JP2001344681A - 警報システム、警報装置、警報装置装着用靴及び警戒方法 - Google Patents
警報システム、警報装置、警報装置装着用靴及び警戒方法Info
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- JP2001344681A JP2001344681A JP2000160617A JP2000160617A JP2001344681A JP 2001344681 A JP2001344681 A JP 2001344681A JP 2000160617 A JP2000160617 A JP 2000160617A JP 2000160617 A JP2000160617 A JP 2000160617A JP 2001344681 A JP2001344681 A JP 2001344681A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緊急時にも操作が容易、構成が簡単、あるい
は警報を確実に発することができる警報システム等を提
供し、犯罪や被害の発生防止、犯人検挙の促進及び被害
者等の安全確保を図ることである。 【解決手段】 送信ユニット1は、靴のつま先部分に着
脱可能に装着される。送信ユニット1の感圧センサに一
定パターンの衝撃が加えられ、且つ、その後の一定期
間、警報の解除を表す一定パターンの衝撃が加えられな
かった場合、送信ユニット1は、緊急事態の発生を表す
暗号コードを受信ユニット2へと無線送信する。受信ユ
ニット2は、この暗号コードを受信し、電話機TELの
通話を終了させて、電話回線LINEを介して緊急連絡
先へと通報を行う。また、受信ユニット2は、キャッシ
ュレジスタE1や照明設備E2やストロボライトE3や
屋外報知設備E4に緊急信号を供給し、緊急時の所定の
動作を行わせる。
は警報を確実に発することができる警報システム等を提
供し、犯罪や被害の発生防止、犯人検挙の促進及び被害
者等の安全確保を図ることである。 【解決手段】 送信ユニット1は、靴のつま先部分に着
脱可能に装着される。送信ユニット1の感圧センサに一
定パターンの衝撃が加えられ、且つ、その後の一定期
間、警報の解除を表す一定パターンの衝撃が加えられな
かった場合、送信ユニット1は、緊急事態の発生を表す
暗号コードを受信ユニット2へと無線送信する。受信ユ
ニット2は、この暗号コードを受信し、電話機TELの
通話を終了させて、電話回線LINEを介して緊急連絡
先へと通報を行う。また、受信ユニット2は、キャッシ
ュレジスタE1や照明設備E2やストロボライトE3や
屋外報知設備E4に緊急信号を供給し、緊急時の所定の
動作を行わせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、警報装置及び警
戒方法に関し、特に、室内での異常事態に対処するため
の警報装置及び警戒方法に関する。
戒方法に関し、特に、室内での異常事態に対処するため
の警報装置及び警戒方法に関する。
【0002】
【従来の技術】店舗への侵入者から見えないような位置
に取り付けられた警報ボタンを備え、この警報ボタンを
押すことにより一連の防犯処理が実行される防犯装置
が、店舗用の防犯装置として一般的に利用されている。
このような防犯装置は、緊急時に専用回線を用いて電話
により外部への連絡を行うのが一般である。
に取り付けられた警報ボタンを備え、この警報ボタンを
押すことにより一連の防犯処理が実行される防犯装置
が、店舗用の防犯装置として一般的に利用されている。
このような防犯装置は、緊急時に専用回線を用いて電話
により外部への連絡を行うのが一般である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、侵入者から見
えず、且つ店舗の店員等にとっては警報ボタンの操作が
容易であるような位置を店舗内で見つけ出すことは困難
である場合が多く、従って、警報ボタンを適切に取り付
けられない場合が多かった。また、強盗犯などの侵入者
は一般に、座席の陰に設置された警報ボタンを押される
ことを阻止するため、店員等に対し、座席を離れること
を強制する。このため、座席の陰に警報ボタンを設置し
た場合は、たとえこの警報ボタンが侵入者から見えなく
ても、店員等が侵入者遭遇時に警報ボタンを操作するこ
とは困難である。従って、店員等の安全が確保されず、
犯人の検挙がスムーズに行われない。また、このような
防犯装置は犯罪の抑止力として十分に貢献できないの
で、犯罪や被害の発生が防止されない。
えず、且つ店舗の店員等にとっては警報ボタンの操作が
容易であるような位置を店舗内で見つけ出すことは困難
である場合が多く、従って、警報ボタンを適切に取り付
けられない場合が多かった。また、強盗犯などの侵入者
は一般に、座席の陰に設置された警報ボタンを押される
ことを阻止するため、店員等に対し、座席を離れること
を強制する。このため、座席の陰に警報ボタンを設置し
た場合は、たとえこの警報ボタンが侵入者から見えなく
ても、店員等が侵入者遭遇時に警報ボタンを操作するこ
とは困難である。従って、店員等の安全が確保されず、
犯人の検挙がスムーズに行われない。また、このような
防犯装置は犯罪の抑止力として十分に貢献できないの
で、犯罪や被害の発生が防止されない。
【0004】上述の問題を解決する手法としては、携帯
可能な無線送信機に警報ボタンを設け、警報ボタンを携
帯可能とすることが考えられる。しかし、強盗犯等は一
般に、店員等に対し、手を挙げることを強制するなどし
て、店員等の上半身の動作を制約する。このため、たと
え警報ボタンを携帯可能としても、店員等が警報ボタン
を操作することは困難である。
可能な無線送信機に警報ボタンを設け、警報ボタンを携
帯可能とすることが考えられる。しかし、強盗犯等は一
般に、店員等に対し、手を挙げることを強制するなどし
て、店員等の上半身の動作を制約する。このため、たと
え警報ボタンを携帯可能としても、店員等が警報ボタン
を操作することは困難である。
【0005】また、外部への連絡のための専用回線の維
持管理は高コストで、専用回線を利用する防犯装置全体
の構成は複雑なものとなっていた。また、警報ボタンの
押下を示す無線信号を受信する場合、ノイズによる誤動
作を避けるため、無線信号の形式を厳格に規定し、この
形式を満たすようにするため無線信号を送信する装置の
構成を複雑にしたり、無線信号を受信する装置を高次の
フィルタ等を含む複雑な構成としたりする必要が生じ
る、という問題もある。
持管理は高コストで、専用回線を利用する防犯装置全体
の構成は複雑なものとなっていた。また、警報ボタンの
押下を示す無線信号を受信する場合、ノイズによる誤動
作を避けるため、無線信号の形式を厳格に規定し、この
形式を満たすようにするため無線信号を送信する装置の
構成を複雑にしたり、無線信号を受信する装置を高次の
フィルタ等を含む複雑な構成としたりする必要が生じ
る、という問題もある。
【0006】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、被害者等の安全を確保し、犯人の検挙を促進し、あ
るいは犯罪や被害の発生を防止することを目的とする。
また、この発明は、緊急時にも操作が容易な警報システ
ム、警報装置及び警戒方法を提供することを目的とす
る。また、この発明は、構成が簡単な警報システム、警
報装置及び警戒方法を提供することを目的とする。ま
た、この発明は、警報を確実に発することができる警報
システム、警報装置及び警戒方法を提供することを目的
とする。また、この発明は、これらの目的を達する警報
システムや警報装置を容易に構成できるようにするため
の警報装置装着用靴を提供することを目的とする。
で、被害者等の安全を確保し、犯人の検挙を促進し、あ
るいは犯罪や被害の発生を防止することを目的とする。
また、この発明は、緊急時にも操作が容易な警報システ
ム、警報装置及び警戒方法を提供することを目的とす
る。また、この発明は、構成が簡単な警報システム、警
報装置及び警戒方法を提供することを目的とする。ま
た、この発明は、警報を確実に発することができる警報
システム、警報装置及び警戒方法を提供することを目的
とする。また、この発明は、これらの目的を達する警報
システムや警報装置を容易に構成できるようにするため
の警報装置装着用靴を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる警報システムは、靴
に装着される送信ユニットと、通信回線に接続された受
信ユニットとより構成されており、前記送信ユニット
は、操作者の操作に従い、警報命令の送信を要求する第
1の指示を入力する入力手段と、前記入力手段が入力し
た第1の指示に応答して前記警報命令を無線送信する送
信手段と、を備え、前記受信ユニットは、無線送信され
た前記警報命令を受信する受信手段と、前記受信手段が
受信した前記警報命令に応答して前記通信回線を介し外
部の緊急連絡先との通信を実行する外部通報手段と、を
備える、ことを特徴とする。
め、この発明の第1の観点にかかる警報システムは、靴
に装着される送信ユニットと、通信回線に接続された受
信ユニットとより構成されており、前記送信ユニット
は、操作者の操作に従い、警報命令の送信を要求する第
1の指示を入力する入力手段と、前記入力手段が入力し
た第1の指示に応答して前記警報命令を無線送信する送
信手段と、を備え、前記受信ユニットは、無線送信され
た前記警報命令を受信する受信手段と、前記受信手段が
受信した前記警報命令に応答して前記通信回線を介し外
部の緊急連絡先との通信を実行する外部通報手段と、を
備える、ことを特徴とする。
【0008】このような警報システムによれば、操作者
は、送信ユニットが装着された靴を履いた足を用いて第
1の指示を入力できるので、緊急時にも操作が容易であ
る。また、この結果、警報命令が確実に発せられる。
は、送信ユニットが装着された靴を履いた足を用いて第
1の指示を入力できるので、緊急時にも操作が容易であ
る。また、この結果、警報命令が確実に発せられる。
【0009】前記入力手段は、操作者の操作に従い、警
報命令の解除を要求する第2の指示を入力する入力手段
を備え、前記送信手段は、前記入力手段が前記第1の指
示を入力してから所定期間内に前記第2の指示を入力し
たか否かを判別し、前記第2の指示を入力したと判別し
たとき、前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手
段を備えるものであってもよい。このような構成を有す
ることにより、不必要な警報命令が発せられることが防
止され、警報命令の発生が確実になる。また、操作者が
誤動作の危険を解消することが出来るので、警報命令が
無線送信されるにも関わらず、警報命令の形式を厳格に
規定したり、受信ユニットの構成を複雑にしたりする必
要がない。従って、このような警報システムの構成は簡
単になる。
報命令の解除を要求する第2の指示を入力する入力手段
を備え、前記送信手段は、前記入力手段が前記第1の指
示を入力してから所定期間内に前記第2の指示を入力し
たか否かを判別し、前記第2の指示を入力したと判別し
たとき、前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手
段を備えるものであってもよい。このような構成を有す
ることにより、不必要な警報命令が発せられることが防
止され、警報命令の発生が確実になる。また、操作者が
誤動作の危険を解消することが出来るので、警報命令が
無線送信されるにも関わらず、警報命令の形式を厳格に
規定したり、受信ユニットの構成を複雑にしたりする必
要がない。従って、このような警報システムの構成は簡
単になる。
【0010】前記入力手段は、例えば、物理的な衝撃が
加えられたことに応答し、当該衝撃を受けたことを示す
信号を出力する感圧センサを備えてもよい。この場合、
前記送信手段は、前記感圧センサが出力した信号に基づ
き、前記衝撃が所定の第1のパターンで加えられたか否
かを判別し、前記衝撃が前記第1のパターンで加えられ
たと判別したとき、前記第1の指示が入力されたものと
して前記警報命令を無線送信する送信判別手段を備える
ものであればよい。このような構成によれば、操作者
は、送信ユニットが装着された靴で物を蹴る等して感圧
センサに衝撃を与えることにより、緊急時にも容易な操
作で第1の指示を入力できる。この結果、警報命令が確
実に発せられる。
加えられたことに応答し、当該衝撃を受けたことを示す
信号を出力する感圧センサを備えてもよい。この場合、
前記送信手段は、前記感圧センサが出力した信号に基づ
き、前記衝撃が所定の第1のパターンで加えられたか否
かを判別し、前記衝撃が前記第1のパターンで加えられ
たと判別したとき、前記第1の指示が入力されたものと
して前記警報命令を無線送信する送信判別手段を備える
ものであればよい。このような構成によれば、操作者
は、送信ユニットが装着された靴で物を蹴る等して感圧
センサに衝撃を与えることにより、緊急時にも容易な操
作で第1の指示を入力できる。この結果、警報命令が確
実に発せられる。
【0011】また、この場合、前記送信判別手段は、前
記衝撃が前記第1のパターンで加えられた後、前記衝撃
が所定の第2のパターンで加えられたか否かを判別し、
前記衝撃が前記第2のパターンで加えられたと判別した
とき、前記警報命令の解除を要求する第2の指示が入力
されたものとして前記警報命令の無線送信を中止する送
信解除手段を備えてもよい。このような構成を有するこ
とにより、不必要な警報命令が発せられることが防止さ
れ、警報命令の発生が確実になる。また、操作者が誤動
作の危険を解消することが出来るので、警報命令が無線
送信されるにも関わらず、警報命令の形式を厳格に規定
したり、受信ユニットの構成を複雑にしたりする必要が
ない。従って、このような警報システムの構成は簡単に
なる。
記衝撃が前記第1のパターンで加えられた後、前記衝撃
が所定の第2のパターンで加えられたか否かを判別し、
前記衝撃が前記第2のパターンで加えられたと判別した
とき、前記警報命令の解除を要求する第2の指示が入力
されたものとして前記警報命令の無線送信を中止する送
信解除手段を備えてもよい。このような構成を有するこ
とにより、不必要な警報命令が発せられることが防止さ
れ、警報命令の発生が確実になる。また、操作者が誤動
作の危険を解消することが出来るので、警報命令が無線
送信されるにも関わらず、警報命令の形式を厳格に規定
したり、受信ユニットの構成を複雑にしたりする必要が
ない。従って、このような警報システムの構成は簡単に
なる。
【0012】前記外部通報手段は外部の電話機に接続さ
れていてもよい。この場合、前記外部通報手段は、自己
が前記緊急連絡先との通信を実行しないとき、前記電話
機及び前記通信回線を用いた外部との通信が可能な状態
に保つ手段と、前記受信手段が受信した前記警報命令に
応答して、前記電話機及び前記通信回線を用いた通信を
遮断した後、前記通信回線を介し前記緊急連絡先との通
信を実行する手段と、を備えるものであってもよい。こ
のような構成を有することにより、専用回線を利用せず
に電話機が通信に用いる通信回線を電話機と共用しつ
つ、迅速さを失うことなく緊急連絡先との通信が行われ
る。従って、このような警報システムの構成は簡単にな
る。
れていてもよい。この場合、前記外部通報手段は、自己
が前記緊急連絡先との通信を実行しないとき、前記電話
機及び前記通信回線を用いた外部との通信が可能な状態
に保つ手段と、前記受信手段が受信した前記警報命令に
応答して、前記電話機及び前記通信回線を用いた通信を
遮断した後、前記通信回線を介し前記緊急連絡先との通
信を実行する手段と、を備えるものであってもよい。こ
のような構成を有することにより、専用回線を利用せず
に電話機が通信に用いる通信回線を電話機と共用しつ
つ、迅速さを失うことなく緊急連絡先との通信が行われ
る。従って、このような警報システムの構成は簡単にな
る。
【0013】前記送信ユニットは、例えば防水性の素材
により密閉されていれば、水などが送信ユニットに侵入
することによる故障や誤動作が防止され、警報命令が確
実に発せられる。
により密閉されていれば、水などが送信ユニットに侵入
することによる故障や誤動作が防止され、警報命令が確
実に発せられる。
【0014】前記送信ユニットは、前記靴のつま先部分
に装着されていれば、送信ユニットが装着された靴を履
いた操作者がこの靴を履いた足で床を蹴る等することに
より、緊急時にも容易に第1あるいは第2の指示が入力
される。
に装着されていれば、送信ユニットが装着された靴を履
いた操作者がこの靴を履いた足で床を蹴る等することに
より、緊急時にも容易に第1あるいは第2の指示が入力
される。
【0015】前記送信ユニットは、前記靴に着脱可能に
装着できるよう構成されていれば、送信ユニットを装着
する対象の靴は、店舗内で緊急事態の発生に備えるため
だけでなく、送信ユニットを取り外した状態でも通常の
靴として利用される。
装着できるよう構成されていれば、送信ユニットを装着
する対象の靴は、店舗内で緊急事態の発生に備えるため
だけでなく、送信ユニットを取り外した状態でも通常の
靴として利用される。
【0016】前記外部通報手段は、外部の装置を駆動す
るための緊急信号を、前記受信手段が受信した前記警報
命令に応答して出力する緊急信号出力手段を備えていれ
ば、更に犯罪防止や被害発生の防止のために有用な任意
の装置を、警報命令を用いて駆動することにより、警戒
の目的がより確実に達成される。
るための緊急信号を、前記受信手段が受信した前記警報
命令に応答して出力する緊急信号出力手段を備えていれ
ば、更に犯罪防止や被害発生の防止のために有用な任意
の装置を、警報命令を用いて駆動することにより、警戒
の目的がより確実に達成される。
【0017】また、この発明の第2の観点にかかる警報
装置は、靴に装着され、操作者の操作に従い、警報命令
の送信を要求する第1の指示を入力する入力手段と、前
記入力手段が入力した第1の指示に応答して前記警報命
令を無線送信する送信手段と、を備える、ことを特徴と
する。
装置は、靴に装着され、操作者の操作に従い、警報命令
の送信を要求する第1の指示を入力する入力手段と、前
記入力手段が入力した第1の指示に応答して前記警報命
令を無線送信する送信手段と、を備える、ことを特徴と
する。
【0018】このような警報装置によれば、操作者は、
送信ユニットが装着された靴を履いた足を用いて第1の
指示を入力できるので、緊急時にも操作が容易である。
また、この結果、警報が確実に発せられる。
送信ユニットが装着された靴を履いた足を用いて第1の
指示を入力できるので、緊急時にも操作が容易である。
また、この結果、警報が確実に発せられる。
【0019】前記入力手段は、操作者の操作に従い、警
報命令の解除を要求する第2の指示を入力する入力手段
を備え、前記送信手段は、前記入力手段が前記第1の指
示を入力してから所定期間内に前記第2の指示を入力し
たか否かを判別し、前記第2の指示を入力したと判別し
たとき、前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手
段を備えていてもよい。このような構成を有することに
より、不必要な警報命令が発せられることが防止され、
警報命令の発生が確実になる。また、操作者が誤動作の
危険を解消することが出来るので、警報命令が無線送信
されるにも関わらず、警報命令の形式を厳格に規定する
必要がない。従って、このような警報装置の構成は簡単
になる。
報命令の解除を要求する第2の指示を入力する入力手段
を備え、前記送信手段は、前記入力手段が前記第1の指
示を入力してから所定期間内に前記第2の指示を入力し
たか否かを判別し、前記第2の指示を入力したと判別し
たとき、前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手
段を備えていてもよい。このような構成を有することに
より、不必要な警報命令が発せられることが防止され、
警報命令の発生が確実になる。また、操作者が誤動作の
危険を解消することが出来るので、警報命令が無線送信
されるにも関わらず、警報命令の形式を厳格に規定する
必要がない。従って、このような警報装置の構成は簡単
になる。
【0020】前記入力手段は、物理的な衝撃が加えられ
たことに応答し、当該衝撃を受けたことを示す信号を出
力する感圧センサを備えていてもよい。この場合、前記
送信手段は、前記感圧センサが出力した信号に基づき、
前記衝撃が所定の第1のパターンで加えられたか否かを
判別し、前記衝撃が前記第1のパターンで加えられたと
判別したとき、前記第1の指示が入力されたものとして
前記警報命令を無線送信する送信判別手段を備えていれ
ばよい。このような構成によれば、操作者は、送信ユニ
ットが装着された靴で物を蹴る等して感圧センサに衝撃
を与えることにより、緊急時にも容易な操作で第1の指
示を入力できる。この結果、警報命令が確実に発せられ
る。
たことに応答し、当該衝撃を受けたことを示す信号を出
力する感圧センサを備えていてもよい。この場合、前記
送信手段は、前記感圧センサが出力した信号に基づき、
前記衝撃が所定の第1のパターンで加えられたか否かを
判別し、前記衝撃が前記第1のパターンで加えられたと
判別したとき、前記第1の指示が入力されたものとして
前記警報命令を無線送信する送信判別手段を備えていれ
ばよい。このような構成によれば、操作者は、送信ユニ
ットが装着された靴で物を蹴る等して感圧センサに衝撃
を与えることにより、緊急時にも容易な操作で第1の指
示を入力できる。この結果、警報命令が確実に発せられ
る。
【0021】前記送信判別手段は、前記衝撃が前記第1
のパターンで加えられた後、前記衝撃が所定の第2のパ
ターンで加えられたか否かを判別し、前記衝撃が前記第
2のパターンで加えられたと判別したとき、前記警報命
令の解除を要求する第2の指示が入力されたものとして
前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手段を備え
ていてもよい。このような構成を有することにより、不
必要な警報命令が発せられることが防止され、警報命令
の発生が確実になる。また、操作者が誤動作の危険を解
消することが出来るので、警報命令が無線送信されるに
も関わらず、警報命令の形式を厳格に規定する必要がな
い。従って、このような警報装置の構成は簡単になる。
のパターンで加えられた後、前記衝撃が所定の第2のパ
ターンで加えられたか否かを判別し、前記衝撃が前記第
2のパターンで加えられたと判別したとき、前記警報命
令の解除を要求する第2の指示が入力されたものとして
前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手段を備え
ていてもよい。このような構成を有することにより、不
必要な警報命令が発せられることが防止され、警報命令
の発生が確実になる。また、操作者が誤動作の危険を解
消することが出来るので、警報命令が無線送信されるに
も関わらず、警報命令の形式を厳格に規定する必要がな
い。従って、このような警報装置の構成は簡単になる。
【0022】前記警報装置は、前記靴のつま先部分に装
着されていれば、警報装置が装着された靴を履いた操作
者がこの靴を履いた足で床を蹴る等することにより、緊
急時にも容易に第1あるいは第2の指示が入力される。
着されていれば、警報装置が装着された靴を履いた操作
者がこの靴を履いた足で床を蹴る等することにより、緊
急時にも容易に第1あるいは第2の指示が入力される。
【0023】前記警報装置は、前記靴に着脱可能に装着
できるよう構成されていれば、警報装置を装着する対象
の靴は、店舗内で緊急事態の発生に備えるためだけでな
く、送信ユニットを取り外した状態でも通常の靴として
利用される。また、通常の靴に警報装置を装着すること
により店舗内での緊急事態の発生に備えることが可能と
なる。
できるよう構成されていれば、警報装置を装着する対象
の靴は、店舗内で緊急事態の発生に備えるためだけでな
く、送信ユニットを取り外した状態でも通常の靴として
利用される。また、通常の靴に警報装置を装着すること
により店舗内での緊急事態の発生に備えることが可能と
なる。
【0024】また、この発明の第3の観点にかかる警報
装置装着用靴は、操作者の操作に応答して警報命令を無
線送信する警報装置を着脱可能に装着するための間隙を
有したマウント部を自己のつま先部分に備える、ことを
特徴とする。このような警報装置装着用靴は、警報装置
を取り外すことにより、店舗内で緊急事態の発生に備え
るためだけでなく通常の靴として利用される。
装置装着用靴は、操作者の操作に応答して警報命令を無
線送信する警報装置を着脱可能に装着するための間隙を
有したマウント部を自己のつま先部分に備える、ことを
特徴とする。このような警報装置装着用靴は、警報装置
を取り外すことにより、店舗内で緊急事態の発生に備え
るためだけでなく通常の靴として利用される。
【0025】また、この発明の第4の観点にかかる警戒
方法は、物理的な衝撃が加えられたことに応答して当該
衝撃を受けたことを示す信号を出力する、靴に装着され
た感圧センサに所定のパターンの衝撃を加え、前記感圧
センサが出力した信号に基づき、前記衝撃が前記パター
ンで加えられたか否かを判別し、前記衝撃が前記パター
ンで加えられたと判別したとき、警報命令を無線送信
し、無線送信された前記警報命令を受信し、受信した前
記警報命令に応答して外部の通信回線を介し外部の緊急
連絡先との通信を実行する、ことを特徴とする。
方法は、物理的な衝撃が加えられたことに応答して当該
衝撃を受けたことを示す信号を出力する、靴に装着され
た感圧センサに所定のパターンの衝撃を加え、前記感圧
センサが出力した信号に基づき、前記衝撃が前記パター
ンで加えられたか否かを判別し、前記衝撃が前記パター
ンで加えられたと判別したとき、警報命令を無線送信
し、無線送信された前記警報命令を受信し、受信した前
記警報命令に応答して外部の通信回線を介し外部の緊急
連絡先との通信を実行する、ことを特徴とする。
【0026】このような警戒方法によれば、操作者は、
感圧センサが装着された靴を履いた足を用いて所定のパ
ターンの衝撃を加えることにより警報命令を発生させる
ことができるので、緊急時にも操作が容易である。ま
た、この結果、警報命令は確実に発せられる。
感圧センサが装着された靴を履いた足を用いて所定のパ
ターンの衝撃を加えることにより警報命令を発生させる
ことができるので、緊急時にも操作が容易である。ま
た、この結果、警報命令は確実に発せられる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、店舗内に設置された店舗内警報連絡システムを例と
して説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる
店舗内警報連絡システムの構成を示す図である。図示す
るように、この店舗内警報連絡システムは、送信ユニッ
ト1と、受信ユニット2とより構成されている。また、
図示するように、受信ユニット2には、電話回線LIN
Eと、電話機TELと、キャッシュレジスタE1と、照
明設備E2と、ストロボライトE3と、屋外報知装置E
4とが接続されている。
を、店舗内に設置された店舗内警報連絡システムを例と
して説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる
店舗内警報連絡システムの構成を示す図である。図示す
るように、この店舗内警報連絡システムは、送信ユニッ
ト1と、受信ユニット2とより構成されている。また、
図示するように、受信ユニット2には、電話回線LIN
Eと、電話機TELと、キャッシュレジスタE1と、照
明設備E2と、ストロボライトE3と、屋外報知装置E
4とが接続されている。
【0028】送信ユニット1は、図2に示すように、靴
のつま先部分に装着されている。また、送信ユニット1
は、プラスチック等の防水性の素材により密閉されてい
る。
のつま先部分に装着されている。また、送信ユニット1
は、プラスチック等の防水性の素材により密閉されてい
る。
【0029】そして、送信ユニット1は、図3に示すよ
うに、電源部11と、感圧センサ12と、制御部13
と、送信部14とより構成されている。感圧センサ12
及び送信部14は制御部13に接続されている。電源部
11は、制御部13及び送信部14に接続されている。
うに、電源部11と、感圧センサ12と、制御部13
と、送信部14とより構成されている。感圧センサ12
及び送信部14は制御部13に接続されている。電源部
11は、制御部13及び送信部14に接続されている。
【0030】電源部11は、電池等からなり、制御部1
3及び送信部14を駆動するための電力を、制御部13
及び送信部14へと供給する。
3及び送信部14を駆動するための電力を、制御部13
及び送信部14へと供給する。
【0031】感圧センサ12は、外部より自己に衝撃が
加えられたとき、その衝撃の強さを表す物理量(例え
ば、加速度や力積等)を表す信号を発生し、この信号を
制御部13へと供給する。
加えられたとき、その衝撃の強さを表す物理量(例え
ば、加速度や力積等)を表す信号を発生し、この信号を
制御部13へと供給する。
【0032】制御部13は、CPU(Central Processi
ng Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(R
andom Access Memory)からなり、自己のROMに予め
記憶されているプログラムに従った処理を行う。
ng Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(R
andom Access Memory)からなり、自己のROMに予め
記憶されているプログラムに従った処理を行う。
【0033】具体的には、制御部13は、感圧センサ1
2から信号が供給されるのを待機する。そして、感圧セ
ンサ12から信号が供給されると、この信号に基づき、
感圧センサ12に一定パターンの衝撃が加えられたか否
かを判別する。例えば、制御部13は、「一定量以上の
強さ、一定量以下の時間間隔で、所定回数の衝撃が感圧
センサ12に加えられたか否か」を判別する。なお、衝
撃の時間間隔は、例えば、感圧センサ12から信号が1
個供給されてから次の信号が供給されるまでの間に、制
御部13のCPUを駆動するためのクロックパルスが何
個発生したかを制御部13が計数することによって求め
ればよい。
2から信号が供給されるのを待機する。そして、感圧セ
ンサ12から信号が供給されると、この信号に基づき、
感圧センサ12に一定パターンの衝撃が加えられたか否
かを判別する。例えば、制御部13は、「一定量以上の
強さ、一定量以下の時間間隔で、所定回数の衝撃が感圧
センサ12に加えられたか否か」を判別する。なお、衝
撃の時間間隔は、例えば、感圧センサ12から信号が1
個供給されてから次の信号が供給されるまでの間に、制
御部13のCPUを駆動するためのクロックパルスが何
個発生したかを制御部13が計数することによって求め
ればよい。
【0034】そして、一定パターンの衝撃が加えられて
いないと判別すると、制御部13は、感圧センサ12か
らの信号を待機する状態に戻る。一方、一定パターンの
衝撃が加えられたと判別したとき、制御部13は、更に
一定期間、後述の暗号コードの送信の解除を指示する一
定パターンの衝撃(解除信号)が感圧センサ12に加え
られたか否かを判別する。
いないと判別すると、制御部13は、感圧センサ12か
らの信号を待機する状態に戻る。一方、一定パターンの
衝撃が加えられたと判別したとき、制御部13は、更に
一定期間、後述の暗号コードの送信の解除を指示する一
定パターンの衝撃(解除信号)が感圧センサ12に加え
られたか否かを判別する。
【0035】そして、この一定期間内に解除信号が加え
られたと判別した場合、制御部13は、感圧センサ12
からの信号を待機する状態に戻る。一方、解除信号が一
定期間内に加えられなかったと判別した場合、制御部1
3は、緊急事態の発生を示す暗号コードを作成し、送信
部14にこの暗号コードの無線送信を指示し、無線送信
する対象であるこの暗号コードを送信部14に供給す
る。
られたと判別した場合、制御部13は、感圧センサ12
からの信号を待機する状態に戻る。一方、解除信号が一
定期間内に加えられなかったと判別した場合、制御部1
3は、緊急事態の発生を示す暗号コードを作成し、送信
部14にこの暗号コードの無線送信を指示し、無線送信
する対象であるこの暗号コードを送信部14に供給す
る。
【0036】送信部14は、送信機及びアンテナより構
成されている。送信部14は、暗号コードを無線送信す
る指示を制御部13より供給されると、この指示に応答
し、制御部13より供給された暗号コードを無線送信す
る。
成されている。送信部14は、暗号コードを無線送信す
る指示を制御部13より供給されると、この指示に応答
し、制御部13より供給された暗号コードを無線送信す
る。
【0037】なお、制御部13は、感圧センサ12から
信号が一定期間以上供給されなかった場合は、自己を構
成する回路のうち、この信号を入力するために必要でな
い部分の駆動を停止する(すなわち、省電力動作を行
う)。
信号が一定期間以上供給されなかった場合は、自己を構
成する回路のうち、この信号を入力するために必要でな
い部分の駆動を停止する(すなわち、省電力動作を行
う)。
【0038】受信ユニット2は、図4に示すように、電
源部21と、受信部22と、制御部23と、電話回線切
替部24と、公衆回線駆動部25と、音声発生部26
と、緊急信号出力部27とより構成されている。受信部
22、電話回線切替部24、音声発生部26、緊急信号
出力部27及び公衆回線駆動部25は制御部23に接続
されている。電源部21は、受信部22、制御部23、
電話回線切替部24、公衆回線駆動部25、音声発生部
26及び緊急信号出力部27に接続されている。
源部21と、受信部22と、制御部23と、電話回線切
替部24と、公衆回線駆動部25と、音声発生部26
と、緊急信号出力部27とより構成されている。受信部
22、電話回線切替部24、音声発生部26、緊急信号
出力部27及び公衆回線駆動部25は制御部23に接続
されている。電源部21は、受信部22、制御部23、
電話回線切替部24、公衆回線駆動部25、音声発生部
26及び緊急信号出力部27に接続されている。
【0039】電源部21は、電池等からなり、受信部2
2、制御部23、電話回線切替部24、公衆回線駆動部
25、音声発生部26及び緊急信号出力部27を駆動す
るための電力を供給する。
2、制御部23、電話回線切替部24、公衆回線駆動部
25、音声発生部26及び緊急信号出力部27を駆動す
るための電力を供給する。
【0040】受信部22は、受信機及びアンテナより構
成されている。受信部22は、受信ユニット2の外部か
ら無線送信された信号を受信し、受信した信号を制御部
23へと供給する。
成されている。受信部22は、受信ユニット2の外部か
ら無線送信された信号を受信し、受信した信号を制御部
23へと供給する。
【0041】制御部23は、CPU、ROM及びRAM
からなり、自己のROMに予め記憶されているプログラ
ムに従った処理を行う。
からなり、自己のROMに予め記憶されているプログラ
ムに従った処理を行う。
【0042】具体的には、制御部23は、受信部22か
ら信号が供給されるのを待機し、受信部22から信号を
供給されると、この信号を解析し、この信号が、緊急事
態の発生を示す上述の暗号コードであるか否かを判別す
る。そして、緊急事態の発生を示す暗号コードではない
と判別すると、信号を待機する状態に戻る。
ら信号が供給されるのを待機し、受信部22から信号を
供給されると、この信号を解析し、この信号が、緊急事
態の発生を示す上述の暗号コードであるか否かを判別す
る。そして、緊急事態の発生を示す暗号コードではない
と判別すると、信号を待機する状態に戻る。
【0043】一方、緊急事態の発生を示す暗号コードで
あると判別すると、制御部23は、電話回線切替部24
に、上述の電話機TELによる電話回線LINEの使用
を終了させることを指示する。また、緊急信号出力部2
7に、後述する緊急信号の発報を指示する。また、公衆
回線駆動部25に外部の緊急連絡先への通話を指示し、
音声発生部26に、通話用の音声の発生を指示する。
あると判別すると、制御部23は、電話回線切替部24
に、上述の電話機TELによる電話回線LINEの使用
を終了させることを指示する。また、緊急信号出力部2
7に、後述する緊急信号の発報を指示する。また、公衆
回線駆動部25に外部の緊急連絡先への通話を指示し、
音声発生部26に、通話用の音声の発生を指示する。
【0044】電話回線切替部24は、制御部23の他、
公衆回線駆動部25、上述の電話機TEL及び電話回線
LINEに接続されている。電話回線切替部24は、電
話機TELによる電話回線LINEの使用を終了させる
指示が制御部23より供給されたとき、この指示に応答
して、電話機TELが電話回線LINEを用いて行って
いる通話を遮断し、公衆回線駆動部25を電話回線LI
NEを用いて通話可能な状態とする。
公衆回線駆動部25、上述の電話機TEL及び電話回線
LINEに接続されている。電話回線切替部24は、電
話機TELによる電話回線LINEの使用を終了させる
指示が制御部23より供給されたとき、この指示に応答
して、電話機TELが電話回線LINEを用いて行って
いる通話を遮断し、公衆回線駆動部25を電話回線LI
NEを用いて通話可能な状態とする。
【0045】なお、制御部23から電話回線切替部24
へとこの指示が供給されていない状態では、電話回線切
替部24は、電話機TELを、電話回線LINEを用い
て通話可能な状態とする。従って、電話機TELは、操
作者の操作に従って電話回線LINEを介した外部との
通話を行うことが可能である。
へとこの指示が供給されていない状態では、電話回線切
替部24は、電話機TELを、電話回線LINEを用い
て通話可能な状態とする。従って、電話機TELは、操
作者の操作に従って電話回線LINEを介した外部との
通話を行うことが可能である。
【0046】公衆回線駆動部25は、モデム等より構成
されており、制御部23の他、音声発生部26に接続さ
れている。制御部23が供給する指示に従って、電話回
線LINEを用い、上述の緊急連絡先への電話の発信
(例えば、110番通報)を行う。そして、音声発生部
26より供給される後述の音声信号を、この緊急連絡先
へと送話する。
されており、制御部23の他、音声発生部26に接続さ
れている。制御部23が供給する指示に従って、電話回
線LINEを用い、上述の緊急連絡先への電話の発信
(例えば、110番通報)を行う。そして、音声発生部
26より供給される後述の音声信号を、この緊急連絡先
へと送話する。
【0047】音声発生部26は、音声合成回路等から構
成されており、制御部23が供給する指示に従って、上
述の緊急連絡先へと送話する対象の音声を表す上述の音
声信号を、公衆回線駆動部25へと供給する。
成されており、制御部23が供給する指示に従って、上
述の緊急連絡先へと送話する対象の音声を表す上述の音
声信号を、公衆回線駆動部25へと供給する。
【0048】緊急信号出力部27は、リレー等から構成
されており、制御部23が供給する指示に従って、所定
の緊急信号を、キャッシュレジスタE1と、照明設備E
2と、ストロボライトE3と、屋外報知設備E4とに供
給する。
されており、制御部23が供給する指示に従って、所定
の緊急信号を、キャッシュレジスタE1と、照明設備E
2と、ストロボライトE3と、屋外報知設備E4とに供
給する。
【0049】キャッシュレジスタE1は、この店舗内警
報連絡システムが設置されている店舗内に設置されてお
り、自らが備えるキャッシュドロワを緊急信号に応答し
て施錠し、またこのキャッシュドロワが空いている場合
は緊急信号に応答して閉じる。照明設備E2は、この店
舗内警報連絡システムが設置されている店舗内を照明
し、緊急信号に応答して消灯する。ストロボライトE3
は、緊急信号に応答して点滅し、この店舗内警報連絡シ
ステムが設置されている店舗内を照射する。屋外報知設
備E4は、サイレン、スピーカ及びストロボ等を備え、
緊急信号に応答して当該店舗内で警報音を発生する。ま
た、屋外報知設備E4は、緊急信号に応答して店舗外に
も警報音を流し、また店舗外で自己のストロボを点滅さ
せる。こうすることにより、屋外報知設備E4は店舗近
隣に緊急事態の発生を報知する。
報連絡システムが設置されている店舗内に設置されてお
り、自らが備えるキャッシュドロワを緊急信号に応答し
て施錠し、またこのキャッシュドロワが空いている場合
は緊急信号に応答して閉じる。照明設備E2は、この店
舗内警報連絡システムが設置されている店舗内を照明
し、緊急信号に応答して消灯する。ストロボライトE3
は、緊急信号に応答して点滅し、この店舗内警報連絡シ
ステムが設置されている店舗内を照射する。屋外報知設
備E4は、サイレン、スピーカ及びストロボ等を備え、
緊急信号に応答して当該店舗内で警報音を発生する。ま
た、屋外報知設備E4は、緊急信号に応答して店舗外に
も警報音を流し、また店舗外で自己のストロボを点滅さ
せる。こうすることにより、屋外報知設備E4は店舗近
隣に緊急事態の発生を報知する。
【0050】次に、この店舗内警報連絡システムの動作
を、図5を参照して説明する。この店舗内警報連絡シス
テムが動作を開始すると、送信ユニット1の制御部13
は、感圧センサ12から信号が供給されるのを待機す
る。一方、この店舗内警報連絡システムの操作者(例え
ば、この店舗内警報連絡システムが設置されている店舗
の店員)は、送信ユニット1が装着された靴を履く。
を、図5を参照して説明する。この店舗内警報連絡シス
テムが動作を開始すると、送信ユニット1の制御部13
は、感圧センサ12から信号が供給されるのを待機す
る。一方、この店舗内警報連絡システムの操作者(例え
ば、この店舗内警報連絡システムが設置されている店舗
の店員)は、送信ユニット1が装着された靴を履く。
【0051】そして、操作者は、店舗に来客があったと
き等に、警報の必要があるか否かを判断する(ステップ
S1)。警報の必要がなければ、また次の適宜の機会
に、ステップS1の判断を行う。
き等に、警報の必要があるか否かを判断する(ステップ
S1)。警報の必要がなければ、また次の適宜の機会
に、ステップS1の判断を行う。
【0052】一方、強盗が侵入した場合等、警報の必要
があると判断したとき、操作者は、送信ユニット1が装
着された靴を履いた足で床を蹴る等して、感圧センサ1
2に一定パターンの衝撃を加える(ステップS2)。こ
の結果、送信ユニット1の制御部13は、一定パターン
の衝撃が加えられたと判別し、更に一定期間、解除信号
を待機する状態に入る。
があると判断したとき、操作者は、送信ユニット1が装
着された靴を履いた足で床を蹴る等して、感圧センサ1
2に一定パターンの衝撃を加える(ステップS2)。こ
の結果、送信ユニット1の制御部13は、一定パターン
の衝撃が加えられたと判別し、更に一定期間、解除信号
を待機する状態に入る。
【0053】次に、操作者は、警報を解除する必要が生
じたか否かを判断する(ステップS3)。そして、警報
を解除する必要が生じていない(危険が継続している)
と判断した場合、解除信号を発生させるような衝撃を感
圧センサ12に加えないような状態を、上述の一定期間
保つ。この結果、処理は後述のステップS5へと移る。
じたか否かを判断する(ステップS3)。そして、警報
を解除する必要が生じていない(危険が継続している)
と判断した場合、解除信号を発生させるような衝撃を感
圧センサ12に加えないような状態を、上述の一定期間
保つ。この結果、処理は後述のステップS5へと移る。
【0054】一方、侵入者が犯罪者でないことを確認し
た等の理由で警報を解除する必要が生じたと判断したと
き、操作者は、感圧センサ12に、解除信号が発生する
ようなパターンの衝撃を加える(ステップS4)。この
結果、感圧センサ12が解除信号を発生し、送信ユニッ
ト1は、感圧センサ12から信号が供給されるのを待機
する状態へと戻る。
た等の理由で警報を解除する必要が生じたと判断したと
き、操作者は、感圧センサ12に、解除信号が発生する
ようなパターンの衝撃を加える(ステップS4)。この
結果、感圧センサ12が解除信号を発生し、送信ユニッ
ト1は、感圧センサ12から信号が供給されるのを待機
する状態へと戻る。
【0055】そして、この一定期間内に解除信号が加え
られなかったと判別した場合、制御部13は送信部14
に暗号コードを供給して暗号コードの無線送信を指示
し、送信部14は、この暗号コードを無線送信する(ス
テップS5)。
られなかったと判別した場合、制御部13は送信部14
に暗号コードを供給して暗号コードの無線送信を指示
し、送信部14は、この暗号コードを無線送信する(ス
テップS5)。
【0056】受信ユニット2の受信部22はこの暗号コ
ードを受信して制御部23に供給し(ステップS6)、
制御部23は、緊急事態の発生を示す暗号コードが受信
されたと判別する。そして、制御部23は、電話回線切
替部24に指示して、電話機TELによる電話回線LI
NEの使用を終了させ、公衆回線駆動部25に緊急連絡
先への通話を行わせ、音声発生部26が出力する音声信
号を緊急連絡先に送話させる(ステップS7)。
ードを受信して制御部23に供給し(ステップS6)、
制御部23は、緊急事態の発生を示す暗号コードが受信
されたと判別する。そして、制御部23は、電話回線切
替部24に指示して、電話機TELによる電話回線LI
NEの使用を終了させ、公衆回線駆動部25に緊急連絡
先への通話を行わせ、音声発生部26が出力する音声信
号を緊急連絡先に送話させる(ステップS7)。
【0057】ステップS7の処理の結果、緊急連絡先へ
の異常の通報が行われ、緊急連絡先がこの通報に対応し
た処置を講ずることにより、犯人(侵入者等)の早期検
挙が達成される。従って、犯罪による被害の発生が防止
される。
の異常の通報が行われ、緊急連絡先がこの通報に対応し
た処置を講ずることにより、犯人(侵入者等)の早期検
挙が達成される。従って、犯罪による被害の発生が防止
される。
【0058】また、制御部23は、緊急事態の発生を示
す暗号コードが受信されたと判別すると、緊急信号出力
部27に指示して、キャッシュレジスタE1、照明設備
E2、ストロボライトE3及び屋外報知設備E4へと緊
急信号を供給する(ステップS8)。この結果、屋外報
知設備E4が作動する(ステップS9)。すなわち、店
舗内及び店舗外で警報音が流れ、店舗外で屋外報知設備
E4のストロボが点滅する。また、キャッシュレジスタ
E1のキャッシュドロワは空いていれば閉じられ、そし
て施錠される(ステップS10)。また、照明設備E2
は、この店舗内警報連絡システムが設置されている店舗
内の照明を消灯させる(ステップS11)。また、スト
ロボライトE3が点滅する(ステップS12)。
す暗号コードが受信されたと判別すると、緊急信号出力
部27に指示して、キャッシュレジスタE1、照明設備
E2、ストロボライトE3及び屋外報知設備E4へと緊
急信号を供給する(ステップS8)。この結果、屋外報
知設備E4が作動する(ステップS9)。すなわち、店
舗内及び店舗外で警報音が流れ、店舗外で屋外報知設備
E4のストロボが点滅する。また、キャッシュレジスタ
E1のキャッシュドロワは空いていれば閉じられ、そし
て施錠される(ステップS10)。また、照明設備E2
は、この店舗内警報連絡システムが設置されている店舗
内の照明を消灯させる(ステップS11)。また、スト
ロボライトE3が点滅する(ステップS12)。
【0059】ステップS9の処理の結果、店舗内での緊
急事態の発生が近隣へと報知され、近隣者による救援や
その他協力態勢の確立が喚起される。この結果、犯罪の
遂行が阻止され、また、被害の発生が防止される。ま
た、ステップS10の処理の結果、侵入者はキャッシュ
レジスタE1内の現金を奪取することができなくなり、
犯罪の遂行が阻止され、また、被害の発生が防止され
る。また、ステップS11及びS12の処理の結果、侵
入者は不意を突かれて自らの行動が自由に行えない状態
になる。従って、犯人の行動が制約される結果、操作者
その他店舗内にいる人物や物品へ危険が及ばなくなり、
安全が確保される。そして、犯罪の遂行が阻止される結
果、被害の発生が防止される。
急事態の発生が近隣へと報知され、近隣者による救援や
その他協力態勢の確立が喚起される。この結果、犯罪の
遂行が阻止され、また、被害の発生が防止される。ま
た、ステップS10の処理の結果、侵入者はキャッシュ
レジスタE1内の現金を奪取することができなくなり、
犯罪の遂行が阻止され、また、被害の発生が防止され
る。また、ステップS11及びS12の処理の結果、侵
入者は不意を突かれて自らの行動が自由に行えない状態
になる。従って、犯人の行動が制約される結果、操作者
その他店舗内にいる人物や物品へ危険が及ばなくなり、
安全が確保される。そして、犯罪の遂行が阻止される結
果、被害の発生が防止される。
【0060】なお、この店舗内警報連絡システムの構成
は上述のものに限られない。例えば、緊急信号出力部2
7が出力する緊急信号は、この緊急信号に応答して種々
の動作を行う任意の装置へと供給されてもよい。
は上述のものに限られない。例えば、緊急信号出力部2
7が出力する緊急信号は、この緊急信号に応答して種々
の動作を行う任意の装置へと供給されてもよい。
【0061】また、送信ユニット1は、感圧センサ12
に一定パターンの衝撃が加えられたと判別したとき、解
除信号を待たずに、緊急事態の発生を表す暗号コードを
無線送信してもよい。そして、更に解除信号が感圧セン
サ12に加えられたとき、緊急事態の解除を表す暗号コ
ードを無線送信するようにしてもよい。この場合、受信
ユニット2は、例えば、緊急事態の発生を表す暗号コー
ドを受信してから一定期間内に緊急事態の解除を表す暗
号コードを受信したか否かを判別し、受信しなかったと
判別した場合に、電話回線切替部24に、上述の電話機
TELによる電話回線LINEの使用を終了させ、ま
た、緊急信号出力部27に、後述する緊急信号の発報を
指示し、また、公衆回線駆動部25に外部の緊急連絡先
への通話を指示し、音声発生部26に、通話用の音声の
発生を指示するようにすればよい。
に一定パターンの衝撃が加えられたと判別したとき、解
除信号を待たずに、緊急事態の発生を表す暗号コードを
無線送信してもよい。そして、更に解除信号が感圧セン
サ12に加えられたとき、緊急事態の解除を表す暗号コ
ードを無線送信するようにしてもよい。この場合、受信
ユニット2は、例えば、緊急事態の発生を表す暗号コー
ドを受信してから一定期間内に緊急事態の解除を表す暗
号コードを受信したか否かを判別し、受信しなかったと
判別した場合に、電話回線切替部24に、上述の電話機
TELによる電話回線LINEの使用を終了させ、ま
た、緊急信号出力部27に、後述する緊急信号の発報を
指示し、また、公衆回線駆動部25に外部の緊急連絡先
への通話を指示し、音声発生部26に、通話用の音声の
発生を指示するようにすればよい。
【0062】この場合更に、この店舗内警報連絡システ
ムは、緊急事態の発生を解除する暗号コードを無線送信
する、送信ユニット1とは別個の解除用ユニットを備え
ていてもよい。この解除用ユニットは、例えば、送信機
とスイッチとより構成され、スイッチが押下されたと
き、送信機がスイッチの押下に応答して、緊急事態の発
生を解除する暗号コードを受信ユニット2へと無線送信
するものとすればよい。この解除用ユニットは任意の箇
所に設置されていてよく、例えば、キャッシュレジスタ
E1の底部に設置されていればよい。
ムは、緊急事態の発生を解除する暗号コードを無線送信
する、送信ユニット1とは別個の解除用ユニットを備え
ていてもよい。この解除用ユニットは、例えば、送信機
とスイッチとより構成され、スイッチが押下されたと
き、送信機がスイッチの押下に応答して、緊急事態の発
生を解除する暗号コードを受信ユニット2へと無線送信
するものとすればよい。この解除用ユニットは任意の箇
所に設置されていてよく、例えば、キャッシュレジスタ
E1の底部に設置されていればよい。
【0063】また、送信ユニット1は感圧センサ12を
備えている必要はなく、例えば、感圧センサ12に代え
てスイッチを備えていてもよい。このスイッチは、送信
ユニット1が装着された靴を履いた操作者が、この靴を
履いた足で床を蹴る等することにより押下されるものと
する。そしてこの場合、制御部13は、例えば、送信ユ
ニット1のスイッチが一定パターンで押下されたか否か
を判別し、一定パターンで押下されたと判別したとき、
更に一定期間、暗号コードの送信の解除を指示する一定
パターンでスイッチが押下されることにより解除信号の
供給が行われたか否かを判別すればよい。そして、一定
期間内に解除信号が供給されなかったと判別した場合、
緊急事態の発生を示す暗号コードを作成し、送信部14
にこの暗号コードを無線送信させればよい。
備えている必要はなく、例えば、感圧センサ12に代え
てスイッチを備えていてもよい。このスイッチは、送信
ユニット1が装着された靴を履いた操作者が、この靴を
履いた足で床を蹴る等することにより押下されるものと
する。そしてこの場合、制御部13は、例えば、送信ユ
ニット1のスイッチが一定パターンで押下されたか否か
を判別し、一定パターンで押下されたと判別したとき、
更に一定期間、暗号コードの送信の解除を指示する一定
パターンでスイッチが押下されることにより解除信号の
供給が行われたか否かを判別すればよい。そして、一定
期間内に解除信号が供給されなかったと判別した場合、
緊急事態の発生を示す暗号コードを作成し、送信部14
にこの暗号コードを無線送信させればよい。
【0064】また、送信ユニット1が感圧センサ12に
代えてスイッチを備えている場合、このスイッチは、こ
のスイッチが誤って押下されることを防止するための防
護用カバーで覆われていてもよい。防護用カバーは、送
信ユニット1が装着された靴を履いた操作者が、この靴
を履いた足で床を蹴る等することにより破壊されるもの
とし、破壊されて以後、送信ユニット1のスイッチは、
この靴を履いた足で床を蹴る動作による押下が可能な状
態になるものとする。
代えてスイッチを備えている場合、このスイッチは、こ
のスイッチが誤って押下されることを防止するための防
護用カバーで覆われていてもよい。防護用カバーは、送
信ユニット1が装着された靴を履いた操作者が、この靴
を履いた足で床を蹴る等することにより破壊されるもの
とし、破壊されて以後、送信ユニット1のスイッチは、
この靴を履いた足で床を蹴る動作による押下が可能な状
態になるものとする。
【0065】また、送信ユニット1は、靴に着脱可能に
装着されるようにしてもよい。この場合、例えば図6
(a)に示すように、送信ユニット1が装着される対象
の靴Sは、自己のつま先部分に、送信ユニット1を装着
するための間隙を有するマウント部Mを備えていればよ
い。この場合、送信ユニット1は、マウント部Mが有す
るこの間隙に挿入可能な形状に構成されていればよい。
装着されるようにしてもよい。この場合、例えば図6
(a)に示すように、送信ユニット1が装着される対象
の靴Sは、自己のつま先部分に、送信ユニット1を装着
するための間隙を有するマウント部Mを備えていればよ
い。この場合、送信ユニット1は、マウント部Mが有す
るこの間隙に挿入可能な形状に構成されていればよい。
【0066】また、例えば図6(b)に示すように、送
信ユニット1は、靴Sのつま先下部の靴裏部分に装着さ
れるようにしてもよい。(送信ユニット1は固定的に装
着されてもよく、また着脱可能に装着されてもよい。)
この場合、図6(b)に示すように、靴Sはマウント部
Mが省略された構成を有していてもよい。
信ユニット1は、靴Sのつま先下部の靴裏部分に装着さ
れるようにしてもよい。(送信ユニット1は固定的に装
着されてもよく、また着脱可能に装着されてもよい。)
この場合、図6(b)に示すように、靴Sはマウント部
Mが省略された構成を有していてもよい。
【0067】送信ユニット1が靴に着脱可能に装着され
るようになっていることにより、送信ユニット1を装着
する対象の靴は、店舗内で緊急事態の発生に備えるため
だけでなく、送信ユニット1を取り外した状態でも通常
の靴としての利用が可能となる。
るようになっていることにより、送信ユニット1を装着
する対象の靴は、店舗内で緊急事態の発生に備えるため
だけでなく、送信ユニット1を取り外した状態でも通常
の靴としての利用が可能となる。
【0068】なお、送信ユニット1は必ずしも靴のつま
先部分に装着されている必要はなく、例えば靴のかかと
部分や、靴裏の土踏まずの部分に装着されていてもよ
い。
先部分に装着されている必要はなく、例えば靴のかかと
部分や、靴裏の土踏まずの部分に装着されていてもよ
い。
【0069】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明にかかる警報システム及び警報装置は、通
常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例
えば、送信機及び感圧センサを備えるマイクロコンピュ
ータに、上述の送信ユニットの動作を実行するためのプ
ログラムを格納した媒体(ROM、フロッピー(登録商
標)・ディスク、CD−ROM等)から該プログラムを
インストールし、受信機、モデム及び電話交換機を備え
るコンピュータに、上述の受信ユニットの動作を実行す
るためのプログラムを格納した媒体から該プログラムを
インストールすることにより、上述の処理を実行する店
舗内警報連絡システムを構成することができる。
が、この発明にかかる警報システム及び警報装置は、通
常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例
えば、送信機及び感圧センサを備えるマイクロコンピュ
ータに、上述の送信ユニットの動作を実行するためのプ
ログラムを格納した媒体(ROM、フロッピー(登録商
標)・ディスク、CD−ROM等)から該プログラムを
インストールし、受信機、モデム及び電話交換機を備え
るコンピュータに、上述の受信ユニットの動作を実行す
るためのプログラムを格納した媒体から該プログラムを
インストールすることにより、上述の処理を実行する店
舗内警報連絡システムを構成することができる。
【0070】また、例えば、通信ネットワークの掲示板
(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワー
クを介して配信してもよい。そして、このプログラムを
起動し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログ
ラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行す
ることができる。
(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワー
クを介して配信してもよい。そして、このプログラムを
起動し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログ
ラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行す
ることができる。
【0071】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞ
いたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発
明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各
機能又はステップを実行するためのプログラムが格納さ
れているものとする。
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞ
いたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発
明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各
機能又はステップを実行するためのプログラムが格納さ
れているものとする。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、被害者等の安全が確保され、犯人の検挙が促進さ
れ、犯罪や被害の発生が防止される。また、この発明に
よれば、緊急時にも操作が容易な警報システム、警報装
置及び警戒方法が実現される。また、この発明によれ
ば、構成が簡単な警報システム、警報装置及び警戒方法
が実現される。また、この発明によれば、警報を確実に
発することができる警報システム、警報装置及び警戒方
法が実現される。また、この発明によれば、これらの効
果を奏する警報システムや警報装置を容易に構成できる
ようにするための警報装置装着用靴が実現される。
ば、被害者等の安全が確保され、犯人の検挙が促進さ
れ、犯罪や被害の発生が防止される。また、この発明に
よれば、緊急時にも操作が容易な警報システム、警報装
置及び警戒方法が実現される。また、この発明によれ
ば、構成が簡単な警報システム、警報装置及び警戒方法
が実現される。また、この発明によれば、警報を確実に
発することができる警報システム、警報装置及び警戒方
法が実現される。また、この発明によれば、これらの効
果を奏する警報システムや警報装置を容易に構成できる
ようにするための警報装置装着用靴が実現される。
【図1】この発明の実施の形態にかかる店舗内警報連絡
システムの基本構成を示す図である。
システムの基本構成を示す図である。
【図2】送信ユニットが靴に装着されている様子を示す
図である。
図である。
【図3】送信ユニットの基本構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】受信ユニットの基本構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】図1の店舗内警報連絡システムの動作を示す図
である。
である。
【図6】(a)及び(b)は、送信ユニットを装着する
ための靴の構成を示す図である。
ための靴の構成を示す図である。
1 送信ユニット 2 受信ユニット 11、21 電源部 12 感圧センサ 13、23 制御部 14 送信部 22 受信部 24 電話回線切替部 25 公衆回線駆動部 26 音声発生部 27 緊急信号出力部 E1 キャッシュレジスタ E2 照明設備 E3 ストロボライト E4 屋外報知設備 LINE 電話回線 TEL 電話機 S 靴 M マウント部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 AA18 BB40 CC19 DD77 EE01 EE10 FF02 FF04 GG07 GG09 GG43 GG45 GG52 GG56 GG57 HH02 HH08 HH09 HH12 HH13 HH20 5C087 AA02 AA03 AA12 AA37 AA44 AA46 BB12 BB18 BB64 BB74 DD05 DD20 EE16 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF23 GG06 GG11 GG21 GG24 GG66 GG67 GG70 GG83
Claims (17)
- 【請求項1】靴に装着される送信ユニットと、通信回線
に接続された受信ユニットとより構成されており、 前記送信ユニットは、 操作者の操作に従い、警報命令の送信を要求する第1の
指示を入力する入力手段と、 前記入力手段が入力した第1の指示に応答して前記警報
命令を無線送信する送信手段と、を備え、 前記受信ユニットは、 無線送信された前記警報命令を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記警報命令に応答して前記通
信回線を介し外部の緊急連絡先との通信を実行する外部
通報手段と、を備える、ことを特徴とする警報システ
ム。 - 【請求項2】前記入力手段は、操作者の操作に従い、警
報命令の解除を要求する第2の指示を入力する入力手段
を備え、 前記送信手段は、前記入力手段が前記第1の指示を入力
してから所定期間内に前記第2の指示を入力したか否か
を判別し、前記第2の指示を入力したと判別したとき、
前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手段を備え
る、 ことを特徴とする請求項1に記載の警報システム。 - 【請求項3】前記入力手段は、物理的な衝撃が加えられ
たことに応答し、当該衝撃を受けたことを示す信号を出
力する感圧センサを備え、 前記送信手段は、 前記感圧センサが出力した信号に基づき、前記衝撃が所
定の第1のパターンで加えられたか否かを判別し、前記
衝撃が前記第1のパターンで加えられたと判別したと
き、前記第1の指示が入力されたものとして前記警報命
令を無線送信する送信判別手段を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の警報システム。 - 【請求項4】前記送信判別手段は、前記衝撃が前記第1
のパターンで加えられた後、前記衝撃が所定の第2のパ
ターンで加えられたか否かを判別し、前記衝撃が前記第
2のパターンで加えられたと判別したとき、前記警報命
令の解除を要求する第2の指示が入力されたものとして
前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手段を備え
る、 ことを特徴とする請求項3に記載の警報システム。 - 【請求項5】前記外部通報手段は外部の電話機に接続さ
れており、 前記外部通報手段は、 自己が前記緊急連絡先との通信を実行しないとき、前記
電話機及び前記通信回線を用いた外部との通信が可能な
状態に保つ手段と、 前記受信手段が受信した前記警報命令に応答して、前記
電話機及び前記通信回線を用いた通信を遮断した後、前
記通信回線を介し前記緊急連絡先との通信を実行する手
段と、を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
の警報システム。 - 【請求項6】前記送信ユニットは防水性の素材により密
閉されている、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
の警報システム。 - 【請求項7】前記送信ユニットは、前記靴のつま先部分
に装着されている、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載
の警報システム。 - 【請求項8】前記送信ユニットは、前記靴に着脱可能に
装着できるよう構成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載
の警報システム。 - 【請求項9】前記外部通報手段は、外部の装置を駆動す
るための緊急信号を、前記受信手段が受信した前記警報
命令に応答して出力する緊急信号出力手段を備える、こ
とを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
警報システム。 - 【請求項10】靴に装着され、 操作者の操作に従い、警報命令の送信を要求する第1の
指示を入力する入力手段と、 前記入力手段が入力した第1の指示に応答して前記警報
命令を無線送信する送信手段と、を備える、 ことを特徴とする警報装置。 - 【請求項11】前記入力手段は、操作者の操作に従い、
警報命令の解除を要求する第2の指示を入力する入力手
段を備え、 前記送信手段は、前記入力手段が前記第1の指示を入力
してから所定期間内に前記第2の指示を入力したか否か
を判別し、前記第2の指示を入力したと判別したとき、
前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手段を備え
る、 ことを特徴とする請求項10に記載の警報装置。 - 【請求項12】前記入力手段は、物理的な衝撃が加えら
れたことに応答し、当該衝撃を受けたことを示す信号を
出力する感圧センサを備え、 前記送信手段は、 前記感圧センサが出力した信号に基づき、前記衝撃が所
定の第1のパターンで加えられたか否かを判別し、前記
衝撃が前記第1のパターンで加えられたと判別したと
き、前記第1の指示が入力されたものとして前記警報命
令を無線送信する送信判別手段を備える、 ことを特徴とする請求項10に記載の警報装置。 - 【請求項13】前記送信判別手段は、前記衝撃が前記第
1のパターンで加えられた後、前記衝撃が所定の第2の
パターンで加えられたか否かを判別し、前記衝撃が前記
第2のパターンで加えられたと判別したとき、前記警報
命令の解除を要求する第2の指示が入力されたものとし
て前記警報命令の無線送信を中止する送信解除手段を備
える、 ことを特徴とする請求項12に記載の警報装置。 - 【請求項14】前記靴のつま先部分に装着される、 ことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に
記載の警報装置。 - 【請求項15】前記靴に着脱可能に装着できるよう構成
されている、 ことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に
記載の警報装置。 - 【請求項16】操作者の操作に応答して警報命令を無線
送信する警報装置を着脱可能に装着するための間隙を有
したマウント部を自己のつま先部分に備える、 ことを特徴とする警報装置装着用靴。 - 【請求項17】物理的な衝撃が加えられたことに応答し
て当該衝撃を受けたことを示す信号を出力する、靴に装
着された感圧センサに所定のパターンの衝撃を加え、 前記感圧センサが出力した信号に基づき、前記衝撃が前
記パターンで加えられたか否かを判別し、前記衝撃が前
記パターンで加えられたと判別したとき、警報命令を無
線送信し、 無線送信された前記警報命令を受信し、 受信した前記警報命令に応答して外部の通信回線を介し
外部の緊急連絡先との通信を実行する、 ことを特徴とする警戒方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160617A JP2001344681A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 警報システム、警報装置、警報装置装着用靴及び警戒方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160617A JP2001344681A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 警報システム、警報装置、警報装置装着用靴及び警戒方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001344681A true JP2001344681A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18664781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000160617A Withdrawn JP2001344681A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 警報システム、警報装置、警報装置装着用靴及び警戒方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001344681A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101180834B1 (ko) | 2012-03-19 | 2012-09-17 | 이종재 | 조명 원격 제어 장치 및 이를 이용한 조명 위치 모니터링 시스템 |
TWI803085B (zh) * | 2021-12-03 | 2023-05-21 | 吉賦企業股份有限公司 | 安全鞋頭承載撞擊重量的偵測警示系統 |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000160617A patent/JP2001344681A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101180834B1 (ko) | 2012-03-19 | 2012-09-17 | 이종재 | 조명 원격 제어 장치 및 이를 이용한 조명 위치 모니터링 시스템 |
TWI803085B (zh) * | 2021-12-03 | 2023-05-21 | 吉賦企業股份有限公司 | 安全鞋頭承載撞擊重量的偵測警示系統 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |