JP2001346187A - 電子サービスガイドのためのシステムおよび方法 - Google Patents

電子サービスガイドのためのシステムおよび方法

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JP2001346187A JP2000163787A JP2000163787A JP2001346187A JP 2001346187 A JP2001346187 A JP 2001346187A JP 2000163787 A JP2000163787 A JP 2000163787A JP 2000163787 A JP2000163787 A JP 2000163787A JP 2001346187 A JP2001346187 A JP 2001346187A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】あらゆる種類のサービス(テレビ放送、ホーム
セキュリティサービス、家電制御サービスなど)をTV
用のEPGと同様の形態で統合的にガイドする。 【解決手段】UESGサーバ1,2,3,…は、UES
Gオブジェクトを一つ以上蓄積しているサーバであり、
UESGクライアント8,10,…によるサービスガイ
ドの対象となる。UESGクライアント8,10,…
は、UESGサーバの持っているUESGオブジェクト
を1つ以上蓄積および保持し、それらUESGオブジェ
クトを統合して、ガイダンスする能力を持つ。UESG
オブジェクトは、各サービス制御システムのサービスを
統一的な記述形式で記述・定義したものである。このU
ESGオブジェクトを各UESGサーバから取得するこ
とにより、様々なサービス制御システムのサービスを統
合的に案内することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子サービスガイド
のためのシステムおよび方法に関し、特に種別の異なる
複数種のサービスを統合的に案内できるように改良され
たシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザに対して情報を提示し
て操作を促す機構として、CS放送やCATV等の放送
事業者がEPG(電子番組ガイド:Electroni
c Program Guide)と呼ばれるナビゲー
ションシステム(EPGシステム)を実現している。こ
のEPGシステムの一例が特開平11−313291号
公報に開示されている。ユーザは、EPGシステムによ
り提供される番組案内情報により、新聞のテレビ番組
欄、テレビガイド情報誌等の外部情報に頼らずに、テレ
ビ番組(コンテンツ)の選択を行うことが可能となる。
【0003】ところで、近年、高度な機能を実装するコ
ントローラやマイクロコンピュータが搭載された家庭内
機器が普及してきたことにより、家庭内情報システムの
構築が求められるようになった。家庭内情報機器とは、
従来の家電機器(冷蔵庫、電子レンジ、ステレオ、ビデ
オ、テレビなど)、ホームセキュリティ機器(ガス漏れ
検出器、窓センサなど)、パーソナルコンピュータ等で
ある。特開平11−168471号公報には、無線通信
機能を持つ端末でエアコンなどの各種機器を制御するシ
ステムが開示されている。
【0004】家庭内情報システムの構築に際しては、テ
レビ、ビデオ、またそれらのリモコン等のように、ユー
ザにとって親しみのある機器を用いて家庭内電子機器の
操作を行えるようにすることが重要である。このため、
EPGシステムのようなナビゲーションシステムは家庭
内情報システムに好適なユーザインターフェースの1つ
であると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のEPG
システムは、CS放送、CATV等の放送システム毎
に、互いに異なる形式の案内情報を番組データに多重化
して放送し、それを各放送システム専用の受信機にて受
信して表示するという仕組みであるため、複数の放送シ
ステムの案内情報を統括して案内を行うことは極めて難
しい。また、従来のEPGシステムはテレビ上の放送番
組案内システムとして独立したものとなっており、放送
番組以外の案内技術としての応用については考慮されて
いない。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、種別の異なる複数種のサービスをTV等のモニ
タ画面上で統合的に案内できるようにし、さらにそのサ
ービスの制御をも行うことが可能な電子サービスガイド
のためのシステムおよび方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、種別の異なる複数種のサービス提供シス
テムそれぞれのサービスを利用するためのサービス案内
を統合的にモニタ画面に表示する電子サービスガイドシ
ステムにおいて、前記複数種のサービス提供システムそ
れぞれについて、そのサービスを案内するために必要な
データとそのサービスの実行を制御するためのデータと
を統一化した所定の記述形式でそれぞれ記述した複数の
サービス情報を蓄積するための記憶手段と、前記蓄積手
段に記憶された複数のサービス情報における前記サービ
スを案内するために統一化した所定の記述形式で記述さ
れているデータに基づき、前記複数種のサービス提供シ
ステムそれぞれのサービスの案内をするための複数種の
ガイダンスを前記モニタ画面に統合して同一画面に表示
するガイダンス表示手段と、前記ガイダンス表示手段に
おけるモニタ画面上でのユーザの操作により、前記複数
種のサービス提供システムによって提供される複数のサ
ービスの中の少なくとも1つのサービスを選択するサー
ビス選択手段とを具備することを特徴とする。
【0008】この電子サービスガイドシステムにおいて
は、複数種のサービス提供システムそれぞれのサービス
案内に必要なデータは、サービス情報として、統一化さ
れた所定の記述形式で記述されており、これら統一形式
の複数のサービス情報を用いることにより、複数種のサ
ービス提供システムそれぞれのサービスをガイダンス画
面上で統合的に案内することが可能となる。例えば、前
記複数種のサービス提供システムとして、TV放送に関
するサービス提供システムと、有線または無線により操
作可能な家電機器の制御に関するサービス提供システム
(セキュリティーサービスも家電機器制御の1つとして
含まれる)とが含まれている場合には、それらのサービ
ス案内をガイダンス画面上で統合的に行うことができ
る。もちろん、メディアの異なる複数種のTV放送に関
するサービス提供システムが含まれている場合には、ガ
イダンス画面上でそれらメディアの異なる複数種のTV
放送に関するサービス案内を行うこともできる。
【0009】また、前記ガイダンス画面上で行われるユ
ーザの操作に従い、前記複数種のサービス提供システム
によって提供されるサービス群の中の少なくとも1つの
サービスに関する制御を行うサービス制御手段をさらに
具備する事により、ユーザは、ガイダンス画面上の統一
的な操作でサービス制御を行うことが可能となる。この
場合、各サービス情報には、対応するサービス提供シス
テムのサービスを実行するためのプログラムまたはその
プログラムの所在情報を埋め込んでおくことが好まし
い。これにより、サービス処理手段は、サービス情報に
含まれるプログラムまたは前記所在情報で指定される場
所から取得したプログラムを実行することにより、前記
各サービス提供システムのサービスを制御することが可
能となる。
【0010】また、複数のサービス情報が1以上のサー
バに分散して記憶されている場合に、前記複数のサービ
ス情報を、それを記憶した1以上のサーバから収集する
サービス情報収集手段を設けることが望ましい。これに
より、予め複数のサービス情報を記憶手段に蓄積してお
かずとも、必要なサービス情報を適宜サーバから取得し
て利用することが可能となる。この場合、特にサービス
情報に有効期限情報を付加しておくことにより、最新の
サービス情報をサーバから自動的に再取得することが可
能となる。
【0011】また、本発明は、サービスを提供するサー
バと、前記サーバが提供するサービスに関するサービス
案内のためのデータとその振る舞いを定義したサービス
情報を前記サーバから取得し、その取得したサービス情
報に基づいて前記サービスを利用するためのガイダンス
画面を表示するクライアントとを有するクライアント/
サーバモデルの電子サービスガイドシステムであって、
前記クライアントは、サービスの種類の異なる複数のサ
ーバそれぞれからサービス情報を取得する手段と、前記
取得したサービス情報に基づいて、前記複数のサーバそ
れぞれのサービスを利用するためのサービス案内を統合
的に行う手段とを具備することを特徴とする。
【0012】このように、複数のサービスを統合案内す
るための電子サービスガイドシステムをクライアント/
サーバモデルで構築することにより、サーバに記憶され
たサービス情報を多数のクライアントで共有することが
可能となる。また、サーバの所在情報をクライアントに
知らせるだけで、サービス情報をクライアントに提供で
きるので、新たなサービスが開始された場合でもそれに
対応するサービス情報を容易にクライアントに提供する
ことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る統合電子サービスガイドシステムについ
て説明する。この統合電子サービスガイドシステムは、
テレビ番組案内だけでなく、それ以外のあらゆる種類の
サービスを統合的にガイドするためのシステムであり、
以下、UESGシステム(UESG:Universal Electr
onic Service Guide)と称することにする。ここで、サ
ービスとは、テレビ放送のような番組選択から家庭内の
家電製品の制御まで、ガイダンスにより操作、決定され
る対象をさす。すなわち、テレビ放送、電子商取引(E
C)サービス、ゲームサービス、ホームセキュリティサ
ービス、家電制御サービスなどのあらゆるサービスが、
本UESGシステムのガイド対象となる。本UESGシ
ステムの基本的な特徴は、以下の通りである。
【0014】(1)従来のEPGシステムにおける番組
案内情報の代わりに、統合電子サービスガイド・オブジ
ェクトを利用する。これは、サービスの種類が異なる複
数種のサービス提供システムそれぞれのサービスの案内
に必要な情報を統一形式で記述したサービス情報であ
り、サービス案内およびその操作(サービス制御)に必
要なデータとその振る舞いを定義している。以下、統合
電子サービスガイド・オブジェクトをUESGオブジェ
クトと称する。
【0015】(2)本UESGシステムは、UESGサ
ーバとUESGクライアントとからなるクライアント/
サーバモデルによって構築されている。UESGサーバ
は、UESGオブジェクトを一つ以上蓄積しているサー
バであり、UESGクライアントによるサービスガイド
の対象となる。UESGクライアントは、UESGサー
バの持っているUESGオブジェクトを1つ以上蓄積
し、それらUESGオブジェクトを統合して、ガイダン
スする能力を持つ。例えばパーソナルコンピュータやT
V等のような表示能力を持つ機器が、UESGクライア
ントとなる。
【0016】(3)UESGクライアントは、家庭内の
UESGサーバからは家庭内ネットワークを介してUE
SGオブジェクトを取得することができ、また家庭外の
UESGサーバからはインターネットなどの家庭外ネッ
トワークを介してUESGオブジェクトを取得すること
ができる。
【0017】(4)UESGクライアントは、個々のU
ESGサーバの保持するUESGオブジェクトを取得
後、それを利用して、UESGサーバの持つサービスの
ガイダンスと制御をすることができる。
【0018】(5)UESGクライアントはUESGサ
ーバ機能を兼ね備えるものと、そうでないものに分類さ
れる。UESGサーバ機能を持つものは、そのUESG
クライアントが集めたUESGオブジェクトを、他のU
ESGクライアントへ提供することができる。また、U
ESGサーバには、UESGオブジェクトの提供のみを
行うものと、UESGオブジェクトの提供機能と実際の
サービス提供機能とを兼ね備えたものとがある。
【0019】(サービス情報の体系化)次に、図1を参
照して、UESGオブジェクトによるサービス情報の定
義について説明する。UESGオブジェクトは、サービ
スに依存しない統一的表現を必要とするため、サービス
情報を体系化する必要がある。そのため、サービス情報
の構造を以下のようにする。
【0020】1.一つ以上のサービス提供事業者が集ま
ったサービス提供システムを示すリスト 2.サービス提供システム毎に、その中でのサービス提
供事業者と、それが持つサービスタイプを示すリスト 3.サービス提供システム毎に、その中での実際の個々
のサービスを示すリスト 4.個々のサービスの中の時系列イベントを示すリスト この4点を模式化して示したものが図1である。図1に
おいては、サービス提供システム(1)には1〜4の4
つのサービス提供事業者が含まれている。サービス提供
事業者(1)が提供可能なサービス種別(サービスタイ
プ)はタイプAであり、現在はタイプAの4つのサービ
スを提供している。サービス(1)には、それを構成す
る1〜8の8つの時系列イベントが含まれている。同様
に、サービス提供事業者2が提供可能なサービス種別
(サービスタイプ)はタイプBとタイプCであり、現在
はタイプBの2つのサービスとタイプCの1つのサービ
スを提供している。なお、図においては、サービス提供
事業者(1)以外のイベントリストについては省略して
いる。
【0021】同様にして、各サービス提供システム内
で、各サービス提供事業者毎にサービスを定義すること
ができる。
【0022】このように、サービス提供システム、提供
事業者、サービス、イベントという体系化された構造で
サービス定義を記述したものが上述のUESGオブジェ
クトである。このUESGオブジェクトによるサービス
定義を用いることにより、あらゆる種類のサービスを統
一的にガイダンスすることが可能となる。
【0023】サービス提供システムの分類としては、具
体的には、BSデジタル放送システム、CSデジタル放
送システム、地上波放送システム、インターネット放送
システム、家電制御サービス提供システム(冷蔵庫、電
子レンジ、エアコン、ステレオ、ビデオ、テレビなど制
御サービス)、ECサービス提供システム、ゲームサー
ビス提供システム(ゲームソフトのダウンロードサービ
ス、通信による対戦ゲームサービス)、ホームセキュリ
ティサービス提供システム(ガス漏れ検出、鍵の開閉、
玄関監視等のサービス)等が挙げられる。
【0024】サービス提供事業者のリストには、例えば
BSデジタル放送システムというサービス提供システム
の場合には、各BSデジタル放送事業者が含まれること
になる。サービスタイプとは、BSデジタル放送システ
ムの場合、デジタルテレビサービス、デジタル音声サー
ビス、臨時映像サービス、データサービス等となる。ま
た、サービスタイプは、サービス提供システム毎に共通
の名前を利用し、さらにサービス提供システム毎にその
名前を規定することができる。
【0025】サービスは、例えばBSデジタル放送シス
テムでは、視聴者が見るチャンネル(サービス)の情報
と等価と考えられる。時系列イベントは、例えばBSデ
ジタル放送システムでは、あるチャンネルのイベント
(番組)のタイムテーブルとそのイベント情報に相当す
る。サービスそれ自体が、1つのイベントとなることも
考えられる。また、イベント情報には、そのサービスを
呼び出すためのURL情報などのサービス所在情報も含
むことができる。
【0026】(UESGオブジェクト)UESGオブジ
ェクトにおいては、情報をXMLで定義し、オブジェク
トの動作をJavaで定義することにより、サービス情
報が記述される。ここで、UESGオブジェクトとして
のXML文書について説明する。
【0027】XMLは、自由にタグを拡張できるマーク
アップ言語であり、DTD(Document Type Definitio
n)によって、その文書の文法を定めることができる。
ここでは、UESGオブジェクトとしてのXML文書を
定義するために、UESG DTDを定義し、その規定
に沿ったXML文書をUESG XML文書(=UES
Gオブジェクト)とする。UESGオブジェクトの概要
を図2に示した。
【0028】UESGオブジェクトは、Netlist
エレメント、BITエレメント、SDTエレメント、E
ITエレメントを含む。本DTDでは、Netlist
エレメントがサービス提供システムリスト、BITエレ
メントがサービス提供事業者及びそのサービスタイプの
リスト、SDTエレメントがサービスリスト、EITエ
レメントがイベントリストに対応している。すなわち、
各エレメントの内容は次の通りである。
【0029】・Netlistエレメント: 1つのN
etlistエレメントはサービス提供システムのリス
トを持つ。また、各サービス提供システム毎にSDTエ
レメントとBITエレメントの参照先の情報を持つ。
【0030】・BITエレメント: 1つのBITエレ
メントは、1つのサービス提供システムが持つサービス
提供事業者のリスト情報を持つ。また、サービス提供事
業者毎に、そのサービス提供事業者が持つサービスタイ
プのリスト情報、及びそのタイプ毎の事業者情報を持
つ。
【0031】・SDTエレメント: 1つのSDTエレ
メントは、サービス提供システムの提供するサービスの
リスト情報を持つ。各サービスは、その構成やサービス
に関する情報を持つ。また、各サービスはBITエレメ
ント内の各サービス提供事業者とリンクされており、相
互に参照される。
【0032】・サービスは、必要に応じ、時系列にイベ
ントとして分類することができる。単位時間当たりのイ
ベント情報はEITエレメント内に収められ、SDTエ
レメントから参照される。単位時間を3時間としたと
き、1つのサービスは1日(24時間)に対して、8つ
のEITエレメントを持つ。EITエレメントは、単位
時間当たりのイベント情報を持つ。
【0033】各サービス、イベントの情報として代表的
なものは、以下のものが考えられる。 ・サービス名 ・有効期限 ・バージョン情報 ・サービスタイプ ・サービス所在情報(URL) ・サービス構成情報 ・イベント名 ・イベント開始時間 ・イベント持続時間 ・ジャンル情報 ・言語情報(日本語、英語など) (ガイダンス画面)次に、図3を参照して、本UESG
システムによって提供されるガイダンス画面の一例につ
いて説明する。ガイダンス画面は、複数種のサービス提
供システムそれぞれのサービスを案内するためのもので
あり、UESGクライアントによってTV、またはパー
ソナルコンピュータ等の情報端末のモニタに表示され
る。
【0034】図3のガイダンス画面は、TVの番組案内
を行う従来のEPGシステムと同様、使用者によるリモ
コン操作などによって操作可能なものである。このガイ
ダンス画面上には図示のように「サービス提供システム
切り替えボタン」が配されており、ボタン操作により、
ガイダンス対象のサービスシステムを切り替えることが
できる。例えば、「サービス提供システム切り替えボタ
ン」により「BSデジタル放送」を選択した場合にはB
Sデジタル放送のサービス案内が表示され、同様に、
「地上波アナログ放送」を選択した場合には地上波アナ
ログ放送のサービス案内が表示され、「家電制御」を選
択した場合には家電制御に関するサービス案内が表示さ
れる。また、表示されたサービス一覧からサービスを選
択することにより、そのサービスを呼び出して実行する
ことができる。例えば、TV放送の場合にはチューナを
制御することによって番組選択や音量調整を行うことが
でき、また家電制御の場合には例えばエアコンの温度調
整などのサービスを実行することができる。
【0035】(クライアント/サーバ)次に、図4を参
照して、USEGクライアントとUSEGサーバの実装
例について説明する。
【0036】USEGクライアントとUSEGサーバ間
の通信には、基本的にはHTTPプロトコルを使用す
る。USEGクライアント側には、上位層として例えば
WEBブラウザなどを含むUESGナビゲーションアプ
リケーションが実装され、またUSEGサーバ側には、
例えばWEBサーバなどのUESGサーバアプリケーシ
ョンが実装される。UESGナビゲーションアプリケー
ションは、UESGオブジェクトの取得機能や、ユーザ
に対してガイダンスを提供する機能を有する。UESG
サーバアプリケーションは、UESGナビゲーションア
プリケーションから要求されたUESGオブジェクト
を、UESGデータベースの中から読み出してUSEG
クライアントに送信する。また、家庭内のUESGサー
バに搭載されるUESGサーバアプリケーションには、
USEGクライアント側からの要求に応じて機器制御を
行う機能も搭載される。
【0037】UESGオブジェクトの伝送はインターネ
ットプロトコルにより実現するため、下位層はローカル
ネットワークシステム(IEEE802.3、電灯線使
用LAN、電話線使用LAN)、無線ネットワーク(I
EEE802.11、BlueTooth、etc)、
赤外線通信(IEEE802.11、IrDA、et
c)等で実現される。また、携帯電話等からの電話回線
網や携帯電話網、無線アクセス網を経由して通信するこ
ともできる。
【0038】(UESGオブジェクトの取得方法)次
に、図5のフローチャートを参照して、USEGクライ
アントがインターネットを介してUSEGサーバからU
ESGオブジェクトを取得する場合の例について説明す
る。
【0039】最初は、USEGクライアントに対して、
UESGオブジェクトを有するUSEGサーバの所在
(Netlistの所在を示すURL)を何らかの方法
によって知らせることが必要となる。これは、例えば、
新聞、雑誌、インターネット、その他のメディアを通じ
てURLをユーザに知らせることなどによって実現でき
る。あるいは予め決められた所定の所在情報をNetl
istの所在を示すデフォルトのURLとしてUSEG
クライアント内に事前に埋め込んでおくようにしても良
い。
【0040】USEGクライアントは、Netlist
のURLを取得すると(ステップS101)、USEG
サーバにアクセスしてNetlistを取得する。次い
で、USEGクライアントは、取得したNetlist
の内容からBITエレメント、SDTエレメントのUR
Lを取得する事により(ステップS102)、BITエ
レメント、SDTエレメントの取得を行う。SDTエレ
メントを取得すると、USEGクライアントは、そのS
DTエレメント内のサービスの所在情報により、実サー
ビスにアクセスしてサービスの利用を開始することがで
きる(ステップS103,S104)。なお、サービス
の利用についての具体的な手順については、図11で後
述することにする。
【0041】(USEGシステムの構成)次に、図6を
参照して、本UESGシステムの具体的な構成について
説明する。
【0042】インターネット上には、CSデジタル放送
用のUESGサーバ(CS衛生放送番組情報蓄積装置)
1、地上波放送用のUESGサーバ(地上波放送番組情
報蓄積装置)2、BSデジタル放送用のUESGサーバ
(BSデジタル放送番組情報蓄積装置)3、インターネ
ット放送用のUESGサーバ(インターネット放送番組
情報蓄積装置)4,5が接続されている。
【0043】CSデジタル放送用のUESGサーバ1は
CSデジタル放送サービスシステムに対応するUESG
サーバであり、CSデジタル放送サービスシステム用の
UESGオブジェクトを記憶している。CSデジタル放
送番組自体は、CSデジタル放送の各事業者の設備から
放送される。CSデジタル放送用のUESGサーバ1の
機能を図7を用いて説明する。
【0044】デジタルCS放送では、現在EPG情報
(番組案内情報)を、映像などのコンテンツ(番組デー
タ)と共にMPEG−TSストリームに多重化して送信
している。多重化された番組案内情報はCSデジタル放
送用番組情報抽出部111によりMPEG−TSストリ
ームから抽出され、UESGオブジェクト変換部112
に送られる。UESGオブジェクト変換部112では、
抽出された番組案内情報からUESGオブジェクトを生
成するための変換処理が行われる。変換処理では、UE
SGオブジェクトの記述形式に従い、番組案内情報の内
容がUESGオブジェクトの各エレメントに変換され
る。もちろん、必要な情報の一部が欠けている場合に
は、人手による編集作業を必要とする場合もある。この
ようにして生成されたUESGオブジェクトは蓄積ファ
イリング部113により、XML文書ファイル114と
して保存される。また、CSデジタル放送用のUESG
サーバ1はhttpサーバ115の機能を持ち、UES
Gクライアントからの要求により、自身の持つサービス
群のUESGオブジェクトをインターネットを通じてU
ESGクライアントに提供することができる。
【0045】地上波放送用のUESGサーバ2は地上波
放送サービスシステム用のUESGサーバであり、地上
波放送サービスシステム用のUESGオブジェクトを記
憶している。地上波放送番組自体は、地上波放送の各事
業者の設備から放送される。地上波放送用のUESGサ
ーバ2の機能を図8を用いて説明する。
【0046】現在、地上波放送用の番組案内情報として
はADAMS等があるが、これを本システムで共通に利
用するUESGオブジェクトへ変換し、XML文書とし
て保存する方法と、新規にUESGオブジェクトを地上
波放送用に作るものとが考えられる。
【0047】新規にUESGオブジェクトを作成する場
合には地上波放送用番組情報作成/抽出部121にて人
手による入力作業等が行われ、これによって作成された
UESGオブジェクトが蓄積ファイリング部123によ
り、XML文書ファイル124として保存される。ま
た、既存の番組案内情報からの変換を行う場合には、放
送番組データ等からの番組案内情報の抽出が地上波放送
用番組情報作成/抽出部121にて行われ、それがUE
SGオブジェクト変換部122に送られる。UESGオ
ブジェクト変換部122では、抽出された番組案内情報
からUESGオブジェクトを生成するための変換処理が
行われる。変換処理では、UESGオブジェクトの記述
形式に従い、番組案内情報の内容がUESGオブジェク
トの各エレメントに変換される。もちろん、必要な情報
の一部が欠けている場合には、人手による編集作業を必
要とする場合もある。このようにして生成されたUES
Gオブジェクトは蓄積ファイリング部123により、X
ML文書ファイル124として保存される。また地上波
放送用のUESGサーバ2は、httpサーバ125の
機能を持ち、UESGクライアントからの要求により、
自身の持つサービス群のUESGオブジェクトをインタ
ーネットを通じてUESGクライアントに提供すること
ができる。
【0048】BSデジタル放送用のUESGサーバ3は
BSデジタル放送サービスシステムに対応するUESG
サーバであり、BSデジタル放送サービスシステム用の
UESGオブジェクトを記憶している。BSデジタル放
送番組自体は、BSデジタル放送の各事業者の設備から
放送される。BSデジタル放送用のUESGサーバ3の
機能を図9を用いて説明する。
【0049】デジタルBS放送では、EPG情報を、映
像などのコンテンツ(番組データ)と共にMPEG−T
Sストリームに多重化して送信する。多重化された番組
案内情報はBSデジタル放送用番組情報抽出部131に
よりMPEG−TSストリームから抽出され、UESG
オブジェクト変換部132に送られる。UESGオブジ
ェクト変換部132では、抽出された番組案内情報から
UESGオブジェクトを生成するための変換処理が行わ
れる。変換処理では、UESGオブジェクトの記述形式
に従い、番組案内情報の内容がUESGオブジェクトの
各エレメントに変換される。もちろん、必要な情報の一
部が欠けている場合には、人手による編集作業を必要と
する場合もある。このようにして生成されたUESGオ
ブジェクトは蓄積ファイリング部133により、XML
文書ファイル134として保存される。また、BSデジ
タル放送用のUESGサーバ3はhttpサーバ135
の機能を持ち、UESGクライアントからの要求によ
り、自身の持つサービス群のUESGオブジェクトをイ
ンターネットを通じてUESGクライアントに提供する
ことができる。
【0050】インターネット放送用のUESGサーバ
4,5は、それぞれインターネット放送サービスシステ
ムに対応するUESGサーバであり、様々なインターネ
ット放送の番組案内を行うためにその番組案内情報をU
ESGオブジェクトとして記憶及び管理している。イン
ターネットでは、個人の放送システムをはじめ、小集団
の放送システム、大規模な放送システム等、様々なもの
が考えられるが、どのような単位のサービス提供システ
ム集団であろうとも(たとえ、それが1つの放送サービ
スしか持たないとしても)、UESGオブジェクトを用
いれば、UESGサーバの所在URLを視聴者に通知さ
えすれば、視聴者は、そのサービスのガイダンスを受け
ることができる。通知の方法は、インターネット放送サ
ービスシステム用の案内サーバをインターネット上に置
いても良いし、広告やその他のメディアで知らせること
も考えられる。UESGオブジェクトは、各インターネ
ット放送サービスシステム毎に作成される。インターネ
ット放送用のUESGサーバ4,5はhttpサーバ機
能を持ち、UESGクライアントからの要求により、自
身の持つサービス群のUESGオブジェクトをインター
ネットを通じてUESGクライアントに提供することが
できる。
【0051】なおインターネット放送サービスの機能そ
のものをインターネット放送用のUESGサーバ4,5
が持つようにしても良い。またインターネット放送用の
UESGサーバ4,5は、各サービスプロバイダ毎に用
意したり、あるいは個人のWEBサイトに用意すること
も可能である。いずれの場合も、URLで指定される場
所にUESGオブジェクトの提供機能を配置することに
よって、UESGクライアントは、UESGオブジェク
トを取得することができる。また、インターネット放送
については、その放送番組やそのガイダンス自体にイン
タラクティブ機能などの様々なサービスを付加すること
ができる。この場合、そのサービス制御の実行に必要な
JAVA(登録商標)プログラムがインターネット放送
用のUESGサーバ4,5に、あるいはインターネット
上の他のサービス供給用サーバに用意されることにな
る。JAVAプログラムは、UESGクライアントから
の要求により、インターネットを通じてUESGクライ
アントに提供される。
【0052】図6において、6はCATV放送送出装置
である。CATV放送送出装置6はケーブルを利用し
て、番組案内情報が多重化された放送コンテンツを各家
庭に送信する。
【0053】また図6においては、家庭内情報システム
を構成するために、CATV放送用UESGサーバ(C
ATV放送受信BOX)7、PC UESGクライアン
ト8、Home SecurityシステムUESGサ
ーバ9、TV放送受信装置UESGクライアント10、
ビデオUESGサーバ11、エアコンUESGサーバ1
2、バスルーム監視UESGサーバ13、およびユニバ
ーサルリモコンUESGクライアント14が家庭内ネッ
トワークを介して接続されている。家庭内ネットワーク
としては、有線系(10BASETなどのイーサネット
(登録商標)、電灯線使用LAN、電話線使用LA
N)、無線系(IEEE802.11、BlueToo
th、etc)、赤外線通信系(IEEE802.1
1.IrDA、etc)などを利用することができる。
【0054】CATV放送用UESGサーバ7はCAT
V放送サービスシステム用のUESGサーバであり、C
ATV放送サービスシステム用のUESGオブジェクト
を記憶している。このCATV放送用UESGサーバ7
は、CATV放送送出装置6からのCATV放送を受信
および再生するCATV放送受信BOXに内蔵されてい
る。CATV放送用UESGサーバ7はCATV放送受
信BOXで受信したCATV放送番組から番組案内情報
を抽出し、それをUESGオブジェクトに変換して保持
する。また、CATV放送用UESGサーバ7はhtt
pサーバ機能を持ち、UESGクライアントからの要求
により、自身の持つサービス群のUESGオブジェク
ト、およびCATV放送番組のチャネル選択や音量制御
等のCATV放送受信BOXのサービス制御に必要なJ
AVAプログラムを、家庭内ネットワークを通じてUE
SGクライアントに提供することができる。
【0055】PC UESGクライアント8は、パーソ
ナルコンピュータ(PC)上に実装されたUESGクラ
イアントであり、家庭内ネットワークおよびインターネ
ットの双方に接続されている。このPC UESGクラ
イアント8のソフトウェア構成を図10に示す。図10
に示されているように、UESGクライアントソフトウ
ェアは、ナビゲーションアプリケーション201、XM
Lエンジン202、httpクライアント203、ファ
イルシステム(File System)204、およ
びJAVAランタイム環境205から構成されている。
【0056】ナビゲーションアプリケーション201は
視聴者に対してサービス案内を実施するための機能を持
つ。ナビゲーションアプリケーション201には、サー
ビスガイド機能部211、UESGオブジェクト蓄積機
能部212、サービス制御機能部213が設けられてい
る。
【0057】サービスガイド機能部211は、XMLエ
ンジン202と連動して動作し、UESGサーバそれぞ
れから取得した複数のUESGオブジェクトに基づき異
なる複数のサービスを統合的にガイダンスする。ガイダ
ンス画面はPCのモニタ上に表示される。
【0058】サービス制御機能部213は、UESGオ
ブジェクトに含まれているサービス情報をもとに、ある
UESGサーバや家電機器のサービスを遠隔制御する機
能を提供する。サービス制御は、JAVAランタイム環
境205を用いて実行される。すなわち、UESGオブ
ジェクト内のURLで指定されるUESGサーバなどの
相手先からjavaプログラムをダウンロードし、それ
をJAVAランタイム環境205に実行させることによ
り、サービス制御の手続きが行われる。
【0059】UESGオブジェクト蓄積機能部212
は、httpクライアント203を通じて、インターネ
ット上のUESGサーバや、家庭内のUESGサーバか
ら自分の欲するUESGオブジェクトをhttpプロト
コルにより取得し、それをファイルシステム(File
System)204を介して自身の持つ記憶領域
(HDDなど)へ保存・蓄積する。
【0060】また、PC UESGクライアント8に
は、他の家庭内UESGクライアントのインターネット
への窓口を果たす機能(ルータ機能)も設けられてい
る。これにより、インターネット上のUESGサーバか
ら取得したUESGオブジェクトを、家庭内の他のUE
SGクライアントに提供することができる。
【0061】Home SecurityシステムUE
SGサーバ9はHome Securityシステム装
置用のUESGサーバであり、そのHome Secu
rityシステム装置内に実装されている。Home
Securityシステム装置は家の防犯等を監視する
システムであり、どの窓の鍵が開いているかや、不審者
の侵入などを監視するサービスを提供する。このサービ
ス情報はUESGオブジェクトとして記述されており、
Home SecurityシステムUESGサーバ9
に記憶されている。また、Home Security
システムUESGサーバ9はhttpサーバ機能を持
ち、UESGクライアントからの要求により、自身の持
つサービス群のUESGオブジェクトおよびHome
Securityシステム装置の制御に必要なJAVA
プログラムを家庭内ネットワークを通じてUESGクラ
イアントに提供することができる。
【0062】TV放送受信装置UESGクライアント1
0はTV放送受信装置に内蔵されたUESGクライアン
トである。TV放送受信装置UESGクライアント10
は、PC UESGクライアント8と同様の機能を持
ち、TVにガイダンス画面を表示してガイダンスを行
う。また、TV放送受信装置UESGクライアント10
には、そのガイダンス機能を操作するためのユーザイン
タフェースとしては、従来のEPGと同様のリモコンに
よるユーザインタフェースが設けられており、リモコン
操作でガイダンス対象のサービス提供システムを切り替
えたり、サービスの選択、操作などを行うことができ
る。なお、TV放送受信装置には、CS衛星放送の受信
装置やBS衛星放送の受信装置を内蔵しても良い。この
場合、TV放送受信装置に表示されるガイダンス画面上
で、CS衛星放送やBS衛星放送の番組案内のみなら
ず、それらCS衛星放送やBS衛星放送のチャネル選択
等の制御も可能となる。
【0063】ビデオUESGサーバ11はビデオ装置制
御用のUESGサーバであり、ビデオ装置が提供するビ
デオ制御サービス(ビデオ装置の操作、録画予約などの
状態監視等)に対応するUESGオブジェクトを記憶し
ている。このビデオUESGサーバ11はビデオ装置内
に実装されている。また、ビデオUESGサーバ11h
ttpサーバ機能を持ち、UESGクライアントからの
要求により、自身の持つサービス群のUESGオブジェ
クトおよびビデオ装置の制御に必要なJAVAプログラ
ムを家庭内ネットワークを通じてUESGクライアント
に提供することができる。
【0064】エアコンUESGサーバ12はエアコン制
御用のUESGサーバであり、エアコン装置内に実装さ
れている。エアコンUESGサーバ12はエアコン装置
が提供する空調制御の操作、状態監視等のサービスに関
するUESGオブジェクトを持つ。また、エアコンUE
SGサーバ12はhttpサーバ機能を持ち、UESG
クライアントからの要求により、自身の持つサービス群
のUESGオブジェクトおよびエアコン装置の制御に必
要なJAVAプログラムを家庭内ネットワークを通じて
UESGクライアントに提供することができる。
【0065】バスルーム監視UESGサーバ13はバス
ルーム監視制御装置用のUESGサーバであり、バスル
ーム監視制御装置内に実装されている。バスルーム監視
UESGサーバ13はバスルーム監視制御装置が提供す
るバスルームにおける風呂焚き等の操作、風呂の温度や
湯の量等の状態監視のサービスに関するUESGオブジ
ェクトを記憶している。また、バスルーム監視UESG
サーバ13は、httpサーバ機能を持ち、UESGク
ライアントからの要求により、自身の持つサービス群の
UESGオブジェクトおよびバスルーム監視制御装置の
制御に必要なJAVAプログラムを家庭内ネットワーク
を通じてUESGクライアントに提供することができ
る。
【0066】ユニバーサルリモコンUESGクライアン
ト14は、モニタを搭載した携帯型リモコン装置に内蔵
されたUESGクライアントであり、bluetoot
h等の無線、あるいは赤外線通信を用いることにより、
各USEGサーバからUESGオブジェクトを取得およ
び蓄積し、それらUESGオブジェクトに基づいてガイ
ダンスを行う。また、ユニバーサルリモコンUESGク
ライアント14はJAVAランタイム環境を持ち、UE
SGサーバなどからJAVAプログラムをダウンロード
することにより、各家電機器等のサービス制御を行うこ
とができる。
【0067】また、図6において、15は携帯電話UE
SGクライアントであり、ユニバーサルリモコンUES
Gクライアント14と同様に、各USEGサーバからU
ESGオブジェクトを取得および蓄積し、それらUES
Gオブジェクトに基づいてガイダンスを行う。この携帯
電話UESGクライアント15は携帯電話機に内蔵され
ており、電話網等を通じてインターネット上のUSEG
サーバに接続することにより、UESGオブジェクトの
取得および蓄積を行うことができる。また、家庭内のP
C UESGクライアント8に接続することにより、そ
こに蓄積されている各USEGサーバのUESGオブジ
ェクトをまとめて取得したり、あるいは家庭内の各US
EGサーバから個々にUESGオブジェクトを取得する
こともできる。さらに、携帯電話UESGクライアント
15はJAVAランタイム環境を持ち、UESGサーバ
などからJAVAプログラムをダウンロードすることに
より、各家電機器等のサービス制御を行うことができ
る。
【0068】(USEGクライアントの処理)次に、図
11および図12を参照して、USEGクライアントに
よってサービス制御処理が行われるまでの一連の手順に
ついて説明する。
【0069】前述したように、ガイダンスに利用するU
SEGオブジェクトはXMLファイルとして各UESG
サーバに保存されている。XMLファイルは、Netl
istファイル、SDTファイル、BITファイル、E
ITファイルとして保存され、これらはUESGオブジ
ェクト内の各エレメント間の相関と同様に、参照するこ
とができる。まとめると、USEGシステム内でのサー
ビス体系と、UESGオブジェクトと、そのXML形式
の関係は以下のようになる。
【0070】・サービス提供システム →USEGオブジェクトのNetlistエレメント→
Netlistファイル(XML形式) ・サービス提供事業者 →USEGオブジェクトのBITエレメント→BITフ
ァイル(XML形式) ・サービス →USEGオブジェクトのSDTエレメント→SDTフ
ァイル(XML形式) ・イベント →USEGオブジェクトのEITエレメント→EITフ
ァイル(XML形式) よって、UESGクライアントは、例えば目的とするサ
ービスの制御にJAVAプログラム(JAVAアプレッ
ト)が必要な場合、以下の手順を踏むことによりサービ
ス制御を行うことができる。
【0071】まず、Netlistファイルの所在を示
すURL情報の取得処理が行われる(ステップS20
1)。そして、取得したNetlistファイルから、
それによって参照されるSDTファイルおよびBITフ
ァイルの取得処理が行われる(ステップS202)。こ
の後、取得したSDTファイルより、サービスに関する
情報(そのサービスの所在情報URLを含む)が認識さ
れる(ステップS203)。これにより、ガイダンス画
面の表示が可能となる。また、サービスがイベント化さ
れている場合には、SDTファイルから参照されるEI
Tファイルの取得が行われ、そしてそのEITファイル
より、イベント情報(イベント所在情報URLを含む)
が認識された後にガイダンス画面の表示が行われること
になる(ステップS204)。
【0072】ユーザによるガイダンス画面上の操作によ
ってサービス制御の実行が要求された場合には、サービ
ス所在情報URLで指定される相手先(UESGサー
バ、またはJAVAアプレットを持つサービス提供サー
バ)からJAVAアプレットをダウンロードする処理が
行われる(ステップS205)。この後、そのJAVA
アプレットをJAVAランタイム環境を用いて起動する
ことにより、サービス制御が開始される(ステップS2
06)。そして、必要に応じてサービス提供サーバと通
信することにより、実サービスが行われることになる
(ステップS207)。
【0073】図12には、以上の手順の様子が模式的に
示されている。 0. UESGクライアントはUSEGオブジェクトの
所在情報を取得する。例えばインターネット上のUSE
Gサーバについては、前述したように新聞、インターネ
ット等のメディアを通じてURLを通知することなどに
よって実現され、また家庭内のUSEGサーバについて
は予めそのURLをUESGクライアントに設定登録し
ておくことなどによって実現される。
【0074】1. そして、UESGクライアントは、
URLを用いてUSEGサーバにアクセスし、USEG
オブジェクトをUSEGサーバからダウンロードする。
ダウンロードされたUSEGオブジェクトはUESGク
ライアント内の記憶装置に蓄積される。そして、UES
Gクライアントは、蓄積された複数のUSEGオブジェ
クトそれぞれによって指定されるサービス定義に基づ
き、ガイダンスを開始する。
【0075】2,3 ユーザによりサービスが要求され
ると、UESGクライアントは、JAVAアプレットを
サービス提供サーバ等からダウンロードし、それを実行
する。これにより、UESGクライアントでは、実サー
ビス制御に必要な操作画面表示や家電機器の現在の状態
などの表示が行われたり、またUESGサーバやサービ
ス提供サーバあるいは家電機器の制御等が開始される。
【0076】4. この後、前述したように、必要に応
じてサービス提供サーバ等との通信が行われ、実サービ
スが行われることになる。
【0077】(UESGシステムの動作)以下、基本的
ないくつかの状態を想定して、UESGシステムの動作
を説明する。
【0078】(1)UESGクライアントによるサービ
スガイド UESGクライアントが、地上波放送用UESGオブジ
ェクト、BSデジタル放送用UESGオブジェクト、バ
スルーム監視UESGオブジェクト、エアコン用UES
Gオブジェクト、ビデオ用UESGオブジェクト、Ho
me Securutyシステム用UESGオブジェク
トを取得した場合のガイダンスの例を示す。
【0079】まず、各UESGオブジェクトが、各UE
SGサーバから取得される。各UESGオブジェクト
は、サービス提供システム群のリスト、サービス提供事
業者リスト、サービスリストの情報を含み、各サービス
は、イベントに時分割され、イベント毎にその情報が記
述されている。UESGクライアントは、各情報を統一
的にガイダンスする。この場合、ガイダンス対象のサー
ビスは例えば以下のように分類・整理される。
【0080】 地上波 1CH XXX放送 ニュースチャンネル 地上波 2CH YYY放送 ドラマチャンネル 地上波 3CH ZZZ放送 スポーツチャンネル ・ ・ BSデジタル 1CH AAA放送 映画チャンネル BSデジタル 2CH BBB放送 エンターテイメントチャンネル ・ ・ バスルーム 1CH bath バスルーム監視チャンネル エアコン 1CH ECO1 エアコン状態監視チャンネル エアコン 2CH ECO2 エアコン操作チャンネル ビデオ 1CH A/V1 ビデオ状態監視チャンネル ビデオ 2CH A/V2 ビデオ操作チャンネル Home Sec. 1CH HS1 戸締りチャンネル Home Sec. 2CH HS2 警報監視チャンネル Home Sec. 3CH HS3 家外モニタチャンネル Home Sec. 4CH HS4 子供部屋監視チャンネル これらのサービスは、従来のEPG画面と同様のガイダ
ンス画面上でガイダンスされる。放送サービスに関して
は、ユーザによるサービス選択時には、該放送サービス
の映像が表示される。放送以外のサービスでは、例え
ば、バスルーム監視サービスの場合はそのサービス選択
時には、そのサービスの案内情報が表示され、サービス
操作時には、概サービス用のサービスプログラムがja
vaプログラムとして、UESGクライアントにダウン
ロードされ操作可能となる。ユーザ操作に基づくサービ
スへの指示は、メッセージとして該当UESGサーバに
送られ、サーバでは、サービス機能が実行される。
【0081】(2) ユニバーサルリモコンUESGク
ライアントによるサービスガイド ユニバーサルリモコンUESGクライアント14による
ガイダンス表示も上述した(1)の例に準じるが、UE
SGオブジェクトの取得方法が異なり、PCUESGク
ライアント8に蓄積されているUESGオブジェクト群
を赤外線通信を用いて受信する。受信したUESGオブ
ジェクト群は、リモコン装置の液晶モニタ画面上でガイ
ダンスされる。またサービス制御は、赤外線通信に変換
され、赤外線受信機能を持つUESGサーバ機器はすべ
て操作可能になる。
【0082】(3) 携帯電話UESGクライアントを
用いたサービスガイド 携帯電話UESGクライアント15によるガイダンス表
示も上述の(1)の例に準じるが、携帯電話UESGク
ライアント15は、屋外においてもインターネットに接
続することによりUESGオブジェクトをダウンロード
することができる。また家庭内のPC UESGクライ
アント8に接続した場合、PC UESGクライアント
8に対して携帯電話のユーザ独自のUESGオブジェク
トを保存しておき、それを必要に応じて取得して閲覧す
ることもできる。
【0083】(4)家庭内UESGオブジェクトの所在
収集サーバの利用 UESGオブジェクトは、その獲得にあたり、URLを
必要とするが、そのURL情報の取得の仕方には、様々
な方法が考えられる。多様なメディアを通じた広告によ
る方法による直接指定が最も単純な方法ではあるが、こ
こでは、図6のPC−UESGクライアント8にUES
Gオブジェクトの所在収集サーバとしての機能を設ける
場合について説明する。
【0084】UESGオブジェクトの所在収集サーバの
機能は以下の通りである。
【0085】・例えば家庭内ネットワークに電子機器が
接続された時などに、その電子機器に実装されたUES
GサーバのURL情報をその機器からダウンロードして
収集サーバに蓄積する。家庭内ネットワークへの機器接
続時にこのようなURL情報の取得を行うことにより、
家庭内ネットワークに接続されている全てのUESGサ
ーバのURL情報を収集サーバに蓄積することが可能と
なる。
【0086】・家庭内外に関わらず、ユーザの指定する
お好みのUESGオブジェクトのURL情報を収集サー
バが定期的にサーチしてダウンロードする。
【0087】・ダウンロードされたUESGサーバのU
RL情報は、一括管理される。
【0088】・UESGクライアントからの要求によ
り、管理されたURL情報は収集サーバからUESGク
ライアントに受け渡される これにより、各UESGクライアントは、家庭内のUE
SGサーバの所在を、PCにアクセスすることによって
知ることができる。PCは、家庭外にもインターネット
を利用してその情報を公開するため、家庭外のUESG
クライアントも、この情報を取得できる。その様子を図
13に示す。
【0089】図13においては、PC−UESGクライ
アント8が収集サーバとして動作しており、CATV放
送用UESGサーバ7、Home Securityシ
ステムUESGサーバ9、ビデオUESGサーバ11、
エアコンUESGサーバ12、バスルーム監視UESG
サーバ13などの家庭内UESGサーバを初め、インタ
ーネット上の家庭外UESGサーバの所在URL情報が
全てPC内で一括管理されている。TV放送受信装置U
ESGクライアント10および携帯電話UESGクライ
アント15は、PC−UESGクライアント8にアクセ
スするだけで、必要なURL情報をまとめて取得するこ
とができる。よって、必要なUESGオブジェクトを取
得することが可能となる。
【0090】なお、URL情報の収集機能に加え、UE
SGオブジェクトの収集機能をも収集サーバに設けるよ
うにしても良い。
【0091】(5)UESGオブジェクトの更新 次に、図14のフローチャートを参照して、PC−UE
SGクライアント8内に蓄積されているUESGオブジ
ェクトの内容を最新の内容に更新するための処理につい
て説明する。これは、UESGオブジェクト内に埋め込
まれている有効期限情報を用いて行う。
【0092】すなわち、PC−UESGクライアント8
は、まず、UESGサーバをアクセスしてUESGオブ
ジェクトを取得し(ステップS301)、それをPC内
の記憶装置に蓄積、保存する。そして、PC−UESG
クライアント8は、蓄積されている各UESGオブジェ
クトから定期的に有効期限情報を取り出し、各UESG
オブジェクト毎に有効期限に到達しているUESGオブ
ジェクトであるか否かを判断する(ステップS302,
S303)。なお、実際の有効期日の何日か前に有効期
限に到達していると判断してもよいことはもちろんであ
る。
【0093】有効期限に到達しているUESGオブジェ
クトが存在する場合、PC−UESGクライアント8
は、そのUESGオブジェクトのURLを用いてUES
Gサーバをアクセスして、そのUESGサーバ内のUE
SGオブジェクトの更新日時情報などを調べることによ
り、UESGオブジェクトが更新されているか否かを判
断する(ステップS304)。更新されている場合に
は、PC−UESGクライアント8は、更新された最新
のUESGオブジェクトの再取得を行い、それをPC内
の記憶装置に蓄積、保存する(ステップS305)。こ
れにより、PC内の記憶装置に保存されている旧UES
Gオブジェクトは最新の内容に書き換えられる。
【0094】(6)ガイダンス方法の他の例 次に、図15を参照して、UESGオブジェクトを用い
たガイダンス方法の第2の例について説明する。図3で
は、サービス提供システム切り替えボタンをガイダンス
画面上に表示してガイダンス対象のサービス提供システ
ムをユーザに選択させるようにしたが、各サービス提供
システムまたは各サービス毎にガイド用の専用チャネル
番号を割り当てておくことにより、TVのチャネル切り
換えと同様の操作でサービス提供システムやサービスを
切り替えることができる。
【0095】例えばTV操作用リモコンのアップ/ダウ
ンキーなどを用いることにより、簡単な操作でサービス
の切り替えを行うことが可能となる。
【0096】図15においては、XXX衛生放送提供事
業者のある番組を視聴している状態で、リモコンのアッ
プ/ダウンキーの1操作を行うことにより、エアコン制
御サービスのガイドにサービスを切り替えた場合の様子
が示されている。この状態で、ユーザは、エアコンの温
度調整や風量調整などのサービス項目を選択することに
より、必要な制御を実行することができる。さらに、ア
ップ/ダウンキーの1操作を行うと、インターネット放
送サービスのガイドにサービスを切り替えることができ
る。インターネット放送サービスのURLを選択する
と、インターネット放送サービスのコンテンツを画面上
で見ることができる。もちろん、インターネット放送サ
ービスのコンテンツ画面に直接切り替えるようにしても
良い。さらに、アップ/ダウンキーの1操作を行うこと
により、ホームセキュリティーサービスのガイドにサー
ビスが切り替えられる。この状態で、ユーザは、玄関監
視モニタや鍵の開閉などのサービス項目を選択すること
により、現在の状態をモニタ画面上で見ることができ
る。
【0097】なお、サービスの数が多くなると、目的の
サービスにたどり着くまでに手間がかかるので、視聴者
に予め好みのサービスを登録させておき、アップ/ダウ
ンキーの操作で登録済みのサービスをトグル方式で選択
表示させるようにしても良い。
【0098】以上のように、本実施形態のUESGシス
テムによれば、統一形式のUESGオブジェクトによっ
て複数のサービス提供システムそれぞれのサービスを定
義することにより、あらゆる種類のサービス(テレビ放
送、ECサービス、ゲームサービス、ホームセキュリテ
ィサービス、家電制御サービスなど)を統合的にガイド
することが可能となり、さらにそのサービスの制御も行
うことが可能となる。
【0099】特に、サービスをサービス提供システム
群、サービス提供者、サービス、イベントという体系化
した構造で定義することにより、既存のテレビのEPG
と同様の形態であらゆるサービスのガイドを行うことが
できる。また家電機器(エアコン、ビデオ、テレビ、セ
キュリティーサービス装置)の制御をTVのチャネル操
作と同様の操作のみで、容易に行うことが可能となる。
【0100】なお、本実施形態では、UESGオブジェ
クト内にサービス制御に必要なJAVAプログラムの所
在を埋め込むようにしたが、サービス制御に必要なプロ
グラム自体が予め含まれているUESGオブジェクトを
用意し、それをUESGサーバからダウンロードするよ
うにしても良い。また、UESGサーバは必ずしもサー
ビス提供システムに一対一に対応させて設ける必要はな
く、複数のサービス提供システムそれぞれのUESGオ
ブジェクトを1つあるいは2つのUESGサーバにまと
めて記録しておくようにしても良い。
【0101】さらに、サービス提供システム、サービス
提供事業者、サービス、イベントという体系化された構
造を持つUESGオブジェクトをサービス提供システム
毎に作成し、それを例えば有効期限の期間(例えば3ヶ
月)の単位で定期的にCD−ROM等のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録して配布することも可能で
ある。これにより、UESGサーバからUESGオブジ
ェクトをダウンロードせずとも、必要なサービスのガイ
ドを行うことが可能となる。また、複数のサービス提供
システムそれぞれに対応するUESGオブジェクトをま
とめて1枚のCD−ROMに記録するようにしても良
い。
【0102】また、UESGクライアント/サーバそれ
ぞれの機能はソフトウェアによって実現されているの
で、それらの機能手順を含むコンピュータプログラムを
CD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録することにより、通常のパーソナルコンピュータ
等をUESGクライアント/サーバとして動作させるこ
とが可能となる。もちろん、専用のUESGクライアン
ト/サーバコンピュータとして実現しても良い。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
種別の異なる複数のサービスをTV等のモニタ画面上で
統合的に案内でき、さらにそのサービスの制御をも行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る統合電子サービスガ
イドシステムで用いられるサービス情報の内容を説明す
るための図。
【図2】同実施形態のシステムで用いられるUESGオ
ブジェクトの概要を説明するための図。
【図3】同実施形態のシステムで用いられるガイダンス
画面の一例を示す図。
【図4】同実施形態のシステムに適用されるUESGク
ライアントとUESGサーバとの関係を示す図。
【図5】同実施形態のシステムにおけるURL情報取得
処理の原理を説明するためのフローチャート。
【図6】同実施形態のシステム全体の構成を示すブロッ
ク図。
【図7】同実施形態のシステムで用いられるCSデジタ
ル放送用UESGサーバの機能構成を示すブロック図。
【図8】同実施形態のシステムで用いられる地上放送用
UESGサーバの機能構成を示すブロック図。
【図9】同実施形態のシステムで用いられるデジタルB
S放送用UESGサーバの機能構成を示すブロック図。
【図10】同実施形態のシステムで用いられるUESG
クライアントのソフトウェア構成を示す図。
【図11】同実施形態のシステムにおけるUESGクラ
イアントの処理手順を示すフローチャート。
【図12】同実施形態のシステムにおけるUESGクラ
イアントの動作を模式的に示す図。
【図13】同実施形態のシステムにおけるUESGオブ
ジェクトのURL収集処理の様子を示す図。
【図14】同実施形態のシステムで用いられるUESG
オブジェクト更新処理の手順を示すフローチャート。
【図15】同実施形態のシステムで用いられるガイダン
ス方法の第2の例を示す図。
【符号の説明】
1…CSデジタル放送用UESGサーバ 2…地上波放送用UESGサーバ2 3…BSデジタル放送用UESGサーバ 4,5…インターネット放送用UESGサーバ 6…CATV放送送出装置 7…CATV放送用UESGサーバ 8…PC UESGクライアント 9…Home SecurityシステムUESGサー
バ 10…TV放送受信装置UESGクライアント 11…ビデオUESGサーバ 12…エアコンUESGサーバ 13…バスルーム監視UESGサーバ 14…ユニバーサルリモコンUESGサーバ 15…携帯電話UESGクライアント 201…ナビゲーションアプリケーション 211…サービスガイド機能部 212…UESGオブジェクト蓄積部 213…サービス制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/025 H04N 7/08 A 7/03 7/035 Fターム(参考) 5C025 BA25 CA02 CA09 CB06 CB08 DA01 DA05 5C053 FA23 GB05 HA30 JA16 KA05 LA11 LA15 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC10 CA23 CA29 CA36 DA03 DA07 DA13 EA01 EB32 EB33 EB35 5C064 BA01 BB07 BC16 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08 BD09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種別の異なる複数種のサービス提供シス
    テムそれぞれのサービスを利用するためのサービス案内
    を統合的にモニタ画面に表示する電子サービスガイドシ
    ステムにおいて、 前記複数種のサービス提供システムそれぞれについて、
    そのサービスを案内するために必要なデータとそのサー
    ビスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定
    の記述形式でそれぞれ記述した複数のサービス情報を蓄
    積するための記憶手段と、 前記蓄積手段に記憶された複数のサービス情報における
    前記サービスを案内するために統一化した所定の記述形
    式で記述されているデータに基づき、前記複数種のサー
    ビス提供システムそれぞれのサービスの案内をするため
    の複数種のガイダンスを前記モニタ画面に統合して同一
    画面に表示するガイダンス表示手段と、前記ガイダンス
    表示手段におけるモニタ画面上でのユーザの操作によ
    り、前記複数種のサービス提供システムによって提供さ
    れる複数のサービスの中の少なくとも1つのサービスを
    選択するサービス選択手段とを具備することを特徴とす
    る電子サービスガイドシステム。
  2. 【請求項2】 前記サービスの実行を制御するためのデ
    ータは、前記サービス提供システムのサービスを実行す
    るためのプログラムであり、このプログラムに基づいて
    前記選択されたサービスを実行するサービス処理手段を
    具備したことを特徴とする請求項1記載の電子サービス
    ガイドシステム。
  3. 【請求項3】 前記サービスの実行を制御するためのデ
    ータは、前記サービス提供システムのサービスを実行す
    るためのプログラムの所在情報であり、この所在情報に
    基づいて前記プログラムを取得し、この取得したプログ
    ラムに基づいて前記選択されたサービスを実行するサー
    ビス処理手段を具備したことを特徴とする請求項1記載
    の電子サービスガイドシステム。
  4. 【請求項4】 前記複数のサービス情報は1以上のサー
    バに分散して記憶されており、前記1以上のサーバにア
    クセスすることにより、前記記憶手段に蓄積すべきサー
    ビス情報を前記サーバから収集するサービス情報収集手
    段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電
    子サービスガイドシステム。
  5. 【請求項5】 前記各サービス情報には有効期限情報が
    含まれており、前記サービス情報収集手段は前記各サー
    ビス情報の有効期限情報に基づき、更新された最新のサ
    ービス情報を再収集する手段を含むことを特徴とする請
    求項4記載の電子サービスガイドシステム。
  6. 【請求項6】 前記複数種のサービス提供システムは、
    そのシステムが提供するサービスに関連する情報から前
    記サービス情報に変換生成し保持するサーバを有し、こ
    のサーバをアクセスすることにより前記サーバから前記
    記憶手段に蓄積すべきサービス情報を収集するサービス
    情報収集手段を更に具備することを特徴とする請求項1
    記載の電子サービスガイドシステム。
  7. 【請求項7】 サービスを提供するとともに、前記サー
    ビスを案内するために必要なデータとそのサービスの実
    行を制御するためのデータとを統一化した所定の記述形
    式で記述したサービス情報を持つサーバと、前記サービ
    ス情報を前記サーバから取得し、その取得したサービス
    情報に基づいて前記サービスを案内するためのガイダン
    ス画面を表示するクライアントとを含む電子サービスガ
    イドシステムであって、 前記クライアントは、 提供するサービスの種類が互いに異なる複数のサーバの
    それぞれからサービス情報を取得する手段と、 前記取得したサービス情報を蓄積するための記憶手段
    と、 前記蓄積手段に記憶されたサービス情報に基づき、前記
    サーバが提供するサービスの案内をするためのガイダン
    スを表示するガイダンス表示手段と、 前記ガイダンス表示手段による表示画面上でのユーザの
    操作により、ガイダンス表示された複数のサービスの中
    の少なくとも1つのサービスを選択するサービス選択手
    段とを具備することを特徴とする電子サービスガイドシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 所定のサービスを提供するサービス提供
    システムに対応して設けられ、コンピュータネットワー
    クを介して、前記サービス提供システムを利用するクラ
    イアントと通信可能なサーバシステムであって、 前記サービス提供システムについて、そのサービスを案
    内するために必要なデータとそのサービスの実行を制御
    するためのデータとを統一化した所定の記述形式で記述
    したサービス情報を記憶するための記憶手段と、 前記クライアントからの要求に応じて、前記サービス情
    報を前記コンピュータネットワークを介して前記クライ
    アントに提供する手段とを具備することを特徴とするサ
    ーバシステム。
  9. 【請求項9】 種別の異なる複数種のサービス提供シス
    テムそれぞれのサービスを利用するためのサービス案内
    を統合的に行うための電子サービスガイド方法であっ
    て、 前記複数種のサービス提供システムそれぞれについて、
    そのサービスを案内するために必要なデータとそのサー
    ビスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定
    の記述形式でそれぞれ記述した複数のサービス情報を取
    得するステップと、 前記取得した複数のサービス情報に基づき、前記複数種
    のサービス提供システムそれぞれのサービスを案内する
    ためのガイダンス画面を表示するステップと、 前記ガイダンス表示画面上でのユーザの操作により、前
    記複数種のサービス提供システムによって提供される複
    数のサービスの中の少なくとも1つのサービスを選択す
    るステップとを具備することを特徴とする電子サービス
    ガイド方法。
  10. 【請求項10】 前記サービス情報には、そのサービス
    情報に対応する前記サービス提供システムのサービスを
    実行するためのプログラムが含まれており、 このプログラムに基づいて前記選択されたサービスを実
    行するサービス処理ステップを具備したことを特徴とす
    る請求項9記載の電子サービスガイド方法。
  11. 【請求項11】 前記サービス情報には、前記サービス
    提供システムのサービスを実行するためのプログラムの
    所在情報が含まれており、 この所在情報に基づいて前記プログラムを取得するステ
    ップと、 この取得したプログラムに基づいて前記選択されたサー
    ビスを実行するサービス処理ステップとを具備したこと
    を特徴とする請求項9記載の電子サービスガイド方法。
  12. 【請求項12】 種別の異なる複数種のサービス提供シ
    ステムそれぞれのサービスを利用するためのサービス案
    内を統合的に行うための電子サービスガイド用のコンピ
    ュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体であって、 前記コンピュータプログラムは、 前記複数種のサービス提供システムそれぞれについて、
    そのサービスを案内するために必要なデータとそのサー
    ビスの実行を制御するためのデータとを統一化した所定
    の記述形式でそれぞれ記述した複数のサービス情報を取
    得するステップと、 前記取得した複数のサービス情報に基づき、前記複数種
    のサービス提供システムそれぞれのサービスを案内する
    ためのガイダンス画面を表示するステップと、 前記ガイダンス表示画面上でのユーザの操作により、前
    記複数種のサービス提供システムによって提供される複
    数のサービスの中の少なくとも1つのサービスを選択す
    るステップとを具備すること特徴とするコンピュータ読
    み取り可能な記憶媒体。
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