JP2001344319A - 商取引支援システム、商取引支援方法 - Google Patents

商取引支援システム、商取引支援方法

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JP2001344319A
JP2001344319A JP2000165632A JP2000165632A JP2001344319A JP 2001344319 A JP2001344319 A JP 2001344319A JP 2000165632 A JP2000165632 A JP 2000165632A JP 2000165632 A JP2000165632 A JP 2000165632A JP 2001344319 A JP2001344319 A JP 2001344319A
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JP
Japan
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computer
inventory
support system
transaction support
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JP2000165632A
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English (en)
Inventor
Shoichi Hayata
正一 早田
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Mitsubishi Corp
Original Assignee
Mitsubishi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な物流ルートで販売される一連の商品販
売ネットワークにおいて全体の在庫が容易かつ正確に把
握でき、もって信頼性の高い商取引を効率的且つ迅速に
行うことができる商取引支援システム、商取引支援方法
を提供する。 【解決手段】 第m次販売業者の保有する第m次在庫情
報を管理、表示する第m次販売業者用ホストコンピュー
タと、第(m+1)次販売業者が有する第(m+1)次
販売業者用ホストコンピュータであって、第m次販売業
者用ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、
第m次販売業者用ホストコンピュータにID番号を送出
することにより、第m次販売業者用ホストコンピュータ
より第m次在庫情報が送られ、該第m次在庫情報を管
理、表示する第(m+1)次販売業者用ホストコンピュ
ータとを備えるコンピュータと通信回線を用いて在庫商
品の商取引を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複雑な販売ルート
で取引される在庫商品の商取引を支援する商取引支援シ
ステム及び商取引支援方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、鋼材のような商品は、通常、メ
ーカで製造された後、商社や問屋を経て最終ユーザにわ
たる。最終ユーザには、大手建設会社や自動車メーカの
ような大規模ユーザから、中小建設会社のような中規模
ユーザや零細ユーザまで様々な規模のユーザが含まれ
る。従って、また問屋も、これらユーザの規模に合わせ
た階層的組織が構築され、例えば、メーカや商社から直
接鋼材を購入して大規模ユーザ及び下層問屋に売り渡す
一次問屋、この一次問屋からさらに商品を購入して中規
模ユーザやさらに下層問屋に売り渡す二次問屋や三次問
屋など、一次問屋からN次問屋まで、複数の問屋が物流
ルートに介在する。そして、これら問屋間での商品の売
買においては、買手側が売手側に在庫データを問い合わ
せ、売手側はその在庫データを調べて買手側に報告し、
そして買手側はその報告に基づいて、商品の購入を申込
む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鋼材の
ような商品は、例えば、(1)鋼板、形鋼、ステンレス
鋼板等の分類、(2)SS,SUS等の材質、(3)形
状等、その品種が極めて多く、一つの問屋においても、
それらの在庫管理はかなり複雑で面倒である。従って、
所定の品種について、買手側から購入問い合わせがある
と、その在庫や価格等を調べ、しかる後に買手側に回答
を行わなければならず、即答が困難であると共にその手
続が面倒なものとなっている。一方、買手側にとって
も、品種、購入量、価格等の購入条件によっては、複数
の売手側それぞれに対して、その在庫状況、価格等を問
い合わせる必要が生じ、しかもこの場合、品種によって
は、売手側の担当者が異なる場合も多く、また、上述し
たように即答をもらえない場合も多く、従って、これら
問い合わせのための手続も大変面倒なものとなってい
る。
【0004】このように、鋼材のような商品は、物流ル
ートが複雑である上に、取り扱う品種が極めて多く、従
って、その商取引においては在庫状況の把握が不可欠で
あるが、従来、これら在庫管理は各問屋(売手)毎に行
われているため、売手にとっては、在庫管理の労力が必
要となり、一方買手にとっては、その在庫状況の把握が
容易ではなく、売手、買手共に取引に際して多大な労力
を要し、従って、効率的且つ迅速な商取引ができなかっ
たという問題点がある。特に、直接取引のある売手側と
買手側が把握できない多数の販売業者が各々商品の在庫
を管理するため、一連の物流ルートにおける全体の在庫
が把握できないという問題点がある。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、売手側にとっては、在庫
管理の労力が大幅に軽減できると共に、買手側からの問
い合わせに迅速な回答を行うことができ、また買手側に
とっては在庫状況の把握が極めて容易に行え、もって商
取引を効率的且つ迅速に行うことができる商取引支援シ
ステム、商取引支援方法を提供することを目的としてい
る。また、本発明の別の目的は、複雑な物流ルートで販
売される一連の商品販売ネットワークにおいて全体の在
庫が容易かつ正確に把握でき、もって信頼性の高い商取
引を効率的且つ迅速に行うことができる商取引支援シス
テム、商取引支援方法を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る商取引支援システムは、コンピュー
タと通信回線を用いて在庫商品の商取引を行うようにし
た商取引支援システムにおいて、第m次販売業者の保有
する第m次在庫情報を管理する第m次販売業者用コンピ
ュータと、第(m+1)次販売業者が有する第(m+
1)次販売業者用コンピュータであって、第m次販売業
者用コンピュータと通信回線を介して接続され、第m次
販売業者用コンピュータにID番号を送出することによ
り、第m次販売業者用コンピュータより第m次在庫情報
が送られ、該第m次在庫情報を管理する第(m+1)次
販売業者用コンピュータとを備えたことを特徴とするも
のである。
【0007】このような構成によれば、所定の物流を有
する販売ネットワークにおいて、売手側も買手側も常に
正確且つ容易に在庫情報を管理、把握でき、その労力を
軽減できると共に、迅速、円滑な商取引を行うことがで
きる。即ち、例えば、買手側である第(m+1)次販売
業者は、売手側の第m次販売業者が販売可能な在庫情報
を常に迅速に把握でき、売手側にとっては、自己の在庫
管理の労力が軽減されると共に、買手側にとっては売手
側の在庫状況把握に関する労力が軽減され、商取引を円
滑に行うことができる。
【0008】また、本発明に係る商取引支援システムに
おいて、第m次販売業者及び第(m+1)次販売業者は
複数存在し、複数のm次販売業者のそれぞれが有するコ
ンピュータが複数の第(m+1)次販売業者の有するそ
れぞれのコンピュータにネットワークで接続されている
ことを特徴とするものである。
【0009】このような構成によれば、複雑な物流ルー
トで販売される一連の商品販売ネットワークであって
も、売手側である第m次販売業者は、買手側である複数
の第(m+1)次販売業者に商取引可能な商品の在庫情
報を迅速に提供することができ、また、買手側である第
(m+1)次販売業者は、何れの売手側からも迅速に在
庫情報を得ることができる。
【0010】また、本発明に係る商取引支援システムに
おいて、前記mの値は、1、2、…、n(n≧3)のい
ずれかの整数であり、第1次販売業者から第(n+1)
次販売業者までの複数階層業者の有するコンピュータに
よりネットワークが構築されていることを特徴とするも
のである。
【0011】このような構成によれば、複数の階層が形
成される複雑な物流ルートで販売される一連の商品販売
ネットワークにおいて、ID番号を付与することによっ
て各階層を連鎖的に接続可能なネットワークシステムを
構築することが可能となり、商取引を円滑化させること
ができる。
【0012】また、本発明に係る商取引支援システムに
おいて、第(m+1)次販売業者用コンピュータは、第
m次販売業者用コンピュータから送られた第m次在庫情
報に、第(m+1)次販売業者の保有する第(m+1)
次在庫情報を合わせて管理、表示することを特徴とする
ものである。
【0013】このような構成によれば、売手側である第
m次販売業者は、自己の販売可能な在庫情報を常に正確
に管理、把握することが可能となり、そして買手側であ
る第(m+1)次販売業者が商取引可能な商品の在庫情
報を迅速に提供することができる。そして、買手側であ
る第(m+1)次販売業者は、自己の購入可能な在庫情
報を常に把握できるとともに、次の階層の販売業者また
は最終購入者に自己が提供できる在庫情報を迅速且つ容
易に提供できる。
【0014】また、本発明に係る前記商取引支援システ
ムにおいて、第(m+1)次販売業者用コンピュータは
第m次在庫情報と第(m+1)次在庫情報とを在庫の保
有者の区別をつけて並列的に表示することを特徴とする
ものである。
【0015】このような構成によれば、売手側である第
m次販売業者は、自社の有する在庫商品を他社の在庫商
品と比較させつつ表示させることができる。
【0016】また、本発明に係る前記商取引支援システ
ムにおいて、第(m+1)次販売業者用コンピュータは
第m次在庫情報と第(m+1)次在庫情報とを在庫の保
有者の区別をつけることなく、統合的に表示することを
特徴とするものである。
【0017】このような構成によれば、買手側である第
(m+1)次販売業者に売手側である第m次販売業者の
仕入先に関する情報を提供することなく、自社の販売可
能な在庫情報を取引先に表示することが可能となり、円
滑な商取引を行うことが可能となる。
【0018】また、本発明に係る前記商取引支援システ
ムにおいて、前記コンピュータによる管理内容には、変
動する在庫数が含まれることを特徴とするものである。
【0019】このような構成によれば、一連の物流ルー
トを有する商品の販売ネットワークのいずれかにおいて
売手側である第m次販売業者と第(m+1)次販売業者
との間で商取引が行われて、在庫数が変動した場合であ
っても、販売ネットワーク全体の在庫情報が常に正確に
表示可能となり、この商品の販売ネットワークに属する
いずれの販売業者もより正確な在庫状況を迅速に把握す
ることが可能となり、もって、より信頼性のある商取引
を行うことが可能となる。
【0020】また、本発明に係る前記商取引支援システ
ムにおいて、前記コンピュータによる管理内容には、変
動する在庫の価格が含まれることを特徴とするものであ
る。
【0021】このような構成によれば、買手側である第
(m+1)次販売業者は、在庫数の変動等により仕入れ
価格が変更されたことを迅速に知り得る。
【0022】また、本発明に係る前記商取引支援システ
ムにおいて、第m次販売業者用コンピュータまたは第
(m+1)次販売業者用コンピュータによる管理は一元
的に行われることを特徴としている。
【0023】このような構成によれば、情報伝達を迅速
に行うことができると共に、コンピュータの運営・管理
が容易となり、またシステムの構築も容易となる。
【0024】また、本発明に係る前記商取引支援システ
ムにおいて、第m次販売業者用コンピュータは、商品の
製造元または商品の輸入元、または商社のコンピュータ
と通信回線を通じてアクセス可能であり、前記商品の在
庫情報は、商品の発注点に関する情報を含み、前記発注
点に到達した際に対応する商品の製造元または商品の輸
入元、または商社のコンピュータと通信回線を通じて発
注を行うことを特徴としている。
【0025】このような構成によれば、例えば、在庫情
報を常に監視して、欠品を生じる恐れのある商品や納期
が長期間にわたるような商品については、予め、例えば
自動的に発注することによって、常に必要な在庫数を確
保することが可能となり、よりスムーズな商取引を行う
ことが可能となる。
【0026】また、本発明に係る前記商取引支援システ
ムにおいて、第m次販売業者用コンピュータは異なるカ
テゴリーに属する商品に関する在庫情報、および各商品
を販売するID番号を含む第(m+1)次販売業者に関
する情報を管理し、送出されるID番号に対応して定め
られたカテゴリーに属する商品の在庫情報を第(m+
1)次販売業者用コンピュータに送出することを特徴と
するものである。
【0027】このような構成によれば、第m次販売業者
が販売網の異なるより多種類の商品群を取り扱う場合で
あっても、第(m+1)次販売業者のそれぞれが取り扱
う商品群のみをそれぞれの販売業者のみに提供すること
ができる。従って、第m次販売業者が取り扱う多種類の
商品の在庫状況を、同一のインターフェース、同一の手
法を用いて多種の業者に提供することが可能となり、総
合的な商取引ネットワークを構築することが可能とな
る。
【0028】また、本発明に係る商取引支援システムに
おいて、前記在庫商品は鋼材であることを特徴とするも
のである。
【0029】鋼材のような商品は、物流ルートが複雑で
ある上に、取り扱う品種が極めて多く、従って、その商
取引においては複雑な在庫状況の把握が不可欠である
が、本システムを適用することにより、その商取引が極
めてスムーズ化され、その効率化が顕著となる。
【0030】また、本発明に係る商取引支援方法は、第
m次販売業者の有する第m次販売業者用コンピュータに
より、第m次販売業者が保有する第m次在庫情報を管理
し、前記m次販売業者よりIDが付与された第(m+
1)次販売業者は、第(m+1)次販売業者が有する第
(m+1)次販売業者用コンピュータにより、第m次販
売業者用コンピュータからの第m次在庫情報を取得し、
第(m+1)次販売業者用コンピュータは第m次販売業
者用コンピュータより取得した第m次在庫情報を管理す
ることを特徴とするものである。
【0031】このような商取引支援方法によれば、売手
側である第m次販売業者は、買手側である第(m+1)
次販売業者に自社の販売可能な商品の在庫情報を正確に
提供することができ、一方、買手側である第(m+1)
次販売業者は、売手側である第m次販売業者の有する第
m次販売業者の在庫情報を参照しながら商品の購入を行
うことができる。そして、第(m+1)次販売業者は、
第m次販売業者の有する第m次販売業者の在庫情報に基
づいて、自己の販売可能な在庫情報を正確にかつ容易に
管理することが可能となる。
【0032】また、本発明に係る商取引支援方法におい
て、第(m+1)次販売業者用コンピュータは、第m次
販売業者用コンピュータから送られた第m次在庫情報
に、第(m+1)次販売業者の保有する第(m+1)次
在庫情報を合わせて管理することを特徴とするものであ
る。
【0033】このような商取引支援方法によれば、買手
側である第(m+1)次販売業者は、売手側と自己が有
する在庫情報を合わせて販売情報とすることができ、階
層的な販売ルートにおける商取引を円滑に行うことがで
きる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を鋼材
の商取引支援システムに例をとって図面を用いて説明す
る。図1は実施の形態における商取引支援システム全体
の概略構成を示す図、図2は図1に示すシステムにおい
て実際に商取引が行われる場合を示すブロック図であ
る。
【0035】図1において、最上段(m=1)に位置す
るホストコンピュータH1は、例えば鋼材を鉄鋼メーカ
もしくは商社から購入し、二次販売業者と商取引を行う
一次販売業者が運営・管理するホストコンピュータシス
テムである。図1の例においては一次販売業者A社、B
社およびC社が共同で運営しているが、本発明の一次販
売業者の数は、一連の商品販売ルートに応じて適宜決定
され、1社であっても複数社であってもよい。このホス
トコンピュータH1は、一次販売業者の在庫情報の管理
を行うと供に、次段(m=2)の二次販売業者に付与し
たID番号、ホストシステムに接続するためのパスワー
ド等を含む各二次販売業者の情報の管理を行っている。
【0036】また、このホストコンピュータH1は、次
段(m=2)に位置する各二次販売業者が個別に保有す
るホストコンピュータH2、H2’・・・とインターネッ
トや通信回線(例えばアナログ回線、ISDN回線等の
交換回線あるいは専用回線)を介して接続されている。
この例において、各二次販売業者は、各々個別に商取引
を行っているので各社毎にホストコンピュータH2
2’・・・を有しているが、二次販売業者も複数社で
一つのホストコンピュータを共用するようにしても良い
ことは言うまでもない。そして、図2に示すように、ホ
ストコンピュータH2、H2’・・・は、ホストコンピュ
ータH1によりID番号、ID10、ID11・・・が付与
され、このID番号をホストコンピュータH1に送出す
ることによって(図2中矢印)、ホストコンピュータ
1と接続される。すなわち、ホストコンピュータH
1は、ホストコンピュータH2、H2’・・・から送出さ
れたID番号と、各ホストコンピュータH2、H2’・・
・に関する情報とを参照し、必要に応じてパスワードを
確認した後、ホストコンピュータH2、H2’・・・の接
続を許可する。
【0037】このようにしてホストコンピュータH1
各ホストコンピュータH2、H2’・・・とが接続される
と、ホストコンピュータH1は、各ホストコンピュータ
2、H2’・・・に一次在庫情報を送信する(図2中矢
印)。そして、一次在庫情報が送信された各ホストコ
ンピュータH2、H2’・・・は、これより一次在庫情報
の管理を行いモニター等の表示手段で表示する(図2中
矢印)。
【0038】上述した一次販売業者が保有するホストコ
ンピュータH1と、前記一次販売業者と商取引可能な各
二次販売業者が保有するホストコンピュータH2、H2
・・・との関係は、以下、各二次販売業者が保有するホ
ストコンピュータH2、H2’・・・と商取引可能な三次
販売業者のホストコンピュータH3、H3’、H3”・・
・との関係、各三次販売業者と商取引可能な四次販売業
者のホストコンピュータH4、H4’、H4”・・・との
関係においてもそれぞれ同じであり、これらは互いに同
様な構成で各々通信回線により接続され、各々上位のホ
ストコンピュータの保有する在庫情報を下位のホストコ
ンピュータにより管理・表示することが可能となる。
【0039】なお、図1に示す通り、例えば異なるホス
トコンピュータH3およびH3’を保有する三次販売業者
と商取引を行っている四次販売業者H4”は、各々H3
よびH3’から別々のID番号ID33、ID34を付与さ
れている。また、例えば、商取引が行われていない(す
なわちIDが付与されていない)ホストコンピュータH
3から、他のホストコンピュータ、例えば一次販売業者
が保有するホストコンピュータH1にアクセスすること
はできない。
【0040】本発明に係る商取引支援システムは、上記
のように構成され、各上位のホストコンピュータが下位
のホストコンピュータにID番号を付与するようにした
ので、一連の商取引を行う販売網において直接商取引関
係のある第m次販売業者と第(m+1)次販売業者との間
における階層毎に、連鎖的に直接在庫情報の管理・表示
を行うことが可能となる。なお、上記構成において、例
えばID情報を持った第(m+1)次業者の端末より第
m次業者のホストコンピュータと直接通信回線を介し
て、あるいは前記(m+1)次業者のホストコンピュー
タを経由して接続し、第m次業者の在庫情報を表示する
ようにしても良い。また、最終購入者が前段の販売業者
のホストコンピュータに端末あるいはホストコンピュー
タにより接続して前段の販売業者の在庫情報を表示また
は管理するようにしても良い。
【0041】以下、上記構成をより詳細に説明する。 (ホストコンピュータH1の在庫管理データ)図3は、
一次販売業者の保有するホストコンピュータH1におけ
る在庫管理データの一例を示す図である。この態様にお
いて、ホストコンピュータH1は、複数の一次販売業者
である一次問屋A社、B社、C社が保有する鋼材の在庫
の管理を行っている。図3における在庫管理データは、
在庫を保有する一次問屋を分類する[在庫店]、鋼材の種
類を示す[品種]、取扱商品の内部の内質を示す[内質]、
商品の形状、大きさを示す[サイズ]、現在の実在庫数を
示す[実際の在庫数量]、ホストコンピュータH2、H2
・・・に実際に開示する数量を示す[開示する在庫数
量]、実際に現物化しているか否かを示す[在庫の種
別]、現物化していない場合には現物化する期日を示す
[現物化期日]、他の一次問屋が直接引き取る場合の価格
である[他一次問屋向置場価格]、および実際に購入した
一次問屋の購入価格である[自社仕入価格]からなる在庫
管理情報から構成されている。
【0042】(ホストコンピュータH1の在庫表示デー
タ)図4は、図3に示した在庫管理データに基づいて作
成され、二次販売業者に送出し、表示するための在庫表
示データを示す。この態様においては図3に示すホスト
コンピュータH1における在庫データを二次販売業者で
あるD社の保有するホストコンピュータH2に送信する
データを例示しており、在庫表示データは、図3に示し
た[品種]、[内質]、[サイズ]、[開示する在庫数量]、
[在庫の種別]、[現物化期日]、[他一次問屋向置場価格]
および[自社仕入価格]に対応して、それぞれ設けられた
[品種]、[内質]、[サイズ] 、[在庫数]、[在庫の種
別]、[現物化期日]、[置場販売価格]から構成されてい
る。ここで[置場販売価格]は、図3の[他一次問屋向置
場価格]に対応してコミッション(例えば0.2千円/
トン)が加えられて表示されている。
【0043】このようにして作成された図3に示すホス
トコンピュータH1の在庫表示データは、ID付与され
た二次販売業者、例えばD社のホストコンピュータH2
からそのID10を送出することによって、ホストコンピ
ュータH2に送られて、ホストコンピュータH2により管
理されて表示されることとなる。なお、ホストコンピュ
ータH2に表示されるインターフェースは、ホストコン
ピュータH1の在庫表示データが表示され、自社のホス
トコンピュータH2で情報を管理できる形式であれば特
に制限されず、例えば一次販売業者からの接続に対する
感謝のメッセージ等を表示することも可能である。
【0044】(ホストコンピュータH2の在庫管理デー
タ)図5は、二次販売業者が保有する在庫データの一例
を示す図であり、そして図6は、二次販売業者の保有す
るホストコンピュータH2における在庫管理データの一
例を示す図である。一次販売業者のホストコンピュータ
1から図4に示した在庫表示データを受け取った二次
販売業者であるD社のホストコンピュータH2は、この
在庫表示データとホストコンピュータH2に保有する図
5に示すD社自身が保有する在庫データとから図6に示
すような在庫管理データを作成する。
【0045】この場合、図5に示すD社の保有する自社
在庫データは、図3に示す一次販売業者の在庫管理デー
タと統一したフォームに従って作成されるのが好ましい
(但し、この例においては、管理を行う必要のない[他
一次問屋向置場価格]の項目はない)。フォームを統一
するようにしておけば、在庫情報の変動が生じた際に、
各々の保有する在庫情報を自動的に修正するとことが容
易となるからである。なお、図6に示す在庫管理データ
においては、D社自身が保有する自社在庫にはマーカを
付して(図において太線で囲んだ部分−以下同じ−)、
ホストコンピュータH1より入手した在庫管理データと
区別を行っている。このようにして、自社の保有する在
庫と一次販売業者から購入可能な在庫とから二次販売業
者D社が取扱うことができる商品の在庫データが作成さ
れる。
【0046】(ホストコンピュータH2の在庫表示デー
タ)図7は、図6に示した在庫管理データに基づいて作
成された三次販売業者に送るための在庫表示データの一
例を示し、そして図8は、図6に示した在庫管理データ
に基づいて作成された三次販売業者に送るための在庫デ
ータの他の例を示している。上述したように、ホストコ
ンピュータH2により、図6に示した在庫管理データが
作成されると、この在庫管理データに基づいて在庫表示
データが作成されるが、この在庫表示のデータは、図7
に示すような在庫統合開示タイプと図8に示すような在
庫並列開示タイプの二種類に分類される。
【0047】すなわち、本発明の一実施形態による在庫
統合開示タイプの在庫表示データによれば、図7に示す
通り、自社の保有する在庫データと自社仕入れ先である
一次販売業者から開示された在庫データを区別すること
なく、自社で販売可能な商品を一括して表示することが
できる。この実施形態によると、各商品の在庫数量を、
図6に示すマーカで示されたD社自身の自社在庫データ
と仕入れ先である一次販売業者のホストコンピュータH
1からのデータを加算した合計の在庫数量として表示さ
れることとなる。このように自社の在庫と他社(仕入
先)の在庫とを区別することなく表示する構成とする
と、商品の販売先である三次販売業者に対して自社の仕
入先を知られないという利点がある。
【0048】他方、本発明の別の実施形態による在庫並
列開示タイプの在庫表示データによれば、図8に示す通
り、各商品の在庫数量を自社の保有する在庫データと自
社仕入れ先である一次販売業者のホストコンピュータH
1から提供された在庫データとを区別して表示すること
もできる。この実施の形態は、前記の実施形態の在庫統
合開示タイプのように各商品の在庫数量を加算して合計
数量を表示するのではなく、マーカで示された自社在庫
データと仕入れ先であるホストコンピュータH 1からの
データを区別して並列して表示を行うようにしたもので
ある。このような構成とすれば、在庫管理コストが低減
できるという利点がある。また、これらの在庫統合開示
タイプと在庫並列開示タイプは目的に応じて適宜選択さ
れ、両タイプの表示を切り替えて表示することも可能で
ある。このようにして作成された図7に示すホストコン
ピュータH2の在庫統合開示タイプの在庫表示データ、
および図8に示すホストコンピュータH2の在庫並列開
示タイプの在庫表示データは、ID付与された三次販売
業者、例えばE社のホストコンピュータH3からそのI
21を送出することによって、ホストコンピュータH3
に送られて、ホストコンピュータH3により管理され、
表示される。
【0049】(第(m+1)次販売業者(三次販売業
者)の在庫データ)図9は、第(m+1)次販売業者が
保有する在庫データの一例を示す図であり、図10は、
第(m+1)次販売業者の保有するホストコンピュータ
3における在庫管理データの一例を示す図であり、図
11は、図10に示した在庫管理データに基づいて作成
され、さらに次の販売業者、あるいは最終購入者に送ら
れる在庫表示データの一例を示す図であり、そして図1
2は、図10に示した在庫管理データに基づいて作成さ
れ、さらに次の販売業者あるいは最終購入者に送られる
在庫表示データの他の例を示す図である。
【0050】第m次業者(本例においては二次販売業
者)は、そのホストコンピュータHm(本例においては
ホストコンピュータH2)からの在庫表示データ(在庫
統合開示タイプまたは在庫並列開示タイプ)を、図9に
示す自社の在庫データと組み合わせて、図10に示す在
庫管理データを作成し、そして図11に示す在庫統合開
示タイプの在庫表示データおよび/または図12に示す
在庫並列開示タイプの在庫表示データを作成する。本発
明に係る商取引支援システムにおいては以下、同様にし
て前段(第n次販売業者)の販売業者からの在庫表示用
データに基づいて次段(第(n+1)次販売業者)の在
庫表示用データが作成される。
【0051】(在庫データの変動)図13は、在庫変動
後の図3におけるホストコンピュータH1の在庫管理デ
ータの一例を示す図であり、図14は、在庫変動後の図
4におけるホストコンピュータH1の在庫表示データの
一例を示す図であり、図15は、在庫変動後の図5にお
けるD社の在庫データの一例を示す図であり、そして図
16は、在庫変動後の図6におけるホストコンピュータ
2の在庫管理データの一例を示す図である。図13〜
図16は、例えばホストコンピュータH2を保有し、図
7に示す在庫統合開示タイプの在庫情報を表示する二次
販売業者であるD社がホストコンピュータH2より一次
販売業者のホストコンピュータH1を介してH型鋼(品
種SS400、サイズ588×300×10M)を5本
購入した場合の各データの変動を例示している。
【0052】まず、D社がホストコンピュータH2より
一次販売業者のホストコンピュータH1を介してH型鋼
(品種SS400、サイズ588×300×10M)を
5本購入すると、図15におけるこの商品の在庫数が変
動(実際の在庫数量が20から25へ、開示する在庫数
が15から20へと変動)する。そして図16における
この商品の在庫数も同様にして変動(D社の実際の在庫
数量が20から25へ、開示する在庫数が15から20
へと変動)する。
【0053】この在庫の変動に伴って、図13のホスト
コンピュータH1の在庫管理データの在庫数もほぼリア
ルタイムに変動する(すなわち、この例においてこの商
品における実在庫と開示在庫の差を常に20と設定する
と仮定すると、この商品の実際の在庫数が90から85
へと、また開示する在庫数が70から65へと各々変動
する)。そして、図14のホストコンピュータH1の在
庫表示データも変動する(この商品の在庫数が70から
65へと各々変動する)。
【0054】このようにして本実施の形態によれば、第
m次販売業者と第(m+1)次販売業者との間で商取引
が行われると、ほぼリアルタイムに在庫数量の変動を表
示・管理することが可能となる。なお、別の形態とし
て、D社の在庫数量は商品の納入後変動するようにして
もよい。なお、この際、図7に示すD社の在庫統合型表
示タイプにおいては、合計数が変動しないために在庫数
量の変動はなく、また図8に示すD社の在庫統合型表示
タイプにおいては、対応する商品の自社在庫の数量が増
加し、対応する商品の他社在庫の数量が減少するが合計
数量の変動はない。なお、上述の本発明に係る商取引支
援システムは、本発明を鋼材の商取引の支援システムに
適用した場合について説明したが、本発明は鋼材に限定
されることはなく、例えば、材木、食品、ガラス、各種
の部品等に幅広く適用できることは言うまでもない。ま
た、例えば第m次販売業者がこれらの個別を各々同一ま
たは異なる第(m+1)次販売業者と商取引を行うよう
な場合は、対応する商品に応じて商品の在庫情報を表示
するようなシステムを構築することもできる。
【0055】さらに、ホストコンピュータHmにおい
て、在庫管理データ項目に商品の在庫が所定以下となっ
た場合に発注を行う発注点の項目を設け、商品の在庫の
変動に伴って、発注点以下となった場合に商品の製造元
または輸入元や前段の販売業者に商品の発注を自動的に
行う構成とすることもできる。
【0056】次に、本発明に係る商取引支援方法につい
て図17に基づいて説明する。図17は、本発明に係る
商取引支援方法の一例のフローを示す図である。まず、
商品の販売側である第m次販売業者は、データベースD
mを備えたホストコンピュータHmにより商品の在庫情
報の管理を行っている(S0)。次いで、商品の購入側
である第(m+1)次販売業者は、ホストコンピュータ
m+1を介してホストコンピュータHmに第m次販売業者
により付与されたIDの送出を行う(S1)。IDの確
認をした後、ホストコンピュータHmは、データベース
DBmから在庫表示データを抽出して、この在庫情報を
ホストコンピュータHm+1に送信する(S2)。ホスト
コンピュータHm+1は、このようにして送信された在庫
情報の表示を行うとともに、必要に応じてデータベース
DBm+1における在庫数量の訂正を行い、管理する(S
3)。一方、ホストコンピュータHmから送信された在
庫情報を元に第(m+1)次販売業者は、ホストコンピ
ュータHm+1を介してホストコンピュータHmに商品の発
注を行う(S4)。こうして、発注が行われると、在庫
数の変動に併せてホストコンピュータHmは、商品の在
庫情報をDBmからDBm’へと書き換える。このように
構成することによって、一連のネットワークで接続され
た1次販売業者、二次販売業者・・・・は、在庫情報を
容易に把握することが可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、一連の商品の販売ルートから構成される物流ネット
ワークにおける売手側である第m次販売業者は、在庫管
理の労力が軽減できると共に、買手側である第(m+1
次)販売業者からの問い合わせに迅速な回答を行うこと
ができ、また第(m+1次)販売業者にとっては在庫状
況の把握が極めて容易に行え、もって商取引を効率的に
行うことができると共に、信頼性、安全性に優れた商取
引支援システム、商取引支援方法を得ることができると
いう効果を奏する。また、各ホストコンピュータをネッ
トワークで接続することによって、より複雑な物流ルー
トで販売される一連の商品販売ネットワークにおいて
も、全体の在庫が容易かつ正確に把握でき、もって信頼
性の高い商取引を効率的且つ迅速に行うことができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における商取引支援システム全体の
概略構成を示す図である。
【図2】図1に示すシステムにおいて実際に商取引が行
われる場合を示すブロック図である。
【図3】一次販売業者の保有するホストコンピュータH
1における在庫管理データの一例を示す図である。
【図4】図3に示した在庫管理データに基づいて作成さ
れた二次販売業者に送るための在庫データを示す。
【図5】二次販売業者が保有する在庫データの一例を示
す図である。
【図6】二次販売業者の保有するホストコンピュータH
2における在庫管理データの一例を示す図である。
【図7】図6に示した在庫管理データに基づいて作成さ
れた三次販売業者に送るための在庫表示データの一例を
示す図である。
【図8】図6に示した在庫管理データに基づいて作成さ
れた三次販売業者に送るための在庫データの他の例を示
す図面である。
【図9】第(m+1)次販売業者が保有する在庫データ
の一例を示す図である。
【図10】第(m+1)次販売業者の保有するホストコ
ンピュータH3における在庫管理データの一例を示す図
である。
【図11】図10に示した在庫管理データに基づいて作
成され、更に次の販売業者に送られる在庫データの一例
を示す図である。
【図12】図10に示した在庫管理データに基づいて作
成され、さらに次の販売業者に送られる在庫データの他
の例を示す図である。
【図13】在庫変動後の図3におけるホストコンピュー
タH1の在庫管理データの一例を示す図である。
【図14】在庫変動後の図4におけるホストコンピュー
タH1の在庫表示データの一例を示す図である。
【図15】在庫変動後の図5におけるD社の在庫データ
の一例を示す図である。
【図16】在庫変動後の図6におけるホストコンピュー
タH2の在庫管理データの一例を示す図である。
【図17】本発明に係る商取引支援方法の一例のフロー
を示す図面である。
【符号の説明】
1、H2、H3、・・・ ホストコンピュータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータと通信回線を用いて在庫商
    品の商取引を行うようにした商取引支援システムにおい
    て、 第m次販売業者の保有する第m次在庫情報を管理する第
    m次販売業者用コンピュータと、 第(m+1)次販売業者が有する第(m+1)次販売業
    者用コンピュータであって、第m次販売業者用コンピュ
    ータと通信回線を介して接続され、第m次販売業者用コ
    ンピュータにID番号を送出することにより、第m次販
    売業者用コンピュータより第m次在庫情報が送られ、該
    第m次在庫情報を管理する第(m+1)次販売業者用コ
    ンピュータとを備えたことを特徴とする商取引支援シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の商取引支援システムに
    おいて、 第m次販売業者及び第(m+1)次販売業者は複数存在
    し、複数のm次販売業者のそれぞれが有するコンピュー
    タが複数の第(m+1)次販売業者の有するそれぞれの
    コンピュータにネットワークで接続されていることを特
    徴とする商取引支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の商取引
    支援システムにおいて、 前記mの値は、1、2、…、n(n≧3)のいずれかの
    整数であり、第1次販売業者から第(n+1)次販売業
    者までの階層業者の有するコンピュータによりネットワ
    ークが構築されていることを特徴とする商取引支援シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の商取引支援システムにおいて、 第(m+1)次販売業者用コンピュータは、第m次販売
    業者用コンピュータから送られた第m次在庫情報に、第
    (m+1)次販売業者の保有する第(m+1)次在庫情
    報を合わせて管理することを特徴とする商取引支援シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の商取引支援システムに
    おいて、 第(m+1)次販売業者用コンピュータは第m次在庫情
    報と第(m+1)次在庫情報とを在庫の保有者の区別を
    つけて並列的に表示することを特徴とする商取引支援シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の商取引支援システムに
    おいて、 第(m+1)次販売業者用コンピュータは第m次在庫情
    報と第(m+1)次在庫情報とを在庫の保有者の区別を
    つけることなく、統合的に表示することを特徴とする商
    取引支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の商取引支援システムにおいて、 前記コンピュータによる管理内容には、変動する在庫数
    が含まれることを特徴とする商取引支援システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の商取引支援システムにおいて、 前記コンピュータによる管理内容には、変動する在庫価
    格が含まれることを特徴とする商取引支援システム。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項8のいずれかに記
    載の商取引支援システムにおいて、 第m次販売業者用コンピュータまたは第(m+1)次販
    売業者用コンピュータによる管理は一元的に行われるこ
    とを特徴とする商取引支援システム。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の商取引支援システムにおいて、 第m次販売業者用コンピュータは、商品の製造元または
    商品の輸入元、または商社のコンピュータと通信回線を
    通じてアクセス可能であり、前記商品の在庫情報は、商
    品の発注点に関する情報を含み、前記発注点に到達した
    際に対応する商品の製造元または商品の輸入元、または
    商社のコンピュータと通信回線を通じて発注を行うこと
    を特徴とする商取引支援システム。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    に記載の商取引支援システムにおいて、 第m次販売業者用コンピュータは異なるカテゴリーに属
    する商品に関する在庫情報、および各商品を販売するI
    D番号を含む(m+1)次販売業者に関する情報を管理
    し、送出されるID番号に対応して定められたカテゴリ
    ーに属する商品の在庫情報を(m+1)次販売業者用コ
    ンピュータに送出することを特徴とする商取引支援シス
    テム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載の商取引支援システムにおいて、 前記在庫商品は鋼材であることを特徴とする商取引支援
    システム。
  13. 【請求項13】 コンピュータと通信回線を用いて在庫
    商品の商取引を行うようにした商取引支援方法におい
    て、 第m次販売業者の有する第m次販売業者用コンピュータ
    により、第m次販売業者が保有する第m次在庫情報を管
    理し、 前記m次販売業者よりIDが付与された第(m+1)次
    販売業者は、第(m+1)次販売業者が有する第(m+
    1)次販売業者用コンピュータにより、第m次販売業者
    用コンピュータからの第m次在庫情報を取得し、 第(m+1)次販売業者用コンピュータは第m次販売業
    者用コンピュータより取得した第m次在庫情報を管理す
    ることを特徴とする商取引支援方法。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の商取引支援方法に
    おいて、 第(m+1)次販売業者用コンピュータは、第m次販売
    業者用コンピュータから送られた第m次在庫情報に、第
    (m+1)次販売業者の保有する第(m+1)次在庫情
    報を合わせて管理することを特徴とする商取引支援方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012216037A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Yahoo Japan Corp 共通在庫活用サーバ、商品販売管理サーバ、商品在庫共通化方法及びプログラム

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Effective date: 20031209