JP2001348026A - 支持枠付き紙箱 - Google Patents
支持枠付き紙箱Info
- Publication number
- JP2001348026A JP2001348026A JP2000168603A JP2000168603A JP2001348026A JP 2001348026 A JP2001348026 A JP 2001348026A JP 2000168603 A JP2000168603 A JP 2000168603A JP 2000168603 A JP2000168603 A JP 2000168603A JP 2001348026 A JP2001348026 A JP 2001348026A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- supporting frame
- support frame
- peripheral wall
- paper box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品の箱詰めや陳列が容易な支持枠付きの紙
箱を提供する。 【解決手段】 各一対の側面板１、１及び端面板２、２
を筒状に連設して周壁１６を形成し、側面板１の下縁か
ら順次繋がる底面板４、突合板５及び支枠板６を巻き込
み、支枠板６の先端に連設した枠貼片７を側面板１の内
面に貼着して支持枠１７を形成し、端面板２の下縁から
延出した底受板８の一側部に斜折線１０を介して底貼片
１１を設け、この底貼片１１を底面板４の外面に貼り着
ける。扁平に折り畳んだ状態から周壁１６を角筒状に起
こすと、支持枠１７が側面板１から立ち上がって箱の底
部にセットされる。周壁１６を取り巻くジッパ１５を支
持枠１７の上方に形成すると、ジッパ１５を切り取って
その上方部分を除去し、商品を露出させて陳列すること
ができる。
箱を提供する。 【解決手段】 各一対の側面板１、１及び端面板２、２
を筒状に連設して周壁１６を形成し、側面板１の下縁か
ら順次繋がる底面板４、突合板５及び支枠板６を巻き込
み、支枠板６の先端に連設した枠貼片７を側面板１の内
面に貼着して支持枠１７を形成し、端面板２の下縁から
延出した底受板８の一側部に斜折線１０を介して底貼片
１１を設け、この底貼片１１を底面板４の外面に貼り着
ける。扁平に折り畳んだ状態から周壁１６を角筒状に起
こすと、支持枠１７が側面板１から立ち上がって箱の底
部にセットされる。周壁１６を取り巻くジッパ１５を支
持枠１７の上方に形成すると、ジッパ１５を切り取って
その上方部分を除去し、商品を露出させて陳列すること
ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品を支持する
支持枠を有する紙箱に関するものである。
支持枠を有する紙箱に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、洗顔フォーム等のチューブ入り
商品は、複数個立てた状態で紙箱に収納して、小売店等
へ配送される。このとき、紙箱には樹脂成形品の支持枠
を内挿し、その支持枠の凹部に各商品を嵌め込んで、商
品の転倒や移動を防止する。
商品は、複数個立てた状態で紙箱に収納して、小売店等
へ配送される。このとき、紙箱には樹脂成形品の支持枠
を内挿し、その支持枠の凹部に各商品を嵌め込んで、商
品の転倒や移動を防止する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような包装では、出荷時の箱詰め作業における紙箱への
支持枠の挿入や、店頭での陳列作業における紙箱からの
支持枠の取り出しに手間がかかるという問題がある。
ような包装では、出荷時の箱詰め作業における紙箱への
支持枠の挿入や、店頭での陳列作業における紙箱からの
支持枠の取り出しに手間がかかるという問題がある。
【０００４】そこで、この発明は、商品の箱詰めや陳列
が容易な支持枠付きの紙箱を提供しようとするものであ
る。
が容易な支持枠付きの紙箱を提供しようとするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る紙箱は、各一対の側面板及び端面板
を筒状に連設して周壁を形成し、側面板の下縁から順次
繋がる底面板、突合板及び支枠板を巻き込み、支枠板の
先端に連設した枠貼片を側面板の内面に貼着して支持枠
を形成し、端面板の下縁から延出した底受板の一側部に
斜折線を介して底貼片を設け、この底貼片を底面板の外
面に貼り着けたのである。
め、この発明に係る紙箱は、各一対の側面板及び端面板
を筒状に連設して周壁を形成し、側面板の下縁から順次
繋がる底面板、突合板及び支枠板を巻き込み、支枠板の
先端に連設した枠貼片を側面板の内面に貼着して支持枠
を形成し、端面板の下縁から延出した底受板の一側部に
斜折線を介して底貼片を設け、この底貼片を底面板の外
面に貼り着けたのである。
【０００６】この紙箱では、扁平に折り畳んだ状態から
周壁を角筒状に起こすと、支持枠が側面板から立ち上が
って箱の底部にセットされるので、箱内に別体の支持枠
を挿入することなく、商品を支持できる。
周壁を角筒状に起こすと、支持枠が側面板から立ち上が
って箱の底部にセットされるので、箱内に別体の支持枠
を挿入することなく、商品を支持できる。
【０００７】また、前記周壁を取り巻くジッパを支持枠
の上方に形成すると、ジッパを切り取ってその上方部分
を除去し、商品を露出させて陳列することができる。
の上方に形成すると、ジッパを切り取ってその上方部分
を除去し、商品を露出させて陳列することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【０００９】この紙箱のブランクでは、板紙又は薄手の
段ボールを素材とし、図１に示すように、各一対の側面
板１、１及び端面板２、２が交互に連設され、一方の側
面板１の外側縁には継代片３が連設されている。各側面
板１の下縁には底面板４、突合板５、支枠板６及び枠貼
片７が順次連設され、各端面板２の下縁には底受板８が
連設されている。
段ボールを素材とし、図１に示すように、各一対の側面
板１、１及び端面板２、２が交互に連設され、一方の側
面板１の外側縁には継代片３が連設されている。各側面
板１の下縁には底面板４、突合板５、支枠板６及び枠貼
片７が順次連設され、各端面板２の下縁には底受板８が
連設されている。
【００１０】各支枠板６には商品の挿入口９が３個ずつ
形成され、各底受板８の一側部には斜折線１０を介して
底貼片１１が設けられている。一方の側面板１の上縁に
は蓋板１２及び差込片１３が連設され、各端面板２の上
縁には蓋受片１４が連設されている。側面板１、１及び
端面板２、２には、側面板１の糊着部ａの上方にジッパ
１５が設けられ、その始端部は一方の端面板２に設けら
れている。
形成され、各底受板８の一側部には斜折線１０を介して
底貼片１１が設けられている。一方の側面板１の上縁に
は蓋板１２及び差込片１３が連設され、各端面板２の上
縁には蓋受片１４が連設されている。側面板１、１及び
端面板２、２には、側面板１の糊着部ａの上方にジッパ
１５が設けられ、その始端部は一方の端面板２に設けら
れている。
【００１１】上記ブランクから箱を形成するには、ま
ず、図２に示すように、支枠板６及び底面板４を順次巻
き込むように折り曲げて、枠貼片７を糊着部ａに貼り着
けると共に、底受板８を上方へ折り曲げ、斜折線１０沿
いに底貼片１１を折り返して、ブランクを側面板１と端
面板２の稜線に沿って二つ折りし、継代片３を反対側の
端面板２に貼り着け、同時に底貼片１１を底面板４の外
面に貼り着ける。これらの作業は、機械で行うことがで
きる。
ず、図２に示すように、支枠板６及び底面板４を順次巻
き込むように折り曲げて、枠貼片７を糊着部ａに貼り着
けると共に、底受板８を上方へ折り曲げ、斜折線１０沿
いに底貼片１１を折り返して、ブランクを側面板１と端
面板２の稜線に沿って二つ折りし、継代片３を反対側の
端面板２に貼り着け、同時に底貼片１１を底面板４の外
面に貼り着ける。これらの作業は、機械で行うことがで
きる。
【００１２】これにより、側面板１、１及び端面板２、
２から成る周壁１６と、底面板４、突合板５及び支枠板
６から成る支持枠１７とが扁平に折り畳まれた状態で形
成されるので、この紙箱は、扁平な状態で嵩張ることな
く商品の箱詰め作業場所へ輸送し、保管することができ
る。
２から成る周壁１６と、底面板４、突合板５及び支枠板
６から成る支持枠１７とが扁平に折り畳まれた状態で形
成されるので、この紙箱は、扁平な状態で嵩張ることな
く商品の箱詰め作業場所へ輸送し、保管することができ
る。
【００１３】そして、商品の箱詰めに際し、図３に示す
ように、周壁１６を角筒状に起こすと、支持枠１７が側
面板１から立ち上がって箱の底部にセットされるので、
箱内に別体の支持枠を挿入することなく、図４に示すよ
うに、挿入口９に各商品Ｇを嵌め込んで、商品Ｇの転倒
や移動を防止することができる。
ように、周壁１６を角筒状に起こすと、支持枠１７が側
面板１から立ち上がって箱の底部にセットされるので、
箱内に別体の支持枠を挿入することなく、図４に示すよ
うに、挿入口９に各商品Ｇを嵌め込んで、商品Ｇの転倒
や移動を防止することができる。
【００１４】その後、図５及び図６に示すように、蓋受
片１４を内側へ折り曲げ、蓋板１２を閉じ、差込片１３
を蓋受片１４と前側の側板１の間に差し込むと、箱詰め
作業が完了する。
片１４を内側へ折り曲げ、蓋板１２を閉じ、差込片１３
を蓋受片１４と前側の側板１の間に差し込むと、箱詰め
作業が完了する。
【００１５】そして、このように箱詰めした商品Ｇを小
売店へ配送し、店頭で陳列する際には、この紙箱のジッ
パ１５を切り取ってその上方部分を除去すると、図７に
示すように、商品Ｇを露出させて陳列することができ
る。
売店へ配送し、店頭で陳列する際には、この紙箱のジッ
パ１５を切り取ってその上方部分を除去すると、図７に
示すように、商品Ｇを露出させて陳列することができ
る。
【００１６】ここで、支持枠１７は箱の他の部分と同様
に紙から形成されているので、自由に印刷を施すことが
でき、周壁１６と支持枠１７とを統一感のあるデザイン
とすることにより、販売促進効果を期待することができ
る。また、使用後、支持枠１７を箱の他の部分と分別す
ることなく廃棄することができる。
に紙から形成されているので、自由に印刷を施すことが
でき、周壁１６と支持枠１７とを統一感のあるデザイン
とすることにより、販売促進効果を期待することができ
る。また、使用後、支持枠１７を箱の他の部分と分別す
ることなく廃棄することができる。
【００１７】なお、このような支持枠１７を有する紙箱
は、最初から商品Ｇが露出するトレー状のものであって
もよい。
は、最初から商品Ｇが露出するトレー状のものであって
もよい。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る紙
箱では、扁平に折り畳んだ状態から周壁を角筒状に起こ
すと、支持枠が側面板から立ち上がって箱の底部にセッ
トされるので、箱内に別体の支持枠を挿入することな
く、商品を支持でき、迅速に箱詰め作業を行うことがで
きる。
箱では、扁平に折り畳んだ状態から周壁を角筒状に起こ
すと、支持枠が側面板から立ち上がって箱の底部にセッ
トされるので、箱内に別体の支持枠を挿入することな
く、商品を支持でき、迅速に箱詰め作業を行うことがで
きる。
【００１９】また、前記周壁を取り巻くジッパを支持枠
の上方に形成すると、ジッパを切り取ってその上方部分
を除去し、商品を露出させて陳列することができる。
の上方に形成すると、ジッパを切り取ってその上方部分
を除去し、商品を露出させて陳列することができる。
【図１】この発明に係るブランクを示す図
【図２】同上の貼着状態を示す平面図
【図３】同上の組立過程を示す一部切欠斜視図
【図４】同上の紙箱の開蓋状態を示す斜視図
【図５】同上の閉蓋状態を示す斜視図
【図６】同上の縦断側面図
【図７】同上の陳列状態を示す斜視図
１ 側面板 ２ 端面板 ３ 継代片 ４ 底面板 ５ 突合板 ６ 支枠板 ７ 枠貼片 ８ 底受板 ９ 挿入口 １０ 斜折線 １１ 底貼片 １２ 蓋板 １３ 差込片 １４ 蓋受片 １５ ジッパ １６ 周壁 １７ 支持枠
Claims (2)
- 【請求項１】 各一対の側面板１、１及び端面板２、２
を筒状に連設して周壁１６を形成し、側面板１の下縁か
ら順次繋がる底面板４、突合板５及び支枠板６を巻き込
み、支枠板６の先端に連設した枠貼片７を側面板１の内
面に貼着して支持枠１７を形成し、端面板２の下縁から
延出した底受板８の一側部に斜折線１０を介して底貼片
１１を設け、この底貼片１１を底面板４の外面に貼り着
けた支持枠付き紙箱。 - 【請求項２】 前記周壁１６を取り巻くジッパ１５を支
持枠１７の上方に形成した請求項１に記載の支持枠付き
紙箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000168603A JP2001348026A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | 支持枠付き紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000168603A JP2001348026A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | 支持枠付き紙箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001348026A true JP2001348026A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18671588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000168603A Pending JP2001348026A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | 支持枠付き紙箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001348026A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007276861A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙カートン |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5681059U (ja) * | 1979-11-22 | 1981-07-01 | ||
| JPS6159523U (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-22 | ||
| JPS6346321U (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-29 | ||
| JPS6397622U (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-24 | ||
| JPH01150516U (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-18 |
-
2000
- 2000-06-06 JP JP2000168603A patent/JP2001348026A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5681059U (ja) * | 1979-11-22 | 1981-07-01 | ||
| JPS6159523U (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-22 | ||
| JPS6346321U (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-29 | ||
| JPS6397622U (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-24 | ||
| JPH01150516U (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-18 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007276861A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙カートン |
| JP4697876B2 (ja) * | 2006-04-11 | 2011-06-08 | 大日本印刷株式会社 | 紙カートン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070330 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091109 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091124 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100413 |