は、
第1のシリンダ3の下部チャンバ3.2を、第2のシリ
ンダ4の下部チャンバ4.2に直接に接続してもよい。
第1の管15および第2の管16の目的は、共通スロッ
トル14を介して、2つのシリンダ3、4に流体を流し
込むことである。
【0024】第1のピストン5および第2のピストン6
は、それぞれ、流路17、18を有し、これらの流路
は、第1のシリンダ3および第2のシリンダ4のそれぞ
れの上部チャンバ3.1および4.1を、第1のシリン
ダ3および第2のシリンダ4の対応するそれぞれの下部
チャンバ3.1および4.2に接続する。これらの流路
17および18は、それぞれ、逆止め弁19および20
を有し、それらの逆止め弁19および20は、この実施
形態においては、流体が、上部チャンバ3.1および
4.1からそれぞれ下部チャンバ3.2および4.2へ
流れるのを可能にし、かつ、流体が、それとは逆の方向
に流れるのを妨げる。
【0025】簡単にするように、図2〜図5を通して、
同一の構成要素は、図1の場合と同じ符号で示される。
【0026】図2は、図1の正面図を示し、この図にお
いては、フレーム12内の2つの緊張滑車2.1、2.
2と、フレーム12に結合されたシリンダ3とを見るこ
とができる。この図から、この実施形態において、緊張
装置の個々の構成要素が、お互いに対して、どのように
配置されているかがより明確にわかる。さらに、構造部
材11.1、11.2の安定性を増大させるために、上
部支持体11.1を下部支持体11.2に結合するブレ
ース21が存在する。
【0027】図3は、第1のピストン5内にある第1の
シリンダ3の典型的な逆止め弁19の拡大図を示す。こ
れは、好ましくは、一般的な逆止め弁19であり、この
逆止め弁19を介して、流体は、下向きにしか流れるこ
とができない。第2のシリンダ4の逆止め弁20につい
ても同じことが言える。
【0028】図4は、本発明のさらなる好ましい実施形
態を示し、これは、基本的には、図1および図2に示さ
れる実施形態に基本的には対応するものである。第3の
管22を介して、スロットルつき接続管13に接続され
るのは、タンク23である。タンク23の機能は、2つ
のシリンダ3、4のシール7.1、7.2、8.1、
8.2を介して発生することのある漏れを補償すること
である。第3の管22は、さらなる逆止め弁24を有
し、そのために、流体は、一方向にしか流れることがで
きない。さらに別の実施形態においては、タンク23
は、例えば、ここでは図示しない圧力スイッチによっ
て、タンク23の充満を監視することのできる圧力タン
クとして形成されてもよい。
【0029】ここで、図4を参照して、動作原理をより
詳細に説明する。
【0030】例として、エレベータケージの安全装置を
作動させる場合を考える。使用される作動流体は、油で
ある。牽引ロープSは、エレベータケージの下面を、昇
降路の床に配置された緊張滑車を介して、釣り合いおも
りの下面に連結する。
【0031】ケージに設けられた安全装置が作動する
と、ケージおよび釣り合いおもりは、異なる加速度で減
速する。ケージが、急停止することによって、釣り合い
おもりが、跳ね上がり、そのために、牽引ロープに張力
が加えられることになる。ケージが、静止しているとき
に、釣り合いおもりが、上昇しつづけると、ロープに力
が、かかる。これが、緊張滑車を上へ急激に移動させ
る。これが、発生すれば、油が、2つのシリンダ3、4
の下部オイルチャンバ3.2、4.2から、接続管1
3、スロットル14、および、管15、16を経由し
て、2つのシリンダ3、4の上部オイルチャンバ3.
1、4.1の中へ流れ込む。上方向への急激な運動が、
本発明の緊張装置によって制動される。調整可能なスロ
ットル14が、制動作用を決定する。
【0032】ロープの張力が減少すれば、緊張装置1
は、それのもっとも低い位置へ移動しようとし、シリン
ダ3、4の上部チャンバ3.1、4.1からの油が、主
に、逆止め弁19、20を通って、シリンダ3、4の下
部チャンバ3.2、4.2の中へ流れ込む。逆止め弁に
よって、緊張滑車は、素早く降下することができ、そし
て、再び、素早く張力を加えることができる。
【0033】逆止め弁を備えた小さなタンク23は、発
生するかもしれない漏れを補償する。それの充満は、例
えば、電気的に監視してもよい。
【0034】図5は、本発明のさらなる実施形態を示
す。ここで、図1〜4に示される実施形態と比較する
と、上述したスロットル管13に加えて、さらなるスロ
ットルつき管25が、付加されており、第2のシリンダ
4の上部チャンバ4.1を、第2のシリンダ4の下部チ
ャンバ4.2に接続する。さらなるスロットルつき管2
5は、さらなるスロットル26を有する。その結果とし
て、2つのシリンダ3、4において、流体Fの流れを、
お互いに独立して調節することができる。この実施形態
において、例えば、スロットル14およびさらなるスロ
ットル26が、全く同じように調節され、かつ、スロッ
トルつき接続管13および25が、同じ寸法を有する場
合には、第1の管15および第2の管16は、省かれる
ことができる。2つのスロットル14および26が、そ
れぞれに異なって調節される場合には、とりわけ、2つ
の管15および16は、役立つことができる。
【0035】液圧ダンパーを取り付けた牽引ロープ緊張
装置について主に説明したが、当然ながら、同じような
やり方で、かつ、同じような機能/効果をもって、空気
圧ダンパーを取り付けた本発明による牽引ロープ緊張装
置を装備することも可能である。この場合には、気体媒
体が、作動流体として使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による牽引ロープ緊張
装置の側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1および図2の細部の拡大図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による牽引ロープ緊張
装置の側面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態による牽引ロープ緊張
装置の側面図である。
【符号の説明】
1 牽引ロープ緊張装置 2.1、2.2 緊張滑車 3 第1のシリンダ 3.1、4.1 上部チャンバ 3.2、4.2 下部チャンバ 4 第2のシリンダ 5 第1のピストン 6 第2のピストン 7.1、8.1 上部シール 7.2、8.2 下部シール 9 第1のピストンロッド 10 第2のピストンロッド 11.1 上部支持体 11.2 下部支持体 12 フレーム/ハウジング 13 スロットルつき接続管 14 スロットル 15 第1の管 16 第2の管 17、18 流路 19、20 逆止め弁 21 ブレース 22 第3の管 23 タンク 24 さらなる逆止め弁 25 さらなるスロットルつき接続管 26 さらなるスロットル B 締結手段 D1、D2 制動手段/ダンパー EE シリンダの第1の端部 EA シリンダの第2の端部 F 流体 S 牽引ロープ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの緊張滑車(2.1、
    2.2)と、 ピストン(5、6)およびシリンダ(3、4)を有する
    少なくとも1つの制動手段(D1、D2)とを備え、 ピストン(5、6)が、シリンダ(3、4)を、作動物
    質(F)を含む2つのチャンバ(3.1、3.2、4.
    1、4.2)に分割し、チャンバ(3.1、3.2、
    4.1、4.2)が、スロットルつき接続管(13)
    と、逆止め弁(19、20)を取り付けられた流路(1
    7、18)とによって接続される、エレベータ設備の少
    なくとも1つの牽引ロープのための緊張装置(1)であ
    って、 シリンダ(3、4)の第1の端部(EE)に入り、か
    つ、シリンダ(3、4)の第2の端部(EA)から出る
    少なくとも1つのピストンロッド(9、10)が存在
    し、ピストンロッド(9、10)が、ピストン(5、
    6)に結合されることを特徴とする、エレベータ設備の
    少なくとも1つの牽引ロープのための緊張装置。
  2. 【請求項2】 ピストンロッド(9、10)が、シリン
    ダ(3、4)を案内するガイドとして形成されることを
    特徴とする請求項1に記載の緊張装置。
  3. 【請求項3】 制動手段(D)が、空気圧式または液圧
    式であり、作動物質(F)が、流体であることを特徴と
    する請求項1から2のいずれか一項に記載の緊張装置。
  4. 【請求項4】 ピストンロッド(9、10)が、シリン
    ダ(3、4)内に、同心に配置されることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか一項に記載の緊張装置。
  5. 【請求項5】 緊張滑車(2.1、2.2)が、シリン
    ダ(3、4)に直接的に、あるいは、シリンダ(3、
    4)に間接的に接続されることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一項に記載の緊張装置。
  6. 【請求項6】 逆止め弁(19、20)を取り付けられ
    た流路(17、18)が、ピストン(5、6)の内部に
    配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか
    一項に記載の緊張装置。
  7. 【請求項7】 シリンダ(3、4)が、シリンダの第1
    の端部(EE)の近傍に、および、シリンダの第2の端
    部(EA)の近傍に、シール(7.1、7.2、8.
    1、8.2)を有することを特徴とする請求項1から6
    のいずれか一項に記載の緊張装置。
  8. 【請求項8】 緊張装置(1)が、発生する可能性のあ
    る制動媒体(D)の漏れを補償するためのタンク(2
    3)を有することを特徴とする請求項1から7のいずれ
    か一項に記載の緊張装置。
  9. 【請求項9】 さらなる制動手段(D2)が、提供さ
    れ、2つの制動手段(D1、D2)が、管(15、1
    6)を介して、お互いに接続されることを特徴とする請
    求項1から8のいずれか一項に記載の緊張装置。
  10. 【請求項10】 2つの緊張滑車(2.1、2.2)
    が、提供されることを特徴とする請求項1から9のいず
    れか一項に記載の緊張装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれか一項に記
    載の緊張装置を使用したエレベータ設備。
JP2001084121A 2000-03-31 2001-03-23 エレベータ設備の少なくとも1つの牽引ロープのための緊張装置 Withdrawn JP2001348174A (ja)

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