JP2001345653A - 高周波切替回路 - Google Patents
高周波切替回路Info
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Abstract
号の切替を行なうことで、部品面積が小さく、複雑なI
Fラインの引回しが不要で、良好な特性を特徴とする高
周波切替回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数のアンプと復調ICで構成され、複
数のアンプのON/OFFにより複数の信号の切替を行
なう構成によって、アンプの電源のON/OFFによ
り、容易に複数のシステムの切替が可能となる。また、
アンプの電源がOFF時にはアンプの出力が高インピー
ダンスとなるために、ON状態のアンプとのアイソレー
ションを確保できる。また、切替スイッチに比べ、小型
のトランジスタによりアンプを構成するために、部品面
積を小さくでき、装置の小型化を実現できる。
Description
応した移動体端末における、システムの高周波切替回路
に関するものである。
方式へ、さらに全く新しい方式としてCDMA方式へと
システム展開が進んでいる。現在は世界標準であるIM
T2000への過渡期であることから、複合システムに
対する期待が高まっている。
化が挙げられる。複数のシステムを同一端末上で小型に
構成するためには、より高密度の実装と、回路の合理
化、デバイスの共用化が必要とされる。特にシステムの
切替を行なう部分については、アイソレーションを確保
した小型化回路が必要とされる。
する。
示すものである。図4において、7はシステム1のIF
−SAWフィルタ、8はシステム2のIF−SAWフィ
ルタ、11と12はシステム1,2の切替スイッチであ
る。
ついて、以下その構成について説明する。まず、従来の
高周波切替回路ではシステム1が動作する場合、信号が
IF−SAWフィルタ7を通った後、平衡出力の片側が
切替スイッチ11に入力され、もう一方が切替スイッチ
12に入力される。同様にシステム2が動作する場合
は、信号はスイッチ11,12の別端子に入力する。ス
イッチからの出力はそれぞれ復調ICの平衡入力端子に
入力する。このとき、システム1の動作状態では切替ス
イッチ11,12のコントロール電圧は、例えばHig
hに共通とする。またシステム2の動作状態では、コン
トロール電圧をシステム1とは逆のLowにして共通と
する。
る状態では、切替スイッチ11のシステム1の経路が通
過となり、システム2の経路が開放となる。同時に切替
スイッチ12のシステム1の経路が通過となり、システ
ム2の経路が開放となるため、復調ICへはシステム1
の信号のみが平衡入力される。同様にシステム2が動作
している状態ではシステム2の信号のみが復調ICに平
衡入力される。
構成では、切替スイッチを2個使用するために、部品面
積が大きくなり、小型化が困難であるという問題を有し
ていた。
るため、IFフィルタの出力では、損失分を補うための
利得が必要となる。このため、IFフィルタの前段のデ
バイスで利得を持たせようとすると、装置の歪み特性が
劣化するという問題点も有していた。
の損失を小さくしようとすると、整合用のコイルはQの
高いものが必要となり、コイルの形状が大きくなり、小
型化が困難であるという問題点も有していた。
入力までは平衡回路となっており、基板上で実現する際
に、ラインの引回しが複雑となったり、引回しのアンバ
ランスによって平衡が崩れると、所望の特性が得られな
いという問題点も有していた。
で、複数のアンプのON/OFFにより複数の信号の切
替を行なうことで、部品面積が小さく、複雑なIFライ
ンの引回しが不要で、良好な特性を特徴とする高周波切
替回路を提供することを目的とする。
に本発明の高周波切替回路は、複数のアンプと復調IC
で構成され、複数のアンプのON/OFFにより複数の
信号の切替を行なう構造を有している。
Cを、より小型のトランジスタで構成したアンプに変更
できるために部品面積を小さくできる。
れば、装置はIF−SAWフィルタ以降で利得を持つた
め、装置の歪み特性を劣化させることなく、システム全
体の利得が大きく取れる。
SAWフィルタの整合用のコイルとしてそれほどQの大
きいものは必要なく、形状の小さいコイルを使用でき、
小型化が実現できる。
は電源がOFFとなっているために、アンプの出力は高
インピーダンスとなる。このため、アンプの出力同士を
接続した場合でも、他のシステムとのアイソレーション
が確保できる。
不平衡回路となるために、基板上での引回しが簡略化で
き、小型化が実現できる。
は、複数のアンプと復調ICで構成され、複数のアンプ
のON/OFFにより複数の信号の切替を行なうことを
特徴とする高周波切替回路である。この構成によって、
アンプの電源のON/OFFにより、容易に複数のシス
テムの切替が可能となる。また、アンプの電源がOFF
時にはアンプの出力が高インピーダンスとなるために、
ON状態のアンプとのアイソレーションを確保できる。
また、切替スイッチに比べ、小型のトランジスタにより
アンプを構成するために、部品面積を小さくでき、装置
の小型化を実現できる。
アンプと平衡入力の復調ICで構成され、2つのアンプ
の出力を接続し、復調ICの平衡入力端子の片側に不平
衡入力し、不平衡入力としたことにより発生する損失を
アンプで補うとともに、このアンプのON/OFFによ
り2系統の切替を行なうことを特徴とする高周波切替回
路である。この構成によると、従来のスイッチICに比
べ、より小型のトランジスタで高周波切替回路が構成で
きるため、部品面積が小さくでき、装置の小型化が実現
できる。また、平衡出力を不平衡出力とするために、複
雑な引回しを簡略化でき、より小型な高周波切替回路が
実現できる。さらに、不平衡回路としたことにより発生
する損失をアンプで補うことで、平衡出力時と同等の特
性が得られる。
高インピーダンスとなっており、動作状態のアンプとの
アイソレーションが確保でき、良好な切替特性が得られ
る。
IFフィルタと2つのアンプと復調ICで構成され、各
IFフィルタの平衡出力端子の片側を接地することで不
平衡出力とし、これらの出力信号を各システムのアンプ
に入力し、2つのアンプの出力を復調ICの平衡入力端
子の片側に不平衡入力し、不平衡入力としたことによる
損失分をこれらアンプの利得で補うとともに、これらア
ンプのON/OFFにより2系統のシステムの切替を行
なうことを特徴とする高周波切替回路である。この構成
によると、従来のスイッチICに比べ、より小型のトラ
ンジスタでアンプが構成できるため、部品面積が小さく
でき、装置の小型化が実現できる。また、IFフィルタ
以降の引回しが不平衡回路となるために、複雑な引回し
を簡略化でき、より小型な高周波切替回路が実現でき
る。さらに、不平衡出力としたことにより発生する損失
をアンプで補うことで、装置全体の利得を確保したま
ま、平衡出力時と同等の特性が得られる。さらに、IF
フィルタの後で利得があるために、IFフィルタの前で
の利得を小さくすることができ、歪み特性が改善され
る。
ンプが構成されるために、アンプ単体の歪み特性は装置
に影響としない。このため、アンプの電流は小さくする
ことができ低消費電流で低歪みの装置が実現できる。
態1における高周波切替回路について、図面を参照しな
がら説明する。
(N個)システムの高周波切替回路のブロック図を示す
ものである。図1において、1はシステム1のアンプで
あり、2はシステム2のアンプであり、nはN番目のシ
ステムのアンプであり、4は復調ICを示す。
ついて、その動作を説明する。図1は周波数の異なるN
個のシステムの切替を行なうものである。システム1を
使用する場合は、1番目のアンプ1を動作させ、その他
のアンプ2,3の電源をOFFとする。システム1が動
作している状態は、1番目のアンプ1の出力と復調IC
4の入力のインピーダンスが整合し、その他のアンプ2
〜nは電源がOFFとなっているために復調ICの入力
インピーダンスから外れる。このため、動作しているア
ンプ以外の影響はほとんど受けない状態でシステム1の
系を実現できる。同様にN番目のシステムが動作してい
る状態では、N番目のアンプ以外はOFFとなり、N番
目のシステムの系のみが実現できる。
なトランジスタよりアンプを構成できるため、従来必要
とされていた部品面積を小さくでき、装置の小型化を実
現できる。
することで、小型で構成が容易な高周波切替回路を実現
できる。
態2について図面を参照しながら説明する。図2は本発
明の実施の形態3を示す高周波切替回路のブロック図で
あり、1はシステム1のアンプであり、2はシステム2
のアンプであり、4は復調ICであり、5はシステム1
のIFフィルタであり、6はシステム2のIFフィルタ
である。
ついて、以下その動作を説明する。周波数の異なる2系
統のシステムの内、システム1が動作する場合、IFフ
ィルタを通った信号は、アンプ1に入力する。このと
き、IFフィルタ5の平衡出力端子の片側は、アンプ1
の入力が不平衡であることから、接地とする。またアン
プ1の出力が不平衡出力であることから、復調IC4の
平衡入力端子の片側も接地とする。復調IC4の入力を
不平衡としたことにより3dBの電力の損失を発生する
が、高周波切替回路をアンプ1で構成しているため、損
失の補正が可能となる。
の電源をON/OFFすることで行なう。この構成によ
ると、従来のスイッチICに比べ、より小型のトランジ
スタで高周波切替回路が構成できるため、部品面積が小
さくでき、装置の小型化が実現できる。また、平衡出力
を不平衡出力とするために、複雑な引回しを簡略化で
き、より小型な高周波切替回路が実現できる。さらに、
不平衡回路としたことにより発生する損失をアンプで補
うことで、平衡出力時と同等の特性が得られる。
高インピーダンスとなっているため、動作状態のアンプ
とのアイソレーションが確保でき、良好な切替特性が得
られる。
3について図面を参照しながら説明する。図3は本発明
の実施の形態3を示す、異なる2系統の周波数帯を持
つ、複合システム受信部の高周波切替回路の回路図であ
る。図3において、7はシステム1のIF−SAWフィ
ルタであり、8はシステム2のIF−SAWフィルタで
ある。また、13はIF−SAWフィルタの整合用のコ
イルであり、9はシステム1のアンプを構成するトラン
ジスタであり、10はシステム2のアンプを構成するト
ランジスタであり、4は復調ICである。各アンプの出
力は復調ICの平衡入力端子の片側にコンデンサを介し
て直結している。
ついて、その動作を説明する。
内、片側を接地して不平衡出力された信号はトランジス
タ9で構成されたアンプに入力する。アンプで増幅され
た信号は復調IC4の平衡入力端子の片側に入力する。
このとき、平衡出力端子の片側を接地したことによる損
失の3dBは前段のアンプにより補われる。さらに、こ
の構成とすることで、IF−SAWフィルタ7の損失が
大きくても、後段のアンプで補えることから、フィルタ
の整合用コイルの形状を従来の構成よりも小さくでき、
装置の小型化が可能となる。
7の後にあるために、アンプの歪み特性は装置全体の歪
み特性に殆ど影響しないため、アンプの消費電流が小さ
くできる。また、利得配分をIF−SAWフィルタ7の
前で小さくし、IF−SAWフィルタ7の後で大きくす
ることで、装置全体の歪み特性を改善できる。
のアンプは電源がOFFであるため、2番目のアンプの
出力は高インピーダンスとなり、システム1の系には影
響しない。
のアンプがOFFであるため、システム2の系には影響
しない。
スイッチICに比べ、より小型のトランジスタで高周波
切替回路が構成できるため、部品面積が小さくでき、装
置の小型化が実現できる。また、IFフィルタ以降の引
回しが不平衡回路となるために、複雑な引回しを簡略化
でき、より小型な高周波切替回路が実現できる。また、
従来の高周波切替回路を使用したときに対し、歪み特性
の優れた装置の実現を可能とする。
対応の受信回路において、IF出力である各IFフィル
タの平衡出力端子の内、片側を接地することで不平衡出
力とし、これらの出力信号を各システムのアンプに入力
し、復調ICの平衡入力端子の片側を接地したことによ
る損失分を補うとともに、これらアンプのON/OFF
により複数のシステムの切替を行なうことにより、複雑
な引回しを簡略化でき、より小型で歪み特性の優れた装
置の実現を可能とする高周波切替回路が実現できるもの
である。
のブロック図
のブロック図
のブロック図
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のアンプと復調ICで構成され、複
数のアンプのON/OFFにより複数の信号の切替を行
なうことを特徴とする高周波切替回路。 - 【請求項2】 2つのアンプと平衡入力の復調ICで構
成され、2つのアンプの出力を接続し、復調ICの平衡
入力端子の片側に不平衡入力し、不平衡入力としたこと
により発生する損失をアンプで補うとともに、このアン
プのON/OFFにより2系統の切替を行なうことを特
徴とする高周波切替回路。 - 【請求項3】 2つのIFフィルタと2つのアンプと復
調ICで構成され、各IFフィルタの平衡出力端子の片
側を接地することで不平衡出力とし、これらの出力信号
を各システムのアンプに入力し、2つのアンプの出力を
復調ICの平衡入力端子の片側に不平衡入力し、不平衡
入力としたことによる損失分をこれらアンプの利得で補
うとともに、これらアンプのON/OFFにより2系統
のシステムの切替を行なうことを特徴とする高周波切替
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167261A JP2001345653A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 高周波切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167261A JP2001345653A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 高周波切替回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001345653A true JP2001345653A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18670439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000167261A Pending JP2001345653A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 高周波切替回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001345653A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7298215B2 (en) | 2002-12-04 | 2007-11-20 | Nec Corporation | Amplifying circuit |
JP2010004194A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体集積回路装置 |
US8687378B2 (en) | 2011-10-17 | 2014-04-01 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | High-frequency module |
-
2000
- 2000-06-05 JP JP2000167261A patent/JP2001345653A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7298215B2 (en) | 2002-12-04 | 2007-11-20 | Nec Corporation | Amplifying circuit |
CN100448166C (zh) * | 2002-12-04 | 2008-12-31 | 日本电气株式会社 | 放大电路 |
JP2010004194A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体集積回路装置 |
US8687378B2 (en) | 2011-10-17 | 2014-04-01 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | High-frequency module |
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Legal Events
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|
RD01 | Notification of change of attorney |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091119 |
|
A02 | Decision of refusal |
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