JP2001346096A - ダイナミックレンジ拡大カメラ - Google Patents

ダイナミックレンジ拡大カメラ

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JP2001346096A JP2000162172A JP2000162172A JP2001346096A JP 2001346096 A JP2001346096 A JP 2001346096A JP 2000162172 A JP2000162172 A JP 2000162172A JP 2000162172 A JP2000162172 A JP 2000162172A JP 2001346096 A JP2001346096 A JP 2001346096A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/50Control of the SSIS exposure
    • H04N25/57Control of the dynamic range
    • H04N25/58Control of the dynamic range involving two or more exposures
    • H04N25/587Control of the dynamic range involving two or more exposures acquired sequentially, e.g. using the combination of odd and even image fields
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイナミックレンジ拡大を有効に達成しなが
ら、光電変換手段の小型化およびコストダウンを図る。 【解決手段】 CMOSセンサなどの光電変換手段10
において、通常の倍以上の駆動周波数で走査を行って時
間圧縮された長時間露光信号21と短時間露光信号22
を生成し、それぞれを第1の記憶手段11と第2の記憶
手段12に一時記憶させる。第1の記憶手段11および
第2の記憶手段12から通常の駆動周波数で読み出しを
行って時間伸長された長時間露光信号23および短時間
露光信号24を生成し、それらを信号合成手段13にお
いて同時化しつつ合成してダイナミックレンジ拡大され
た合成映像信号25を生成する。ダイナミックレンジ拡
大するに、通常タイプの光電変換手段10の採用が可能
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミックレン
ジ拡大の機能を有するビデオカメラなどのダイナミック
レンジ拡大カメラにかかわり、特には、小型化および画
質改善についての有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラのダイナミックレンジは、
CMOSセンサなどの光電変換手段のダイナミックレン
ジで制約を受けるという性質があり、その限りにおい
て、十分な性能を得る上での障害となっている。
【0003】そこで、露光量の異なる映像信号を合成す
ることにより、ダイナミックレンジの高い映像信号を得
るように工夫されたダイナミックレンジ拡大カメラが提
案されている。
【0004】図7は従来の技術におけるダイナミックレ
ンジ拡大カメラの概略的構成を示すブロック図である。
図7において、符号の40は被写体などからの光束を入
射して光電変換により光信号を電気信号に変換するとと
もに、その変換された電気信号の出力形態としてそれぞ
れ通常の映像信号期間の1/2に時間圧縮された長時間
露光信号(LONG信号)51と短時間露光信号(SH
ORT信号)52とを別々かつラインごとに交互に出力
するように構成されてなる特殊な光電変換手段である。
ここで、この光電変換手段40が特殊な構成のものであ
ることに着目しておく必要がある。41は光電変換手段
40から出力された1/2時間圧縮の長時間露光信号
(LONG信号)51を入力して通常の映像信号期間に
時間伸長した通常の長時間露光信号(LONG信号)5
3に走査変換して出力する第1の走査変換手段、42は
光電変換手段40から出力された1/2時間圧縮の短時
間露光信号(SHORT信号)52を入力して通常の映
像信号期間に時間伸長した通常の短時間露光信号(SH
ORT信号)54に走査変換して出力する第2の走査変
換手段、43は第1の走査変換手段41からの時間伸長
された通常の長時間露光信号(LONG信号)53と第
2の走査変換手段42からの時間伸長された通常の短時
間露光信号(SHORT信号)54とを同期をとった
(同時化した)状態で合成し、合成映像信号55として
出力する信号合成手段である。
【0005】図8は上記のように構成された従来の技術
におけるダイナミックレンジ拡大カメラの動作を説明す
るタイミングチャートである。図8(A)は映像信号の
水平同期信号を示す。
【0006】図8(B)は、光電変換手段40によって
通常の映像信号期間の1/2に時間圧縮された長時間露
光信号(LONG信号)51と短時間露光信号(SHO
RT信号)52とがラインごとに交互に出力されている
状態を示す。時間圧縮された長時間露光信号(LONG
信号)51は第1の走査変換手段41に入力され、時間
圧縮された短時間露光信号(SHORT信号)52は第
2の走査変換手段42に入力される。
【0007】図8(C)は、入力した1/2時間圧縮の
長時間露光信号(LONG信号)51を第1の走査変換
手段41によって走査変換することにより通常の映像信
号期間に時間伸長した通常の長時間露光信号(LONG
信号)53が生成出力され、また、入力した1/2時間
圧縮の短時間露光信号(SHORT信号)52を第2の
走査変換手段42によって走査変換することにより通常
の映像信号期間に時間伸長した通常の短時間露光信号
(SHORT信号)54が生成出力され、さらに、それ
ら2つの通常の長時間露光信号(LONG信号)53と
短時間露光信号(SHORT信号)54とが同時化され
ている状態を示す。
【0008】前記の時間伸長され同時化された通常の映
像信号期間の長時間露光信号(LONG信号)53と短
時間露光信号(SHORT信号)54とは同期した状態
で信号合成手段43に入力される。信号合成手段43
は、入力した通常の映像信号期間の長時間露光信号(L
ONG信号)53と短時間露光信号(SHORT信号)
54とを合成し、合成映像信号55として出力する。
【0009】図9は入力信号レベルと出力信号レベルと
の相関を示している。ガンマ特性、ニー特性、ホワイト
バランスなどに関係するものである。
【0010】図9(A)は、第1の走査変換手段41か
ら信号合成手段43に入力される時間伸長された通常の
映像信号期間の長時間露光信号(LONG信号)53を
示す。この長時間露光信号(LONG信号)53は、入
力信号レベルが比較的に小さい範囲では出力信号レベル
は入力信号レベルにほぼ比例するが、入力信号レベルが
大きく高輝度になると出力信号レベルは飽和の領域に入
ってしまうことになる。その要因は長時間露光そのもの
にある。
【0011】図9(B)は、第2の走査変換手段42か
ら信号合成手段43に入力される時間伸長された通常の
映像信号期間の短時間露光信号(SHORT信号)54
を示す。この短時間露光信号(SHORT信号)54
は、入力信号レベルの広い範囲にわたって出力信号レベ
ルは入力信号レベルにほぼ比例する。つまり、飽和は起
こさない。短時間露光のためである。
【0012】図9(C)は、信号合成手段43によって
長時間露光信号(LONG信号)53と短時間露光信号
(SHORT信号)54とを合成した結果の合成映像信
号55を示す。この合成映像信号55においては、図9
(A)の長時間露光信号(LONG信号)53単独のと
きの水平フラットな部分つまり飽和領域を、図9(B)
の短時間露光信号(SHORT信号)54の勾配だけ傾
斜させることとなっており、結果として、入力信号レベ
ルが大きく高輝度になっても飽和しない出力信号レベル
を得ることができている。すなわち、ダイナミックレン
ジを広げている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来技術のダイナミックレンジ拡大カメラにおいて
は、次のような問題がある。
【0014】(1)すなわち、まず、光電変換手段40
上において長時間露光信号(LONG信号)51と短時
間露光信号(SHORT信号)52とが同時刻でライン
ごとに交互に存在するような構成となっているので、長
時間露光信号が飽和する状態となったときには、長時間
露光信号の転送漏れ分が短時間露光信号に漏れ込み、悪
影響を与える結果、画質が低下するおそれがある。
【0015】(2)上記の(1)の問題を回避するべく
光電変換手段の取り扱い電荷量を低減することが考えら
れるが、そうすると随伴してダイナミックレンジも狭く
なってしまい、やはり画質の低下を招く。
【0016】(3)光電変換手段上で長時間露光信号と
短時間露光信号とをラインごとに交互となるように電荷
を走査しなければならないため、光電変換手段の回路構
成が相当に複雑なものとなる。
【0017】(4)以上の(1)〜(3)のいずれもが
原因となって、光電変換手段自体のチップサイズが大型
化してしまい、カメラの小型化のトレンド(技術動向)
とマッチングしない。また、不必要なコストアップを招
く結果となる。
【0018】本発明は上記した課題の解決を図るべく創
作したものであって、ダイナミックレンジ拡大を有効に
達成しながら、光電変換手段の小型化およびコストダウ
ンを図ることを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】ダイナミックレンジ拡大
カメラについての本発明は、次のような手段を講じるこ
とにより、上記の課題を解決するものである。
【0020】光電変換手段を通常の倍以上の駆動周波数
で駆動することにより、長時間露光信号と短時間露光信
号とを面順次に出力させるように構成する。光電変換手
段から出力される時間圧縮された長時間露光信号と短時
間露光信号のそれぞれに対応して、第1の記憶手段と第
2の記憶手段とを設ける。第1の記憶手段は一時記憶し
た時間圧縮された長時間露光信号を通常の駆動周波数で
読み出すことにより、時間伸長された長時間露光信号を
出力する。同様に、第2の記憶手段は一時記憶した時間
圧縮された短時間露光信号を通常の駆動周波数で読み出
すことにより、時間伸長された短時間露光信号を出力す
る。さらに、信号合成手段を用意し、この信号合成手段
に前記の時間圧縮された長時間露光信号と短時間露光信
号とを入力して、同期をとって(同時化して)両者を合
成することにより合成映像信号を生成する。
【0021】以上のようにして生成された合成映像信号
は、ダイナミックレンジが拡大されたものとなるが、そ
のために必要とする光電変換手段は、従来の技術の場合
のような特殊なものではなく、通常のタイプの光電変換
手段を採用することが可能となる。
【0022】光電変換手段において面順次に長時間露光
信号と短時間露光信号を生成するに際して、通常の倍以
上の駆動周波数で駆動することによりそのようにするの
で、長時間露光信号を生成するための長時間露光と短時
間露光信号を生成するための短時間露光とを光電変換手
段において時間をずらせて行うことが可能となってい
る。したがって、たとえ、長時間露光信号が光電変換手
段上で飽和しても、長時間露光信号の転送漏れ分が短時
間露光信号に悪影響を与え、画質を低下させるといった
不都合は生じないですむ。したがって、また、光電変換
手段における取り扱い電荷量をことさら低減するといっ
た特別の対応をとらなくてもよく、ダイナミックレンジ
の不測の減少を招かないですむ。さらに、従来技術の場
合のような複雑な構成の特殊タイプではなく通常タイプ
の光電変換手段の採用が可能であるので、光電変換手段
のチップサイズの不必要な拡大を招かないですむ。そし
て、カメラの小型化が有利となるとともに、コスト面で
も有利である。
【0023】このように本発明によると、上記のような
すぐれた付加価値を有しながらもダイナミックレンジ拡
大を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を総括
的に説明する。
【0025】本願第1の発明のダイナミックレンジ拡大
カメラは、長時間露光信号と短時間露光信号とを通常の
倍以上の駆動周波数で面順次に出力する光電変換手段
と、前記光電変換手段から出力される長時間露光信号を
一時記憶し通常の駆動周波数で読み出しを行う第1の記
憶手段と、前記光電変換手段から出力される短時間露光
信号を一時記憶し通常の駆動周波数で読み出しを行う第
2の記憶手段と、前記第1の記憶手段から読み出される
時間伸長された長時間露光信号と前記第2の記憶手段か
ら読み出される時間伸長された短時間露光信号とを同期
をとって合成し合成映像信号を出力する信号合成手段と
を備えたという構成になっている。
【0026】この第1の発明による作用については、上
記の〔課題を解決するための手段〕の項で説明したのと
実質的に同様のものとなる。すなわち、光電変換手段上
で長時間露光信号の飽和においてその転送漏れ分が短時
間露光信号に悪影響を与えるといったことがないために
画質が改善され、簡単な構成の通常タイプの光電変換手
段を用いてダイナミックレンジ拡大を実現し、カメラの
小型化およびコストダウンを図ることが可能となる。
【0027】本願第2の発明のダイナミックレンジ拡大
カメラは、上記の第1の発明において、前記光電変換手
段における長時間露光の終了と短時間露光の開始との間
に電荷掃き捨てを行うように構成してあるというもので
ある。
【0028】この第2の発明によると、上記の通常タイ
プの光電変換手段でダイナミックレンジ拡大を実現する
という作用に加えて、さらに次のような作用を発揮す
る。すなわち、光電変換手段において長時間露光が終了
した直後に光電変換手段から電荷掃き捨てを行うので、
引き続いての短時間露光に対して長時間露光が悪影響を
与えることが回避される。すなわち、長時間露光信号が
たとえ飽和状態となったとしても、その転送漏れ分が短
時間露光信号に漏れ込むおそれがなく、品質の高い画質
を確保することが可能となっている。
【0029】本願第3の発明のダイナミックレンジ拡大
カメラは、上記の第2の発明において、前記光電変換手
段における長時間露光と短時間露光とを垂直周期内で完
了し、かつ、前記光電変換手段から前記第1の記憶手段
への長時間露光信号の転送の完了後に前記光電変換手段
から前記第2の記憶手段への短時間露光信号の転送を開
始するように構成してあるというものである。
【0030】この第3の発明によると、上記の通常タイ
プの光電変換手段でダイナミックレンジ拡大を実現する
という作用に加えて、さらに次のような作用を発揮す
る。すなわち、これは、光電変換手段において通常の倍
以上の駆動周波数で面順次走査するということに相当し
ている。そして、長時間露光信号の転送が完了して初め
て短時間露光信号の転送を開始するので、仮に飽和状態
の長時間露光信号であっても短時間露光信号には悪影響
を与えないですみ、画質改善を図ることが可能となる。
【0031】本願第4の発明のダイナミックレンジ拡大
カメラは、上記の第1〜第3の発明において、前記光電
変換手段における垂直周期が1/60秒であるときに、
前記長時間露光の露光時間を1/100秒に設定してあ
ることを特徴としている。
【0032】この第4の発明によると、上記の通常タイ
プの光電変換手段でダイナミックレンジ拡大を実現する
という作用に加えて、さらに次のような作用を発揮す
る。すなわち、一般にビデオカメラは、その垂直周期が
NTSC方式に準拠した1/60秒となっている。その
ビデオカメラを関東圏の50Hzの電源地域で使用する
と、そのままでは、電源周波数の2倍の周波数すなわち
1/100秒で点滅する蛍光灯照明のためにフリッカが
生じるおそれがある。1/60秒と1/100秒とでは
差分があるためである。
【0033】ところが、この第4の発明においては、上
記のように長時間露光についての露光時間を1/100
秒となしてあるので、蛍光灯の点滅の位相に対してカメ
ラの動作タイミングがどのようにずれても、入射され蓄
積(積分)される光量が常に一定となり、長時間露光信
号についてはフリッカの影響を排除することが可能とな
っている。
【0034】本願第5の発明のダイナミックレンジ拡大
カメラは、上記の第1〜第4の発明において、前記光電
変換手段として通常の映像信号表示画素以上の画素数を
有するCMOSセンサを採用し、さらに、前記第1の記
憶手段から前記信号合成手段に転送される時間伸長され
た長時間露光信号から動きベクトルを検出する動きベク
トル検出手段を設け、検出した動きベクトルに基づいて
生成された補正信号に基づいて前記光電変換手段をフィ
ードバック制御して所定の画素数領域の切り出しを行っ
て手ぶれ補正するように構成してあるというものであ
る。
【0035】この第5の発明によると、簡単な構成の通
常タイプの光電変換手段を用いてのダイナミックレンジ
拡大を行いながら、時間伸長された長時間露光信号の高
速応答性をもつ動きベクトルに基づいて確実な手ぶれ補
正をも可能となしてある。
【0036】本願第6の発明のダイナミックレンジ拡大
カメラは、上記の第1〜第4の発明において、前記光電
変換手段として通常の映像信号表示画素以上の画素数を
有するCMOSセンサを採用し、さらに、前記第1の記
憶手段から前記信号合成手段に転送される時間伸長され
た長時間露光信号から動きベクトルを検出する動きベク
トル検出手段を設け、検出した動きベクトルに基づいて
生成された補正信号に基づいて前記第1の記憶手段およ
び第2の記憶手段をフィードバック制御して所定の画素
数領域の切り出しを行って手ぶれ補正するように構成し
てあるというものである。
【0037】この第6の発明によると、簡単な構成の通
常タイプの光電変換手段を用いてのダイナミックレンジ
拡大を行いながら、時間伸長された長時間露光信号の高
速応答性をもつ動きベクトルに基づいて確実な手ぶれ補
正をも可能となしてある。
【0038】本願第7の発明のダイナミックレンジ拡大
カメラは、上記の第1〜第6の発明において、前記光電
変換手段として通常の映像信号表示画素以上の画素数を
有するCMOSセンサを採用し、さらに、水平方向また
は垂直方向あるいは水平垂直両方向で所定の画素数のみ
切り出すことで手ぶれ補正を行うように構成してあると
いうものである。
【0039】この第7の発明によると、簡単な構成の通
常タイプの光電変換手段を用いてのダイナミックレンジ
拡大を行いながら、画素余裕を利用して手ぶれ補正を確
実なものとなしてある。なお、一般にPAL方式の有効
画素数はNTSC方式に比べて水平、垂直ともに約20
%大きいので、その画素余裕を利用して画質劣化なしに
手ぶれ補正が行える。
【0040】(具体的な実施の形態)以下、本発明のダ
イナミックレンジ拡大カメラの具体的な実施の形態につ
いて、図面を用いて詳細に説明する。
【0041】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるダイナミックレンジ拡大カメラの概略的構
成を示すブロック図である。図1において、符号の10
は被写体などからの光束を入射して光電変換により光信
号を電気信号に変換するのであるが、露光形態として長
時間露光と短時間露光との2方式を交互に繰り返し、そ
れぞれ長時間露光信号21と短時間露光信号22を通常
の倍以上の駆動周波数で面順次に出力するように構成さ
れている通常タイプの光電変換手段である。この光電変
換手段10が従来の技術の特殊な光電変換手段40と違
って、通常タイプのものであるという点に留意する必要
がある。11は光電変換手段10から出力された通常の
倍以上のレートの長時間露光信号21を一時記憶すると
ともに読み出しは通常の駆動周波数で行う第1の記憶手
段、12は光電変換手段10から出力された通常の倍以
上のレートの短時間露光信号22を一時記憶するととも
に読み出しは通常の駆動周波数で行う第2の記憶手段、
13は第1の記憶手段11から通常の駆動周波数で読み
出された時間伸長された長時間露光信号23と第2の記
憶手段12から通常の駆動周波数で読み出された時間伸
長された短時間露光信号24とを同期をとった(同時化
した)状態で合成し、ダイナミックレンジ拡大された1
系統の合成映像信号25として出力する信号合成手段で
ある。
【0042】図2は上記のように構成された本実施の形
態1におけるダイナミックレンジ拡大カメラの動作を説
明するタイミングチャートである。図2(A)は映像信
号の垂直同期信号を示す。1Vは垂直周期を表す。
【0043】図2(B)は、光電変換手段10における
露光の状態を示すもので、長時間露光と短時間露光とが
それぞれ垂直周期(1V)内に1回ずつ行われる。これ
は、露光量の累積を三角形で示している。長時間露光の
勾配と短時間露光の勾配とは互いに等しくなっている。
長時間露光の方は露光時間が長いため、三角形の高さも
大きくなっている。
【0044】図2(C)は、光電変換手段10に蓄積さ
れた電荷の読み出しタイミングを示している。すなわ
ち、タイミングT1において長時間露光の電荷読み出し
を行い、タイミングT2において短時間露光の電荷読み
出しを行う。なお、ここで、長時間露光の時間が垂直周
期(1V)の1/2以上となるようにT1を設定してお
く。
【0045】図2(D)は、光電変換手段10から面順
次で出力された時間圧縮された長時間露光信号21と短
時間露光信号22のタイミングを示している。すなわ
ち、長時間露光の電荷の読み出しタイミングT1から長
時間露光信号21の出力が行われ、また、短時間露光の
電荷読み出しタイミングT2から短時間露光信号22の
出力が行われる。このとき、光電変換手段10を通常の
倍以上の駆動周波数で動作させるので、図示のように、
長時間露光信号21および短時間露光信号22はとも
に、その出力期間が垂直周期(1V)の1/2以下に時
間圧縮される。
【0046】光電変換手段10からの短時間露光の電荷
読み出しタイミングT2は、このタイミングT2よりも
前に、図2(D)における光電変換手段10からの長時
間露光信号21の読み出しが完了しているように、タイ
ミングT2を定めてある。
【0047】長時間露光の電荷の読み出しタイミングT
1を時刻aとし、短時間露光の開始を時刻bとし、長時
間露光信号21の第1の記憶手段11への転送終了を時
刻cとし、短時間露光信号24の第2の記憶手段12へ
の転送開始を時刻dとする。長時間露光信号21の転送
開始は時刻aであり、長時間露光信号21の転送終了の
時刻cより前に短時間露光の開始時刻bが設定されてい
る。短時間露光信号24の転送開始の時刻dは読み出し
タイミングT2であるが、この時刻dよりも前に長時間
露光信号21の転送終了の時刻cがくるように設定され
ている。
【0048】また、短時間露光信号22の出力が完了す
る前に、次の長時間露光が開始されているが、長時間露
光の電荷蓄積が低レベルの間に短時間露光信号22の出
力が完了しておれば、特に不都合はない。
【0049】光電変換手段10から出力された時間圧縮
された長時間露光信号21は第1の記憶手段11に一時
記憶され、また、時間圧縮された短時間露光信号22は
第2の記憶手段12に一時記憶される。
【0050】図2(E)に示すように、第1の記憶手段
11に記憶されている長時間露光信号21および第2の
記憶手段12に記憶されている短時間露光信号22のそ
れぞれは、次の垂直周期(1V)の期間において、通常
の駆動周波数で読み出され、通常の時間軸のもとで伸長
される。このとき、時間伸長された長時間露光信号23
の読み出しと時間伸長された短時間露光信号24の読み
出しとは同時化されている。通常時間軸に伸長された長
時間露光信号23と短時間露光信号24とは同期の状態
で信号合成手段13に入力される。そして、信号合成手
段13は、入力した長時間露光信号23と短時間露光信
号24とを同時化の状態で合成し、図2(F)に示すよ
うに合成映像信号25を生成して出力する。この長時間
露光信号23と短時間露光信号24との合成および合成
映像信号25の出力は、次の短時間露光が終了する時ま
で、あるいは次の長時間露光が始まる時までに完了する
ことになる。
【0051】以上により、従来の技術の図9で説明した
のと同様の理由により、ダイナミックレンジが拡大され
た1系統の合成映像信号25が生成出力されることにな
る。採用している光電変換手段10は通常の光電変換手
段であるので、従来技術のような特殊な光電変換手段を
使用せずに、良好な信号出力特性を有する状態でダイナ
ミックレンジを拡大することができる。
【0052】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
は、蛍光灯照明下でのフリッカ(ちらつき)防止にかか
わるものである。
【0053】図3に示すように、長時間露光にかかわる
露光時間を1/100秒となしてある。垂直周期(1
V)は1/60秒である。
【0054】なお、T3は光電変換手段10における長
時間露光の電荷読み出しのタイミングであるが、このタ
イミングT3から所定の期間αにわたって、光電変換手
段10から電荷掃き捨てを行うこととしている。そし
て、タイミングT4からタイミングT5にかけて短時間
露光を行うこととしている。
【0055】一般のビデオカメラは、その垂直周期(1
V)がNTSC方式に準拠した1/60秒となってい
る。そのビデオカメラを関東圏の50Hzの電源地域で
使用すると、そのままでは、電源周波数の2倍の周波数
すなわち1/100秒で点滅する蛍光灯照明のためにフ
リッカが生じるおそれがある。
【0056】ところが、本実施の形態1のダイナミック
レンジ拡大カメラにおいては、上記のように長時間露光
についての露光時間を1/100秒となしてあるので、
蛍光灯の点滅の位相に対してカメラの動作タイミングが
どのようにずれても、入射され蓄積される光量が常に一
定となり、長時間露光信号21についてはフリッカの影
響を排除することができる。
【0057】また、電荷掃き捨てを行うことにより、引
き続いての短時間露光に対して長時間露光が悪影響を与
えることが回避される。すなわち、長時間露光信号がた
とえ飽和状態となったとしても、その転送漏れ分が短時
間露光信号に漏れ込むおそれがなく、品質の高い画質を
確保することが可能となっている。
【0058】もちろん、実施の形態1の場合と同様に、
従来技術のような特殊な光電変換手段を使用せずに、良
好な信号出力特性を有する状態でダイナミックレンジを
拡大することができるという効果も発揮する。
【0059】(実施の形態3)実施の形態3は、CMO
Sセンサにおける手ぶれ補正をも考慮したより高次のダ
イナミックレンジ拡大カメラについてのものである。こ
こでは、動きベクトルの検出をもって光電変換手段その
ものを制御することを通じて、手ぶれ補正を行うように
構成してある。
【0060】図4は本発明の実施の形態3のダイナミッ
クレンジ拡大カメラの構成を示すブロック図である。符
号の10〜13については既述のとおりであるので説明
を省略するが、新たな要素として、符号の14は第1の
記憶手段11から読み出される通常時間軸に伸長された
長時間露光信号23を入力して、動きベクトルを検出す
る動きベクトル検出回路である。動きベクトルを短時間
露光信号24から検出するよりも、長時間露光信号23
から検出した方が応答性が高い。この動きベクトル検出
回路14は、検出した動きベクトルに基づいて補正信号
Scを生成し、この補正信号Scを光電変換手段10に
与えることにより、光電変換手段10の垂直駆動や水平
駆動の制御を行って手ぶれ補正を行うように構成してあ
る。すなわち、検出した動きベクトルを打ち消すような
ネガティブフィードバック制御を行うことにより、手ぶ
れ補正を行うこととしている。
【0061】もちろん、実施の形態1の場合と同様に、
従来技術のような特殊な光電変換手段を使用せずに、良
好な信号出力特性を有する状態でダイナミックレンジを
拡大することができるという効果も発揮する。
【0062】(実施の形態4)CMOSセンサにおける
手ぶれ補正をも考慮したより高次のダイナミックレンジ
拡大カメラについての別の形態が本実施の形態4であ
る。ここでは、動きベクトルの検出をもって第1および
第2の記憶手段を制御することを通じて、手ぶれ補正を
行うように構成してある。
【0063】図5は本発明の実施の形態4のダイナミッ
クレンジ拡大カメラの構成を示すブロック図である。符
号の10〜13については既述のとおりであるので説明
を省略するが、新たな要素として、符号の14は上記の
実施の形態3と同様の第1の記憶手段11から読み出さ
れる通常時間軸に伸長された長時間露光信号23を入力
して、動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路で
ある。この動きベクトル検出回路14は、検出した動き
ベクトルに基づいて補正信号Scを生成し、この補正信
号Scを第1の記憶手段11と第2の記憶手段12とに
共通に与えることにより、各記憶手段11,12の読み
出しアドレスの制御を行って手ぶれ補正を行うように構
成してある。すなわち、検出した動きベクトルを打ち消
すようなネガティブフィードバック制御を行うことによ
り、手ぶれ補正を行うこととしている。
【0064】もちろん、実施の形態1の場合と同様に、
従来技術のような特殊な光電変換手段を使用せずに、良
好な信号出力特性を有する状態でダイナミックレンジを
拡大することができるという効果も発揮する。
【0065】(実施の形態5)実施の形態5は、CMO
Sセンサの画素余裕を利用して手ぶれ補正を行うように
構成したものである。
【0066】光電変換手段10として水平方向または垂
直方向あるいは水平垂直両方向において通常の映像信号
表示画素以上の画素数を有するCMOSセンサを使用
し、水平画素または垂直画素あるいは水平垂直双方の所
定の画素数のみ切り出して出力されるように構成すると
よい。
【0067】図6(A)は、光電変換手段10として垂
直方向に画素余裕を有するCMOSセンサを使用した場
合の光電変換領域A1と信号出力領域A2を示す。光電
変換領域A1は信号出力領域A2よりも上下方向でサイ
ズが大きくなっており、その分、画素余裕がある。その
画素余裕の範囲内でウインドウを上下方向に動かして手
ぶれ補正を行う。
【0068】図6(B)は、光電変換手段10として水
平垂直両方向に画素余裕を有するCMOSセンサを使用
した場合の光電変換領域A1と信号出力領域A2を示
す。光電変換領域A1は信号出力領域A2よりも上下方
向および左右方向でサイズが大きくなっており、その
分、画素余裕がある。その画素余裕の範囲内でウインド
ウを上下左右方向に動かして手ぶれ補正を行う。
【0069】もちろん、実施の形態1の場合と同様に、
従来技術のような特殊な光電変換手段を使用せずに、良
好な信号出力特性を有する状態でダイナミックレンジを
拡大することができるという効果も発揮する。
【0070】なお、CMOSセンサにおいて手ぶれ補正
を行うと、過剰な駆動周波数の上昇を回避しつつ、ダイ
ナミックレンジ拡大が可能となる。
【0071】
【発明の効果】ダイナミックレンジ拡大カメラについて
の本発明によれば、光電変換手段において面順次に長時
間露光信号と短時間露光信号を生成するに際して、通常
の倍以上の駆動周波数で駆動することで実現するので、
光電変換手段において時間をずらせて長時間露光と短時
間露光を行うことが可能であり、たとえ、長時間露光信
号が光電変換手段上で飽和しても、長時間露光信号の転
送漏れ分が短時間露光信号に悪影響を与えて画質を低下
させるといった不都合は生じないですむ。したがって、
また、光電変換手段における取り扱い電荷量をことさら
低減するといった特別の対応をとらなくてもよく、ダイ
ナミックレンジの不測の減少を招かないですむ。さら
に、従来技術の場合のような複雑な構成の特殊タイプで
はなく通常タイプの光電変換手段の採用が可能であるの
で、光電変換手段のチップサイズの不必要な拡大を招か
ないですみ、カメラの小型化およびコスト面が有利なも
のとなる。つまりは、上記のようなすぐれた付加価値を
有しながらもダイナミックレンジ拡大を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるダイナミック
レンジ拡大カメラの概略的構成を示すブロック図
【図2】 本発明の実施の形態1におけるダイナミック
レンジ拡大カメラの動作を説明するタイミングチャート
【図3】 本発明の実施の形態2のダイナミックレンジ
拡大カメラのタイミングチャート
【図4】 本発明の実施の形態3におけるダイナミック
レンジ拡大カメラの概略的構成を示すブロック図
【図5】 本発明の実施の形態4におけるダイナミック
レンジ拡大カメラの概略的構成を示すブロック図
【図6】 本発明の実施の形態5のダイナミックレンジ
拡大カメラにおける光電変換手段としてCMOSセンサ
を採用する場合の画素読み出し範囲を示す概念図
【図7】 従来の技術におけるダイナミックレンジ拡大
カメラの概略的構成を示すブロック図
【図8】 従来の技術におけるダイナミックレンジ拡大
カメラの動作を説明するタイミングチャート
【図9】 ダイナミックレンジ拡大カメラにおける入力
信号レベルと出力信号レベルとの相関を示す特性図
【符号の説明】 10…光電変換手段 11…第1の記憶手段 12…第2の記憶手段 13…信号合成手段 14…動きベクトル検出手段 21…時間圧縮された長時間露光信号 22…時間圧縮された短時間露光信号 23…時間伸長された長時間露光信号 24…時間伸長された短時間露光信号 25…ダイナミックレンジ拡大された合成映像信号 Sc…補正信号 A1…光電変換領域 A2…信号出力領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長時間露光信号と短時間露光信号とを通
    常の倍以上の駆動周波数で面順次に出力する光電変換手
    段と、前記光電変換手段から出力される長時間露光信号
    を一時記憶し通常の駆動周波数で読み出しを行う第1の
    記憶手段と、前記光電変換手段から出力される短時間露
    光信号を一時記憶し通常の駆動周波数で読み出しを行う
    第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段から読み出され
    る時間伸長された長時間露光信号と前記第2の記憶手段
    から読み出される時間伸長された短時間露光信号とを同
    期をとって合成し合成映像信号を出力する信号合成手段
    とを備えていることを特徴とするダイナミックレンジ拡
    大カメラ。
  2. 【請求項2】 前記光電変換手段における長時間露光の
    終了と短時間露光の開始との間に電荷掃き捨てを行うよ
    うに構成してあることを特徴とする請求項1に記載のダ
    イナミックレンジ拡大カメラ。
  3. 【請求項3】 前記光電変換手段における長時間露光と
    短時間露光とを垂直周期内で完了し、かつ、前記光電変
    換手段から前記第1の記憶手段への長時間露光信号の転
    送の完了後に前記光電変換手段から前記第2の記憶手段
    への短時間露光信号の転送を開始するように構成してあ
    ることを特徴とする請求項2に記載のダイナミックレン
    ジ拡大カメラ。
  4. 【請求項4】 前記光電変換手段における垂直周期が1
    /60秒であるときに、前記長時間露光の露光時間を1
    /100秒に設定してあることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3までのいずれかに記載のダイナミックレンジ
    拡大カメラ。
  5. 【請求項5】 前記光電変換手段として通常の映像信号
    表示画素以上の画素数を有するCMOSセンサを採用
    し、さらに、前記第1の記憶手段から前記信号合成手段
    に転送される時間伸長された長時間露光信号から動きベ
    クトルを検出する動きベクトル検出手段を設け、検出し
    た動きベクトルに基づいて生成された補正信号に基づい
    て前記光電変換手段をフィードバック制御して所定の画
    素数領域の切り出しを行って手ぶれ補正するように構成
    してあることを特徴とする請求項1から請求項4までの
    いずれかに記載のダイナミックレンジ拡大カメラ。
  6. 【請求項6】 前記光電変換手段として通常の映像信号
    表示画素以上の画素数を有するCMOSセンサを採用
    し、さらに、前記第1の記憶手段から前記信号合成手段
    に転送される時間伸長された長時間露光信号から動きベ
    クトルを検出する動きベクトル検出手段を設け、検出し
    た動きベクトルに基づいて生成された補正信号に基づい
    て前記第1の記憶手段および第2の記憶手段をフィード
    バック制御して所定の画素数領域の切り出しを行って手
    ぶれ補正するように構成してあることを特徴とする請求
    項1から請求項4までのいずれかに記載のダイナミック
    レンジ拡大カメラ。
  7. 【請求項7】 前記光電変換手段として通常の映像信号
    表示画素以上の画素数を有するCMOSセンサを採用
    し、さらに、水平方向または垂直方向あるいは水平垂直
    両方向で所定の画素数のみ切り出すことで手ぶれ補正を
    行うように構成してあることを特徴とする請求項1から
    請求項6までのいずれかに記載のダイナミックレンジ拡
    大カメラ。
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