JP2001342894A - エンジンのピストン組立体 - Google Patents

エンジンのピストン組立体

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JP2001342894A
JP2001342894A JP2000163097A JP2000163097A JP2001342894A JP 2001342894 A JP2001342894 A JP 2001342894A JP 2000163097 A JP2000163097 A JP 2000163097A JP 2000163097 A JP2000163097 A JP 2000163097A JP 2001342894 A JP2001342894 A JP 2001342894A
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piston
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ring
force
groove
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Shizuo Shimanuki
静雄 島貫
Shiro Machida
史郎 町田
Masamichi Hayashi
雅通 林
Kinya Fujii
欽也 藤井
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンのデッドボリュームを低減すると共
に、シール性が良く、摺動抵抗の小さいピストン組立体
を提供すること。 【解決手段】 ピストン10の頂面10bからピストン
10の下方及び、ピストン10の外径よりも縮径して段
状に形成された環状溝部12と、環状溝部12を構成す
る頂面10bと平行に形成された底面13及び、底面1
3と直角に交わる側壁面14で構成される角部に、ピス
トン10の下方及びピストン10の外径よりも縮径する
側に向かって設けられる斜め溝部15とを備えてなるピ
ストンリング溝20と、斜め溝部15に嵌合する挿入部
22と、底面13に沿ってピストン10の外径方向に突
出して形成され、底面13及び側壁面14を覆うように
設けられるシール部21とを備えてなるピストンリング
20とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのピスト
ン組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンのピストン本体のランド部の外
周には、一般的に、ピストンのランド部からピストンの
スカート部へ向かって、少なくとも1本のコンプレッシ
ョンリング、及び、1本のオイルリングが取り付けられ
る。コンプレッションリングは、主としてピストンとシ
リンダボアとの隙間(クリアランス)を塞ぎ、圧縮ガス
や高圧燃焼ガスが燃焼室からクランク室へと洩れるガス
(ブローバイガス)の量を低減する。また、オイルリン
グは、コンプレッションリングの機能上必要な量以上の
潤滑油をシリンダボアの壁面から掻き落とし、潤滑油の
消費量を低減する。
【0003】一般的に、コンプレッションリングはピス
トンのランド部の頂面よりも下方に設けられているた
め、コンプレッションリングと、ピストンの外周面と、
シリンダボアの壁面とで区画され、燃焼室に露呈される
隙間(デッドボリューム)がどうしても形成される。こ
のデッドボリュームは、エンジンの燃焼室で行われる燃
焼に何らの効果を及ぼさないだけでなく、圧縮比の低下
や、侵入した未燃ガスが燃焼せずに滞留し続けることに
よってスモークの発生などを引き起こし、好ましくな
い。
【0004】そのため、このデッドボリュームを低減さ
せるために、特開平7−158735号公報(第1の従
来技術という)には、シリンダ面に沿ってピストンの頂
面位置まで延びるピストンリングの円周部分の外周面の
内、上部側をシリンダ面に向かって突出して形成したも
のが開示されている。
【0005】また、特開平10−213007号公報
(第2の従来技術という)には、ピストンの径方向に縮
径された嵌合部及び、嵌合部の外周端とピストン頂面と
を連通する切り欠き部とからなるピストンリング溝と、
嵌合部に嵌合する本体部及び、本体部の外周から突出さ
せられ切り欠き部を覆うように配設される突出部を有す
るCCコンポジットで構成されたピストンリングとを備
えたピストンが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術では、
ピストンリングがピストンリング溝に嵌入する部分から
ピストンの頂面までシリンダ面に沿って延びる円周部分
を設けることでデッドボリュームを低減し、円周部分の
上部側をシリンダ面に向かって突出させることでシール
性を向上させている。しかしながら、この円周部分の機
械的強度が低くなり、圧縮行程時の圧縮ガスや、膨張行
程時(燃焼時)の燃焼ガスの圧力、ピストンの上下方向
への運動などによってピストンリングの折損が起こる可
能性が大きく、ピストンリングの耐久性が低下するとい
う問題がある。
【0007】また、第2の従来技術では、本体部及び突
出部からなる断面略L字型に形成され、CCコンポジッ
トで構成されたピストンリングを用いることによって、
デッドボリュームを低減している。しかしながら、ピス
トンリングの断面形状を略L字型に形成することによっ
て、ピストンリングとシリンダボアとの間の摺接面が増
加し、ピストンリングのシリンダボアへの追従性が悪化
すると共に、リングの質量は一般的なピストンリングに
比較して増加する。また、CCコンポジットなどの自己
潤滑性のある材料を使用しても、シリンダボアへ接触す
る面積が増加するためリングとボアの間の摺動抵抗は増
加するので、エンジンのフリクションが増加することは
避けられない。また、CCコンポジットは特殊な材料で
あるためコストがかかり、好ましくないという問題があ
る。
【0008】それゆえ、本発明は、ピストンのデッドボ
リュームを低減すると共に、シール性が良く、摺動抵抗
の小さいピストンとピストンリングを提供することを、
その課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために請求項1の発明にて講じた技術的手段は、ピスト
ン外周に形成されるピストンリング溝にピストンリング
が嵌入されてなるピストン組立体において,前記ピスト
ンリング溝を、前記ピストンの頂面の外周縁部に円環状
に形成され、前記ピストンの頂面側を向く底面を有する
環状溝部と、該環状溝部の前記底面の前記ピストンの径
方向内方部分から前記ピストンの軸心に向け斜め下方、
且つ前記ピストンの軸心の回りに周方向に延在するよう
に形成された斜め溝部とから構成すると共に、前記ピス
トンリングを、その外周縁部が前記ピストンの外周から
突出するように円環状に形成されて前記環状溝に嵌入さ
れるシール部と、該シール部の前記ピストンの径方向内
方部分から前記ピストンの軸心に向かって斜め下方、且
つ前記ピストンの軸心の回りに周方向に延在するように
形成され、前記斜め溝部に嵌入される挿入部とから構成
したことである。
【0010】上記した手段によれば、ピストンの外径方
向に突出して形成され、ピストンリング溝の底面及び側
壁面を覆うように設けられるシール部を備えてなるピス
トンリングとしたことによって、ピストンと、シリンダ
ボアと、ピストンリングとで区画されるデッドボリュー
ムを非常に小さくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に従った実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1、図2において、ピストン10の上部
には、ピストン10の頂面10bから図示下方向に向か
って設けられた底面13及び、ピストン10の外径より
も縮径して形成される側壁面14から構成される環状溝
部12と、底面13及び側壁面14が交わる角部からピ
ストン10の下方及び縮径する側に向かって斜めに設け
られる斜め溝部15とから構成されるピストンリング溝
11が設けられている。
【0013】斜め溝部15によって側壁面14の一部は
切りかかれ、ピストン10の外径方向に突出する突部1
0aが形成されている。
【0014】ピストンリング20は、ピストン10の上
方の端面である頂面10bと同一の平面となるように形
成されるシール部21と、ピストン10の下方と、ピス
トン10の縮径する側へ向かって斜めに設けられている
挿入部22とから構成されている。ピストンリング20
の挿入部22がピストンリング溝11の斜め溝部15に
挿入されると、ピストン10の外径方向に突出して設け
られた突部10aによってピストンリング20は図示上
下方向に脱着不能に取り付けられる。また、シール部2
1はピストンリング溝11の底面13と当接し、ピスト
ン10とシリンダボア50との間に設けられるクリアラ
ンスに突出するピストンリング20の長さは、従来のピ
ストンリングがクリアランスに突出する長さと同等にな
るように形成されている。
【0015】ここで、図1〜図5を用いて本発明のピス
トンリングにピストンの運動と、ガスによる圧力が作用
した場合について説明する。
【0016】上記したように、ピストン10とシリンダ
ボア50との間のクリアランスは、ピストンリング20
とシリンダボア50の壁面に付着した潤滑油によってシ
ールされている。
【0017】まず、ピストンが図示下方向に運動する場
合、即ちエンジンの燃焼行程と、吸気行程の場合につい
て図1〜図4を用いて説明する。
【0018】エンジンの燃焼行程において発生した燃焼
ガスによる圧力は、ピストン10の頂面10bの全体に
ピストン10の上方から下方に向かって加わる。する
と、ピストンリング20、特にシール部21には図示下
方向の底面13へ押し付けようとする力Aと、シリンダ
ボア50に付着する潤滑油の粘性によって図示上方向に
動かそうとする力Bとが働く。このとき、力Aと力Bの
大きさはA>Bとなるので、ピストンリング20には力
Aと力Bのベクトル和である力Cが、ピストン10の下
方へ向かってピストンリング20に加えられることにな
る。
【0019】この力Cによって、ピストンリング20の
シール部21の大部分はピストンリング溝11の底面1
3に押し付けられるのでピストンリング20を折り曲げ
ようとする力としては働かない。しかし、ピストン10
の外径からシリンダボア50に向けて突出して設けられ
たシール部21の外端には、燃焼ガスによってピストン
リング20を曲げようとする力が加わる。
【0020】従来のピストンリングにおいて、ピストン
とシリンダボアとの間に設けられているクリアランスに
ピストンリングが突出している部分には、このような力
が加わるので、本発明のピストンリング20において
も、ピストン10とシリンダボア50との間に設けられ
ているクリアランスにピストンリング20が突出してい
る部分の長さが従来のピストンリングがクリアランスに
突出する長さと同等であれば、ピストンリングがクリア
ランスに突出している部分に加わる荷重は従来のものと
変わらないため問題は無い。
【0021】また、ピストンリング20がクリアランス
に突出している部分以外のピストンリング20に荷重が
加わっても、底面13がピストンリング20の受け面と
して機能するのでピストンリング20の耐久性や、強度
の面において問題が起こることはない。
【0022】また、ピストンリング20の挿入部22
は、ピストン10の下方及び縮径する側に向かって設け
られた斜め溝部15の下方の斜め面15aに押し付けら
れる。すると、図示下方向に加わる力、即ち、力Cは、
この下方の斜め面15aによって力の加わる方向が変え
られ、下方の斜め面15aに対して直角に働く力Dと、
下方の斜め面15aに対して水平に働く力Fとなる。こ
の力Fは、ピストンリング20をピストン10の内径方
向に向かって縮径する側に移動させようとするが、シー
ル部21に加わる力Cによる摩擦力により、それ以上ピ
ストンリング20が縮径するのを防止でき、シール性を
低下させることはない。
【0023】また、吸気行程の場合は、図4に示すよう
にピストン10の図示下方向への運動によって、燃焼室
30内に供給されるガスから受ける力A’はほとんどな
い。このため、ピストンリング20とピストンリング溝
11に働く力は、シリンダボア50の壁面の潤滑油の粘
性によるピストン10の上方への力B’となる。力B’
は、ピストンリング20から、斜め溝部15の上方の斜
め面15bに加わって、力の方向が変えられ、斜め面1
5bに対して直角に働く力D’と、斜め面15bに対し
て水平に働く力F’となる。この力F’によって、ピス
トンリング20はピストン10の外径に拡径する側に向
かって移動される。この力によって、ピストンリング2
0の張力を増加させることができる。これによって、ピ
ストンリング20の気密性を向上させ、吸気行程中にシ
ール(ピストンリング)からの吸入ガスの吹き抜けを防
止することができるので、エンジンの性能の向上を図る
ことができ、有利である。
【0024】次に、ピストン10がピストン10の図示
上方向に運動する場合、即ち圧縮行程または、排気行程
の場合について図1、図2、図5を用いて説明する。
【0025】エンジンの圧縮行程において、燃焼室30
内に供給されたガスはピストン10の頂面10aによっ
て圧縮される。すると、ピストンリング20にはピスト
ンリング溝11の底面13から図示上方向へ加わる力G
と、燃焼室内のガスから受ける図示下方向へピストンリ
ング20を押し付けようとする力Hと、シリンダボア5
0に付着する潤滑油の粘性によってピストンリング20
を図示下方向へと動かそうとする力Jとが加わる。この
ため、ピストンリング20には力Gと、力Hと力Jのベ
クトル和である図示上方向へ働く力Kが加わることにな
る。
【0026】すると、ピストンリング20の挿入部22
はピストン10の下方及び縮径する側に向かって設けら
れた斜め溝部15の下方の斜め面15aから力Kを受け
る。この力Kは、下方の斜め面15aによってその力が
加わる方向が変えられ、下方の斜め面15aに対して直
角方向に加わる力Lと、水平方向にピストンの外径に拡
径する側に向かって加わる力Mとなる。この力Mによっ
て、ピストンリング20はピストン10の外径方向に向
かって拡径する側に移動し、ピストンリング20の張力
を増加させることができる。これによって、ピストンリ
ング20の気密性を向上させ、圧縮行程中にシール(ピ
ストンリング)からの圧縮ガスの吹き抜けを防止するこ
とができるので、エンジンの性能の向上を図ることがで
き、有利である。
【0027】排気行程の場合には、力Hが燃焼室30内
の圧縮されたガスではなく図示しない排気装置へ排気さ
れる燃焼ガスによって発生することと、ピストン10の
運動に伴って燃焼ガスが燃焼室30に排出されることで
燃焼ガスによる圧力が徐々に小さくなること以外は上記
した圧縮行程の場合と同様となる。
【0028】上記したように、本実施形態においては、
ピストンリング20のシール面をピストン10の頂面1
0b付近に構成することができるので、ピストン10
と、ピストンリング20と、シリンダボア50とで区画
されるデッドボリュームは、ピストン10とピストンリ
ング20の間の取り付けガタによって生じる隙間程度と
なり、有利である。
【0029】しかも、シリンダボア50と摺接する部分
の面積は従来のピストンリングと同等の面積にすること
ができるので、エンジンのフリクションの増加を招くこ
とがなく、有利である。
【0030】また、ピストンリング溝11の斜め溝部1
5によって形成されるピストン10の外径方向に突出し
て設けられている突部10aと、ピストンリング20の
挿入部22の斜め面とにより、ピストンリング20をピ
ストンリング溝11にピストン10の運動方向に対して
保持することができる。
【0031】加えて、ピストン10の上方へ移動する場
合に、その力がピストンリング20の挿入部22とピス
トンリング溝11の斜め溝部15に作用することによっ
てピストンリング20をピストン10の外径方向に向か
って拡径する側に移動させるように働く。これによっ
て、ピストンリング20の張力を増大させることができ
るのでピストンリング20のシール性を向上させ、エン
ジンの性能向上を図ることができ、有利である。
【0032】加えて、ピストンリング20の底面13に
よってピストンリング20に加わるピストン10の下方
への荷重をピストンリング溝11の底面13で保持する
ことができ、有利である。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、請求項1の発明によれば、
ピストンリングのシール面をピストンの頂面付近に構成
することができるので、ピストンと、ピストンリング
と、シリンダボアとで区画されるデッドボリュームは、
ピストンとピストンリングの間の取り付けガタによって
生じる隙間程度となり、その容積を著しく低減すること
ができる。これによって、未燃ガスの侵入する空間を減
らすことができ、エンジンの圧縮比の向上によるエンジ
ンの出力性能の向上や、エミッションの向上を図ること
ができる。
【0034】また、ピストンリングのシール部が、ピス
トンリング溝の底面と当接することによって、ピストン
リングをピストンリング溝の底面によって支持すること
ができるため、ピストンリングの耐久性を良好に維持す
ることができる。
【0035】加えて、ピストンが上方に運動する場合に
はピストンリングの保持部とピストンリング溝の斜め溝
部によって、ピストンリングを拡径しようとする力が加
わるのでピストンリングに加わる張力を増大させること
ができ、ピストンリングのシール性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の組みつけ状態を示す要部
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すピストンの要部断面
図である。
【図3】エンジンが膨張行程にある場合のピストンリン
グに加わる力を示すピストンの要部断面図である。
【図4】エンジンが吸気行程にある場合のピストンリン
グに加わる力を示すピストンの要部断面図である。
【図5】エンジンが圧縮行程または排気行程にある場合
のピストンリングに加わる力を示すピストンの要部断面
図である。
【符号の説明】
10 ピストン 10a 突部 10b 頂面 11 ピストンリング溝 12 環状溝部 13 底面 14 側壁面 15 斜め溝部 15a、15b 斜め面 20 ピストンリング 21 シール部 22 挿入部 30 燃焼室 40 シリンダヘッド 50 シリンダボア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 欽也 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 3J044 AA14 BC06 CA06 CB01 CC14 DA09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン外周に形成されるピストンリン
    グ溝にピストンリングが嵌入されて成るピストン組立体
    において,前記ピストンリング溝を、前記ピストンの頂
    面の外周縁部に円環状に形成され、前記ピストンの頂面
    側を向く底面を有する環状溝部と、該環状溝部の前記底
    面の前記ピストンの径方向内方部分から前記ピストンの
    軸心に向け斜め下方、且つ前記ピストンの軸心の回りに
    周方向に延在するように形成された斜め溝部とから構成
    すると共に、前記ピストンリングを、その外周縁部が前
    記ピストンの外周から突出するように円環状に形成され
    て前記環状溝に嵌入されるシール部と、該シール部の前
    記ピストンの径方向内方部分から前記ピストンの軸心に
    向かって斜め下方、且つ前記ピストンの軸心の回りに周
    方向に延在するように形成され、前記斜め溝部に嵌入さ
    れる挿入部とから構成したことを特徴とするエンジンの
    ピストン組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006528072A (ja) * 2003-07-18 2006-12-14 バーンズ グループ インコーポレーテッド プレスのラムまたはボルスタ用のクッションおよびクッションシリンダ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006528072A (ja) * 2003-07-18 2006-12-14 バーンズ グループ インコーポレーテッド プレスのラムまたはボルスタ用のクッションおよびクッションシリンダ
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