JP2001344017A - 自動走行機械 - Google Patents

自動走行機械

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JP2001344017A
JP2001344017A JP2001093393A JP2001093393A JP2001344017A JP 2001344017 A JP2001344017 A JP 2001344017A JP 2001093393 A JP2001093393 A JP 2001093393A JP 2001093393 A JP2001093393 A JP 2001093393A JP 2001344017 A JP2001344017 A JP 2001344017A
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JP2001093393A
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Inventor
Shintaro Hatsumoto
慎太郎 初本
Kenjiro Fujii
健二郎 藤井
Yuji Matsuda
有司 松田
Noriyuki Kamiya
敬之 神谷
Toshihiro Aono
俊宏 青野
Masami Otobo
正美 乙母
Kenji Kiyono
憲二 清野
Kazuo Kobayashi
和男 小林
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Hitachi KE Systems Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi KE Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPSによる自律航法装置を備えた芝刈り機
等の自動走行機械であり、移動計をオフラインのパソコ
ン上で生成するシステムの適用される自動走行機械を提
供する。 【解決手段】 自動走行機械である芝刈り機は、コント
ローラ200とGPS受信機510と、各種のセンサを
備えて、自律走行する機能を有する。芝刈り機を作業対
象エリア内でマニュアル運転すると同時にGPSを利用
して測量を行ない、測量データをFD等にとり込む。こ
の測量データをオフラインのパソコン800により処理
し、地形データ、障害物を作成し、地図データ852を
得る。この地図データ852を基に、芝刈り機の移動経
路パス854と動作データ856を作成し、FDのメデ
ィアを介して芝刈り機のコントローラに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種のセンサを有す
る自律航法装置を備えた自動走行機械、特に自動芝刈り
機の作業経路の生成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバジャイロや車速センサ等の各
種のセンサを有する自律航法装置を備えて自動走行する
自動走行機械は本出願人により既に提案されている。こ
の種の自動走行機械は、走行すべき経路を予め測量した
地図情報等に基づいてオフラインによって生成し、機械
に対して教示する必要がある。図14は、自動走行機械
である芝刈り機械1を用いて芝刈り作業を行なう状況を
示している。芝刈り機1は、カッターユニットCUを備
えて、経路P,P,P上を走行しつつ芝刈りを実
行する。カッターユニットCUによる芝の刈り幅をW
とすると、芝生を一様に刈るためには、隣接する刈り幅
をオーバーラップさせて芝を刈る必要がある。すなわ
ち、経路Pと経路Pの間の経路間隔をCとすると
刈り幅オーバーラップは符号OLで示される量とな
る。この経路P,P,Pの生成は、平面で示され
る地図情報によって作成される。したがって、水平な平
坦地Fを作業エリアとする場合には、設定された経路
間隔に対応する刈り幅オーバーラップ量を得ることがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図15に示す
ように、作業エリアFが傾斜角θをもつ起伏地の場合
には、その表面積が平坦地よりも広い(重力方向に経路
を生成する対象エリアを見た場合)ため、重力方向に等
間隔で経路を生成すると、起伏地の傾斜面に鉛直な方向
からその経路を見た場合、その経路の間隔は平坦地より
も傾斜面のほうが広くなる。このため、芝刈り機等の作
業機械では、その経路間隔Cが広くなることにより必
要な刈り幅オーバーラップがとれなくなる。刈り幅オー
バーラップOLは、自動走行機械の自動運転時にその
経路制御が一時的にずれても刈り残し部分を作らないた
めの予備エリアであるため、傾斜が変ってもこの刈り幅
オーバーラップを常に一定以上保っておく必要がある。
本発明は、これを解決するために、傾斜角に応じて経路
間隔を変えて経路を生成する方式を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が適用される自動
走行は、操舵輪と駆動輪を有する車体と、車体に装備さ
れる作業ユニットと、車体の姿勢を検知するセンサと、
車体の進行速度を検知するセンサと、予め与えられる地
図情報に基づいて車体の移動経路をプログラム制御する
自律航法装置と、GPSアンテナを有するGPS航法装
置とを備える。そして、本発明の経路生成方式は、オフ
ラインのパソコンを用いて、自動走行機械が作業対象エ
リアを走行することによって得られる測量データに基づ
いて、地図データを作成する処理と、地図データに基づ
いて自動走行機械の作業対象エリア内での走行経路と作
業の動作データを作成する処理を実行するものである。
そして、作業対象エリア内での作業経路は直線経路で生
成され、隣接する作業経路幅がオーバーラップ幅を有す
るように経路が生成される。また、作業対象エリア内に
起伏地が存在する場合には、起伏地の傾斜によるオーバ
ーラップ幅の変化を算出し、設定されたオーバーラップ
幅を確保する経路間隔が生成される。さらに、作業対象
エリアを複数の矩形のブロックに区切って、経路の自動
生成を行なうこともできる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用する自動走行
機械である移動作業機械の平面図、図2は側面図であ
る。自動走行機械である移動作業機械1は、例えば芝刈
り機であって、車体を構成するメインフレーム10と、
メインフレーム10を支持する2個の前輪24と2個の
後輪22を有する。フレーム10の下部には、芝のカッ
ティングユニット70,72が配設され、フレーム10
の上部にはエンジン30が配設される。エンジンは油圧
ポンプ100を駆動し、油圧ポンプ100が発生する圧
油によって車輪の駆動及び操舵、芝刈りユニットの昇降
及びカッターの駆動等が実行される。
【0006】フレーム10の両側には燃料タンク32、
油圧ポンプの作動油のタンク34等が配設される。フレ
ーム10上にはオペレータ用の座席50とステアリング
60が配設され、有人運転時には、オペレータが乗車
し、運転を行なう。座席50の周囲には、有人運転時の
操作レバー80やアクセルペダル、ブレーキペダル等が
配設される。
【0007】芝刈りユニット70は、カッターブレード
を有し、図示しないアクチュエータにより回転駆動され
る。
【0008】フレーム10の前部には、前部バンパー8
2がとりつけてあって、バンパスイッチ320と障害物
センサ340が設けてある。フレーム10の後部には後
部バンパー84がとりつけてあって、バンパスイッチ3
20と障害物センサ340が設けてある。車輪22,2
4には車速センサ430がとりつけてあって、各車輪の
回転数に基づいて車速を検出する。
【0009】エンジン30は油圧ポンプ100を駆動
し、油圧ポンプ100は、各車輪にとりつけた油圧モー
タを駆動する。また、芝刈りユニット70,72の上下
動も油圧シリンダにより操作され、芝刈りユニットにと
りつけたカッターも油圧モータで駆動される。ステアリ
ング60やアクセルの操作も、マニュアル運転と自動運
転が選択でき、自動運転時には、油圧アクチュエータに
よってステアリングとアクセルワークが操作される。
【0010】この移動作業機械1は自律による自動運転
に必要とする各種のセンサを装備する。まず、姿勢計測
センサは、機械の現在のピッチ角及びロール角を検知す
る。光ファイバージャイロは、機械のヨー角度を検知
し、操舵角センサは、ステアリングの操舵角を検知し
て、操舵輪の角度を算出する。車速センサは各車輪の回
転数から車速を算出し、走行制御角度センサは、機械の
制御角度を検出する。
【0011】その他にも、自動運転中に機械の周囲の障
害物を認識するセンサ340や機械のバンパが障害物に
触れたときに機械を非常停止するためのバンパースイッ
チ320も設けてある。この移動作業機械は、以上の各
センサからの情報を処理するコントローラ200を搭載
し、自律航法によって無人による自動運転と芝刈り作業
等を実行することができる。
【0012】また、この移動作業機械は、GPSの受信
装置を装備して、GPSの受信装置を装備して、GPS
を利用した航法も実行する機能を有する。フレーム10
上に起立するGPSアンテナ500は宇宙空間のGPS
衛星からの電波を受信し、フレーム上に設置したGPS
の移動局装置へ送る。移動局装置は受信したGPS信号
から移動局の現在位置を絶対値として算出する。このア
ンテナポストを利用して、光学的なサインポスト505
を設けることができる。この移動作業機械が稼働するエ
リアの近傍にGPSの固定局を配置し、この固定局から
の信号電波を受信することで、現在位置を補正し、精度
を向上することができる。
【0013】図3は、固定局の構成を示すもので、GP
S受信と補正信号の発信を行なう装置610と、衛星か
らのGPS電波信号の受信用アンテナ615と、補正信
号の発信用アンテナ625を備える。フレーム10に装
備されるGPSの補正情報受信機550は、アンテナ5
60を有し、固定局からの補正情報を受信する。GPS
アンテナ500が受信する衛星からの信号によって算出
した現在位置を固定局から受信する補正情報によって補
正することで、より正確な現在位置を得ることができ
る。
【0014】図4は、本移動作業機械のシステム構成を
示すブロック図である。移動作業機械を駆動、操作する
機構としては、エンジン30により駆動される油圧ポン
プ100を備え、油圧ポンプから送られる圧油は操作用
シリンダ110を介して操舵輪24の操舵角を制御す
る。操舵制御装置120は、操舵制御アクチュエータに
より駆動される操舵制御機構124を有し、制御量は操
舵各センサ126で検知される。有人運転時にはステア
リング60で手動操作される。
【0015】圧油は油圧モータ130へ送られ、全ての
車輪22,24を駆動する。走行制御装置140は、走
行制御アクチュエータ142により駆動される駆動制御
機構144を有し、制御量は走行制御角度センサ146
で検出される。具体的にはアクセル開度の角度が制御、
検出される。有人運転時にはアクセルペダルにより手動
操作される。
【0016】圧油により駆動される油圧モータ150は
カッターユニット70,72のカッターを駆動する。カ
ッター駆動制御装置160は、カッター駆動アクチュエ
ータ162によって駆動される駆動制御機構164を有
し、制御量は動作確認センサ166で検知される。有人
運転時には操作レバー80により手動操作される。圧油
により駆動される油圧シリンダ170は、芝刈りユニッ
ト70を上下動させるカッター上下制御装置180は、
カッター駆動アクチュエータ182によって駆動される
駆動制御機構184を有し、制御量は動作確認センサ1
86で検出される。有人運転時には操作レバー80によ
り手動操作される。
【0017】コントローラ200は、地図情報手段21
0、作業パス生成手段220、軌道目標値手段230、
位置推定手段240、誤差補正手段250、目標速度・
方向演算手段260を備える。目標速度・方向演算手段
260の出力は運転指令手段を介して各機器の制御装置
へ送られる。スイッチボックス330のメインスイッチ
によりエンジン制御装置310を介してエンジンが始動
される。車体フレーム20のバンパーに設けたバンパー
スイッチ320は、車体が障害物に接したことを検出し
てエンジンを止めて、非常停止を実行する。
【0018】本移動作業機械は、無人移動、作業を実行
するために、種々のセンサを有する。障害物認識センサ
340は、超音波等を用いて周囲の障害物を検知する。
移動作業機械が装備する内界センサ400は、姿勢計測
センサ410、光ファイバジャイロ420、車速センサ
430を有し、機械の進行方向や移動量を検知する。操
舵角センサ126は操舵角度を検知し、走行制御センサ
146はアクセル角度を検知する。移動作業機械1は、
これらのセンサの情報と、コントローラが備える地図情
報によって無人運転による自律走行と自動作業が可能で
ある。
【0019】本移動作業機械1は、これらの内界センサ
400に加えて、GPSセンサ500を有する。このG
PSセンサ500は、GPS衛星からの電波を受信して
現在位置を演算することができる。また、作業エリアの
近傍に設置した固定局からのGPS用データを受信する
装置550を有する。GPS固定局600は、GPS衛
星からの信号を受信するアンテナ615と、受信したデ
ータから現在位置を絶対位置として算出するGPSの固
定局610と、GPSの補正信号の送信機620と、送
信用アンテナ625を備え、移動作業機械に補正データ
を送信する。このGPSシステムを備えることによっ
て、移動作業機械は自己の現在位置を正確に認識するこ
とができる。
【0020】図5は、本発明の自動走行機械の経路生成
方式に使用するオフライン教示システムのハードウェア
構成を示し、図6はソフトウェア環境を示す。システム
のハードウェアは、パソコン本体800と、ディスプレ
イ810、キーボード820、マウス840等を備え、
本体800はフロッピー(登録商標)ディスクドライブ
830とハードディスクドライブ832を有する。パソ
コン本体800内には、ソフトウェアとしてMS−DO
S802、MS−ウインドウズ804、自動芝刈り機オ
フライン教示システムプログラム806等が搭載されて
いる。
【0021】図7は、地形データ作成用パソコン800
を用いて自動芝刈り機のオフライン教示プログラムを作
成する処理のフローを示す。芝刈り機1は、作業対象と
なるエリアを有人運転により走行する。この走行にとも
ない、芝刈り機のコントローラ200はGPS受信機5
10からの現在位置のデータを利用して、走行エリアを
測量し、その測量データは、例えば、フロッピーディス
クに収容されて、パソコン800に供給される。
【0022】パソコン800は、この測量データに基づ
いて地図データの作成フェーズに移行し、地形データ8
50を作成する。この地形データには障害物データ等も
含まれる。次に、この地形データ850から地図データ
852を作成する。地図データの作成が完了すると、こ
の地図データは作業指示作成のためのフェーズに送られ
る。このフェーズにおいては、作業機械の経路パス85
4と作業のための動作データ856が作成される。作成
された動作データは、フロッピーディスク等のメディア
を介して芝刈り機のコントローラ200へ供給される。
芝刈り機は供給された動作データに基づいて、自動走行
と自動作業を実行する。
【0023】図8は操作のフロー図である。ステップS
T10でスタートした処理は、ステップST11でパソ
コン800の電源をオンして、ステップST12でオフ
ライン教示ソフト806を立ち上げる。ステップST1
3で芝刈り機が作業エリアを走行して得た測量データ/
障害物データをロードし、ステップST14で動作デー
タ作成条件を入力する。ステップST15で動作データ
856を作成し、ステップST16で動作データの追
加、修正、変更等を行なう。ステップST17で動作デ
ータの追加等の完了を確認し、ステップST18で全動
作データの作成完了を確認する。ステップST19で動
作データ856をメディアに登録し、ステップST20
でフロッピーディスク等を介して芝刈り機への動作デー
タのロードを行なう。ステップST21でオフライン教
示ソフト806を立ち下げ、ステップST22でパソコ
ン800を立ち下げて、ステップST23で処理を完了
する。
【0024】図9は動作データの生成処理のフロー図で
ある。ステップST50でスタートした処理は、地図デ
ータ852、芝刈り機の性能データ860、経路生成条
件861をとり込んで、ステップST51でスタート点
からの直線経路を決定する。ステップST52で直線形
路上の最大傾斜角を算出する。ステップST53で傾斜
角から刈り幅を算出し、ステップST54で傾斜角から
隣接する刈り幅のオーバーラップ幅を算出する。ステッ
プST55で刈り幅とオーバーラップ幅から芝刈り機の
経路間隔を算出し、ステップST56で経路間隔に合わ
せた折り返しパターンを作成する。通常は、直線経路の
終点で、芝刈り機は半円弧の経路に沿って走行して折り
返す。この円弧の半径は経路間隔に応じて変更される。
ステップST57で次の経路の生成の必要性をチェック
し、必要であれば、ステップST58で折り返しパター
ンに継続して、次の直線経路の生成ステップ(ステップ
ST52)へ戻る。全ての経路の生成を確認し、ステッ
プST59で動作データ856の生成を終了する。
【0025】図10は、作業エリアF内にマウンドM
を含むエリア内で、等間隔L〜L の直線経路P
で芝刈り作業を行なう場合の例を示す。芝刈り機が
マウントMの中腹を通る直線経路を走行しつつ刈る場合
には、平面上のオーバーラップ幅OLに比べて、傾斜面
でのオーバーラップ幅OL10は狭くなる。傾斜の条件
によっては、このオーバーラップ幅L10が狭くなりす
ぎて、芝の刈り残しを発生してしまう。
【0026】この問題を解決するために、本発明の経路
作成処理では傾斜面の条件を考慮に入れて、図11に示
すように不等間隔の直線経路P〜Pを設定する。直
線経路PからPへ折り返すためには、周回経路R
を通過し、経路PからPへ折り返すためには、周回
経路Rを通過する。経路PとPの間隔Lと経路
とPの間隔Lは等しくないので、折り返し経路
,Rは等しくならない。
【0027】図12は、パソコン800の画面810上
での経路生成の状況を示す図である。作業エリアF
作業機械の助走開始位置Sと経路スタート/エンドポ
イントEが決められ、点線で示す直線の自動運転経路
Pが決められる。図中矩形で示すエリアRは自動生成
される折り返しの運転パターンを示す。作業エリアF
内には障害物T,T,Tのデータが示されるの
で、経路はこれらの障害物を避けて生成される。自動運
転が困難な経路は、破線で示すマニュアル運転経路M
が生成される。以上のように、画面上に自動生成される
自動運転とマニュアル運転の経路をオペレータが確認し
つつ、適切な修正等を施して最終的な動作データを作成
する。
【0028】図13は、パソコンの画面表示の他の例を
示す。この処理にあっては、作業エリアFを矩形のブ
ロックに区切る。この例では、ブロック1からブロック
9の9個のブロックに区切られる。そして、各ブロック
内で直線経路Pと折り返し経路Rが自動生成され
る。ブロックから次のブロックへの移動や、ブロック内
での自動運転が困難なエリアはマニュアル運転経路M
で結ばれる。作業エリアFをブロック化することによ
って、障害物T,T,Tを含むエリアもブロック
化され、このエリアを避けて、より合理的な移動経路を
生成することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明を適用する自動走行機械は、操舵
輪と駆動輪を有する車体と、車体に装備される作業ユニ
ットと、車体の姿勢を検知するセンサと、車体の進行速
度を検知するセンサと、予め与えられる地図情報に基づ
いて車体の移動経路をプログラム制御する自律航法装置
と、GPSアンテナを有するGPS航法装置とを備え
る。そして、この自動走行機械の移動経路を生成する方
式は、オフラインのパソコンを用いて、自動走行機械が
作業対象エリアを走行することによって得られる測量デ
ータに基づいて、地図データを作成する処理と、地図デ
ータに基づいて自動走行機械の作業対象エリア内での走
行経路と作業の動作データを作成する処理を実行するも
のである。
【0030】本発明によれば、オフラインのパソコンの
画面上で作業エリアの表示と、エリアに合わせた経路を
自動的に生成することができるので、最適な経路の作成
と、チェックを画面上で行ない、経路生成の効率を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用する芝刈り機の平面図。
【図2】本発明の適用する芝刈り機の側面図。
【図3】GPS固定局の概要を示す説明図。
【図4】芝刈り機の制御系のブロック図。
【図5】オフラインによる経路生成方式に使用するハー
ドウェアの構成図。
【図6】オフラインによる経路生成方式に使用するソフ
トウェアの環境を示す説明図。
【図7】オフラインによる経路生成の処理のフロー図。
【図8】オフラインによる経路生成の操作のフロー図。
【図9】オフラインによる経路生成の動作データ生成処
理フロー図。
【図10】等間隔経路に基づいた刈り幅の状態を示す説
明図。
【図11】傾斜角を考慮した経路間隙を示す説明図。
【図12】パソコン画面の表示例を示す説明図。
【図13】パソコン画面の表示例を示す他の説明図。
【図14】平坦地での経路を示す説明図。
【図15】起伏地での経路を示す説明図。
【符号の説明】
1 芝刈り機 10 車体 22 後輪 24 前輪 30 エンジン 70,72 芝刈りユニット 200 制御装置 400 内界センサ 500 GPSアンテナ 510 GPS受信機 600 GPS固定局 800 パソコン 810 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 113:00 B62D 113:00 (72)発明者 藤井 健二郎 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 松田 有司 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 神谷 敬之 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 青野 俊宏 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 乙母 正美 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 日立京葉エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 清野 憲二 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 日立京葉エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小林 和男 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所産業機器事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵輪と駆動輪を有する車体と、車体に
    装備される作業ユニットと、車体の姿勢を検知するセン
    サと、車体の進行速度を検知するセンサと、予め与えら
    れる地図情報に基づいて車体の移動経路をプログラム制
    御する自律航法装置と、GPSアンテナを有するGPS
    航法装置とを備えた自動走行機械であって、 オフラインのパソコンを用いて、自動走行機械が作業対
    象エリアを走行することによって得られる測量データに
    基づいて、地図データを作成する処理と、地図データに
    基づいて自動走行機械の作業対象エリア内での走行経路
    と作業の動作データを作成する処理を実行する自動走行
    機械。
  2. 【請求項2】 作業対象エリア内での作業経路は直線経
    路で生成され、隣接する作業経路幅がオーバーラップ幅
    を有するように経路が生成される請求項1記載の自動走
    行機械。
  3. 【請求項3】 作業対象エリア内に起伏地が存在する場
    合には、起伏地の傾斜によるオーバーラップ幅の変化を
    算出し、設定されたオーバーラップ幅を確保する経路間
    隔が生成される請求項2記載の自動走行機械。
  4. 【請求項4】 作業対象エリアを複数の矩形のブロック
    に区切って、経路の自動生成を行なう請求項2記載の自
    動走行機械。
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Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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