JP2001344373A - 情報受信装置、抽選処理方法、抽選処理を行うためのプログラムを記録した記録媒体、情報配信装置および情報配信システム - Google Patents

情報受信装置、抽選処理方法、抽選処理を行うためのプログラムを記録した記録媒体、情報配信装置および情報配信システム

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JP2001344373A
JP2001344373A JP2000162302A JP2000162302A JP2001344373A JP 2001344373 A JP2001344373 A JP 2001344373A JP 2000162302 A JP2000162302 A JP 2000162302A JP 2000162302 A JP2000162302 A JP 2000162302A JP 2001344373 A JP2001344373 A JP 2001344373A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模な設備投資を行うことなく、既存のシ
ステムを利用して、不特定多数の人を相手に抽選処理を
行う。 【解決手段】 需要者が取得希望の情報を情報配信装置
から通信回線を介して受信すると共に、情報を公開する
公開サーバーと通信回線を介して接続される情報受信装
置に、抽選主催者が提供する抽選情報を登録する抽選登
録処理部38と、登録した抽選情報を、抽選機能を有す
る情報配信装置および公開サーバーに送信する抽選情報
送信処理部39および通信処理部40とを設ける。抽選
主催者が、抽選情報を情報受信装置に入力することによ
り、この抽選情報が抽選情報登録手段によって登録さ
れ、情報送信手段により、これらの情報が情報配信装置
へ送信される。これにより、抽選機能を有する情報配信
装置は、送信された抽選情報をもとにして抽選処理を行
うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
音楽データ等のコンテンツを送受信するシステムが有す
る抽選機能を利用して、個人ユーザでも容易に抽選会を
実現することができる情報受信装置、抽選処理方法、抽
選処理を行うためのプログラムを記録した記録媒体、情
報配信装置および情報配信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】昨今では、通信技術の飛躍的な進歩、お
よび通信インフラの整備によって、様々なデータが様々
な通信回線を通じてやりとりされるようになっている。
例えば、現在世界的に急速に普及しているインターネッ
トにおいては、テキストベースのデータのみならず、音
楽データや画像データなども通信可能となっている。
【0003】また、ここ最近では、電子メールで年賀状
を送るサービスもインターネット上で無料で行われてい
る。この電子メール年賀状には、通常の郵便により配達
される年賀状と同様に抽選番号が付与されており、例え
ば年明けの所定の日に抽選を行うことで、抽選番号の
「当たり」および「はずれ」を決めるようになってい
る。そして、「当たり」および「はずれ」の結果は、抽
選を行った主催者側から電子メール年賀状の宛先人に電
子メールで即時に通知されると共に、「当たり」の場合
には、主催者側から「当たり」の程度(例えば1等、2
等、・・・)に応じて商品や賞金がメール宛先人にプレ
ゼントされるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な抽選を行うサービスは、通常、企業等のサーバー管理
者が主体となって行うものとなっている。しかし、近年
では、個人やSOHO(small office home office)、
小さな団体(以下、個人等と記載する)が上記と同様の
サービスを行いたいと望む場合も増えてきている。個人
等が行う抽選としては、例えば、ある商店街の飲食店の
食事券や、ある地方が主催するイベントの招待券等を景
品として用意し、一定の地域や地方を対象として行う抽
選を想定することができる。
【0005】ここで、このような抽選サービスを個人等
が行う場合に、通常、企業等が構築している情報配信シ
ステムのような、抽選処理を行うことが可能なシステム
を別途構築できれば問題はない。しかし、そのようなシ
ステムを個人レベルで構築しようとしても、設備投資に
かなりの費用を要するため、その実現が困難であり、上
記した抽選サービスを個人レベルで実現したくても実現
できないのが現状である。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、大規模な設備投資を行う
ことなく、既存のシステムを利用して、個人や小さな団
体レベルでも不特定多数の人を相手にして抽選会を開催
することができる情報受信装置、抽選処理方法、抽選処
理を行うためのプログラムを記録した記録媒体、情報配
信装置および情報配信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る情
報受信装置は、上記の課題を解決するために、需要者が
取得希望の情報を情報配信装置から通信回線を介して受
信すると共に、情報を公開する公開サーバーと通信回線
を介して接続される情報受信装置であって、抽選主催者
が提供する抽選情報を登録する抽選情報登録手段と、登
録した抽選情報を、抽選機能を有する情報配信装置およ
び上記公開サーバーに送信する情報送信手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0008】上記の構成によれば、情報受信装置は通信
回線を介して情報配信装置と接続されており、情報配信
装置から配信される情報を受信するシステムが構築され
ている。これにより、需要者は、取得希望の情報(例え
ば音楽データ)があれば、それを情報配信装置からの受
信によって得ることが可能となっている。
【0009】一方、上記情報配信装置は、抽選機能を有
している。この抽選機能とは、例えば、情報配信装置が
配信する情報が音楽データであるとすると、需要者が情
報受信装置側で音楽データを1曲ダウンロードするごと
に、情報配信装置側で抽選を行うといった機能であり、
情報配信システムを構築している側がサービスとして提
供する機能である。例えばこの抽選の結果が「当たり」
の場合には、情報受信装置側で景品(例えば割引券)を
発行する構成を考えることができる。
【0010】ここで、抽選主催者が、例えば情報配信シ
ステムの提供者とは異なる、個人や小さな団体の場合、
個人等が抽選情報を情報受信装置に提供(入力)するこ
とにより、この抽選情報が抽選情報登録手段によって登
録される。そして、情報送信手段により、これらの情報
が情報配信装置へ送信される。これにより、送信された
抽選情報に、例えば割引券やコンサートチケットのデー
タのような抽選対象のデータが含まれているとすると、
抽選機能を有する情報配信装置は、この抽選対象データ
に対して抽選処理を行うことが可能となる。
【0011】したがって、抽選主催者は、情報受信装置
にて抽選情報を登録するだけで、抽選機能を有する一般
的な情報配信システムを利用して抽選会を開催すること
ができる。その結果、個人レベルの抽選主催者であって
も、大規模な設備投資を行ってそのようなシステムを別
途構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きる。
【0012】また、抽選情報登録手段によって登録され
た情報は、情報送信手段により公開サーバーへも送信さ
れ、当該公開サーバーにて公開される。これにより、抽
選情報を登録した情報受信装置のみならず他の情報受信
装置からも公開サーバーへアクセスすることで、抽選希
望者は公開された抽選情報を把握することが可能とな
る。したがって、抽選希望者は、どの情報受信装置から
も公開された抽選情報を見て抽選に参加することが可能
となり、抽選主催者が抽選会を開催するにあたり、不特
定多数の人を相手にした抽選会を容易に実現することが
可能となる。
【0013】請求項2の発明に係る情報受信装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1の構成において、
上記抽選情報は、抽選の対象となる地域を示す抽選地域
情報を含んでいることを特徴としている。
【0014】上記の構成によれば、抽選主催者が提供す
る抽選情報の中に抽選地域情報が含まれているので、抽
選情報を情報配信装置に送信した場合に、情報配信装置
が上記抽選地域情報を参照し、例えば抽選対象となる地
域の情報受信装置からアクセスがあったものに対しての
み抽選処理を行う構成を実現することが可能となる。こ
れにより、抽選主催者は、抽選対象を所望の地域のみに
限定した抽選会を開催することが可能となる。
【0015】請求項3の発明に係る抽選処理方法は、上
記の課題を解決するために、需要者が取得希望の情報を
情報配信装置から通信回線を介して受信すると共に、情
報を公開する公開サーバーと通信回線を介して接続され
る情報受信装置に、抽選主催者が提供する抽選対象デー
タを含む抽選情報を登録する工程と、登録した抽選情報
を、抽選機能を有する情報配信装置および上記公開サー
バーに送信する工程とを有していることを特徴としてい
る。
【0016】上記の構成によれば、情報受信装置は通信
回線を介して情報配信装置と接続されており、情報配信
装置から配信される情報を受信するシステムが構築され
ている。これにより、需要者は、取得希望の情報(例え
ば音楽データ)があれば、それを情報配信装置からの受
信によって得ることが可能となっている。
【0017】一方、上記情報配信装置は、抽選機能を有
している。この抽選機能とは、例えば、情報配信装置が
配信する情報が音楽データであるとすると、需要者が情
報受信装置側で音楽データを1曲ダウンロードするごと
に、情報配信装置側で抽選を行うといった機能であり、
情報配信システムを構築している側がサービスとして提
供する機能である。例えばこの抽選の結果が「当たり」
の場合には、情報受信装置側で景品(例えば割引券)を
発行する構成を考えることができる。
【0018】ここで、抽選主催者が、例えば情報配信シ
ステムの提供者とは異なる、個人や小さな団体の場合、
抽選主催者が抽選情報を情報受信装置に提供(入力)す
ると、この抽選情報は情報受信装置に登録され、情報配
信装置へ送信される。これにより、送信された抽選情報
に、例えば割引券やコンサートチケットのデータのよう
な抽選対象のデータが含まれているとすると、抽選機能
を有する情報配信装置は、この抽選対象データに対して
抽選処理を行うこととなる。
【0019】したがって、抽選主催者は、情報受信装置
に抽選情報を入力するだけで、抽選機能を有する一般的
な情報配信システムを利用して抽選会を開催することが
できる。その結果、個人レベルの抽選主催者であって
も、大規模な設備投資を行ってそのようなシステムを別
途構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きる。
【0020】また、情報受信装置に登録された情報は、
情報受信装置から公開サーバーへも送信され、当該公開
サーバーにて公開される。これにより、抽選情報を登録
した情報受信装置のみならず他の情報受信装置からも公
開サーバーへアクセスすることで、抽選希望者は公開さ
れた抽選情報を把握することが可能となる。したがっ
て、抽選希望者は、どの情報受信装置からも公開された
抽選情報を見て抽選に参加することが可能となり、抽選
主催者が抽選会を開催するにあたり、不特定多数の人を
相手にした抽選会を容易に実現することが可能となる。
【0021】請求項4の発明に係る抽選処理を行うため
のプログラムを記録した記録媒体は、上記の課題を解決
するために、需要者が取得希望の情報を情報配信装置か
ら通信回線を介して受信すると共に、情報を公開する公
開サーバーと通信回線を介して接続される情報受信装置
に、抽選主催者が提供する抽選対象データを含む抽選情
報の入力があった場合に、その登録を行う処理と、登録
した抽選情報を、抽選機能を有する上記情報配信装置お
よび上記公開サーバーに送信する処理とを実行させるた
めのプログラムを記録してなることを特徴としている。
【0022】上記の構成によれば、情報受信装置は通信
回線を介して情報配信装置と接続されており、情報配信
装置から配信される情報を受信するシステムが構築され
ている。これにより、需要者は、取得希望の情報(例え
ば音楽データ)があれば、それを情報配信装置からの受
信によって得ることが可能となっている。
【0023】一方、上記情報配信装置は、抽選機能を有
している。この抽選機能とは、例えば、情報配信装置が
配信する情報が音楽データであるとすると、需要者が情
報受信装置側で音楽データを1曲ダウンロードするごと
に、情報配信装置側で抽選を行うといった機能であり、
情報配信システムを構築している側がサービスとして提
供する機能である。例えばこの抽選の結果が「当たり」
の場合には、情報受信装置側で景品(例えば割引券)を
発行する構成を考えることができる。
【0024】ここで、抽選主催者が、例えば情報配信シ
ステムの提供者とは異なる、個人や小さな団体の場合、
抽選主催者が抽選情報を情報受信装置に提供(入力)す
ると、情報受信装置が上記プログラムを実行することに
より、この抽選情報は情報受信装置に登録され、情報配
信装置へ送信される。これにより、送信された抽選情報
に、例えば割引券やコンサートチケットのデータのよう
な抽選対象のデータが含まれているとすると、抽選機能
を有する情報配信装置は、この抽選対象データに対して
抽選処理を行うこととなる。
【0025】したがって、抽選主催者は、情報受信装置
に抽選情報を入力するだけで、抽選機能を有する一般的
な情報配信システムを利用して抽選会を開催することが
できる。その結果、個人レベルの抽選主催者であって
も、大規模な設備投資を行ってそのようなシステムを別
途構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きる。
【0026】また、情報受信装置に登録された情報は、
情報受信装置から公開サーバーへも送信され、当該公開
サーバーにて公開される。これにより、抽選情報を登録
した情報受信装置のみならず他の情報受信装置からも公
開サーバーへアクセスすることで、抽選希望者は公開さ
れた抽選情報を把握することが可能となる。したがっ
て、抽選希望者は、どの情報受信装置からも公開された
抽選情報を見て抽選に参加することが可能となり、抽選
主催者が抽選会を開催するにあたり、不特定多数の人を
相手にした抽選会を容易に実現することが可能となる。
【0027】請求項5の発明に係る情報配信装置は、上
記の課題を解決するために、需要者が取得希望の情報を
通信回線を介して情報受信装置に配信すると共に、情報
を公開する公開サーバーと通信回線を介して接続され、
抽選処理を行う抽選処理手段を備えた情報配信装置であ
って、抽選主催者から提供される、抽選対象データを含
む抽選情報を登録する抽選情報登録手段を備え、上記抽
選処理手段は、登録された上記抽選情報を上記公開サー
バーへ送信すると共に、上記抽選対象データに対して抽
選処理を行うことを特徴としている。
【0028】上記の構成によれば、情報配信装置は通信
回線を介して情報受信装置と接続されており、需要者の
取得希望の情報(例えば音楽データ)が、情報配信装置
から情報受信装置に配信されるようになっている。
【0029】上記情報配信装置は、抽選処理手段を備え
ている。例えば、情報配信装置が配信する情報が音楽デ
ータであるとすると、需要者が情報受信装置側で音楽デ
ータを1曲ダウンロードするごとに、抽選処理手段は抽
選を行うようになっている。なお、この抽選の結果が
「当たり」の場合には、例えば情報受信装置側で景品
(例えば割引券)が発行される。このような情報配信装
置側での抽選処理は、情報配信システムを構築している
側がサービスとして行っているものである。
【0030】ここで、上記情報配信装置では、抽選情報
登録手段により、抽選主催者から提供される、抽選対象
データを含む抽選情報が登録される。この抽選情報は、
例えば情報受信装置にて登録され、情報配信装置に送信
される情報であってもよいし、個人が所有するPCから
直接送信される情報であってもよい。このような抽選情
報が登録されると、抽選処理手段は、上記抽選情報に含
まれる抽選対象データ(例えば割引券やコンサートチケ
ットのデータ)に対して抽選処理を行うことになる。
【0031】したがって、抽選主催者は、抽選情報を登
録するだけで、抽選機能を有する一般的な情報配信シス
テムを利用して抽選会を開催することができる。その結
果、抽選主催者が情報配信システムの提供者とは異な
る、個人や小さな団体レベルであっても、それらの者が
大規模な設備投資を行って上記情報配信システムを新た
に構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きる。
【0032】また、登録された抽選情報は、抽選処理手
段により公開サーバーへも送信され、当該公開サーバー
にて公開される。これにより、抽選情報を登録した情報
受信装置のみならず他の情報受信装置からも公開サーバ
ーへアクセスすることで、抽選希望者は公開された抽選
情報を把握することが可能となる。したがって、抽選希
望者は、どの情報受信装置からも公開された抽選情報を
見て抽選に参加することが可能となり、抽選主催者が抽
選会を開催するにあたり、不特定多数の人を相手にした
抽選会を容易に実現することが可能となる。
【0033】請求項6の発明に係る情報配信装置は、上
記の課題を解決するために、請求項5の構成において、
上記抽選処理手段は、抽選結果を上記公開サーバーへ送
信することを特徴としている。
【0034】上記の構成によれば、抽選に参加した者が
例えば情報受信装置を介して公開サーバーへアクセスす
れば、抽選の結果を即時に知ることができる。
【0035】請求項7の発明に係る情報配信装置は、上
記の課題を解決するために、請求項5または6の構成に
おいて、上記抽選情報は、抽選結果の通知方法を示す通
知情報を含んでおり、上記抽選処理手段は、上記通知情
報に基づいて抽選結果を通知することを特徴としてい
る。
【0036】例えば個人の所有するPCや携帯電話への
電子メールによる通知を上記通知情報として指定してお
けば、抽選処理手段は、その通知方法にしたがって抽選
結果を通知することになり、抽選に参加した者に抽選結
果を確実に知らせることが可能となる。また、この場
合、抽選参加者がわざわざ公開サーバーへアクセスしな
くても済むようになる。
【0037】請求項8の発明に係る情報配信装置は、上
記の課題を解決するために、請求項7の構成において、
上記抽選処理手段は、抽選処理の結果、当選した者に、
当選したことを証明する当選情報を上記抽選結果ととも
に通知することを特徴としている。
【0038】上記の構成によれば、抽選の結果、当選し
た場合に、例えばチケットの発券に係る情報やチケット
の当選番号、確認パスワード等、当選したことを証明す
る当選情報が抽選結果とともに通知されるので、当選通
知を受けた者は、その当選情報を確認することにより、
自分が当選したことを確実に認識することができる。
【0039】請求項9の発明に係る抽選処理方法は、上
記の課題を解決するために、需要者が取得希望の情報を
通信回線を介して情報受信装置に配信すると共に、情報
を公開する公開サーバーと通信回線を介して接続される
情報配信装置に、抽選主催者から提供される、抽選対象
データを含む抽選情報を登録する工程と、登録された上
記抽選情報を上記公開サーバーへ送信すると共に、上記
抽選対象データに対して抽選処理を行う工程とを有して
いることを特徴としている。
【0040】上記の構成によれば、情報配信装置は通信
回線を介して情報受信装置と接続されており、需要者の
取得希望の情報(例えば音楽データ)が、情報配信装置
から情報受信装置に配信されるようになっている。
【0041】ここで、上記情報配信装置では、抽選主催
者から提供される、抽選対象データを含む抽選情報が登
録される。この抽選情報は、例えば情報受信装置にて登
録され、情報配信装置に送信される情報であってもよい
し、個人が所有するPCから直接送信される情報であっ
てもよい。このような抽選情報が登録されると、上記抽
選情報に含まれる抽選対象データ(例えば割引券やコン
サートチケットのデータ)に対して抽選処理が行われる
ことになる。
【0042】したがって、抽選主催者は、抽選情報を登
録するだけで、抽選機能を有する一般的な情報配信シス
テムを利用して抽選会を開催することができる。その結
果、抽選主催者が情報配信システムの提供者とは異な
る、個人や小さな団体レベルであっても、それらの者が
大規模な設備投資を行って上記情報配信システムを新た
に構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きる。
【0043】また、登録された抽選情報は、公開サーバ
ーへも送信され、当該公開サーバーにて公開される。こ
れにより、抽選情報を登録した情報受信装置のみならず
他の情報受信装置からも公開サーバーへアクセスするこ
とで、抽選希望者は公開された抽選情報を把握すること
が可能となる。したがって、抽選希望者は、どの情報受
信装置からも公開された抽選情報を見て抽選に参加する
ことが可能となり、抽選主催者が抽選会を開催するにあ
たり、不特定多数の人を相手にした抽選会を容易に実現
することが可能となる。
【0044】請求項10の発明に係る抽選処理を行うた
めのプログラムを記録した記録媒体は、上記の課題を解
決するために、需要者が取得希望の情報を通信回線を介
して情報受信装置に配信すると共に、情報を公開する公
開サーバーと通信回線を介して接続される情報配信装置
に、抽選主催者から提供される、抽選対象データを含む
抽選情報を登録する処理と、登録された上記抽選情報を
上記公開サーバーへ送信すると共に、上記抽選対象デー
タに対して抽選処理を行う処理とを実行させるためのプ
ログラムを記録してなることを特徴としている。
【0045】上記の構成によれば、情報配信装置は通信
回線を介して情報受信装置と接続されており、需要者の
取得希望の情報(例えば音楽データ)が、情報配信装置
から情報受信装置に配信されるようになっている。
【0046】ここで、上記情報配信装置が上記プログラ
ムを実行すると、抽選主催者から提供される、抽選対象
データを含む抽選情報が登録される。この抽選情報は、
例えば情報受信装置にて登録され、情報配信装置に送信
される情報であってもよいし、個人が所有するPCから
直接送信される情報であってもよい。このような抽選情
報が登録されると、上記抽選情報に含まれる抽選対象デ
ータ(例えば割引券やコンサートチケットのデータ)に
対して抽選処理が行われることになる。
【0047】したがって、抽選主催者は、抽選情報を登
録するだけで、抽選機能を有する一般的な情報配信シス
テムを利用して抽選会を開催することができる。その結
果、抽選主催者が情報配信システムの提供者とは異な
る、個人や小さな団体レベルであっても、それらの者が
大規模な設備投資を行って上記情報配信システムを新た
に構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きる。
【0048】また、登録された抽選情報は、公開サーバ
ーへも送信され、当該公開サーバーにて公開される。こ
れにより、抽選情報を登録した情報受信装置のみならず
他の情報受信装置からも公開サーバーへアクセスするこ
とで、抽選希望者は公開された抽選情報を把握すること
が可能となる。したがって、抽選希望者は、どの情報受
信装置からも公開された抽選情報を見て抽選に参加する
ことが可能となり、抽選主催者が抽選会を開催するにあ
たり、不特定多数の人を相手にした抽選会を容易に実現
することが可能となる。
【0049】請求項11の発明に係る情報配信システム
は、上記の課題を解決するために、請求項1または2に
記載の情報受信装置と、請求項5ないし8のいずれかに
記載の情報配信装置と、上記情報受信装置および上記情
報配信装置から送信される情報を公開する公開サーバー
とを通信回線を介して接続してなることを特徴としてい
る。
【0050】抽選主催者が提供する抽選情報は、請求項
1または2に記載の情報受信装置に登録されてもよい
し、請求項5ないし8のいずれかに記載の情報配信装置
に直接登録されてもよい。上記前者の場合は、登録され
た情報が通信回線を介して上記情報配信装置に送信され
る。
【0051】このように、抽選主催者は情報受信装置ま
たは情報配信装置に自己の持つ情報を登録するだけで、
抽選機能を有する情報配信システムを利用して抽選会を
開催することができる。その結果、個人レベルの抽選主
催者であっても、大規模な設備投資を行ってそのような
システムを別途構築することなく、抽選会を容易に実現
することができる。
【0052】また、抽選主催者の提供した抽選情報は、
公開サーバーへも送信され、当該公開サーバーにて公開
される。これにより、抽選情報を登録した情報受信装置
のみならず他の情報受信装置からも公開サーバーへアク
セスすることで、抽選希望者は公開された抽選情報を把
握することが可能となる。したがって、抽選希望者は、
どの情報受信装置からも公開された抽選情報を見て抽選
に参加することが可能となり、抽選主催者が抽選会を開
催するにあたり、不特定多数の人を相手にした抽選会を
容易に実現することが可能となる。
【0053】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図面に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0054】図2は、本発明の実施の形態に係る情報配
信システムの概略構成を示す説明図である。同図に示す
ように、該情報配信システムは、ゲームのプログラムデ
ータ、音楽データ、映像データ、および書籍データなど
のデータが格納されている原盤サーバー1、二次配信サ
ーバー2A・2B・2C、および三次配信サーバー3A
・3B・3Cを備えた構成となっている。なお、実際の
システムにおいては、二次配信サーバー、三次配信サー
バーの数は多数存在することが可能であるとともに、三
次配信サーバーのさらに下位に、四次、五次…の配信サ
ーバーを設けることも可能である。また、原盤サーバー
を複数設けるシステムとすることも可能である。
【0055】原盤サーバー1は、例えば図2に示すよう
に、ゲームメーカー5A、レコード会社5B、映像プロ
ダクション5C、および出版業者5Dなどの著作権管理
者との契約によって、上記したような元データを格納す
るサーバーコンピュータおよびこれを管理する原盤サー
バー管理業者を示している。この原盤サーバー1には、
デジタル化された元データ、あるいはこの元データに基
づいて配信に適したデータ形式に変換された配信用デー
タが格納されている。
【0056】二次配信サーバー2A・2B・2Cは、原
盤サーバー1と通信回線によって接続されたサーバーコ
ンピュータおよびこれを管理する二次配信業者を示して
いる。この二次配信サーバー2A・2B・2Cは、原盤
サーバー管理業者との契約に基づいて、原盤サーバー1
に格納されている元データあるいは配信用データを通信
回線を通じてダウンロードすることが可能となってい
る。
【0057】また、二次配信サーバー2A・2B・2C
同士もまた通信回線によって接続されており、各二次配
信業者同士の間の契約に基づいて、それぞれのサーバー
が所有するデータの送受信を行うことが可能となってい
る。
【0058】さらに、各二次配信サーバー2A・2B・
2Cは、消費者(需要者)Cに対してデータを販売する
ことも可能となっている。販売の形態については特に限
定しないが、例えば、コンビニエンスストアやゲームセ
ンターなどに端末機を設置し、消費者Cがその端末機に
足を運んで、端末機内部に予め格納されている何らかの
記録媒体(例えばMD)に所望とするデータを記録(ダ
ウンロード)し、該記録媒体ごと購入するシステムが考
えられる。また、消費者Cが自ら所有する記録媒体(例
えばMD)を端末機に挿入し、ダウンロードを行うこと
で、データのダウンロードに関する料金のみを支払うシ
ステムなども考えられる。
【0059】三次配信サーバー3A・3B・3Cは、二
次配信サーバー2A・2B・2Cと通信回線によって接
続されたサーバーコンピュータおよびこれを管理する三
次配信業者を示している。この三次配信サーバー3A・
3B・3Cは、二次配信業者との契約に基づいて、二次
配信サーバー2A・2B・2Cに格納されている配信用
データを通信回線を通じてダウンロードすることが可能
となっている。
【0060】各三次配信サーバー3A・3B・3Cは、
図2に示すように、それぞれ複数の二次配信サーバーと
接続されている。すなわち、各三次配信サーバー3A・
3B・3Cは、接続している二次配信サーバーの任意の
サーバーからデータを受信することが可能となってい
る。
【0061】これらの三次配信サーバー3A・3B・3
Cは、消費者Cに対してデータを販売する構成となって
いる。販売の形態については特に限定しないが、例え
ば、上記した二次配信サーバー2A・2B・2Cにおけ
る販売形態と同様に、コンビニエンスストアやゲームセ
ンターなどに端末機を設置し、消費者Cがその端末機に
足を運んで、端末機内部に予め格納されている何らかの
記録媒体に所望とするデータをダウンロードし、該記録
媒体ごと購入するシステムが考えられる。また、消費者
Cが自ら所有する記録媒体を端末機に挿入し、ダウンロ
ードを行うことで、データのダウンロードに関する料金
のみを支払うシステムなども考えられる。
【0062】なお、図2に示す例においては、三次配信
サーバー3A・3B・3Cは、さらなる配信を行わない
端末機として機能する構成となっているが、例えば各三
次配信サーバー3A・3B・3C同士を通信回線によっ
て接続し、各三次配信業者同士の間の契約に基づいて、
それぞれのサーバーが所有するデータの送受信を行うこ
とが可能な構成とすることも可能である。また、四次、
五次…配信サーバーを設け、これらを上位の配信サーバ
ーに接続する構成とすることも可能である。
【0063】また、本実施形態に係る情報配信システム
は、図2に示すように、原盤サーバーおよびn次配信サ
ーバからなるデータ配信経路とは別に、管理サーバー4
を有している。この管理サーバー4は、二次配信サーバ
ー2A・2B・2C、および三次配信サーバー3A・3
B・3Cに接続されており、これらのサーバーから、デ
ータの売上の際に発行される履歴データ(詳細は後述す
る)を受信する構成となっている。そして、管理サーバ
ー4に集められた履歴データは、著作権管理者であるゲ
ームメーカー5A、レコード会社5B、映像プロダクシ
ョン5C、および出版業者5Dなどに送信され、各著作
権管理者は、自らが著作権を管理しているデータの売上
状況について把握することができる。
【0064】上記の管理サーバー4は、公開サーバー3
6と通信回線を介して接続されている。この公開サーバ
ー36は、二次配信サーバー2A・2B・2Cおよび三
次配信サーバー3A・3B・3Cから送信される情報を
管理サーバー4を介して受信し、その情報を各サーバー
に公開するものである。本実施形態では、二次配信サー
バー2A・2B・2Cが後述する抽選機能を有してお
り、三次配信サーバー3A・3B・3Cにて、個人やS
OHO、小さな団体レベルの抽選主催者が登録した抽選
対象データ(例えばチケットや割引券のデータ)、およ
び、そのデータの二次配信サーバー2A・2B・2Cに
よる抽選結果(当たり/はずれ)が管理サーバー4を介
して公開サーバー36に送信され、これらの情報が公開
サーバー36にて公開されるようになっている。したが
って、消費者は、どのサーバーからも管理サーバー4を
介して公開サーバー36にアクセスすることが可能にな
っていると共に、どのサーバーからも公開サーバー36
にて公開されている情報を把握することが可能となって
いる。
【0065】ただし、公開サーバー36は、同図に示す
ように、例えば「関西地方」や「関東地方」などのよう
にある一定の地域の個々に対応した複数のページ(アド
レス)A1 、A2 、・・・An (nは自然数)を持って
いる。例えば、「関西地方」がページA1 に対応してい
るとすると、関西地方にあるサーバーから送信されたデ
ータは、公開サーバー36のページA1 に格納されるこ
とになる。そして、関西地方にあるサーバーから公開サ
ーバー36にアクセスしたときには、抽選対象となるペ
ージ(この場合はページA1 )の内容が見れるようにな
っている。
【0066】なお、抽選対象となるページであるか否か
は、当該データと共に送信される抽選地域情報(後述す
る)に基づいて公開サーバー36が判断する。つまり、
公開サーバー36は、上記抽選地域情報に基づいて、ア
クセスのあったサーバーが属する地域に対応する抽選対
象データを抜き出し、上記サーバーに公開するようにな
っている。
【0067】なお、公開サーバー36の各ページA1
n は、地域が互いに重複しないように対応付けられて
もよいし、重複するように対応付けられてもよい。例え
ば抽選の地域範囲が「大阪府」である抽選データがペー
ジA1 に、上記地域範囲が「近畿圏」である抽選対象デ
ータがページA5 に対応しており、上記地域範囲が「関
西地方」である抽選対象データがページA10に対応する
ようにページ設定をしてもよい。この場合、大阪府にあ
るサーバーから公開サーバー36にアクセスしたときに
は、ページA1 ・A5 ・A10に格納された情報を順次あ
るいは一度に見ることが可能となる。
【0068】なお、図2では、管理サーバー4と公開サ
ーバー36とを別々に構成して示しているが、管理サー
バー4が公開サーバー36を兼ねる構成としても構わな
い。また、管理サーバー4と公開サーバー36とが別々
に設けられる構成であっても、三次配信サーバーから公
開サーバー36に直接アクセスできる構成としても構わ
ない。また、二次配信サーバーのいずれかが公開サーバ
ー36を兼ねる構成としても勿論構わない。
【0069】また、図2では、公開サーバー36を1か
所のみ設けるシステム構成を示しているが、例えば近畿
圏に一台、関東圏に一台というように、複数の公開サー
バー36を設けるようにしてもよい。
【0070】次に、図2に示す情報配信システムにおい
て、例えば三次配信サーバーが、任意の二次配信サーバ
ーからデータを受信し、受信したデータを消費者に売却
する、というシステムの詳細について説明する。ここで
は、データを配信する側のサーバーコンピュータを配信
サーバー(情報配信装置)と称し、データを受信して消
費者に売却するサーバーコンピュータを受信サーバー
(情報受信装置)と称することにする。なお、上記で
は、二次配信サーバーと三次配信サーバーとの関係を、
配信サーバーと受信サーバーとの関係として示すと述べ
たが、これに限定されるものではなく、任意の配信サー
バーから任意の配信サーバーにデータを配信するシステ
ムの関係を示しているものとする。
【0071】図3は、複数の配信サーバーおよび複数の
受信サーバーからなるシステムの概略構成を示すブロッ
ク図である。同図においては、3つの配信サーバー6A
・6B・6C、3つの受信サーバー7A・7B・7C、
管理サーバー4および公開サーバー36が示されてい
る。各受信サーバー7A・7B・7Cは、配信サーバー
6A・6B・6Cのそれぞれに接続されている。言い換
えれば、各受信サーバー7A・7B・7Cは、配信サー
バー6A・6B・6Cのいずれからもデータを受信する
ことが可能となっている。
【0072】また、管理サーバー4は、各受信サーバー
7A・7B・7Cと接続されており、データの売上の際
に発行される履歴データを受信する構成となっている。
なお、図3に示すシステムにおいては、配信サーバー6
A・6B・6Cではデータの売却は行われないものであ
ると仮定しているので、これらのサーバーからは管理サ
ーバー4に対して履歴データを送信することはないもの
としている。
【0073】ただし、配信サーバー6A・6B・6Cと
受信サーバー7A・7B・7Cとの間でのデータの送受
信において、受信サーバー7A・7B・7Cに何らかの
エラーが発生した場合には、配信サーバー6A・6B・
6Cからエラー情報が管理サーバー4に送られる。ま
た、受信サーバー7A・7B・7Cへ送信したデータの
送信履歴情報も、配信サーバー6A・6B・6Cから管
理サーバー4へ送られる。
【0074】このように管理サーバー4が、受信サーバ
ー7A・7B・7Cからの履歴データと、配信サーバー
6A・6B・6Cからのエラー情報および送信履歴情報
とを管理することにより、受信サーバー7A・7B・7
Cでの受信情報に問題が発生していないか否かをチェッ
クすることができる。
【0075】また、管理サーバー4には、抽選主催者が
抽選対象データを受信サーバー7A・7B・7Cに登録
したときに、その登録した旨の情報が受信サーバー7A
・7B・7Cから送信されるようになっている。管理サ
ーバー4は、この情報を受けて、抽選対象データに対応
するIDを送信元の受信サーバーに送信するようになっ
ている。このようなIDを管理サーバー4が発行するこ
とにより、抽選対象データの管理を行うことが可能とな
る。
【0076】次に、配信サーバー6A・6B・6Cの構
成について説明する。図4は、配信サーバー6A・6B
・6Cの概略構成を示すブロック図である。なお、図4
に示す構成は、配信サーバー6A・6B・6CをPC(P
ersonal Computer) ベースのサーバーで構成した例を示
している。同図に示すように、配信サーバー6A・6B
・6Cは、データ記憶部8、中央処理部9、認証チェッ
ク部10、送信データチェック部11、送受信完了情報
チェック部12、配信データ再生回数設定部13、パス
ワード発行部14、通信処理部15、表示部16、操作
部17、課金管理部18、送信データ管理部19、ユー
ザー情報管理部20および抽選情報受信処理部37を備
えた構成となっている。
【0077】なお、図4は、上記の各構成が全て同様に
接続された図となっているが、実際には、各種バスやイ
ンターフェースなどを介してハードウェア的に接続され
ている部分や、制御・処理プログラム上での連係によっ
てソフトウェア的に接続されている部分などが混在して
いる。以下の各構成の説明では、配信サーバー6A・6
B・6Cを単に配信サーバーと称することにする。
【0078】データ記憶部8は、例えばハードディスク
装置などの記憶手段によって構成されるものであり、配
信対象となる配信データを記憶したり、配信に関わる様
々な管理データを記憶するものである。なお、このハー
ドディスク装置内、あるいは別のハードディスク装置内
には、配信サーバーの動作に必要なOSや各種プログラ
ム、データなどが記憶されている。
【0079】中央処理部9は、CPU(Central Process
ing Unit) などの演算処理装置によって構成されるもの
であり、配信サーバー内の各種演算処理を行うものであ
る。なお、図示はしていないが、各種演算処理を行う上
で必要とされるRAM(Random Access Memory)なども設
けられている。
【0080】通信処理部15は、配信サーバーの外部に
あるコンピュータとのインターフェースとなるものであ
り、配信サーバーを構成するコンピュータの特定のCO
Mポートが割り当てられる。なお、ネットワークインタ
ーフェースとしては特に限定するものではなく、例え
ば、Ethernet(登録商標)、FDDI(Fiber D
istributed Data Interface)、ISDN(Integrated Se
rvices Digital Network) 、ATM(Asynchronous Tran
sfer Mode)などが用いられる。
【0081】表示部16は、CRT(Cathode Ray Tube)
やLCD(Liquid Crystal Display)などの各種表示モニ
ターによって構成されるものである。また、操作部17
は、キーボードやマウスなどの入力装置によって構成さ
れるものである。これら表示部16や操作部17によっ
て、配信サーバーの稼働状況をチェックしたり、処理動
作を変更するなどのメンテナンスが行われる。
【0082】以上説明した、データ記憶部8、中央処理
部9、通信処理部15、表示部16および操作部17
が、配信サーバーにおけるハードウェア的な構成を示す
ブロックである。そして、以下に示す認証チェック部1
0、送信データチェック部11、送受信完了情報チェッ
ク部12、配信データ再生回数設定部13、パスワード
発行部14、課金管理部18、送信データ管理部19、
ユーザー情報管理部20および抽選情報受信処理部37
が、配信サーバーにおけるソフトウェア的な構成を示す
ブロックとなる。
【0083】認証チェック部10は、配信サーバーに対
して、特定のデータの配信要求を送出した受信サーバー
の認証チェックを行うブロックである。受信サーバーか
ら配信サーバーにアクセス要求がなされた際には、この
認証チェック部によって、受信サーバーのIDならびに
パスワードのチェックが行われ、このチェックを通過し
た場合にのみ、受信サーバーのアクセスが許可されるこ
とになる。
【0084】送信データチェック部11は、受信サーバ
ーから配信要求された特定のデータ、および該データの
再生回数情報などのデータ情報が、配信サーバー内に蓄
えられている配信データと合致するか、言い換えれば、
配信サーバーが、受信サーバーからの配信要求に的確に
応答することが可能であるか否かをチェックするブロッ
クである。この送信データチェック部において、配信不
能であると判断された場合には、その旨が受信サーバー
に送られる。
【0085】送受信完了情報チェック部12は、配信サ
ーバーから受信サーバーへデータの配信動作が行われた
際に、受信サーバーにデータが正常に送られたか否かを
チェックするブロックである。具体的には、配信サーバ
ーからデータが送信された後に、受信サーバーからデー
タの受信が完了したことを示す信号を受信したか否かに
よって、送受信が正常に完了したかがチェックされる。
ここで、送受信にエラーが発生した場合には、配信サー
バー内にエラーが発見されなければ、受信サーバー側に
問題があると見なされ、図3に示すように、エラー情報
が管理サーバー4に送出される。これにより、例えば受
信サーバーが操作者のいない独立した端末機である場合
などに、この端末機の故障を迅速に管理サーバー4に知
らせることが可能となる。
【0086】配信データ再生回数設定部13は、受信サ
ーバーから配信要求された特定のデータの再生回数に応
じて、配信データのデータ情報における再生回数情報を
設定するブロックである。すなわち、この配信データ再
生回数設定部13によって設定された再生回数情報を有
するデータが受信サーバーに向けて送信され、受信サー
バーでは、この再生回数情報の制限に基づいてデータの
再生が行われることになる。
【0087】なお、ここでいう再生とは、消費者にデー
タが売却された状態に相当するものである。すなわち、
例えば端末機において、各種データが各種記録媒体に記
録され、該記録媒体が消費者の手に渡った時点で再生が
1回行われたとカウントすることになる。
【0088】パスワード発行部14は、データの配信契
約を結んでいる受信サーバーのそれぞれに対してパスワ
ードを発行するブロックである。このパスワードは、受
信サーバー側からの申込みによって変更が可能となって
いるシステムとしてもよいし、配信サーバー側の意思に
よって変更が可能となっているシステムとしてもよい。
【0089】ユーザー情報管理部20は、データの配信
契約を結んでいる各受信サーバーの各種情報を管理する
ブロックである。この各種情報としては、IDおよびパ
スワードの情報とともに、配信状況や配信履歴、システ
ム環境などが挙げられる。
【0090】課金管理部18は、配信データの課金情報
を、再生回数情報などに基づいて算出したり、再生1回
当たりの課金を変更したりするブロックである。
【0091】送信データ管理部19は、配信データを受
信サーバーに送信する際に、その送信情報をログとして
記録するとともに、配信データに配信サーバーIDを付
与し、配信データの送信の制御を行うブロックである。
【0092】ここで、配信サーバーから受信サーバーに
送信される配信データの基本構成について以下に説明す
る。図5は、配信データの概略構成を示す説明図であ
る。同図に示すように、配信データは、ヘッダ部、デー
タ部、およびフッタ部からなる構成となっている。
【0093】ヘッダ部には、再生回数情報、データI
D、および認証コードが記録されている。再生回数情報
は、当該配信データが、何回までの再生が可能であるか
を示す情報である。再生とは、上記したように、消費者
にデータが売却されるまでの処理に相当するものである
ので、この再生回数情報は、当該配信データが、何回分
の売却が可能であるかを示していることになる。すなわ
ち、この再生回数情報によって再生回数を制限すること
によって、1回配信データを受け取ったら無制限に何回
でも売却が可能となってしまうという状態を防止するこ
とが可能となる。
【0094】データIDは、当該配信データの固有のI
Dを示すものであり、当該配信データに含まれるデータ
の内容を示しているとともに、同じ内容のデータであっ
ても、最初に原盤サーバーから配信されたタイミングや
配信経路に応じて異なるIDとなるものである。
【0095】データ部は、コンテンツデータ、すなわち
音楽データや映像データなどによって構成されている。
このコンテンツデータは、容易に内容が解析できないよ
うに、暗号化された状態でコード化されたデータとなっ
ている。また、一般にこのようなコンテンツデータはサ
イズの大きいデータである場合が多いので、圧縮された
状態でコード化されている。
【0096】フッタ部には、当該配信データが経由した
配信サーバーの配信サーバーIDが、配信された順に記
録されている。例えば、当該配信データが、原盤サーバ
ーから配信サーバー(A)に配信され、さらに配信サー
バー(B)に配信された場合には、フッタ部には、配信
サーバー(A)ID、配信サーバー(B)IDがこの順
で記録されていることになる。
【0097】また、例えば、当該配信データが、配信サ
ーバー(A)から配信サーバー(B)に配信され、さら
に配信サーバー(A)に戻って配信された場合には、フ
ッタ部には、配信サーバー(A)ID、配信サーバー
(B)ID、配信サーバー(A)IDがこの順で記録さ
れていることになる。このように、フッタ部には、配信
履歴が完全に記録されることになるので、当該配信デー
タがどのような経路を通って現在のサーバーに配信され
たのかを完全に把握することが可能となっている。
【0098】なお、このフッタ部に配信サーバーIDを
付与する処理は、配信サーバーにおける上記の送信デー
タ管理部19によって行われる。
【0099】次に、上述した履歴データについて以下に
説明する。図6は、履歴データの概略構成を示す説明図
である。同図に示すように、履歴データは、ヘッダ部、
およびデータ部から構成されている。
【0100】ヘッダ部には、管理情報用IDが記録され
ている。この管理情報用IDとは、管理サーバー4がこ
の履歴データを受領した際に、該履歴データがどのデー
タに対応したものであるかを把握することが可能となる
コードを示しているものである。すなわち、管理サーバ
ー4は、ますこのヘッダ部を参照することによって、履
歴データの管理を行うことになる。
【0101】データ部には、再生回数情報、データI
D、認証コード、および処理履歴が記録されている。再
生回数情報は、当該履歴データが、再生対象となったデ
ータの何回目の再生時に発行されたものであるかを示す
情報である。データIDは、再生対象となったデータの
固有のIDを示すものであり、当該データに含まれるデ
ータの内容を示しているとともに、同じ内容のデータで
あっても、最初に原盤サーバーから配信されたタイミン
グや配信経路に応じて異なるIDとなるものである。
【0102】処理履歴は、再生対象となったデータが配
信される際に経由した配信サーバーの配信サーバーID
が、配信された順に記録されているものである。すなわ
ち、この処理履歴は、図5に示す配信データにおいて、
フッタ部に記録されているデータに相当するものであ
る。このように、処理履歴には、配信履歴が完全に記録
されることになるので、当該データがどのような経路を
通って再生を完了したのかを完全に把握することが可能
となっている。
【0103】管理サーバー4は、以上のようなデータを
含んだ履歴データを、データの再生が行われる毎に受信
することになるので、配信対象となる元のデータがどの
ような配信ルートを経て消費者の手に渡ったのかを全て
のデータに対して把握することが可能となっている。そ
して、ゲームメーカー5A、レコード会社5B、映像プ
ロダクション5C、および出版業者5Dなどの著作権管
理者は、この管理サーバー4から情報を取り出すことに
よって、自らが著作権を管理しているデータが、どのよ
うな経路で、どの時期に、どれだけの量だけ消費者に購
入されたのかを把握することが可能となり、著作権料を
的確に徴収することが可能となる。
【0104】次に、配信サーバーの抽選情報受信処理部
37について説明する。なお、本実施形態の配信サーバ
ーは、上述した公開サーバー36のように情報の公開を
行うことも可能な構成となっている。
【0105】抽選情報受信処理部37は、抽選主催者が
受信サーバーにて登録した抽選情報を当該受信サーバー
から受信し、登録する機能を有している。この抽選情報
は、抽選地域情報、抽選対象データ、抽選方法、課金の
発生の有無などの情報を含んでいる。
【0106】抽選地域情報は、抽選を行う対象となる地
域を示す情報であり、「大阪府」や「関西地方」といっ
たような抽選主催者によって予め設定された抽選地域を
指している。
【0107】抽選対象データとは、例えば、ある店の宣
伝を目的とする無料お食事券、コンサートチケット、ホ
テルの宿泊割引券、飲食店の平日半額割引券等のデータ
や、CDのような記録媒体に記録されている音楽データ
などを想定することができる。これらのデータの数は当
選数として登録される。
【0108】抽選方法とは、例えば、スロットマシン、
ビンゴ、ガラガラ、ナンバーズ、抽選番号方式などの抽
選方法のうち、情報提供者が希望する抽選の方法を示
す。勿論、抽選情報受信処理部37は、上記いずれの抽
選方法による抽選をも行うことが可能となっており、情
報提供者の指定する抽選方法で実際に抽選処理を行うよ
うになっている。
【0109】ここで、上記した各抽選方法について簡単
に説明すれば以下の通りである。スロットマシンによる
抽選は、同じ絵柄(例えば「7」)が縦、横、斜めに並
ぶか否かによって「当たり」/「はずれ」を判断する手
法である。ビンゴによる抽選は、5行5列にランダムに
並ぶ数字を用意しておき、抽選希望者が例えば音楽デー
タを1曲ダウンロードするごとに、所定の数字を抜いて
いき、抜いた数字が縦、横、斜めに並んだ時点で「当た
り」とする手法である。ガラガラによる抽選とは、抽選
対象データの種類や数に応じた「当たり」を示すフラグ
と「はずれ」を示すフラグとを用意しておき、これらの
中からランダムにフラグを抜き取ることによって「当た
り」/「はずれ」を判断する手法である。
【0110】これらの手法では、「当たり」の数が規定
数(当選数)に達した時点でその抽選処理が終了するこ
ととなる。また、これらの手法では、抽選の結果が即時
に出る。
【0111】また、ナンバーズ方式による抽選は、抽選
希望者が独自に数桁の数字を指定しておき、使われてい
る数字あるいはその順序をもとにして「当たり」/「は
ずれ」を判断する手法である。抽選番号方式による抽選
は、抽選希望者にランダムに抽選番号を付与しておき、
抽選時期になると当選番号を決めて抽選を行う方式であ
る。
【0112】抽選情報受信処理部37による抽選処理
は、情報配信システムを構築している側がサービスとし
て提供するものであり、通常は、例えば、配信サーバー
が受信サーバーに配信する情報が音楽データであるとす
ると、需要者が受信サーバー側で音楽データを1曲ダウ
ンロードするごとに行われる。しかし、本実施形態の抽
選情報受信処理部37は、上記の通常時に加え、以下の
場合にも抽選処理を行うようになっている。つまり、抽
選情報受信処理部37は、受信サーバーにて抽選主催者
による抽選対象データを含む抽選情報の登録があり、上
記受信サーバーから上記抽選情報を受信したときに上記
抽選対象データの抽選を行うようになっている。抽選情
報受信処理部37におけるこのような抽選処理を利用す
ることで、抽選主催者は、抽選処理を行う上記の情報配
信システムをいちから構築することなく抽選会を行うこ
とが可能となる。
【0113】抽選情報受信処理部37は、上記各種抽選
方法による抽選の結果を例えば公開サーバー36に送信
することにより、抽選希望者は受信サーバーから公開サ
ーバー36にアクセスして抽選結果を即時に知ることが
できる。
【0114】また、上記抽選情報に抽選結果の通知情報
が含まれている場合には、抽選情報受信処理部37は、
その通知情報に基づいて抽選結果を通知するようになっ
ている。上記の通知情報としては、例えば、個人の携帯
電話やPCへの電子メールによる通知などがある。この
ような通知手段をとれば、抽選結果を各自に確実に通知
することができる。時間が経過して当選が決まるタイプ
の抽選方法(例えば抽選番号方式)では、このような通
知方法を採るほうが望ましい。
【0115】また、抽選情報受信処理部37は、抽選処
理の結果、当選した者に、当選したことを証明する当選
情報を上記抽選結果とともに通知するようになってい
る。上記当選情報としては、例えばチケットの発券に係
る情報やチケットの当選番号、確認パスワード等が挙げ
られる。このような当選情報を抽選結果とともに当選者
に通知することにより、当選者は、その当選情報を確認
して自分が当選したことを確実に認識することが可能と
なる。
【0116】また、抽選情報受信処理部37は、上述し
た公開サーバー36と同様に、抽選対象となる各地域に
対応したページを持っている。そして、各ページには、
登録された抽選情報、現在までの抽選結果、当選の残り
本数等が情報として格納される。これにより、抽選情報
受信処理部37は、公開サーバー36に代わって、各ペ
ージに格納された情報を各地域ごとに公開することが可
能となり、受信サーバーは、配信サーバーにアクセスし
て対応する地域のページの情報を把握することが可能と
なる。
【0117】ところで、抽選対象データが食事券のよう
に無料である場合は、当選が確定した時点で例えば受信
サーバーにその旨を送信し、受信サーバーにて発券する
ことも可能であるが、抽選対象データが例えばコンサー
トチケットのように有料の場合は、発券の前に課金処理
が別途必要となる。そこで、抽選情報受信処理部37
は、抽選対象データに応じて課金処理が必要であるか否
かも抽選情報として登録するようになっており、情報公
開時に抽選希望者に注意を促すことができるようになっ
ている。
【0118】配信サーバーではなく、公開サーバー36
で情報の公開を行うのであれば、上記の抽選情報受信処
理部37は、登録した抽選情報および抽選処理の結果、
当選の残り本数等の情報を管理サーバー4を介して公開
サーバー36に送信することになる。
【0119】以上のことから、本実施形態における抽選
情報受信処理部37は、受信サーバーにて抽選主催者に
よる抽選対象データを含む抽選情報の登録があり、上記
受信サーバーから上記抽選情報を受信したときに上記抽
選対象データの抽選を行うと共に、その抽選の結果を公
開サーバー36へ送信する抽選処理手段を構成している
と言える。
【0120】次に、受信サーバー7A・7B・7Cの構
成について説明する。図1は、受信サーバー7A・7B
・7Cの概略構成を示すブロック図である。なお、図1
に示す構成は、受信サーバー7A・7B・7CをPCベ
ースのサーバーで構成した例を示している。同図に示す
ように、受信サーバー7A・7B・7Cは、データ記憶
部21、中央処理部22、認証チェック部23、キャン
セル制御部24、再生データチェック部25、再生デー
タ保存処理部26、音声出力装置27、音声ガイド制御
処理部28、再生完了処理部29、通信処理部30、表
示部31、操作部32、再生処理部33、課金管理部3
4、発注データ管理部35、抽選登録処理部38、抽選
情報送信処理部39および通信処理部40を備えた構成
となっている。
【0121】なお、図1は、上記の各構成が全て同様に
接続された図となっているが、実際には、各種バスやイ
ンターフェースなどを介してハードウェア的に接続され
ている部分や、制御・処理プログラム上での連係によっ
てソフトウェア的に接続されている部分などが混在して
いる。以下の各構成の説明では、受信サーバー7A・7
B・7Cを単に受信サーバーと称することにする。
【0122】データ記憶部21は、例えばハードディス
ク装置などの記憶手段によって構成されるものであり、
配信サーバーから受信した再生用の配信データを記憶し
たり、受信および再生に関わる様々な管理データを記憶
するものである。なお、このハードディスク装置内、あ
るいは別のハードディスク装置内には、受信サーバーの
動作に必要なOSや各種プログラム、データなどが記憶
されている。
【0123】中央処理部9は、CPUなどの演算処理装
置によって構成されるものであり、受信サーバー内の各
種演算処理を行うものである。なお、図示はしていない
が、各種演算処理を行う上で必要とされるRAMなども
設けられている。
【0124】通信処理部30は、受信サーバーの外部に
あるコンピュータとのインターフェースとなるものであ
り、受信サーバーを構成するコンピュータの特定のCO
Mポートが割り当てられる。なお、ネットワークインタ
ーフェースとしては特に限定するものではなく、配信サ
ーバーにおいて説明したように、例えば、Ethernet、F
DDI、ISDN、ATMなどが用いられる。
【0125】表示部31は、CRTやLCDなどの各種
表示モニターによって構成されるものである。また、操
作部32は、ジョイスティックやボタンなどの入力装置
によって構成されるものである。消費者は、この表示部
31における表示を見て、操作部32によって入力動作
を行うことによって、所望とするデータの購入および抽
選情報の登録を行うことができる。なお、表示部31を
タッチパネル方式の入力装置で構成してもよい。
【0126】再生データ保存処理部26は、消費者がデ
ータの購入を行う際に、該データを何らかの記録媒体に
記録する処理を行うブロックである。記録媒体の種類と
しては特に限定しないが、例えばMD、CD−R、CD
−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、
ICメモリー、フロッピー(登録商標)ディスク、ZI
Pディスク、MO、小型ハードディスクなどが挙げられ
る。また、このような記録媒体は、消費者が自ら持参し
て記録を行う形態でもよいし、端末機内で予め記録媒体
を用意しておき、販売する際には、データの料金に記録
媒体の料金を加えた額を請求する形態としてもよい。
【0127】音声出力装置27は、アンプ部およびスピ
ーカーなどから構成されるものであり、様々な音声を出
力するためのブロックである。例えば、音楽データを購
入する際には、その音楽を試聴する際の音声を出力した
り、操作のガイドを行う音声を出力したり、BGMを出
力したりすることになる。
【0128】以上説明した、データ記憶部21、中央処
理部22、通信処理部30、表示部31、操作部32、
再生データ保存処理部26、および音声出力装置27
は、受信サーバーにおけるハードウェア的な構成を示す
ブロックである。そして、以下に示す認証チェック部2
3、キャンセル制御部24、再生データチェック部2
5、音声ガイド制御処理部28、再生完了処理部29、
再生処理部33、課金管理部34、発注データ管理部3
5、抽選登録処理部38、抽選情報送信処理部39およ
び通信処理部40が、受信サーバーにおけるソフトウェ
ア的な構成を示すブロックとなる。
【0129】認証チェック部23は、送信サーバーに対
して、特定のデータの配信要求を送出し、データ配信の
認証を行うブロックである。配信要求を行う際には、こ
の認証チェック部23から当該受信サーバーのIDなら
びにパスワードが送出され、配信サーバー側でこれらの
認証チェックが行われ、このチェックを通過した場合
に、配信サーバーから受信サーバーへ要求されたデータ
が配信されることになる。
【0130】キャンセル制御部24は、消費者によって
一旦データの再生要求がなされた後にキャンセル指示を
受けた場合に、再生処理部33による該当データの再生
を中止させる処理を行うブロックである。このキャンセ
ル制御部24は、消費者から入力手段によるキャンセル
指示があった時点に応じてキャンセル処理を行うか否か
を判断し、この判断結果に基づいてキャンセル処理を行
うようになっている。
【0131】再生データチェック部25は、消費者が再
生要求を行った特定のデータが当該受信サーバー内に蓄
えられている場合、その蓄えられている特定のデータの
再生回数情報をチェックし、再生が可能であるか否かを
チェックするブロックである。ここで再生が不可能であ
ると判断された場合には、再生要求が行われた特定のデ
ータを、当該受信サーバーが受信可能な配信サーバーに
配信要求することになる。
【0132】音声ガイド制御処理部28は、消費者に対
して、データの再生に関する様々な音声ガイドを制御す
るブロックである。
【0133】再生完了処理部29は、消費者に対する再
生処理を完了した際に、履歴データを管理サーバー4に
送信するとともに、該履歴データを保存する処理を行う
ブロックである。
【0134】再生処理部33は、再生要求されたデータ
であって暗号化されたデータをデコード(復元)するデ
コード処理と、該当データが圧縮されている場合には、
解凍(伸張)を行う伸張処理と、デコード処理または必
要に応じて伸張処理がされたデータを記録媒体に記録す
る記録処理とを行うブロックである。これにより、再生
要求されたデータが再生可能なデータ形式に変換された
後、記録媒体に記録されることになる。
【0135】課金管理部34は、消費者による再生要
求、すなわちデータ購入要求がなされた際の課金の管理
を行うブロックである。課金の形態としては、現金支払
い、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカ
ードなどによる支払いなどが挙げられる。よって、課金
管理部34は、現金の収受を行う装置、あるいは各種カ
ードによる決済を行う装置などを備えるとともに、これ
らの装置の制御を行うシステムを有していることにな
る。また、課金管理部34は、配信データの課金情報
を、再生回数情報などに基づいて算出したり、再生1回
当たりの課金を変更したりする機能をも有している。
【0136】発注データ管理部35は、受信サーバー内
に蓄えられているデータの再生回数情報をチェックし、
各データのIDとともに記録、管理を行うブロックであ
る。この発注データ管理部35によって、受信サーバー
内に蓄えられている各データが、どれだけ再生可能であ
るかを把握することが可能となっている。
【0137】次に、本発明の最も特徴的な部分である、
抽選登録処理部38、抽選情報送信処理部39および通
信処理部40について順に説明する。
【0138】抽選登録処理部38は、抽選主催者が提供
する抽選情報を登録するブロックである。この抽選情報
は、上記したように、抽選地域情報、抽選対象データ、
抽選方法、課金の発生の有無などの情報を含んで構成さ
れている。例えば、抽選主催者が予めリストアップされ
ている抽選種類(抽選方法)の中から希望のものを操作
部32を介して選択することで、指定された抽選方法が
抽選登録処理部38に登録される。また、抽選地域情
報、抽選対象データ、課金の発生の有無の情報等の抽選
条件も、操作部32を介して設定され、登録される。
【0139】ここで、例えば、飲食店としては全国にチ
ェーン展開しているが、抽選地域の範囲としては近畿圏
に限定したいという場合には、この抽選地域情報が「近
畿圏」として登録される。上記抽選地域情報としては、
その他にも「大阪府」、「関西地方」等があるが、ある
特定の範囲(例えば市区町村単位、東京駅周辺、日本全
国など)を設定し、登録することも可能である。
【0140】抽選対象データについては、予め抽選登録
処理部38に登録され、リストアップされているものの
中から抽選主催者が選択することにより登録することも
できるし、リストアップされていないものを抽選対象と
したい場合には、抽選主催者が操作部32を介して手動
入力で抽選対象データを作成することにより、登録する
こともできる。
【0141】また、抽選主催者が自ら用意したデータを
抽選対象データとして登録することもできる。例えば、
記録媒体に記録された音楽データや映像データを抽選対
象としたい場合には、そのような記録媒体を受信サーバ
ーにセットし、抽選登録処理部38がそのデータを読み
取ることによって、当該データを抽選対象データとして
登録することもできる。
【0142】また、抽選対象データとしてコンサートチ
ケットを登録する場合、当該コンサートチケットを有料
(半額等の一部有料も含む)として登録することもでき
るし、無料として登録することもできる。抽選対象デー
タに対して料金が発生するか否かは、課金処理の有無と
いう抽選条件として登録されることになる。
【0143】抽選条件として「課金処理有り」が登録さ
れた場合には、課金処理の方法(例えばカード決済)も
合わせて抽選条件として登録される。そして、課金処理
の必要な抽選対象データの当選が確定した後、指定され
た方法で料金決済が行われることとなる。
【0144】抽選情報送信処理部39は、抽選登録処理
部38にて登録された各種データから送信に適したデー
タ(例えばコード化した圧縮データ)を作成し、一時的
に保存すると共に、配信サーバーへ当該データを含む抽
選情報を送信するブロックである。配信サーバーの抽選
情報受信処理部37(図4参照)は、抽選情報送信処理
部39から送信された情報に基づいて、指定された抽選
方法で、指定された地域を対象として、抽選対象データ
の抽選を行うことになる。
【0145】通信処理部40は、管理サーバー4および
公開サーバー36との間でデータの送受信を行うブロッ
クである。具体的には、通信処理部40は、まず、接続
先(管理サーバー4または公開サーバー36)を選定す
る。接続先として管理サーバー4を選定した場合には、
通信処理部40は、抽選登録処理部38にて登録されて
いる抽選情報に付与するIDを管理サーバー4から読み
出す。
【0146】このとき、通信処理部40は、抽選対象デ
ータの登録があった旨の情報を管理サーバー4に送信す
ることで、管理サーバー4から通信処理部40にIDが
送信される。通信処理部40は、該当するIDを受信す
ると、接続先を公開サーバー36に切り換え、受信した
IDを抽選情報送信処理部39に保存しているデータに
付与して公開サーバー36に送信する。これにより、公
開サーバー36は、上記IDに基づいて抽選情報の管理
を行うことが可能となり、この抽選情報の公開を行うこ
とが可能となる。
【0147】なお、通信処理部40が抽選情報送信処理
部39に保存されているデータを管理サーバー4へ直接
送信し、管理サーバー4がこれにIDを付与して公開サ
ーバー36へ送信するようにしてもよい。
【0148】以上のことから、抽選情報送信処理部39
および通信処理部40は、登録した抽選情報を配信サー
バーおよび公開サーバー36に送信する情報送信手段を
構成していると言える。
【0149】次に、情報配信システムにおいて、消費者
が取得希望の情報を配信サーバーから受信して、受信サ
ーバー側で記録媒体にダウンロードするシステム本来の
動作について説明すれば以下の通りである。
【0150】まず、消費者は、端末機(受信サーバー)
に対し、例えば表示部31に表示される画面を見ながら
再生(ダウンロード)すべきデータ(例えば音楽デー
タ)の選択を行う。この選択を終えると、選択データの
プレチェック(例えば音楽データの試聴)を行うことが
可能となる。
【0151】次に、データのダウンロードを行う前に課
金処理が行われる。この課金処理は、消費者が、選択デ
ータに応じた料金を端末機に投入したり、クレジットカ
ード等を端末機に挿入したりすることによって行われ
る。なお、上記後者の場合は、クレジットカードの有効
期限および利用状況(残高)などのチェック(クレジッ
ト照会)がカード会社に対して行われる。この結果、ク
レジットカードによる支払いが有効であるとの認証を得
た場合のみ、以降の処理が可能となる。
【0152】続いて、消費者は、操作部32を介して選
択したデータのダウンロードを開始させる指示を与え
る。これにより、配信サーバーから上記選択データが当
該端末機に送信される。ダウンロードを開始させた後、
データの選択ミスや操作ミスが発覚せず、消費者が端末
機に対してキャンセル指示を与えなかった場合には、選
択データのダウンロードが最後まで行われ、データの再
生が完了する。一方、キャンセル指示があった場合に
は、端末機は選択データのダウンロードを途中で中止さ
せると共に、課金された料金を返却する。
【0153】次に、上記情報配信システムを利用して抽
選情報を公開するに際して行われる、受信サーバーでの
抽選情報の登録処理について、図7のフローチャートに
基づいて説明する。
【0154】まず、抽選主催者が、受信サーバーの表示
部31の表示の中から「抽選登録処理」を選択し(S
1)、基本手数料を入金する(S2)。そして、表示部
31に抽選方法(スロットマシン、ビンゴ等)が表示さ
れると、抽選主催者は操作部32を介して希望する抽選
方法を選択する(S3)。これにより、選択した抽選方
法が抽選情報として抽選登録処理部38により登録され
る。
【0155】続いて、抽選主催者は、抽選対象データお
よび必要に応じてデザイン情報を入力する(S4)。入
力された抽選対象データおよびデザイン情報は、抽選登
録処理部38によって取り込まれ、抽選情報として登録
される(S5)。
【0156】ここで、抽選対象データの入力は、予め抽
選対象データとしてリストアップされているものの中か
ら選択して行ってもよいし、景品としてのデータ(例え
ば音楽データ)を予め記録媒体に記録しておき、当該記
録媒体を受信サーバーにセットしてデータを読み取らせ
ることで行ってもよい。
【0157】また、上記のデザイン情報とは、例えば抽
選対象データがコンサートチケットである場合に、本物
のコンサートチケットの両面に描かれたデザインの情報
であり、例えば本物のチケットをスキャニングして得ら
れるものである。このようなデザイン情報を入力してお
くことにより、例えば、当該チケットが抽選で当たった
場合に、受信サーバーがそのチケットに登録されたデザ
インを付して即時に発券することが可能となる。これに
より、チケットとしての価値をより高めることが可能と
なり、また、それを受け取った者(抽選希望者)にも多
大な満足感を与えることが可能となる。
【0158】次に、取り込みデータの再生・確認が行わ
れる(S6)。この取り込みデータの再生とは、例えば
抽選対象データが音楽データである場合に、記録媒体に
記録されたデータが本当に抽選主催者が抽選対象として
いたデータであるかどうかを確認するための試聴のこと
である。また、取り込みデータの確認とは、今まで入力
した情報(抽選方法、抽選対象データ)を表示部31に
表示させ、操作部32を介して入力した情報が間違って
いないかどうかを確認する処理を指している。この時点
で登録データの不備が発見されれば、処理をもう一度最
初からやり直すことになる。
【0159】次に、抽選対象データに関する種々の条件
(抽選地域や課金処理の有無等)および広告登録の有無
が入力される(S7、S8)。なお、ここでの広告と
は、配信サーバーが受信サーバーへ音楽データ等の一般
的なデータの配信を行う際に、当該抽選を開催している
ことを情報として併せて配信することを言う。このよう
な広告登録を行うことにより、抽選会の宣伝効果が高く
なり、より多くの人に抽選の参加を促すことができる。
なお、広告登録は例えば有料であり、広告登録有りの場
合には別途課金処理が発生することになる。
【0160】次に、諸条件の一覧表示・確認が行われる
(S9)。ここでは、S6にて確認した内容も含めて今
までの設定登録条件が表示部31に表示され、登録ミス
の有無を判断することが可能となる。なお、本フローで
は、S6とS9とで2段階で確認処理を行っているが、
S6の工程をS9の工程に含めて確認処理を1回で済ま
せるようにしてもよい。
【0161】続いて、抽選情報送信処理部39は、抽選
登録処理部38にて登録されている抽選対象データをコ
ード化して圧縮保存する(S10)。一方、通信処理部
40は、抽選対象データの登録があった旨の情報を管理
サーバー4に送信する(S11)。これにより、管理サ
ーバー4は、当該抽選対象データに付与するIDを通信
処理部40へ送信することになる。通信処理部40は、
上記IDを受信すると(S12)、受信したIDを保存
されている抽選対象データに付与する(S13)。そし
て、通信処理部40は、IDの付与された上記抽選対象
データを公開サーバー36へ送信し(S14)、送信処
理が完了することになる(S15)。この結果、公開サ
ーバー36は、抽選対象データを抽選地域に応じたペー
ジに格納し、受信サーバーから公開サーバー36にアク
セスがあったときには、アクセス元の受信サーバーの地
域に対応する抽選対象データが、上記受信サーバーに送
信(公開)されることになる。
【0162】抽選情報の登録処理に関しては以上である
が、その後、抽選情報送信処理部39は、抽選登録処理
部38に登録されている抽選情報を配信サーバーへ送信
する。そして、例えば、受信サーバー側にて抽選希望者
による操作部32を介しての抽選指示があった場合に、
抽選情報送信処理部39から抽選情報受信処理部37に
抽選指示が送信され、抽選情報受信処理部37がその指
示を受けて抽選を行うことになる。抽選の結果は、例え
ば、抽選情報受信処理部37から管理サーバー4を介し
て公開サーバー36へ送信される。この結果、受信サー
バーから公開サーバー36にアクセスがあった場合に
は、公開サーバー36は、上記の抽選結果を上記アクセ
ス元の受信サーバーに公開することになる。
【0163】なお、同一人によって連続した抽選指示が
行われるのを回避するため、抽選指示を行う場合には、
例えば抽選希望者の名前や連絡先を合わせて入力するよ
うにしてもよい。このとき、上記の連絡先は、当選結果
の通知先ともなりえる。また、抽選指示を行う場合に
は、免許証のような身分証明書をその都度スキャニング
して同一人であるか否かを判断するようにしてもよい。
【0164】以上のように、本発明は、抽選主催者が抽
選情報を受信サーバーに登録し、登録した抽選情報を、
抽選機能を有する配信サーバーに送信することで、配信
サーバーが抽選処理を行う構成である。このように、情
報配信システム自体が持つ機能の一部(抽選機能)を利
用して抽選を行うので、抽選主催者が個人レベルであっ
ても、そのようなシステムを新たにいちから構築するこ
となく抽選会を開催することが可能となる。つまり、既
存の情報配信システムを利用することによって、抽選主
催者に設備投資等の負担が生じることなく、抽選会を容
易に実現することができる。このように、本発明によれ
ば、既存の情報配信システムを利用して、個人ユーザ参
加型のシステムを提供することができる。
【0165】また、例えば、有料チケットの販売を抽選
により行う場合を想定すると、抽選主催者は既存サーバ
ーを有効利用することで、特に大きな設備投資を行うこ
となく利益を増やすことができるとも言える。
【0166】また、抽選対象データや抽選結果等の情報
は公開サーバー36にて公開されるので、公開サーバー
36にアクセスすることによって、どの受信サーバーか
らも公開される情報を把握することができる。これによ
り、不特定多数の人を相手にした抽選会を容易に実現す
ることが可能となる。
【0167】また、受信サーバーが例えばコンビニエン
スストアなどに設置されている端末機の場合を想定する
と、本発明によれば、いろんな地域にある端末機を有効
利用して抽選会を行うことができるとも言える。
【0168】また、抽選主催者が所有するPCからイン
ターネットを介して直接配信サーバーとやりとりするこ
とも可能である。この場合、抽選主催者の所有するPC
が上記受信サーバーを構成することになる。
【0169】また、抽選主催者が自己の所有するPCか
ら直接配信サーバーにアクセスして抽選情報を登録する
こともできる。この場合でも、抽選情報受信処理部37
は、抽選主催者から提供される、抽選対象データを含む
抽選情報を登録する抽選情報登録手段を構成していると
言える。このような登録を行う場合でも、配信サーバー
への各種情報の登録が、全てPCからのデジタルデータ
の送信によってなされる以外は、基本的には図7のフロ
ーと同様である。この場合の登録作業は、抽選主催者が
自己のPCを受信サーバーと同様のものとして扱って行
えばよい。
【0170】本発明は、配信サーバーとコンビニエンス
ストアなどに設置された端末機とを通信回線としての専
用回線で接続したシステムにも適用できるし、インター
ネットを通信回線として利用したシステムにも適用する
ことができる。
【0171】本発明では、配信サーバーと受信サーバー
との両方が、抽選主催者から提供される抽選情報を登録
する機能を有する場合について説明したが、これらのう
ち少なくとも一方のサーバーが抽選情報の登録機能を有
していれば、本発明を実現することができる。
【0172】なお、配信サーバーおよび受信サーバーで
の処理は、プログラムで実現することが可能である。こ
のプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体
に格納されている。本発明では、この記録媒体として、
配信サーバーおよび受信サーバーで処理が行われるため
に必要な図示していないメモリ(例えばROMそのも
の)であってもよいし、また図示していないが外部記憶
装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに
記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメ
ディアであってもよい。
【0173】上記いずれの場合においても、格納されて
いるプログラムはマイクロプロセッサ(図示せず)のア
クセスにより実行される構成であってもよいし、格納さ
れているプログラムを読み出し、読み出したプログラム
を配信サーバーおよび受信サーバー図示されていないプ
ログラム記憶エリアにダウンロードすることにより、そ
のプログラムが実行される構成であってもよい。この場
合、ダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納
されているものとする。
【0174】ここで、上記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープや
カセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハ
ードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/
MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード
(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、ある
いはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッ
シュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプロ
グラムを担持する媒体であってもよい。
【0175】また、本発明においては、インターネット
を含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であ
ることから、通信ネットワークからプログラムをダウン
ロードするように流動的にプログラムを担持する媒体で
あってもよい。なお、このように通信ネットワークから
プログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロ
ード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あ
るいは別な記録媒体からインストールされるものであっ
てもよい。
【0176】なお、記録媒体に格納されている内容とし
てはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0177】なお、以上では、二次配信サーバー2A・
2B・2Cを情報配信装置として、三次配信サーバー3
A・3B・3Cを情報受信装置として説明したが、原盤
サーバー1を情報配信装置とし、二次配信サーバー2A
・2B・2Cを情報受信装置とする構成も勿論可能であ
る。つまり、二次配信サーバー2A・2B・2Cが情報
配信装置と情報受信装置とを兼ねる構成も可能である。
【0178】
【発明の効果】請求項1の発明に係る情報受信装置は、
以上のように、需要者が取得希望の情報を情報配信装置
から通信回線を介して受信すると共に、情報を公開する
公開サーバーと通信回線を介して接続される情報受信装
置であって、抽選主催者が提供する抽選情報を登録する
抽選情報登録手段と、登録した抽選情報を、抽選機能を
有する情報配信装置および上記公開サーバーに送信する
情報送信手段とを備えている構成である。
【0179】それゆえ、抽選主催者は、抽選情報を情報
受信装置に提供(入力)することにより、この抽選情報
が抽選情報登録手段によって登録され、情報送信手段に
より情報配信装置へ送信される。これにより、抽選機能
を有する情報配信装置は、上記抽選情報に含まれる抽選
対象データに対して抽選処理を行うことが可能となる。
【0180】このように、抽選主催者が情報受信装置に
て抽選情報を登録するだけで、抽選機能を有する一般的
な情報配信システムを利用して抽選会を開催することが
できる。その結果、個人レベルの抽選主催者であって
も、大規模な設備投資を行ってそのようなシステムを別
途構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きるという効果を奏する。
【0181】また、抽選情報登録手段によって登録され
た情報は、情報送信手段により公開サーバーへも送信さ
れ、当該公開サーバーにて公開される。これにより、抽
選情報を登録した情報受信装置のみならず他の情報受信
装置からも公開サーバーへアクセスすることで、抽選希
望者は公開された抽選情報を把握することが可能とな
る。したがって、抽選希望者は、どの情報受信装置から
も公開された抽選情報を見て抽選に参加することが可能
となり、抽選主催者が抽選会を開催するにあたり、不特
定多数の人を相手にした抽選会を容易に実現することが
可能となるという効果を併せて奏する。
【0182】請求項2の発明に係る情報受信装置は、以
上のように、請求項1の構成において、上記抽選情報
は、抽選の対象となる地域を示す抽選地域情報を含んで
いる構成である。
【0183】それゆえ、抽選情報を情報配信装置に送信
した場合に、情報配信装置が上記抽選地域情報を参照
し、例えば抽選対象となる地域の情報受信装置からアク
セスがあったものに対してのみ抽選処理を行う構成を実
現することが可能となる。これにより、抽選主催者は、
抽選対象を所望の地域のみに限定した抽選会を開催する
ことが可能となるという効果を奏する。
【0184】請求項3の発明に係る抽選処理方法は、以
上のように、需要者が取得希望の情報を情報配信装置か
ら通信回線を介して受信すると共に、情報を公開する公
開サーバーと通信回線を介して接続される情報受信装置
に、抽選主催者が提供する抽選対象データを含む抽選情
報を登録する工程と、登録した抽選情報を、抽選機能を
有する情報配信装置および上記公開サーバーに送信する
工程とを有している構成である。
【0185】それゆえ、抽選主催者は、抽選情報を情報
受信装置に提供(入力)することにより、この抽選情報
が登録され、情報配信装置へ送信される。これにより、
抽選機能を有する情報配信装置は、上記抽選情報に含ま
れる抽選対象データに対して抽選処理を行うことが可能
となる。
【0186】このように、抽選主催者は、情報受信装置
に抽選情報を入力するだけで、抽選機能を有する一般的
な情報配信システムを利用して抽選会を開催することが
できる。その結果、個人レベルの抽選主催者であって
も、大規模な設備投資を行ってそのようなシステムを別
途構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きるという効果を奏する。
【0187】また、情報受信装置に登録された情報は、
情報受信装置から公開サーバーへも送信され、当該公開
サーバーにて公開される。これにより、抽選情報を登録
した情報受信装置のみならず他の情報受信装置からも公
開サーバーへアクセスすることで、抽選希望者は公開さ
れた抽選情報を把握することが可能となる。したがっ
て、抽選希望者は、どの情報受信装置からも公開された
抽選情報を見て抽選に参加することが可能となり、抽選
主催者が抽選会を開催するにあたり、不特定多数の人を
相手にした抽選会を容易に実現することが可能となると
いう効果を併せて奏する。
【0188】請求項4の発明に係る抽選処理を行うため
のプログラムを記録した記録媒体は、以上のように、需
要者が取得希望の情報を情報配信装置から通信回線を介
して受信すると共に、情報を公開する公開サーバーと通
信回線を介して接続される情報受信装置に、抽選主催者
が提供する抽選対象データを含む抽選情報の入力があっ
た場合に、その登録を行う処理と、登録した抽選情報
を、抽選機能を有する上記情報配信装置および上記公開
サーバーに送信する処理とを実行させるためのプログラ
ムを記録してなる構成である。
【0189】それゆえ、抽選主催者は、抽選情報を情報
受信装置に提供(入力)すると、情報受信装置が上記プ
ログラムを実行することにより、この抽選情報が登録さ
れ、情報配信装置へ送信される。これにより、抽選機能
を有する情報配信装置は、上記抽選情報に含まれる抽選
対象データに対して抽選処理を行うことが可能となる。
【0190】このように、抽選主催者は、情報受信装置
に抽選情報を入力するだけで、抽選機能を有する一般的
な情報配信システムを利用して抽選会を開催することが
できる。その結果、個人レベルの抽選主催者であって
も、大規模な設備投資を行ってそのようなシステムを別
途構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きるという効果を奏する。
【0191】また、情報受信装置に登録された情報は、
情報受信装置から公開サーバーへも送信され、当該公開
サーバーにて公開される。これにより、抽選情報を登録
した情報受信装置のみならず他の情報受信装置からも公
開サーバーへアクセスすることで、抽選希望者は公開さ
れた抽選情報を把握することが可能となる。したがっ
て、抽選希望者は、どの情報受信装置からも公開された
抽選情報を見て抽選に参加することが可能となり、抽選
主催者が抽選会を開催するにあたり、不特定多数の人を
相手にした抽選会を容易に実現することが可能となると
いう効果を併せて奏する。
【0192】請求項5の発明に係る情報配信装置は、以
上のように、需要者が取得希望の情報を通信回線を介し
て情報受信装置に配信すると共に、情報を公開する公開
サーバーと通信回線を介して接続され、抽選処理を行う
抽選処理手段を備えた情報配信装置であって、抽選主催
者から提供される、抽選対象データを含む抽選情報を登
録する抽選情報登録手段を備え、上記抽選処理手段は、
登録された上記抽選情報を上記公開サーバーへ送信する
と共に、上記抽選対象データに対して抽選処理を行う構
成である。
【0193】それゆえ、上記情報配信装置では、抽選情
報登録手段により、抽選主催者から提供される、抽選対
象データを含む抽選情報が登録される。そして、抽選処
理手段は、上記抽選情報に含まれる抽選対象データに対
して抽選処理を行うことになる。
【0194】したがって、抽選主催者は、抽選情報を登
録するだけで、抽選機能を有する一般的な情報配信シス
テムを利用して抽選会を開催することができる。その結
果、抽選主催者が情報配信システムの提供者とは異な
る、個人や小さな団体レベルであっても、それらの者が
大規模な設備投資を行って上記情報配信システムを新た
に構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きるという効果を奏する。
【0195】また、登録された抽選情報は、抽選処理手
段により公開サーバーへも送信され、当該公開サーバー
にて公開される。これにより、抽選情報を登録した情報
受信装置のみならず他の情報受信装置からも公開サーバ
ーへアクセスすることで、抽選希望者は公開された抽選
情報を把握することが可能となる。したがって、抽選希
望者は、どの情報受信装置からも公開された抽選情報を
見て抽選に参加することが可能となり、抽選主催者が抽
選会を開催するにあたり、不特定多数の人を相手にした
抽選会を容易に実現することが可能となるという効果を
併せて奏する。
【0196】請求項6の発明に係る情報配信装置は、以
上のように、請求項5の構成において、上記抽選処理手
段は、抽選結果を上記公開サーバーへ送信する構成であ
る。
【0197】それゆえ、抽選に参加した者が例えば情報
受信装置を介して公開サーバーへアクセスすれば、抽選
の結果を即時に知ることができるという効果を奏する。
【0198】請求項7の発明に係る情報配信装置は、以
上のように、請求項5または6の構成において、上記抽
選情報は、抽選結果の通知方法を示す通知情報を含んで
おり、上記抽選処理手段は、上記通知情報に基づいて抽
選結果を通知する構成である。
【0199】それゆえ、抽選処理手段が通知情報に基づ
いて抽選結果を通知することにより、抽選に参加した者
に抽選結果を確実に知らせることが可能となるという効
果を奏する。また、この場合、抽選参加者がわざわざ公
開サーバーへアクセスしなくても済むようになるという
効果を併せて奏する。
【0200】請求項8の発明に係る情報配信装置は、以
上のように、請求項7の構成において、上記抽選処理手
段は、抽選処理の結果、当選した者に、当選したことを
証明する当選情報を上記抽選結果とともに通知する構成
である。
【0201】それゆえ、抽選の結果、当選した場合に、
抽選結果とともに通知される当選情報を当選者が確認す
ることによって、自分が当選したことを確実に認識する
ことができるという効果を奏する。
【0202】請求項9の発明に係る抽選処理方法は、以
上のように、需要者が取得希望の情報を通信回線を介し
て情報受信装置に配信すると共に、情報を公開する公開
サーバーと通信回線を介して接続される情報配信装置
に、抽選主催者から提供される、抽選対象データを含む
抽選情報を登録する工程と、登録された上記抽選情報を
上記公開サーバーへ送信すると共に、上記抽選対象デー
タに対して抽選処理を行う工程とを有している構成であ
る。
【0203】それゆえ、上記情報配信装置では、抽選主
催者から提供される、抽選対象データを含む抽選情報が
登録される。そして、上記抽選情報に含まれる抽選対象
データに対して抽選処理が行われることになる。
【0204】したがって、抽選主催者は、抽選情報を登
録するだけで、抽選機能を有する一般的な情報配信シス
テムを利用して抽選会を開催することができる。その結
果、抽選主催者が情報配信システムの提供者とは異な
る、個人や小さな団体レベルであっても、それらの者が
大規模な設備投資を行って上記情報配信システムを新た
に構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きるという効果を奏する。
【0205】また、登録された抽選情報は、抽選処理手
段により公開サーバーへも送信され、当該公開サーバー
にて公開される。これにより、抽選情報を登録した情報
受信装置のみならず他の情報受信装置からも公開サーバ
ーへアクセスすることで、抽選希望者は公開された抽選
情報を把握することが可能となる。したがって、抽選希
望者は、どの情報受信装置からも公開された抽選情報を
見て抽選に参加することが可能となり、抽選主催者が抽
選会を開催するにあたり、不特定多数の人を相手にした
抽選会を容易に実現することが可能となるという効果を
併せて奏する。
【0206】請求項10の発明に係る抽選処理を行うた
めのプログラムを記録した記録媒体は、以上のように、
需要者が取得希望の情報を通信回線を介して情報受信装
置に配信すると共に、情報を公開する公開サーバーと通
信回線を介して接続される情報配信装置に、抽選主催者
から提供される、抽選対象データを含む抽選情報を登録
する処理と、登録された上記抽選情報を上記公開サーバ
ーへ送信すると共に、上記抽選対象データに対して抽選
処理を行う処理とを実行させるためのプログラムを記録
してなる構成である。
【0207】それゆえ、上記情報配信装置が上記プログ
ラムを実行することにより、抽選主催者から提供され
る、抽選対象データを含む抽選情報が登録される。そし
て、上記抽選情報に含まれる抽選対象データに対して抽
選処理が行われることになる。
【0208】したがって、抽選主催者は、抽選情報を登
録するだけで、抽選機能を有する一般的な情報配信シス
テムを利用して抽選会を開催することができる。その結
果、抽選主催者が情報配信システムの提供者とは異な
る、個人や小さな団体レベルであっても、それらの者が
大規模な設備投資を行って上記情報配信システムを新た
に構築することなく、抽選会を容易に実現することがで
きるという効果を奏する。
【0209】また、登録された抽選情報は、抽選処理手
段により公開サーバーへも送信され、当該公開サーバー
にて公開される。これにより、抽選情報を登録した情報
受信装置のみならず他の情報受信装置からも公開サーバ
ーへアクセスすることで、抽選希望者は公開された抽選
情報を把握することが可能となる。したがって、抽選希
望者は、どの情報受信装置からも公開された抽選情報を
見て抽選に参加することが可能となり、抽選主催者が抽
選会を開催するにあたり、不特定多数の人を相手にした
抽選会を容易に実現することが可能となるという効果を
併せて奏する。
【0210】請求項11の発明に係る情報配信システム
は、以上のように、請求項1または2に記載の情報受信
装置と、請求項5ないし8のいずれかに記載の情報配信
装置と、上記情報受信装置および上記情報配信装置から
送信される情報を公開する公開サーバーとを通信回線を
介して接続してなる構成である。
【0211】それゆえ、抽選主催者は情報受信装置また
は情報配信装置に自己の持つ情報を登録するだけで、抽
選機能を有する情報配信システムを利用して抽選会を開
催することができる。その結果、個人レベルの抽選主催
者であっても、大規模な設備投資を行ってそのようなシ
ステムを別途構築することなく、抽選会を容易に実現す
ることができるという効果を奏する。
【0212】また、抽選主催者の提供した抽選情報は、
公開サーバーへも送信され、当該公開サーバーにて公開
される。これにより、抽選情報を登録した情報受信装置
のみならず他の情報受信装置からも公開サーバーへアク
セスすることで、抽選希望者は公開された抽選情報を把
握することが可能となる。したがって、抽選希望者は、
どの情報受信装置からも公開された抽選情報を見て抽選
に参加することが可能となり、抽選主催者が抽選会を開
催するにあたり、不特定多数の人を相手にした抽選会を
容易に実現することが可能となるという効果を併せて奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る情報配信システム
を構成する受信サーバーの概略の構成を示すブロック図
である。
【図2】上記情報配信システムの概略の構成を示す説明
図である。
【図3】上記情報配信システムを構成する配信サーバ
ー、受信サーバー、管理サーバーおよび公開サーバーの
間で送信される情報の経路を示す説明図である。
【図4】上記配信サーバーの概略の構成を示すブロック
図である。
【図5】配信データの構成を示す説明図である。
【図6】上記受信サーバーから上記管理サーバーへ送信
される履歴情報の構成を示す説明図である。
【図7】上記受信サーバーにおける抽選情報の登録処理
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2A,2B,2C 二次配信サーバー(情報配信装
置) 3A,3B,3C 三次配信サーバー(情報受信装
置) 6A,6B,6C 配信サーバー(情報配信装置) 7A,7B,7C 受信サーバー(情報受信装置) 36 公開サーバー 37 抽選情報受信処理部(抽選処理手段) 38 抽選登録処理部(抽選情報登録手段) 39 抽選情報送信処理部(情報送信手段) 40 通信処理部(情報送信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E038 GA02 LA01 5B049 AA06 BB38 CC00 EE28 FF09 GG04 GG07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】需要者が取得希望の情報を情報配信装置か
    ら通信回線を介して受信すると共に、情報を公開する公
    開サーバーと通信回線を介して接続される情報受信装置
    であって、 抽選主催者が提供する抽選情報を登録する抽選情報登録
    手段と、 登録した抽選情報を、抽選機能を有する情報配信装置お
    よび上記公開サーバーに送信する情報送信手段とを備え
    ていることを特徴とする情報受信装置。
  2. 【請求項2】上記抽選情報は、抽選の対象となる地域を
    示す抽選地域情報を含んでいることを特徴とする請求項
    1に記載の情報受信装置。
  3. 【請求項3】需要者が取得希望の情報を情報配信装置か
    ら通信回線を介して受信すると共に、情報を公開する公
    開サーバーと通信回線を介して接続される情報受信装置
    に、抽選主催者が提供する抽選対象データを含む抽選情
    報を登録する工程と、 登録した抽選情報を、抽選機能を有する情報配信装置お
    よび上記公開サーバーに送信する工程とを有しているこ
    とを特徴とする抽選処理方法。
  4. 【請求項4】需要者が取得希望の情報を情報配信装置か
    ら通信回線を介して受信すると共に、情報を公開する公
    開サーバーと通信回線を介して接続される情報受信装置
    に、 抽選主催者が提供する抽選対象データを含む抽選情報の
    入力があった場合に、その登録を行う処理と、 登録した抽選情報を、抽選機能を有する上記情報配信装
    置および上記公開サーバーに送信する処理とを実行させ
    るためのプログラムを記録してなることを特徴とする抽
    選処理を行うためのプログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】需要者が取得希望の情報を通信回線を介し
    て情報受信装置に配信すると共に、情報を公開する公開
    サーバーと通信回線を介して接続され、抽選処理を行う
    抽選処理手段を備えた情報配信装置であって、 抽選主催者から提供される、抽選対象データを含む抽選
    情報を登録する抽選情報登録手段を備え、 上記抽選処理手段は、登録された上記抽選情報を上記公
    開サーバーへ送信すると共に、上記抽選対象データに対
    して抽選処理を行うことを特徴とする情報配信装置。
  6. 【請求項6】上記抽選処理手段は、抽選結果を上記公開
    サーバーへ送信することを特徴とする請求項5に記載の
    情報配信装置。
  7. 【請求項7】上記抽選情報は、抽選結果の通知方法を示
    す通知情報を含んでおり、 上記抽選処理手段は、上記通知情報に基づいて抽選結果
    を通知することを特徴とする請求項5または6に記載の
    情報配信装置。
  8. 【請求項8】上記抽選処理手段は、抽選処理の結果、当
    選した者に、当選したことを証明する当選情報を上記抽
    選結果とともに通知することを特徴とする請求項7に記
    載の情報配信装置。
  9. 【請求項9】需要者が取得希望の情報を通信回線を介し
    て情報受信装置に配信すると共に、情報を公開する公開
    サーバーと通信回線を介して接続される情報配信装置
    に、抽選主催者から提供される、抽選対象データを含む
    抽選情報を登録する工程と、 登録された上記抽選情報を上記公開サーバーへ送信する
    と共に、上記抽選対象データに対して抽選処理を行う工
    程とを有していることを特徴とする抽選処理方法。
  10. 【請求項10】需要者が取得希望の情報を通信回線を介
    して情報受信装置に配信すると共に、情報を公開する公
    開サーバーと通信回線を介して接続される情報配信装置
    に、 抽選主催者から提供される、抽選対象データを含む抽選
    情報を登録する処理と、 登録された上記抽選情報を上記公開サーバーへ送信する
    と共に、上記抽選対象データに対して抽選処理を行う処
    理とを実行させるためのプログラムを記録してなること
    を特徴とする抽選処理を行うためのプログラムを記録し
    た記録媒体。
  11. 【請求項11】請求項1または2に記載の情報受信装置
    と、 請求項5ないし8のいずれかに記載の情報配信装置と、 上記情報受信装置および上記情報配信装置から送信され
    る情報を公開する公開サーバーとを通信回線を介して接
    続してなることを特徴とする情報配信システム。
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