JP2001345933A - Lan電話システムおよびその内線予約制御方法 - Google Patents

Lan電話システムおよびその内線予約制御方法

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JP2001345933A
JP2001345933A JP2000164852A JP2000164852A JP2001345933A JP 2001345933 A JP2001345933 A JP 2001345933A JP 2000164852 A JP2000164852 A JP 2000164852A JP 2000164852 A JP2000164852 A JP 2000164852A JP 2001345933 A JP2001345933 A JP 2001345933A
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reservation
lan
telephone system
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Satoshi Yamamoto
聡 山本
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LAN電話システムにおいて、通話中の端末に
対して通話したい他の端末は内線予約を可能にするLA
N電話システムおよびその内線予約制御方法を提供す
る。 【解決手段】LAN1に接続された複数の端末200〜
500を有するLAN電話システムの各端末は、PC制
御部208、OS207およびLAN電話ソフトウエア
205を有し、このLAN電話ソフトウエア205は、
通信ソフトウエア206を含む。また、この通信ソフト
ウエア206は、コマンド受付部210、コマンド解析
部211、コマンド・ライブラリ212、制御実行部2
13および応答検出部214を有する。通話中の端末に
予約設定すると、この通話の終了後、直ちに予約した端
末との通話が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLAN(Local Are
a Network)電話システムおよびその内線予約制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】斯かるLAN(ローカルエリアネットワ
ーク)電話又はインターネット電話に関する従来技術
は、例えば特開昭62−217758号公報および特開
平4−51646号公報等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来技
術には、次の如き解決するべき課題がある。第1に、従
来のLAN電話システムでは、被呼者が既に第1発呼者
と通話中であった場合には、第2発呼者は、頃合いをみ
て再度電話をかけ直さなければならなかった。その理由
は、被呼者が既に第1発呼者と通話中であることを第2
発呼者に通知する(話中音)だけで被呼者の通話終了を
第2発呼者に通知していないため、第2発呼者にかけ直
しを期待しているシステムであるからである。第2に、
従来の電話システム(電子交換機、PBX等)では、内
線予約は1対1の設定しか行えず、設定後に被呼者以外
との通話は通話解除を必要とした。その理由は、従来の
電話システムは、電話機1台に1ポートしか通信手段が
与えられなかったために、設定は1つしかできず、他の
ことを行うには他の設定の解除を伴うからである。
【0004】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、内線予約をす
ることで、第1発呼者と通話中である被呼者の通話終了
後、直ちに第2発呼者との通話を可能にするLAN電話
システムおよびその内線予約制御方法を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のLAN電話シス
テムは、LANに接続され、それぞれLAN電話ソフト
ウエアを含む複数の端末を有し、これら端末相互間で通
話するものであって、各端末のLAN電話ソフトウエア
には、内線予約特番を受け付けるコマンド受付部、コマ
ンド・ライブラリ、内線予約特番をコマンド・ライブラ
リを参照して比較解析するコマンド解析部、このコマン
ド解析部の解析結果に基づき内線予約情報を通知する制
御実行部および端末使用者の応答を検出する応答検出部
を有する通信ソフトウエアを設ける。
【0006】また、本発明のLAN電話システムの内線
予約制御方法は、LANに接続され相互に通話可能な複
数の端末を有するLAN電話システムにおいて、端末の
1つが通話中に他の端末が通話したいとき、内線予約設
定し、1つの端末の通話終了後、直ちに内線予約された
端末と通話可能にする。好適実施形態によると、内線予
約設定時に、自分の電話番号又はIPアドレスを通知
し、1つの端末の通話終了時に予約した端末に通知さ
せ、この端末の応答を待って着信する。予約した端末が
応答しない場合には、通話中であった端末側から再接続
する。再接続が予め設定した回数を超えた場合に、内線
予約を自動解除する。内線予約した端末は、自ら予約解
除でき且つ予約された端末に予約の解除を通知する。ま
た、複数の論理ポートを使用して1つの端末で複数の端
末と内線予約可能にする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるLAN電話シ
ステムおよびその内線予約制御方法の好適実施形態の構
成および動作を、添付図を参照して詳細に説明する。
【0008】先ず、図1は、本発明によるLAN電話シ
ステムの好適実施形態の基本構成を示すブロック図であ
る。このLAN電話システムは、LAN1に接続された
複数の端末100、200および300を有し、端末1
00にはデータベース101が接続されている。このL
AN1上に接続された端末100は、TCP/IP(Tr
ansmission Protocol Control/Internet Protocol)
等のプロトコルを基本としたLAN電話システムのサー
バ端末である。データベース101は、電話番号および
端末アドレス対応等の検索データベースである。また、
端末200および300も、上述したLAN電話システ
ムとして構築された端末である。
【0009】次に、図2は、図1に示されるLAN電話
システムを構築された端末200、300の詳細構成図
である。これらの端末は、全て同一構成であるため、端
末200を例にとり説明する。端末200は、ディスプ
レイ201、入力I/O(入出力インタフェース)20
2、LAN I/O203、出力I/O204、LAN
電話ソフトウエア205、通信ソフトウエア206、オ
ペレーション・ソフトウエア(以下、OSという)20
7、パーソナル・コンピュータ制御部(以下、PC制御
部という)208および記憶装置209から構成され
る。
【0010】中枢となるPC制御部208は、入力I/
O202、LAN I/O203、出力I/O204お
よび記憶装置209と接続されている。そして、キーボ
ードおよび音声の入出力、データの保管およびLAN1
との通信を行う。また、PC制御部208は、端末20
0の操作全体を司るOS207が参照できる。OS20
7は、LAN電話ソフトウエア205およびリアルタイ
ム通話転送を司る通信ソフトウエア206を参照するこ
とができる。更に、ディスプレイ201は、出力I/O
204に接続されている。
【0011】次に、図2に示すLAN電話端末200の
構成図、図3に示す通信ソフトウエア構成図と、図4お
よび図5の状態遷移図を参照して、図1に示すLAN電
話システムを詳細に説明する。図3は、端末200およ
び端末300に内蔵されるLAN電話ソフトウエア内部
の通信ソフトウエアの構成図である。即ち、この通信ソ
フトウエア206は、コマンド受付部210、コマンド
解析部211、コマンド・ライブラリ212、制御実行
部213および応答検出部214より構成される。図4
は、端末200の動作を説明する状態遷移である。図5
は、端末300の動作を説明する状態遷移である。図1
において、端末300の使用者が、既にLAN電話とし
て、端末300で発呼者と通話中であり且つ端末300
は、図5に示すの状態705(通話)であるとする。
【0012】次に、端末200の使用者が、端末300
の使用者に「内線予約」をする場合を説明する。図1に
おいて、端末200の使用者が、LAN電話として端末
200で端末300の電話番号入力(発信コマンド)を
行う。すると、端末200は、端末100に接続された
データベース(以下、DBという)101を参照して、
端末300の電話番号に対応したIPアドレスを取り込
む。端末200は、図4に示す状態601(初期状態)
から状態602(発信制御)に遷移する。ここで、端末
200は、端末300が通話中であることを知る。そこ
で、端末200は、状態604(話中音送出)に遷移し
て、端末200の使用者に話中音を送出することとな
る。
【0013】この状態604において、端末200の使
用者が、「内線予約特番」を入力する。そこで、端末2
00は、図2に示す入力I/O202、PC制御部20
8、OS207およびLAN電話ソフトウエア205を
経由して、通信ソフトウエア206の図3に示すコマン
ド受付部210で「内線予約特番」を受け付ける。ここ
で、端末200は、図4に示す状態604(話中音送
出)から状態605(特番受信完了音出力)に遷移す
る。端末200の使用者に「特番受信完了音」を送出し
て、「内線予約完了」を知らせる。
【0014】受け付けられた「内線予約特番」は、コマ
ンド解析部211で、コマンド・ライブラリ212を参
照し、比較一致の解析が行われる。この解析結果に基づ
いて制御実行部213から、内線予約情報通知(この場
合、内線予約に関する情報および端末200の電話番号
等)を図2に示すLAN電話ソフトウエア205、OS
207およびPC制御部208を経由して、LAN I
/O203から図1に示すLAN1上に出力し、図4の
状態605(特番受信完了音出力)から状態607(内
線予約情報出力制御)に遷移する。この後、端末200
の使用者は、通話処理を終了する。そして、端末200
は、「切断コマンド」を受け付け、状態608(切断)
および状態601(初期状態)に遷移する。
【0015】次に、端末300は、「内線予約情報通
知」を図2に示すLAN I/O203で受信して、P
C制御部208、OS207およびLAN電話ソフトウ
エア205を経由して、図3に示すコマンド受付部21
0で受け付ける。受け付けられた情報は、コマンド解析
部211で、コマンド・ライブラリ212を参照し、比
較一致の解析が行われる。この解析結果に基づいて、制
御実行部213は、通話終了検出を図2のLAN電話ソ
フトウエア205に行わせる。
【0016】次に、端末300の使用者が通話を終了す
ると、端末300は、図2に示す入力I/O202で
「切断コマンド」を受け付ける。そして、PC制御部2
08およびOS207を経由してLAN電話ソフトウエ
ア205に通知し、図5に示す状態705(通話)から
状態706(切断)に遷移する。同時に、図2の通信ソ
フトウエア206は、通話終了をLAN電話ソフトウエ
ア205から受け取る。これを、図3に示す通信ソフト
ウエア206の制御実行部213が受け付ける。続い
て、「内線予約情報通知」から解析した「内線予約者番
号」(この場合端末200の電話番号)への接続制御
を、図2に示すLAN電話ソフトウエア205に指示し
て、端末300は状態707(内線予約接続制御)に遷
移する。
【0017】接続制御を指示された図2に示すLAN電
話ソフトウエア205は、電話番号検索を行う。そのた
め、OS207、PC制御部208、LAN I/O2
03および図1に示すLAN1を経由して、データ・ベ
ース101を参照する。続いて、端末200の電話番号
に対応したIPアドレスを、図2に示すLAN I/O
203、PC制御部208、OS207およびLAN電
話ソフトウエア205を経由して、図3に示すコマンド
受付部210で受け付ける。端末200のIPアドレス
を取り込んだ後、端末300の図3に示す制御実行部2
13から取り込んだ端末200のIPアドレスを使用し
て発信コマンドを、図2のLAN電話ソフトウエア20
5、OS207およびPC制御部208を経由して、L
AN I/O203から図1に示すLAN1上に出力し
て端末200の応答を待つ。
【0018】端末200の使用者が応答した場合には、
端末200は、図2に示す入力I/O202、PC制御
部208、OS207およびLAN電話ソフトウエア2
05を経由して、通信ソフトウエア206の図3に示す
応答検出部214で応答を検出する。そして、制御実行
部213より、端末200の使用者に「呼び出し音」を
出力する。続いて、端末200の「応答通知」を図3に
示す通信ソフトウエア206の制御実行部213から図
2に示すLAN電話ソフト205、OS207、PC制
御部208およびLAN I/O203を経由して、図
1に示すLAN1上に出力する。このとき、端末200
は、図4に示す状態601(初期状態)から状態609
(接続制御)に遷移する。
【0019】この「応答通知」を端末300が、図2に
示すLAN I/O203で受信して、PC制御部20
8、OS207およびLAN電話ソフトウエア205を
経由して、図3に示すコマンド受付部210で受け付け
る。受け付けられた情報は、図3に示すコマンド解析部
211で、コマンド・ライブラリ212を参照し、比較
一致の解析が行われる。解析結果に基づいて、制御実行
部213は、端末200の応答により、端末300の使
用者に「着信有」を通知するため、図2に示すLAN電
話ソフトウエア205、OS207およびPC制御部2
08を経由して、出力I/O204から端末300の使
用者に対して「着信音」を出力する。ここで、端末30
0の使用者がこの「着信音」に応答すると、端末300
は、図2に示す入力I/O202、PC制御部208、
OS207およびLAN電話ソフトウエア205を経由
して、通信ソフトウエア206の図3に示す応答検出部
214で応答を検出する。そして、制御実行部213よ
り、「応答通知」を図2に示すLAN電話ソフトウエア
205、OS207、PC制御部208およびLAN
I/O203を経由して、図1に示すLAN1上に出力
する。
【0020】この「応答通知」を端末200が、図2に
示すLAN I/O203で受信して、PC制御部20
8、OS207およびLAN電話ソフトウエア205を
経由して、図3に示すコマンド受付部210で受け付け
る。受け付けられた情報は、コマンド解析部211で、
コマンド・ライブラリ212を参照し、比較一致の解析
が行われる。解析結果に基づき、図3に示す制御実行部
213は、端末300の応答を検出する。
【0021】これで、端末200は、図4に示す状態6
09(接続制御)から状態610(通話)へ遷移する。
同時に、端末300は、図5に示す状態707(内線予
約接続制御)から状態705(通話)へ遷移して通話が
可能となる。端末200の使用者が「内線予約設定」後
に、ある一定時間不応答であった場合には、端末200
は図3に示す応答検出部214で「応答タイムアウト」
を検出し、図4に示す状態609(接続制御)、状態6
11(接続制御タイムアウト)から状態612(不応答
通知)に遷移する。そして、図3に示す制御実行部21
3から「不応答通知」を図2に示すLAN電話ソフトウ
エア205、OS207、PC制御部208およびLA
N I/O203経由で、図1に示すLAN1に出力す
る。そして、図4に示す状態612(不応答通知)から
状態601(初期状態)に戻る。
【0022】端末300は、端末200より「不応答通
知」を図2に示すLAN I/O203、PC制御部2
08、OS207およびLAN電話ソフトウエア205
を経由して、通信ソフトウエア206の図3に示すコマ
ンド受付部210で受け付ける。受け付けられたコマン
ドは、コマンド解析部211で、コマンド・ライブラリ
212を参照し、比較一致の解析が行われる。解析結果
に基づき、図3に示す制御実行部213が、「接続制御
取り消し」を図2に示すLAN電話ソフトウエア205
に通知する。そして、図5に示す状態707(内線予約
接続制御)から状態703(接続制御タイムアウト)、
状態704(接続制御取り消し)および状態701(初
期状態)に遷移して「内線予約接続」を終了する。
【0023】更に、端末200が、「内線予約」をした
被呼者以外と通話中になっていた場合には、端末300
は、図3に示す応答検出部214で「話中情報」を検出
する。そして、制御実行部213で予め設定されている
タイマーにより、「再接続制御」を図2に示すLAN電
話ソフトウエア205に行わせ、図5に示す状態708
(タイマーによる再接続制御)に遷移して、端末200
の応答を待つ。
【0024】端末200の話中が続く場合には、端末3
00の「再接続処理」は、上述した設定可能なタイマー
で「再接続処理」の回数と間隔の条件により、「再接続
制御」を行う。この条件を越えた場合には、端末300
は、図3に示す応答検出部214で「不応答」を検出す
る。制御実行部213から、「接続制御取り消し」を図
2に示すLAN電話ソフトウエア205に通知する。そ
して、図5に示す状態708(タイマーによる再接続制
御)から状態707(内線予約接続制御)、状態703
(接続制御タイムアウト)、状態704(接続制御取り
消し)および状態701(初期状態)に遷移して「内線
予約接続」を終了する。また、端末200又は端末30
0の一方又は両方に同時に「切断コマンド」が入力され
ると、端末200は、図4に示す状態610(通信)か
ら状態608(切断)および状態601(初期状態)に
遷移する。端末300は、図5に示す状態705(通
話)から状態706(切断)および状態701(初期状
態)に遷移して、「通話」を終了する。
【0025】また、端末200の使用者が、「内線予約
設定」後に自ら解除する場合には、「内線予約取り消し
特番」を端末200に入力する。これにより、端末20
0は、図2に示す入力I/O202、PC制御部20
8、OS207およびLAN電話ソフトウエア205を
経由して、通信ソフトウエア206の図3に示すコマン
ド受付部210で「内線予約取り消し」を受け付ける。
受け付けられた情報は、コマンド解析部211で、コマ
ンド・ライブラリ212を参照し、比較一致の解析が行
われる。解析結果に基づき、制御実行部213より、端
末200の使用者に「特番受信完了音」を出力する。こ
こで、端末200は、図4に示す状態601(初期状
態)から状態602(発信制御)、状態606(内線予
約制御取り消し)および状態605(特番受信完了音出
力)へ遷移する。
【0026】続いて、端末200の「内線予約取り消し
通知」を図3に示す通信ソフトウエア206の制御実行
部213から図2に示すLAN電話ソフトウエア20
5、OS207、PC制御部208およびLAN I/
O203を経由して、図1に示すLAN1上に出力す
る。このとき、端末200は、図4に示す状態605
(特番受信完了音出力)から状態608(切断)および
状態601(初期状態)に遷移して、「内線予約取り消
し」を終了する。
【0027】この「内線予約取り消し通知」を端末30
0が、図2に示すLAN I/O203で受信して、P
C制御部208、OS207およびLAN電話ソフトウ
エア205を経由して、図3に示すコマンド受付部21
0で受け付ける。受け付けられた情報は、コマンド解析
部211で、コマンド・ライブラリ212を参照し、比
較一致の解析が行われる。そして、解析結果に基づき、
制御実行部213は、「内線予約情報」を全て破棄して
「内線予約」を解除する。
【0028】次に、本発明による他の実施形態を説明す
る。上述した第1実施形態において、「内線予約情報通
知」の構成のうち、端末200の電話番号に代わり端末
200のIPアドレスを使用する。これにより、電話番
号と端末IPアドレスの検索作業を省略することが可能
である。また、第1実施形態において、端末200が不
応答であった場合には、1回の不応答で、「内線予約」
を自動解除してしまう代わりに、第1実施形態の話中時
と同様に、第2実施形態は、設定可能なタイマー機能を
設けることで、数回の「再接続処理」を行う。それでも
不応答であれば、「内線予約」を自動解除することも可
能である。
【0029】次に、図6は、本発明によるLAN電話シ
ステムの他の実施形態の構成図である。この実施形態で
は、LAN1に接続された端末200、300、400
および500を有する。上述の実施形態で「複数の内線
予約」を行う場合には、端末200の使用者が、先ず端
末300に対して内線予約を設定するとき、通信ソフト
ウエアは設定情報を送信するために、UDP(User Da
tagram Protocol)およびTCP(Transmission Cont
rol Protocol)等で限定された周知ポート以外の、例
えば論理ポート2000を指定して、設定情報を端末3
00へ送信する。次に、端末200の使用者が、端末4
00に対して「内線予約」すると、通信ソフトウエア
は、上述と同様に論理ポート2001を指定して、設定
情報を端末400へ送信する。同様に、端末500に対
して、通信ソフトウエアは、論理ポート2002を指定
して、設定情報を端末500へ送信する。今、端末20
0は、3つの端末300、400および500へ「内線
予約」を行っている。ここで、これら3つの端末以外か
ら着信があっても、通信ソフトウエアが論理ポート20
00、2001および2002以外を指定使用できるの
で、応答および通話は可能であり、現在設定されている
「内線予約」もそのまま継続して有効となる。
【0030】以上、本発明の好適実施形態の構成および
動作を詳述した。しかし、斯かる実施形態は、本発明の
単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではな
い。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じ
て、種々の変形変更が可能であること、当業者には容易
に理解できよう。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
によると、次の如き種々の実用上顕著な効果を有する。
第1に、既に通話中である被呼者の通話終了後、直ちに
次の発呼者と通話することが可能となる。その理由は、
発呼者が「内線予約」をして切断後、話中である被呼者
に対して「内線予約情報」(この場合、発呼者の電話番
号又はIPアドレスを含む)を通知し、これを受けた通
話中の被呼者端末が、「内線予約」をした発呼者に「自
動発信」を行い、発呼者応答後に自端末使用者への通知
をする手段を設けたからである。
【0032】第2に、一度設定した「内線予約」を自ら
解除することが可能である。その理由は、「内線予約」
を設定した後、「内線予約解除の特番」を端末に入力す
ることで、設定情報を破棄する手段を設けたからであ
る。
【0033】第3に、「内線予約」をした発呼者が不応
答又は他者と通話中の場合に、「再発信」又は「内線予
約自動解除」が可能となる。その理由は、「内線予約設
定」後に応答できなかったり、設定者とは違う呼に応答
して通話中であっても、予め設定できるタイマーによ
り、「再発信」の時間間隔、回数および自動解除に至る
までの「再発信回数」等の設定を行う手段を設けたから
である。
【0034】第4に、1台の端末で内線予約を複数の相
手と設定することができ、設定以外の相手と通話して
も、既設定の状態は保持される。その理由は、「内線予
約手段」により1台の端末に準備した複数の論理ポート
を、異なる相手との内線予約にそれぞれ割り当てること
により、複数の内線予約、設定以外の相手との通話でも
既設定の状態を保持させる手段を設けたためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLAN電話システムの好適実施形
態の基本構成図である。
【図2】図1に示す端末の詳細構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図2に示す通信ソフトウエアの詳細構成図であ
る。
【図4】図1に示す端末200の動作を説明する状態遷
移図である。
【図5】図1に示す端末300の動作を説明する状態遷
移図である。
【図6】本発明におけるLAN電話システムの他の実施
形態の構成図である。
【符号の説明】
1 LAN(ローカルエリアネットワーク) 100、200、300、400、500 端末 101 データベース(DB) 205 LAN電話ソフトウエア 206 通信ソフトウエア 210 コマンド受付部 211 コマンド解析部 212 コマンド・ライブラリ 213 制御実行部 214 応答検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AA00 AB00 AD01 AD04 FA00 FA01 FA02 FA06 5K024 AA02 AA03 AA36 AA75 BB00 CC00 DD01 GG01 GG03 GG11 5K033 AA09 BA14 CB01 DB12 DB14 DB16 5K101 KK17 LL05 MM00 MM04 MM07 PP03 RR11 RR15 TT04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LANに接続され、それぞれLAN電話ソ
    フトウエアを含む複数の端末を有し、該端末相互間で通
    話するLAN電話システムにおいて、 前記各端末の前記LAN電話ソフトウエアには、内線予
    約特番を受け付けるコマンド受付部、コマンド・ライブ
    ラリ、前記内線予約特番を前記コマンド・ライブラリを
    参照して比較解析するコマンド解析部、該コマンド解析
    部の解析結果に基づき内線予約情報を通知する制御実行
    部および端末使用者の応答を検出する応答検出部を有す
    る通信ソフトウエアを備えることを特徴とするLAN電
    話システム。
  2. 【請求項2】LANに接続され相互に通話可能な複数の
    端末を有するLAN電話システムにおいて、 前記端末の1つが通話中に他の端末が通話したいとき、
    内線予約設定をし、前記1つの端末の通話終了後、直ち
    に前記内線予約された端末と通話可能にすることを特徴
    とするLAN電話システムの内線予約制御方法。
  3. 【請求項3】前記内線予約設定時に、自分の電話番号又
    はIPアドレスを通知し、前記1つの端末の通話終了時
    に前記予約した端末に通知させ、該端末の応答をを待っ
    て着信を通知することを特徴とする請求項2に記載のL
    AN電話システムの内線予約制御方法。
  4. 【請求項4】前記予約した端末が応答しない場合に、前
    記通話中であった1つの端末側から再接続することを特
    徴とする請求項3に記載のLAN電話システムの内線予
    約制御方法。
  5. 【請求項5】前記再接続が予め設定した回数を超えた場
    合に、前記内線予約を自動解除することを特徴とする請
    求項4に記載のLAN電話システムの内線予約制御方
    法。
  6. 【請求項6】前記内線予約した端末は、自ら予約解除で
    き且つ前記予約された端末に予約の解除を通知すること
    を特徴とする請求項2に記載のLAN電話システムの内
    線予約制御方法。
  7. 【請求項7】複数の論理ポートを使用して1つの端末で
    複数の端末と内線予約を可能にすることを特徴とする請
    求項2に記載のLAN電話システムの内線予約制御方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7409462B2 (en) 2003-07-09 2008-08-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Packet communication control device and packet communication control method

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