JP2001347164A - チタニア上に担持されたバナジアscr触媒の製造方法 - Google Patents

チタニア上に担持されたバナジアscr触媒の製造方法

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Den Tillaart Hans Van
ファン デン ティラールト ハンス
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クロイツァー トーマス
Egbert Dr Lox
ロックス エグベルト
Werner Weisweiler
ヴァイスヴァイラー ヴェルナー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼できる高い分散およびチタニア上の非晶
質のバナジア堆積物を生じるチタニア上のバナジアSC
R触媒の製造方法を提供する。 【解決手段】 チタニア上に担持されたバナジアSCR
触媒の製造方法において、チタニアをメタバナジン酸ア
ンモニウム(NHVO)溶液に分散させ、NH
HおよびHNOにより溶液のpH値を6.8〜7.3の
値に調節し、生じる懸濁液を、バナジウム化合物がチタ
ニアに完全に吸着するために十分な時間撹拌し、懸濁液
を濾過し、生じる触媒化合物を乾燥し、焼成することに
より触媒を製造することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チタニア上に担持
されたバナジアSCR触媒の改良された製造方法に関す
る。
【0002】US2002/2004およびEUIV/
Vの法律制定の検討において、将来重い義務を担うディ
ーゼル車の排ガス後処理の主な関心はNOの減少およ
び/または粉塵の排出の減少である。同時に燃料効率
は、最終使用者が運転費用の明らかな効果を認識できる
大きな技術目標である。燃料の有効な稼働は高いNO
原料排出および低い粉塵排出を生じる。NO排出を減
少するために、有効な後処理システムが必要である。還
元剤として尿素を使用するSCR(elective
atalytic eduction 選択的接
触還元)排ガス後処理システムは高いNO還元能力を
有する。特に担持された酸化バナジウム触媒は、NH
を使用してNOをNに選択的に接触還元するための高
い活性触媒の重要な群を代表するものとして近年広く研
究されている。活性測定の結果(I.Georgiad
ou Ch.Papadopoulou H.K.Mat
ralis G.A.Voyiatzis A.Lyco
urghiotis Ch.Kordulis J.P
hys.Chem.102(1998)8459および
A.Burkardt Diplomarbeit I
nst.f.Chem.Technik Univers
itaet Karlsruhe(1998))は2つ
の異なる製造方法から生じるV/TiO触媒の
活性および選択率の変動およびバナジア負荷の変動を示
す。触媒特性を変動する異なる表面バナジア構造は観察
される効果に原因があると思われていた。Topsoe
等によれば(N.-Y.Topsoe Cat Tech
1巻(1997)125およびJ.A.Dumesi
c N.-Y.Topsoe、H.Topsoe、Y.C
hen.T.Slabiak、J.Catal.163
(1996)409)、NOをNに選択的に還元する
ためにV−OHブレンステッドサイトと隣接するV=O
レドックスサイトの2つの存在が必要である。アンモニ
アを使用するIR検査はV−OH基の濃度とブレンステ
ッド酸性度との直接的相関を示した(N.-Y.Tops
oe H.Topsoe、J.A.Dumesic、
J.Catal.151(1995)22)。従って前
記の活性/選択率の差はブレンステッド酸性度を変動す
る異なる表面バナジア構造の効果であると思われる。
【0003】担持されたバナジア触媒中の表面構造およ
び活性相分散液の両方がレーザーラマン分光分析、51
VMAS-NMR、V−K−XANES、XRD、XP
S、TPRのような多くの異なる特性化法および酸素化
学吸着法により近年集中的に研究された。結果は常に同
意できるものでないことを示した。使用される方法およ
び酸化バナジウム前駆物質、活性相負荷の変動および高
いかまたは低いTiO 表面積(アナターゼ)に関して
異なる触媒の製造は、異なる観察されたバナジア構造を
生じることができる。これらの研究の組み合わせた結果
は、いわゆる単層被覆内でバナジア種が主に、強い相互
作用によりTiO表面に固定された、単離されたおよ
び重合されたVO単位として存在することを示唆す
る。しかしながら表面VO単位の存在も可能である。
高いバナジア負荷において無秩序のまたはパラクリスタ
ルのV相が予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、信頼
できる高い分散性およびチタニア上の非晶質のバナジア
堆積物を生じるチタニア上のバナジアSCR触媒の製造
方法を提供することである。この高い分散性および非晶
質堆積物の結果として、触媒の活性および老化安定性が
増加する。更にこの触媒は従来製造された触媒より高い
選択率を示す。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、チタニア上
に担持されたバナジアSCR触媒の製造方法により解決
され、この方法は、チタニアをメタバナジン酸アンモニ
ウム(NHVO)溶液に分散させ、NHOHおよ
びHNOにより溶液のpH値を6.8〜7.3の値に調
節し、生じる懸濁液を、バナジウム化合物がチタニアに
完全に吸着するために十分な時間撹拌し、懸濁液を濾過
し、生じる触媒化合物を乾燥し、焼成することにより触
媒を製造することを特徴とする。
【0006】この吸着工程が高い分散性およびチタニア
上のバナジアの非晶質の堆積物を生じることが判明し
た。6.8〜7.3、有利には7.0〜7.1の間隔の懸濁
液のpH値の正確な調節が特に重要である。メタバナジ
ン酸アンモニウム溶液中のチタニアの懸濁液を、アンモ
ニア化合物のチタニアへの吸着が終了するまで撹拌す
る。吸着は緩慢に進行し、24〜50時間かかる。吸着
の終了は懸濁液の色の変化を監視することにより容易に
調節することができる。最初に懸濁液は黄色である。吸
着工程が進行するとともに、色が消える。選択的に懸濁
液の液相のメタバナジン酸アンモニウム含量を繰り返し
て分析することにより、吸着工程の終了を監視すること
ができる。
【0007】
【実施例】以下のV負荷量を有するチタニア(W
安定化アナターゼ)上の5種の担持されたバナジア
を製造した: a)V/TiO1.2質量% b)V/TiO2.3質量% c)V/TiO2.5質量% d)V/TiO3.4質量% e)V/TiO4.6質量%。
【0008】チタニア担持材料をメタバナジン酸アンモ
ニウム(NHVO)溶液に分散させた。生じる懸濁
液のpH値をNHOHおよびHNOにより7.0〜
7.1の値に調節した。48時間撹拌後懸濁液を濾過し
た。湿った触媒試料を333Kで24時間乾燥し、その
後773Kで2時間焼成した。
【0009】触媒粉末を支持体に被覆した。こうして得
られた触媒を以下に示される種々の特性に関して完全に
検査した。
【0010】活性および選択率 触媒の活性および選択率を定常状態で423K〜773
Kの温度範囲で測定した。ほかに記載されないかぎり、
表1に示される標準ガス組成を使用し、空間速度は3
0.000h−1であった。
【0011】
【表1】
【0012】導入ガスおよび排出ガスをFTIR分光器
により分析した。使用されるガスセル中の温度(443
K)および圧力(1080ミリバール)を一定の水準に
保った。定量的FTIRガス分析でのHOを有する問
題を最小にするために、水濃度を、1.3容量%のかな
り低い水準に保った。典型的にディーゼル排ガスは水6
容量%を含有する。しかしながら約0.5容量%より高
いHO濃度では希釈効果以外の触媒反応の効果は認め
られない。
【0013】レーザーラマン検査 BRUKER RFS100を使用してレーザーラマン
分光分析(aseraman pectrosc
opy)を実施した。水和試料を標準試料ホルダー中で
空気中、室温で測定した。脱水試料をex−situ
(外部)で製造し、貯蔵し、アルゴン雰囲気中で石英ガ
ラス反応器を使用して測定した。
【0014】核磁気共鳴検査 7mmダブルベアリングMASプローブ(ジルコニアス
ピナー)を備えたBruker AM−250分光器で
65.8MHz(5.87T)で51V−MAS固体NM
R測定を実施した。マジックアングルを54.7°に設
定した。メインピークを回転サイドバンドから区別する
ために、3〜5kHzの範囲で少なくとも2つの試料回
転スピードで測定値を得た。試料回転スピードで変化し
ないメインピークの位置から等方性化学シフトが決定さ
れた。化学シフトはδ目盛りにより外部の基準値δ=−
609ppm(H.Eckert I.E.Wachs
J.Phys.Chem.93(1989)6796)と
してVに関して表現される。
【0015】XANES検査 X線吸収端微細構造(XANES)測定をシンクロトロ
ン放射光実験器HASYLAB DESY Hambu
rg Germanyで実施した。
【0016】VK吸収端(5464eV)でのスペクト
ルをビームラインE4でSi(111)ダブルクリスタ
ルモノクロメーターを使用して取り出した。Ni被覆平
面ミラーと一緒にAu被覆集光ミラーを使用することに
より高調波の有効な排除が達成された。測定の間ピエゾ
安定化フィードバックループを使用して一次強度を最大
ブラッグピーク強度の70%に調節した。すべての測定
を真空下、室温、透過モードで実施した。試料としてテ
ープの2つの層の間に封入された触媒粉末(約10mg
/cm)の薄層を使用した。同時にエネルギースケー
ルを正確に決めるために、V金属箔標準試料の吸収を測
定した。エネルギー補正データからプレ吸収端範囲のフ
ィットしたビクトレンを差し引くことによりスペクトル
のバックグラウンドを差し引いた。低いバナジウム負荷
を有する試料のバナジウムK吸収端でのチタンの強いE
XAFS信号にもとづき、プレ吸収端範囲の線形フィッ
トを差し引くことにより、これらの試料のバックグラウ
ンドを差し引いた。最後にスペクトルを標準化した。
【0017】DRIFTSを用いる酸性サイトの決定 2個の変動可能なガス導入口および1個の高真空接続部
を有する加熱可能なDRIFTSセル中で測定を実施し
た。試料(約50mg)をセルの平らな容器(直径10
mm)に入れ、473Kで30分間排気して触媒を乾燥
した。室温でピリジンを添加後、セルを423Kで30
分間排気して吸着されない試料分子を取り出した。室温
でIRスペクトルを記録した。
【0018】測定結果 測定結果は図面に示される。
【0019】図1:モデルガス測定に関する温度の関数
としてのNO変換率(左側)およびNO濃度(右
側)を示す図である。
【0020】図2:モデルガス測定に関する温度の関数
としてのNH濃度を示す図である。
【0021】図3:供給ガス中に水を有するかまたは有
しないV/TiO4.6質量%触媒のモデルガ
ス測定に関するNO変換率およびガス出口濃度(左
側)および供給ガス中に水を有するかまたは有しないV
/TiO1.2質量%触媒のモデルガス測定に
関するNO変換率およびガス出口濃度(右側)を示す
図である。
【0022】 図4:a)V/TiO1.2質量% b)V/TiO2.3質量% c)V/TiO2.5質量% d)V/TiO3.4質量% e)V/TiO4.6質量%の負荷量のアナタ
ーゼ触媒のレーザーラマンスペクトルである。
【0023】図5:V/TiO4.6質量%の
負荷量の触媒、(a)水和、(b)573K45分、
(c)573−773K β=5K/分、(d)500
K45分、アナターゼ/水和触媒、アナターゼ/脱水触
媒773K45分のレーザーラマンスペクトルである。
【0024】図6:V/TiO4.6質量%水
和触媒試料およびV/TiO 4.6質量%脱水
触媒試料およびモデル化合物V51VMAS−
NMRスペクトルである。中心バンドは星印で示す。
【0025】図7:V/TiO2.5質量%触
媒試料およびV/TiO1.2質量%触媒試料
およびモデル化合物Na102851VMAS
−NMRスペクトルである。中心バンドは星印で示す。
【0026】図8:水和状態および脱水状態のV
/TiO4.6質量%触媒試料のバナジウムK吸収端
XANESを2つの標準化合物のXANESと一緒に示
す。
【0027】図9:V/TiO1.2質量%触
媒試料のバナジウムK吸収端XANESを2つの標準化
合物のXANESと一緒に示す。
【0028】図10:323Kで30分の排気に続くV
/TiO4.6質量%触媒試料およびV
/TiO1.2質量%触媒試料に吸収されるピリジン
のIRスペクトルである。
【0029】図11:(010)V平面および
(001)アナターゼ表面の結晶学的調和を示す。場合
により水和中に2つのV−OH基により置換されている
2つの代表的な橋かけV−O−V基は星印で示す。
【0030】図12:単離した(a)VO単位または
重合した(b)VO単位からなる(001)アナター
ゼTiO平面に固定された仮定バナジア種類である。
【0031】図13:重合したVO単位からなる二次
元バナジア種類である。
【0032】図14:3つの稜線が結合した正方錘バナ
ジア単位からなる重合したVクラスターである。
【0033】供給ガス中の水を有する活性度測定 図1は温度の関数としての種々のV負荷量に関す
るモデルガス実験でのNO変換率およびNO濃度を
示す。
【0034】3質量%より多いV負荷量を有する
触媒は550Kより高い温度で高いNO変換率および
に対する高い選択率を示す。V濃度が減少す
るとNO濃度が減少する。これより低い温度(<50
0K)でこの減少した活性はNOおよびNH変換率が
同じ範囲に減少するSCR反応の減少した活性にもとづ
く(図1,2)。しかしながらより高い温度(>600
K)でアンモニアの完全な変換が認められる(図2)。
NO変換水準は比較的低く、NHからNO への部
分酸化に帰因することができる。NOは有利には50
0〜700Kの温度範囲で形成される。これは観察され
る低い選択率を生じる。
【0035】供給ガス中の水を有しない活性度測定 図3は導入ガス中の水を有するかまたは水を有しない2
つの異なる負荷量の触媒に関する温度の関数としてのN
変換率およびガス出口濃度を示す。しかしながら水
はSCR反応およびその副反応の生成物の1種であるの
で、完全に水を含まない雰囲気は達成することができな
い。
【0036】V/TiO4.6質量%試料の選
択率は高い温度(>650K)で水の不在で明らかに減
少する。NHが部分的に酸化され、かなりの量のN
Oが形成される。これに対してV/TiO1.
2質量%試料の選択率は水の存在または不在により影響
されない。この試料に関してわずかに増加した活性が認
められる。
【0037】レーザーラマン分光分析 図4はV濃度が1.2〜4.6質量%である種々の
触媒のラマンスペクトルを示す。すべてのスペクトルで
検出される975cm−1での広いバンドは使用される
WOドープアナターゼTiOの表面に存在する酸化
タングステン種類に帰因することができる。高いバナジ
ア負荷量(>3質量%)で995cm で鋭いバンド
が検出され、これは表面モノオキソバナジア種類の伸び
モードに帰因することができる。3質量%より低いバナ
ジア濃度でこのバンドは消失する。これは、それぞれ高
活性相表面負荷および低活性相表面負荷で2つの異なる
バナジア構造が存在することを示す。高いバナジア濃度
で検出されるνV=0バンドは結晶質Vの最も強
いバンドと偶然にも一致する。バルク酸化物と表面バナ
ジル吸収を区別するために、脱水試料の測定が必要であ
る。
【0038】図5は異なる温度で真空中で脱水後のV
/TiO4.6質量%触媒のスペクトルを示す。
水和試料に関する995cm−1での鋭いバンドが脱水
温度を上昇すると1035cm−1にシフトする。これ
は触媒表面でのバルクV の存在を排除する。10
15cm−1で生じるバンドは脱水WO表面種類に帰
因することができる。
【0039】固体51VMAS−NMR 図6はV/TiO4.6質量%水和試料および
/TiO4.6質量%脱水試料および標準物
質としてVのスペクトルを示す。水和および脱水
した形の試料信号に関して認められる明らかなMAS−
NMRパターンは明らかな、輪郭のはっきりした酸化バ
ナジウム(V)種類の形成を示す。MAS−NMRサイ
ドバンドパターン、特に脱水触媒試料のサイドバンドパ
ターンはV に関して認められるサイドバンドパタ
ーンに際立って類似している。Fernandezおよ
びGuelton(C.Fernandez、M.Gu
elton、Catal.Today、20(199
4)77)によりEurocatプロジェクト内部で使
用されるV/TiO触媒試料に関してほとんど
同じ結果が見出された。MAS中心バンド位置の位置は
に関して−609ppmで、脱水試料に関して
−611ppmでおよび水和試料に関して−624pp
mで全く類似して位置している。
【0040】図7は3質量%未満のV負荷量を有
する試料のスペクトルを示す。強いバックグラウンド信
号および比較的低いバナジウム濃度の結果として、信号
に関して観察されるパターンは高い負荷量の試料と同じ
ほど輪郭がはっきりしていない。従って−500±10
ppmで広い範囲に等方性化学シフトを概略的にのみ決
定することができる。それにもかかわらずスペクトルは
化学シフトおよびMASサイドバンドパターンに関して
Na1028含水物のスペクトルと全く類似して
いる。EckertおよびWachs(H.Ecker
t、I.E.Wachs、J.Phys.Chem.93
(1989)6796)により行われた V−NMR
検査においてV/TiO触媒試料のきわめて類
似したスペクトルが−510±10ppmで測定される
化学シフトとともに観察された。
【0041】XANES検査 すべての触媒試料に関して吸収測定を行った。高い負荷
の試料および低い負荷の試料が前記の標準物質のプレピ
ークに位置および高さが一致するプレピークを示し(図
8,9)、従ってV原子の5+配置に帰因する。特に脱
水状態のV /TiO4.6質量%触媒の近傍吸
収端微細構造はVの微細構造に著しく類似してい
ることを示す(図8)。しかしながら図9に示されるV
/TiO1.2質量%試料のXANESはNa
1028含水物のXANESに匹敵する。この結
果はすでに記載したFTラマン検査および51V固体M
AS−NMR検査とよく一致する。
【0042】DRIFTSを用いる酸性特性の測定 図10は323Kで排気後の2つの異なる触媒試料で吸
着されるピリジンのIRスペクトルを示す。1602c
−1、1572cm−1、1484cm−1および1
442cm−1でのバンドはルイス配位ピリジン(L−
Py)の振動モードに帰因することができる。1636
cm−1、1578cm−1および1537cm−1
のバンドはピリジニウムイオン(B−Py)の相当する
モードに帰因することができる。1537cm−1バン
ドおよび1442cm−1バンドはそれぞれB−Pyお
よびL−Pyの特性である。ブレンステッド酸サイトと
ルイス酸サイトの強度比はバナジア負荷とともに変動す
る。
【0043】V/TiO1.2質量%試料に関
してブレンステッドサイトの数がかなり低いが、高い負
荷の試料に関してB−PyとL−Pyの比は約1であ
る。この結果は、高いかまたは低いバナジア負荷を有す
る検査した触媒に関する異なる触媒特性を説明し、選択
的接触還元にV−OHサイトおよび隣接するV=Oレド
ックスサイトの両方が必要であることを示す。
【0044】結果 バナジア特性化検査の結果は、2つの異なる、高度に分
散した、均一な酸化バナジウム種類がサブ単分子層また
は単分子層の相として存在することを示す。V
質量%より高いV負荷においてVに類似の
配位を有するバナジア構造が測定された。吸着法を使用
して最大V濃度が約4.6質量%であるので、こ
の試料に関して多少とも完全なバナジア単分子層が仮定
される。バルクVの(010)平面およびアナタ
ーゼTiOの(001)平面の間に決められた程度の
結晶学的適合が存在するので、Vの単一な(01
0)平面に類似する構造を有する高分散性の単分子層の
バナジア相が仮定される(図11)。しかしながらこの
ようなアナターゼTiOに分散した二次元のV
相はこのバナジア相および(001)アナターゼTiO
平面の構造パラメーターの少ない不整合により所定の
量の張力を有する。1つの橋かけV−O−V基が2つの
V−OH基に置換されている水和構造はおそらくより安
定である。この仮定された相においてV−OHサイト
は、高い触媒活性および選択率を生じるV=Oサイトに
隣接している。脱水中に完全な二次元の(010)V
平面を有する構造が形成される。脱水状態でバルク
に正確に類似するバナジウム配位を示す51
−NMRおよびXANES測定の結果はこの仮説を支持
する。νV=0モノオキソ伸びモードに帰因するラマン
バンドのシフトにより、脱水中の構造の変化が明らかに
なり、同時に結晶質Vの存在が排除される。脱水
がV−OH基のより低い濃度に伴って生じるので、高温
で水なしでモデルガス測定でのNO変換率から観察さ
れるように触媒の選択率が減少する。
【0045】3質量%より低いバナジア負荷においてア
ナターゼTiO表面に異なる酸化バナジウム構造が存
在する。この構造は少ない数のブレンステッドサイトを
有し、選択的接触反応で低い選択率を示す。特性化の結
果は、例えばNa10 28含水物またはZn(V
のような正方錘配位を有するバナジア種類の存
在を示す。この酸化バナジウム種類は強い相互作用によ
り(001)アナターゼTiO表面に固定される1つ
の末端V=O結合を有する単離したまたは重合したVO
からなる(図12)。この場合にバナジウム(V)は
概略的にバルクアナターゼTiO構造中のほかのTi
4+の位置を占める。これはTi4+上で+2/3およ
び不飽和酸素上で−2/3である(001)アナターゼ
平面上の局所的電荷のほとんど完全なバランスを生じ
る。しかしながら2個のV−OH基が少ない量のブレン
ステッド酸サイトに伴って生じる橋かけV−O−V結合
により置換された二次元バナジア相(図13)は、低い
触媒活性/選択率をよく説明する。ほかの可能な酸化バ
ナジウム構造は3個の結合した正方錘バナジア単位から
なる単離されたまたは重合されたVクラスターを
含有する(図14)。生じるバナジウム配位はむしろ標
準化合物Na1028含水物のバナジウム配位に
匹敵する。仮定された構造の形成はおそらく調節された
pHおよび濃度で前駆物質溶液中に存在するV
水物イオンを(001)アナターゼTiO表面に吸着
することにより説明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モデルガス測定に関する温度の関数としてのN
変換率およびNO濃度を示す図である。
【図2】モデルガス測定に関する温度の関数としてのN
濃度を示す図である。
【図3】V/TiO4.6質量%および1.2質
量%負荷した触媒のモデルガス測定に関するNO変換
率およびガス出口濃度を示す図である。
【図4】アナターゼ触媒のレーザーラマンスペクトルの
図である。
【図5】アナターゼ触媒のレーザーラマンスペクトルの
図である。
【図6】V/TiO4.6質量%触媒試料およ
びモデル化合物V51VMAS−NMRスペク
トルの図である。
【図7】V/TiO2.5質量%および1.2質
量%触媒試料およびモデル化合物Na1028
51VMAS−NMRスペクトルの図である。
【図8】V/TiO4.6質量%触媒試料のバ
ナジウムK吸収端XANESを示す図である。
【図9】V/TiO1.2質量%触媒試料のバ
ナジウムK吸収端XANESを示す図である。
【図10】323Kで30分排気後のV/TiO
4.6質量%および1.2質量%触媒試料に吸収される
ピリジンのスペクトルを示す図である。
【図11】(010)V平面および(001)ア
ナターゼ表面の結晶学的調和を示す図である。
【図12】単離または重合したVO単位からなる(0
01)アナターゼTiO平面に固定されたバナジア種
類の図である。
【図13】重合したVO単位からなる二次元バナジア
種類の図である。
【図14】3個の稜線が結合した正方錘バナジア単位か
らなる重合したVクラスターの図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アドルフ シェーファー−ジンドリンガー ドイツ連邦共和国 フランクフルト ホー フハウスシュトラーセ 57 (72)発明者 アーミン ブルカルト ドイツ連邦共和国 アルツェナウ ベルリ ーナー シュトラーセ 21 (72)発明者 ハンス ファン デン ティラールト オランダ国 ブロックフーゼンホルスト ブレークストラート 12アー (72)発明者 トーマス クロイツァー ドイツ連邦共和国 カルベン フィリップ −ライス−シュトラーセ 13 (72)発明者 エグベルト ロックス ドイツ連邦共和国 ハーナウ グライフェ ンハーゲンシュトラーセ 12ベー (72)発明者 ヴェルナー ヴァイスヴァイラー ドイツ連邦共和国 レムヒンゲン−ジンゲ ン ゲーテリング 107 Fターム(参考) 3G091 AB04 BA01 BA14 BA39 GB01W GB01X GB10W GB10X 4D048 AA06 AB02 AC04 BA07X BA23X BA41X 4G069 AA03 AA08 BA04A BA04B BA26C BB04A BB04B BC54A BC54B BC54C BE17C CA03 CA08 CA13 DA05 EA01Y EC22Y EC25 EC26 FA01 FA02 FB14 FB30 FC02 FC09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタニア上に担持されたバナジアSCR
    触媒の製造方法において、チタニアをメタバナジン酸ア
    ンモニウム(NHVO)溶液に分散させ、NH
    HおよびHNOにより溶液のpH値を6.8〜7.3の
    値に調節し、生じる懸濁液を、バナジウム化合物がチタ
    ニアに完全に吸着するために十分な時間撹拌し、懸濁液
    を濾過し、生じる触媒化合物を乾燥し、焼成することに
    より触媒を製造することを特徴とする、チタニア上に担
    持されたバナジアSCR触媒の製造方法。
JP2001113175A 2000-04-11 2001-04-11 チタニア上に担持されたバナジアscr触媒の製造方法 Pending JP2001347164A (ja)

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