JP2001342818A - 排ガス微粒子フィルター - Google Patents

排ガス微粒子フィルター

Info

Publication number
JP2001342818A
JP2001342818A JP2000207551A JP2000207551A JP2001342818A JP 2001342818 A JP2001342818 A JP 2001342818A JP 2000207551 A JP2000207551 A JP 2000207551A JP 2000207551 A JP2000207551 A JP 2000207551A JP 2001342818 A JP2001342818 A JP 2001342818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
honeycomb
cell
sheet
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000207551A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuya Nagayama
脩也 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000207551A priority Critical patent/JP2001342818A/ja
Publication of JP2001342818A publication Critical patent/JP2001342818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウォールフロー型フィルターにおいて、濾過材
が捕集微粒子の燃焼熱に性よって高温に曝されることに
対し濾過材のクラック発生を防止して耐久の向上をはか
る。また、排ガス微粒子の堆積に対し濾過面の再生を計
る。 【解決手段】セラミック繊維シートを使用してハニカム
構造体内部が高温に曝されることによって発生する熱膨
張を吸収するようにして濾過材のクラック発生を防止す
る。また、排ガス微粒子を自然酸化させるため濾過材の
一部に断熱スペースを設け、さらに、微粒子の酸化触媒
の併用を可能とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディーゼルエンジン
等の排ガス中に含まれる微粒子が大気へ放出されること
を防止する。
【0002】
【従来の技術】「請求項1」および「請求項2」に対す
る従来技術は次の通り。セラミックソリッド材を押出成
形したハニカムを使用した多孔質セラミックウォールフ
ロー型およびセラミックシートをハニカム構造に積層し
たセラミックシートウォールフロー型およびセラミック
繊維シートを円筒状にひだ折りして形成したセラミック
繊維シートひだ折り型が有る。
【0003】以下、これらの概要及び問題点について記
載する。先ず、多孔質セラミックウォールフロー型微粒
子フィルターの例を図16および図17により説明す
る。
【0004】通常、排ガス中の微粒子を捕捉し且つ排ガ
ス成分分子が自由に通過可能な無数の細孔を有する多孔
質セラミックハニカム構造体(20)は、熱処理時の重
量減少率の高い易燃焼性のカーボン粉を造孔剤としてS
iO・Al・MgO等から成るセラミック化原
料粉末に添加・混合し、次いでこの原料をハニカム構造
体を形成させる金型を通して押出成型した後、製造段階
でのクラック発生防止のため入念に乾燥し焼成して外形
を整えると共に、造孔剤を燃焼させることによって無数
の細孔が得られる。
【0005】次いで、ハニカム構造体のセル壁(25)
に仕切られ排ガス流路方向に多数設けられた貫通穴(1
6)と、貫通穴(16)の排ガス入口側と排ガス出口側
の端面部(17)に交互に設けられた封止栓(19)を
備えている。
【0006】排ガス(1)は排ガス出口側が封止栓(1
9)によって閉じられた第1のセル(26)の排ガス入
口より流入した後、造孔剤によって生成された無数の細
孔を有する多孔質セラミックからなるセル壁(25)を
通過して隣接する排ガス入口側が封止栓(19)によっ
て閉じられている第2のセル(27)に移行して排ガス
出口より流出し、微粒子はハニカムセルを構成している
セル壁(25)に有る無数の細孔により捕集除去され
て、浄化された排ガス(1)が排ガス出口へ導かれる。
【0007】しかしながら、部分的または大量に捕集さ
れまたは堆積した排ガス中のすす及び燃料等の未燃物等
よりなる微粒子の自然酸化燃焼、あるいは別途設置され
るバーナー方式・ヒータ方式・燃焼触媒方式及びマイク
ロ波照射方式等によって前記微粒子を強制的に燃焼除去
してフィルターを再生するのためのフィルター再生手段
を併用する場合は、その燃焼再生時に短時間で高熱が生
じるため濾過材が急激且つ局部的に高温状態に曝され
る。
【0008】ここで、セラミックソリッド材を押出成形
して成るハニカム構造体(20)は、通常、製造時にお
ける押出成形・乾燥・焼成時に発生する局部応力が内部
に微妙に残留している。
【0009】一方、完成した多孔質セラミックハニカム
構造体(20)は熱伝導率が低い上に、前記微粒子の燃
焼時に生じる熱によるハニカム構造体(20)各部の上
昇温度並びに温度上昇速度が必ずしも均一でなく、ま
た、セラミックソリッド材は極めて硬くて脆い性質を有
するためハニカム構造体(20)内部に微小な熱膨張差
が生じることに伴って熱応力が生じる。
【0010】前記残留応力に上記熱応力が加わることに
よって短時間に且つ容易にハニカム構造体(20)にク
ラックが発生して、所期の機能を維持できなくなる欠点
がある。(本件に関する問題点並びに対応策については
特開平3−258347、同4−298619、同4−
301129、同5−168831公報に詳述されてい
る)
【0011】また、隣接するセルを市松模様状に排ガス
入口側及び排ガス出口側を封止栓(19)により交互に
確実に閉じる構造の製作、並びに多種多様な外形寸法及
び各種セル寸法のハニカム構造体(20)への製作対応
は工業生産上容易でない。(本件に関する問題点並びに
対応策については特開平10−99625公報に詳述さ
れている)
【0012】また、密度が大きいセラミックソリッド材
からなるハニカム構造体(20)は重量が大きくなる欠
点がある。
【0013】次に、セラミックシートウォールフロー型
微粒子フィルターの例を図18及び図19により説明す
る。
【0014】本技術は,Al、SiO繊維とア
ルミナシリカ系粘土もしくはMgOの粉末を担持させた
ものを同時に抄造してシート状体を作成してから、その
シート状体を所定寸法に切断し平板状のシートを作成し
更に別の平板シートを矩形金型や波形金型でコルゲート
シートを作製してこれらを交互に積層してハニカム構造
体(20)を形成している。
【0015】このように抄造して得られたセラミックシ
ートは密度が高く脆い性質があって柔軟性が不充分であ
るため、得られたハニカム構造体(20)には前記多孔
質セラミック型と同様の理由によって発生するクラック
防止策として応力緩和等の構造的手段を別途設ける必要
があり、製造上並びに応力緩和部分の隙間からの微粒子
のショートパス防止上問題がある。(特開平7−269
32公報参照)
【0016】次に、セラミック繊維シートひだ折り型微
粒子フィルターの例を図20により説明する。
【0017】排ガス(1)は排ガス入口より導入されて
セラミック繊維シートをひだ折り状に形成した濾過材
(38)によって前記微粒子が捕集された後、浄化され
た排ガス(1)は排ガス出口へ導かれる。
【0018】本型式の排ガス微粒子フィルターはその濾
過材(38)であるセラミック繊維シートをひだ折り状
に形成する必要があるため、その幾何学形状における制
約並びにひだ折り状に形成のための製造上の制約から、
濾過材(38)の単位体積当たりの濾過面積を大きくと
ることができない。
【0019】言い換えれば、実用上、スペース上の制約
から充分なる濾過面積を確保できないことになるので、
ディーゼルエンジン等からの排ガスの濾過材通過抵抗に
より発生する圧力損失の許容値に対して微粒子の捕捉に
伴って増加する圧力損失が越えないようにするためには
濾過材の頻繁な取り替えが必要となる。
【0020】従って、本型式のフィルターを採用する場
合は別途装置としてバーナー方式・ヒータ方式・燃焼触
媒方式及びマイクロ波照射方式等によって前記微粒子を
強制的に燃焼除去して濾過材(38)の濾過面を常に再
生しておくためのフィルター再生手段の併用が実用上不
可欠である。
【0021】また、通常、本型式フィルターの全体構成
上の制約から、排ガス(1)は排ガス入口より導入され
た後ひだ折り状の濾過材(38)に流入するために、排
ガスの流線は一旦、方向変換(44)が必要となり濾過
材(38)の外周部にガス流れの方向変換用スペース
(45)を設ける必要がある。
【0022】即ち、上記理由によりフィルター全体の外
形寸法が大型化する欠点があり、特に設置スペース上の
制約が厳しい自動車用または船舶用等として使用する場
合に支障がある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記「従来の技術」に
記載の問題点を解決する。多孔質セラミックハニカム構
造体に形成された多孔質セラミックウォールフロー型微
粒子フィルターに対しては、排ガス中のすす及び燃料等
の未燃物等よりなる微粒子の燃焼時に短時間で高熱が生
じるため濾過材が高温に曝されることによる高温下での
濾過材の破損を防止して耐久性の向上をはかる。
【0024】また、多孔質セラミックハニカム構造体
(21)はセル壁厚さが厚く密度が大きいので重量が大
きくなる欠点がある。
【0025】また、ハニカムセル端部を塞ぐための封止
材の取付作業を容易にして製造し易くする。
【0026】次にセラミックシートをハニカム構造に積
層したセラミックシートウォールフロー型微粒子フィル
ターに対しては、特別の応力緩和策を用いなくてもクラ
ックが発生しないようにすると共にハニカム構造体の製
造を容易にする。
【0027】セラミック繊維シートを円筒状にひだ折り
して形成したセラミック繊維シートひだ折り型微粒子フ
ィルターに対しては、濾過材の単位体積当たりの濾過面
積を大きくして通過排ガスの圧力損失を小さくし、更
に、フィルター全体の外形寸法を小型化する。
【0028】上記の通り、濾過材の耐久性が高く濾過面
積が大きく濾過機能再生のための捕集微粒子除去手段を
備え、軽量・コンパクトで製造性に優れ大量生産に有利
な排ガス微粒子フィルターを提供することを目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】多孔質セラミックウォー
ルフロー型微粒子フィルター及びセラミックシートウォ
ールフロー型微粒子フィルターに対し、排ガス中のすす
及び燃料等の未燃物等よりなる微粒子が濾過材であるハ
ニカム構造体に全体的または局所的に捕捉され燃焼する
ことによってホットスポット及び急激燃焼の発生があっ
ても、燃焼熱の排ガス中への放散性がよくハニカム構造
体のクラック発生を防止するためポーラスでセラミック
繊維同士が良好に結合されて柔軟性の高いセラミック繊
維シートから形成されたセラミック構造体を使用する。
【0030】同時に、セラミック繊維シートはセル壁厚
さを薄くでき、また、密度も小さい。従って、ハニカム
構造体の重量が1/2〜1/3に低減できるのでフィル
ター全体の重量を格段に小さくできる。
【0031】また、セラミック繊維シートひだ折り型微
粒子フィルターに対しては、図22に示す通り、単位体
積当たり濾過面積が格段に広いハニカム構造体からなる
濾過材が使用できるばかりでなくフィルター外形寸法を
外形寸法比に応じ格段に小さくできる。
【0032】図23はセラミック繊維シートを用いたひ
だ折り型フィルターとウォールフロー型フィルターの相
対寸法比較を示したものである。
【0033】また、ハニカムセルを排ガス入口側と排ガ
ス出口側で封止材によって塞ぐ位置が、ハニカム段毎に
腹面及び背面に連続しているため、各ハニカム段を積層
して行うシート状ハニカム構造体の製法にとって好都合
であり、ハニカムセルの端部を封止材で塞ぐ作業が極め
て工業的に容易に実施できる。
【0034】一方、捕捉された微粒子は徐々にフィルタ
ー内部に捕集堆積し、そのままではやがて濾過材の目詰
まりが進行してディーゼルエンジン等の排ガスの排出が
著しく妨げられて運転継続ができなくなるので、堆積し
た微粒子を除去して濾過材を再生するためハニカム構造
体内部に断熱スペースを設ける。
【0035】また、前記自然酸化を促進されて濾過材再
生に更に寄与するため、排ガス中に含まれるすす及び燃
料等の可燃物の酸化を促進させることで広く知られてい
る酸化触媒を前記断熱スペースに含浸または塗布または
充填する。
【0036】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。本発明にかかるセラミック
構造体は、セラミック繊維70重量%以上、有機繊維1
5重量%以下および有機結合剤15重量%以下の混合物
よりセラミック繊維シートを先ず抄造し、得られたセラ
ミック繊維シートからなる以下に記載する特徴を有する
成型物に、コロイダルシリカまたはエチルシリケートを
適量含浸させた後このケイ素化合物をケイ酸ゲルに変換
し、次いで上記処理後の成型物を焼成してシートの中の
有機繊維および有機結合剤を燃焼させる方法によって製
造される。
【0037】上記の方法によって製造されたセラミック
構造体のシート壁内部の顕微鏡写真の模写図を図8に示
す。
【0038】図8よりセラミック繊維同士がその接合点
部分でケイ酸ゲルによって確実に結合され結合点間はセ
ラミック繊維が単独で存在している状況がわかる。
【0039】ここで、セラミック繊維自体は柔軟性を有
しているため、図9に示すようにセラミック繊維シート
に強制的変位が或る程度加わっても弾性変形内でその変
位を吸収できる。
【0040】従って、セラミック繊維シートからなるハ
ニカム構造体においても、図10に示すようにハニカム
構造体内部に発生する熱膨張による若干の一時的変形が
あっても弾性変形でそれを吸収してクラックを生じるこ
とはない。
【0041】「表1」はハニカム段幅150mmハニカ
ム積層高さ150mmガス流れ方向500mmの上記製
法によって製造したセラミック繊維シートよりなるハニ
カム構造体をなすウォールフロー型濾過材の10サンプ
ルにつき電気炉で600℃に加熱直後に大気中に曝露し
て急冷を行ったテストの結果を示す。
【0042】
【表1】
【0043】本テスト結果より、その後クラック発生状
況等の破損状況確認のため通風テストを実施し通風抵抗
の変化がなく且つ外観上のクラックも全くなく良好な結
果であることを確認した。
【0044】尚、セル壁内部の熱伝導および拡散の遅れ
によって生じる内部応力ができるだけ生じないようにク
ラック防止の観点からはセル壁厚さできるだけ薄い方が
望ましい。
【0045】因みに、セル壁の厚さについて、押出し製
法による多孔質セラミックハニカム構造体では通常1m
m程度で、本発明に適用するセラミック繊維シートは
0.4mm程度である。
【0046】また、「従来の技術」に記載のセラミック
シートはセラミック繊維とアルミナシリカ系粘土を同時
に抄造して製造されるのでセラミック繊維は骨材の働き
を担っているのに対して、本発明によるセラミック繊維
シートはセラミック繊維同士が重なり合う接合点部分に
確実にシリカゾルが固着しながら繊維自身の柔軟性を維
持できる組織構造となっている。
【0047】次に、ウォールフロー型ハニカム構造体の
構成について記載する。図2に示すように、このセラミ
ック繊維シートからなる連続したコルゲートシート(3
4)と平面シート(35)とを重ねてコルゲートシート
の山頂部または谷底部と平面シートとを交互に接着剤
(47)で接着して成巻することによって、図1に示す
ようにハニカムセル(22)が渦巻き状に連続し、且つ
図6に示すように各々のハニカムセル(22)が各々の
シート壁とコルゲートシートの山頂部または谷底部と平
面シートとを接合している接着材による接合部(46)
によって隔離されて独立したハニカムセル(22)を形
成し、図2に示す通り封止材(18)によって平面シー
ト(35)とコルゲートシート(34)の背面(36)
よりなるハニカムセル端部の一方を塞ぐと共に平面シー
ト(35)とコルゲートシート(34)の腹面(37)
よりなるハニカムセル端部の他方を塞いで、排ガス流路
の排ガス入口側のハニカムセル端部と排ガス出口側のハ
ニカムセル端部がシートの成巻方向(39)に隣接する
ハニカムセル毎に交互に図5のように塞いでいる。
【0048】同様に、図4に示すようにこのセラミック
繊維シートからなるコルゲートシート(34)と平面シ
ート(35)とを交互に重ね合わせてコルゲートシート
の山頂部または谷底部と平面シートとを交互に接着剤
(47)で接着して積層することによって、図3に示す
ようにハニカムセル(22)が平面状に連続し、且つ、
図6に示すように各々のハニカムセル(22)が各々の
シート壁とコルゲートシートの山頂部または谷底部と平
面シートとを接合している接着材による接合部(46)
によって隔離されて独立したハニカムセル(22)を形
成し、図4に示す通り封止材(18)によって平面シー
ト(35)とコルゲートシート(34)の背面(36)
よりなるハニカムセル端部の一方を塞ぐと共に平面シー
ト(35)とコルゲートシート(34)の腹面(37)
よりなるハニカムセル端部の他方を塞いで、排ガス流路
の排ガス入口側のハニカムセル端部と排ガス出口側のハ
ニカムセル端部がシートの左右方向(40)に隣接する
ハニカムセル毎に交互に図5のように塞いでいる。
【0049】一方、限られたスペース内での濾過面積の
効率的確保並びにハニカム流路内の排ガスの流れ抵抗を
小さくするため、ハニカムセル断面形状の選定も実用上
極めて重要である。
【0050】そのため、図6に示すシート壁(13)に
よって構成されるハニカムセル形状に関しシート壁(1
3)の厚さを含むハニカムセル断面(24)に対するハ
ニカムセル(22)の開口率が75%以上とする必要が
ある。
【0051】また、1ハニカムセルの断面を囲むシート
壁内面の周囲長さに対するシート壁同士が重なり合わな
い一重壁内面の総長さの割合が75%以上とする必要が
ある。
【0052】多重壁部分は、通常、接着材を使用してい
るので排ガス流れを更に阻害して微粒子の濾過に関して
完全に無効となる。
【0053】従って、例えば図7に示す矩形状のコルゲ
ートシートのように多重壁部分が長いハニカムセル形状
を使用した場合は、一重壁の総長さの割合が少なく相対
的に有効濾過面積が小さくなって好ましくない。
【0054】一方、図6に示すように三角状のコルゲー
トシートを使用したハニカムセル形状にすれば一重壁の
総延長の割合を75%以上とすることができて、ハニカ
ム構造体の単位体積に対する濾過面積が広くとれるので
排ガス微粒子フィルター全体の大きさをコンパクトにす
ることが可能となる。
【0055】次に、排ガス中のすす及び燃料等の未燃物
等よりなるハニカム構造体の濾過材に付着堆積した微粒
子は、通常、50〜95%程度の可燃物を含むため燃焼
によってガス化して相当量を消失除去できる。
【0056】図15はディーゼルエンジンの排ガス中か
ら採取された排ガス微粒子(52)を断熱性を有する磁
製容器(55)内に納めて排ガス温度320℃の一定条
件下で自然酸化状況観察に用いた試験装置で、図14は
本試験で得られた放置時間に対する微粒子の自然酸化に
よる温度変化データを示す。
【0057】本データから、初期に排ガス温度が前記微
粒子の燃焼温度より低くてあっても前記微粒子の温度が
時間の経過に伴う自然酸化によって徐々に上昇し100
分間以内で前記微粒子の発火温度である約530℃に達
していくので前記微粒子の殆どの量を緩やかな温度上昇
の中で酸化燃焼して消失できることがわかる。
【0058】このことから、図11において、排ガス入
口側端部を閉じられた第2のセル(27)から排ガス出
口へ流出する排ガスによって、第1のセル(26)の排
ガス出口側に捕捉堆積して徐々に自然酸化し昇温中のす
す等の燃料等の未燃物よりなる捕集微粒子の自然酸化熱
が奪われることによって捕集微粒子の自然酸化が阻害さ
れないように、排ガス出口側が塞がれている第1のセル
の排ガス出口側端部のセル周囲のセル壁(25)を、排
ガス出口側端部から排ガス入口側方向へハニカムセル全
長に対し排ガスが自由に通過できる有効濾過部分の長さ
を確保したうえで任意の長さだけ排ガス流通孔を有しな
いセル壁部分(14)を設けた断熱スペース(41)を
設け捕集微粒子の自然酸化を促進して濾過材の再生を行
う。
【0059】そして、ディーゼルエンジン等から排出さ
れる前記微粒子の微粒子フィルターへの飛来量に対し
て、微粒子をガス化して焼失除去できる能力を高くとる
ようにバランスよく断熱スペースの寸法を設計すれば、
バーナー方式・ヒータ方式・燃焼触媒方式及びマイクロ
波照射方式等によって前記微粒子を強制的に燃焼除去し
てフィルターを再生するのための再生手段を必ずしも別
途設ける必要がない。
【0060】上記によって、第1のセル(26)のシー
ト壁内面全域で、順次、捕捉された排ガス微粒子(5
2)は排ガス流れの勢いによって第1のセル(26)の
排ガス出口側端部に自然に吹き溜まって集積されるのに
伴って、集積された排ガス微粒子(52)の自然酸化が
進行して、断熱スペースに集められ微粒子が緩慢な自然
酸化現象による燃焼によって緩やかに逐次消失除去され
る。
【0061】尚、濾過材の濾過面を適時にエアーブロー
等による逆洗を行えば前記断熱スペースへの微粒子の集
積はより効果的に行うことが可能である。更に図12に
ついて説明する。
【0062】前記断熱スペース(41)を囲むセル壁部
分(14)と封止材(18)、またはそのいずれかにす
す等の燃料等の未燃物よりなる微粒子の酸化を促進させ
ることで知られる酸化触媒A(42)を含浸または塗布
するか、または断熱スペース(41)の封止材(18)
に隣接して酸化触媒B(43)を充填する。
【0063】更に図13について説明する。図12と同
じ理由により、図13に示す第1のセル(26)の排ガ
ス出口側端部寄りのセル壁(25)に排ガス出口側端部
から排ガス入口方向へ任意の長さだけ設けたセル壁の酸
化触媒付加部分(15)と排ガス出口側端部の封止材
(18)、またはそのいずれかに酸化触媒A(42)を
含浸または塗布するか、第1のセル(26)の排ガス出
口側端部の封止材(18)に隣接して酸化触媒B(4
3)を充填する。
【0064】
【実施例】実施例は上記「発明の実施」の形態で述べた
通りである。
【0065】尚、上記の実施例において、ハニカム構造
体の外形を渦巻き状の円筒型及び積層状の角形としたが
渦巻き状の楕円々筒型であってもよい。
【0066】また、ハニカムセルの断面形状は図6に示
す三角形としたが図24に示す波形または図25に示す
台形または図26に示す六角形であってもよい。
【0067】また、図21に示す本発明のフィルターの
配置は排ガスが水平方向となっているが、図27に示す
垂直方向とし排ガス流れ方向を上から下方向でもよく更
に下から上方向ないしは斜め方向としてもよい。
【0068】
【発明の効果】上記の通り、排ガス微粒子の燃焼に伴う
発熱に対する濾過材の耐久性が高く、軽量・コンパクト
で、製造性に優れ大量生産に有利で、且つ、捕捉された
前記微粒子を燃焼により除去することによって濾過材を
再生する機能を容易に付加できるので、フィルター装置
全体のシステム構成並びに取り扱いが簡単で廉価な排ガ
ス微粒子フィルターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図6及び図11〜図13及び図21及び図24〜
図27は本発明による実施例を、図16〜図20は従来
技術を示す。また、図7〜図10及び図14〜図15及
び図22〜図23は本発明に関わる説明図を示す。
【図1】本発明によるハニカム段を渦巻き状に巻いてな
る円筒形をなしたハニカム構造体の外観図。
【図2】本発明を実施するにあたり封止材の取り付けに
関する一例として、排ガス入口側と排ガス出口側端部に
隣接するセルの交互に封止材の設定を連続して施して図
1を構成する製法の工程説明図。
【図3】本発明によるハニカム段を複数段積層してなる
角形をなしたハニカム構造体の外観図。
【図4】本発明を実施するにあたり封止材の取り付けに
関する一例として、排ガス入口側と排ガス出口側端部に
隣接するセルの交互に封止材の設定を連続して施して図
3を構成する製法の工程説明図。
【図5】図1及び図3のA−A断面で示す繊維シートよ
りなるハニカム構造体断面図。
【図6】本発明によるハニカム構造体のハニカム断面形
状図。
【図7】図6と対比して本発明を特徴づけるために使用
する従来技術のハニカム断面形状図。
【図8】本発明におけるセラミック繊維シート壁の内部
組織の模写図。
【図9】本発明におけるセラミック繊維の弾性変形状態
を示す模式図。
【図10】本発明におけるセラミック繊維シート壁の弾
性変形状態図。
【図11】本発明による第1のセル(26)の排ガス出
口側端部に断熱スペースを設けたハニカム構造体断面
図。
【図12】図11の断熱スペースの封止材寄りに酸化触
媒を充填またはセル壁及び封止材に酸化触媒を含浸また
は塗布したハニカム構造体断面図。
【図13】排ガス出口側端部の封止材寄りに酸化触媒を
充填またはセル壁及び封止材に酸化触媒を含浸または塗
布したハニカム構造体断面図。
【図14】断熱状態にてディーゼル排ガス微粒子の自然
酸化状況を観察した試験結果を示すグラフ。
【図15】図14の試験を実施した試験装置図。
【図16】従来技術における多孔質セラミックウォール
フロー型ハニカム構造体の外観図。
【図17】図16のB−B断面で示すハニカム構造体断
面図。
【図18】従来技術におけるセラミックシートを用いた
ウォールフロー型ハニカム構造体の外観図。
【図19】図18における応力緩和部分を含むC部詳細
図。
【図20】従来技術におけるセラミック繊維シートひだ
折り型排ガス微粒子フィルターの断面図。
【図21】本発明による排ガス微粒子フィルターの断面
図。
【図22】本発明によるセラミック繊維シートウォール
フロー型と従来技術によるセラミック繊維シートひだ折
り型の濾過面積比較及び排ガス微粒子フィルターの外径
寸法比較を示すグラフ。
【図23】図22に示す排ガス微粒子フィルターの外径
寸法比較に基づく本発明によるセラミック繊維シートウ
ォールフロー型と従来技術によるセラミック繊維シート
ひだ折り型の排ガス微粒子フィルターの外形寸法の相対
比較図。
【図24】本発明の他の実施例を示すハニカム断面形状
図。
【図25】本発明の他の実施例を示すハニカム断面形状
図。
【図26】本発明の他の実施例を示すハニカム断面形状
図。
【図27】本発明の他の実施例を示す排ガス微粒子フィ
ルターの配置図。
【符号の説明】
1 排ガス 2 排ガス微粒子フィルター 3 ウォールフロー型微粒子フィルター 4 多孔質セラミックウォールフロー型濾過材 5 セラミックシートウォールフロー型濾過材 6 セラミック繊維シートひだ折り型濾過材 7 セラミック繊維シートウォールフロー型濾過材 8 セラミック繊維シートひだ折り型フィルター 9 セラミック繊維シートウォールフロー型フィルター 10 セラミックシート 11 セラミック繊維シート 12 多孔質セラミック壁 13 シート壁 14 排ガス流通孔を有しないセル壁部分 15 セル壁の酸化触媒付加部分 16 貫通穴 17 端面部 18 封止材 19 封止栓 20 ハニカム構造体 21 多孔質セラミックハニカム構造体 22 ハニカムセル 23 セル形状 24 ハニカムセル断面 25 セル壁 26 第1のセル 27 第2のセル 28 第1ハニカム段 29 第2ハニカム段 30 一重壁 31 多重壁 32 セラミック繊維シート 33 ひだ折り状セラミック繊維シート 34 コルゲートシート 35 平面シート 36 背面 37 腹面 38 濾過材 39 成巻方向 40 左右方向 41 断熱スペース 42 酸化触媒A 43 酸化触媒B 44 方向変換 45 方向変換用スペース 46 接合部 47 接着材 48 応力緩和部分 49 セラミック繊維 50 ケイ酸ゲル 51 弾性変形 52 排ガス微粒子 53 熱電対温度計 54 電気炉 55 磁製容器 56 捕集微粒子
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 46/00 302 B01D 46/00 302 53/94 B01J 35/04 301P B01J 35/04 301 301E 301K 301C 301H 321A 321 37/02 301M 37/02 301 B01D 53/36 104B Fターム(参考) 3G090 AA01 AA02 AA03 CA04 4D019 AA01 BA05 BB06 BC07 BD01 CA01 CB06 4D048 AA14 AB01 BB02 BB12 BB14 CC38 CD05 4D058 JA34 JA35 JB06 KA11 SA08 TA06 4G069 AA01 AA03 AA08 AA09 BA02A BA02B BA02C BA13A BA13B BA21C BA22C BD05C BE06C CA02 CA03 CA07 CA18 EA21 EA24 EA25 EA27 EA28 EB12X EB12Y ED03 FA01 FA03 FB14 FB20 FB23 FB36 FB69 FB71 FC02 FC03 FC05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハニカム構造体の隣接するハニカムセルの
    流路を交互に閉じてハニカムセル壁を濾過面とするウォ
    ールフロー型フィルターであって、セラミック繊維70
    重量%以上、有機繊維15重量%以下および有機結合剤
    15重量%以下の混合物よりセラミック繊維シートを抄
    造し、得られたセラミック繊維シートからなる連続した
    コルゲートシートと平面シートとを重ね合わせて接着材
    で相互の接合部を接着し成巻することによってハニカム
    セルが渦巻き状に連続すると共に各々のハニカムセルが
    各々のシート壁とコルゲートシートの山頂部または谷底
    部と平面シートとを接合している接着材によって隔離さ
    れて独立したハニカムセルを形成し、封止材によって平
    面シートとコルゲートシートの背面よりなるハニカムセ
    ル端部の一方を塞ぐと共に平面シートとコルゲートシー
    トの腹面よりなるハニカムセル端部の他方を塞いで排ガ
    ス入口側のハニカムセル端部と排ガス出口側のハニカム
    セル端部がシートの成巻方向に隣接する前記独立したハ
    ニカムセル毎に交互に塞いであって、前記シートによっ
    て構成されるハニカムセル断面形状に関しハニカムセル
    断面のセル開孔率が70%以上で且つ1ハニカムセルの
    断面を囲むシート壁内面の周囲長さに対するシート壁同
    士が重なり合わない一重壁内面の総周囲長さの割合が7
    5%以上となる成型物に、コロイダルシリカまたはエチ
    ルシリケートを適量含浸させた後このケイ素化合物をケ
    イ酸ゲルに変換し、次いで前記処理後の成型物を焼成し
    てシートの中の有機繊維および有機結合剤を燃焼させる
    方法によって製造することを特徴とする排ガス微粒子フ
    ィルター。
  2. 【請求項2】セラミック繊維シートからなるコルゲート
    シートと平面シートとを交互に重ね合わせて接着材で相
    互の接合部を接着し積層することによってハニカムセル
    が平面状に連続すると共に各々のハニカムセルが各々の
    シート壁とコルゲートシートの山頂部または谷底部と平
    面シートとを接合している接着材によって隔離されて独
    立したハニカムセルを形成し、封止材によって平面シー
    トとコルゲートシートの背面よりなるハニカムセル端部
    の一方を塞ぐと共に平面シートとコルゲートシートの腹
    面よりなるハニカムセル端部の他方を塞いで排ガス入口
    側のハニカムセル端部と排ガス出口側のハニカムセル端
    部がシートの平面方向に隣接する前記独立したハニカム
    セル毎に交互に塞いであることを特徴とする「請求項
    1」に記載の排ガス微粒子フィルター。
  3. 【請求項3】ハニカム構造体の隣接するハニカムセルの
    流路を交互に閉じてハニカムセル壁を濾過面とするウォ
    ールフロー型フィルターであって、ハニカムセル構造体
    において第1のセルの排ガス出口側端部から排ガス入口
    方向へ任意の長さだけ排ガス流通孔を有しないセル壁部
    分を設けて一方が封止材で閉じられ他方が開口してなる
    断熱スペースを設けることを特徴とする排ガス微粒子フ
    ィルター。
  4. 【請求項4】断熱スペースを包むセル壁部分と封止材、
    またはそのいずれかにすす等の燃料等の未燃物よりなる
    排ガス微粒子の酸化を促進させることで知られる酸化触
    媒を含浸または塗布することを特徴とする「請求項3」
    に記載の排ガス微粒子フィルター。
  5. 【請求項5】断熱スペースの一部に封止材に隣接して、
    前記酸化触媒を充填することを特徴とする「請求項3」
    に記載の排ガス微粒子フィルター。
  6. 【請求項6】ハニカム構造体の隣接するハニカムセルの
    流路を交互に閉じてハニカムセル壁を濾過面とするウォ
    ールフロー型フィルターであって、ハニカムセル構造体
    において第1のセルの排ガス出口側端部の封止材と排ガ
    ス出口側端部から排ガス入口方向へ任意の長さのセル壁
    部分、またはそのいずれかに前記酸化触媒を含浸または
    塗布することを特徴とする排ガス微粒子フィルター。
  7. 【請求項7】ハニカム構造体の隣接するハニカムセルの
    流路を交互に閉じてハニカムセル壁を濾過面とするウォ
    ールフロー型フィルターであって、ハニカムセル構造体
    において第1のセルの排ガス出口側端部の封止材に隣接
    して前記酸化触媒を充填することを特徴とする排ガス微
    粒子フィルター。
JP2000207551A 2000-06-05 2000-06-05 排ガス微粒子フィルター Pending JP2001342818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207551A JP2001342818A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 排ガス微粒子フィルター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207551A JP2001342818A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 排ガス微粒子フィルター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001342818A true JP2001342818A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18704299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000207551A Pending JP2001342818A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 排ガス微粒子フィルター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001342818A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056410A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Nippon Shokubai Co Ltd 船舶用排ガス処理触媒及び排ガス処理方法
JP2014534063A (ja) * 2011-10-26 2014-12-18 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティドW.L. Gore & Associates, Incorporated 濾過モジュール
JP2020075199A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 株式会社Soken 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法
CN112437694A (zh) * 2018-06-04 2021-03-02 戈拉特有限公司 具有密封结构的过滤器设备

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056410A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Nippon Shokubai Co Ltd 船舶用排ガス処理触媒及び排ガス処理方法
JP2014534063A (ja) * 2011-10-26 2014-12-18 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティドW.L. Gore & Associates, Incorporated 濾過モジュール
CN112437694A (zh) * 2018-06-04 2021-03-02 戈拉特有限公司 具有密封结构的过滤器设备
CN112437694B (zh) * 2018-06-04 2022-11-01 戈拉特有限公司 具有密封结构的过滤器设备
JP2020075199A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 株式会社Soken 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法
JP7146579B2 (ja) 2018-11-05 2022-10-04 株式会社Soken 排ガス浄化フィルタ及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3983117B2 (ja) ハニカム構造体及びその製造方法
JP4509029B2 (ja) ハニカム構造体
EP1508355B1 (en) Honeycomb filter and ceramic filter assembly
EP2180936B1 (en) Tuning particulate filter performance through selective plugging and use of multiple particulate filters to reduce emissions and improve thermal robustness
JP3121497B2 (ja) セラミック構造体
KR100874398B1 (ko) 허니컴 구조체
JP4511065B2 (ja) ハニカム構造体とハニカムフィルター、及びそれらの製造方法
JP3862458B2 (ja) ハニカム構造体
JPH0550323B2 (ja)
WO2003078027A1 (fr) Filtre en nid d'abeille
JP5195416B2 (ja) セラミックハニカムフィルタ及び排気ガス浄化装置
JP2013027870A (ja) ハニカム構造体及びその製造方法
WO2006004175A1 (ja) 排気浄化装置
JP2005169308A (ja) ハニカムフィルタ及びその製造方法
EP2382027B1 (en) Filtration structures for improved particulate filter performance
JPWO2005014142A1 (ja) セラミックフィルタ
JP3589308B2 (ja) 排気ガス浄化装置
JP2001342818A (ja) 排ガス微粒子フィルター
JPS6147136B2 (ja)
KR20080046029A (ko) 허니콤 필터용 세라믹 밀봉재
JPH06241018A (ja) 排気ガス浄化装置
JP2003201823A (ja) 排ガス浄化装置用フィルタ
JP7329977B2 (ja) マット材、排ガス浄化装置及びマット材付き排気管
JPH0555687B2 (ja)
JPH02259219A (ja) 排ガス浄化用フィルター