JP2001343439A - 高周波キャリア型磁気センサ - Google Patents

高周波キャリア型磁気センサ

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JP2001343439A JP2000167655A JP2000167655A JP2001343439A JP 2001343439 A JP2001343439 A JP 2001343439A JP 2000167655 A JP2000167655 A JP 2000167655A JP 2000167655 A JP2000167655 A JP 2000167655A JP 2001343439 A JP2001343439 A JP 2001343439A
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Takashi Otsuki
隆 大槻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負帰還コイル、および電圧、電流変換回路を
削減して、かつ高精度の検出が可能な高周波キャリア型
磁気センサを得る。 【解決手段】 磁気センサ素子10と回路処理部20と
で構成され、前記磁気センサ素子10の磁性体コアに高
周波電流を通電して、前記磁性体コアのインピーダンス
の外部磁場による変化を、前記回路処理部20にて検出
し、処理する高周波キャリア型磁気センサであって、前
記回路処理部20は、発振回路5と、整流回路6と、非
線形増幅補正回路7と、出力部8とで構成されており、
前記磁気センサ素子10のインピーダンスの変化による
出力電圧の増幅処理において、前記出力電圧の非線形性
を、回路処理部20の非線形増幅補正回路7にて補正す
ることを特徴とする高周波キャリア型磁気センサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地磁気レベルの磁
場を高感度・高精度に検出する磁気センサに好適な、磁
場によるインピーダンス変化を利用した高周波キャリア
型磁気センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波キャリア型磁気センサは、
正確な磁気検出を行うために、外部磁場に対して線形に
出力電圧を出すために、磁場の負帰還を行っていた。磁
場の負帰還による非線形性の補正方式を図16に示す。
高周波キャリア型磁気センサの線形性を高めるために
は、まず外部磁場に対して線形に反応するポイントに固
定磁気バイアスを加えていた。
【0003】次に、磁気センサ素子に検出磁場の負帰還
を加えることで、磁気センサコアにかかる磁場を被検出
磁場の十分の一程度か、それ以下にすることで、外部磁
場に対する非線形性を補正していた。
【0004】磁場の負帰還による非線形性補正を行う高
周波キャリア磁気センサのブロック図を図15に示す。
磁場の負帰還を行うためには、負帰還コイル、電圧、電
流変換回路が必要となる。
【0005】図14は、磁場の負帰還による非線形性補
正を行う高周波キャリア型磁気センサの素子構成を示し
たものである。固定磁気バイアスは、薄膜磁石によって
加えることができる。磁場の負帰還については、薄膜コ
イルに通電することで行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の高周波キャリア
型磁気センサでは、非線形性の補正のための負帰還コイ
ル、負帰還コイルに通電するための定電流回路が必要と
なり、部品数が多く、消費電力が大きい欠点があった。
【0007】従って、本発明の目的は、負帰還コイル、
および電圧、電流変換回路を削減して、かつ高精度の検
出が可能な高周波キャリア型磁気センサを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、細長い
形状の磁性コアに高周波ドライブ電流を通電した場合
に、磁性コアのインピーダンスが外部磁場により変化す
ることを利用した高周波キャリア型磁気センサの素子出
力を増幅する方式であって、素子出力の非線形性を補正
する高周波キャリア型磁気センサが得られる。また、本
発明によれば、折れ線近似で素子出力の非線形性を補正
する高周波キャリア型磁気センサが得られる。
【0009】即ち、本発明は、磁気センサ素子と回路処
理部とで構成され、前記磁気センサ素子の磁性体コアに
高周波電流を通電して、前記磁性体コアのインピーダン
スの外部磁場による変化を、前記回路処理部にて検出
し、処理する高周波キャリア型磁気センサであって、前
記回路処理部は、発振回路と、整流回路と、非線形補正
回路と、出力部とで構成されており、前記磁気センサ素
子部のインピーダンスの変化による出力電圧の増幅処理
において、前記出力電圧の非線形性を、回路処理部の非
線形補正回路にて補正する高周波キャリア型磁気センサ
である。
【0010】また、本発明は、前記高周波キャリア型磁
気センサにおいて、前記回路処理部の非線形補正回路
は、折れ線近似で磁気センサ素子の出力電圧の非線形性
を補正する高周波キャリア型磁気センサである。
【0011】また、本発明は、前記高周波キャリア型磁
気センサにおいて、前記非線形補正回路は、負帰還増幅
回路の帰還抵抗に並列にツェナーダイオードと抵抗を直
列につないだものを接続し、出力電圧の水準により利得
変化する構成とする高周波キャリア型磁気センサであ
る。
【0012】また、本発明は、前記高周波キャリア型磁
気センサにおいて、前記回路処理部の非線形補正回路
は、指数近似で磁気センサ素子の出力電圧の非線形性を
補正する高周波キャリア型磁気センサである。
【0013】また、本発明は、前記高周波キャリア型磁
気センサにおいて、前記非線形補正回路は、負帰還反転
増幅回路の入力にダイオードを接続した指数増幅回路に
よって構成される高周波キャリア型磁気センサである。
【0014】また、本発明は、前記高周波キャリア型磁
気センサにおいて、前記回路処理部の非線形補正回路
は、対数近似で磁気センサ素子の出力電圧の非線形性を
補正する高周波キャリア型磁気センサである。
【0015】また、本発明は、前記高周波キャリア型磁
気センサにおいて、前記非線形補正回路は、負帰還反転
増幅回路の負帰還にダイオードを接続した対数増幅回路
によって非線形性を補正する構成とする高周波キャリア
型磁気センサである。
【0016】
【実施例】本発明の実施例による高周波キャリア型磁気
センサについて、以下に説明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の一実施例に
おける、高周波キャリア型磁気センサ素子の非線形性の
補正方式を表している。
【0018】高周波キャリア型磁気センサ素子は、外部
磁場に対して折れ線の出力特性を示すことが多く、非線
形性の補正方式として折れ線補正を行うことが有効であ
る。
【0019】図2に、本発明の高周波キャリア型磁気セ
ンサ素子のブロック図を示す。点線内回路処理部20の
非線形増幅補正回路7が新規に追加され、図15の従来
例と異なる点で、負帰還コイル9、電圧電流変換回路1
2が不要となっている。
【0020】図3は、図2における非線形増幅補正回路
の一例である、負帰還抵抗Rf1と並列にツェナーダイ
オードZDと帰還抵抗Rf2を直列につないだものが接
続されており、傾きが変化するポイントに固定磁気バイ
アス、ツェナー電圧を選択して、帰還抵抗Rf2で傾き
を補正する。
【0021】具体的には、演算増幅器の−入力端子の電
圧をVとおくと、演算増幅器による負帰還増幅回路で
は、演算増幅器の+入力と−入力の電位は等しいため、
図3の回路の入力電圧Vin=Vとなる。
【0022】図3のオフセット電圧Voffから、R
に流れる電流が(Vin−Voff)/Rで表され、
増幅回路出力Voutは、ツェナーダイオードZDのツ
ェナー電圧をVとおくと、以下のように表される。
【0023】Vin <(R+ Rf1off)/Rf1
の場合、 Vout=(1+Rf1/R)Vin−Rf1/R・Voff ・・・・・ (1)
【0024】Vin ≧(R+ Rf1off )/R
f1の場合、 Vout=[1+Rf1f2/R1 (Rf1+Rf2)]Vin +(Rf1f2/Rf1+Rf2)(V/Rf2−Voff/R)・・・ (2)
【0025】(1)式と(2)式は、図3のツェナーダイ
オードZDにツェナー電圧がかかるか否かで電圧増幅率
が変化することを表している。ZDにかかる電圧がツェ
ナー電圧以下であれば、電圧利得Av1は、 Av1=1+R/R ・・・・・(3) で表され、ZDにかかる電圧がツェナー電圧以上では、
電圧利得Av2は、 Av2=1+Rf2/R(Rf1+Rf2)・・・・・(4) となる。
【0026】また、Vinが以下の式(5)で表される電
圧を境界として、電圧利得が(3)式から(4)式に変
わる。 Vin=R+Rf1off/Rf1 ・・・・・(5)
【0027】図3に示した、折れ線による非線形増幅補
正回路の設計手順を以下に述べる。まず、入力電圧の外
部磁場に対する特性を測定し、折れ線で近似した場合の
磁気感度の変わる電圧以下での磁気感度をαとおく。出
力として得たい磁気感度をβとおくと、電圧利得は、β
/αとなり、(3)式よりR1、Rf1を決定する。
【0028】次に、出力電圧のうち、磁気感度が変化す
る電圧以下でのオフセットVoffを調整することで規定
の値に設定する。さらに、入力電圧の外部磁場に対する
特性のうち、磁気感度が変化する電圧以上での磁気感度
α’と、求める出力電圧の磁気感度βから電圧利得β/
α’を求め、(3)式を用いてRf2を決定する。最後
に、入力電圧の磁気感度の変わる電圧から、(5)式を
用いてツェナー電圧を決定する。
【0029】図8は、磁気センサ素子出力の整流後電圧
の外部磁場に対する特性である。外部磁場4.5Oe〜
5.5Oeでの電圧特性を見てみると、図9に示すよう
に、54.7Oe、105mV近辺を境に傾きが変化し
ていることが分かる。また、整流後、電圧の磁気感度
は、外部磁場4.7Oeを境界として、14mV/Oe
から20mV/Oeに変化している。磁気センサ出力電
圧の磁気感度を2V/Oeとしたい場合、先に述べた回
路設計の手順に従って、表1のように抵抗定数、ツェナ
ー電圧が以下のように設定される。
【0030】
【表1】
【0031】折れ線非線形増幅補正回路の出力特性を図
10に示す。磁気感度、直線性共に目的のものが得られ
たことが分かる。直線性の指標として、以下の(6)式
に示すようなR−2乗値を用いて線形性の評価を行っ
た。ここで、Yjは測定値、Y'jは最小二乗法によっ
て近似した直線の値である。
【0032】 R=1−Σ(X−Y/(ΣX −ΣY /n)・・・・・(6 )
【0033】入力電圧のR−2乗値は0.9927であ
ったのに対して、折れ線補正増幅回路の出力のR−2乗
値は0.9989と、直線性が改善されていることが確
認できた。
【0034】本発明によって非線形性を回路補正するこ
とで、負帰還コイルが不要となる。固定磁気バイアス
は、磁石で付加すればよいことから、高周波キャリア型
磁気センサ素子は、図4のような構成に簡略化される。
【0035】(実施例2)素子出力特性が、外部磁場に
対して曲線的な応答をする場合、特に2階微分した場合
に正となる領域では、図4に示す指数型の非線形増幅補
正回路を用いる。ここで、Rt1、Rt2、Rt3は、正の温
度係数を示す抵抗で、例えば、KOAより、LT73、
LA73シリーズで販売されているものを使用する。そ
れ以外の抵抗、ダイオード、オペアンプは、標準のもの
を使用する。
【0036】図4の入力電圧をVin、出力電圧をVout
とおき、第1段の増幅回路の出力をVeとおくと、それ
ぞれ以下の関係式が成立する。
【0037】 Ve=Rexp〔q/kT[Rt/(R+Rt)]Vcc −q/kT[Rt1/(R+Rt1)]Vin 〕・・・・・(7)
【0038】 Vout =Rf/R[R7Vcc/(R+R)−Ve]・・・(8)
【0039】(7)式におけるIs、qは、ダイオード
により決まる定数である。入力電圧が指数に変換されて
いることが分かる。2段目の増幅回路で、磁気感度、オ
フセットを調整する。最終的な出力は(8)式により表
される。
【0040】非線形性を補正する際には、以下の(9)
式によって求まるYの直線性が最も高くなる係数Aと係
数Bの比率を求めて、(7)式と比較しながら抵抗定数
を設定して行き、(8)式で求める出力まで増幅し、オ
フセットの調整も同時に行う。
【0041】 Y=exp(B−AVin)・・・・・ (9)
【0042】(実施例3)実施例2に示した指数増幅回
路の他に、図5に示したダイオードの非線形性を利用し
た対数型の非線形増幅補正回路も非線形性の補正手段と
して有効である。増幅第1段の出力Veは、入力電圧を
inとおくと、次のように表される。ここで、lnと
は、自然対数を表している。
【0043】 Ve=kT/q[ln(Voff−V)/RIs]+Rcc/(R +R)・・・・(10) Veは、第2段の増幅回路で磁気感度、オフセットを調
整して出力Voutとなる。
【0044】 Vout =(1+Rf/Rt1)[Rcc/(R+R)−Ve]+R /(R+R)・・・・・ (11) Rt1は、抵抗が温度に対して正に比例する正温度係数の
抵抗で、ダイオードの温度特性を補正する。
【0045】(実施例4)ダイオードの非線形性を利用
して、高周波キャリア型磁気センサ素子(MIセンサ)
の出力の立ち上がりから出力の飽和点までの非線形性を
補正することが可能である。具体的には、入力をxとし
た場合、sinh(x)=exp(x)−exp(−
x)で表される指数双曲線関数で出力することによっ
て、出力の立ち上がり部の増幅率と、出力の飽和点付近
の増幅率を増やして直線性を高める方法である。
【0046】指数双曲線型の非線形増幅補正回路を図6
に示す。なお、指数双曲線型の非線形増幅補正回路で
は、増幅率が0になる領域が出来てしまうので、通常の
線形増幅も併用している。
【0047】図6における第1段の増幅回路出力Ve
は、以下のように表される。ここで、Rtiは正の温度係
数を示す抵抗で、RniはNTCサーミスタで、負の温度
係数を示す抵抗である。Rtiの抵抗温度係数は、切片無
しで絶対温度に比例するようなものを選択する。Rniの
温度係数は、Rtiの温度係数と絶対値を等しくする。抵
抗R1、R2、R3、R4、R5、Rt1、Rt2、Rf1、Rs
は、抵抗が温度に依存しないものを使用する。
【0048】 Ve =(Rf1/R)[Rcc/(R+R)−Rticc/(Rrn +Rti)] +Rcc/(R+R)・・・・・(12)
【0049】RsはR1に比べて十分大きい値をとると、
第2段増幅回路出力Voutは、以下のように表される。
ここで、Voff=Rf2/(Rf2+R3)とおくと、ダイオー
ドD1には、順方向に(Voff−Ve)/2だけの電位差が
印加され、ダイオードD2には、順方向に(Ve−Voff)
/2だけの電位差が印加され、ダイオードの電流−電圧
特性が指数で表されることから、(12)式中ではsi
nh関数となっている。
【0050】 Vout =(Rf1/R)(Rt2cc/(Rt2+R) +2Rf1sinh( (q/2kT)[Rt2cc/(Rt2+R)−Ve] )+Rt2cc/(Rt2+R)・・・・・ (13)
【0051】抵抗R6の温度特性と、線形増幅の帰還抵
抗RLの抵抗温度係数を適切に選択することで、温度に
よる影響のない指数双曲線増幅回路とすることができ
る。
【0052】Rf1とRLの抵抗定数を直線性がより改善
されるものに設定することで、例えば、図12の素子出
力におけるR−2乗値は、0.8776であるのに対
し、図13の出力では0.9995へと、大幅に改善す
るようなことも可能となる。抵抗定数は、ダイオードの
特性に合わせて設定する。図12から、図13への効果
を得るための、ダイオードの特性値Is、qと抵抗定数
の関係式を示す。
【0053】2Rf1Is=0.22・・・・・(14)
【0054】 (qR1ti)/[2kTR2(Rni+Rti)]=0.0002 ・・・・(15)
【0055】 qRL/(2kTRf1)=10000・・・・・ (16)
【0056】 qRt2/(2kT(Rt2+R3))-(R6(R2+Rt1)/(R2(R5+R6))=0.108/ Vcc」 ・・・・・(17)
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明により、
負帰還コイル、および電圧、電流変換回路を削減した高
周波キャリア型磁気センサの非線形補正方式を提供でき
る。従って、本発明によれば、負帰還コイル、および電
圧、電流変換回路を削減して、かつ高精度の検出が可能
な高周波キャリア型磁気センサを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高周波キャリア型磁気センサの非
線形性補正方式についての説明図。
【図2】本発明による高周波キャリア型磁気センサのブ
ロック図。
【図3】本発明の高周波キャリア型磁気センサの回路処
理部での折線型の非線形性補正回路の図。
【図4】本発明の高周波キャリア型磁気センサの回路処
理部での指数型の非線形性補正回路の図。
【図5】本発明の高周波キャリア型磁気センサの回路処
理部での対数型の非線形性補正回路の図。
【図6】本発明の高周波キャリア型磁気センサの回路処
理部での双曲線型の非線形性補正回路の図。
【図7】本発明による高周波キャリア型磁気センサでの
磁気センサ素子の概観図。
【図8】本発明による高周波キャリア型磁気センサで
の、磁気センサ素子出力の整流後電圧の外部磁場に対す
る特性図。
【図9】本発明による高周波キャリア型磁気センサで
の、磁気センサ素子出力の特性図。
【図10】本発明による高周波キャリア型磁気センサで
の、磁気センサ素子出力の特性図。
【図11】本発明による高周波キャリア型磁気センサで
の、磁気センサ素子出力の特性図。
【図12】本発明による高周波キャリア型磁気センサで
の、磁気センサ素子出力の特性図。
【図13】本発明による高周波キャリア型磁気センサで
の、磁気センサ素子出力の特性図。
【図14】従来例の高周波キャリア型磁気センサでの磁
気センサ素子の概観図。図14(a)は概観図、図14
(b)は、図14(a)のA−A断面図。
【図15】従来例の高周波キャリア型磁気センサでの磁
気センサモジュールのブロック図。
【図16】従来例の高周波キャリア型磁気センサでの非
線形性補正方式の説明図。
【符号の説明】 1,1’ 磁性体コア 2a,2b,2a’,2b’ 薄膜磁石 3a,3b,3a’,3b’ 電極 4,4’ 基板 5,5’ 発振回路 6,6’ 整流回路 7 非線形増幅補正回路 8,8’ 出力部 9 負帰還コイル 10,10’ 磁気センサ素子 11 増幅部 12 電圧電流変換回路 20,20’ 回路処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気センサ素子と回路処理部とで構成さ
    れ、前記磁気センサ素子の磁性体コアに高周波電流を通
    電して、前記磁性体コアのインピーダンスの外部磁場に
    よる変化を、前記回路処理部にて検出し、処理する高周
    波キャリア型磁気センサであって、前記回路処理部は、
    発振回路と、整流回路と、非線形補正回路と、出力部と
    で構成されており、前記磁気センサ素子部のインピーダ
    ンスの変化による出力電圧の増幅処理において、前記出
    力電圧の非線形性を、回路処理部の非線形補正回路にて
    補正することを特徴とする高周波キャリア型磁気セン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記高周波キャリア型磁気センサにおい
    て、前記非線形補正回路は、負帰還増幅回路の帰還抵抗
    に並列にツェナーダイオードと抵抗を直列につないだも
    のを接続し、出力電圧の水準により利得変化する構成で
    あることを特徴とする請求項1に記載の高周波キャリア
    型磁気センサ。
  3. 【請求項3】 前記高周波キャリア型磁気センサにおい
    て、前記回路処理部の非線形補正回路は、折れ線近似で
    磁気センサ素子の出力電圧の非線形性を補正することを
    特徴とする請求項1または2に記載の高周波キャリア型
    磁気センサ。
  4. 【請求項4】 前記高周波キャリア型磁気センサにおい
    て、前記非線形補正回路は、負帰還反転増幅回路の入力
    にダイオードを接続した指数増幅回路によって構成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の高周波キャリア型
    磁気センサ。
  5. 【請求項5】 前記高周波キャリア型磁気センサにおい
    て、前記回路処理部の非線形補正回路は、指数近似で磁
    気センサ素子の出力電圧の非線形性を補正することを特
    徴とする請求項1記載または4に記載の高周波キャリア
    型磁気センサ。
  6. 【請求項6】 前記高周波キャリア型磁気センサにおい
    て、前記非線形補正回路は、負帰還反転増幅回路の負帰
    還にダイオードを接続した対数増幅回路によって非線形
    性を補正する構成であることを特徴とする請求項1に記
    載の高周波キャリア型磁気センサ。
  7. 【請求項7】 前記高周波キャリア型磁気センサにおい
    て、前記回路処理部の非線形補正回路は、対数近似で磁
    気センサ素子の出力電圧の非線形性を補正することを特
    徴とする請求項1または6に記載の高周波キャリア型磁
    気センサ。
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