JP2001343714A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001343714A
JP2001343714A JP2000162939A JP2000162939A JP2001343714A JP 2001343714 A JP2001343714 A JP 2001343714A JP 2000162939 A JP2000162939 A JP 2000162939A JP 2000162939 A JP2000162939 A JP 2000162939A JP 2001343714 A JP2001343714 A JP 2001343714A
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Makoto Kitahara
誠 北原
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  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】清掃部材を結像手段に対して必要十分な当接圧
で、均一に当接させ、結像手段の汚れ残りのない高い清
掃能力の清掃手段を簡便に得る。 【解決手段】清掃手段は、結像手段の清掃方向に移動可
能な支持部材54と、その支持部材に片持ち支持されて
結像手段152の清掃対象面に接触する清掃部材549
とを備える。支持部材は、結像手段の片側に位置する第
1支持部54Aと、結像手段と感光体13と間に位置す
る第2支持部54Bとを備える。第2支持部は弾性変形
可能で、第1支持部から結像手段を通過する方向に延び
る第1の梁部541と、第1の梁部から第1支持部の方
向へ延びる第2の梁部542とを有し、その第2の梁部
に清掃部材549が設けられている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,感光体に形成され
た潜像を現像し記録紙に転写して記録を行なう電子写真
方式の画像形成装置の構成に関する。特に複写機,プリ
ンタ等の機能を有する画像記録装置やそれらの機能を兼
ね備える複合機,ワークステーション等の出力機器とし
て用いられる画像記録装置で好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】LED列等の固定光源の発光を、収束性
光ファイバーレンズ列を用いて感光体表面に結像させる
ことにより感光体表面に潜像を形成し、その潜像をトナ
ーにより可視化した後、記録紙に転写し画像を形成する
画像形成装置は、広く実用化されている。LED列を露
光光源として用いると、光源としてレーザー光を用いる
よりも装置を大幅に小型化できる利点がある。
【0003】しかしながら、収束性光ファイバーレンズ
列は、一般的に焦点距離が短いために、感光体や現像装
置の近傍に配置されることになり、その結果、表面にト
ナーが付着してしまうことが多く発生してしまう。レン
ズ列の表面にトナーが付着すると、光の伝達が遮られて
しまい感光体への露光が不足するために画像がぼけてし
まったり、付着トナーにより光が拡散してしまい画像に
むらが生じてしまう等の不具合が発生する。
【0004】そこで、従来から収束性光ファイバーレン
ズ列の表面を清掃するクリーニング機構が提案されてい
る。実開平3-24644には感光ドラムとレンズ列の間にパ
ット状の清掃部材を樹脂成形したホルダに支持して長手
方向にスライドさせて清掃を行なうものが提案されてい
る。
【0005】しかし、レンズ面と感光体表面の距離が広
い(5〜10mm程度以上)場合は種々の形状の清掃手
段をレンズ面と感光体間に配置することが可能である
が、近年、画像形成装置も小型化、高画質化するに従
い、レンズ面と感光体間の距離は狭く(5mm以下)な
る方向にある。このため、樹脂製のホルダで清掃部材を
支持すると、樹脂の肉厚が薄くなり、レンズ列への清掃
手段の当接圧が不足してしまう。
【0006】特開平7-52454、特開平10-31348には、レ
ンズ列を感光ドラムから退避させて、レンズ列清掃面を
開放して清掃を行うものが提案されている。しかし、書
き込み手段であるレンズ列を退避させる動作及び機構が
必要になり、操作や機構が複雑になるとともに、清掃
後、再度レンズ列を感光ドラムに対して精度よく位置決
めする必要があり、高画質を得るには不向きな構成であ
る。
【0007】さらに、実開平5-81853、特開平7-31477
9、特開平7-232450には、レンズ列の退避動作をフレー
ム、カバー、機体の開閉動作に連動させることも提案さ
れている。しかし、フレーム、カバー、機体の開閉動作
がレンズ列の清掃が必要になる間隔よりも短い間隔で行
われればよいが、清掃動作のみを行う場合には、逆に作
業が煩雑になる不具合がある。
【0008】一方、特開平11-338227、特開2000-20996
のように、パット状の清掃部材を片持ちで支持し、レン
ズ列と感光ドラムの狭い間隔に取り付けて清掃を行うも
のも提案されている。しかしながら、清掃部材を支持側
から片持ちで支持しているため清掃部材が結像手段であ
るレンズ列の面に対して斜めに当接してしまったり、清
掃部材を確実に支持できないため清掃に十分な当接圧が
得られないことがある。
【0009】結像手段に対して清掃部材が均一に当接し
ないと清掃動作をしたときに汚れの拭き残しが発生し、
また、当接圧が不十分であると、汚れの除去ができなく
なり、画像ムラが生じてしまう不具合が発生する。
【0010】
【本発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来
技術の課題を解決するためなされたものであって、その
目的とするところは、清掃部材を結像手段に対して必要
十分な当接圧で、均一に当接させ、結像手段の汚れ残り
のない高い清掃能力の清掃手段を簡便に得て、常に汚れ
のない結像手段を保ち画像ムラ等の不良のない良好な画
像の画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、感光体を含
む画像形成手段と、感光体上に結像して露光を行う結像
手段と、結像手段を清掃する清掃手段とを備え、清掃手
段は、結像手段の清掃方向に移動可能な支持部材と、そ
の支持部材に片持ち支持されて結像手段の清掃対象面に
接触する清掃部材とを備えた画像形成装置であって、支
持部材は、結像手段の片側に位置する第1支持部と、結
像手段と感光体との間に位置する第2支持部とを備え、
第2支持部は弾性変形可能で、第1支持部から結像手段
を通過する方向に延びる第1の梁部と、その第1の梁部
から第1支持部の方向へ延びる第2の梁部とを有し、そ
の第2の梁部に清掃部材が設けられている構成とした。
【0012】本発明によれば、第1の梁部と第2の梁部
が互いに異なる方向に弾性変形して撓む。これにより、
結像手段の清掃対象面に対して清掃部材が均一に接触可
能になる。その結果、結像手段の汚れ残りのない高い清
掃能力の清掃手段を簡便に得ることができる。
【0013】結像手段としては、感光体の長手方向に複
数配列され、支持部材は結像手段の配列方向に沿って移
動する構成とすることもできる。
【0014】また、第2支持部は、第1の梁部先端部と
第2の梁部根元部をつなぐ第3の梁部を有し、その第3
の梁部は結像手段の配列方向と略平行に延びている構成
とすることもできる。これにより第2の支持部の変形作
用をさらに高めて、清掃対象面に対する清掃部材のより
均一な接触を図ることことができる。
【0015】また、第2支持部は、その第2の梁部から
結像手段の配列方向と略平行であって第1の梁部方向へ
戻るように延びる第4の梁部を有し、その第4の梁部に
清掃部材が設けられている構成とすることもできる。
【0016】第1支持部及び第2支持部のうち、少なく
とも第2支持部が弾性変形可能な金属板により形成され
ている構成とすることが好ましい。支持部材を金属板に
より形成した場合、充分に薄くすることができ、小型
化、薄型化に寄与することができる。
【0017】清掃手段は、操作部材によって結像手段の
清掃方向に移動可能なスライダを備え、そのスライダに
支持部材が設けられている構成とすることもできる。そ
の場合、清掃手段は、操作部材の操作によって清掃部材
が結像手段の清掃対象面から外れた領域に退避可能に構
成することが好ましい。清掃部材を退避可能にすること
で、清掃手段全体の耐久性向上等を図ることができる。
【0018】また、第2支持部は、清掃部材と結像手段
の当接部の略下方に汚れ受け部を形成している構成とす
ることが望ましい。これにより、感光体の表面の汚れを
少なくすることができる。
【0019】ここで、清掃部材としては、ゴムブレード
手段、ブラシ手段、パット手段、スクレープ手段等をの
何れかを採用することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して説明する。 <第1の実施形態>図4に、本発明をカラー記録装置に
適用した例を示す。この装置は、マゼンタ、シアン、イ
エロー、ブラックの4色のトナーを重ね合わせて画像の
形成を行なうカラー電子写真複写機である。10Y、1
0M、10C、10Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの画像形成部であり、8は転写ベルト
である。
【0021】カセット1に収納された記録紙は、給紙ロ
ーラー2により給紙された後、搬送ローラー3〜6によ
り搬送されレジストローラー7に到達する。記録紙は、
レジストローラー7により斜行等を補正しタイミングを
とって転写ベルト8に向かって送り出される。転写ベル
ト8は絶縁性樹脂のシート材でできており、転写ベルト
8の上面の上流に位置する吸着ローラ11により記録紙
をシート表面に静電吸着する。
【0022】この間に、原稿読み取り装置あるいはコン
ピュータ等の出力装置(不図示)より送られた画像情報
信号によって感光ドラム13(13C、13M、13
Y、13K)上にはそれぞれ各色に対応した潜像が形成
される。レジストローラー7より送り出された記録紙
は、帯電された転写ベルト8上に静電吸着され、転写ベ
ルト8により各色画像形成部10Y、10M、10C、
10Kの下を通過しながら搬送されていく。
【0023】各画像形成部においては、感光ドラム13
のまわりに、感光ドラムを帯電させると同時に転写残ト
ナーを除去する注入帯電器14、露光LEDヘッド1
5、現像器16が配置され、電子写真プロセスにより感
光ドラム13の表面に各色のトナー像を形成する。
【0024】転写ベルト8に静電吸着されて搬送された
記録紙が、転写ベルト8と感光ドラム13とが近接する
ところで、各色の画像は転写ブレード17により転写高
圧電界が印加され、順次記録紙上に転写される。4色の
転写が終了した記録紙は、曲率分離により転写ベルト8
から剥がされ、定着ローラー対18、19に達する。定
着ローラー18は、ヒーター(不図示)により加熱され
ており、各色のトナーは熱溶融し記録紙上に定着されカ
ラー画像が完成する。
【0025】定着ローラー対18、19によりトナー画
像が表面に定着された記録紙は、装置外部に突出した排
紙トレイ20上に排出される。ここで,画像形成部10
Y,10M,10C,10Kは,それぞれ一体化された
カートリッジとなっており,装置から引き出せる構成と
なっている。
【0026】図2は画像形成部10の拡大縦断面図であ
る。図3は図2の矢印イ方向からの長手方向断面図であ
る。図2、3において感光ドラム13の上部には露光L
EDヘッド15が位置決めされて配設される。露光LE
Dヘッド15はLED基板151とレンズ列152、L
ED駆動基板153を基台155、156で一体的に保
持し、カバー154を設けたものである。ここで、レン
ズ列152の下面と感光ドラム表面の距離は3mm程度
の所定の距離に正確に位置決めされている。
【0027】一方、画像形成装置本体100の前側板1
01と後側板102間に差し渡されたステー103には
スライダ51が設けられ、さらにスライダ51には清掃
部材549を支持する支持部材である支板54が固定さ
れている。支板54には清掃部材549が取り付けられ
ており、レンズ列152の下面に当接するように支持さ
れている。支板54は板厚0.1〜0.5mm程度の板
バネ(金属板)で構成されているため、レンズ列152
と感光ドラム13間の狭い空間に挿入可能である。
【0028】支板54は、スライダ51から下方に延び
る第1支持部54Aと、第1支持部54aの下端から水
平方向へ延びる第2支持部54Bとを有する。そして、
第2支持部54Bの部分がレンズ列152と感光ドラム
13間の狭い空間に挿入された状態で位置している。
【0029】スライダ51には操作棒52が固着され、
操作棒52の先端部は前側板101の開口部(不図示)
より前方に突出している。先端部には操作部53を有し
ており、操作部53を前後方向にユーザ、またはサービ
スマンが動かすことで、スライダ51、支板54、清掃
部材549がレンズ列152に対して一体的に前後に移
動し、レンズ列152の下面を清掃する。
【0030】図1(a)は、清掃部材549とレンズ列
152との当接状態を示している。支板54の第2支持
部54Bは、ホルダ51側からレンズ列152下面を通
過して伸びる第1の梁部541と第1の梁部541から
レンズ列152下面に戻る第2の梁部542を有してい
る。第2の梁部542のレンズ列152下面に対応する
位置には清掃部材549が固定される。清掃部材549
は厚み50〜300μ程度のPETシート製で両面テー
プ等の手段で支板54の切り起こしに固定される。
【0031】図1(b)は、第1、第2の梁部541,
542の変形状態を示している。清掃部材549の当接
面とレンズ列152の下面は、所定の侵入量を持って支
持される。ここで、清掃部材549とレンズ列152が
当接状態になると、その反力で、第2の梁部542は矢
印B方向に撓む、また第1の梁部541は第2の梁部5
42から力を受けて矢印A方向に撓む。
【0032】第1、第2の梁部541,542の撓み方
向は反対の方向なので、清掃部材549とレンズ列15
2の当接面の角度ズレは微小なものになり、清掃部材5
49はレンズ列152の短手方向においてほぼ均一の当
接圧で当接する。これにより、レンズ列152の汚れ残
りはなくなり良好な清掃が行える。
【0033】<第2の実施形態>さらに、支板54の第
2支持部54Bを以下のような形状にすると、侵入量に
対する当接圧の変化を小さくすることができるため、部
品精度を落とすことが可能となり好ましい。
【0034】図5は第3の梁部543を有する支板54
を示している。第1の梁部541の先端部と第2の梁部
542の根元部を連結するように第3の梁部543は位
置している。清掃部材549の当接面とレンズ列152
の下面は、前述のように所定の侵入量を持って支持され
る。
【0035】ここで、清掃部材549とレンズ列152
が当接状態になると、その反力で、第2の梁部542は
B方向に撓む、また第3の梁部543は第2の梁部から
力を受けて、長手方向にネジレ変形するとともに、矢印
C方向に撓む。さらに第1の梁部541は第3の梁部か
ら力を受けて矢印A方向に撓む。
【0036】第1、第2の梁部541,542の撓み方
向は反対の方向なので、清掃部材549とレンズ列15
2の当接面の角度ズレは微小なものになり、清掃部材5
49はレンズ列152の短手方向においてほぼ均一の当
接圧で当接する。また第3の梁部543のネジレ変形に
より侵入量のバラツキに対する当接圧の変化が小さくな
る。これにより、レンズ列152の汚れ残りはなくなり
良好な清掃が行える。
【0037】<第3の実施形態>さらに、支板54の第
2支持部54Bを以下のような形状にすると、侵入量に
対する当接圧の変化を小さくすることができるため、部
品精度を落とすことが可能となり好ましい。
【0038】図6は第3の梁部543と第4の梁部54
4とを有する支板54を示している。第1の梁部541
の先端部と第2の梁部542の根元部を連結するように
第3の梁部543は位置している。第4の梁部544
は、第3の梁部543と略平行で、第2の梁部542先
端部から第1の梁部へ戻るように伸びている。第4の梁
部先端部に清掃部材549が固定されている。
【0039】清掃部材549の当接面とレンズ列152
の下面は、前述のように所定の侵入量を持って支持され
る。ここで、清掃部材549とレンズ列152が当接状
態になると、その反力で、第4の梁部544は矢印E方
向に撓む。第2の梁部542は、第4の梁部からの力を
受けてB方向に撓む、また第3の梁部543は第2の梁
部から力を受けて、長手方向にネジレ変形するととも
に、矢印D方向に撓む。さらに第1の梁部541は第3
の梁部から力を受けて矢印A方向に撓む。
【0040】第2の梁部541,542の撓み方向は反
対の方向なので、清掃部材549とレンズ列152の当
接面の角度ズレは微小なものになり、清掃部材549は
レンズ列152の短手方向においてほぼ均一の当接圧で
当接する。また第3の梁部543のネジレ変形により侵
入量のバラツキに対する当接圧の変化が小さくなる。こ
れにより、レンズ列152の汚れ残りはなくなり、良好
な清掃が行える。
【0041】さらに、第3、第4の梁部543,544
の撓み方向は反対の方向なので、清掃部材549とレン
ズ列152の当接角度のズレが微小になり、良好な当接
角度を保って清掃動作が行える。さらに、本実施の形態
においては、清掃部材549とレンズ列152の当接部
の直下に第4の梁部544が位置するため、レンズ列1
52からかき取った汚れを受け止めることが可能であ
る。これにより、レンズ列152に付着した汚れが感光
ドラム13面に落下して画像不良になることを防止でき
る。
【0042】図7は、清掃が完了して操作部53を後方
に完全に押し込んだ状態を示している。このときスライ
ダ51は後側板102に突き当たって停止している。こ
の状態においては、レンズ列152と清掃部材549は
当接していない状態を保たれている。露光LEDヘッド
15に余分な負荷をかけることがないため、ピントズレ
や振動ブレ等の画像不良の発生もなく、画像形成装置1
00の画像形成動作に悪影響を与えない。
【0043】また、通常状態で清掃部材549に力が加
わることがないため、清掃部材549は変形しにくく長
寿命化が図れる。また、露光LEDヘッド15は動作中
に昇温するため、当接を解除することで、清掃部材の熱
的劣化も防止でき長寿命化が図れる。
【0044】上述実施の形態において、清掃部材549
はPETシートを所定の角度に保って汚れをスクレープ
する手段を例に説明を行ったが、これに限定されるもの
ではない。例えばウレタンやEPDM、CR等のゴムを
板状に作成して所定の角度で保持しレンズ列面に当接さ
せるゴムブレード手段であってもよいし、樹脂等の繊維
を束ねたブラシ状の清掃部材であってもよい。また、発
泡系樹脂やフェルト状の繊維を用いた清掃部材でもよ
い。
【0045】なお、実施の形態においては4色のカート
リッジを用いるカラー画像形成装置を例にとり説明した
が、1個のカートリッジを用いた単色の画像形成装置に
も適用できることはもちろんである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
清掃部材を結像手段に対して必要十分な当接圧で、均一
に当接させ、結像手段の汚れ残りのない高い清掃能力の
清掃手段を簡便に得て、常に汚れのない結像手段を保ち
画像ムラ等の不良のない良好な画像の画像形成装置を提
供することができる。
【0047】さらに、清掃部材の操作部が本体装置に差
し込まれた状態では清掃部材と結像手段の係合が解除さ
れるため、清掃部材に熱負荷、曲げや圧縮等の力学的負
荷が軽減され、清掃部材の長寿命化が図れる。
【0048】さらに、清掃部材と結像手段の当接部の略
下方に汚れ受け部を設けたことで、汚れ物質の機内への
落下が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置における清掃手段を
示す図で、(a)は要部の斜視図、(b)は清掃部材を
支持する支板の変形状態を示す正面図。
【図2】本発明に係る画像形成装置の画像形成部の詳細
断面図。
【図3】図2の矢印イ方向から見た断面図。
【図4】本発明に係る画像形成装置の主要部の断面図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る清掃手段の斜視
図。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る清掃手段の斜視
図。
【図7】本発明の実施の形態に係る清掃手段の収納状態
を示した断面図。
【符号の説明】
15 露光LEDヘッド 10 画像形成部 13 感光ドラム(感光体) 152 レンズ列(結像手段) 51 スライダ 53 操作部 54 支板(支持部材) 54A 第1支持部 54B 第2支持部 541 第1の梁部 542 第2の梁部 543 第3の梁部 544 第4の梁部 549 清掃部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を含む画像形成手段と、前記感光
    体上に結像して露光を行う結像手段と、前記結像手段を
    清掃する清掃手段とを備え、前記清掃手段は、前記結像
    手段の清掃方向に移動可能な支持部材と、その支持部材
    に片持ち支持されて前記結像手段の清掃対象面に接触す
    る清掃部材とを備えた画像形成装置であって、 前記支持部材は、前記結像手段の片側に位置する第1支
    持部と、前記結像手段と前記感光体との間に位置する第
    2支持部とを備え、 前記第2支持部は弾性変形可能で、前記第1支持部から
    前記結像手段を通過する方向に延びる第1の梁部と、そ
    の第1の梁部から前記第1支持部の方向へ延びる第2の
    梁部とを有し、その第2の梁部に前記清掃部材が設けら
    れている、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記結像手段は、前記感光体の長手方向
    に複数配列され、前記支持部材は前記結像手段の配列方
    向に沿って移動する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2支持部は、前記第1の梁部先端
    部と前記第2の梁部根元部をつなぐ第3の梁部を有し、
    その第3の梁部は前記結像手段の配列方向と略平行に延
    びている、請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2支持部は、前記第2の梁部から
    前記結像手段の配列方向と略平行であって前記第1の梁
    部方向へ戻るように延びる第4の梁部を有し、その第4
    の梁部に前記清掃部材が設けられている、請求項3記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1支持部及び第2支持部のうち、
    少なくとも第2支持部が弾性変形可能な金属板により形
    成されている、請求項1〜4の何れかに記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記清掃手段は、操作部材によって前記
    結像手段の清掃方向に移動可能なスライダを備え、その
    スライダに前記支持部材が設けられている、請求項1〜
    5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記清掃手段は、前記操作部材の操作に
    よって前記清掃部材が前記結像手段の清掃対象面から外
    れた領域に退避可能に構成されている、請求項6記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第2支持部は、前記清掃部材と結像
    手段の当接部の略下方に汚れ受け部を形成している請求
    項1記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記清掃部材はゴムブレード手段であ
    る、請求項1記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記清掃部材はブラシ手段である、請
    求項1記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記清掃部材はパット手段である、請
    求項1記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記清掃部材はスクレープ手段である
    請求項1記載の画像形成装置。
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