JP2001343972A - ソレノイド装置および鍵盤楽器の自動演奏装置 - Google Patents

ソレノイド装置および鍵盤楽器の自動演奏装置

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JP2001343972A JP2000165146A JP2000165146A JP2001343972A JP 2001343972 A JP2001343972 A JP 2001343972A JP 2000165146 A JP2000165146 A JP 2000165146A JP 2000165146 A JP2000165146 A JP 2000165146A JP 2001343972 A JP2001343972 A JP 2001343972A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でソレノイドユニットを支持体に
支持することのできるソレノイド装置を提供する。 【解決手段】 支持体20には、凹溝23を有する2本
のガイドレール22が形成されると共に、この凹溝23
の内側壁23Aには位置決め凹溝24が形成される。ソ
レノイドユニット30のヨーク31には位置決め凸部3
2Dを有する突起32Cが形成される。凹溝23に突
起32Cを挿入し、位置決め凹溝24に位置決め凸部3
2Dを位置合わせする。スペーサプレート39を挿入
する。セットスクリュ40を支持体20に螺合する。
ソレノイド装置10は、簡単な構造によって、支持体2
0に対してソレノイドユニット30を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のソレノイ
ドユニットを支持体に支持したソレノイド装置、および
このソレノイド装置を備えた鍵盤楽器の自動演奏装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動演奏ピアノは、通常のピア
ノと同様に、回動自在に支持された複数の鍵と、これら
の鍵の回動に応じて打弦するハンマアクション機構とを
有すると共に、これらの構成に加えてフロッピーディス
ク等の記憶媒体から再生される演奏データに従って各鍵
の押鍵を行う自動演奏装置を備えている。そして、この
自動演奏装置はソレノイド装置によって構成されてい
る。
【0003】このソレノイド装置は、ピアノの棚板に設
けられた支持体と、この支持体に設けられ、自動ピアノ
の各鍵に対応したソレノイドユニットとによって構成さ
れている。これらのソレノイドユニットは、鍵を押鍵す
るプランジャと、該プランジャを軸方向に移動させるソ
レノイドと、該ソレノイドの磁路をなすヨークとを具備
している。そして、これらのソレノイドユニットは、自
動演奏ピアノの各鍵の奥側に位置し、各プランジャが各
鍵の回動端部に対向するように配置されている。
【0004】このように構成される自動演奏ピアノにお
いては、演奏データに従って、ある鍵に対応したソレノ
イドに電流を供給すると、この結果発生する磁界によ
り、プランジャが鍵の回動端部に突き当てられ、押鍵動
作が行われる。
【0005】この種の自動演奏ピアノに用いられるソレ
ノイド装置としては、特開平9−237082号公報等
(以下、従来技術という)に開示されているように、平
面視した場合、ソレノイドユニットを千鳥状に配設した
ものがある。
【0006】ここで、この従来技術のソレノイド装置に
ついて図16および図17に基づいて説明する。ソレノ
イド装置100は、ピアノの棚板101に形成された収
納孔102内に配設されている。また、ソレノイド装置
100は、支持体110と、この支持体110に取り付
けられ、鍵103にそれぞれ対向した複数個のソレノイ
ドユニット120とによって構成されている
【0007】支持体110は、各鍵103の配列方向に
延びるベースプレート111と、中央プレート112と
を備えている。また、支持体110は、ねじ止めされた
ブラケット113を介して棚板101に取り付けられて
いる。
【0008】ソレノイドユニット120は、磁性材料か
らなり磁路の主部を形成するヨーク121と、このヨー
ク121に組み込まれたソレノイド122と、このソレ
ノイド122に嵌挿されたプランジャ123とから構成
されている。ヨーク121は、全体として略コ字状の両
端に鍔121Aが形成された断面形状を有している。
【0009】ソレノイドユニット120は、中央プレー
ト112にねじ125によって取り付けられている。こ
の取付手順は次のようになる。まず、ヨーク121の鍔
部121Aに形成したねじ孔が中央プレート112に形
成した長孔に合うように、ヨーク121を位置決めす
る。次に、鍵103の回動端部にプランジャ123が位
置するように位置合わせする。そして、ねじ125を、
中央プレート112に対してソレノイドユニット120
の反対側から、長孔を挿通した上でねじ孔に螺合する。
このようにして、ソレノイドユニット120を鍵103
に対向させて中央プレート112に適宜固定する。ま
た、鍵103に対するプランジャ123の位置を調整す
る場合には、ねじ125を緩め、長孔に沿って中央プレ
ート112に対するヨーク121の取付位置を調整す
る。このソレノイド装置100では、図18に示すよう
に、各ソレノイドユニット120が千鳥状に配置される
ことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したソ
レノイド装置においては、支持体110をなす中央プレ
ート112にソレノイドユニット120を固定するの
に、ねじ125を使用していた。このため、支持体11
0に対してソレノイドユニット120を組み付けるとき
に時間と労力が必要となり、作業効率が悪くなる。
【0011】また、ソレノイドユニット120を単体で
交換するに当たって、例えば図17に示すように、隣り
合うソレノイドユニット120間に隙間が少ない場合、
あるソレノイドユニット120をプレート本体131に
固定するねじ125は、このソレノイドユニット120
の反対側に位置したソレノイドユニット120が邪魔し
て容易に緩めることができない。このため、従来技術で
は、ソレノイドユニット120の交換を容易に行うこと
ができなかった。
【0012】さらに、支持体110は、ベースプレート
111と中央プレート112とを組み立てることによっ
て形成されているため、支持体110自体を組み立てる
のに時間と労力が必要となる。
【0013】本発明は、以上の問題に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構造でソレノイドユニットを支持体に
支持すると共に、ソレノイドユニット単体での交換を容
易にしたソレノイド装置および鍵盤楽器の自動演奏装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1記載の発明は、複数のソレノイドユニッ
トと、該複数のソレノイドユニットを1列または複数列
で支持する支持体とを備えるソレノイド装置において、
前記支持体に形成され、前記複数のソレノイドユニット
の配列方向に延びる1本または複数本のガイドレール
と、該ガイドレールに当接すべく、前記複数のソレノイ
ドユニットから突出した突起と、前記各突起を前記ガイ
ドレールに押し付けて固定する押付部材と、を具備した
ことを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載のソ
レノイド装置において、前記ガイドレールは対向する壁
を有し、該各壁間に前記各突起を挟み込むことを特徴と
している。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載のソ
レノイド装置において、前記押付部材は、前記各壁間に
前記各突起を挿入した後に形成される該各突起と一方の
壁との隙間に挟み込まれ、前記複数のソレノイドユニッ
トの配列方向に延びるスペーサと、該スペーサを他方の
壁に向けて押圧させる押圧手段と、を具備したことを特
徴としている。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載のソ
レノイド装置において、前記押圧手段は、前記ガイドレ
ールの一方の壁に幾つかの突起毎に穿設されたねじ孔
と、先端が他方の壁に向くように、該ねじ孔に螺合され
たねじと、を具備したことを特徴としている。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項3記載のソ
レノイド装置において、前記押圧手段は、前記スペーサ
に設けた弾性体であることを特徴としている。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項3記載のソ
レノイド装置において、前記押圧手段は、ガイドレール
の一方の壁に幾つかの突起毎に穿設されたねじ孔と、先
端が他方の壁に向くように、該ねじ孔に螺合されたねじ
と、前記スペーサに設けた弾性体と、を備えたことを特
徴としている。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項1記載のソ
レノイド装置において、前記押付部材は、前記複数のソ
レノイドユニットの配列方向に延び、前記ガイドレール
との間で前記各突起を挟み込むスペーサと、該スペーサ
をガイドレールに向けて押圧させる押圧手段と、を具備
したことを特徴としている。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項1記載のソ
レノイド装置において、前記ガイドレールおよび前記各
突起には位置決め手段を設けたことを特徴としている。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載のソ
レノイド装置において、前記位置決め手段は、前記ガイ
ドレールに形成され、前記複数のソレノイドユニットの
配列方向に延びる係合部と、前記各突起のうち該係合部
に対向する位置に形成した被係合部と、を具備したこと
を特徴としている。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
9のいずれかに記載のソレノイド装置において、前記ソ
レノイドユニットは、プランジャと、該プランジャを軸
方向に移動させるソレノイドと、前記プランジャと共に
該ソレノイドの磁路の一部をなすヨークとを具備し、前
記突起を前記ヨークに形成したことを特徴としている。
【0024】請求項11記載の発明は、複数のソレノイ
ドユニットと、該複数のソレノイドユニットを1列また
は複数列で支持する支持体とを備えるソレノイド装置に
おいて、前記支持体に形成した前記複数のソレノイドユ
ニットの配列方向に延びる1本または複数本のガイドレ
ールと、前記複数のソレノイドユニットを該ガイドレー
ルに押し付けて固定する押付部材とを具備したことを特
徴としている。
【0025】請求項12記載の発明は、演奏データに基
づいて、複数のソレノイドユニットを適宜駆動させるこ
とにより、各鍵を突き上げて演奏を行う鍵盤楽器の自動
演奏装置であって、前記各鍵に前記各ソレノイドユニッ
トがそれぞれ対向するように前記支持体を棚板に設ける
ことによって、請求項1記載のソレノイド装置が組み込
まれたことを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る実施形態について説明する。
【0027】1.第1の実施形態 まず、図1は、本発明による第1の実施形態に係るソレ
ノイド装置が組み込まれた鍵盤楽器(例えば、グランド
ピアノ)の自動演奏装置の構成を示す断面図である。
【0028】1−1.全体構成 図1において、鍵1は、棚板2の上に図示せぬバランス
ピンを介して回動自在に支持されている。演奏者は、こ
の鍵1の前端部(図示せず)を押鍵して演奏する。この
ような鍵1が図の紙面垂直方向に複数並設されている。
【0029】鍵1の後端部の上方には、鍵1の動作に応
じて弦を打撃する公知のハンマアクション機構(図示せ
ず)が各鍵1に対応して設けられている。また、棚板2
における鍵1の後端部の下方には、鍵1の配列方向に伸
びる収納孔3が形成されており、この収納孔3に各鍵1
に対応して設けられるソレノイドユニット30を有する
ソレノイド装置10が自動演奏装置として収納されてい
る。このソレノイド装置10は、鍵1の配列方向に沿っ
て延在する固定ブラケット4および底板5によって、収
納孔3内に収納されている。また、このソレノイド装置
10の各ソレノイドユニット30は、鍵1の配列方向に
対応した千鳥状に固定配置されることになる(図2参
照)。また、棚板2にはブラケット6を介して基板7が
固定され、この基板7に実装された給電回路8には、リ
ード線9を介してソレノイドユニット30がそれぞれ接
続されている。
【0030】1−2.ソレノイド装置の構成 ソレノイド装置10は、図2および図3に示すように、
鍵1の配列方向に沿って延在する支持体20と、この支
持体20に取り付けられた複数個のソレノイドユニット
30と、スペーサプレート39と、セットスクリュ40
とによって構成されている。
【0031】1−2−1.支持体の構成 まず、支持体20の構成について説明する。支持体20
は、図3および図4に示すように、ベース板21、ガイ
ドレール22,22、位置決め凹溝24,24等からな
る。また、支持体20は、アルミニウムの押出方法によ
って断面略コ字状に形成されている。
【0032】ベース板21は、鍵1の配列方向に伸びる
板体からなり、幅方向中央部には長手方向に等ピッチで
リード挿通孔21Aが形成されている。各ガイドレール
22は、ベース板21の幅方向両側に位置し、対向して
長手方向に伸長する内側壁部23Aと外側壁部23Bと
がベース板21から立設して断面略コ字状に形成され、
その内側の対向する面が内側壁23Aおよび外側壁23
Bとなった凹溝23となる。この凹溝23内にはソレノ
イドユニット30の突起32Cが挿入される。図8に示
すように、この凹溝23の溝幅寸法はWとなり、スペー
サプレートの厚さ寸法はt2となっている。このため、
凹溝23の溝幅寸法Wは、厚さ寸法t1の突起32Cと
厚さ寸法t2のスペーサプレート39とを凹溝23内に
挿入した状態で、スペーサプレート39と外側壁23B
との間には寸法(W−t2−t1)の隙間が形成される
ことになる。
【0033】各位置決め凹溝24は、各凹溝23の内側
壁23Aに長手方向に延びて形成されている。この位置
決め凹溝24は、ソレノイドユニット30の位置決め凸
部32Dが係合されることにより、支持体20に対する
ソレノイドユニット30の高さ位置が決めるものであ
る。この位置決め凹溝24の深さ寸法はdとなっている
(図8参照)。なお、位置決め凹溝24と位置決め凸部
32Dとは、この凹凸に限るものでなく、係合と被係合
の関係であれば、凹溝23に位置決め突起を形成し、突
起32Cに位置決め凹溝を形成してもよい。また、ガイ
ドレール22には、外側から凹溝23に向けて開口し、
セットスクリュ40が螺合されるねじ孔25が、例えば
3個のソレノイドユニット30に対して1個の割合で形
成されている(図3参照)。なお、このねじ孔25は、
3個のソレノイドユニット30に対して形成するだけで
なく、4個以上のソレノイドユニット30に対して形成
するようにしてもよい。要は、ねじ孔25の数は、この
ねじ孔25に螺合されるセットスクリュウ40がスペー
サプレート39を押圧することにより、突起32Cを凹
溝23の内側壁23Aに向けて強く押し付け、ソレノイ
ドユニット30の移動が規制できる数であればよい。
【0034】1−2−2.ソレノイドユニットの構成 次に、ソレノイドユニット30について説明する。ソレ
ノイドユニット30は、図6および図7に示すように、
磁性材料からなり磁路の主部を形成するヨーク31と、
このヨーク31に組み込まれたソレノイド35と、この
ソレノイド35に嵌挿されたプランジャ38とから構成
されている。
【0035】ヨーク31は、図7に示すように、垂直板
部32Aと水平板部32Bとから断面略L字形状となっ
た第1ヨーク32と、垂直板部33Aと水平板部33B
とから断面略L字状となった第2ヨーク33とが、ねじ
34で互いに結合されたものである。ヨーク31は、水
平板部32A,33Aとが合わさり、水平板部32B,
33Bがほぼ平行となった全体として略コ字状に形成さ
れ、一方端(垂直板部32Aの端部)には突起32Cが
形成されている。このように、ヨーク31は、垂直板部
32A,33A同士を面接触させているから、磁気抵抗
の低下を抑えている。突起32Cには、図8に示すよう
に、ハーフパンチ、或いは別体固着等によって高さ寸法
h(h<d)の位置決め凸部32Dが突出形成されてい
る。
【0036】さらに、図7に示すように、第1ヨーク3
2のうち、第2ヨーク33と合わさる垂直板部32Aに
は、一対の位置合わせ凸部32A1がハーフパンチによ
って上下に位置して形成され、これらの位置合わせ凸部
32A1間にはねじ挿通孔32A2が形成されている。
また、水平板部32Bにはボビン係合孔32B1が形成
されている。第2ヨーク33のうち、第1ヨーク32と
合わさる垂直板部33Aには、各位置合わせ凸部32A
1が係合される位置合わせ凹部33A1が上下に位置し
て形成され、これらの位置合わせ凹部33A1間にはね
じ挿通孔32A2と連通するねじ孔33A2が形成され
ている。なお、本実施形態ではねじ孔33A2としたが
単なる挿通孔としてもよい。また、水平板部33Bには
コイルボビン36の環状突起36Eが係合されるボビン
挿通孔33B1が形成されている。
【0037】ソレノイド35は、コイルボビン36と、
このコイルボビン36に巻回されたコイル37とによっ
て構成されている。コイルボビン36は、樹脂材料によ
って構成され、両端が鍔部36A,36Aとなった筒状
の巻回部36Bと、この巻回部36Bから下側に向けて
延び、内周面が連続する有底筒状のプランジャ保護筒3
6Cとからなる。また、下側に位置した鍔部36Aに
は、コネクタ部36Dが形成されている。このコネクタ
部36Dは、略L字状に形成された一対の金属片が鍔部
36A内に埋設されている。さらに、この金属片は、そ
の一方にコイル37の端部が接続され、他方にリード線
9を介して給電回路8が接続されている(図1参照)。
一方、上側に位置した鍔部36Aの内側には第1ヨーク
32のボビン係合孔32B1に係合される環状突起36
Eが突出形成されている。
【0038】プランジャ38は、磁性材料によって形成
され、大径なプランジャ部38Aと、このプランジャ部
38Aに設けられた小径な突出軸部38Bと、この突出
軸部38Bの先端に設けられたプランジャヘッド38C
とからなる。このプランジャヘッド38Cは、プランジ
ャ38が下動したとき、ヨーク31(コイルボビン36
の環状突起36E)に当接するこにより、プランジャ3
8の下側への移動を規制するものである。
【0039】ここで、支持体20の凹溝23内に突起3
2Cを容易に挿入するため、図8に示すように、ヨーク
31の突起32Cとソレノイド35のプランジャ保護筒
36Cとの離間寸法はW1となり、ガイドレール22の
内側壁部22Aの厚さ寸法はs1となり、この関係は、
W1<s1となっているものの、(W1−s1)<hと
なっている。
【0040】次に、ソレノイドユニット30の組み立て
手順を、図7に基づいて説明する。 まず、ソレノイド35のプランジャ保護筒36Cを第
2ヨーク33のボビン挿通孔33B1に挿入する。 ソレノイド35の環状突起36Eを第1ヨーク32の
ボビン係合孔32B1に係合させると共に、第1ヨーク
32の位置合わせ凸部32A1を第2ヨーク33の位置
合わせ凹部33A1に係合させる。すると、ねじ挿通孔
32A2とねじ孔33A2とが連続する。 次に、ねじ34をねじ挿通孔32A2を介してねじ孔
33A2に螺合させ、ヨーク31を形成する。これによ
り、ソレノイド35はヨーク31内に組み込またことに
なる。 最後に、プランジャ38のプランジャ部38Aを、コ
イルボビン36の巻回部36B、プランジャ保護筒36
Cの内周側に挿入する。このようにして、図6に示すソ
レノイドユニット30が形成される。このソレノイドユ
ニット30においては、コイル37に電流が供給される
ことにより、ソレノイド35から発生する磁気を受けて
ヨーク31とプランジャ部38Aに磁路が発生する。そ
して、プランジャ38は、この磁路を受けて、コイルボ
ビン34の開口側(上側)に向けて移動させられる。
【0041】1−3.ソレノイド装置の組み立て手順 次に、ソレノイド装置10の組み立て手順を、図4に基
づいて説明する。 支持体20の凹溝23内にソレノイドユニット30の
突起32Cを支持体20の長手方向から、ソレノイドユ
ニット30の位置決め凸部32Dを支持体20の位置決
め凹溝24に係合させつつ挿入する。各ソレノイドユニ
ット30毎に、この動作を繰り返すことにより、各ソレ
ノイドユニット30の突起32Cは、凹溝23内に挿入
される。この際、位置決め凸部32Dを位置決め凹溝2
4に係合させることによって、ソレノイドユニット30
は支持体20に対する高さ位置が規定される。また、図
8に示すように、位置決め凸部32Dの高さ寸法hと位
置決め溝24の深さ寸法dとの関係は、h<dとなって
おり、突起32Cの一方の側面が凹溝23の内側壁23
Aに面接触しているから、ソレノイドユニット30が支
持体20に対して仮固定されることになる。この状態
で、各鍵1の回動端部にプランジャ38が位置するよう
に、各ソレノイドユニット30を支持体20のガイドレ
ール22に対してスライドさせて位置決めする。
【0042】次に、図4に戻って、凹溝23内に突起
32Cを挿入した後に、この突起32Cと外側壁23B
との間に形成された隙間に、スペーサプレート39を支
持体20の長手方向から挿入する。
【0043】最後に、図3に示すように、支持体20
の各ねじ孔25にそれぞれセットスクリュ40を螺合す
る。この際、図8に示すように、セットスクリュ40は
スペーサプレート39を突起32Cを介して内側壁23
Aに向けて押圧する。これにより、各ソレノイドユニッ
ト30の突起32Cは、スペーサプレート39によって
強固に内側壁23Aとの間に挟み込まれ、各ソレノイド
ユニット30が支持体20に位置決めした状態で固定さ
れる。
【0044】また、本実施形態によるソレノイド装置1
0においては、支持体20の幅方向に2本のガイドレー
ル22を形成しているから、鍵1の鍵割りに対応させて
各ソレノイドユニット30が千鳥状に配置される。
【0045】1−4.第1の実施形態の効果 このように、本実施形態によるソレノイド装置10にお
いては、上述した如く、支持体20に対する各ソレノイ
ドユニット30の組付けを簡単に行うことができる。ま
た、鍵1の配置に対応させてソレノイドユニット30の
位置決めを行う場合には、セットスクリュ40を緩めて
ソレノイドユニット30をガイドレール23に沿って移
動させるという簡単な作業で行うことができる。この結
果、本実施形態によるソレノイド装置10では、ソレノ
イドユニット毎に支持体に対してねじ止めを行う作業に
比べ、支持体20に各ソレノイドユニット30を組み付
けるときの作業効率を大幅に高めることができる。
【0046】また、支持体20は、アルミニウムの押出
による製造方法によって形成されているから、従来技術
のように支持体を組み立てる作業を省略することができ
る。さらに、アルミニウムの金属からなる支持体20
は、ヒートシンクとしての機能も備えているため、ソレ
ノイド35に発生する熱を効果的に放出させることがで
きる。
【0047】2.第2の実施形態 次に、図9および図10に基づいて第2の実施形態によ
るソレノイド装置を説明する。なお、本実施形態では、
前述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとする。
【0048】本実施形態の特徴は、図10に示すよう
に、支持体20´に形成された内側壁部22A´の厚さ
寸法s1´をs1´<(W1−h)とした点にある。但
し、W1は、突起32Cとプランジャ保護筒36Cとの
離間寸法、hは位置決め突起32Dの高さ寸法である。
また、凹溝23に突起32Cとスペーサプレート39を
挿入した後に、スペーサプレート39と外側壁23Bと
の間に形成される隙間寸法(W−t1−t2)と、位置
決め突起32Dの高さ寸法hとの関係は、(W−t1−
t2)>hとなっている。
【0049】次に、本実施形態によるソレノイド装置の
組み立て手順について図10を参照しつつ説明する。 支持体20の凹溝23内にソレノイドユニット30の
突起32Cを支持体20の上側から挿入し、ソレノイド
ユニット30の位置決め凸部32Dを支持体20の位置
決め凹溝24に係合させる。各ソレノイドユニット30
毎にこの動作を繰り返すことにより、各ソレノイドユニ
ット30の突起32Cは、凹溝23内に挿入される。こ
の際、本実施形態では、s1´<(W1−h)を満足し
ているから、内側壁部22A´に対してソレノイドユニ
ット30の突起32Cとプランジャ保護筒36Cとの間
を上側から挿入可能となる(図9参照)。
【0050】次に、凹溝23内に突起32Cを挿入し
た後に、この突起32Cと外側壁23Bとの間に形成さ
れた隙間に、スペーサプレート39を支持体20の長手
方向から挿入する。
【0051】最後に、支持体20の各ねじ孔25にそ
れぞれセットスクリュ40を螺合する。この際、各鍵1
の回動端部にプランジャ38が位置するように、各ソレ
ノイドユニット30を支持体20のガイドレール22に
対してスライドさせて位置決めしつつ行う。これによ
り、セットスクリュ40はスペーサプレート39を突起
32Cを介して内側壁23Aに向けて押圧する。これに
より、各ソレノイドユニット30の突起32Cは、スペ
ーサプレート39によって内側壁23Aとの間に強固に
挟み込まれ、各ソレノイドユニット30が支持体20に
固定される。
【0052】一方、本実施形態によるソレノイド装置に
おいては、ある特定のソレノイドユニット30を支持体
20から取り外す場合には、各セットスクリュ40を緩
めてスペーサプレート39を抜き取る。これにより、セ
ットスクリュ40の先端と内側壁23Aとの間に隙間が
形成され、突起32Cをこの隙間から取り外し、当該ソ
レノイドユニット30を支持体20から容易に取り外す
ことができる。
【0053】一方、ソレノイド装置10の各部材の寸法
関係を、図9に示すように、(W−t1−t2)>hと
することにより、セットスクリュ40を外すだけで、凹
溝23に形成される隙間は、突起32Cを取り外すのに
十分な隙間となる。これにより、スペーサプレート39
を凹溝23から抜き取ることなしに、ソレノイドユニッ
ト30の着脱をより簡単に行うことも可能となる。
【0054】本発明は、上述した各実施形態に限定され
るものではなく、以下のような種々の変形が可能であ
る。
【0055】(1)前記各実施形態では、スペーサプレ
ート39を1枚の板体によって形成したものを用いてい
たが、図11の変形例1に示すように、金属板42にゴ
ム等の弾性部材43を貼着したスペーサプレート41を
スペーサプレート39に代えて用いてもよい。図12の
変形例2に示すように、L字状の金属板45に弾性部材
46を貼着したスペーサプレート44をスペーサプレー
ト39に代えて用いてもよい。これらの変形例において
は、セットスクリュ40を支持体20に螺合させること
により、スペーサプレート41、44を介してソレノイ
ドユニット30を支持体20に固定する。この際、弾性
部材43、46は、ソレノイドユニット30の突起32
Cを内側壁23Aに向けて押圧するのを助ける。この結
果、これらの変形例では、前記各実施形態に比べ、支持
体20にソレノイドユニット30をより強固に固定させ
ることができる。
【0056】図13の変形例3に示すように、セットス
クリュ40を廃止した上で、金属板48にゴム等の弾性
部材49を貼着したスペーサプレート47をスペーサプ
レート39に代えて用いてもよい。この場合、スペーサ
プレート47の厚さ寸法は、弾性部材49を潰した状態
でt2´となるように形成すれば、弾性部材49の弾性
力によって突起32Cを凹溝23内に固定することが可
能となる。この変形例3では、実施形態まては他の変形
例に比べて部品点数を減らすことができる。
【0057】また、変形例1〜3は、第2の実施形態に
示した支持体20´に適用することも可能である。
【0058】(2)前記各実施形態では、支持体20と
給電回路8とを別個に設けた場合を示したが、図14に
示す変形例4のソレノイド装置50のように、支持体5
1に給電回路52が実装された基板53を収容する基板
収容部54を備えたものに適用してもよい。
【0059】(3)前記各実施形態では、プランジャの
動作のみを行うソレノイドユニットを複数備えたソレノ
イド装置について示したが、図15に示す変形例5のソ
レノイド装置60のように、プランジャ38の位置と移
動速度を検出するセンサ部63を備えたソレノイドユニ
ット61を支持体62に取り付けるものに適用してもい
い。
【0060】(4)前記各実施形態は、ソレノイド装置
をグランドピアノの自動演奏装置用アクチュエータとし
て使用した場合について述べてが、その適用としては、
グランドピアノに限るものではなく、アップライトピア
ノ、チェンバロ、チェレスタ、オルガンなど、あらゆる
鍵盤楽器に適用することができる。
【0061】(5)さらには、鍵盤楽器に限らず、プラ
ンジャを軸方向に移動させて駆動されるものであれば、
あらゆるアクチュエータに適用することが可能である。
【0062】
【発明の効果】上述したように本発明においては、簡単
な構造でソレノイドユニットを支持体に支持することが
でき、支持体に対するソレノイドユニットの取り付け、
交換時の作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態によるソレノイド装
置が組み込まれた自動演奏装置の主要部を示す断面図で
ある。
【図2】 同実施形態によるソレノイド装置を示す斜視
図である。
【図3】 同実施形態によるソレノイド装置を側面から
見た図である。
【図4】 同実施形態によるソレノイド装置の分解斜視
図である。
【図5】 同実施形態によるソレノイド装置の縦断面図
である。
【図6】 同実施形態によるソレノイドユニットの縦断
面図である。
【図7】 同実施形態によるソレノイドユニットの組み
立てる前の状態を部品毎に示す断面図である。
【図8】 図5中のa部を拡大して示す拡大断面図であ
る。
【図9】 本発明による第2の実施形態によるソレノイ
ド装置の要部を図8と同様位置から見た拡大断面図であ
る。
【図10】 同実施形態によるソレノイド装置の分解斜
視図である。
【図11】 変形例本発明による変形例1を示す図8と
同様の位置から見た拡大断面図である。
【図12】 本発明による変形例2を示す図8と同様の
位置から見た拡大断面図である。
【図13】 本発明による変形例3を示す図8と同様の
位置から見た拡大断面図である。
【図14】 本発明による変形例4を示すソレノイド装
置の縦断面図である。
【図15】 本発明による変形例5を示すソレノイド装
置の縦断面図である。
【図16】 従来技術によるソレノイド装置が組み込ま
れた自動演奏ピアノの主要部を示す側面断面図である。
【図17】 同従来技術によるソレノイド装置を上側か
ら見た図である。
【符号の説明】
1・・・鍵 10,50,60・・・ソレノイド装置 20・・・支持体 22・・・ガイドレール 23・・・凹溝 24・・・位置決め凹溝 30・・・ソレノイドユニット 31・・・ヨーク 32C・・・突起 32D・・・位置決め凸部 35・・・ソレノイド 36・・・コイルボビン 37・・・コイル 38・・・プランジャ 39・・・スペーサプレート 40・・・セットスクリュ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のソレノイドユニットと、該複数の
    ソレノイドユニットを1列または複数列で支持する支持
    体とを備えるソレノイド装置において、 前記支持体に形成され、前記複数のソレノイドユニット
    の配列方向に延びる1本または複数本のガイドレール
    と、 該ガイドレールに当接すべく、前記複数のソレノイドユ
    ニットから突出した突起と、 前記各突起を前記ガイドレールに押し付けて固定する押
    付部材と、を具備したことを特徴とするソレノイド装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソレノイド装置におい
    て、 前記ガイドレールは対向する壁を有し、該各壁間に前記
    各突起を挟み込むことを特徴とするソレノイド装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のソレノイド装置におい
    て、 前記押付部材は、前記各壁間に前記各突起を挿入した後
    に形成される該各突起と一方の壁との隙間に挟み込ま
    れ、前記複数のソレノイドユニットの配列方向に延びる
    スペーサと、 該スペーサを他方の壁に向けて押圧させる押圧手段と、
    を具備したことを特徴とするソレノイド装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のソレノイド装置におい
    て、 前記押圧手段は、前記ガイドレールの一方の壁に幾つか
    の突起毎に穿設されたねじ孔と、 先端が他方の壁に向くように、該ねじ孔に螺合されたね
    じと、を具備したことを特徴とするソレノイド装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のソレノイド装置におい
    て、 前記押圧手段は、前記スペーサに設けた弾性体であるこ
    とを特徴とするソレノイド装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のソレノイド装置におい
    て、 前記押圧手段は、ガイドレールの一方の壁に幾つかの突
    起毎に穿設されたねじ孔と、 先端が他方の壁に向くように、該ねじ孔に螺合されたね
    じと、 前記スペーサに設けた弾性体と、を備えたことを特徴と
    するソレノイド装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のソレノイド装置におい
    て、 前記押付部材は、前記複数のソレノイドユニットの配列
    方向に延び、前記ガイドレールとの間で前記各突起を挟
    み込むスペーサと、 該スペーサをガイドレールに向けて押圧させる押圧手段
    と、を具備したことを特徴とするソレノイド装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のソレノイド装置におい
    て、 前記ガイドレールおよび前記各突起には位置決め手段を
    設けたことを特徴とするソレノイド装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のソレノイド装置におい
    て、 前記位置決め手段は、前記ガイドレールに形成され、前
    記複数のソレノイドユニットの配列方向に延びる係合部
    と、 前記各突起のうち該係合部に対向する位置に形成した被
    係合部と、を具備したことを特徴とするソレノイド装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    ソレノイド装置において、 前記ソレノイドユニットは、プランジャと、該プランジ
    ャを軸方向に移動させるソレノイドと、前記プランジャ
    と共に該ソレノイドの磁路の一部をなすヨークとを具備
    し、 前記突起を前記ヨークに形成したことを特徴とするソレ
    ノイド装置。
  11. 【請求項11】 複数のソレノイドユニットと、該複数
    のソレノイドユニットを1列または複数列で支持する支
    持体とを備えるソレノイド装置において、 前記支持体に形成した前記複数のソレノイドユニットの
    配列方向に延びる1本または複数本のガイドレールと、 前記複数のソレノイドユニットを該ガイドレールに押し
    付けて固定する押付部材とを具備したことを特徴とする
    ソレノイド装置。
  12. 【請求項12】 演奏データに基づいて、複数のソレノ
    イドユニットを適宜駆動させることにより、各鍵を突き
    上げて演奏を行う鍵盤楽器の自動演奏装置であって、 前記各鍵に前記各ソレノイドユニットがそれぞれ対向す
    るように前記支持体を棚板に設けることによって、請求
    項1記載のソレノイド装置が組み込まれたことを特徴と
    する鍵盤楽器の自動演奏装置。
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