JP2001344857A - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JP2001344857A
JP2001344857A JP2000164140A JP2000164140A JP2001344857A JP 2001344857 A JP2001344857 A JP 2001344857A JP 2000164140 A JP2000164140 A JP 2000164140A JP 2000164140 A JP2000164140 A JP 2000164140A JP 2001344857 A JP2001344857 A JP 2001344857A
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lever
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Shigeru Kaneko
成 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープをローディングした状態でテープ
カセットをエジェクトしないようにすること。 【解決手段】 モード切換レバー19に形成したカム孔
20にカムレバー22のカムピン22aが係合され、カ
ム孔20の作動モード部20bと待機モード部20aと
の間にロック段部35aが形成されており、アンローデ
ィングモードでエジェクト信号に基づいてキャプスタン
モータが逆転駆動されないときに、作動モード部20b
から待機モード部20aに移行しようとするカムピン2
2aをロック段部35aに係止して、モードがそれ以上
進行しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープをロー
ディングした状態でテープカセットをエジェクトしない
ようにした磁気テープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープ装置の技術として特開
平4−313848号公報などに記載したものがあり、
その一例を図6に示すアンローディング状態及び及び図
7に示すローディング状態に基づいて説明すると、1は
テープカセット、2はテープカセット1の供給リールに
係合する供給リール台、3はテープカセット1の巻き取
りリールに係合する巻き取りリール台、4はテープカセ
ット1から磁気テープTを引き出してヘッドシリンダ5
に巻き付けるための可動テープガイドポスト、6は全幅
消去ヘッド、7は音声消去ヘッド、8は音声・コントロ
ールヘッド、9は固定テープガイドポスト、10はキャ
プスタン10aを正逆回転させるためのキャプスタンモ
ータ(第2モータ)、11は磁気テープTを介してキャ
プスタン10に圧接離間するピンチローラ、12は基端
部近傍がシャーシ13に枢支軸14を介して正逆回動可
能に枢支されたテンションレバーであって、その先端部
にテンションポスト15が立設されている。16は供給
リール台2の円形部2aに半周巻かれたバンドブレーキ
であって、その両端部がテンションレバー12の係止部
12aとシャーシ13上の係止部材17とにそれぞれ係
止されている。また、バンドブレーキ16を押してソフ
トブレーキをかけるための押さえ部12bがテンション
レバー12に設けられている。
【0003】19はモード切換レバーであって、矢印
a,b方向に往復移動可能とされ、待機モード部20a
と作動モード部20bとを備えた長孔状のカム孔20が
形成されている。また、シャーシ13に枢支軸21を介
して回動可能に枢支されたカムレバー22に突設したカ
ムピン22aが前記カム孔20に係合されると共に、該
カムレバー22の端部22bとテンションレバー12の
基端部12cとが連結ばね23を介して連結されてい
る。
【0004】図6中、25はシャーシ13に支軸25a
を介して矢印c,d方向に正逆回転可能に枢支された回
転カムであって、その外周面にウォーム歯車26が形成
されると共に、その上部に円形カム27が一体形成され
ており、その円形カム27の外周部に歯部27aと円弧
面27bとが形成され、前記ウォーム歯車26に噛合す
るウォームギヤ29をプーリ及びベルトからなる動力伝
達機構30を介して正逆回転させるためのカムモータ
(第1モータ)31が設けられている。また、32は回
転カム25の支軸25aに連結したモードスイッチであ
って、回転カム25の回転角度から各種のモードを検出
するものであり、このモードスイッチ32の入力信号な
どに基づいてマイクロコンピュータからなる制御部33
により前記両モータ10、31が制御されている(図8
参照)。
【0005】前記制御部33の制御作用を図9に基づい
て説明すると、図9(a)に示すインジェクトモードで
は、モード切換レバー19の右端が円形カム27の円弧
面27bに当接されており(図1参照)、テープカセッ
ト1をカセット挿入位置に待機する移動台(図示せず)
に挿入することにより、それを検知する検知信号に基づ
いてカムモータ31が正転駆動され、動力伝達機構30
を介して回転カム25が矢印c方向に回転され、該回転
カム25に連動連結した揺動レバー機構(図示せず)に
より前記移動台をカセット載置位置まで後進させる(図
6参照)。
【0006】次に、図9(b)に示すローディングモー
ドでは、キャプスタンモータ10を正転駆動することに
より、連動機構を介して可動テープガイドポスト4を前
進させることにより、テープカセット1から磁気テープ
Tを引き出してヘッドシリンダ5に巻き付ける(図7参
照)。
【0007】続いて、図9(c)に示す作動モードで
は、モード切換レバー19のラック部28が円形カム2
7の歯部27aに噛合されており(図2参照)、カムモ
ータ31を正転駆動することにより、回転カム25を介
してモード切換レバー19を矢印a方向に移動させて、
カムピン22aを待機モード部20aから作動モード部
20bに移行させ、再生や巻き戻しなどの作動モードす
る。例えば再生モードや再生巻き戻しモードでは、テン
ションポスト15を磁気テープTに押し付けた状態で、
キャプスタンモータ10によりキャプスタン10aと巻
き取りリール台3または供給リール台2とを正逆回転さ
せて磁気テープTを走行させ、ヘッドシリンダ5により
磁気テープTに記録されている情報を再生する。
【0008】その後、図9(d)に示すアンローディン
グモードでは、エジェクト釦を押し、そのエジェクト信
号に基づいてキャプスタンモータ10を逆転駆動するこ
とにより、可動テープガイドポスト4を後進させて磁気
テープTをテープカセット1内に戻す。
【0009】続いて、図9(e)に示すエジェクトモー
ドでは、カムモータ31を逆転駆動して回転カム25を
矢印d方向に回転させることにより、モード切換レバー
19を矢印b方向に移動させてカムピン22aを待機モ
ード部20aまで移行させ(図6参照)、回転カム25
に連動連結した揺動レバー機構(図示せず)により前記
移動台をカセット挿入位置まで前進させ、その移動台か
らテープカセット1を把持して取り出す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
作動モード〔図9(c)〕からアンローディングモード
〔図9(d)〕に切り換えたときに、モードスイッチ3
2の入力信号ミスや制御部33の制御ミスなどにより、
キャプスタンモータ10が逆転駆動されない場合に、図
9に仮想線Aで示すように、アンローディングモード
〔図9(d)〕を飛び越してエジェクトモード〔図9
(e)〕に切り換えられる虞れがあり、これによって、
カムモータ31が逆転駆動されると、磁気テープTをロ
ーディングした状態でテープカセット1がエジェクトさ
れることになり、その磁気テープTが可動テープガイド
ポスト4に巻き付くなどして故障の原因になる。
【0011】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、磁気テ
ープをローディングした状態でテープカセットをエジェ
クトしないようにした磁気テープ装置を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、テープカセットのインジェ
クト及びエジェクトやモード切換レバーの切換操作を行
なうための第1モータと、磁気テープのローディング及
びアンローディングや磁気テープの巻き取り及び巻き戻
しを行なうための第2モータと、その第1、第2のモー
タを制御する制御部とを有しており、アンローディング
モードでエジェクト信号に基づいて第2モータを逆転駆
動して磁気テープをアンローディングさせ、次に、エジ
ェクトモードで第1モータを逆転駆動してテープカセッ
トをエジェクトさせるようにした磁気テープ装置におい
て、エジェクト信号に基づいて第2モータが逆転駆動さ
れないときに、エジェクトモードに切り換えないように
するロック機構が設けられていることを特徴としてい
る。
【0013】上記構成によれば、エジェクト信号に基づ
いて第2モータが逆転駆動されないときに、ロック機構
によりエジェクトモードに切り換えないようにしている
ので、磁気テープをローディングした状態でテープカセ
ットがエジェクトされることがない。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ロック機構が、前記モード切換レバー
に形成した作動モード部及び待機モード部を備えたカム
孔と、揺動可能なカムレバーに突設されて前記カム孔に
係合するカムピンとを有し、前記カム孔の作動モード部
と待機モード部との間にロック段部が形成されており、
アンローディングモードでエジェクト信号に基づいて第
2モータが逆転駆動されないときに、作動モード部から
待機モードに移行しようとする前記カムピンをロック段
部に係止して、モードがそれ以上進行しないようにする
ことを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、アンローディングモー
ドでエジェクト信号に基づいて第2モータが逆転駆動さ
れないときに、作動モード部から待機モードに移行しよ
うとするカムピンをロック段部に係止して、モードがそ
れ以上進行しないようにしているので、磁気テープが可
動テープガイドポストに巻き付いてテープカセットを正
常にエジェクトできないなどの故障を未然に防ぐことが
できる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記第2モータにより回転される回転体に
対向してロック解除片が前記カムレバーに設けられてお
り、アンローディングモードでエジェクト信号に基づい
て第2モータを逆転駆動させたときに、前記回転体をロ
ック解除片に係合させてカムレバーを回動させることに
より、前記カムピンがロック段部に係止されないように
したことを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、エジェクト信号に基づ
いて第2モータが正常に逆転駆動されるときには、その
第2モータにより回転される回転体をロック解除片に係
合させてカムレバーを回動させることにより、カムピン
がロック段部に係止されないので、磁気テープをアンロ
ーディングしたテープカセットを正常にエジェクトする
ことができる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の発明において、前記カムレバーが、磁気テープ用
テンション機構のテンションレバーとモード切換レバー
との間に介在されていることを特徴としている。
【0019】上記構成によれば、カムレバーが磁気テー
プ用テンション機構に兼用されているので、その兼用さ
れている分だけ部品点数が少なくなり、製作費を安くす
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明の実施の一形
態である磁気テープ装置を示すものであって、エジェク
ト信号に基づいてキャプスタンモータ(第2モータ)が
逆転駆動されないときに、エジェクトモード〔図9
(e)参照〕に切り換えないようにするロック機構35
がモード切換レバー19に設けられ、キャプスタンモー
タ10と可動テープガイドポスト4とを連動連結するロ
ーディング機構36及びクラッチ体(回転体)37付き
連動機構38が設けられ、クラッチ体37に対向してロ
ック解除片39がカムレバー22に設けられ、クラッチ
体37をオン・オフ切り換えするためのクラッチ切換機
構40が設けられている。上記以外の構成は図6〜図9
に示す従来例とほぼ同じであるから、同一部分に同一符
号を付してその説明を省略する。
【0021】前記ローディング機構36は、図3に示す
ように、シャーシ13の裏面に枢着されて互いに噛合す
る一対の扇形歯車42と、該各扇形歯車42に一体形成
されたローディングアーム43と、該各ローディングア
ーム43に連結した一対のリンク44とを有し、該各リ
ンク44に連結した各移動台45に前記可動テープガイ
ドポスト4が立設されている。
【0022】前記ロック機構35は、図5に示すよう
に、カム孔20の作動モード部20bと待機モード部2
0aとの間に形成したロック段部35aを有し、アンロ
ーディングモード〔図9(d)参照〕でエジェクト信号
に基づいてキャプスタンモータ10が逆転駆動されない
ときに、作動モード部20bから待機モード部20aに
移行しようとするカムピン22aをロック段部35aに
係止して〔図5(a)の仮想線参照〕、モードがそれ以
上進行しないようにするものである。
【0023】前記連動機構38は、図3に示すように、
キャプスタンモータ10によりプーリやベルトからなる
動力伝達機構38a及び歯車機構38bを介して正逆回
転される駆動側ピニオン38cを有すると共に、一方の
扇形歯車42に一体連結した従動側回転体38dを有し
ており、駆動側ピニオン38cは枢支軸21に回転可能
に外嵌され、従動側回転体38dは扇状であって、その
外周面に歯部47と円弧面48とが連続的に形成されて
いる。
【0024】前記クラッチ体37は、図3に示すよう
に、駆動側ピニオン38cと従動側回転体38dとの間
でシャーシ13に突設した支軸49に矢印e,f方向に
回転可能に枢着され、該支軸49を中心にほぼ点対称形
に配置されて互いに一体形成した扇形大径歯部50と扇
形小径歯部51とを有し、大径歯部50に連続して円弧
面52が形成されると共に、小径歯部51に連続して円
弧面53が形成されている。また、前記ロック解除片3
9が円弧面52に係合しない位置で大径歯部50に対向
されている。
【0025】前記クラッチ切換機構40は、図3に示す
ように、大径歯部50の裏面両端に突設したローディン
グ用係合片40a及びアンローディング用係合片40b
と、該両係合片40a,40bに対向してモード切換レ
バー19に突設した突起部40cとを有している。
【0026】上記構成において、インジェクトモード
〔図9(a)参照〕では、図1に示すように、モード切
換レバー19の右端が円形カム27の円弧面27bに当
接されており、テープカセット1をカセット挿入位置に
待機する移動台(図示せず)に挿入することにより、そ
れを検知する検知信号に基づいてカムモータ31が正転
駆動されることにより回転カム25を矢印c方向に回転
させ、該回転カム25に連動連結した揺動レバー機構
(図示せず)により前記移動台をカセット載置位置まで
後進させる(図6参照)。
【0027】ローディングモード〔図9(b)参照〕で
は、円形カム27の歯部27aがラック部28に噛合さ
れることにより、モード切換レバー19が矢印a方向に
移動されることにより、突起部40cによりローディン
グ係合片40aを押して、クラッチ体37が矢印e方向
に回転され、大径歯部50が駆動側ピニオン38cに噛
合されると共に、小径歯部51が従動側回転体38dの
歯部47に噛合されて、クラッチ体37がオン状態にさ
れており(図2参照)、キャプスタンモータ10を正転
駆動することにより、動力伝達機構38a及び歯車機構
38bを介して駆動側ピニオン38cを正転させ、クラ
ッチ体37を矢印e方向に回転させる。これにより、ロ
ーディング機構36を介して可動テープガイドポスト4
を前進させて、テープカセット1から磁気テープTを引
き出してヘッドシリンダ5に巻き付ける(図7参照)。
【0028】作動モード〔図9(c)参照〕では、図3
に示すように、クラッチ体37の円弧面53が従動側回
転体38dの円弧面48に当接されると共に、該クラッ
チ体37の大径歯部50が駆動側ピニオン38cから離
間されて、クラッチ体37がオフ状態にされており、磁
気テープTがヘッドシリンダ5に巻き付けられた状態を
維持している。
【0029】アンローディングモード〔図9(d)参
照〕では、カムモータ31を逆転駆動してモード切換レ
バー19が矢印b方向に移動されることにより、突起部
40cによりアンローディング用係合片40bを押し
て、クラッチ体37が矢印f方向に回転され、大径歯部
50が駆動側ピニオン38cに噛合されると共に、小径
歯部51が従動側回転体38dの歯部47に噛合され、
クラッチ体37がオン状態にされており(図4参照)、
キャプスタンモータ10を逆転駆動することにより、駆
動側ピニオン38cを逆転させて、クラッチ体37を矢
印f方向に回転させる。これにより、図2に示すよう
に、ローディング機構36を介して可動テープガイドポ
スト4を後進させて磁気テープTをテープカセット1内
に戻す。
【0030】アンローディングモードで、キャプスタン
モータ10が正常に逆転駆動された場合には、図5
(a)に実線で示すように、矢印f方向に回転する大径
歯部50がロック解除片39に接触されることにより、
同図(b)に示すように、カムレバー22が連結ばね2
3に抗して押し下げられ、これによって、カムレバー2
2に突設したカムピン22aも押し下げられてロック段
部35aに係止されないので、該カムピン22aが待機
モード部20aまで移行され〔図5(c)参照〕、アン
ローディングが正常に行われる。
【0031】アンローディングモードで、モードスイッ
チ32の入力信号ミスや制御部33の制御ミスなどによ
り、キャプスタンモータ10が逆転駆動されない場合に
は、図5(a)に仮想線で示すように、カムピン22a
がロック段部35aに係止され、モードがそれ以上進行
するのを阻止する。そして、エジェクト釦を押した時点
から所定時間(例えば3秒程度)内にテープカセット1
をエジェクトしない場合には、カムピン22aがロック
段部35aに係止されていると判断して、モータ10,
31の駆動を停止し、ディスプレーにエラー表示がなさ
れる。
【0032】上記構成によれば、アンローディングモー
ドでキャプスタンモータ10が逆転駆動されない場合に
は、モードがそれ以上進行しないので、磁気テープTが
可動テープガイドポスト4に巻き付いてテープカセット
1を正常にエジェクトできないなどの故障を未然に防ぐ
ことができる。また、カムレバー22が磁気テープT用
テンション機構に兼用されているので、その兼用されて
いる分だけ部品点数が少なくなり、製作費を安くするこ
とができる。
【0033】エジェクトモード〔図9(e)参照〕で
は、カムモータ31を逆転駆動して回転カム25を矢印
d方向に回転させることにより、モード切換レバー19
を矢印b方向に移動させてその右端を円形カム27の円
弧面27bに接触させた後(図1参照)、回転カム25
に連動連結した揺動レバー機構(図示せず)により前記
移動台をカセット挿入位置まで前進させ、該移動台から
テープカセット1を把持して取り出す。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、エジェク
ト信号に基づいて第2モータが逆転駆動されないとき
に、ロック機構によりエジェクトモードに切り換えない
ようにしているので、磁気テープをローディングした状
態でテープカセットがエジェクトされることがない。
【0035】請求項2記載の発明によれば、アンローデ
ィングモードでエジェクト信号に基づいて第2モータが
逆転駆動されないときに、作動モード部から待機モード
に移行しようとするカムピンをロック段部に係止して、
モードがそれ以上進行しないようにしているので、磁気
テープが可動テープガイドポストに巻き付いてテープカ
セットを正常にエジェクトできないなどの故障を未然に
防ぐことができる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、エジェクト
信号に基づいて第2モータが正常に逆転駆動されるとき
には、その第2モータにより回転される回転体をロック
解除片に係合させてカムレバーを回動させることによ
り、カムピンがロック段部に係止されないので、磁気テ
ープをアンローディングしたテープカセットを正常にエ
ジェクトすることができる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、カムレバー
が磁気テープ用テンション機構に兼用されているので、
その兼用されている分だけ部品点数が少なくなり、製作
費を安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態である磁気テープ装置
のインジェクトモードにおける要部の概略平面図であ
る。
【図2】 同ローディングモードにおける要部の概略平
面図である。
【図3】 同作動モードにおける要部の概略平面図であ
る。
【図4】 同アンローディングモードにおける要部の概
略平面図である。
【図5】 (a)〜(c)はロック機構の拡大説明図で
ある。
【図6】 従来例を示すアンローディング状態の平面図
である。
【図7】 同ローディング状態の平面図である。
【図8】 同制御部の制御作用を示すブロック図であ
る。
【図9】 同制御部の制御作用を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 テープカセット 10 キャプスタンモータ(第2モータ) 19 モード切換レバー 20 カム孔 20a 待機モード部 20b 作動モード部 22 カムレバー 22a カムピン 31 カムモータ(第1モータ) 33 制御部 35 ロック機構 35a ロック段部 37 クラッチ体(回転体) 39 ロック解除片 50 大径歯部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセットのインジェクト及びエジ
    ェクトやモード切換レバーの切換操作を行なうための第
    1モータと、磁気テープのローディング及びアンローデ
    ィングや磁気テープの巻き取り及び巻き戻しを行なうた
    めの第2モータと、その第1、第2のモータを制御する
    制御部とを有しており、アンローディングモードでエジ
    ェクト信号に基づいて第2モータを逆転駆動して磁気テ
    ープをアンローディングさせ、次に、エジェクトモード
    で第1モータを逆転駆動してテープカセットをエジェク
    トさせるようにした磁気テープ装置において、エジェク
    ト信号に基づいて第2モータが逆転駆動されないとき
    に、エジェクトモードに切り換えないようにするロック
    機構が設けられていることを特徴とする磁気テープ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構が、前記モード切換レバ
    ーに形成した作動モード部及び待機モード部を備えたカ
    ム孔と、揺動可能なカムレバーに突設されて前記カム孔
    に係合するカムピンとを有し、前記カム孔の作動モード
    部と待機モード部との間にロック段部が形成されてお
    り、アンローディングモードでエジェクト信号に基づい
    て第2モータが逆転駆動されないときに、作動モード部
    から待機モードに移行しようとする前記カムピンをロッ
    ク段部に係止して、モードがそれ以上進行しないように
    することを特徴とする請求項1記載の磁気テープ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2モータにより回転される回転体
    に対向してロック解除片が前記カムレバーに設けられて
    おり、アンローディングモードでエジェクト信号に基づ
    いて第2モータを逆転駆動させたときに、前記回転体を
    ロック解除片に係合させてカムレバーを回動させること
    により、前記カムピンがロック段部に係止されないよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載の磁気テープ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記カムレバーが、磁気テープ用テンシ
    ョン機構のテンションレバーとモード切換レバーとの間
    に介在されていることを特徴とする請求項2または3記
    載の磁気テープ装置。
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