JP2001344471A - 電子的サービスに対する、ユーザーカスタマイズ方法、ユーザーカスタマイズ装置、ユーザーカスタマイズシステム、およびユーザーカスタマイズ方法を実行するプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子的サービスに対する、ユーザーカスタマイズ方法、ユーザーカスタマイズ装置、ユーザーカスタマイズシステム、およびユーザーカスタマイズ方法を実行するプログラムを記録した記録媒体

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JP2001344471A
JP2001344471A JP2000162265A JP2000162265A JP2001344471A JP 2001344471 A JP2001344471 A JP 2001344471A JP 2000162265 A JP2000162265 A JP 2000162265A JP 2000162265 A JP2000162265 A JP 2000162265A JP 2001344471 A JP2001344471 A JP 2001344471A
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JP
Japan
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user
electronic service
service
restriction
electronic
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Application number
JP2000162265A
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English (en)
Inventor
Iwao Nozaki
岩夫 野崎
Yoshiya Marumoto
喜也 丸本
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークに接続したコンピュータで
受けることができる電子的サービスの内容や受け方等の
利用範囲に、ユーザー自身で安心できる制限を設定し、
サービス提供者側に登録できるようする。 【解決手段】 ユーザーに対する電子的サービスに関す
る台帳としてのユーザーファイルを格納しているデータ
記憶部11と、電子的サービスに関する制限基準の設定
を要求してきたユーザーについて、制限基準を設定する
サービス項目の選択入力と、選択されたサービス項目に
対する制限基準の設定入力とを受け付けて、ユーザーが
設定した制限基準を、上記ユーザーファイルに登録し、
ユーザーに提供する電子的サービスが、ユーザーの設定
した上記制限基準内に収まっているか否かを、上記ユー
ザーファイルの登録内容を参照して監視する基準情報受
信処理部15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的サービスを
提供するコンピュータシステムと、電子的サービスを受
けるユーザー側のコンピュータまたは端末機とで構成さ
れるネットワークシステムに関し、特に、ユーザー自身
が電子的サービスを受ける範囲に制限を設定し、その制
限を上記コンピュータシステムに登録することができる
電子的サービスに対する、ユーザーカスタマイズ方法、
ユーザーカスタマイズ装置、ユーザーカスタマイズシス
テム、およびユーザーカスタマイズ方法を実行するプロ
グラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今では、通信技術の飛躍的な進歩、お
よび通信インフラの整備によって、様々なデータが、様
々な通信回線を通じてやりとりされるようになってい
る。例えば、現在世界的に急速に普及しているインター
ネットにおいては、各種の情報、データ、プログラム等
の検索ないし提供サービスや通信サービス、購入を希望
する商品の検索および予約・購入等の手続きを可能とす
るサービス、商品購入やキャッシングのための電子決済
サービス等を、国境を越えて受けることができるように
なっている。
【0003】また、上記の各種の情報、データ、プログ
ラム等の検索ないし提供サービスには、無料の形態と、
有料の形態とがあるが、例えば著作権によって保護され
たテキストベースのデータ、音楽データ、画像データ、
ゲームプログラムデータなどの各種データは、一般に端
末機で配信を受ける前に課金され、適切な料金支払い手
続きを端末機の操作者が行って初めて、各種データの配
信を受けることができるようになっている。また、その
データ配信に際して徴収された料金の一部は、それらの
データを提供している著作権管理者に対して納金される
システムになっている。
【0004】さらに、パーソナルコンピュータの普及に
伴って、一般家庭においても、パーソナルコンピュータ
を用いてインターネットに接続し、上記の各種電子的サ
ービスを受けることが日常化しつつある。一般家庭でイ
ンターネットを介した電子的サービスを受けるには、パ
ーソナルコンピュータとインターネットとの接続を仲介
するプロバイダのホストコンピュータに対して、一般の
電話回線やCATV(cable television)用専用回線を
用いてパーソナルコンピュータ等の端末機を接続するよ
うになっている。
【0005】インターネットの利用料金は、プロバイダ
と消費者との間の契約によって定められている。消費者
は、インターネットの利用料金に、電話回線またはCA
TV用専用回線の利用料金が加算された金額を負担する
ことになる。インターネットの利用料金は、プロバイダ
によって様々な料金体系が敷かれており、利用時間に依
存しない定額制、利用時間に依存する従量課金制、およ
び定額制と従量課金制との併用制の3種類に分かれてい
る。なお、電話回線の利用料金は、プロバイダとパーソ
ナルコンピュータとの接続時間によって従量制で増加し
ていくことはもちろんである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、消費者
がパーソナルコンピュータ等の端末機を用いて、インタ
ーネット上で流通している様々な有料サービスを受けた
り、商品を購入したりする場合、お金の使い過ぎを避け
るために、課金内容をその都度把握することは、非常に
煩雑であり、そのために安心して電子的サービスを受け
にくいという問題が有る。
【0007】すなわち、課金内容をその都度把握するに
は、電話回線の接続時間と、インターネットに対する接
続時間とを記録して、その記録時間をさらに金額換算す
る作業と、サービスまたは商品自体の価格を加算する作
業とが必要になる。また、インターネットに接続中にオ
フライン作業を行った場合には、インターネットに対す
る接続時間の把握がさらに煩雑となる。このような記録
ないし作業を、インターネットに接続する毎に行うこと
は、その接続回数が増える程、困難となる。
【0008】一方、課金内容を意識せずに、インターネ
ットを介したサービス利用や商品購入を繰り返した場合
には、その積算金額が、消費者の思惑をはるかに超えて
いたことに、請求書等を見ることによって後で気が付
き、後悔するとか、支払い不能になるといった事態に陥
るおそれがある。したがって、いずれにしても、インタ
ーネットを介したサービス利用や商品購入を安心して行
うことができないという問題が有る。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、情報、データ、プログラ
ム等の配信や、商品購入等に関わる種々の電子的サービ
スを提供するコンピュータシステムに、有線または無線
の通信ネットワークを介して、ユーザー側のコンピュー
タまたは端末機を接続し、ユーザーが安心して電子的サ
ービスを受けることができるように、電子的サービスの
内容や受け方等をユーザーが安心できる内容に設定して
コンピュータシステムに登録できるようにし、コンピュ
ータシステムがユーザーの登録内容に沿った電子的サー
ビスを提供するようにした電子的サービスに対する、ユ
ーザーカスタマイズ方法、ユーザーカスタマイズシステ
ム、ユーザーカスタマイズ装置、およびユーザーカスタ
マイズ方法を実行するプログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
子的サービスに対するユーザーカスタマイズ方法は、上
記の課題を解決するために、電子的サービスを提供する
コンピュータシステムに、電子的サービスに関してユー
ザー自身が設定した制限基準を登録し、上記コンピュー
タシステムが、その制限基準内に収まる電子的サービス
を、当該ユーザーに提供しているか否かを監視すること
を特徴としている。
【0011】上記の構成において、電子的サービスと
は、コンピュータネットワークシステム、通信ネットワ
ークシステム等で流通するあらゆるサービスを意味して
おり、例えば、各種の情報、データ、プログラム等の検
索ないし提供サービスや通信サービス、購入を希望する
商品の検索および予約・購入等の手続きを可能とするサ
ービス、商品購入やキャッシングのための電子決済サー
ビス等を含んでいる。
【0012】このような電子的サービスをユーザーが無
制限に受けることによって、経済的なリスクを被る等の
事態を避けるためには、電子的サービスを受けた内容を
逐一記録し、管理することが望ましい。しかしながら、
そのような管理をユーザーが電子的サービスを受けるた
びに行うことは、煩雑であり、かつインターネットに接
続した正確な時間を把握し、それを料金換算したりする
ことにも手間がかかるので、現実的ではない。
【0013】一方、電子的サービスの提供者側のコンピ
ュータシステムには、課金管理のために、どのユーザー
にどのような電子的サービスを提供したかを示すユーザ
ー情報が必ず記録されている。そこで、本発明の方法に
よれば、そのようなユーザー情報が記録されたユーザー
ファイル等に、ユーザー自身が、望む範囲に設定した電
子的サービスの制限基準を登録し、その制限基準内に収
まる電子的サービスを提供してもらっているか否かを、
コンピュータシステムに監視させるようになっているの
で、ユーザーは、電子的サービスを受けた内容の管理を
提供者側に任せ、管理の煩雑さから解放された状態で安
心して電子的サービスを受けることができる。
【0014】請求項2の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ方法は、上記の課題を解決す
るために、請求項1に記載の方法に加えて、上記ユーザ
ーが制限基準を超える電子的サービスを求めてきた場合
に、上記コンピュータシステムが、制限基準を超えてい
ることを、電子的サービスを求めてきたコンピュータま
たは端末機に対して報知することを特徴としている。
【0015】上記の構成によれば、ユーザーは、受けよ
うとする電子的サービスが、自ら設定した制限基準を超
える場合に、コンピュータシステムがそのことを報知し
てくれるので、ユーザーは電子的サービスを受けた内容
を自分で管理しなくても、一番重要なターニングポイン
トを的確に知ることができ、リスク回避のための適切な
対応を取ることができる。
【0016】請求項3の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ方法は、上記の課題を解決す
るために、請求項1または2に記載の方法に加えて、ユ
ーザーに提供する電子的サービスが、当該ユーザーの設
定した制限基準に達するときか、または達したときに、
上記コンピュータシステムが、その後の電子的サービス
の内容を設定する選択肢を、電子的サービスを求めてき
たコンピュータまたは端末機に表示することを特徴とし
ている。
【0017】上記の構成において、ユーザーに提供する
電子的サービスが、当該ユーザーの設定した制限基準に
達するときか、または達したときに、上記コンピュータ
システムが、電子的サービスの提供を自動的に中止して
しまう方法も考えられるが、それではユーザーにとって
使い勝手が良くない。
【0018】そこで、上記の構成のように、コンピュー
タシステムが、その後の電子的サービスの内容を設定す
る選択肢をユーザー側に表示するようにすれば、ユーザ
ーはその場で即座に適切な対応を選ぶことができる。こ
の結果、より一層便利な電子的サービスをユーザーに提
供することができる。
【0019】例えば、そのような選択肢として、請求項
4に記載のように、電子的サービスの中止および続行の
少なくとも一方に加えて、他の電子的サービスへの切り
換え、制限基準の変更、一定時間後の再接続、電子的サ
ービスの利用履歴の確認の内の少なくとも1つの項目を
含んで、多様な内容を選択できるようにすれば、一層便
利な電子的サービスをユーザーに提供することができ
る。
【0020】さらに、電子的サービスの提供者に、その
ような選択肢自体を、ユーザーが予め登録しておけるよ
うにしてもよい。
【0021】請求項5の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ方法は、上記の課題を解決す
るために、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方
法に加えて、上記コンピュータシステムが、電子的サー
ビスを求めてきたコンピュータまたは端末機に、当該ユ
ーザーに関する現在までの電子的サービスの利用状況
を、ユーザーの求めに応じて表示することを特徴として
いる。
【0022】上記の構成によれば、ユーザーが電子的サ
ービスを受けようとするときに、必要であれば、現在ま
での電子的サービスの利用状況の表示サービスを受ける
ことができる。したがって、受けようとする電子的サー
ビスが、制限基準を超えていなくても、利用状況を見
て、電子的サービスを受ける予定を立てたり、他の電子
的サービスとの利用バランスを判断したりすることがで
きる。この結果、より計画的に電子的サービスを受ける
ことができる。
【0023】請求項6の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ装置は、上記の課題を解決す
るために、(1) ユーザーに対する電子的サービスに関す
る台帳としてのユーザーファイルを格納しているデータ
記憶手段と、(2) 電子的サービスに関する制限基準の設
定を要求してきたユーザーについて、制限基準を設定す
るサービス項目の選択入力と、選択されたサービス項目
に対する制限基準の設定入力とを受け付けて、ユーザー
が設定した制限基準を、上記ユーザーファイルに登録す
る設定登録処理手段と、(3) ユーザーに提供する電子的
サービスが、ユーザーの設定した上記制限基準内に収ま
っているか否かを、上記ユーザーファイルの登録内容を
参照して監視する制限基準監視手段とを備えていること
を特徴としている。
【0024】上記の構成によれば、データ記憶手段に格
納されたユーザーファイルに、受けようとする電子的サ
ービスの制限基準を、ユーザー自らが設定して登録する
ことができる。制限基準の登録にあたっては、ユーザー
は、設定登録処理手段に対して、制限基準を設定したい
サービス項目について制限基準を入力すれば、設定登録
処理手段が、その入力を受け付けて、ユーザーファイル
に書き込む等して登録処理を行う。
【0025】制限基準監視手段は、ユーザーに電子的サ
ービスを提供する場合に、ユーザーファイルに登録され
た制限基準を参照し、電子的サービスが制限基準内に収
まっているか否かを監視するので、ユーザーが電子的サ
ービスの利用状況を管理する必要は全く無い。
【0026】また、ユーザーカスタマイズ装置は、電子
的サービスに対する課金管理のために、通常管理してい
るユーザーファイルを利用すればよいので、システム変
更のための負担が小さくて済む。
【0027】請求項7の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ装置は、上記の課題を解決す
るために、請求項6に記載の構成に加えて、ユーザーに
提供する電子的サービスが、当該ユーザーの設定した制
限基準に達するか、または達したと、上記制限基準監視
手段が判断したときに、その電子的サービスに関する選
択肢を、電子的サービスを求めてきたコンピュータまた
は端末機に提示する選択肢提示手段を備えていることを
特徴としている。
【0028】上記の構成によれば、請求項3の発明につ
いて説明したのと同様の理由により、一層便利な電子的
サービスをユーザーに提供することができる。
【0029】請求項8の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ装置は、上記の課題を解決す
るために、請求項6または7に記載の構成に加えて、ユ
ーザーに提供する電子的サービスが、当該ユーザーの設
定した制限基準に達するか、または達したと、上記制限
基準監視手段が判断したときに、そのことを電子的サー
ビスを求めてきたコンピュータまたは端末機に報知する
基準到達報知手段を備えていることを特徴としている。
【0030】上記の構成によれば、請求項2の発明につ
いて説明したのと同様の理由により、ユーザーはリスク
回避のための適切な対応を取ることができる。
【0031】請求項9の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズシステムは、上記の課題を解
決するために、(1) 電子的サービスの提供を受信するユ
ーザー側のコンピュータまたは端末機と、(2) 電子的サ
ービスに関する制限基準の設定を要求してきた上記ユー
ザー側のコンピュータまたは端末機から、制限基準を設
定するサービス項目の選択入力と、選択されたサービス
項目に対する制限基準の設定入力とを受け付け、ユーザ
ーが設定した制限基準を登録すると共に、ユーザーに提
供する電子的サービスが、登録した制限基準内に収まっ
ているか否かを監視するサービス提供装置とを有するこ
とを特徴としている。
【0032】上記の構成によれば、請求項1の発明につ
いて説明したのと同様の作用効果を奏する電子的サービ
スの供給システムを、ユーザーに提供することができ
る。
【0033】請求項10の発明に係る電子的サービスに
対するユーザーカスタマイズシステムは、上記の課題を
解決するために、(1) 電子的サービスに関する制限基準
の設定データを作成し、上記制限基準の設定対象となる
電子的サービスの提供装置に対して、上記設定データを
送信するユーザー側のコンピュータまたは端末機と、
(2) ユーザー側のコンピュータまたは端末機から、上記
設定データを受信し、当該ユーザーについて、上記制限
基準を登録し、そのユーザーに提供する電子的サービス
が、登録した制限基準内に収まっているか否かを監視す
るサービス提供装置とを有することを特徴としている。
【0034】上記の構成によれば、請求項1の発明につ
いて説明したのと同様の作用効果を奏する電子的サービ
スの供給システムを、ユーザーに提供することができる
上に、ユーザー側のコンピュータまたは端末機で、制限
基準の設定データを予め作成しておくことができるの
で、請求項9の発明に係るユーザーカスタマイズシステ
ムに比べて、設定基準をサービス提供装置に登録するた
めに必要な通信時間を節約することができる。
【0035】請求項11の発明に係る電子的サービスに
対するユーザーカスタマイズ方法を実行するプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上
記の課題を解決するために、電子的サービスを提供する
コンピュータシステムに、電子的サービスに関してユー
ザー自身が設定した制限基準を登録し、上記コンピュー
タシステムが、その制限基準内に収まる電子的サービス
を、当該ユーザーに提供しているか否かを監視すること
を特徴とする電子的サービスに対するユーザーカスタマ
イズ方法を実行するプログラムを記録している。
【0036】上記の構成によれば、上記記録媒体に記録
されたプログラムを、電子的サービスを提供するコンピ
ュータシステムにセットアップすることによって、請求
項1の発明に係るユーザーカスタマイズ方法、または請
求項9の発明に係るユーザーカスタマイズシステムをユ
ーザーに提供することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図4に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0038】本発明が対象とする電子的サービスを提供
するコンピュータシステムには、インターネットへの接
続を仲介するプロバイダが管理するコンピュータシステ
ム、電子決済サービスを提供するクレジット会社、銀行
等の金融機関が管理するコンピュータシステム、オンラ
インショッピングサイトを運営する業者が管理するコン
ピュータシステム、有料の情報、データ、プログラム等
の配信を行う業者が管理するコンピュータシステム等が
含まれる。
【0039】一方、本発明が対象とする電子的サービス
を受けるユーザー側のコンピュータおよび端末機には、
据置型、移動携帯型等の形態を問わず、有線または無線
の通信ネットワークを介して、上記の各種コンピュータ
システムに接続し、その電子的サービスを受けることが
できる機能を備えたあらゆるコンピュータおよび端末機
が含まれる。
【0040】本発明の主特徴は、通常、電子的サービス
の提供者側で独自に設定するサービスの種類、各サービ
スの内容、サービス内容毎の料金体系等に関して、ユー
ザーが利用し過ぎの状態に陥るリスクを回避できるよう
に、ユーザー自身で自分にとって相応しい制限基準を設
け、その制限基準を上記コンピュータシステムに登録す
ることによって、コンピュータシステムからその制限基
準内に収まる電子的サービスを受けられるようにする点
にある。
【0041】また、電子的サービスを受けた内容または
受けようとする内容が、制限基準に達したとき、または
達するときに、コンピュータシステムが一方的に電子的
サービスの提供を中止するばかりではなく、ユーザー側
に選択肢を持たせるようにし、中止以外の処理も選べる
ようにした点も、本発明の重要な特徴である。
【0042】上記のように、電子的サービスの提供者か
ら受ける電子的サービスに関して、ユーザー自身で利用
の制限基準を設定し、その制限基準をコンピュータシス
テムに登録ないし更新する処理を、電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズと呼ぶことにする。
【0043】〔ユーザー側のコンピュータまたは端末機
の構成〕まず、上記のように、本発明の電子的サービス
に対するユーザーカスタマイズ方法の実施に好適なユー
ザー側のコンピュータまたは端末機の構成を、図2に基
づいて説明する。
【0044】同図に示すように、ユーザー側のコンピュ
ータまたは端末機は、データ記憶部1、中央処理部2、
認証チェック部3、音データ出力装置4、サービス内容
管理部5、通信処理部6、表示部7、操作部8、基準情
報設定部9、および基準情報送信処理部10を備えた構
成となっている。
【0045】なお、図2は、上記の各構成が全て同様に
接続された図となっているが、実際には、各種バスやイ
ンターフェースなどを介してハードウェア的に接続され
ている部分や、制御・処理プログラム上での連係によっ
てソフトウェア的に接続されている部分などが存在して
いる。
【0046】データ記憶部1は、例えばハードディスク
装置(HD)などの記憶手段によって構成されるもので
ある。データ記憶部1には、コンピュータまたは端末機
としての動作に必要なOS(Operation System)や、電
子的サービスを提供するコンピュータシステムに、電子
的サービスに関してユーザー自身が設定した制限基準を
登録する処理を実行するプログラムを含む各種アプリケ
ーションプログラムおよびデータ等が記憶され、また電
子的サービスを受けるサービス提供者およびサービス内
容に関して、コンピュータシステムに登録した登録内容
等も記憶されている。さらに、コンピュータシステムと
の通信履歴や、コンピュータシステムから受信した各種
情報、テキストデータ、音楽データ、画像データ等の各
種データ、プログラム等も、それぞれに適合したデータ
形式でデータ記憶部1に格納しておくことができる。
【0047】なお、データ記憶部1は、ハードディスク
装置に限らずRAM(Random AccessMemory)のような半
導体メモリで構成されていてもよい。また、データ記憶
部1は、ユーザー側のコンピュータまたは端末機と分離
可能あるいは外付け可能に構成される記録媒体であって
もよい。
【0048】中央処理部2は、CPU(Central Process
ing Unit) などの演算処理装置によって構成されるもの
であり、ユーザー側のコンピュータまたは端末機内の各
種演算処理を行うものである。なお、図示はしていない
が、各種演算処理を行う上で必要とされる作業領域とし
てのRAMなども適宜設けられている。
【0049】音データ出力装置4は、アンプ部およびス
ピーカーなどから構成されるものであり、様々な音声を
出力するためのブロックである。例えば、ユーザーの入
力操作に呼応した音声を出力したり、操作のガイドまた
は各種警告を行う音声を出力したり、通信相手の話声を
出力したり、コンピュータシステムから配信された音楽
データの再生音を出力したりすることができる。
【0050】通信処理部6は、ユーザー側のコンピュー
タまたは端末機の外部にあるコンピュータとのインター
フェースとなるものであり、特定のCOMポートが割り
当てられる。なお、ネットワークインターフェースとし
ては特に限定するものではなく、例えば、Ethern
et(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data
Interface)、ISDN(Integrated Services Digital N
etwork) 、ATM(Asynchronous Transfer Mode)などが
用いられる。
【0051】表示部7は、CRT(Cathode Ray Tube)や
LCD(Liquid Crystal Display)などの各種表示モニタ
ーによって構成されるものである。また、操作部8は、
マウス、ジョイスティックやボタンなどの入力装置によ
って構成されるものである。ユーザーは、この表示部7
における表示を見て、操作部8によって入力操作を行う
ことにより、所望とする電子的サービスを受けたり、電
子的サービスの内容をユーザーが希望する内容に設定す
る入力を行ったりすることができる。
【0052】以上説明した、データ記憶部1、中央処理
部2、音データ出力装置4、通信処理部6、表示部7お
よび操作部8は、ユーザー側のコンピュータまたは端末
機におけるハードウェア的な構成を示すブロックであ
る。そして、以下に示す認証チェック部3、サービス内
容管理部5、基準情報設定部9、および基準情報送信処
理部10が、ユーザー側のコンピュータまたは端末機に
おけるソフトウェア的な構成を示すブロックとなる。
【0053】なお、ユーザーカスタマイズの方法とし
て、ユーザー側のコンピュータまたは端末機が、コンピ
ュータシステムに対して、制限基準の設定登録を要求し
た後、制限基準の設定に必要な情報を送信し、制限基準
の設定登録の処理を、コンピュータシステム側で行うよ
うにする第1のユーザーカスタマイズ方法と、ユーザー
側のコンピュータまたは端末機で制限基準の設定データ
を所定の手順に従って予め作成しておき、その設定デー
タをコンピュータシステムに送信することによって、コ
ンピュータシステムが上記制限基準の登録処理を行うよ
うにする第2のユーザーカスタマイズ方法とがある。
【0054】両者のユーザーカスタマイズ方法を比較す
ると、後者の方は、制限基準の設定データをユーザー側
で予め作成しておくので、コンピュータシステムに対す
る登録処理にかかる時間が短くて済む。このことは、通
信時間の短縮によって、ユーザー側には接続料金の低減
というメリットを生み、サービス提供者側には通信回線
の占有時間の短縮というメリットを生む。
【0055】これらのユーザーカスタマイズ方法の手順
については、後で詳述するが、いずれのユーザーカスタ
マイズ方法にしても、ユーザー側のコンピュータまたは
端末機は、ソフトウェアおよびシステム環境設定によ
り、そのような方法を簡易に実行することができるよう
になっている。
【0056】上記のように、ユーザーカスタマイズ方法
は2通りに分かれるが、以下に説明するサービス内容管
理部5、基準情報設定部9、および基準情報送信処理部
10は、上記第2のユーザーカスタマイズ方法をユーザ
ー側のコンピュータまたは端末機が実行する場合に、特
に用いられる構成である。
【0057】まず、認証チェック部3は、コンピュータ
システムから特定の電子的サービスを受けるときに、コ
ンピュータシステムに対するアクセス可否の認証を求め
るブロックである。電子的サービスを受ける際には、こ
の認証チェック部3から当該ユーザーのIDならびにパ
スワードが送出され、コンピュータシステム側でこれら
の認証チェックが行われ、このチェックを通過した場合
に、認証されたことの通知を認証チェック部3が受け取
って初めて、ユーザー側のコンピュータまたは端末機
は、コンピュータシステムにアクセスできるようにな
る。
【0058】サービス内容管理部5は、ユーザーが受け
ようとする電子的サービスの提供者を、その通信接続先
のアドレスと共にデータ記憶部1のデータベースに登録
する処理、各電子的サービスの内容や、制限基準を設定
できるサービス項目を、電子的サービスの提供者と関連
付けて分類し、上記データベースに登録する処理等を行
うブロックである。なお、制限基準の具体的な設定例に
ついては、後で詳細に説明する。
【0059】基準情報設定部9は、電子的サービスに関
する制限基準の設定データを作成するブロックであり、
上記データベースから、対象とする電子的サービスの制
限基準設定フォーマットを呼び出し、制限基準を設定す
るサービス項目の指定処理、指定したサービス項目に関
する時間的制限、利用回数制限、金額制限等の制限基準
の設定処理等を通じて、制限基準の設定データを作成し
たり、作成した設定データの内容を上記データベースに
登録する処理を行うブロックである。
【0060】さらに、基準情報設定部9は、受けようと
する電子的サービスが制限基準を超えるときに、その後
の電子的サービスをどのように受けるかについて、ユー
ザーが選択肢を持てるように、選択肢の内容をサービス
提供者側のコンピュータシステムに登録しておくための
設定データを作成すると共に、その選択肢の内容を上記
データベースに登録する処理も行う。
【0061】基準情報送信処理部10は、基準情報設定
部9によって作成した、制限基準および選択肢に関する
設定データを、コンピュータシステムに送信するのに適
した送信用データに変換する処理、送信先のコンピュー
タシステムのアドレスを上記データベースから呼び出す
処理等を行うブロックである。
【0062】〔コンピュータシステムの構成〕次に、本
発明の電子的サービスに対するユーザーカスタマイズ方
法の実施に好適な電子的サービス提供者側のコンピュー
タシステム(サービス提供装置)の構成について説明す
る。図1は、コンピュータシステムの概略構成を示すブ
ロック図である。なお、図1に示す構成は、コンピュー
タシステムをPC(Personal Computer) ベースで構成し
た例を示している。
【0063】同図に示すように、コンピュータシステム
は、データ記憶部11、中央処理部12、認証チェック
部13、サービス提供部14、基準情報受信処理部1
5、通信処理部16、表示部17、操作部18、課金管
理部19、送受信データ管理部20、およびユーザ情報
管理部21を備えた構成となっている。
【0064】なお、図1は、上記の各構成が全て同様に
接続された図となっているが、実際には、各種バスやイ
ンターフェースなどを介してハードウェア的に接続され
ている部分と、制御・処理プログラム上での連係によっ
てソフトウェア的に接続されている部分とが存在してい
る。
【0065】データ記憶部11は、例えばハードディス
ク(HD)装置などの記憶手段によって構成されるもの
であり、電子的サービスとして提供する各種コンテンツ
データを記憶したり、ユーザーがコンピュータまたは端
末機を介してアクセスを求めてきたときの認証に必要な
IDおよびパスワードを含むユーザー情報を記憶した
り、そのIDおよびパスワードと、当該ユーザーに提供
する電子的サービスの内容とを関連付けて記録しておく
ための台帳となるユーザーファイルを記憶したり、その
他、電子的サービスに関わる様々な管理データを記憶す
るものである。
【0066】なお、上記ハードディスク装置内、あるい
は別のハードディスク装置内には、コンピュータシステ
ムの動作に必要なOSや、本発明のユーザーカスタマイ
ズ方法を実行するプログラムを含む各種プログラム、デ
ータなども記憶されており、本発明のデータ記憶手段お
よび記録媒体に相当している。
【0067】中央処理部12は、CPUなどの演算処理
装置によって構成されるものであり、コンピュータシス
テム内の各種演算処理を行うものである。なお、図示は
していないが、各種演算処理を行う上で必要とされるR
AMなども適宜設けられている。
【0068】通信処理部16は、コンピュータシステム
の外部にあるコンピュータとのインターフェースとなる
ものであり、コンピュータシステムを構成するコンピュ
ータの特定のCOMポートが割り当てられる。なお、ネ
ットワークインターフェースとしては特に限定するもの
ではなく、ユーザー側のコンピュータまたは端末機の構
成について説明したように、例えば、Ethernet、FDD
I、ISDN、ATMなどが用いられる。
【0069】表示部17は、CRTやLCDなどの各種
表示モニターによって構成されるものである。また、操
作部18は、キーボードやマウスなどの入力装置によっ
て構成されるものである。これら表示部17や操作部1
8によって、コンピュータシステムの稼働状況をチェッ
クしたり、処理動作を変更するなどのメンテナンスが行
われる。
【0070】以上説明した、データ記憶部11、中央処
理部12、通信処理部16、表示部17、および操作部
18が、コンピュータシステムにおけるハードウェア的
な構成を示すブロックである。そして、以下に示す認証
チェック部13、サービス提供部14、基準情報受信処
理部15、課金管理部19、送受信データ管理部20、
およびユーザ情報管理部21が、コンピュータシステム
におけるソフトウェア的な構成を示すブロックとなる。
【0071】認証チェック部13は、コンピュータシス
テムに対して、電子的サービスを受けるためにアクセス
を求めてきたユーザー側のコンピュータまたは端末機の
認証チェックを行うブロックである。ユーザー側のコン
ピュータまたは端末機からコンピュータシステムにアク
セス要求がなされた際には、この認証チェック部13に
よって、ユーザーのIDならびにパスワードのチェック
が行われ、このチェックを通過した場合にのみ、ユーザ
ー側のコンピュータまたは端末機にアクセスの許可を与
えることになる。
【0072】サービス提供部14は、ユーザーから要求
された電子的サービスに関する各種コンテンツデータを
データ記憶部11から読み出す処理、ユーザーが制限基
準の設定登録を求めてきたときに、ユーザー側のコンピ
ュータまたは端末機に表示する制限基準設定登録メニュ
ーのデータをデータ記憶部11から読み出す処理、ユー
ザーに提供しようとする電子的サービスが制限基準を超
えるとき、あるいはユーザーからの求めが有ったとき
に、ユーザー側のコンピュータまたは端末機に表示する
選択肢メニューのデータをデータ記憶部11から読み出
す処理、ユーザーに提供する電子的サービスが制限基準
を超えるときに、制限基準に達することをユーザーに報
知するための設定基準到達報知データを作成する処理、
ユーザーからの求めが有ったときに、当該ユーザーの電
子的サービスの利用状況あるいは利用履歴を通知するた
めの利用状況データをユーザーファイルから読み出す処
理等を行うブロックである。
【0073】なお、サービス提供部14は、選択肢メニ
ューのデータをデータ記憶部11から読み出すにあたっ
て、ユーザーファイルにもアクセスし、ユーザーが登録
したユーザー固有の選択肢がユーザーファイルに有る場
合には、それも含めた選択肢メニューのデータを作成す
る。また、サービス提供部14は、本発明の選択肢提示
手段および基準到達報知手段に相当している。
【0074】基準情報受信処理部15は、ユーザーがコ
ンピュータまたは端末機を介して設定した制限基準を、
該当するユーザーファイルに登録する処理、ユーザーに
電子的サービスを提供するときに、該当するユーザーフ
ァイルにアクセスし、電子的サービスの利用状況と制限
基準とを比較することによって、制限基準内に収まる電
子的サービスを、当該ユーザーに提供しているか否かを
監視する処理、ユーザーに提供する電子的サービスが制
限基準を超えたこと、あるいは超えようとすることを判
断し、上記サービス提供部14に知らせる処理、ユーザ
ーが上記選択肢の1つを指定してきた場合に、それに応
じた電子的サービスを提供する処理(選択項目の処理)
等を行うブロックである。
【0075】なお、基準情報受信処理部15は、本発明
の設定登録処理手段および制限基準監視手段に相当して
いる。
【0076】課金管理部19は、ユーザー側に提供する
電子的サービスに関する課金情報を、一定の料金体系な
どに基づいて算出したり、電子的サービスに関する課金
を変更したり、ユーザー側のコンピュータまたは端末機
において、電子的サービスを受ける前に、料金支払いの
手続きに関するデータの入力が適正に行われたかを、必
要に応じてチェックするブロックである。
【0077】すなわち、コンピュータシステムが、イン
ターネットへの接続を仲介するプロバイダが管理するコ
ンピュータシステムである場合、課金管理部19は、計
数されたインターネットの利用時間に基づいて、その利
用時間に対する課金額を算出し、ユーザーが契約してい
る金融機関に対する決済処理、ユーザーに対する通知処
理等を行う。
【0078】また、コンピュータシステムが、電子決済
サービスを提供するクレジット会社が管理するコンピュ
ータシステムである場合、課金管理部19は、ユーザー
側のコンピュータまたは端末機から申し込まれたロー
ン、キャッシングまたは電子決済に関して、ユーザーに
課金すべき金額を確認したり、ユーザーが契約している
金融機関に対する決済処理、ユーザーに対する通知処理
等を行う。
【0079】さらに、コンピュータシステムが、オンラ
インショッピングサイトを運営する業者が管理するコン
ピュータシステムである場合、課金管理部19は、ユー
ザー側のコンピュータまたは端末機から購入の申し込み
が有った商品に関して、ユーザーに課金すべき金額を算
出したり、ユーザーが契約している金融機関に対する決
済処理、ユーザーに対する通知処理等を行う。
【0080】さらに、コンピュータシステムが、有料の
情報、データ、プログラム等の配信を行う業者が管理す
るコンピュータシステムである場合、ユーザー側のコン
ピュータまたは端末機から配信の申し込みが有った情
報、データ、プログラム等に関して、ユーザーに課金す
べき金額を算出したり、ユーザーが契約している金融機
関に対する決済処理、ユーザーに対する通知処理等を行
う。
【0081】送受信データ管理部20は、電子的サービ
スをユーザー側に提供する際に、必要なデータがユーザ
ー側のコンピュータまたは端末機に正常に受信されたか
をチェックする処理や、その送信内容、送信履歴をログ
として記録する処理を行うブロックである。
【0082】ユーザ情報管理部21は、電子的サービス
の利用状況や利用履歴をユーザー別にユーザーファイル
に記録する処理、各ユーザーのIDおよびパスワードの
情報を管理し、該当ユーザーファイルに記録する処理を
行うブロックである。電子的サービスの利用状況や利用
履歴とは、例えば、計数されたインターネットの1回毎
の利用時間、月別の積算利用時間、電子決済および未決
済の履歴、電子決済の1回あたりの金額、月別の積算金
額、購入商品のID情報、課金額、利用回数等のユーザ
ー情報である。
【0083】〔第1のユーザーカスタマイズ方法の実行
手順〕次に、前述した第1のユーザーカスタマイズ方法
を、コンピュータシステムが実行する手順について、図
3に基づいて説明する。
【0084】まず、コンピュータシステムは、ユーザー
側のコンピュータまたは端末機から接続要求を受信する
(ステップ1;以下、S1と略記する)と、認証チェッ
ク部13によって、接続を求めてきたユーザー側のコン
ピュータまたは端末機の認証チェックを行う(S2)。
認証処理が適正に完了すると、S3で、制限基準の設定
登録を行うか否かが確認される。ユーザーが制限基準の
設定登録を要求してきたのでなければ、他の電子的サー
ビス等の処理に移行する(S4)。
【0085】S3で、ユーザーが制限基準の設定登録を
要求してきたのであれば、基準情報受信処理部15によ
って、制限基準の設定処理が開始される(S5)。ま
ず、ユーザ情報管理部21によって、データ記憶部11
に記憶されている認証したユーザーのデータファイルに
アクセスし、必要なデータを読み出す。次に、その読み
出されたデータを用いて、サービス提供部14により、
制限基準の設定登録メニューを作成し、ユーザー側のコ
ンピュータまたは端末機の表示部17に表示する(S
6)。この設定登録メニューには、サービス項目(各種
コンテンツ)のリスト(後述)や、各サービス項目にお
ける制限基準の現在値、および設定可能範囲等が表示さ
れる。
【0086】続いて、基準情報受信処理部15は、S7
およびS8において、ユーザーにより、制限基準を設定
するサービス項目が選択されたか、サービス項目が選択
されたなら、そのサービス項目に関する制限基準が設定
されたかを確認する。この後、制限基準が設定されたサ
ービス項目については、制限基準に達したときに、その
後の電子的サービスをどうするかをユーザーが決めるこ
とのできる選択肢(後述)を設定できるようになってい
る(S9)。なお、選択肢の内容は、サービス提供者側
で定型的に設定したものばかりではなく、ユーザーが独
自に設定することもでき、その両者を組み合わせること
もできる。
【0087】また、選択肢の設定は、S9で行うことも
できるし、提供を受けた電子的サービスが上記制限基準
に達した時点においても、すなわち電子的サービスを受
けている最中であっても、選択肢がユーザー側のコンピ
ュータまたは端末機に表示され、その1つを選択するこ
とができる。例えば、電子決済をしようとしたときに、
その電子決済をしてしまうと、当月の積算額が制限基準
を超えてしまうといった場合に、電子決済をそのまます
る、取り消す等の選択肢がユーザー側のコンピュータま
たは端末機に表示される。さらに、電子的サービスが上
記制限基準に達しない場合でも、ユーザーの求めに応じ
て、選択肢をユーザー側のコンピュータまたは端末機に
表示することもできる。
【0088】次に、S9で、選択肢の設定がされたか、
あるいは選択肢を設定する必要が無い場合に、設定処理
を終了する指示がユーザー側のコンピュータまたは端末
機から入力されたかを確認する(S10)。
【0089】もし、S10で、制限基準を設定するサー
ビス項目が他にも有るのであれば、S7に戻って、S7
〜S10の手順を繰り返す。S10で、設定処理を終了
する指示の入力が確認された場合には、基準情報受信処
理部15によって、当該ユーザーのデータファイルを書
き換えて、新たな制限基準を登録する処理を行う(S1
1)。さらに、ユーザ情報管理部21によって、当該ユ
ーザーの書き換えが完了したデータファイルをデータ記
憶部11に格納すると共に、通信履歴を更新する。この
後、コンピュータシステムと、ユーザー側のコンピュー
タまたは端末機との接続を解除し(S12)、全ての処
理が終了する。
【0090】なお、上記の設定登録処理を、同じユーザ
ー側のコンピュータまたは端末機を使用する複数の使用
者別に行うこともできる。すなわち、S2における認証
チェックにおいて、使用者毎に異なるIDおよびパスワ
ードを用い、ユーザー情報管理部21が、データ記憶部
11から該当使用者のユーザーファイルを読み出すよう
にすればよい。
【0091】また、S2における認証チェックは、ユー
ザー側のコンピュータまたは端末機について行うものと
し、S5の制限基準設定処理開始直後に、使用者を識別
するパスワードの入力を要求し、入力されたパスワード
に該当するユーザーファイルを読み出すようにしてもよ
い。
【0092】このように、同じユーザー側のコンピュー
タまたは端末機を使用する複数の使用者別に制限基準を
設定できるようにすることで、制限基準を使用者の年
齢、性別、趣味、嗜好等に応じて変えることができる。
例えば、制限基準の内容を家族の構成員別に変えたり、
職場の構成員の仕事内容に応じて変えたりすることがで
きる。
【0093】〔第2のユーザーカスタマイズ方法の実行
手順〕次に、前述した第2のユーザーカスタマイズ方法
を、ユーザー側のコンピュータまたは端末機が実行する
手順について、図4に基づいて説明する。
【0094】まず、ユーザーは、表示部7を見ながら、
操作部8を用いた入力操作により、電子的サービスに関
する制限基準の設定登録処理を実行するアプリケーショ
ンを選択する。これにより、基準情報設定部9による制
限基準の設定登録処理がスタートする(S21)。次
に、制限基準の設定登録をしたい電子的サービス提供者
の選択入力を受け付ける(S22)。
【0095】なお、このアプリケーションソフトウェア
が、電子的サービス提供者から供与されている場合に
は、当該提供者が自動的に選択される。また、そうでな
い場合には、サービス内容管理部5によってデータ記憶
部1に予め登録されている電子的サービス提供者のリス
トを呼び出して表示部7に表示し、その提供者リストか
ら選択することができる。
【0096】続いて、各電子的サービス提供者のサービ
ス項目およびサービス内容は、サービス内容管理部5に
よって予め分類整理され、データ記憶部1に格納されて
いるので、選択された電子的サービス提供者に関して、
制限基準の設定が可能なサービス項目およびサービス内
容を基準情報設定部9により読み出し、表示部7に表示
する(S23)。そして、基準情報設定部9は、サービ
ス項目がユーザーによって選択入力されるのを待つ(S
24)。なお、サービス項目およびサービス内容の表示
と併せて、現在の制限基準値を表示してもよい。現在の
制限基準値は、サービス内容管理部5によって、電子的
サービス提供者毎にサービス項目およびサービス内容と
共に整理され、データ記憶部1に格納されている。
【0097】引き続いて、基準情報設定部9は、S24
で選択されたサービス項目について、制限基準の設定値
が入力されたか否かを確認する(S25)。この後、制
限基準が設定されたサービス項目については、制限基準
に達した後の電子的サービスをどうするかを決めること
ができる選択肢(後述)を設定できるようになっている
(S26)。S26で、選択肢の設定がされたか、ある
いは選択肢を設定する必要が無い場合に、S27に進
み、選択された電子的サービス提供者に送信する送信用
データの作成を行うか否かを確認する。
【0098】S27で、送信用データの作成を行わない
場合には、S28で、電子的サービス提供者の追加選択
の有無を確認する。電子的サービス提供者の追加が必要
な場合には、S22へ戻って、ここまでの処理を繰り返
し、追加が必要無い場合には、S24へ戻って、制限基
準を設定したいサービス項目が無くなるまで、S24〜
S28の手順を繰り返す。
【0099】S27で、送信用データの作成を行う指示
がユーザーによって入力された場合には、S24〜S2
6における入力内容に基づいて、基準情報送信処理部1
0により送信用データを作成し(S29)、通信処理部
6を介して、選択された電子的サービス提供者のコンピ
ュータシステムに対し、接続要求を送信する(S30)
と共に、コンピュータシステムにユーザー側のコンピュ
ータまたは端末機のIDおよびパスワードを送信して、
コンピュータシステムの認証を待つ(S31)。
【0100】なお、S29で送信用データが作成された
場合、設定された制限基準は、サービス内容管理部5に
よって、データ記憶部1の該当ファイルに上書きされ
る。また、制限基準の変更履歴も記録され、次回の制限
基準の設定時に参照することができるようになってい
る。
【0101】S31で、コンピュータシステムの認証が
降りたなら、基準情報送信処理部10は、通信処理部6
を介して、コンピュータシステムに送信用データの送信
を行う(S32)。そして、コンピュータシステムか
ら、送信用データを正常に受信したことを示す受信完了
通知を受信したことを確認し(S33)、受信完了通知
を確認できたなら、コンピュータシステムに対する接続
を解除し(S34)、全ての処理が終了する。
【0102】なお、ユーザー側のコンピュータまたは端
末機から送信用データを受信した後のコンピュータシス
テムの処理については、前述のS11およびS12に関
連した説明と同様である。
【0103】〔制限基準の内容〜プロバイダの場合〕次
に、上記の制限基準の内容(制限基準設定登録メニュ
ー)について、サービス提供者別に具体例を挙げて説明
する。
【0104】第1に、サービス提供者が、インターネッ
トの接続を仲介するプロバイダの場合、ユーザーが設定
登録できる制限基準には、以下のような項目がある。 (1) 1回の接続時間 (2) 接続可能な日時 (3) 1月あたりの接続時間 (4) 接続不可のサイトまたはサイトの種類 ユーザーの設定した制限基準が登録されたプロバイダ
は、該当ユーザーにインターネットの接続サービスを提
供するときに、ユーザーファイルから制限基準を読み出
し、上記(1) 〜(4) の各項目について提供する接続サー
ビスを監視し、提供する接続サービスが制限基準を逸脱
する場合に、その旨をユーザー側のコンピュータまたは
端末機に対して報知する。報知の仕方は、制限基準を逸
脱したことを知らせるメッセージの表示、画面の表示輝
度変化、音声等の各種形態を採用することができ、ま
た、選択肢を表示することによって制限基準を逸脱した
ことを知らせる報知の代わりとしてもよい。
【0105】上記選択肢としては、その接続サービスを
停止するか、続行するか、続行するとしたら制限基準の
設定し直しをするか、制限基準の設定し直しをせずにそ
のまま続行するか等をユーザーが決めることができるよ
うに、ユーザー側のコンピュータまたは端末機に表示さ
れる。
【0106】より具体的な例で説明する。例えば、上記
プロバイダの接続サービスには、料金体系の違いによっ
て3パターンあるとする。第1パターンは、接続時間5
時間まで800円の定額制で、5時間を超えると10円
/分の従量制に変わるものである。第2パターンは、接
続時間30時間まで2000円の定額制で、30時間を
超えると10円/分の従量制に変わるものである。第3
パターンは、接続時間無制限で3000円の定額制であ
る。
【0107】今、ユーザーが第2パターンでプロバイダ
と契約しており、1回の接続時間を1時間、1月あたり
の接続時間を25時間までに設定し、接続可能な日時お
よび接続不可のサイトについては特に設定をせずに、プ
ロバイダのコンピュータシステムに登録しているとす
る。
【0108】この場合、1回の接続時間が1時間に達す
ると、ユーザー側のコンピュータまたは端末機の画面に
「休憩・継続・その他」を選ぶ選択肢が表示される。あ
るいは、ユーザーが登録したメッセージ「休憩して下さ
い」「制限基準になりました」等が文字または音声等で
報知され、上記の選択肢が表示される。
【0109】「休憩」の選択肢は、接続サービスの停
止、すなわち切断を意味する。「継続」の選択肢は、そ
のまま接続サービスを受け続けることを意味する。「そ
の他」の選択肢には、今受けている接続サービスをあと
どのくらいの時間継続するかを設定する処理、休憩を挟
んで再接続する場合の休憩時間を設定する処理、制限基
準の登録内容そのものを変更する処理、上記第2パター
ンの契約内容を他のパターンに変更する処理に移行した
り、過去の接続サービスを受けた履歴の確認処理等が含
まれている。
【0110】なお、過去の履歴確認では、制限基準を超
えた履歴も含め、1回あたりの接続時間、接続料金や、
1月あたりの接続時間、接続料金、接続日時等の履歴を
確認することができ、制限基準または契約内容を変更す
る場合の参考にすることができる。
【0111】一方、1月あたりの接続時間が設定基準の
25時間に達すると、例えば「基準使用時間になりまし
た。切断して下さい。」というメッセージが文字または
音声等で伝達され、上記と同様に、「切断・継続・その
他」を選ぶ選択肢が表示される。また、そのまま接続サ
ービスを受け続けた場合に、課金内容が定額制から従量
制に変わる30時間に接続時間が達すると、例えば「3
0時間になりました。課金条件が変更されます。よろし
いですか?」というメッセージが伝達され、上記と同様
に、「切断・継続・その他」を選ぶ選択肢が表示され
る。
【0112】なお、選択肢は、前述のとおり、制限基準
を超える前にも、ユーザーの求めに応じて表示される。
【0113】〔制限基準の内容〜クレジット会社の場
合〕第2に、サービス提供者が、各種クレジットカード
番号を使った電子決済サービスや電子マネー(ディジタ
ルキャッシュ)による電子決済サービス等を行うクレジ
ット会社、銀行等の金融機関である場合、ユーザーが設
定登録できる制限基準には、以下のような項目がある。 (1) 1回の決済金額 (2) 電子決済の利用回数 (3) 1月あたりの電子決済金額 (4) 決済可能なサイトまたはサイトの種類 ユーザーの設定した制限基準が登録されたクレジット会
社は、該当ユーザーに電子決済サービスを提供するとき
に、ユーザーファイルから制限基準を読み出し、上記
(1) 〜(4) の各項目について提供する電子決済サービス
と比較し、実行しようとする電子決済の金額または利用
回数や、電子決済を行おうとするサイトが制限基準を逸
脱する場合に、その旨をユーザー側のコンピュータまた
は端末機に対して報知する。そして、報知に続いて、あ
るいは報知の代わりとして、その電子決済を停止する
か、続行するか、続行するとしたら制限基準の設定し直
しをするか、制限基準の設定し直しをせずにそのまま続
行するか等をユーザーが決めることができる選択肢を、
ユーザー側のコンピュータまたは端末機に表示する。
【0114】より具体的には、クレジット会社との契約
条件は、50万円までのショッピングと20万円までの
キャッシングが電子決済によって可能になっていると
し、ユーザーが、1回の決済金額を1万円まで、電子決
済の利用回数を1月あたり8回まで、1月あたりの電子
決済金額を5万円までに設定し、クレジット会社のコン
ピュータシステムに登録しているとする。
【0115】この場合、例えば、ユーザーがインターネ
ットに接続しているあるサイトで、あるクレジットカー
ド番号を使って、1回2万円の電子決済をしようとした
ときに、クレジット会社のコンピュータシステムは、そ
の決済額が当該ユーザーの制限基準を超えていることを
確認し、例えば「基準決済金額を超えています」という
メッセージを、ユーザー側のコンピュータまたは端末機
に文字または音声等で伝達すると共に、「決済・中止・
その他」を選ぶ選択肢を表示する。
【0116】上記選択肢の「決済」および「中止」の意
味は文字通りであるが、「その他」の選択肢は、上記の
ように、制限基準の登録内容そのものを変更する処理、
契約内容を変更する処理、または過去の電子決済サービ
スを受けた履歴の確認処理等が含まれている上に、他の
クレジットカード番号で電子決済を行う処理も含まれて
いる。すなわち、「その他」を選択して、さらに「他の
クレジットカードで電子決済を行う」を選択した場合に
は、使用可能なクレジットカードの種類が表示され、そ
の中で手持ちの他のクレジットカード番号を入力するこ
とによって、電子決済を行うことができる。
【0117】同様に、1月あたりの決済金額が設定基準
の5万円に達すると、例えば「基準月額を超えていま
す」または「基準月額になりました」等のメッセージが
伝達され、「決済・中止・その他」を選ぶ選択肢が表示
される。
【0118】なお、「決済・中止・その他」を選ぶ選択
肢は、決済金額が設定基準内であっても、ユーザーの求
めに応じて表示される。そして、「その他」を選択した
場合には、現在までの決済金額の状況を確認することが
できるので、次の電子決済の機会に余裕を残しておく判
断材料にしたり、手持ちの各種クレジットカードの利用
バランスを考慮して、どのクレジットカードを使って決
済するかを決める判断材料にしたりすることができる。
【0119】〔制限基準の内容〜オンラインショッピン
グサイトの場合〕第3に、サービス提供者が、インター
ネットに接続したオンラインショッピングサイトや有料
データの配信業者である場合、ユーザーが設定登録でき
る制限基準には、以下のような項目がある。 (1) 1回の購入金額 (2) 1月あたりの購入回数 (3) 1月あたりの購入金額 (4) 購入可能な商品・情報または商品・情報の種類 オンラインショッピングサイトでは、通常、購入金額
も、購入回数も無制限であるから、無意識に使い過ぎて
しまうリスクは非常に大きい。そこで、制限基準とし
て、1回の購入金額を3万円、1月あたりの購入回数を
10回、1月あたりの購入金額を7万円、購入可能な商
品の種類を食品、衣服に限定、のように設定し、オンラ
インショッピングサイトに登録しておけば、購入内容が
制限基準を逸脱するときに、サイト側からユーザー側の
コンピュータまたは端末機に対し、「基準購入金額を超
えています」等のメッセージや、上記と同様の「購入・
中止・その他」を選ぶ選択肢を表示してもらえるので、
利用状況をユーザー側でいちいち管理しなくても、安心
して利用することができる。
【0120】なお、複数の商品を購入しようとして、そ
の金額が制限基準を超える場合に、「その他」を選択す
ると、購入予定の商品を取捨選択し、制限基準内に収ま
るように商品の再選択をすることができるようになって
いる。
【0121】また、前述のように、同じユーザー側のコ
ンピュータまたは端末機を用いてオンラインショッピン
グをする場合でも、利用者別に制限基準を設定登録でき
るので、例えば、家族について、親と子供の制限基準
を、それぞれに相応しい内容に設定することができ、利
用の安全度が一層向上することになる。
【0122】なお、上記の説明では、サービス提供者側
のコンピュータシステムが、ユーザーが設定登録した制
限基準に納まる電子的サービスを提供しているか否かを
監視することを基本としている例を説明したが、ユーザ
ーが制限基準を設定登録したときに、コンピュータシス
テムが、その制限基準に納まるか、若しくは制限基準に
近い電子的サービスのプランを1つ以上選び、ユーザー
に提示するようにしてもよい。これにより、例えば、ユ
ーザーが自分で選択した電子的サービスの料金体系よ
り、自分の制限基準により近くて得になる料金体系の電
子的サービスが有ることを知ることができ、より希望に
かなった電子的サービスを受けることができる。
【0123】最後に、本発明の電子的サービスに対する
ユーザーカスタマイズ方法を実行するプログラムを記録
した記録媒体としては、コンピュータシステムから着脱
自在に構成される記録媒体であってもよい。例えば、磁
気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー
(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディス
クやCD−ROM、MO、MD、DVD等の光ディスク
系、ICカード(メモリカードを含む)、光カード等の
カード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEP
ROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含め
た固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0124】また、本発明のユーザーカスタマイズシス
テムは、インターネットを含む通信ネットワークと接続
可能な構成にすることができ、通信ネットワーク等の伝
送媒体を介して、他のシステムコンピュータと上記プロ
グラムを送受するようにしてもよい。
【0125】なお、本発明に係る電子的サービスに対す
るユーザーカスタマイズシステムを、「電子的サービス
に関する制限基準の設定データを作成するデータ作成手
段(基準情報設定部9)と、上記制限基準を設定する電
子的サービスの提供装置を選択して通信を行い、上記設
定データを送信する送信処理手段(基準情報送信処理部
10)とを備えたユーザー側のコンピュータまたは端末
機と、ユーザー側のコンピュータまたは端末機から、上
記設定データを受信し、当該ユーザーについて、上記制
限基準を登録し、そのユーザーに提供する電子的サービ
スが、登録した制限基準内に収まっているか否かを監視
するサービス提供装置とを有する」構成としてもよい。
【0126】
【発明の効果】請求項1の発明に係る電子的サービスに
対するユーザーカスタマイズ方法は、以上のように、電
子的サービスを提供するコンピュータシステムに、電子
的サービスに関してユーザー自身が設定した制限基準を
登録し、上記コンピュータシステムが、その制限基準内
に収まる電子的サービスを、当該ユーザーに提供してい
るか否かを監視する処理を有している。
【0127】それゆえ、ユーザーは、電子的サービスを
無制限に受けることによって、経済的なリスクを被る等
の事態を避けるために、ユーザーが望む範囲の制限基準
をコンピュータシステムに登録することができ、しか
も、電子的サービスを受けた内容に関する管理を、電子
的サービスの提供者側に任せることができる。この結
果、ユーザーは、管理の煩雑さから解放された状態で安
心して電子的サービスを受けることができるという効果
を奏する。
【0128】請求項2の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ方法は、以上のように、請求
項1に記載の方法に加えて、上記ユーザーが制限基準を
超える電子的サービスを求めてきた場合に、上記コンピ
ュータシステムが、制限基準を超えていることを、電子
的サービスを求めてきたコンピュータまたは端末機に対
して報知する処理を有している。
【0129】それゆえ、ユーザーは電子的サービスを受
けた内容を自分で管理しなくても、一番重要なターニン
グポイントを的確に知ることができ、リスク回避のため
の適切な対応を取ることができるという効果を、請求項
1に記載の方法による効果に加えて奏する。
【0130】請求項3の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ方法は、以上のように、請求
項1または2に記載の方法に加えて、ユーザーに提供す
る電子的サービスが、当該ユーザーの設定した制限基準
に達するときか、または達したときに、上記コンピュー
タシステムは、その後の電子的サービスの内容を設定す
る選択肢を、電子的サービスを求めてきたコンピュータ
または端末機に表示する処理を有している。
【0131】それゆえ、コンピュータシステムが、その
後の電子的サービスの内容を設定する選択肢をユーザー
側に表示するので、ユーザーはその場で即座に適切な対
応を選ぶことができる。この結果、より一層便利な電子
的サービスをユーザーに提供することができるという効
果を、請求項1または2に記載の方法による効果に加え
て奏する。
【0132】請求項4の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ方法は、以上のように、請求
項3に記載の方法に加えて、上記選択肢は、電子的サー
ビスの中止および続行の少なくとも一方に加えて、他の
電子的サービスへの切り換え、制限基準の変更、一定時
間後の再接続、電子的サービスの利用履歴の確認の内の
少なくとも1つの項目を含んでいる。
【0133】それゆえ、ユーザーは、電子的サービスの
単なる中止および続行以外の電子的サービスを受けるこ
とができるので、一層便利な電子的サービスをユーザー
に提供することができるという効果を、請求項3に記載
の方法にによる効果に加えて奏する。
【0134】請求項5の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ方法は、以上のように、請求
項1ないし4のいずれか1項に記載の方法に加えて、上
記コンピュータシステムが、電子的サービスを求めてき
たコンピュータまたは端末機に、当該ユーザーに関する
現在までの電子的サービスの利用状況を、ユーザーの求
めに応じて表示する処理を有している。
【0135】それゆえ、ユーザーは、受けようとする電
子的サービスが、制限基準を超えていなくても、利用状
況を見て、電子的サービスを受ける予定を立てたり、他
の電子的サービスとの利用バランスを判断したりするこ
とができる。この結果、より計画的に電子的サービスを
受けることができるという効果を、請求項1ないし4の
いずれか1項に記載の方法による効果に加えて奏する。
【0136】請求項6の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ装置は、以上のように、(1)
ユーザーに対する電子的サービスに関する台帳としての
ユーザーファイルを格納しているデータ記憶手段と、
(2) 電子的サービスに関する制限基準の設定を要求して
きたユーザーについて、制限基準を設定するサービス項
目の選択入力と、選択されたサービス項目に対する制限
基準の設定入力とを受け付けて、ユーザーが設定した制
限基準を、上記ユーザーファイルに登録する設定登録処
理手段と、(3) ユーザーに提供する電子的サービスが、
ユーザーの設定した上記制限基準内に収まっているか否
かを、上記ユーザーファイルの登録内容を参照して監視
する制限基準監視手段とを備えている構成である。
【0137】それゆえ、ユーザーは、電子的サービスを
無制限に受けることによって、経済的なリスクを被る等
の事態を避けるために、ユーザーが望む範囲の制限基準
をコンピュータシステムに登録することができ、しか
も、電子的サービスを受けた内容に関する管理を、電子
的サービスの提供者側に任せることができるという効果
を奏する。
【0138】また、ユーザーカスタマイズ装置は、電子
的サービスに対する課金管理のために、通常管理してい
るユーザーファイルを利用すればよいので、システム変
更のための負担が小さくて済むという効果を併せて奏す
る。
【0139】請求項7の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ装置は、以上のように、請求
項6に記載の構成に加えて、ユーザーに提供する電子的
サービスが、当該ユーザーの設定した制限基準に達する
か、または達したと、上記制限基準監視手段が判断した
ときに、その電子的サービスに関する選択肢を、電子的
サービスを求めてきたコンピュータまたは端末機に提示
する選択肢提示手段を備えている構成である。
【0140】それゆえ、請求項3の発明について説明し
たのと同様の効果を奏する。
【0141】請求項8の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズ装置は、以上のように、請求
項6または7に記載の構成に加えて、ユーザーに提供す
る電子的サービスが、当該ユーザーの設定した制限基準
に達するか、または達したと、上記制限基準監視手段が
判断したときに、そのことを電子的サービスを求めてき
たコンピュータまたは端末機に報知する基準到達報知手
段を備えている構成である。
【0142】それゆえ、請求項2の発明について説明し
たのと同様の効果を奏する。
【0143】請求項9の発明に係る電子的サービスに対
するユーザーカスタマイズシステムは、以上のように、
(1) 電子的サービスの提供を受信するユーザー側のコン
ピュータまたは端末機と、(2) 電子的サービスに関する
制限基準の設定を要求してきた上記ユーザー側のコンピ
ュータまたは端末機から、制限基準を設定するサービス
項目の選択入力と、選択されたサービス項目に対する制
限基準の設定入力とを受け付け、ユーザーが設定した制
限基準を登録すると共に、ユーザーに提供する電子的サ
ービスが、登録した制限基準内に収まっているか否かを
監視するサービス提供装置とを有する構成である。
【0144】それゆえ、請求項1の発明について説明し
たのと同様の効果を奏する電子的サービスの供給システ
ムを、ユーザーに提供することができる。
【0145】請求項10の発明に係る電子的サービスに
対するユーザーカスタマイズシステムは、以上のよう
に、(1) 電子的サービスに関する制限基準の設定データ
を作成し、上記制限基準の設定対象となる電子的サービ
スの提供装置に対して、上記設定データを送信するユー
ザー側のコンピュータまたは端末機と、(2) ユーザー側
のコンピュータまたは端末機から、上記設定データを受
信し、当該ユーザーについて、上記制限基準を登録し、
そのユーザーに提供する電子的サービスが、登録した制
限基準内に収まっているか否かを監視するサービス提供
装置とを有する構成である。
【0146】それゆえ、請求項1の発明について説明し
たのと同様の作用効果を奏する電子的サービスの供給シ
ステムを、ユーザーに提供することができる上に、ユー
ザー側のコンピュータまたは端末機で、制限基準の設定
データを予め作成しておくことができるので、請求項9
の発明に係るユーザーカスタマイズシステムに比べて、
設定基準をサービス提供装置に登録するために必要な通
信時間を節約することができるという効果を併せて奏す
る。
【0147】請求項11の発明に係る電子的サービスに
対するユーザーカスタマイズ方法を実行するプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、以
上のように、電子的サービスを提供するコンピュータシ
ステムに、電子的サービスに関してユーザー自身が設定
した制限基準を登録し、上記コンピュータシステムが、
その制限基準内に収まる電子的サービスを、当該ユーザ
ーに提供しているか否かを監視することを特徴とする電
子的サービスに対するユーザーカスタマイズ方法を実行
するプログラムを記録している。
【0148】それゆえ、上記記録媒体に記録されたプロ
グラムを、電子的サービスを提供するコンピュータシス
テムにセットアップすることによって、請求項1の発明
に係るユーザーカスタマイズ方法、または請求項9の発
明に係るユーザーカスタマイズシステムをユーザーに提
供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子的サービスに対するユーザーカス
タマイズシステムを構成するサービス提供装置の要部構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の電子的サービスに対するユーザーカス
タマイズシステムを構成するユーザー側のコンピュータ
または端末機の要部構成を示すブロック図である。
【図3】ユーザーが設定した制限基準を、上記サービス
提供装置に登録するための、サービス提供装置における
処理手順を示すフローチャートである。
【図4】ユーザーが設定した制限基準を、上記サービス
提供装置に登録するための、上記ユーザー側のコンピュ
ータまたは端末機における処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
11 データ記憶部(データ記憶手段および記録媒
体) 14 サービス提供部(選択肢提示手段および基準到
達報知手段) 15 基準情報受信処理部(設定登録処理手段および
制限基準監視手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA02 BB11 CC05 CC08 CC36 GG02 (54)【発明の名称】 電子的サービスに対する、ユーザーカスタマイズ方法、ユーザーカスタマイズ装置、ユーザーカ スタマイズシステム、およびユーザーカスタマイズ方法を実行するプログラムを記録した記録媒 体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子的サービスを提供するコンピュータシ
    ステムに、電子的サービスに関してユーザー自身が設定
    した制限基準を登録し、上記コンピュータシステムが、
    その制限基準内に収まる電子的サービスを、当該ユーザ
    ーに提供しているか否かを監視することを特徴とする電
    子的サービスに対するユーザーカスタマイズ方法。
  2. 【請求項2】上記ユーザーが制限基準を超える電子的サ
    ービスを求めてきた場合に、上記コンピュータシステム
    が、制限基準を超えていることを、電子的サービスを求
    めてきたコンピュータまたは端末機に対して報知するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子的サービスに対す
    るユーザーカスタマイズ方法。
  3. 【請求項3】ユーザーに提供する電子的サービスが、当
    該ユーザーの設定した制限基準に達するときか、または
    達したときに、上記コンピュータシステムは、その後の
    電子的サービスの内容を設定する選択肢を、電子的サー
    ビスを求めてきたコンピュータまたは端末機に表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子的サー
    ビスに対するユーザーカスタマイズ方法。
  4. 【請求項4】上記選択肢は、電子的サービスの中止およ
    び続行の少なくとも一方に加えて、他の電子的サービス
    への切り換え、制限基準の変更、一定時間後の再接続、
    電子的サービスの利用履歴の確認の内の少なくとも1つ
    の項目を含んでいることを特徴とする請求項3に記載の
    電子的サービスに対するユーザーカスタマイズ方法。
  5. 【請求項5】上記コンピュータシステムが、電子的サー
    ビスを求めてきたコンピュータまたは端末機に、当該ユ
    ーザーに関する現在までの電子的サービスの利用状況
    を、ユーザーの求めに応じて表示することを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子的サービ
    スに対するユーザーカスタマイズ方法。
  6. 【請求項6】ユーザーに対する電子的サービスに関する
    台帳としてのユーザーファイルを格納しているデータ記
    憶手段と、 電子的サービスに関する制限基準の設定を要求してきた
    ユーザーについて、制限基準を設定するサービス項目の
    選択入力と、選択されたサービス項目に対する制限基準
    の設定入力とを受け付けて、ユーザーが設定した制限基
    準を、上記ユーザーファイルに登録する設定登録処理手
    段と、 ユーザーに提供する電子的サービスが、ユーザーの設定
    した上記制限基準内に収まっているか否かを、上記ユー
    ザーファイルの登録内容を参照して監視する制限基準監
    視手段とを備えていることを特徴とする電子的サービス
    に対するユーザーカスタマイズ装置。
  7. 【請求項7】ユーザーに提供する電子的サービスが、当
    該ユーザーの設定した制限基準に達するか、または達し
    たと、上記制限基準監視手段が判断したときに、その電
    子的サービスに関する選択肢を、電子的サービスを求め
    てきたコンピュータまたは端末機に提示する選択肢提示
    手段を備えていることを特徴とする請求項6に記載の電
    子的サービスに対するユーザーカスタマイズ装置。
  8. 【請求項8】ユーザーに提供する電子的サービスが、当
    該ユーザーの設定した制限基準に達するか、または達し
    たと、上記制限基準監視手段が判断したときに、そのこ
    とを電子的サービスを求めてきたコンピュータまたは端
    末機に報知する基準到達報知手段を備えていることを特
    徴とする請求項6または7に記載の電子的サービスに対
    するユーザーカスタマイズ装置。
  9. 【請求項9】電子的サービスの提供を受信するユーザー
    側のコンピュータまたは端末機と、 電子的サービスに関する制限基準の設定を要求してきた
    上記ユーザー側のコンピュータまたは端末機から、制限
    基準を設定するサービス項目の選択入力と、選択された
    サービス項目に対する制限基準の設定入力とを受け付
    け、ユーザーが設定した制限基準を登録すると共に、ユ
    ーザーに提供する電子的サービスが、登録した制限基準
    内に収まっているか否かを監視するサービス提供装置と
    を有することを特徴とする電子的サービスに対するユー
    ザーカスタマイズシステム。
  10. 【請求項10】電子的サービスに関する制限基準の設定
    データを作成し、上記制限基準の設定対象となる電子的
    サービスの提供装置に対して、上記設定データを送信す
    るユーザー側のコンピュータまたは端末機と、 ユーザー側のコンピュータまたは端末機から、上記設定
    データを受信し、当該ユーザーについて、上記制限基準
    を登録し、そのユーザーに提供する電子的サービスが、
    登録した制限基準内に収まっているか否かを監視するサ
    ービス提供装置とを有することを特徴とする電子的サー
    ビスに対するユーザーカスタマイズシステム。
  11. 【請求項11】電子的サービスを提供するコンピュータ
    システムに、電子的サービスに関してユーザー自身が設
    定した制限基準を登録し、上記コンピュータシステム
    が、その制限基準内に収まる電子的サービスを、当該ユ
    ーザーに提供しているか否かを監視することを特徴とす
    る電子的サービスに対するユーザーカスタマイズ方法を
    実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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