JP2001348158A - 用紙集積装置及び用紙集積方法 - Google Patents

用紙集積装置及び用紙集積方法

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JP2001348158A
JP2001348158A JP2000174506A JP2000174506A JP2001348158A JP 2001348158 A JP2001348158 A JP 2001348158A JP 2000174506 A JP2000174506 A JP 2000174506A JP 2000174506 A JP2000174506 A JP 2000174506A JP 2001348158 A JP2001348158 A JP 2001348158A
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sheet
plate
regulating
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JP2000174506A
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Kazutaka Tsunoda
和隆 角田
Yoshiyuki Nakamura
良之 中村
Hiroki Okamoto
博樹 岡本
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Original Assignee
Duplo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積装置に区分け集積された用紙束を綴じ処
理等の次工程の処理を行う場合、用紙束の揃え直し作業
が不要とすることができると共に、別途ジョガー装置等
の装置を使用することなく用紙区分けができる用紙集積
装置及び用紙集積方法を提供する。 【解決手段】 用紙集積装置10はコレータ装置1で丁
合された用紙束Sを紙受台12へ搬送するための搬入機
構部20と、紙受台12に搬送された用紙束Sのシート
の流れ方向の先端部を規制する先端ストッパ部40と、
用紙束Sの端部を揃える後端整合機構部160と、用紙
束Sの両側部のどちらか一方を規制し、用紙束Sの両側
部を揃える1対の整合規制機構部70と、次に用紙束S
を先の用紙束Sに対して区分けして前記用紙集積装置1
0の紙受台12へ搬送するためのシフト機構部180と
を有している。これにより、送られてきた用紙束Sを紙
受台12上にセット毎に側部を左右に振り分けながら積
み上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コレータ装置等に
て丁合された複数枚の用紙からなる用紙束を区分けして
集積する用紙集積装置及び用紙集積方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製本処理においては、コレータ装
置を使用して複数枚の用紙を頁順に丁合し、1冊分の用
紙束を形成して順次、用紙集積装置に搬送し、一定の用
紙束が用紙集積装置に集積されると、これらの用紙束は
用紙集積装置から綴じ処理等の次工程に移送されて処理
される。
【0003】図24は用紙集積装置に使用される用紙束
の形態を示す斜視図である。用紙束Sは交互に仕分けさ
れて集積されている。このように用紙束S、S1、S2
3を交互にずらして集積すると、綴じ処理等の次工程
の処理の際に、用紙束S、S 1、S2、S3を別途仕分け
る作業が不要となるので、製本処理を迅速にすることが
できる。
【0004】従来、コレータ装置等から供給された用紙
束を区分けして集積する用紙集積装置としては、例えば
特開2000−7210号公報に開示されたものがあ
る。図25はこの従来の用紙集積装置を示す側面図であ
る。従来の用紙集積装置210は、丁合機201と共に
使用され、丁合機201で丁合された用紙束を用紙集積
装置210により集積する。この丁合機201には、給
紙段202a乃至202hが高さ方向に配列されてお
り、各給紙段202a乃至202hについて設けられた
給紙ローラ303a乃至303hにより各給紙段202
a乃至202hから用紙が1枚づつ送り出される。用紙
送出方向の前方には縦方向搬送ベルト304が設けられ
ている。給紙段202hの下方には横方向搬送ベルト2
04が設けられている。この搬送ベルト204の端部に
は排紙ローラ205が設けられており、この端部に排紙
部206が設けられている。丁合機201により、各給
紙段202a乃至202hから給紙ローラ303a乃至
303hにより搬出された用紙は順次重ねられて頁順に
丁合されて1冊分の用紙束が形成される。頁順に丁合さ
れた1冊分の用紙束は横方向搬送ベルト204に供給さ
れ、排紙ローラ205から排出部206に搬出される。
【0005】一方、用紙集積装置210には、第1の用
紙集積部211と第2の用紙集積部212とが設けられ
ている。丁合機201の排紙部206に対向する位置
に、用紙束搬入路213が設置され、これに連続して第
1の搬送路214が設けられている。また、用紙搬入路
213と分岐して、第2の搬送路215が設けられてい
る。第1の搬送路214と第2の搬送路215との分岐
点には、切り替えゲート216が配置されている。第1
の用紙集積部211の上面には第1の仕分機構220が
設けられており、第2の用紙集積部212の上面には第
2の仕分機構220aが設けられている。この第1及び
第2の仕分機構220、220aには夫々用紙束の載置
板217が設けられている。
【0006】図26は従来の用紙集積部の第1の仕分機
構を示す平面図、図27はそのY方向から見た側面図で
ある。
【0007】第1の仕分機構220は、載置板217の
上方に固定部材222が設けられている。この固定部材
222には停止板221が設けられている。この停止板
221に対向して昇降板223が固定部材222に設け
られており、これはソレノイド224により載置板21
7に対して垂直方向に昇降する。また、固定部材222
と適長間隔をあけて可動板225が形成されている。こ
の可動板225は1対の往復動ロッド226a、226
bにより取付部228に連結されており、この往復動ロ
ッド226a、226bは固定部材223側に伸縮する
ことができる。この取付部228は枠体227に設けら
れている。この枠体227の内部にはカム229が設け
られている。このカム229の外周面に沿うように配置
された接触子240を有するレバー機構230が配置さ
れている。このレバー機構230は、支点231に支持
されており、往復動ロッド226aの端部に接するピン
232が設けられている。カム229が駆動手段(図示
せず)により回転することにより、レバー機構230が
支点231を中心にして揺動し、ピン232を介して第
1の往復動ロッド226aが往復運動し、第2の往復動
ロッド226bも連動して往復運動する。このようにし
て可動板225を往復運動させる。
【0008】従来の仕分機構220によれば、可動板2
25がaの位置からbの位置に移動するタイミングで昇
降板223が上昇し、搬送されてきた用紙束Sの一方の
端部が停止板221に当接し、他方の端部は可動板22
5に当接する。次に、可動板225が反転動作してbの
位置からaの位置に移動すると、用紙束Sは載置板21
7の上に落下する。このとき、昇降板223は下降し、
次に搬入される用紙束S1の一方の端部に当接し、用紙
束S1の他方の端部は可動板225に当接する。
【0009】次に、可動板225がaの位置からcの位
置に移動すると用紙束S1が載置板217の上に落下す
る。以下、同様にして、可動板225の反転動作と昇降
板223の昇降動作とを連動制御することにより、第1
の用紙集積部220に搬入された用紙束Sは、図24に
示すように、その端部をずらして交互に集積される。
【0010】次に、この従来の用紙集積層の動作につい
て説明する。このような従来の用紙集積装置において
は、先ず、丁合機201により頁順に丁合された1冊分
の1番目の用紙束が排出部206により排出され、用紙
集積装置210の用紙束搬入路213に搬入される。そ
して、切り替えゲート216により、どちらか一方の搬
送路に送られる。例えば、第1の搬送路214側に設定
されていると、用紙束は第1の搬送路214を通り、第
1の用紙集積部211に搬入される。この際の用紙束の
集積の形態は、上述の如く、第1の仕分機構220の動
作により、図24に示すように、いずれかの列に選定さ
れる。
【0011】第1の仕分機構220においては、上述の
如く、反転動作を行い3番目に第1の搬送路214から
搬入される用紙束は、第1の用紙集積部211におい
て、1番目の用紙束と同じ状態で集積される。以下同様
にして、第1の用紙集積部211と第2の用紙集積部2
12とには、交互に端部をずらした状態で用紙束が順次
集積される。
【0012】このように、従来の用紙集積装置は、コレ
ータ装置等で丁合された用紙束が順次送られてきて、こ
の送られてきた用紙束を交互に仕分して集積していた。
そして、交互に仕分けられて集積された用紙束を次工程
の綴じ処理等を行っていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の用紙束集積装置においては、ただ用紙束を交互に
ずらして集積しているだけなので、用紙の揃い方が不十
分であった。このため、綴じ処理等の次工程の処理を行
う際、区分け集積された用紙束をそのまま使用すること
ができなかった。そのため、作業者は用紙束ごとにジョ
ガー装置を使用するか、又は手作業により、再度用紙束
を揃え直して綴じ工程等の次工程の処理を行わなければ
ならなかった。この揃え直し作業は、作業者に極めて負
担がかかる作業で、しかも用紙束毎に、揃え直し作業を
しなければならないため、製本処理を迅速に行えないと
いう問題点がある。また、この揃え直し作業をジョガー
装置で行う場合には、別途ジョガー装置を購入しなけれ
ばならず、別に費用が必要になり、コストが嵩むという
問題点がある。
【0014】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、集積装置に区分け集積された用紙束を綴じ
処理等の次工程の処理を行う場合、用紙束の揃え直し作
業が不要とすることができると共に、別途ジョガー装置
等の装置を使用することなく用紙区分けができる用紙集
積装置及び用紙集積方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る用紙集積装
置は、複数枚の用紙が束ねられた用紙束を一方向に交互
にずらして積載する用紙集積装置において、前記用紙束
が載置される紙受台と、前記用紙束を前記一方向に平行
の方向に交互にずらして前記紙受台上に搬入する搬入機
構部と、前記用紙束の側部を規制する1対の規制部材と
前記一方向に移動可能の1対のジョグ部材とを備え前記
紙受台上に載置された用紙束に対しこの用紙束を挟んで
対向する一方の規制部材と他方のジョグ部材及び他方の
規制部材と一方のジョグ部材との組み合わせにより前記
規制部材により前記用紙束の側部を規制しつつ前記ジョ
グ部材により反対側の側部を前記規制部材に向けて押し
つけて前記用紙束を前記一方向に揃える紙揃え機構部
と、を有することを特徴とする。
【0016】本発明においては、コレータ装置等により
丁合された複数枚の用紙からなる用紙束を一方向に交互
にずらして集積するとき、搬入機構部により紙受台に載
置された用紙束は、紙揃え機構部により、一方の側部が
一方の規制部材により規制され、用紙束を挟んで対向す
る他方のジョグ部材が用紙束の側部を一方の規制部材に
向けて押しつけることにより用紙束が一方向に揃えられ
る。次に、上の用紙束が搬入されるときには、他方の規
制部材が揃え済みの一の用紙束の縁部を押さえており、
搬入機構部によりこの上の用紙束が一の用紙束の一方向
に平行の方向にずらして載置されると、この他方の規制
部材が上の用紙束の側部を規制する規制部材となって上
の用紙束の側部を規制し、一方のジョグ部材が用紙束の
側部を他方の規制部材に向けて押しつけて用紙束を一方
向に揃える。これを繰り返して紙受台に用紙束を積み重
ねる。
【0017】このようにして、紙受台に集積される用紙
束毎に、毎回用紙束を一方向に側部を揃えて、用紙束を
紙受台に積み上げるので、一方向に交互にずらして積載
された用紙束を綺麗に揃えることができる。従って、綴
じ処理等の次工程の処理を行う際に、作業者がこのよう
に区分けして集積された用紙束を再度揃え直す必要がな
い。これにより、作業者の揃え直し作業の負担を軽減す
ることができる、また、別途ジョガー装置等の用紙束の
側部を揃える設備が不要であるため、コストを削減する
ことができる。
【0018】また、上に用紙束を重ねるときに、他方の
規制部材は下の用紙束を押えつけると共に上の用紙束が
載置されると、この側部を規制する規制部材となり、他
方の規制部材は上の用紙束を揃えるときに、下の用紙束
がずれるのを防止することができる。従って、綺麗に揃
えられた用紙束がずれるのを防止することができる。
【0019】また、前記用紙集積装置は、例えば、一の
用紙束について前記紙揃え機構部の一方の規制部材によ
り前記用紙束を規制し、他方のジョグ部材により用紙束
を揃え、その上の用紙束については、他方の規制部材で
前記一の用紙束の縁部を下方に押さえると共にこの他方
の規制部材で前記上の用紙束について側部を規制し、一
方のジョグ部材により用紙束を揃えるように、前記1対
の規制部材及び前記1対のジョグ部材を駆動する駆動手
段を有する。
【0020】更に、前記用紙集積装置は、例えば、前記
一方向に対して垂直の他方向について前記用紙束の用紙
を揃える他の紙揃え機構部を有し、この他の紙揃え機構
部は1対の他の規制部材を備え前記紙受台上に載置され
た用紙束に対し一方の前記他の規制部材に対して他方の
前記他の規制部材が前記用紙束を前記一方の他の規制部
材に向けて押しつけることにより用紙を揃えるものであ
る。
【0021】更にまた、前記用紙集積装置は、前記紙揃
え機構部に対して前記紙受台を高さ方向に相対的に移動
させる駆動機構部を有することが好ましい。
【0022】例えば、前記搬入機構部は、前記紙受台の
上方に搬入された前記用紙束の側部を前記一方向に平行
な方向に押して下の用紙束に対する用紙束の積載位置を
ずらすシフト機構部を有するものである。
【0023】本発明に係る用紙集積方法は、搬入手段に
より一の用紙束を紙受台上に載置する工程と、前記用紙
束の側部を規制する1対の規制部材の一方の規制部材で
用紙束の一方の側部を規制し一方向に移動可能の1対の
ジョグ部材の他方のジョグ部材で前記一の用紙束の一方
の側部を前記一方の規制部材に向けて押しつけて前記一
の用紙束の用紙を前記一方向に揃える工程と、揃え済み
の前記一の用紙束の縁部を前記他方の規制部材で押さえ
る工程と、前記一の用紙束上に他の用紙束を載置する工
程と、一方のジョグ部材で前記他の用紙束の一方の側部
を前記他方の規制部材に向けて押しつけて前記他の用紙
束の用紙を前記一方向に揃える工程とを有し、前記一方
の規制部材による規制及び前記他方のジョグ部材による
押しつけと、前記他方の規制部材による規制及び前記一
方のジョグ部材による押しつけとを交互に繰り返して前
記用紙束を前記一方向に交互にずらして積載することを
特徴とする。
【0024】本発明においては、用紙束の側部を規制す
る1対の規制部材と一方向に移動可能な1対のジョグ部
材とを使用して搬入手段により紙受台上に載置した一の
用紙束を一方向に揃える。即ち、この一方の規制部材で
一の用紙束の一方の側部を規制し、他方のジョグ部材で
一の用紙束の他方の側部を一方の規制部材に向けて押し
つけて一の用紙束の用紙を一方向に揃える。この用紙束
の縁部を他方の規制部材で押さえて一の用紙束上に他の
用紙束を一方向に平行な方向にずらして載置する。そし
て、他方の規制部材で他の用紙束の側部を規制し、一方
のジョグ部材で他の用紙束の一方の側部を他方の規制部
材に向けて押しつけることにより他の用紙束の用紙を一
方向に揃える。
【0025】このように、一方の規制部材による規制及
び他方のジョグ部材による押しつけと、他方の規制部材
による規制及び一方のジョグ部材による押しつけとを交
互に繰り返すことにより、紙受台の上に用紙束を交互に
一方向にずらして積み重ねることができる。これによ
り、用紙束の側部を綺麗に揃えることができると共に、
上に積み重ねられる用紙束により綺麗に揃えられた用紙
束がずれるのを防止することができる。従って、綴じ処
理等の次工程の処理を行う際に、作業者が集積された用
紙束を再度揃え直す必要がない。これにより、作業者の
揃え直し作業の負担を軽減することができる。
【0026】この場合、例えば、前記用紙束を一方向に
揃える工程と同時又は後に、前記一方向に対し垂直の他
方向について前記用紙束の用紙を揃える工程を有し、こ
の工程は、前記用紙束に対し1対の他の規制部材の一方
の他の規制部材に対し他方の他の規制部材が前記用紙束
を前記一方の他の規制部材に向けて押しつける。
【0027】また、前記用紙束を前記一方向に交互にず
らして積載する工程の後に、前記紙受台に対して前記規
制部材及び前記ジョグ部材を相対的な高さ分だけ移動さ
せる工程を有することが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る用紙
集積装置及び用紙集積方法について添付の図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る用紙集
積装置をコレータ装置に接続した全体構成を示す斜視
図、図2は同じく本発明の実施例に係る用紙集積装置の
内部を示す正面図、図3は同じく内部の平面図、図4は
同じく内部を示す図3のX−X線による断面図である。
【0029】本実施例の用紙集積装置10はコレータ装
置1に接続されている。このコレータ装置1において
は、複数の給紙棚2が垂直方向に配列されており、コレ
ータ装置1は各給紙棚2上に載置された用紙束S0から
シートを1枚ずつ順次給送し、丁合して頁順に積載され
た複数枚のシートからなる用紙束S(図18参照)を作
製する。用紙集積装置10の制御信号線(図示せず)が
コレータ装置1に接続されており、コレータ装置1はス
タート信号又はエンド信号等を用紙集積装置10に与え
る。
【0030】本実施例の用紙集積装置10は、用紙束S
が積み上げられる紙受台12と、フレームに設けられた
操作パネル11とを有する。この操作パネル11から入
紙サイズ及び処理モード等を設定し、又は入力し得るよ
うになっている。なお、処理モードとは、コレータ装置
1により丁合された用紙束を用紙集積装置10の紙受台
12の上に積み上げる際の積み上げ方のことであり、送
られてきた用紙束のセットを重ねて積み上げる棒積み
と、用紙束のセット毎に左右に振り分けながら用紙束の
側部をずらして積み上げる区分け積みとがある。
【0031】用紙集積装置10には、コレータ装置1で
丁合された用紙束をコレータ装置1から水平方向(図3
及び4の矢印F方向)に搬送して紙受台12上に搬入す
るための搬入機構部20と、この紙受台12上に搬送さ
れた用紙束Sの搬送方向の先端部を規制する先端ストッ
パ部40と、用紙束Sの後端部を揃える後端整合機構部
160と、用紙束Sの搬送方向の両側部を揃える1対の
整合規制機構部70と、次の用紙束Sを先の用紙束Sに
対して区分けして用紙集積装置10の紙受台12上に載
置するためのシフト機構部180とが設けられている。
また、この用紙集積装置10においては、平面視でコ字
形に紙受台12の三方向を囲むようにフレームA乃至C
が立設されており、フレームA及びCにはキャスター1
5が設けられている。また、フレームA及びCの開放側
の端部の上部にはフレームDが掛け渡されており、この
フレームDに操作パネル11が設けられている。
【0032】搬入機構部20は、フレームAに配設され
ている。このフレームAには開口部A1が形成されてお
り、この開口部A1近傍にサブフレーム21が設けられ
ている。このサブフレーム21にはコレータ装置1によ
り丁合された用紙束Sを用紙集積装置10の内部へガイ
ドするための1対のガイド板22、23が設けられてい
る。また、サブフレーム21には、搬送軸24が回転自
在に取り付けられており、この搬送軸24に用紙束Sを
集積装置10内部へ搬送するための複数(図示例は2
個)のゴム製の搬送ローラ25が取り付けられている。
この搬送ローラ25はモータ(図示せず)により駆動さ
れる。そして、搬送ローラ25の上部にはブラケット2
6を介して金属製の従動ローラ27が配設されている。
この従動ローラ27は、前記ブラケット26の一端側に
設けられた軸28に回転自在に取り付けられている。ブ
ラケット26の他端側がサブフレーム21に設けられた
支軸29に回転自在に取り付けられている。そして、ブ
ラケット26とフレームAとの間にバネ30が設けられ
ており、これにより、従動ローラ27は、常に搬送ロー
ラ25側に付勢されている。また、ガイド板23、24
を挟むようにして1対のセンサ31が設けられている。
このセンサ31は用紙集積装置10に用紙束Sが搬送さ
れてきたのを検知し、各整合機構70、160の動作を
制御するための信号を制御装置(図示せず)に出力す
る。
【0033】図2に示すように、搬入機構部20の用紙
束搬送方向(F方向)の下流側には、紙受台12が配置
されており、搬入機構部20により搬送されてきた用紙
束Sは紙受台12上に排出される。
【0034】紙受台12は、1対の支持アーム13によ
り支持されており、この1対の支持アーム13はフレー
ムBに設けられたエレベータ機構(図示せず)により、
上下方向に移動可能であり、下面にキャスター15が設
けられている。
【0035】コレータ装置1をスタートさせて紙受台1
2が上昇したとき、紙受台12がフレームA及びフレー
ムBに夫々配設されたレベルセンサ14を遮ると、紙受
台12は若干下降して停止し、用紙集積装置10は紙受
動作を開始する。
【0036】また、紙受台12には複数の切欠部12a
乃至12dが形成されている。この切欠部12a乃至1
2dは、後述する第2のサイドジョガー機構117のサ
イドジョガー140が区分け集積すべき用紙サイズに合
わせて移動したとき、紙受台12に干渉しないようにす
るためのものである。
【0037】図2乃至4に示すように、搬入機構部20
により紙受台12上に排出された用紙束Sはシートの先
端が先端ストッパ機構部40のヘッドストッパ51に当
たり、用紙束Sはその位置で停止する。先端ストッパ機
構部40のベース板44は、搬入機構部20の上部で装
置10の幅方向の中央部付近に用紙束の搬送方向(F方
向)に沿って延びるように配置されている。
【0038】フレームAにはコの字状の支持ブラケット
41が固設されており、このブラケット41には、1対
の軸受42を介して水平支持軸43が回転自在に配設さ
れている。また、この1対の軸受42には、断面コ字状
のベース板44の一端部が回転自在に取り付けられてお
り、ベース板44の他端部はフレームCに固設された受
けブラケット45により支持されている。これにより、
ベース板44は軸受42に対して回動自在である。従っ
て、搬入機後部20から搬送されてきた用紙束Sが紙受
台12上でジャム(搬送障害)を起こした場合、ベース
板44の他端を上方に上げることにより、そのジャムを
処理することができる。また、コレータ装置1にて丁合
のとき、ミスフィード(空送り)又は2枚送り(重送)
等が発生した場合に完全でない用紙束Sが紙受台12上
に搬送されてきた場合に、この用紙束Sを取り除くこと
ができる。
【0039】ベース板44には、その長手方向の両端部
(フレームA側とフレームC側)に正面視でL字形をな
す1対の支持板47が固定されており、この1対の支持
板47の垂直部分に1対のガイド軸46が掛け渡されて
配置されている。このガイド軸46は用紙束の送給方向
(F方向)と平行に伸び、水平方向に相互に対向してい
る。1対のガイド軸46にはブラケット48が摺動自在
に配設されている。このブラケット48にストッパ取付
板49が取り付けられている。ストッパ取付板49には
1対の長穴49aがその長径方向が垂直方向になるよう
に形成されている。支軸50は長穴49aに挿入されて
長穴49aに対して摺動自在であり、従って、支軸50
は上下動することができる。そして、この支軸50にヘ
ッドストッパ51が取り付けられている。これにより、
ヘッドストッパ51はストッパ取付板49に対して上下
動することができる。また、ヘッドストッパ51には、
その用紙束が当接する面にクッション材52が取り付け
られている。
【0040】また、支持軸43にはワイヤホイール53
が固設されており、また、ベース板44の他端側には支
持軸54が固定されていて、この支持軸54には滑車5
5が回転自在に取り付けられている。滑車55とワイヤ
ホイール53との間に、1本のワイヤ56が掛け渡され
ており、このワイヤ56はガイド軸46と平行にその上
方及び下方を移動する。このワイヤ56の一端56a
は、ブラケット48のフレームA側の端部48aに取り
付けられており、ワイヤ56はワイヤホイール53に複
数回巻回された後、その上端から滑車55に向かい、滑
車55にて反転して滑車55の下端からブラケット48
に向かう。そして、ワイヤ56の他端56bはブラケッ
ト48のフレームC側の端部48bにバネ57を介して
取り付けられている。これにより、ワイヤホイール53
が回転すると、ワイヤ56が移動し、ワイヤ56に固定
されたブラケット48が用紙束搬送方向(F方向)と平
行の方向に移動し、ヘッドストッパ51は用紙束搬送方
向(F方向)と平行の方向に移動する。一方、支持軸4
3はギア等の駆動力伝達機構(図示せず)によりステッ
ピングモータ58の駆動軸に連結されている。これによ
り、ステッピングモータ58の回転によりワイヤホイー
ル53が回転することにより、ヘッドストッパ51は用
紙束搬送方向(F方向)と平行に、即ち、用紙搬送方向
の前後方向に移動する。なお、上述の如く、ブラケット
48はワイヤ56に固定されているが、このブラケット
48はワイヤ56の下方部分の下側ワイヤ56dに固定
されたものとなる。
【0041】ベース板44は支持軸43の下方に支持軸
59が取り付けられており、この支持軸59に滑車60
が回転自在に取り付けられている。そして、断面L字型
のアングル61の垂直部分に、ワイヤ56の上方部分の
上側ワイヤ56cが摺動可能に挿通しており、アングル
61がワイヤ56に係合するように配設されている。そ
して、上側ワイヤ56cに固定された留め具62がアン
グル61のフレームA側の面に接触している。また、ア
ングル61にはバネ63、63を介して1対のガイドワ
イヤ64の一端64aが取り付けられており、これらの
ガイドワイヤ64はワイヤホイール53及び滑車60を
経由して、ストッパ取付板49に固定された保持板65
に向かい、ガイドワイヤ64の他端64bがこの保持板
65に固定されている。これにより、この1対のガイド
ワイヤ64は、滑車61と保持板65との間に傾斜して
張設されており、搬入機構部20から用紙束SがF方向
に送られてきたとき、用紙束Sを下方に導いて紙受台1
2の上にスムーズに排出する作用を有する。
【0042】また、このような構成にすることにより、
用紙サイズの変更等により、ヘッドストッパ51のF方
向の位置が変更された場合であっても、ガイドワイヤ6
4は適切な張りが保持される。即ち、ヘッドストッパ5
1を例えばF方向の反対方向に移動させるために、ワイ
ヤ56の下側ワイヤ56dをF方向の反対方向に移動さ
せると、ワイヤ56の上側ワイヤ56cはF方向に移動
するので、ワイヤ56に固定された留め具62によりL
字型のアングル61がF方向に移動する。これにより、
ガイドワイヤ64がヘッドストッパ51の移動に追従し
て移動するので、ガイドワイヤ64には適切な張りが保
たれるため、常に、用紙束Sを紙受台12の上にスムー
ズに排出することができる。
【0043】更に、フレームCにはセンサ66が設けら
れている。このセンサ66は、ヘッドストッパ51が紙
受台12に載置される用紙束Sの端部の位置まで移動す
るときの基準位置(ホームポジション)となる位置に設
けられている。そして、ブラケット48には検知板67
が固定されており、センサ66は検知板67が接触した
り、所定位置まで近づいた場合にそれを検知し、ホーム
ポジションを検出する。フレームC側に移動してきて、
検知板67がセンサ66に検出されると、センサ66は
検出信号を制御装置(図示せず)に出力し、制御装置は
ワイヤ56を停止してブラケット48及びそれに固定さ
れたヘッドストッパ51がフレームCにそれ以上近づか
ないように制御する。
【0044】図3に示すように、紙受台12の両側部近
傍には、紙受け台12上の用紙束SのF方向に向かって
左右の両側部、即ちF方向に直交する方向の両側部を規
制すると共に揃える1対の整合規制機構部70が配置さ
れている。一方の整合規制機構部71(左整合規制機構
部)は第1のサイドストッパ機構部72及び第1のサイ
ドジョガー機構部73とで構成されており、用紙束Sの
搬送方向(F方向)に向かって左側の用紙束側部を規制
し、右側の用紙束側部を揃えるものである。他方の整合
規制機構部(右整合規制機構部)115は、第2のサイ
ドストッパ機構部116及び第2のサイドジョガー機構
部117から構成されており、用紙束Sの搬送方向(F
方向)に向かって右側の用紙束側部を規制し、左側の用
紙束側部を揃えるものである。
【0045】図5は本実施例の用紙集積装置の整合規制
機構部70を示す正面図、図6はその平面図である。こ
の整合規制機構部70は左整合規制機構部であり、右整
合規制部も基本的な構造はこの図5,6に示すものと同
様である。紙受台12のフレームB側の上方に第1のサ
イドストッパ機構部72が設けられている。また、フレ
ームBには用紙束搬送方向(F方向)に適当な間隔で離
隔する1対の支持板75が取り付けられている。これら
の支持板75の先端部に夫々ガイド軸76が設けられて
おり、これらのガイド軸76にスライドベアリング77
を介してブロック78が上下に摺動自在に設けられてい
る。そして、これらの1対のブロック78の用紙束側の
面にはステー79が掛け渡されており、フレームB側の
面には正面視で逆U字形の作動板80が掛け渡されてい
る。この作動板80はその上縁部がフレームB側に張り
出すように水平方向に若干折り曲げられており、作動板
80のF方向前方及び後方の両側部は用紙束方向に張り
出すように若干折り曲げられている。この作動板80の
垂直方向に延びる両部分の夫々下部には、下端に開口す
る垂直方向に長い長穴80aが形成されている。そし
て、ブロック78のフレームB側の面には、支軸81が
立設されており、作動板80はその長穴80aを支軸8
1に嵌合することにより、ブロック78に対して上下動
可能に支持されている。
【0046】ステー79には、側面視で逆U字状をなす
複数個のストッパ板82がステー79を跨ぐようにして
適当な間隔で配置されている。このストッパ板82には
1対のスライド軸83が固定されており、スライド軸8
3はステー79に対して、図5の矢印Gで示す垂直方向
に移動可能である。これにより、ストッパ板82がステ
ー79に対して若干上下動することができる。
【0047】ストッパ板82がステー79に対して上下
移動可能であることにより、紙受台12が駆動手段(図
示せず)により、紙受動作に適切な位置まで上昇して停
止するとき、ストッパ板82が紙受台12と干渉する
が、ストッパ板82はステー79に対して上下動自在で
あるので、紙受台12に追従して移動することができ
る。また、ステー79がブロック78間に掛け渡されて
いるので、ストッパ板82はブロック78に対しても上
下移動可能である。しかし、このストッパ板82は後述
する第1のサイドジョガー機構73との干渉を避けるた
めに、ステー79に対する上下方向の移動量を大きくと
ることができない。このため、作動板80に長穴80a
を設けて、作動板80をブロック78に対して上下動可
能に支持するようにして、ストッパ板82の上下方向の
移動量を増やしている。
【0048】また、フレームBには支柱85が水平方向
に用紙束側に向けて延びるように形成されている。ま
た、支柱85には作動レバー86が支柱85を水平方向
の回転軸として揺動自在に取り付けられている。この作
動レバー86の一端部には水平方向に延びる支持軸87
が固設されており、この支持軸87に回転自在にコロ8
8が取り付けられている。作動レバー86における支柱
85と支持軸87との間の位置には、軸89が設けられ
ており、この軸89を介してリンク90が作動レバー8
6に連結されている。このリンク90はその軸89の反
対側の端部に軸91を介してレバー92が連結されてい
る。フレームBにはモータ93が設置されており、レバ
ー92の他端部はこのモータ93の回転軸に固定されて
いる。作動レバー86の他端部と、フレームBとの間に
は、引張バネ94が設けられており、この引張バネ94
により作動レバー86が正面視で反時計回転方向に付勢
されている。
【0049】作動板80は、正面視で略逆U字形状をし
ており、この作動板80の中央付近には角穴80bが形
成されている。この角穴80b内にはコロ88が係合し
ており、モータ93が反時計方向(図5に破線にて示
す)に回転することにより、コロ88を介してストッパ
板82が矢印H方向に対して往復運動する(上下動す
る)。
【0050】モータ93の回転軸の後端部にセンサ板9
5の一端部が固定されており、モータ93の回転軸が回
転すると、センサ板95はモータ93の回転軸の周りに
回転する。そして、モータ93の回転軸を間に挟んで相
互に対向する位置には、1対のフォトインタラプタ9
6,97が配置されており、センサ板95がこのフォト
インタラプタ96,97に到達して、その光軸を遮る都
度、モータ93の回転を停止するようになっている。従
って、モータ93は180°回転する都度、一旦停止す
る。従って、第1のサイドストッパ機構部72における
ストッパ板82の往復運動は、センサ板95が1対のフ
ォトインタラプタ96、97の光軸を遮ってモータ93
の停止タイミングをとることにより制御される。
【0051】なお、ストッパ板82は、用紙束Sの区分
け積み時のみに上下動をする。棒積み時には、ストッパ
板82、作動板80及びステー79はその最上部位置
(以下、第1の位置)のままである。なお、モータ93
の回転により作動板レバー86が最下位位置に揺動し
て、作動板80及びステー79が最下位位置になると
き、この作動板80及びステー79の位置を第2位置と
いう。また、区分け積み時において、ストッパ板82
は、用紙束Sに対して基準となると同時に、第1の位置
の用紙束Sが乱れないように押さえる作用を有する。
【0052】図5に示すように、第1サイドストッパ機
構部72が第1の位置(上位置)にあるときの状態を示
している。搬入機構部20側のブロック78に、ガイド
板98が設けられており、このガイド板98により、搬
入機構部20から搬送されてきた用紙束Sが後述するシ
フト機構部180に向けて案内される。
【0053】第1のサイドストッパ機構部72の下方に
は、第1のサイドジョガー機構部73が設けられてい
る。このサイドジョガー機構部73は、用紙束Sの搬送
方向(F方向)の左側の側面をたたいて用紙束Sを揃え
るものである。なお、右整合規制機構部の場合は、サイ
ドジョガー機構部117(図3参照)が用紙束Sの搬送
方向(F方向)の右側の側面をたたいて用紙束Sを揃え
る。
【0054】図5及び図6に示すように、フレームBに
は、フレームBから用紙束に向かう方向に延びる1対の
支持軸101がF方向に適当な間隔で設けられている。
これらの支持軸101にはスライドベアリング102を
介してブロック103が摺動自在に取り付けられてい
る。そして、これらのブロック103には、側面視でL
字形状をなし、水平部104bが広く、垂直部104a
が狭い作動板104が取り付けられており、この作動板
104の垂直部104aにサイドジョガー105がその
面を垂直にして取り付けられている。
【0055】フレームBにはモータブラケット107が
設けられており、このモータブラケット107にはモー
タ108がその回転軸を鉛直上方に向けて設置されてい
る。このモータ108の回転軸に円筒ブロック109が
取り付けられており、この円筒ブロック109の偏心し
た位置に支軸110が設けられている。この支軸110
にコロ106が支軸110に対して回転自在に取り付け
られている。また、作動板104は中央部に角穴104
cが形成されており、この角穴104cとコロ106と
が係合している。これにより、モータ108が回転する
と、コロ106を介してサイドジョガー105が図6に
示す矢印Jの方向(水平方向でF方向に垂直の方向)に
往復運動する。
【0056】円筒ブロック109に設けられたセンサ板
111がモータブラケット107に設けられた1対のフ
ォトインタラプタ112、113の光軸を遮ることによ
り、モータ108の停止タイミングが調節され、これに
より、第1のサイドジョガー機構部73のJ方向の往復
運動が制御されている。第1のサイドジョガー機構部7
3は、区分け積み時に用紙束Sが用紙束搬送方向の左側
に偏倚して積載される第2のジョグ位置に区分けされた
ときと、棒積み時に動作する。なお、図6に示す第1の
サイドジョガー機構部73は、用紙束Sから離隔した基
準位置(待避位置)にある。
【0057】次に、右整合規制機構部115の第2のサ
イドストッパ機構部116及び第2のサイドジョガー部
117について説明する。図7は本発明の実施例に係る
用紙集積装置の右整合規制機構部の第2のサイドストッ
パ機構部を示す正面図、図8はその平面図であり、図9
は本発明の実施例に係る用紙集積装置の右整合規制機構
部の第2のサイドジョガー部を示す正面図、図10はそ
の平面図である。
【0058】図3に示すように、紙受台12の上方に
は、第1のサイドストッパ機構部72の対面側に第2の
サイドストッパ機構部116が配置されている。フレー
ムAとフレームCとの間に移動ベース118が掛け渡さ
れて配置されている。この移動ベース118にはガイド
ブロック119が設けられており、このブロック119
にスライドベアリング120が圧入されている。そし
て、このスライドベアリング120には、ガイド軸12
1が垂直方向に摺動自在に設けられている。このガイド
軸121と平行な方向に離隔してガイド軸122が設け
られており、このガイド軸122は移動ベース118に
設けられたガイドブロック123により垂直方向に摺動
自在になっている。
【0059】これらのガイド軸121、122の下端部
にはステー124が取り付けられている。このステー1
24にも第1のサイドストッパ機構部72に設けられて
いるステー79と同様に、適切な間隔で複数のストッパ
板125が設けられている。このストッパ板125には
1対のスライド軸126が固定されており、スライド軸
126は、ステー124に対して図7の矢印Kで示す垂
直方向に移動可能である。即ち、ストッパ板125もス
テー124に対して若干上下動することができる。移動
ベース118には、ジョガーベース台135が取り付け
られており、このジョガーベース台135の側面に支柱
127が形成されている。そして、この支柱127には
長辺と短辺とを有する側面視L字形状の作動レバー12
8が揺動自在に設けられている。この作動レバー128
の長辺の端部には切欠部128aが形成されており、こ
の切欠部128aにステー124の中央部付近に設けら
れた作用軸129が取り付けられている。
【0060】また、移動ベース118にソレノイドブラ
ケット133が設けられ、これにソレノイド132が取
り付けられている。更に、作動レバー128は、短辺の
屈曲部付近に軸130を介してリンク131の一端部が
取り付けられており、このリンク131の他端はソレノ
イド132のプランジャ132aに取り付けられてい
る。切欠部128aとステー124とは係合しており、
ソレノイド132が励磁されると、作動レバー128の
短辺が用紙束搬送方向(F方向)に引き付けられ、ステ
ー124の作用軸129が矢印Kの方向(上方)に移動
し、ストッパ板125も移動する。また、ソレノイド1
32が消磁されると、作動レバー128の短辺が用紙束
搬送方向(F方向)の反対方向に戻されてストッパ板1
25は下降する。このように、ストッパ板125の往復
運動はソレノイド132により制御されている。
【0061】第2のサイドストッパ機構部116のスト
ッパ板125は、区分け積み時において、第1の位置の
用紙束Sに対して基準となると同時に、第2の位置の用
紙束Sが乱れないように上方から押さえる。また、用紙
束Sを棒積みする時には、常にソレノイド125は消磁
され、棒積み時の用紙束Sに対して基準となる。図7に
示す第2のサイドストッパ機構部116の位置が最下部
位置にあるときの状態である。
【0062】第2のサイドストッパ機構部116の外側
には、第2のサイドジョガー機構部117が設けられて
いる。この第2のサイドジョガー機構部117は、区分
け積み時、第1の位置に積載された用紙束Sに対しての
み動作する。第2の位置に積載された用紙束S及び棒積
み時には動作しない。本実施例においては、第2のサイ
ドジョガー機構部117は用紙束搬送方向(F方向)の
右側の側面をたたいて用紙束Sを揃えるように配置され
ている。この第2のサイドジョガー機構部117の構成
は、第1のサイドジョガー機構部73の構成とほぼ同じ
である。
【0063】図9及び図10に示すように、第2のサイ
ドジョガー機構部117はジョガーベース台135に取
り付けられており、ジョガーベース台135は移動ベー
ス118に取り付けられている。このジョガーベース台
135には平行に1対の支持軸136が設けられてい
る。これらの支持軸136にスライドベアリング137
を介してブロック138が取り付けられている。そし
て、これらのブロック138に側面視L字型のサイドジ
ョガー140が取り付けられている。このサイドジョガ
ー140の水平部(作動板)の中央部には、角穴140
aが形成されており、垂直部分で用紙束Sの側部をたた
く。
【0064】また、ジョガーベース台135にはモータ
142が設けられており、このモータ142にはブロッ
ク143が取り付けられている。この円筒ブロック14
3の偏心した位置に支軸144が設けられており、支軸
144にはコロ141が回転自在に取り付けられてい
る。この角穴140aとコロ141とが係合している。
即ち、モータ142が図10に示すように、時計方向に
回転すると、コロ141を介してサイドジョガー140
が図10に示す矢印Lの方向(水平方向でF方向に垂直
の方向)に往復運動する。また、円筒ブロック143に
設けられたセンサ板145が、ジョガーベース台135
に設けられた1対のフォトインタラプタ146a、14
6bの光軸を遮ることにより、モータ142の停止タイ
ミングが調節される。これにより、第2のサイドジョガ
ー機構部117の往復動作が制御される。なお、図10
に示す第2のサイドジョガー機構部117は用紙束Sの
側部から最も離れた位置にある状態を示している。
【0065】次に、移動ベース118について説明す
る。図7及び図9に示すように、第2のサイドストッパ
機構部116及び第2のサイドジョガー機構部117
は、共に移動ベース118に配置されている。即ち、他
方の整合規制機構部(右整合規制機構部)115は、移
動ベース118に設けられている。この移動ベース11
8は、フレームA及びフレームCに夫々取り付けられた
スライドレール150に支持板151を介して取り付け
られている。このフレームC側の移動ベース118は、
このフレームCに形成された角穴C1を貫通してフレー
ムCの外方向に延出している。
【0066】図11は図2の移動ベースの駆動機構11
8を示す側面図である。フレームCの外方向に延出した
部分の移動ベース118には、ワイヤフック板152が
取り付けられている。フレームCにステッピングモータ
153が取り付けられており、このモータ153にはワ
イヤホイール154が取り付けられている。また、フレ
ームCに複数の支持軸155が設けられており、この支
持軸155には夫々滑車156が回転自在に取り付けら
れている。そして、ワイヤ157が、ワイヤホイール1
54に複数回巻回されて滑車156に掛け渡され、ワイ
ヤ157の一端部がワイヤフック板152のフレームB
側の一端部に固定され、ワイヤ157の他端部がワイヤ
フック板152の他端部に固定されている。この移動ベ
ース118は、ワイヤホイール154が回転すると、ワ
イヤ157に引かれて図11の矢印Mの方向、即ち、用
紙束搬送方向(F方向)に対して垂直な方向に移動す
る。また、移動ベース118の延出部の下面には検知板
158が取り付けられており、フレームCにセンサ15
9が設けられている。このセンサ159は右整合規制機
構部115が用紙束Sの側部まで移動するための基準位
置(ホームポジション)となる位置に設けられたセンサ
であり、センサ159に検知板158が接触すると、右
整合規制機構部115はホームポジションで停止して待
機する。
【0067】次に、後端整合機構部160について説明
する。図12は本実施例の用紙集積装置の後端整合機構
部160を示す模式図、図13はその平面図である。な
お、図13においては、サブフレーム21内の構成につ
いて省略している。
【0068】後端整合機構部160は、図4に示すよう
に、搬入機構部20の下方に設けられている。この後端
整合機構部160は、先端ストッパ機構部40のヘッド
ストッパ51により先端が規制された用紙束Sの後端を
たたいて用紙束Sを整えるものである。この後端整合機
構部160は、サブフレーム21に配置されている。
【0069】サブフレーム21に用紙束搬送方向(F方
向)と垂直な方向に適当な間隔をあけて1対の支持軸1
61が取り付けられている。そして、これらの支持軸1
61にスライドベアリング162を介してブロック16
3がF方向に摺動自在に取り付けられている。このブロ
ック163には、側面視L字型の後端ジョグ板164が
取り付けられており、この後端ジョグ板164の一片1
64aの中央部には角穴164bが形成されている。
【0070】また、サブフレーム21には、その下部に
モータ166が設けられており、このモータ166に
は、リンク167が取り付けられている。このリンク1
67の他端には支軸168が設けられており、この支軸
168にコロ165が回転自在に取り付けられている。
そして、この角穴164bとコロ165とが係合してい
る。このため、モータ166が回転すると、コロ165
を介して後端ジョグ板164を図13の矢印Nの方向
(用紙束搬送方向(F方向))に往復運動させることが
できる。なおフレームAには開口部A1が形成されてい
るので、後端ジョグ板164と干渉しない。また、フレ
ームAと紙受台12との間にガイド板171が設けられ
ている。このガイド板171により、側面及び端面が揃
えられる用紙束Sの下の用紙束Sの後端部が乱れないよ
うにすることができる。また、後端ジョグ板164には
ガイド板171に干渉しないように、切欠部164cが
形成されている。
【0071】また、後端整合機構部160の往復運動
は、後端ジョグ板164に設けられたセンサ板169が
サブフレーム21に設けられたフォトインタラプタ17
0の光軸を遮ることにより、モータ166の停止タイミ
ングを制御している。なお、図13に示す後端整合機構
部160は、用紙束Sの端部から後端ジョグ板164が
最も離れた位置と最も近づいた位置との中間の位置にあ
る。
【0072】次に、シフト機構部180について説明す
る。図14は本実施例の用紙集積装置のシフト機構部1
80を示す正面図、図15はその平面図である。シフト
機構部180は、紙受台12とフレームBとの間の第1
のサイドジョガー機構部73の上部には、次の用紙束S
1を先の用紙束Sに対して、その側部を水平方向にずら
して、即ち、区分けして紙受台12へ搬送するために設
けられており、用紙束Sの区分け積み時にのみ動作す
る。
【0073】シフト機構部180においては、フレーム
Bに設けられた1対の平行なガイドブロック181にス
ライドベアリング182が夫々圧入されている。これら
のスライドベアリング182には、スライド軸183が
摺動自在に夫々設けられている。これらのスライド軸1
83の用紙束S側の端面に取付板184が設けられてい
る。この取付板184に側面視L字形のシフト板185
が取り付けられている。また、取付板184の1対のス
ライド軸183の間には1対の支持軸186が取り付け
られており、これらの支持軸186のフレームB側の端
面に連結板187が設けられている。この支持軸186
にはスライドブロック188が摺動自在に設けられてお
り、これらのスライドブロック188に側面視L字形の
シフトベース板189が取り付けられている。また、こ
のシフトベース189には規制板190が取り付けられ
ている。連結板187とスライドブロック188との間
には、圧縮バネ191が支持軸186に挿通されてい
る。このバネ191の弾性力によりシフトベース板18
9がシフト板185側に付勢され、シフトベース板18
9とシフト板185とで、フレームB側に側面が形成さ
れた側面視逆コ字形となる。このコの字の中に搬入機構
部20から搬送されてきた用紙束Sが導入される。
【0074】一方、1対のスライド軸183の他端面側
にはL字形の作動板192が設けられている。この作動
板192の一片の中央部に角穴192aが形成されてい
る。
【0075】また、フレームBにはモータブラケット1
94が設けられており、このブラケット194にステッ
ピングモータ195が設置されている。このモータ19
5の回転軸には駆動板196が取り付けられている。こ
の駆動板196は2本の腕が形成されており、駆動板1
96の一方の腕には支持軸196aが設けられている。
この支持軸196aにコロ193が回転自在に取り付け
られている。また、駆動板196の他方の腕は、先端が
曲げられて検知片196bが形成されている。また、モ
ータブラケット194にはフォトインタラプタ197、
198が形成されている。角穴192aとコロ193と
が係合している。
【0076】シフト機構部180のシフト動作は、モー
タ195を図15に示す矢印の方向(時計回り)に回転
させると、コロ193を介してシフト板185及びシフ
トベース板189が図15の矢印Qの方向に対して往復
運動する。このとき、駆動板196の検知片196bが
フォトインタラプタ197、198の光軸を遮ると、モ
ータ195の回転が停止し、これにより、モータ195
の停止タイミングを調節している。即ち、モータ195
が回転することにより、先ず、コロ193を介してシフ
ト板185が図15に示す矢印Qの方向(紙受台12の
方向)に移動する。このとき、シフトベース板189も
バネ191の作用によりシフト板185と共に移動す
る。そして、駆動板196の検知片196bが第1のフ
ォトインタラプタ197から第2のフォトインタラプタ
198の光軸を遮る位置に移動すると、モータ195は
一端停止し(区分け位置)、区分けすべき用紙束Sがシ
フト板185及びシフトベース板189に供給されるま
で待機する。用紙集積装置10に用紙束Sが供給される
と、モータ195が再び時計回りに回転する。モータ1
95が再び回転すると、更にシフト板185は紙受台1
2側に移動するが、シフトベース板189は規制板19
0がフレームBに突き当たり移動が阻止される。シフト
板185の移動量が最高点に達すると、今度はシフト板
185がフレームB側に移動し、シフトベース板189
と共に更にフレームB側に移動する。そして、駆動板1
96の検知片196bが第2のフォトインタラプタ19
8から第1のフォトインタラプタ197の光軸を遮る位
置(基準位置)に移動すると、モータ196は停止す
る。なお、フレームBには適宜な開口部(図示せず)が
形成されており、シフト板185が移動するときに、1
対の支持軸186及び連結板187がフレームBと干渉
しない。
【0077】この動作により、シフトベース板189と
シフト板185との中に搬入機構部20から搬送されて
きた用紙束S1を先の用紙束Sに対して、その側部をず
らして区分けした状態で紙受台12の上に載置させる。
図15に示すシフト機構部180は、最も紙受台から離
れた状態を示している。本実施例においては、シフト機
構部180は、例えば第1の用紙位置に対して、用紙束
Sを右整合規制規制部材115の位置に約30mm近づ
けてずらしている。また、本実施例では、シフト機構部
180を第1のサイドジョガー機構部73側に配置した
が、これに限定されるものではなく、シフト機構部18
0は第2のサイドジョガー機構部117側に配置しても
よい。なお、シフト機構部180の構成は、これに限定
されるものではなく、用紙束Sの載置する位置を先に積
載された用紙束Sに対してその側部に直角な方向にずら
すことができればよく、例えば搬入機構部20に設けら
れたローラ25の向きを変えるか、又は搬入機構部20
に用紙束Sを搬入するときに、その位置をずらして搬入
する等してもよい。
【0078】次に、本実施例の用紙集積装置10の紙受
動作について説明する。なお、本実施例では、コレータ
装置1等で丁合された用紙束Sを用紙集積装置10の紙
受台12に区分けして集積する状態を示したものであ
る。図16は本実施例の用紙集積装置の構成物の配置を
示す模式平面図、図17はその側面図である。図18は
本実施例の用紙集積装置の動作を示す模式平面図、図1
9(a)乃至(c)は用紙束の区分け動作を工程順に示
す模式的正面図、図20(a)乃至(c)は図19
(c)の次工程を示す模式的正面図、図21は図20
(c)の次工程を示す模式的平面図、図22(a)乃至
(d)は用紙束の区分け動作を工程順に示す模式図であ
って、図21の次工程を示す模式図、図23は本実施例
の用紙集積装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0079】先ず、図1に示すように、用紙集積装置1
0に集積させる用紙sのサイズ及び処理モードの設定を
操作パネル11で行う。本実施例においては、用紙サイ
ズをA3とし、処理モードを区分け積みと設定する。
【0080】次に、コレータ装置1をスタートさせる。
すると、用紙集積装置10の紙受台12が紙受動作に適
切な位置まで上昇して停止し、他方の整合規制機構部1
15及び先端ストッパ機構部40のヘッドストッパ51
が処理する用紙サイズに合わせて移動する。
【0081】また、このとき、用紙集積装置は、1対の
整合規制機構部70、シフト機構部180及び後端整合
機構部160の整合規制部材が初期位置にあるかどうか
を確認する。即ち、ストッパ板82は第1の位置(上位
置)、サイドジョガー105は紙受台12から最も離れ
たの位置、ストッパ板125は最下部の位置、サイドジ
ョガー140は紙受台12から最も離れたの位置、後端
ジョグ板164は用紙束Sの端部から離れた位置及びシ
フトベース板189とシフト板185が紙受台12から
最も離れた位置にあるかどうかを確認する。
【0082】各整合規制部材が初期位置でない場合に
は、整合規制部材が初期位置となるように、制御装置に
より駆動部材に信号を与え、これらの整合規制部材を初
期位置にする。
【0083】用紙集積装置10の紙受台12が紙受動作
に適切な位置まで上昇して停止するとき、他方の整合規
制機構部115のストッパ板125及びヘッドストッパ
51が紙受台12と干渉しても、ストッパ板125及び
ヘッドストッパ51は上下動自在に構成されているの
で、紙受台12に追従して移動することができる。即
ち、ストッパ板125及びヘッドストッパ51は、紙受
動作に適切な位置まで上昇し、停止した紙受台12と常
に接触した状態にある。そして、搬入機構部20の搬送
ローラ25が駆動する。用紙集積装置10の紙受け準備
が完了すると、コレータ装置1が作動し、コレータ装置
1より丁合された用紙束Sが用紙集積装置10の搬入機
構部20に送られてくる。搬入機構部20に送られてき
た用紙束Sが搬送ローラ25と従動ローラ27とにより
集積装置10内部の紙受台12上に供給される。
【0084】次に、コレータ装置1等で丁合された最初
(1セット目)の用紙束Sの紙受動作について説明す
る。
【0085】先ず、図23に示すように、時間T0で供
給された用紙束Sの後端をセンサ31(図4参照)によ
り検出されると、この検知信号Vが制御装置(図示せ
ず)に出力される。この検知信号Vが検知されてから、
用紙束Sが紙受台12上に完全に排出される時間
(T1)が経過した後、第1のサイドジョガー機構部7
3のモータ108及び後端整合機構部160のモータ1
66(図6及び13参照)が適当な時間(T2)まで駆
動され、図18に示すように、サイドジョガー105及
び後端ジョグ板164が往復運動し、用紙束Sの一方の
側部及び後端部がたたかれて用紙束Sの両側部が綺麗に
揃えられる。
【0086】このとき、本実施例においては、第1のサ
イドジョガー機構部73のモータ108の駆動制御はモ
ータ108がN回転(Nは自然数)し、センサ板111
が第1のフォトインタラプタ112から第2のフォトイ
ンタラプタ113の光軸を遮る位置に移動すると、モー
タ108が停止するように制御されている。即ち、モー
タ108は(N+0.5)回転で停止するように制御さ
れている。このように、モータ108を制御することに
より、サイドジョガー105の停止位置は、供給された
用紙束Sの用紙幅とほぼ同じ位置で停止することにな
り、紙揃え終了後、用紙束Sの幅方向(F方向に垂直な
方向)の規制ガイドとしての効果を備える。即ち、サイ
ドジョガー105により、幅方向にキチンと揃えられた
用紙束Sをサイドジョガー105で乱れないようにして
いる。このようにして、紙受台12上に供給された最初
の用紙束Sが綺麗に揃えられて紙受台12に載置され
る。
【0087】次に、コレータ装置1等で丁合された2セ
ット目の用紙束S1の紙受動作について説明する。次
に、図23に示すように、第1のサイドジョガー機構部
73のモータ108の駆動が停止されると(T2)、第
1のサイドストッパ機構部72のモータ93(図5参
照)が駆動され、センサ板95が第1のフォトインタラ
プタ96から第2のフォトインタラプタ97の光軸を遮
る位置に移動すると、モータ93が停止する(T3)。
即ち、図19(a)に示すように、サイドジョガー10
5及び後端ジョグ板164の往復運動により紙受台12
上に綺麗に揃えられた用紙束S上にストッパ板82が移
動する。このストッパ板82は、第2の位置に区分けさ
れる用紙束S1に対して基準になると共に、第1の位置
の用紙束Sが乱れないように、押さえる。また、シフト
機構部180に2セット目の用紙束S 1を案内するため
のガイド板98(図5参照)も共に移動してくる。
【0088】次に、図23に示すように、第1サイドス
トッパ機構部72のモータ93の駆動が停止されると、
次に、シフト機構部180のモータ195(図16参
照)が駆動され、駆動板196の検知片196bが第1
のフォトインタラプタ197から第2のフォトインタラ
プタ198の光軸を遮る位置に移動してモータ195は
停止する。即ち、図19(b)に示すように、シフト板
185及びシフトベース板189は、2セット目の用紙
束S1を1セット目の用紙束Sに対して区分けするため
に、フレームBに対して垂直な方向に移動する。即ち、
シフト板185及びシフトベース板189は区分け位置
に移動させられる。
【0089】そして、図23に示すように、シフト機構
部180のモータ195の駆動が停止してから適当な時
間が経過した後、今度はサイドストッパ機構部116の
ソレノイド132が励磁される。
【0090】図19(c)に示すように、コレータ装置
1等により丁合された2セット目の用紙束S1の進行障
害とはならないように、ストッパ板125は上方に移動
する。そして、コレータ装置より丁合された2セット目
の用紙束S1が搬入機構部20に送られてくる。この用
紙束S1は、通紙方向の片側がガイド板(図5参照)に
案内され、図20(a)に示すように、先の用紙束Sに
対して区分けするため、区分け位置に移動しているシフ
ト板185及びシフトベース板189内に通紙方向に片
側が載った状態で紙受台12上に供給される。
【0091】次に、図23に示すように、用紙束S1
後端がセンサ31により検知(T5)されると、この検
知信号V1が制御装置に出力される。この検知信号V1
検知されてから、適当な時間(T6)が経過した後、再
びシフト機構部180のモータ195が駆動され、モー
タ195が再び回転すると、更にシフト板185はスト
ッパ板125側に移動するが、シフトベース板189は
規制板190(図16参照)により移動が阻止される。
【0092】図20(b)に示すように、シフト板18
5だけがフレームBに垂直な方向(水平方向)に移動す
ることにより、用紙束シフト板185及びシフトベース
板189内に通紙方向の片側が載った状態で紙受台12
上に供給された2セット目の用紙束S1は、この通紙方
向がシフト板185により押されて移動してシフトベー
ス板189から外れて第1のサイドストッパ機構部72
のサイドストッパ板82と第2のサイドジョガー機構部
117のサイドジョガー140との間の紙受台12上に
排出される。このとき、1セット目の用紙束Sはサイド
ストッパ板82により押さえられているので乱れること
がない。
【0093】更に、モータ195が回転すると、図20
(c)に示すように、シフト板185はサイドジョガー
105側に移動してシフトベース板189と共にサイド
ジョガー105側に移動する。そして、駆動板196の
駆動片196bが第2のフォトインタラプタ197の光
軸を遮る位置(図16参照)に移動すると、モータ19
6は停止する。これにより、用紙束S1を1セット目の
用紙束Sに対して区分けして紙受台12へ排出すること
ができる。
【0094】そして、図23に示すように、用紙束S1
が紙受台12に落下してから適当な時間が経過した後、
第2のサイドジョガー機構部117のモータ142及び
後端整合機構部160のモータ166(図10及び13
参照)が適当な時間(T8)駆動される。すると、図2
1に示すように、サイドジョガー140及び後端ジョグ
板164が夫々往復運動する。このとき、用紙束S1
用紙の流れ方向(矢印R)と平行な他方の側辺は第1の
サイドストッパ機構部72のストッパ板82に規制さ
れ、また、用紙束S1の先端が先端ストッパ機構部40
のヘッドストッパ51に規制されるので、紙受台12上
に供給された用紙束S1もサイドジョガー140及び後
端ジョグ板164の往復運動により綺麗に揃えられる。
【0095】このとき、上述の如く、本実施例において
は、第2のサイドジョガー機構部117のモータ142
の駆動制御を、第1のサイドジョガー機構部73のモー
タ108の駆動制御部と同様に、モータ142がN回転
(Nは自然数)し、センサ板145が第1のフォトイン
タラプタ146aから第2のフォトインタラプタ146
bの光軸(図10参照)を遮る位置に移動すると、停止
するように制御されている。このように、モータ142
の回転を制御することにより、サイドジョガー140
は、供給された用紙束S1の用紙幅とほぼ同じ位置で停
止することになり、ジョグ終了後、用紙束Sの幅方向の
規制ガイドとしての効果を備える。即ち、サイドジョガ
ー140により、幅方向にキチンと揃えられた用紙束S
1をサイドジョガー140で乱れないようにしている。
このようにして、紙受台12上に供給された2セット目
の用紙束S1は綺麗に揃えられ、しかも、1セット目に
供給された用紙束Sと区別されて紙受台12上に積載さ
れる。
【0096】次に、コレータ装置1等で丁合された3セ
ット目の用紙束S2の紙受動作について説明する。次
に、図23に示すように、第2のサイドジョガー機構部
117のモータ142及び後端整合機構部160のモー
タ166の駆動が停止されたとき、今度は、第2のサイ
ドストッパ機構部116のソレノイド132が消磁され
る。すると、図22(a)に示すように、サイドジョガ
ー140及び後端ジョグ板164の往復運動により紙受
台12上に綺麗に揃えられた2セット目の用紙束S1
上にストッパ板125が移動する。ストッパ板125は
1セット目の用紙束Sと同じように、第1の位置の用紙
束Sに対して基準となると同時に、第2の位置に区分け
された用紙束、即ち、2セット目の用紙束S1が乱れな
いように押さえている。
【0097】次に、図23に示すように、第2のサイド
ストッパ機構部116のソレノイド132が消磁してか
ら適当な時間(T9)が経過した後、第1のストッパ機
構部72のモータ93が駆動されてセンサ板95が第2
のフォトインタラプタ97から第1のフォトインタラプ
タ96の光軸を遮る位置に移動するとモータ93は停止
する。
【0098】また、このとき(T9)、第1のサイドジ
ョガー機構部73のモータ108も駆動されて、センサ
板111が第2のフォトインタラプタ113から第1の
フォトインタラプタ112の光軸(図6参照)を遮る位
置に移動すると、モータ108は停止する。即ち、モー
タ108は0.5回転(180°回転)して停止する。
すると、図22(b)に示すように、ストッパ板82は
上方に移動し、サイドジョガー105は第1の位置に移
動する。即ち、用紙集積装置10の制御装置からの制御
信号により、丁合された3セット目の用紙束S2の進行
の障害とはならないように、ストッパ板82及びサイド
ジョガー105が移動する。このとき、ガイド板98も
ストッパ板82と共に上方に移動する。そして、コレー
タ装置1により丁合された3セット目の用紙束S2が搬
入機構部20に送られてくる。
【0099】次に、図23に示すように、用紙束S2
後端がセンサ31により検知(T10)されると、この検
知信号V2が制御装置に出力される。この検知信号V2
検知されてから、適当な時間(T11)が経過した後、1
セット目の用紙束Sと同様に、第1のサイドジョガー機
構部73のモータ108及び後端整合機構部160のモ
ータ166が適当な時間(T12まで)駆動される。する
と、図22(c)に示すように、サイドジョガー105
及び後端ジョグ板164が往復運動する。
【0100】このようにして、紙受台12上に供給され
た3セット目の用紙束S2は、1セット目に供給された
用紙束Sと同じ位置で綺麗に揃えられ、しかも、2セッ
ト目の用紙束S1と側部が一方向にずれて区分けされた
状態で紙受台12に積載される。
【0101】次に、コレータ装置1等で丁合された4セ
ット目の用紙束S3の紙受動作について説明する。4セ
ット目の用紙束S3の紙受動作は、2セット目の用紙束
1の紙受動作と略同じである。このため、2セット目
の用紙束S1の紙受動作と同じものはその説明を簡略に
する。
【0102】先ず、図23に示すように、モータ108
及びモータ166の駆動が停止されたとき(T12)、ス
トッパ板82のモータ93が駆動され、センサ板95が
第1のフォトインタラプタ96から第2のフォトインタ
ラプタ97の光軸を遮る位置に移動すると、モータ93
が停止する(T13)。即ち、図22(d)に示すよう
に、サイドジョガー105及び後端ジョグ板164の往
復運動により、紙受台12上に綺麗揃えられた3セット
目の用紙束S2上にストッパ板82が移動する。また、
シフト機構部180に4セット目の用紙束S3を案内す
るためのガイド板98も共に移動してくる。
【0103】次に、図23に示すように、ストッパ板8
2のモータ93の駆動が停止されたとき、今度はシフト
機構部180のモータ195が駆動され、駆動板196
の検知片196bが第1のフォトインタラプタ197か
ら第2のフォトインタラプタ198の光軸を遮る位置に
移動してモータ195は停止する。即ち、シフト板18
5及びシフトベース板189が4セット目の用紙束S3
を3セット目の用紙束S2に対して区分けするため、区
分け位置に移動する。
【0104】そして、図23に示すように、シフト機構
部180のモータ195の駆動が停止してから、適当な
時間が経過した後(T14)、今度は第2のサイドストッ
パ機構部116のソレノイド132が励磁される。ま
た、このとき、第2のサイドジョガー機構部のモータ1
42も駆動されてセンサ板145が第2のフォトインタ
ラプタ146bから第1のフォトインタラプタ146a
の光軸(図10参照)を遮る位置に移動すると、モータ
142は停止する。即ち、モータ142は0.5回転し
て停止する。すると、ストッパ板125は上方に移動
し、サイドジョガー140は第1の位置に移動する。即
ち、コレータ装置1等により、丁合された4セット目の
用紙束S3の後端がセンサ31に検知されてからは、2
セット目に送られてきた用紙束S1と同じ動作で区分け
し、縁部が揃えられて集積される。そして、それ以降に
コレータ装置1により丁合されて送られてくる用紙束
は、4セット目に送られてきた用紙束S3と3セット目
に送られてきた用紙束S2との動作を繰り返しながら、
区分けし、縁部が揃えられて紙受台12の上に集積され
る。
【0105】このように、ストッパ板125による規制
及びサイドジョガー105による押しつけとストッパ板
82による規制及びサイドジョガー140による押しつ
けとを交互に繰り返して、用紙束Sを紙受台12にその
幅方向に交互にずらして紙受台12の上に積載する。所
定の数の用紙束Sが積載されると、レベルセンサ14に
より用紙束Sの上面が検出される。この場合、ストッパ
板82、125がこの用紙束Sの上面に配置されたとき
に、ストッパ板82、125が最も下がった状態でスト
ッパ板82、125の下端面が用紙束Sの上面と接触す
るように、この紙受台12はエレベータ機構により下降
させられる。
【0106】本発明においては、コレータ装置等によ
り、丁合された用紙束を区分けして集積するとき、1対
のストッパ板、1対のサイドジョガー、後端ジョガー及
び先端ストッパ板を設け、紙受台に集積される用紙束毎
に毎回サイドジョガーとストッパ板とにより用紙束の両
側部を揃え、また、先端ストッパ板と後端ジョガーとに
より用紙束の先端及び後端を揃えて用紙束を紙受台に積
載することにより、区分け集積された用紙束を綺麗に揃
えることができる。また、ストッパ板が先に処理され積
載された用紙束上に位置して用紙束を押さえることによ
り、次の用紙束により先に処理された用紙束がずれるの
を防止することができるので、サイドジョガーにより綺
麗に揃えられた用紙束がずれるのを防止することがで
き、用紙束を綺麗に揃えて区分け集積することができ
る。従って、綴じ処理等の次工程の処理を行う際に、作
業者が区分け集積された用紙束を再度揃え直す必要がな
い。
【0107】また、本発明においては、ジョガー機構の
制御を2個のセンサで行っているが、これに限定される
ものではなく、後端整合機構部の後端ジョグ板の制御の
ように1個のセンサで行ってもよい。また、センサはフ
ォトインタラプタに限定されるものでもない。
【0108】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、コ
レータ装置等により丁合された用紙束を一方向に交互に
ずらして、側部が綺麗に揃った状態で紙受台の上に積載
することができる。このため、これらの用紙束を綴じ処
理工程等の次の工程の処理にまわす場合、用紙束毎の揃
え直し作業が不要であるため、作業者の負担を軽減する
ことができる。また、用紙束を揃える必要がないので、
別途ジョガー装置が不要となり、別途に費用がかからず
コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る用紙集積装置をコレータ
装置に接続した全体構成を示す斜視図である。
【図2】同じく本発明の実施例に係る用紙集積装置の内
部を示す正面図である。
【図3】同じく内部の平面図である。
【図4】同じく内部を示す図3のX−X線による断面図
である。
【図5】本実施例の用紙集積装置の整合規制機構部70
を示す正面図である。
【図6】その平面図である。
【図7】本発明の実施例に係る用紙集積装置の右整合規
制機構部の第2のサイドストッパ機構部を示す正面図で
ある。
【図8】その平面図である。
【図9】本発明の実施例に係る用紙集積装置の右整合規
制機構部の第2のサイドジョガー部を示す正面図であ
る。
【図10】その平面図である。
【図11】図2の移動ベースの駆動機構118を示す側
面図である。
【図12】本実施例の用紙集積装置の後端整合機構部1
60を示す模式図である。
【図13】その平面図である。
【図14】本実施例の用紙集積装置のシフト機構部18
0を示す正面図である。
【図15】その平面図である。
【図16】本実施例の用紙集積装置の構成物の配置を示
す模式平面図である。
【図17】その側面図である。
【図18】本実施例の用紙集積装置の動作を示す模式平
面図である。
【図19】(a)乃至(c)は用紙束の区分け動作を工
程順に示す模式的正面図である。
【図20】(a)乃至(c)は図20(c)の次工程を
示す模式的正面図である。
【図21】図21(c)の次工程を示す模式的平面図で
ある。
【図22】(a)乃至(d)は用紙束の区分け動作を工
程順に示す模式図であって、図21(c)の次工程を示
す模式図である。
【図23】本実施例の用紙集積装置の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図24】用紙集積装置に使用される用紙束の形態を示
す斜視図である。
【図25】従来の用紙集積装置を示す側面図である。
【図26】従来の用紙集積部の第1の仕分機構を示す平
面図である。
【図27】そのY方向から見た側面図である。
【符号の説明】
1;コレータ装置 2;給紙棚 10;用紙集積装置 11;操作パネル 12;紙受台 13;支持アーム 20;搬入機構部 24;搬送軸 25;搬送ローラ 31;センサ 40;先端ストッパ機構部 51;ヘッドストッパ 53;ワイヤホール 55、60;滑車 64;ガイドワイヤ 70、71、115;整合規制機構部 72;第1のサイドストッパ機構部 73;第1のサイドジョガー機構部 86;作動レバー 105;サイドジョガー 116;第2のサイドストッパ機構部 117;第2のサイドジョガー機構部 118;移動ベース 140;サイドジョガー 160;後端整合機構部 164;後端ジョグ板 201;丁合機 211;第1の用紙集積部 212;第2の用紙集積部 214;第1の搬送路 215;第2の搬送路
フロントページの続き (72)発明者 岡本 博樹 東京都狛江市和泉本町1丁目7番6号 株 式会社デュプロ内 Fターム(参考) 3F054 AA01 AC01 BA02 BG11 BH08 BH14 DA06 3F107 AA01 AB01 AC01 BA02 CB15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の用紙が束ねられた用紙束を一方
    向に交互にずらして積載する用紙集積装置において、前
    記用紙束が載置される紙受台と、前記用紙束を前記一方
    向に平行の方向に交互にずらして前記紙受台上に搬入す
    る搬入機構部と、前記用紙束の側部を規制する1対の規
    制部材と前記一方向に移動可能の1対のジョグ部材とを
    備え前記紙受台上に載置された用紙束に対しこの用紙束
    を挟んで対向する一方の規制部材と他方のジョグ部材及
    び他方の規制部材と一方のジョグ部材との組み合わせに
    より前記規制部材により前記用紙束の側部を規制しつつ
    前記ジョグ部材により反対側の側部を前記規制部材に向
    けて押しつけて前記用紙束を前記一方向に揃える紙揃え
    機構部と、を有することを特徴とする用紙集積装置。
  2. 【請求項2】 一の用紙束について前記紙揃え機構部の
    一方の規制部材により前記用紙束を規制し、他方のジョ
    グ部材により用紙束を揃え、その上の用紙束について
    は、他方の規制部材で前記一の用紙束の縁部を下方に押
    さえると共にこの他方の規制部材で前記上の用紙束につ
    いて側部を規制し、一方のジョグ部材により用紙束を揃
    えるように、前記1対の規制部材及び前記1対のジョグ
    部材を駆動する駆動手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載の用紙集積装置。
  3. 【請求項3】 前記一方向に対して垂直の他方向につい
    て前記用紙束の用紙を揃える他の紙揃え機構部を有し、
    この他の紙揃え機構部は1対の他の規制部材を備え前記
    紙受台上に載置された用紙束に対し一方の前記他の規制
    部材に対して他方の前記他の規制部材が前記用紙束を前
    記一方の他の規制部材に向けて押しつけることにより用
    紙を揃えることを特徴とする請求項1又は2に記載の用
    紙集積装置。
  4. 【請求項4】 前記紙揃え機構部に対して前記紙受台を
    高さ方向に相対的に移動させる駆動機構部を有すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の用
    紙集積装置。
  5. 【請求項5】 前記搬入機構部は、前記紙受台の上方に
    搬入された前記用紙束の側部を前記一方向に平行な方向
    に押して下の用紙束に対する用紙束の積載位置をずらす
    シフト機構部を有することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項に記載の用紙集積装置。
  6. 【請求項6】 搬入手段により一の用紙束を紙受台上に
    載置する工程と、前記用紙束の側部を規制する1対の規
    制部材の一方の規制部材で用紙束の一方の側部を規制し
    一方向に移動可能の1対のジョグ部材の他方のジョグ部
    材で前記一の用紙束の一方の側部を前記一方の規制部材
    に向けて押しつけて前記一の用紙束の用紙を前記一方向
    に揃える工程と、揃え済みの前記一の用紙束の縁部を前
    記他方の規制部材で押さえる工程と、前記一の用紙束上
    に他の用紙束を載置する工程と、一方のジョグ部材で前
    記他の用紙束の一方の側部を前記他方の規制部材に向け
    て押しつけて前記他の用紙束の用紙を前記一方向に揃え
    る工程とを有し、前記一方の規制部材による規制及び前
    記他方のジョグ部材による押しつけと、前記他方の規制
    部材による規制及び前記一方のジョグ部材による押しつ
    けとを交互に繰り返して前記用紙束を前記一方向に交互
    にずらして積載することを特徴とする用紙集積方法。
  7. 【請求項7】 前記用紙束を一方向に揃える工程と同時
    又は後に、前記一方向に対し垂直の他方向について前記
    用紙束の用紙を揃える工程を有し、この工程は、前記用
    紙束に対し1対の他の規制部材の一方の他の規制部材に
    対し他方の他の規制部材が前記用紙束を前記一方の他の
    規制部材に向けて押しつけるものであることを特徴とす
    る請求項6に記載の用紙集積方法。
  8. 【請求項8】 前記用紙束を前記一方向に交互にずらし
    て積載する工程の後に、前記紙受台に対して前記規制部
    材及び前記ジョグ部材を相対的な高さ分だけ移動させる
    工程を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の
    用紙集積方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013220893A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Riso Kagaku Corp 用紙区分け装置
JP2015093775A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 株式会社デュプロ 丁合装置
CN111554034A (zh) * 2020-05-06 2020-08-18 南通大学 基于双层四槽道结构的批量纸币快速自动整理装置及工作方法

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