JP2006528072A - プレスのラムまたはボルスタ用のクッションおよびクッションシリンダ - Google Patents

プレスのラムまたはボルスタ用のクッションおよびクッションシリンダ Download PDF

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Abstract

金属打ち抜きプレスのラムまたはボルスタ用の高圧不活性ガスクッションアセンブリ(10)は、中に画成された流体流れ通路(12g)を有し且つ各々が少なくとも1つの流体流れ通路に連通する複数のシリンダ装着場所(12c)を備えるマニホールド(12)を含む。複数のクッションシリンダ(14)は、それぞれ、シリンダ装着場所に位置する。各シリンダは、直径Dの内腔を画成する内壁を有する本体(14b)を含む。ピストン(14p)は、内腔に位置し、対向する内側面および外側面(14m、14o)を含み、外側面は内腔およびマニホールドに対して外向きに配向される。流体シール(14fs)は、ピストンに支持され、内腔を画成する壁に摺動可能に係合する。1つまたはそれ以上の軸受(14j1、14j2)が、ピストンに支持され、内腔を画成する内壁に摺動可能に係合する。軸受(単/複)は、拡張位置と収縮位置との間を往復摺動運動するために、ピストンを内腔に摺動可能に支持する。軸受(単/複)は、上記内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する。

Description

金属打ち抜き操作および装置において、各ダイに専用のマニホールドクッションアセンブリを提供することなく複数の異なるダイを使用するのを可能にするために、プレスのラムおよび/またはボルスタに複数の別個のクッションシリンダを有するマニホールドクッションアセンブリを使用することは、よく知られている。
図1および1Aに示されるように、クッション装置は、ドリル開けされたかまたは他のやり方で中に形成された気体流れ通路Gを含む鋼等から画成されたプレート状マニホールド部材Mを具備する。複数のシリンダCが、マニホールドMに作用的に固定され、マニホールドの気体流れ通路G内の高圧下で保持された窒素または他の不活性ガスNによって加圧される。本願に使用される高圧という用語は、少なくとも300ポンド/平方インチ(psi)または少なくとも2068.5キロパスカル(kPa)の圧力を意味すると意図される。図1Aに示されるように、各シリンダCは、内腔BRを画成する内壁BWを含む金属本体Bを具備する。金属ピストンPは、内腔BR内に摺動可能に装着され、ストローク距離Sを軸方向に内腔内で摺動可能に往復するように適合される。圧力下で通路Gに含まれる窒素または他の不活性ガスは、シリンダ内腔BR内に流れ(矢印N参照)、各シリンダCのピストンPを、図1に示されるように、通常の前進位置へ偏倚し、そのため、ピストンPは、本体Bの外側端に位置するフランジFBに当接する。
使用の際に、ダイがクッションアセンブリ上に嵌まり(クッションアセンブリはマニホールドMおよび複数のシリンダCを具備する)、ダイの作動ピンが少なくともいくつかのシリンダCのピストンPと整列配置される。ダイ部分がプレス内で噛み合い作業を行うときには、ダイ作動ピンはピストンPの外側表面Oに係合し、矢印Aで示されるように、気体の圧力に対してストローク距離Sの少なくとも一部では、ピストンを軸方向に内向きにストロークする。そのようであるため、シリンダCは、プレス内でダイ部分の噛み合い係合を緩和する。ダイ部分を分けることもまた、マニホールドMに含まれる加圧気体によってピストンPにかけられる偏倚力のため、容易である。
図1Aを続けて参照すると、シリンダCの本体Bは、マニホールドの装着場所内腔MBに受け取られ、典型的に、本体およびマニホールドに形成された噛み合いねじ山Tを経由してまたは他のやり方でマニホールドMに接続される。OリングシールOSは、シリンダ本体をしっかりと囲繞し、マニホールドMに封止式に係合し、気体が本体BとマニホールドMとの間に逃げるのを防止する。本体Bの外側端は、これに嵌められたスリーブブッシュEを含み、これは、ダイの作動ピンをしっかりと受け取り囲繞し、これをピストンPとの係合にガイドする。
ピストンPは、第1および第2の軸方向に間隔をおいた環状軸受BE1、BE2によって内腔BR内に摺動可能に支持される。第1の軸受BE1は、ピストンのフランジFPの内向き側部に対して座す。環状シール部材SL1は、第1の軸受BE1に対してフランジFPの対向する側部に第1の軸受BE1の外向きに位置する。シールSL1は、溝G1内にピストンPに対して座し、シリンダ内腔BRを画成する内壁BWに摺動可能に係合し、金属粒子または他の汚染物質がそれを通って内腔BR内に入るのを防止する。第2のシールSL2は、第1の軸受BE1の内向きに位置し第1の軸受BE1に対して座す。シールSL2は、ピストンPを取り囲み、内腔BRを画成する内壁BWに摺動可能に当接し、気体Nが通路GからのピストンPと内腔BRの本体Bとの間を通るのを防止する。
アルミニウム等の金属またはポリマー材料から画成された環状スペーサーまたはキャリア部材SPが、内腔BRを画成する内壁BWに摺動可能に係合する1つまたはそれ以上の環状ワイパー部材SPWを支持する。ワイパー部材SPWは、ピストンPが内腔BRを往復するときに内壁BWをきれいにし滑らかにするように、オイルが含浸された発泡部材によって設けることができる。第2の軸受BE2は、スペーサー/キャリアSPの内側端に軸方向に当接し、スナップリングSN等を介してピストンPに保持される。
軸受BE1、BE2は、典型的に、フェノール樹脂等から画成される。シールSL1、SL2は、従来のポリマーシールであり、典型的にUカップシール等である。
注記のように、軸受BE1、BE2は、ピストンPを内腔BRに摺動可能に支持する。そのようであるため、軸受BE1、BE2は、その間に包含的に軸方向軸受長さLを規定する。軸受長さLは、最外軸受(この場合はBE1)と最内軸受(この場合はBE2)との間の最大軸方向距離である。単一の軸受部材のみが使用される場合には、軸受長さLは、単一の軸受部材の軸方向長さに対応するものである。内腔BRは、直径Dを規定する。これまで、金属打ち抜き用に使用されるような上述の種類の高圧不活性ガスクッションアセンブリ用のシリンダCは、典型的に、軸受長さLの内腔直径Dに対する比率、L:Dが約1:1で製造されており、すなわち、高圧不活性ガスクッションアセンブリ用の従来のシリンダCでは、軸受長さLは、典型的に、内腔直径Dに少なくともほぼ等しいかまたは大きいものであった。この種類の公知のシリンダには、有意に1:1未満のL:D比率が設けられておらず、すなわち、寸法Lは常に寸法Dにほぼ等しいかまたは大きい。これは、ピストンPが往復する軸に対してピストンの傾斜を発生させる可能性があり、使用の際に普通に遭遇する完全に整列配置された状態未満で、ピストンPが作動されるときに、内腔BR内のピストンPの妨害または高圧不活性ガスの漏れを防止するために、高圧クッションアセンブリ用のシリンダ、たとえばここに例示されるようなシリンダCには必要であることがわかった。これは、たとえば、金属チップが作動ピンとピストンPとの間に捉えられるときに、または、調整不良のために、発生する可能性がある。圧縮された空気または「ショップエア」の源に連続してまたは周期的に接続される低圧クッションシステムとは異なり、ちょうど述べられた種類の高圧不活性ガスクッションアセンブリには、加圧不活性ガスのみが周期的に充填され、または、偏倚ガスが漏れずに非常に大きな数のサイクルに機能しなければならないことに注意すべきである。
当業者は、所定の必要なストローク距離Sのために、L:D比率を約1:1以上に維持することは、シリンダCの全体高さHが増加してピストンPの必要な長さを収容する必要があることを認識する。しかし、一定の用途では、一定のストローク距離Sを維持しながら、シリンダCの全体高さを減少することが望ましいとみなされている。たとえば、一定の用途では、マニホールドMおよび全体クッションアセンブリの高さが対応して減少することができるようにシリンダの高さHを最小にすることが望ましいとみなされており、それによってダイ用に利用可能なプレスオープン空間を増大する。
本発明の1つの態様によれば、金属打ち抜きプレスのラムまたはボルスタ用のクッションは、流体流れ通路と、各々が少なくとも1つの流体流れ通路に連通する複数のシリンダ装着場所と、を具備するマニホールドを含む。複数のクッションシリンダは、それぞれ、複数のシリンダ装着場所に位置する。各クッションシリンダは、直径Dを有する内腔を画成する内壁を具備する本体と、内腔に位置し対向する内側面および外側面を具備するピストンであって、外側面は内腔およびマニホールドに対して外向きに配向されるピストンと、上記ピストンに支持され上記内腔を画成する内壁に摺動可能に係合する流体シールと、ピストンに支持され内腔を画成する内壁に摺動可能に係合する第1および第2の軸方向に間隔をおいた軸受であって、第1および第2の軸受は、ピストンがシリンダ本体の外側端に隣接して位置する前進位置と、ピストンがシリンダ本体の外側端から離れて内腔内に軸方向に動く後退位置と、の間を往復摺動運動するために、ピストンを内腔に摺動可能に支持するように協働する第1および第2の軸受と、を具備する。軸受は、その間に包含的に、内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する。
本発明の別の態様によれば、複数シリンダ高圧クッションマニホールド用のクッションシリンダは、直径Dを有する内腔を画成する内壁を有する本体を具備する。ピストンは、内腔に位置し、対向する内側面および外側面を具備し、外側面は内腔および上記マニホールドに対して外向きに配向される。流体シールは、ピストンに支持され、内腔を画成する内壁に摺動可能に係合する。第1および第2の軸方向に間隔をおいた軸受は、ピストンに支持され、内腔を画成する内壁に摺動可能に係合する。第1および第2の軸受は、ピストンがシリンダ本体の外側端に隣接して位置する前進位置と、ピストンがシリンダ本体の外側端から離れて内腔内に軸方向に動く後退位置と、の間を往復摺動運動するために、ピストンを内腔に摺動可能に支持するように協働する。軸受は、その間に包含的に、内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する。
本発明のさらなる態様によれば、金属打ち抜きプレスのラムまたはボルスタ用のクッションは、流体流れ通路と、各々が少なくとも1つの流体流れ通路に連通する複数のシリンダ装着場所と、を具備するマニホールドを含む。複数のクッションシリンダは、それぞれ、複数のシリンダ装着場所に位置する。各クッションシリンダは、直径Dを有する内腔を画成する内壁を具備する本体と、内腔に位置し対向する内側面および外側面を具備するピストンであって、外側面は内腔およびマニホールドに対して外向きに配向されるピストンと、ピストンに支持され内腔を画成する内壁に摺動可能に係合する流体シールと、ピストンに支持され内腔を画成する内壁に摺動可能に係合し、ピストンがシリンダ本体の外側端に隣接して位置する前進位置と、ピストンがシリンダ本体の外側端から離れて内腔内に軸方向に動く後退位置と、の間を往復摺動運動するために、ピストンを内腔に摺動可能に支持する少なくとも1つの軸受と、を具備する。この少なくとも1つの軸受は内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する。
本発明の別の態様によれば、複数シリンダ高圧クッションマニホールド用のクッションシリンダは、直径Dを有する内腔を画成する内壁を含む本体と、内腔に位置し対向する内側面および外側面を具備するピストンであって、外側面は内腔およびマニホールドに対して外向きに配向されるピストンと、ピストンに支持され内腔を画成する内壁に摺動可能に係合する流体シールと、ピストンに支持され上記内腔を画成する内壁に摺動可能に係合し、ピストンがシリンダ本体の外側端に隣接して位置する前進位置と、ピストンがシリンダ本体の外側端から離れて内腔内に軸方向に動く後退位置と、の間を往復摺動運動するために、ピストンを内腔に摺動可能に支持する少なくとも1つの軸受と、を具備する。軸受(単/複)は、内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する。
本発明は、様々な構成要素および構成要素の配列を具備し、その好適な実施の形態は、図面に示される。
図2は、本発明にしたがって形成された金属打ち抜きプレスのラムまたはボルスタ用の高圧不活性ガスクッションアセンブリ10を概略的に例示する平面図である。クッションアセンブリ10は、鋼等から画成されたマニホールド12と、本発明にしたがって形成され且つシリンダのパターンを画成するためにマニホールドに接続された複数のシリンダ14と、を具備する。上述のように、ダイがクッション10に接続されこれに重なり、ダイの作動ピンは、噛み合いダイ部分を緩和するために、シリンダ14のピストン14pの少なくともいくつかに係合する。クッションアセンブリ10は、高圧クッションアセンブリであり、偏倚のために使用される不活性ガスが少なくとも300psiまたは少なくとも2068.5kPaでマニホールド12に含まれることを意味する。
図3Aは、図2の線A−Aに沿って取られた図であり、クッション10の一部を形成するようにマニホールド12に設置された本発明にしたがって形成されたシリンダ14を例示する。マニホールド12は、流体流れ通路12gを具備し、その中に、加圧窒素Nまたは別の不活性ガス(たとえば、アルゴン)が導入され、後述のように偏倚目的のために圧力下で封止される。複数のシリンダ装着場所または内腔12cが、マニホールド12に画成され、各々が、少なくとも1つの流体流れ通路12gに流体連通する。
各シリンダ14は本体14bを具備し、これは、シリンダ装着内腔12cに位置し、たとえば、それぞれマニホールド12および本体14bによって画成される噛み合いねじ山12t、14tを使用して、または、ボルト等の締結具によって、または、他のいずれの適切且つ便利な手段によって、その中に固定される。環状Oリングシール14sは、本体14bを囲繞し、その外側フランジ14f1に対して座す。シール14sは、偏倚流体がマニホールドからマニホールドと装着内腔12cとの間に逃げるのを防止するように、シリンダ本体14bがマニホールド12内に組み立てられるときに、マニホールド12に係合する。
シリンダ本体14bは、鋼または他の金属または他の材料から画成され、直径Dを有するシリンダ内腔14cを画成する内壁14iを含む。鋼または他のいずれの適切な材料から画成されたピストン14pは、内腔14c内に摺動可能に装着され、前進位置(図示)と後退位置との間を軸方向にストローク距離Sで内腔内に摺動可能に往復するように適合される。ピストン14pは、対向する内側面14mおよび外側面14oを有し、内側面14mは内腔14cに対して内向きに配向され、外側面14oは露出され内腔14cに対して外向きに配向される。圧力下で通路12gに含まれる窒素または他の気体が、内腔14c内に流れ(矢印N参照)、シリンダ14のピストン14pを図3Aに示されるような通常の前進位置へ偏倚し、そのため、ピストン14pは、シリンダ本体14bの外側端14aに隣接する本体14bの半径方向に内向きに延在するフランジ14f2に当接する。図示のように、ピストン14pの外側面14oは、本体14bの外側端14aを越えて軸方向に短い距離(たとえば、1mm)を延在するが、面14oは、本体の外側端14aと同一平面上にあるか、または、これに対して窪んでもよい。また、シリンダ14がマニホールド12の装着内腔12cに作用的に装着されるときには、本体14bの外側端14aは、マニホールド12と同一平面上にあるか、または、これを越えてほんのわずかだけ軸方向に突出することが好ましい。小さな環状空間14xがフランジ14f2とピストン14pとの間に画成され、例示された実施の形態において、この空間は、任意のスリーブ、ブッシュ等によって満たされることなく開いたままであり、関連ダイ作動ピンDP(図4)をガイドし、これは、ピストン14pの外側面14oに係合するように動き、且つ、マニホールド12に含まれる窒素ガスまたは他の加圧流体の偏倚力に対して後退位置へピストン14pを軸方向に内向きに強制する。ピストン14pの周囲表面14dは円筒形であり、図3Aに示されるように、ピストン14pがその完全前進位置にあるときに本体14bのフランジ14f2に当接するフランジ14eを具備する。
フランジ14eの内側面は、第1および第2のステップ14g1、14g2を画成する。環状ワイパーシール部材14wsは、好ましくは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から画成され、たとえば、テフロン(登録商標)(TEFLON)で販売されているものかまたは別のポリマー材料等であり、ステップ14g1に座し、ピストン14pをしっかりと囲繞し、これに封止式に係合する。ワイパーシール14wsは、内腔14c内に残滓が入るのを防止するように、本体の内壁14iに摺動可能に当接しこれに封止式に係合する。
シリンダ14は、前進位置と後退位置との間を動くためにピストン14pを内腔14cに摺動可能に支持する第1および第2の軸受14j1、14j2を具備する(追加軸受を設けることができ、また、図17に関連して説明されるように、単一の軸受を使用することができる)。第1のまたは外側環状軸受14j1は、フェノール樹脂または他のポリマーまたは他の材料から画成され、ピストン外側表面14dをしっかりと囲繞し、第2のステップ14g2に対して軸方向に当接する。第1の軸受14j1はまた、内腔14cの内壁14iにも摺動可能に当接する。第1の軸受14j1が、ワイパーシール14wsを半径方向に膨張し内壁14iとの封止係合を改良するように、ワイパーシール14wsに当接し、これをそれ自体とステップ14g1との間で軸方向に圧縮することに、注意することが重要である。例示された実施の形態において、第1の軸受14j1は、単に、円筒形のリング形状の部材である。
シリンダ14は、ピストン外側表面14dをしっかりと囲繞し且つこれに封止式に係合する環状流体シール14fsをさらに具備する。流体シール14fsは、本体14bの内壁14iに摺動可能に当接しこれに封止式に係合し、窒素ガスNまたは他の偏倚流体が内腔14cからピストン14pと内壁14iとの間に逃げるのを防止する。シール14fsは、ポリマー材料から画成されたUカップまたは類似シールであることが好ましいが、本発明が特定のシールに限定されることは意図されない。
第2の環状軸受14j2が設けられ、第1の軸受14j1と同一の材料から画成されることが好ましい。第1および第2の軸受14j1、14j2は、軸方向に間隔をおかれ、第2の軸受14j2は、中心開口16を有する環状ディスクによって画成され、第1の軸方向厚さd1(図3B参照)を有する内側部分およびd1よりも大きい第2の軸方向厚さd2を有する外側部分を具備する。第2の軸受14j2は、ピストン14pの平坦な内側面14mに当接する平坦な外側表面18を画成する。軸方向クリアランス空間20が流体シール14fsと第2の軸受との間に画成され、そのため、軸受14j2は、シール14fsの操作に干渉しないかまたはこれを損傷しない。
軸受14j2が可変厚さを有するという事実のため、窪み22が画成される。第2の軸受14j2は、中心本体14q1および半径方向フランジ14q2を具備するキャップ状リテーナ14qによってピストン14pに作用的に固定される。リテーナ14qの中心本体14q1は、ピストン14pの窪み14r内に非常にしっかりと受け取られ、リテーナのフランジ14q2は第2の軸受14j2の環状窪み22内に受け取られる。リテーナ14qは、キャップねじ14s等の適切な手段によってピストンにしっかりと固定され、軸受14j2をピストンへ捉える。ピストン14pとリテーナ14qとの間の調整不良が第1の軸受14j1と第2の軸受14j2との間に対応する調整不良を生じさせるという事実のため、リテーナ14qおよびピストン14pは、軸方向に整列配置されることが重要である。そのようであるため、リテーナの中心本体14q1は、第2の軸受14j2の中心開口16およびピストンの窪み14r内に最小可能な半径方向クリアランスで締まり嵌めし、これらの嵌めに厳しい許容差が保持され、リテーナ14qとピストン14pとの間に且つ第1の軸受14j1と第2の軸受14j2との間にも適切な整列配置を確実にし、それは、軸受14j1、14j2がピストン14pにかけられた傾斜力に抵抗することができるのを確実にする。キャップねじ14sは、リテーナ14qとピストン14pとの間にしっかりした接着を確実にし、キャップねじ14sまたは類似締結手段を使用することによって、第2の軸受14j2がリテーナフランジ14q2の下にしっかりと保持されることができ、そのため、軸受は、シリンダ内腔14c内でピストン14pの傾斜に良好に抵抗することができ、すなわち、傾斜力を減少するために軸受の能力を減少することがわかったように、第2の軸受14j2がピストン14pに不動に固定されるという事実が、ピストンと軸受との間の相対運動を防止する。リテーナ15qの中心本体14q1は、十分なクランプ力が生成されるのを確実にするように、ピストンの窪み14rに底まで落ちないことが好ましいことをここに注記しなければならない。リテーナ14qをピストン14pに固定するための他の締結手段、たとえばねじ山等が企図され、本発明の範囲および意図内であるとされる。様々な構成要素が上述のように作用的に組み立てられるときに、リテーナ14qのフランジ14q2は、第2の軸受14j2の一部をそれ自体とピストン14pの内側面14mとの間で軸方向に圧縮し、軸受14j2のより厚い半径方向の外側部分は、それに対して支持されないかまたは片持ち梁式にされるように、ピストン14pの周囲14dを越えて半径方向に外向きに突出する。ピストン周囲14dに対する第2の軸受14j2の片持ち梁式の性質のため、リテーナフランジ14q2は、第2の軸受14j2のより薄い部分に剛性および強度を加えるために、ピストン周囲14dに対して半径方向に外向きに延在することが好ましい。例示された実施の形態において、第2の軸受のより厚い外側部分は、ピストン14pおよび/またはリテーナフランジ14q2によって完全には支持されていない。
軸受14j1、14j2は、内腔14cにピストンPを摺動可能に支持する。軸受14j1、14j2は、その間に包含的に軸方向軸受長さLを規定する。軸受長さLは、最外軸受(この場合は14j1)と最内軸受(この場合は14j2)との間の最大軸方向距離である。単一の軸受部材のみが使用される場合には、軸受長さLは、単一の軸受部材の軸方向長さに対応するものである。内腔14cは、直径Dを規定する(図3A)。シリンダ14は、軸方向軸受長さLの直径Dに対する比率(L:D)が1:2.5に等しいかまたはそれ未満であるように作られ、すなわち、Lは内腔14cの直径Dの10分の4すなわち40%未満であるかまたはそれに等しい(すなわち、L:D≦0.4)。好ましくは、シリンダ14は、比率L:Dを1:4(0.25または25%)未満かまたはそれに等しく規定し、例示された実施の形態では、比率L:Dは約1:5(0.2または20%)である。この構造的関係は、下記に完全に詳細に述べられるように、ピストン14pの所与のストローク距離用のシリンダ14の高さを減少するために重要である。
必要なL:Dは1:2未満かまたはそれに等しいものであるため、内腔14c、ピストン14p、軸受14j1、14j2およびリテーナ14qを含む構成要素の製造許容値は、ピストン14pが内腔14cの傾斜に抵抗するように、十分に厳しく維持されなければならない。図4に示されるように、金属チップ等がダイ作動ピンDPとピストン14pの外側面14oとの間に位置する場合には、ピストンは公称では1度しか回転せず、(0.5〜3.3度は許容値スタックアップを可能にする)内腔14cの長手方向軸Xからずれる。図4は、傾斜角度α=1.5度を示す。高圧不活性ガスが詰められたマニホールド12を有し且つマニホールドに接続された複数のクッションシリンダを有する高圧クッションアセンブリ10において、軸受14j1、14j2がピストン14pを、内腔14c内で不動になる位置までおよび/またはシール14fsが内腔14cから高圧窒素または他の偏倚ガスが逃げるのを防止することができない位置へ、傾斜するのを許さないことが重要であり、一方、圧縮空気の源に接続された従来の低圧システムの偏倚ガスが逃げることは、比較的重要ではない。
図5Aおよび5Bは、シリンダ14と従来のシリンダCとの隣り合った比較を提供する。シリンダ14、Cは、それぞれ、ピストン14p、P用に等しい最大ストローク距離Sを提供する。このストローク距離Sでは、シリンダCに比較してシリンダ14のL:D比率が小さいため、シリンダ14の高さH’は、シリンダCの高さHよりも有意に低い。そのようであるため、シリンダ14を使用することによって、高さの低いマニホールドを使用することができ、金属成形の業界で高度に望ましいとみなされているように、ダイ用に利用可能なプレスオープン空間を増大する。
図6は、本発明の代替の実施の形態にしたがって形成されたクッションシリンダ14’の部分断面図である。ここに別に示され且つ/または記載される場合を除き、シリンダ14’はシリンダ14と同一であり、そのようであるため、類似構成要素は、一次接尾辞(’)を含む類似参照符号で識別され、さらには検討されない。シリンダ14’はピストン14P’を具備し、その中でフランジ14e’はステップ状にされない。代わりに、フランジ14e’は、平坦な表面30を具備し、これに第1の軸受14j1’が支持される。軸受14j1’は溝32を画成し、その中に、ワイパー14ws’が座し、軸受14j1’とフランジ14e’との間に捉えられる。
図7は、本発明の代替の実施の形態にしたがって形成されたボルスタクッションシリンダ14−1の断面図である。別に示され且つ/または記載される場合を除き、ボルスタクッションシリンダは、上述のクッションシリンダ14と同一である。しかし、クッションシリンダ14とは異なり、ボルスタクッションシリンダ14−1は、具体的に、金属打ち抜きプレスのボルスタ側に使用されるように適合され、そのようであるため、ピストン14p−1は、シリンダ内腔14cから軸方向に突出する細長いロッド部分14pr−1を具備する。また、これは、ボルスタクッションの一部として使用されるよう意図されるため、シリンダ14−1は、ピストン14p−1の外側面14o−1が使用中に上向きに配向されて位置する。したがって、シリンダ14−1は、本体14b−1のフランジ14f2−1に装着され且つロッド部分14pr−1に摺動可能に係合するワイパーシール14ws−1をさらに具備し、ピストン14p−1が使用中にその後退位置へ内向きにストロークされるときに、汚れ、オイル、金属チップおよび他の汚染物質が内腔14c内に進入するのを阻止する。
図8は、上述のクッションシリンダ14と同一であるクッションシリンダ14−2を例示するが、第2の軸受14j2−2が別個のリテーナを使用せずにピストン14pに直接しっかりと固定されることを除く。より詳細には、第2の軸受14j2−2は、ピストン14pの窪み14rにしっかりと受け取られる中心本体部分214aを具備する。第2の軸受は、中心本体部分214aから半径方向に外向きに突出し且つシリンダ本体14bの内腔14c内に締まり嵌めする円形軸受ディスク214bをさらに具備し、ピストン14pを内腔14cに摺動可能に支持する際に第1の軸受14j1−2に協働する。第2の軸受14j2−2は、締結具14s等によってピストン14pにしっかりと固定され、それは、例示された実施の形態ではねじ山に係止パッチを備えたボタンヘッドキャップねじである。
図9は、上述のクッションシリンダ14と同一である別のクッションシリンダ14−3を例示するが、第2の軸受14j2−3が別個のリテーナを使用せずにピストン14p−3に直接しっかりと固定されることを除く。第2の軸受14j2−3は、ピストン14p−3の窪み14r−3にしっかりと受け取られる中心本体部分314aを具備する。第2の軸受14j2−3は、中心本体部分314aから半径方向に外向きに突出し且つシリンダ本体14bの内腔14c内に締まり嵌めする円形軸受ディスク314bをさらに具備し、ピストン14p−3を内腔14cに摺動可能に支持する際に第1の軸受14j1−3に協働する。図8の実施の形態14−2とは異なり、第2の軸受14j2−3は、ピストン14p−3に直接ねじ込み式に接続される。そのために、ピストン14p−3の窪み14r−3および第2の軸受の中心本体部分314aは、それぞれ、噛み合いねじ山316a、316bを具備し、これは、第2の軸受をピストン14p−3にしっかりと固定する。すべての実施の形態におけるように、軸受14j2−3は、軸方向にまたはピストン14p−3に対して半径方向に、動くことはできない。
図10は、別に示され且つ/または記載される場合を除いて、上述のクッションシリンダ14と同一であるクッションシリンダ14−4の実施の形態を示す。クッションシリンダ14−4は、ちょうど述べられた実施の形態14−2および14−3にも類似するが、第2の軸受14j2−4が異なるやり方でピストン14p−4にしっかりと固定されることを除く。第2の軸受14j2−4は、中心本体部分414aと、中心本体部分から半径方向に外向きに突出し且つシリンダ本体14bの内腔14c内に締まり嵌めする円形軸受ディスク414bと、を具備し、上述のように、ピストン14p−4を摺動可能に支持する際に第1の軸受14j1−4に協働する。第2の軸受14j2−4の中心本体部分414aは、ピストン14p−4のボス414d上にしっかりと受け取られる開口414cを具備する。第2の軸受14j2−4は、ピストンの環状窪み414eにも座し、したがって、ピストンに対して半径方向に動くことができない。ボス414dは周囲溝414fを具備し、Cクリップ等の保持リング414gが溝414fに設置され、第2の軸受の本体414aにも軸方向に当接し、軸受をピストン14p−4に固定し、軸受の軸方向運動を防止する。
図11は、別に示され且つ/または記載される場合を除いて、上述のクッションシリンダ14と同一であるクッションシリンダ14−5の実施の形態を示す。クッションシリンダ14−5は、ちょうど述べられた実施の形態14−4にも類似するが、第2の軸受14j2−5が異なるやり方でピストン14p−5にしっかりと固定されることを除く。軸受14j2−5は、中心本体部分514aと、中心本体部分514aから半径方向に外向きに突出し且つシリンダ本体14bの内腔14c内に締まり嵌めする円形軸受ディスク514bと、を具備し、上述のように、ピストン14p−5を摺動可能に支持する際に第1の軸受14j1−5に協働する。第2の軸受の中心本体部分514aは、ピストン14p−5の窪み14r−5にしっかりと受け取られる開口414cを具備する。窪み14r−5および中心本体部分514aは、それぞれ環状溝514d、514eを画成し、これらは、本体が窪み14r−5に完全に設置されるときに軸方向に整列配置される。軸受本体514aが窪み14r−5に設置される前に、cクリップまたは他のスナップリングリテーナ514fが、その環状溝514eに座し、ついで、半径方向に圧縮され、本体514aがピストン窪み14r−5に摺動可能に受け取られることを可能にする。リテーナ514fは、窪みの環状溝514dに整列配置されるときに、弾性的に半径方向に膨張し、第2の軸受14j2−5をピストンへ捉え、これを、ピストンに対する軸方向運動に対して抑止するようにする。ここで、再度、軸受14j2−5は、その中心本体514aとピストン窪み14r−5との間に非常に締まり嵌めするため、ピストン14p−5に対して半径方向に動くことが防止される。
図12は、別に示され且つ/または記載される場合を除いて、上述のクッションシリンダ14と同一であるクッションシリンダ14−6の実施の形態を例示する。ピストン14p−6は、流体シール14fsが座す第1の環状周囲溝614aを具備する。シール14fsが内腔14cの内壁14iに摺動可能に当接し、窒素または他の不活性偏倚ガスがピストン14p−6と内腔14cの内壁14iとの間に逃げるのを防止する。ピストンは、第1の溝614aに対して軸方向に外向きに位置する第2の環状溝614bを具備し、その中にワイパーシール14wsが座し、内壁14iに摺動可能に係合し、これをきれいにし滑らかにし、汚染物質が内腔14c内に通るのを阻止する。第1および第2の軸受14j1−6、14j2−6は、各々が円形リング軸受であり、第1の環状溝614aの対向する側部でピストン14p−6の周囲にプレス嵌めし、ピストン14p−6を内腔14cに摺動可能に支持する。第1および第2の軸受は、鋼、黄銅、アルミニウム等の金属基部に配置された軸受材料等のいずれの適切な材料から画成される。
図13は、別に示され且つ/または記載される場合を除いて、ちょうど図12に関連して述べたクッションシリンダ14−6と同一であるクッションシリンダ14−7の実施の形態を例示する。ピストン14p−7は、流体シール14fsが座す第1の環状周囲溝714aを具備する。シール14fsは、内腔14cの内壁14iに摺動可能に当接し、窒素または他の偏倚流体がピストン14p−7と内腔14cの内壁14iとの間に逃げるのを防止する。ピストンは、第1の溝714aに対して軸方向に外向きに位置する第2の環状溝714bをさらに具備し、その中にワイパーシール14wsが座し、内壁14iに摺動可能に係合し、これをきれいにし滑らかにし、汚染物質が内腔14c内に通るのを阻止する。他の実施の形態とは異なり、ピストン14p−7は、環状周囲溝714c、714dをさらに具備し、その中にそれぞれ第1および第2の軸受14j1−7、14j2−7が座す。第1の軸受受取溝714cは、ワイパーシール溝714bからすぐ軸方向に内向きに位置し、これと交差し、そのため、第1の軸受14j1−7はワイパーシール14wsに当接する。第2の軸受受取溝714dは、軸方向に内向きに位置し、シール受取溝714aから間隔をおかれる。第1および第2の軸受14j1−7、14j2−7は、各々がスプリット軸受であり、これは、適所に巻かれるか、または、ピストン14p−7に設置されるために半径方向に膨張される円形形状に予め形成される。ここで、再度、第1および第2の軸受は、青銅充填PTFE等のいずれの適切な材料から画成される。
第1および第2の軸受は、一体的であってもよく、且つ/または、ピストンを備えたワンピース構造物として画成されてもよい。図14は、別に示され且つ/または記載される場合を除いて、上述のクッションシリンダ14と同一であるようなクッションシリンダ14−8の実施の形態を例示する。ピストン14p−8は、適切なポリマーまたは他の軸受材料から画成されるワンピース構造物を具備する。ピストン14p−8は、全体が流体シール14fsが座す第1の環状周囲溝814aを具備する。シール14fsは、内腔14cの内壁14iに摺動可能に当接し、窒素または他の不活性偏倚ガスがピストン14p−8と内腔14cの内壁14iとの間に逃げるのを防止する。ピストンは、第1の溝814aに対して軸方向に外向きに位置する第2の環状溝814bをさらに具備し、その中にワイパーシール14wsが座し、内壁14iに摺動可能に係合し、これをきれいにし滑らかにし、汚染物質が内腔14c内に通るのを阻止する。第1および第2の軸受14j1−8、14j2−8は、各々がピストン14p−8を備えてワンピース構造物として画成され、各々がピストン14p−8の円形周囲部分によって画成され、協働して、ピストン14p−8を内腔14cに摺動可能に支持する。
次に図15を参照すると、別の代替のクッションシリンダの実施の形態14−9が例示され、別に示され且つ/または記載される場合を除いて、クッションシリンダ14と同一である。ピストン14p−9の周囲表面14d−9は、円筒形であり、ピストン14p−9がその完全前進位置にあるときに本体14bのフランジ14f2に当接するフランジ14e−9を具備する。フランジ14e−9の内側面は、第1および第2のステップ14g1−9、14g2−9を画成する。環状ワイパーシール部材14wsは、ステップ14g1−9に座し、残滓が内腔14c内に入るのを防止するように、本体の内壁14iに摺動可能に当接しこれに封止式に係合する。
シリンダ14−9は、前進位置と後退位置との間を動くために、内壁14iに当接しピストン14pを内腔14cに摺動可能に支持する第1および第2の軸受14j1−9、14j2−9を具備する。第1および第2の軸受14j1−9、14j2−9は、環状軸受部材914とワンピース構造物として一緒に画成され、シール受取溝920を画成するU字形断面を有し、その中に流体シール14fsが本体14bの本体内壁14iに摺動可能に係合するように座し、加圧窒素ガスまたは他の不活性偏倚ガスが内壁14iと軸受部材914との間に逃げるのを防止する。軸受部材914は、フェノール樹脂または他の材料等の適切な軸受材料から画成され、ピストン外側表面14d−9をしっかりと囲繞し、第2のステップ14g2−9に対して軸方向に当接される。Oリング等のシール930が溝に座し、ピストン外側表面14d−9を囲繞し、軸受部材914をピストン14d−9に封止式に係合し、偏倚ガスがその間に逃げるのを防止する。軸受部材914は、ワイパーシール14wsに軸方向に当接し、それ自体とステップ14g1−9との間に軸方向に圧縮して、ワイパーシール14wsを半径方向に膨張し且つ内壁14iとの封止係合を改良するようにする。
軸受部材914は、中心本体14q1−9および半径方向フランジ14q2−9を具備するキャップ状リテーナ14q−9によってピストン14p−9に作用的に固定される。中心本体14q1−9は、ピストン14p−9の窪み14r−9内に非常にしっかりと受け取られ、リテーナのフランジ14q2−9は軸受部材914に当接し、これをピストン14p−9へ捉える。好ましくは、軸受部材914は、窪み916を画成し、その中に、フランジ14q2−9が、軸受部材と軸方向に同一平面上にあるように座す。リテーナ14q−9は、キャップねじ14s等の適切な手段によってピストン14p−qにしっかりと固定され、軸受部材914をピストンへ捉える。リテーナ14qをピストン14pに固定するための他の締結手段、たとえばねじ山等が企図され、本発明の範囲および意図内であるとみなされる。上記の構造およびアセンブリを前提とすると、軸受部材914は、ピストン14p−9に対して動くことができない。
図16は、クッションシリンダへの代替を14−9’で例示する。別に示され且つ/または記載される場合を除いて、シリンダ14−9’は、クッションシリンダ14−9と同一である。シリンダ14−9’において、軸受部材914およびリテーナ14q−9は、締結具14sによってピストン14p−9’に直接しっかりと固定される第1および第2のフェノール樹脂のまたは他の軸受14j1−9’、14j2−9’を具備するワンピース軸受部材914’内に一体化される。軸受部材914’とピストン14p−9’とのインタフェースで、ピストンは、溝932’を画成し、その中で、Oリングシール等が座し軸受部材914’によって圧縮されて、偏倚流体が軸受部材とピストンとの間に逃げるのを防止する。軸受部材914’は、流体シール14fsが座す周囲溝920’を画成する。上記に注記されるように、シール14fsは、内壁14iに摺動可能に係合し、偏倚ガスが軸受部材914’と内壁14iとの間に逃げるのを防止する。
図17は、別に示され且つ/または記載される場合を除いて、上述のクッションシリンダ14と同一であるクッションシリンダ114を例示する。シリンダ114は、本体の内壁14iに当接して位置しピストン114pを内腔14cに摺動可能に支持する単一の軸受114jを具備する。軸受114jは、フェノール樹脂または他のポリマーまたは他の材料等の適切な軸受材料から環状部材として画成され、プレス嵌めでピストン外側表面114dをしっかりと囲繞する。ピストン114pは、ワイパーシール114wsが座すフランジ114eを画成する。ワイパーシールは、内壁14iに摺動可能に当接し、これをきれいにし/滑らかにする。軸受114jは、ワイパーシール114wsに軸方向に当接する。ピストン外側表面114dは、流体シール114fsが座す周囲溝114sをさらに画成する。シールは、内壁14iに摺動可能に当接し、偏倚ガスまたは他の流体がピストン外側表面114dと内壁14iとの間に逃げるのを防止する。単一の軸受114jは、軸受長さLを規定する。内腔14cは、直径Dを規定し、クッションシリンダ114は、クッションシリンダ14に関して上記に規定されたように、臨界の比率L:Dを満足させる。
本発明は、好適な実施の形態を参照して説明されてきた。この明細書を読めば、当業者には修正例および代替例が浮かぶ。本発明は、すべてのそのような修正例および代替例を含むと解釈されることが意図される。
金属プレスのラムまたはボルスタ用の従来の高圧不活性ガスクッションアセンブリの部分平面図である。 図1の線A−Aに沿って取られた断面図である。 本発明の別の態様にしたがって形成され且つ金属プレスのラムまたはボルスタに使用可能である高圧不活性ガスクッションアセンブリの部分平面図である。 線A−Aに沿って取られた図2のクッションアセンブリを通る断面図である。 図3Aに類似するが、クッションシリンダを単独で示す。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの断面図であり、これが関連金属加工ダイのピンに係合するのを示す。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの部分断面図である。 従来のクッションシリンダの部分断面図である。 本発明の代替の実施の形態にしたがって形成されたクッションシリンダの部分断面図である。 本発明の代替の実施の形態にしたがって形成されたボルスタクッションシリンダの断面図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。 本発明にしたがって形成されたクッションシリンダの追加の代替の実施の形態を示す図である。
符号の説明
10 高圧不活性ガスクッションアセンブリ
12 マニホールド
12c シリンダ装着場所または内腔
12g 流体流れ通路
12t、14t、316a、316b 噛み合いねじ山
14、 シリンダ
14a 外側端
14b 本体
14c 内腔
14fs 環状流体シール
14g1、14g1−9 第1のステップ
14g2、14g2−9 第2のステップ
14i 内壁
14j1 第1の軸受
14j2 第の軸受
14m 内側面
14o 外側面
14p ピストン

Claims (35)

  1. 金属打ち抜きプレスのラムまたはボルスタ用のクッションであって、
    流体流れ通路と、各々が少なくとも1つの前記流体流れ通路に連通する複数のシリンダ装着場所と、を具備するマニホールドと、
    それぞれ前記複数のシリンダ装着場所に位置する複数のクッションシリンダとを具備し、各クッションシリンダが、
    直径Dを有する内腔を画成する内壁を具備する本体と、
    前記内腔に位置し対向する内側面および外側面を具備するピストンであって、前記外側面は前記内腔および前記マニホールドに対して外向きに配向されるピストンと、
    前記ピストンに支持され前記内腔を画成する前記内壁に摺動可能に係合する流体シールと、
    前記ピストンに支持され前記内腔を画成する前記内壁に摺動可能に係合する第1および第2の軸方向に間隔をおいた軸受であって、前記第1および第2の軸受は、前記ピストンが前記シリンダ本体の外側端に隣接して位置する前進位置と、前記ピストンが前記シリンダ本体の前記外側端から離れて前記内腔内に軸方向に動く後退位置と、の間を往復摺動運動するために、前記ピストンを前記内腔に摺動可能に支持するように協働し、前記軸受は、その間に包含的に、前記内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する第1および第2の軸受とを具備する、金属打ち抜きプレスのラムまたはボルスタ用のクッション。
  2. 前記軸受長さLは、前記内腔直径Dの25%未満かまたはそれに等しい請求項1記載のクッション。
  3. 前記第2の軸受は前記第1の軸受から軸方向に内向きに位置し、前記流体シールは前記第1および第2の軸受の間に軸方向に位置する請求項1記載のクッション。
  4. 前記マニホールドの前記流体流れ通路は、少なくとも2068.5キロパスカル(kPa)の圧力で加圧不活性ガスが充填され、前記複数のシリンダの各々の前記流体シールは、前記加圧不活性ガスが前記ピストンと前記内腔を画成する前記シリンダ本体の前記内壁との間に逃げるのを防止し、前記加圧不活性ガスは各クッションシリンダの前記ピストンを前記前進位置へ偏倚する請求項1記載のクッション。
  5. 前記内腔は長手方向軸のまわりに画成され、前記第1および第2の軸受は、前記内腔内の前記ピストンが前記長手方向軸に対して傾斜するのを防止し、前記ピストンが前記内腔内に不動になるのを防止し、前記シールが前記内腔を画成する前記内壁から分離するのを防止する請求項4記載のクッション。
  6. 前記複数のクッションシリンダの各々は、前記第1の軸受から軸方向に外向きに前記ピストンに位置するワイパーシールをさらに具備し、前記ワイパーシールは、前記内腔を画成する前記シリンダ本体の前記内壁に摺動可能に係合し、汚染物質が前記内腔内に前記ピストンと前記内壁との間に進入するのを阻止する請求項3記載のクッション。
  7. 前記ピストンは、前記第1の軸受が受け取られる円筒形周囲を具備し、前記第2の軸受は、前記ピストンと前記ピストンにしっかりと固定されるリテーナとの間に不動に保持される請求項1記載のクッション。
  8. 前記複数のクッションシリンダの各々の前記第2の軸受は、中に画成された中心開口を含む環状ディスク部材を具備し、前記クッションシリンダの各々は、本体と前記本体から外向きに突出するフランジとを具備する軸受リテーナをさらに具備し、前記軸受リテーナの前記本体は、前記第2の軸受の前記中心開口に受け取られ、前記ピストンにしっかりと固定され、前記軸受リテーナの前記フランジは、前記第2の軸受に係合しこれを前記フランジと前記ピストンとの間にクランプする請求項7記載のクッション。
  9. 前記ピストンは、中に画成された窪みを具備し、前記軸受リテーナの前記本体は、最小半径方向クリアランスで前記第2の軸受の前記中心開口を通って受け取られ、最小半径方向クリアランスで前記ピストンの前記窪み内に嵌り、前記第1および第2の軸受の軸方向整列配置を確実にする請求項8記載のクッション。
  10. 各クッションシリンダの前記第2の軸受は、前記軸受リテーナの前記フランジが座す窪みを前記第2の軸受が画成するように、半径方向外側部分に対して軸方向厚さが減少した半径方向内側部分を有する請求項9記載のクッション。
  11. 前記クッションシリンダの各々の前記第2の軸受の前記半径方向外側部分は、片持ち梁式にされるように、前記ピストンの前記円筒形周囲および前記軸受リテーナの前記フランジから半径方向に外向きに突出する請求項10記載のクッション。
  12. 前記クッションシリンダの各々において前記第2の軸受と前記流体シールとの間に軸方向に空間が画成されて、前記流体シールと前記第2の軸受との間の干渉を防止する請求項11記載のクッション。
  13. 前記クッションシリンダの各々用に、前記ピストンは、前記円筒形周囲から半径方向に外向きに突出するフランジを具備し、これは、前記ピストンが前記前進位置にあるときに前記シリンダ本体に当接し、前記ワイパーシールおよび前記第1の軸受は、前記ピストンの前記フランジに支持される請求項12記載のクッション。
  14. 各クッションシリンダの前記ピストンの前記フランジは、ステップ状にされ、前記ワイパーシールを支持する第1のステップと、前記第1の軸受を支持する第2のステップと、を具備する請求項13記載のクッション。
  15. 各クッションシリンダの前記第1の軸受は、溝を画成し、その中で、前記ワイパーシールは、前記第1の軸受と前記ピストンの前記フランジとの間に位置決めされる請求項13記載のクッション。
  16. 複数シリンダ高圧クッションマニホールド用のクッションシリンダであって、
    直径Dを有する内腔を画成する内壁を有する本体と、
    前記内腔に位置し、対向する内側面および外側面を具備し、前記外側面は前記内腔および前記マニホールドに対して外向きに配向されるピストンと、
    前記ピストンに支持され、前記内腔を画成する前記内壁に摺動可能に係合する流体シールと、
    前記ピストンに支持され、前記内腔を画成する前記内壁に摺動可能に係合する第1および第2の軸方向に間隔をおいた軸受であって、前記第1および第2の軸受は、前記ピストンが前記シリンダ本体の外側端に隣接して位置する前進位置と、前記ピストンが前記シリンダ本体の前記外側端から離れて前記内腔内に軸方向に動く後退位置と、の間を往復摺動運動するために、前記ピストンを前記内腔に摺動可能に支持するように協働し、前記軸受は、その間に包含的に、前記内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する第1および第2の軸受と、
    を具備するクッションシリンダ。
  17. 前記軸受長さLは、前記内腔直径Dの25%未満かまたはそれに等しい請求項16記載のクッションシリンダ。
  18. 前記第2の軸受は前記第1の軸受から軸方向に内向きに位置し、前記流体シールは前記第1および第2の軸受の間に軸方向に位置する請求項16記載のクッションシリンダ。
  19. 前記内腔は、少なくとも2068.5kPaの圧力で加圧不活性ガスを含み、前記流体シールは、前記加圧不活性ガスが前記ピストンと前記内腔を画成する前記シリンダ本体の前記内壁との間に逃げるのを防止し、前記加圧不活性ガスは前記ピストンを前記前進位置へ偏倚する請求項16記載のクッションシリンダ。
  20. 前記内腔は長手方向軸のまわりに画成され、前記第1および第2の軸受は、前記内腔内の前記ピストンが前記長手方向軸に対して傾斜するのを防止し、前記ピストンが前記内腔内に不動になるのを防止し、前記シールが前記内腔を画成する前記内壁から分離するのを防止する請求項19記載のクッションシリンダ。
  21. 前記ピストンに位置するワイパーシールをさらに具備し、前記第1の軸受から軸方向に外向きに前記内腔を画成する前記シリンダ本体の前記内壁に摺動可能に係合し、汚染物質が前記内腔内に前記ピストンと前記内壁との間に進入するのを阻止する請求項18記載のクッションシリンダ。
  22. 前記ピストンは、前記第1の軸受が受け取られる円筒形周囲を具備し、前記第2の軸受は、前記ピストンと前記ピストンにしっかりと固定されるリテーナとの間に不動に保持される請求項16記載のクッションシリンダ。
  23. 前記第2の軸受は、中に画成された中心開口を含む環状ディスク部材を具備し、前記クッションシリンダは、本体と前記本体から外向きに突出するフランジとを具備する軸受リテーナをさらに具備し、前記軸受リテーナの前記本体は、前記第2の軸受の前記中心開口に受け取られ、前記ピストンにしっかりと固定され、前記軸受リテーナの前記フランジは、前記第2の軸受に係合しこれを前記フランジと前記ピストンとの間にクランプする請求項22記載のクッションシリンダ。
  24. 前記ピストンは、中に画成された窪みを具備し、前記軸受リテーナの前記本体は、最小半径方向クリアランスで前記第2の軸受の前記中心開口を通って受け取られ、最小半径方向クリアランスで前記ピストンの前記窪み内に嵌り、前記第1および第2の軸受の軸方向整列配置を確実にする請求項23記載のクッションシリンダ。
  25. 前記第2の軸受は、第2の部分に対して軸方向厚さが減少した第1の部分を含み、前記より薄い部分は前記軸受リテーナの前記フランジの間にクランプされ、前記より厚い部分は支持されず、前記ピストンおよび前記軸受リテーナに対して片持ち梁式にされる請求項24記載のクッションシリンダ。
  26. 前記第2の軸受の一部は、前記ピストンおよび前記軸受リテーナから半径方向に外向きに突出し、それらに対して片持ち梁式にされる請求項23記載のクッションシリンダ。
  27. 前記第2の軸受と前記流体シールとの間に軸方向に空間が画成されて、前記流体シールと前記第2の軸受との間の干渉を防止する請求項26記載のクッションシリンダ。
  28. 前記ピストンは、前記円筒形周囲から半径方向に外向きに突出するフランジを具備し、これは、前記ピストンが前記前進位置にあるときに前記シリンダ本体に当接し、前記ワイパーシールおよび前記第1の軸受は、前記ピストンの前記フランジに支持される請求項26記載のクッションシリンダ。
  29. 前記ピストンの前記フランジは、ステップ状にされ、前記ワイパーシールを支持する第1のステップと、前記第1の軸受を支持する第2のステップと、を具備する請求項28記載のクッションシリンダ。
  30. 前記第1の軸受は、溝を画成し、その中で、前記ワイパーシールは、前記第1の軸受と前記ピストンの前記フランジとの間に位置決めされる請求項28記載のクッションシリンダ。
  31. 金属打ち抜きプレスのラムまたはボルスタ用のクッションであって、
    流体流れ通路と、各々が少なくとも1つの前記流体流れ通路に連通する複数のシリンダ装着場所と、を具備するマニホールドと、
    それぞれ、前記複数のシリンダ装着場所に位置する複数のクッションシリンダであって、各々が、
    直径Dを有する内腔を画成する内壁を具備する本体と、
    前記内腔に位置し対向する内側面および外側面を具備するピストンであって、前記外側面は前記内腔および前記マニホールドに対して外向きに配向されるピストンと、
    前記ピストンに支持され前記内腔を画成する前記内壁に摺動可能に係合する流体シールと、
    前記ピストンに支持され前記内腔を画成する前記内壁に摺動可能に係合し、前記ピストンが前記シリンダ本体の外側端に隣接して位置する前進位置と、前記ピストンが前記シリンダ本体の前記外側端から離れて前記内腔内に軸方向に動く後退位置と、の間を往復摺動運動するために、前記ピストンを前記内腔に摺動可能に支持する少なくとも1つの軸受であって、前記内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する少なくとも1つの軸受と、
    を具備するクッションシリンダと、
    を具備するクッション。
  32. 前記マニホールドの前記流体流れ通路は、少なくとも2068.5kPaの圧力で加圧不活性ガスが充填される請求項31記載のクッション。
  33. 前記軸受長さLは、前記内腔直径Dの25%未満かまたはそれに等しい請求項32記載のクッション。
  34. 複数シリンダ高圧クッションマニホールド用のクッションシリンダであって、
    直径Dを有する内腔を画成する内壁を含む本体と、
    前記内腔に位置し対向する内側面および外側面を具備するピストンであって、前記外側面は前記内腔および前記マニホールドに対して外向きに配向されるピストンと、
    前記ピストンに支持され前記内腔を画成する前記内壁に摺動可能に係合する流体シールと、
    前記ピストンに支持され前記内腔を画成する前記内壁に摺動可能に係合し、前記ピストンが前記シリンダ本体の外側端に隣接して位置する前進位置と、前記ピストンが前記シリンダ本体の前記外側端から離れて前記内腔内に軸方向に動く後退位置と、の間を往復摺動運動するために、前記ピストンを前記内腔に摺動可能に支持する少なくとも1つの軸受であって、前記内腔直径Dの40%未満かまたはそれに等しい軸受長さLを規定する少なくとも1つの軸受と、
    を具備するクッションシリンダ。
  35. 前記軸受長さLは、前記内腔直径Dの25%未満かまたはそれに等しい請求項34記載のクッションシリンダ。
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