JP2001345083A - 密閉二次電池 - Google Patents

密閉二次電池

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JP2001345083A JP2000162729A JP2000162729A JP2001345083A JP 2001345083 A JP2001345083 A JP 2001345083A JP 2000162729 A JP2000162729 A JP 2000162729A JP 2000162729 A JP2000162729 A JP 2000162729A JP 2001345083 A JP2001345083 A JP 2001345083A
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Yasufumi Minato
康文 湊
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連 新東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉二次電池の防爆手段として、きわめて安
全性が高く、かつ、作動圧を容易に変更できる防爆弁の
構造を形成した密閉二次電池を提供すること。 【解決手段】 側壁のうち面積の広い側壁16には、外
装缶1が膨らんで変形した際に最も応力が集中する領域
の内部で、かつ、外装缶1が立位状態での側壁16の縦
方向の中心線と交差しないように薄肉部による防爆弁1
8、18a〜18nを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装缶の一面又は
複数の面に、防爆弁が形成された角型の金属外装缶の二
次電池に関し、特に、異常事態に対して正確に作動する
安全性の高い防爆機能を備えた密閉二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やノートブック型パソコ
ンなどの電子機器の高性能化、小型化には目覚ましいも
のがあり、これらの電子機器の電源となる二次電池の高
エネルギー化の要求も強まっている。このため、リチウ
ム金属、リチウム合金、もしくは炭素質材料のようなリ
チウムを吸載・放出できる物質を負極材料に使用する密
閉二次電池の開発が活発に行われている。
【0003】しかしながら、電池の高エネルギー化に伴
い安全性の低下が懸念されている。たとえば、非水電解
液を用いた密閉二次電池は、充電時の際に定格よりも過
大な電流が供給されて過充電状態になったり、あるいは
電池を搭載して機器の故障や誤使用により大電流が流れ
て電池が短絡状態になったりすると、電池内部の電解液
が分解してガス発生して電池の内圧が上昇してしまい、
電池が破裂してしまう場合が発生する。
【0004】さらに、過充電あるいは電池内での短絡が
続くと、電解液の分解による発熱により電池の温度が急
激に上昇し、それによっても電池が破裂してしまう場合
が発生する。
【0005】したがって、電池の内圧上昇や発熱による
破裂を未然に防ぐことが、密閉二次電池、特に、非水電
解液を用いたい場合の実用化には必須である。そのた
め、特開平2−288063号公報に示されるような防
爆機能と電流遮断機能を有する封口構造を備えた密閉電
池が実用化されている。
【0006】また、電池の封口構造を防爆構造と電流遮
断機能を具備した構造にせずに、外装缶自体に薄肉部で
形成した防爆弁を形成したものも存在している。
【0007】それらの一例は、図19に示すように金属
製の外装缶31の底面32に底面の中心線L−L
対称に、横方向に薄肉部を形成した防爆弁33aや、図
20に示すように、外装缶31の側壁34に側壁面の中
心線L−Lに対称に、横方向に薄肉部を形成した防
爆弁33bである。この場合、図21に示すように、防
爆弁33b両端の先端部分の形状処理は、残肉部36が
角のある角型形状に形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように防爆機能と電流遮断機能を有する封口構造にする
のは構造が複雑で構成する部品点数も多くなり、電池の
組み立てにも工数がかかり製造上あまり好ましくない。
【0009】また、外装缶の底面に防爆弁を形成するの
は、最近のように電池の薄型化が進展し、底面の幅が極
度に小さくなってきているため、物理的に防爆弁を形成
するのが困難になってきている。
【0010】また、防爆弁は外装缶の強度の最も弱い個
所に設置することが望ましい。外装缶の各稜線は強度が
強く、また、外装缶の板厚は底面が側壁よりも厚く形成
されており、かつ、底面の面積は側壁の各面よりも面積
が狭い。そのため、面積の狭い外装缶の底面に防爆弁を
設けるのはその意味からもあまり得策ではない。
【0011】また、外装缶の側壁の中心線に対称に、開
口部に平行な直線状に設けた防爆弁は、外装缶の強度が
弱く防爆弁としては適当な位置である。しかし、防爆弁
が作動する圧力は安全性の面からは下げる方が望ましい
ので、それに対応するためには、防爆弁の薄肉部分を薄
くする必要があるが、それには物理的に限界があり、防
爆弁を形成するのが困難になる。仮に、それに対応する
極めて板厚の薄い薄肉部が加工され、作動圧の低い防爆
弁が形成されても、板厚が薄いため製造誤差のばらつき
が大きく影響して作動圧のばらつきが大きくなり、信頼
性のある防爆弁を形成するのは困難である。
【0012】また、外装缶の側壁の中心線に対称に防爆
弁を形成した場合には、防爆弁の破裂位置(防爆弁の端
部で、同じ応力が加わる位置)が2点になる。そのた
め、1点の場合に比べて破裂のタイミングが遅れる恐れ
がある。つまり、破裂位置が2点である場合は、破裂個
所が2点に分散して応力が1点に集中しないため、それ
により、破裂個所が破裂応力レベルに達するまでに時間
がかかる恐れがある。
【0013】本発明はこれらの事情に基づいてなされた
もので、密閉二次電池の防爆手段として、きわめて安全
性が高く、かつ、作動圧を容易に変更できる防爆弁の構
造を形成した密閉二次電池を提供することを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、側壁と
底部とで有底筒状に形成された金属製で矩形状の外装缶
と、この外装缶の内部に収納され、セパレータを挟んで
対峙した正極及び負極を渦巻き状に捲回した電極体と、
前記外装缶の内部に注入される非水電解液を有し、前記
外装缶の開口部を蓋体で封口した密閉二次電池におい
て、前記側壁のうち面積の広い側壁には薄肉部による防
爆弁が形成され、この防爆弁は前記外装缶が立位状態で
の前記側壁の縦方向又は横方向の中心線と交差しない
か、又は、前記各中心線と非対称に交差していることを
特徴とする密閉二次電池である。
【0015】また本発明によれば、前記防爆弁は、前記外
装缶が立位状態で前記側壁の横方向の稜線から対向稜線
側へ1mm以後で前記稜線から前記側壁高さの1/4の
位置までの領域内に形成されていることを特徴とする密
閉二次電池である。
【0016】また本発明によれば、前記防爆弁は、その一
部が前記外装缶が立位状態で前記側壁の横方向の稜線か
らその対向稜線側へ1mm以内の領域内に形成されてい
ることを特徴とする密閉二次電池である。
【0017】また本発明によれば、前記防爆弁は、前記外
装缶が立位状態で前記側壁の縦方向の稜線から対向稜線
側へ1mm以後で前記稜線から側壁幅の1/6の位置ま
での領域内に形成されていることを特徴とする密閉二次
電池である。
【0018】また本発明によれば、前記防爆弁は、その一
部が前記外装缶が立位状態で前記側壁の縦方向の稜線か
らその対向稜線側へ1mm以内の領域内に形成されてい
ることを特徴とする密閉二次電池である。
【0019】また本発明によれば、前記防爆弁は、プレ
ス加工によって形成されていることを特徴とする上記の
いずれかに記載の密閉二次電池である。
【0020】また本発明によれば、前記外装缶は、アル
ミニウム、鉄またはステンレスおよびそれらの合金のう
ちいずれか1つの材質で形成されていることを特徴とす
る上記の密閉二次電池である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の密閉二次電池の実
施の形態を、図面を参照して説明する。
【0022】まず、本発明にかかわる密閉二次電池の構
造を、角型密閉電池を例として、図1を参照して詳細に
説明する。図1は、本発明に係る密閉二次電池、例え
ば、角型密閉リチウムイオン電池を示す斜視図である。
ここで、角型とは、発電要素を含む面で外装缶を切断し
たときの断面形状が長方形であることを意味するが、各
コーナの部分がR状(曲面状)に形成されているものも
含む。
【0023】すなわち、アルミニウムまたはアルミニウ
ム系合金からなる有底矩形筒状をなす外装缶1は正極端
子を兼ねている。この外装缶1の底面内面には絶縁フィ
ルム2が配置されている。また、外装缶1の側壁部で面
積の広い長側面1aには、薄肉加工により後述する防爆
弁(不図示)が形成されている。外装缶では面積の広い
長側面1aが強度的には一番弱い個所であるので、防爆
弁は長側面1aに設けられている。
【0024】発電要素である電極体3は、外装缶1の内
部に収納されている。電極体3は負極4とセパレータ5
と正極6とを正極6が最外周に位置するように渦巻き状
に捲回した後、偏平状にプレス成形することにより形成
されている。中心付近にリード取り出し孔を有する例え
ば合成樹脂からなるスぺーサ7は、外装缶1内部の電極
体3の上に配置されている。アルミニウムまたはアルミ
ニウム系合金からなり、注液孔10と負極端子の取り出
し孔(不図示)が設けられた蓋体8は、外装缶1の上端
開口部に例えばレーザー溶接により気密に接合されてい
る。なお、注液口10は電解液が外装缶1に注液後に、
注液孔10に挿入されたアルミニウムまたはアルミニウ
ム系合金製の栓体(不図示)がパルスレーザにより蓋体
8と溶接され、注液孔10が封止されている。
【0025】負極端子11は、蓋体8の取り出し孔にガ
ラス製または樹脂製の絶縁体12を介してハーメティッ
クシールされている。また、これらの外装缶側壁の外部
には、図示しない電池パックの配線材13が接合されて
いる。
【0026】また図2に示すように、外装缶1は、アル
ミニウムまたはアルミニウム合金の薄板材を深絞り加工
で、外形寸法が幅30mm×高さ40mm×厚さ5mm
で、板厚は0.25mm〜0.40mm有底矩形筒状の
所定形状に加工されている。その後、側壁16へ防爆弁
18のプレス加工が施される。防爆弁18の加工は外装
缶1である矩形筒体内に開口部19から中子(不図示)
を挿入した状態で、側壁16の外側から図2に示すよう
な断面形状をプレス加工により形成している。
【0027】防爆弁18、18−1〜18−nの形状、
および位置は、図2に示すように、直線形状が基本部分
で、この直線形状が外装缶1の側壁の中心線A−A´と
交差しない位置、あるいは、中心線A−A´と防爆弁1
−1、18−3の一部が交差している場合は、非対称
に交差している位置に形成されている。
【0028】これらは、防爆弁18、18−1〜18
−nの位置と形状、および防爆弁18、18−1〜18
−nとしての薄肉部分の厚みを変えた実験により、側壁
の中心線A−A´と防爆弁18が交差しない位置に形成
することにより、防爆弁18、18−1、18−3とし
ての薄肉部分の厚みを薄くすることなく、薄肉部が厚い
状態で作動圧を低く設定することができる。
【0029】つまり、防爆弁18、18−1、18−3
としての薄肉部分を厚く残すことにより、薄肉部分の加
工も容易になり、加工上のばらつきも少なくなる。それ
により、防爆弁18、18−1、18−3としての作動
圧が制御しやすく、また、作動圧のばらつきを一定の最
も狭い範囲内に抑えることができる。したがって、安全
性と信頼性のきわめて高い防爆弁18、18−1、18
−3を形成している。
【0030】また、防爆弁18−2、18−4の一部が
延在して中心線A−A´と交差する場合は、防爆弁の破
裂位置(防爆弁の端部で、同じ応力が加わる位置)が1
点になり、防爆弁18−2、18−4の動作を正確に制
御することができる。
【0031】なお、図3に示すように、防爆弁18の位
置に関しては実験により、外装缶1の開口部19の稜線
(外装缶1を立位の状態で横方向の稜線)の下1mm、
又は、外装缶1の底部20の稜線の上1mmに位置する
平行な直線と、開口部19の稜線または底部20の稜線
から、開口部19の稜線から底部20の稜線までの長さ
の1/4に位置する開口端19の稜線と平行な直線に囲
まれた領域、および、開口部19の稜線と直角をなす稜
線(外装缶1を立位の状態で縦方向の稜線)から1mm
に位置する直線と、対向する稜線までの長さの1/6の
長さに位置する当該稜線と平行な直線によって囲まれた
領域で、かつ、中心線A−A´と交差しない位置に防爆
弁18を加工することが好適であることを確認した。
【0032】ただし、防爆弁18の一部のみが、各稜線
から1mm以内の領域に延在して形成されているか、防
爆弁18の一部のみが中心線A−A´と交差している場
合も、同様な結果が得られることを確認している。
【0033】また、この中心線A−A´に関しての防爆
弁18の位置は、外装缶1を側転した状態でも全く同様
のことが言えることを確認している。すなわち、その場
合は、上述の各防爆弁18の位置に関する中心線A−A
´を中心線B−B´と読み替え、また各稜線は上述の説
明の稜線と直角方向の稜線になる。
【0034】なお、この位置の確認は、角型の外装缶1
の密閉二次電池が、防爆弁18が作動するような状態に
なった場合に、外装缶1自体が膨らんで変形するが、こ
のときに最も応力が集中する個所が開口部19と底部2
0から電池高さの1/4までの領域と、開口端と直角を
成す稜線から電池幅の1/6までの領域であったことを
実験により確認した結果に基づいている。
【0035】また、防爆弁の形状は、図2に示した直線
形状の他にも、図4(a)、(b)および(c)に示す
ような形状等に形成してもよい。なお、防爆弁以外の個
所は図2と同様であるので、同一個所には同符号を付し
てその説明を省略する。
【0036】図4(a)に示した防爆弁18aは、直線
部分の両端で、外装缶1の開口部19に向けて角度dだ
け向きを変えている。角度dは外装缶1の大きさ、形状
などにより適正な数値に合わせる必要があるが、その範
囲は0度から90度が好ましい。さらに25度から45
度の範囲がより好ましいことを、角度を変えた実験によ
り確認している。また、図4(b)に示した防爆弁18
bは、直線部分の両端で円形部を形成している。さら
に、図4(c)に示した防爆弁18cは、直線部分の両
端で上方へ曲率させている。図4(b)、(c)に示し
た形状は、防爆弁18a、18bの両端部分を角のない
丸みのある形状にすることによって防爆弁18a、18
bが所望の寸法、面積以上に裂ける機会を大幅に減少し
ている。
【0037】したがって、これらの形状はいずれも防爆
弁18a、18b、18cが作動した際に、防爆弁18
a、18b、18cの開口個所が、所定の寸法、面積以
上に開いてしまい、最悪の事態として電池内の発電要素
などの内容物が電池の外部に飛散することを防ぐ効果が
ある。
【0038】また防爆弁の加工方法は、プレスによる加
工性が良いことを実験により確認した。プレス加工によ
る生産方法が最もコスト面では有利で、作動圧の制御も
しやすく好適であるが、その他にもエッチングを用いる
方法も可能である。ただ、エッチングを用いる方法は、
コストが掛かる点や大量生産には不向きな点もある。
【0039】なお、実験によれば、防爆弁の位置等につ
いては、外装缶の材料を、アルミニウムやアルミニウム
合金以外に、鉄やステンレスを用いた場合でも、同様の
結果を得ている。
【0040】次に、以下に本発明の防爆弁の実施例と、
それに対する比較例について説明する。
【0041】なお、各実施例では、前述のように防爆弁
の一部が延在して、縦方向又は横方向の中心線と交差し
て形成されている場合や、各稜線から1mm以内の領域
内に形成されている場合の例は、例示していないが、そ
れぞれの各実施例に付帯している。
【0042】また、各実施例での例示は、いずれの場合
も、外装缶の高さが40mmで幅が30mmである。防
爆弁は外装缶の側壁(面積の広い側壁)に形成し、その
形状は長さ方向に直線部分が含まれ、幅は0.2mm程
度である。また、直線部分が外装缶側壁の中心線と交差
しない位置に設けられている。また図2と同一機能部分
には同一符号を付してその説明は省略する。 (実施例1)図5に示すような防爆弁18dの位置と形
状で、防爆弁18dは外装缶1の開口部19に平行な直
線部分で形成されている。この防爆弁18dの位置は外
装缶1の開口部19より1mmの位置に設けられてい
る。 (実施例2)図6に示すような防爆弁18eの位置と形
状で、防爆弁18eは外装缶1の開口部19に平行な直
線部分で形成されている。この防爆弁18eの位置は外
装缶1の開口部19より、外装缶1の高さの1/4内の
領域である10mmの位置に設けられている。 (実施例3)図7に示すような防爆弁18fの位置と形
状で、防爆弁18fは外装缶1の底部20に平行な直線
部分で形成されている。この防爆弁の位置は外装缶1の
底部20より外装缶1の高さの1/4内の領域である1
0mmの位置に設けられている。 (実施例4)図8に示すような防爆弁18gの位置と形
状で、防爆弁18gは外装缶1の開口部19と直角を成
す稜線に平行な直線部分で形成され、直線部分が側壁の
もう一つの中心線B−B´と交差せず、かつ、外装缶1
の幅方向の1/6内の領域である5mmの位置に設けら
れている。 (実施例5)図9に示すような防爆弁18hの位置と形
状で、防爆弁18hは外装缶1の開口部19に対して4
5度の角度を有す直線部分で形成されている。この防爆
弁18hの直線部分の端部は、外装缶1の開口部19よ
り1mmから10mmまでの領域にまたがる。 (実施例6)図10に示すような防爆弁18iの位置と
形状で、防爆弁18iは直線部分で形成され、開口部1
9に対して45度、かつ、側壁16の稜線に対して45
度の角度を有し、かつ、開口部19より外装缶1の高さ
へ10mm、および、側壁16の稜線より幅方向へ5m
mまでの領域内に形成されている。 (実施例7)図11に示すような防爆弁18aの位置と
形状で、防爆弁18aは図4(a)に示す形状で、防爆
弁18aは直線部分の両端上方に傾斜している。傾斜角
度は45度である。この防爆弁18aの位置は、外装缶
の開口部19から下方に1mmから10mmまでの領域
内に形成されている。 (実施例8)図12に示すような防爆弁18bの位置と
形状で、防爆弁18bは図4(b)に示す形状で、防爆
弁18bは直線部の両端上方に傾斜し、かつ、傾斜した
先端に円形部を形成している。また先端はR形状に形成
されている。この防爆弁18bは、外装缶1の開口部1
9から下方の1mmから10mmまでの領域内に形成さ
れている。 (実施例9)図13に示すような防爆弁18cの位置と
形状で、防爆弁18cは図3(c)に示す形状で、防爆
弁18cは直線部の両端がそれぞれ上方に半円状に形成
されている。この半円形上の曲率半径は15mm〜25
mm程度である。この防爆弁18cは、外装缶1の開口
部19から下方の1mmから10mmまでの領域内に形
成されている。 (実施例10)図14に示すような防爆弁18jの位置
と形状で、防爆弁18jは図14に示す形状で、防爆弁
18jは直線部の両端に円形部を形成している。この円
形部の曲率半径は0.4mm〜1.2mm程度である。
この防爆弁18jは、外装缶1の開口部19から下方の
1mmから10mmまでの領域内に形成されている。 (比較例1)図15に示すような防爆弁18kの位置と
形状で、防爆弁18kは外装缶1の開口部19に平行な
直線部分で形成され、外装缶1の中心線A−A´に対し
て対称な位置に形成されている。この防爆弁18kは、
外装缶1の開口部19より下方5mmの位置に設けられ
ている。 (比較例2)図16に示すような防爆弁18mの位置と
形状で、防爆弁18mは外装缶1の開口部19に平行な
直線部分で形成されている。この防爆弁18mは外装缶
1の開口部19より下方15mmの位置に設けられてい
る。 (比較例3)図17に示すような防爆弁18nの位置と
形状で、防爆弁18nは外装缶1の開口部19と底部2
0を含む側壁16の稜線に平行な直線部分で形成され、
外装缶1の幅方向に対して稜線から6mmの位置に設け
られている。 (比較例4)図18に示すような防爆弁18pの位置と
形状で、防爆弁18pは直線部分の両端下方に傾斜して
いる。傾斜角度は60度である。この防爆弁18pは、
外装缶1の開口部19から下方5mmから12mmまで
の領域内に設けられている。
【0043】なお、上述の形態では、外装缶の側壁の一
面に防爆弁を形成したが、側壁の2面にそれぞれ防爆弁
を形成してもよい。その場合、2眼における防爆弁の位
置は、側壁の中心線に対して逆対称の位置が好ましい。
【0044】次に、上述の各実施例と比較例についての
安全試験の結果について説明する。安全試験は、実施例
1〜10、および比較例1〜3の角型電池をそれぞれ2
0個について、電池を満充電した状態で電池電圧を4.
2Vに設定し、ガスバーナーで電池を加熱して試験を行
った。表1はその結果を示している。
【表1】 実施例1〜10の電池では、各実施例とも20個全てが
ガスバーナーで加熱中に防爆弁が作動し、電池内で発生
したガスを噴出させて放出することで試験は収束した。
それに対して、比較例1〜4の電池では、ガスバーナー
で加熱中に防爆弁が作動したものの、ガスの噴出による
放出が十分でなく、20個の内、半数以上は破裂する電
池が存在した。
【0045】したがって、本発明の密閉二次電池はいず
れも防爆弁が設定通りに作動していることが確認でき
た。
【0046】以上に説明したように、本発明の密閉二次
電池は、防爆弁が所望の圧力で開口するように形成され
ているので、電池内部のガス発生により内圧が所定値以
上に上昇すると、密閉二次電池の外装缶の所定位置に設
けた防爆弁が作用して、過充電時などの密閉二次電池の
内圧上昇や発熱を初期で抑えることができる。
【0047】また、防爆弁により発生したガスを円滑に
電池の外部に排出して密閉二次電池の破裂を確実に防止
することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、防爆弁の作動を所定範
囲内に確実に限定した、極めて安全性の高い密閉二次電
池が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる密閉二次電池の斜視図。
【図2】本発明にかかわる外装缶の斜視図。
【図3】本発明にかかわる外装缶の防爆弁の位置の説明
図。
【図4】(a)〜(c)は防爆弁の形状の説明図。
【図5】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の説
明図。
【図6】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の説
明図。
【図7】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の説
明図。
【図8】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の説
明図。
【図9】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の説
明図。
【図10】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図11】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図12】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図13】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図14】本発明の実施例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図15】本発明の比較例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図16】本発明の比較例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図17】本発明の比較例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図18】本発明の比較例を示す防爆弁の形状と位置の
説明図。
【図19】従来の防爆弁の説明図。
【図20】従来の防爆弁の説明図。
【図21】従来の防爆弁の説明図。
【符号の説明】
1…外装缶、2…、3…電極体、16…側壁、18、1
8a〜18n…防爆弁、19…開口部、20…底部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 昌浩 東京都品川区南品川3丁目4番10号 株式 会社エイ・ティーバッテリー内 (72)発明者 湊 康文 東京都品川区南品川3丁目4番10号 株式 会社エイ・ティーバッテリー内 (72)発明者 新東 連 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA13 CC06 DD05 KK01 5H012 AA01 AA07 BB01 DD05 DD17 EE04 FF01 GG01 JJ10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁と底部とで有底筒状に形成された金
    属製で矩形状の外装缶と、この外装缶の内部に収納さ
    れ、セパレータを挟んで対峙した正極及び負極を渦巻き
    状に捲回した電極体と、前記外装缶の内部に注入される
    非水電解液を有し、前記外装缶の開口部を蓋体で封口し
    た密閉二次電池において、 前記側壁のうち面積の広い側壁には薄肉部による防爆弁
    が形成され、この防爆弁は前記外装缶が立位状態での前
    記側壁の縦方向又は横方向の中心線と交差しないか、又
    は、前記各中心線と非対称に交差していることを特徴と
    する密閉二次電池。
  2. 【請求項2】 前記防爆弁は、前記外装缶が立位状態で
    前記側壁の横方向の稜線から対向稜線側へ1mm以後で
    前記稜線から前記側壁高さの1/4の位置までの領域内
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の密閉
    二次電池。
  3. 【請求項3】 前記防爆弁は、その一部が前記外装缶が
    立位状態で前記側壁の横方向の稜線からその対向稜線側
    へ1mm以内の領域内に形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の密閉二次電池。
  4. 【請求項4】 前記防爆弁は、前記外装缶が立位状態で
    前記側壁の縦方向の稜線から対向稜線側へ1mm以後で
    前記稜線から側壁幅の1/6の位置までの領域内に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の密閉二次電
    池。
  5. 【請求項5】 前記防爆弁は、その一部が前記外装缶が
    立位状態で前記側壁の縦方向の稜線からその対向稜線側
    へ1mm以内の領域内に形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の密閉二次電池。
  6. 【請求項6】 前記防爆弁は、プレス加工によって形成
    されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項に記載の密閉二次電池。
  7. 【請求項7】 前記外装缶は、アルミニウム、鉄または
    ステンレスおよびそれらの合金のうちいずれか1つの材
    質で形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項に記載の密閉二次電池。
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