JP2001341840A - 粒剤搬送装置用セパレータ - Google Patents
粒剤搬送装置用セパレータInfo
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- JP2001341840A JP2001341840A JP2000167027A JP2000167027A JP2001341840A JP 2001341840 A JP2001341840 A JP 2001341840A JP 2000167027 A JP2000167027 A JP 2000167027A JP 2000167027 A JP2000167027 A JP 2000167027A JP 2001341840 A JP2001341840 A JP 2001341840A
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】粒剤に損傷を与えることがない、小型で操作性
の良いセパレータの提供。 【解決手段】粒剤搬送装置によって、搬送経路に沿って
気流で搬送された粒剤Pを空気Aと分離するためのセパ
レータ30であって、該セパレータは、搬送経路の下流
側に連設された、粒剤を減速するための一次減速領域S
1と、該一次減速領域の下流側に連設された、粒剤を更
に減速するための二次減速領域S2とを有し、一次減速
領域は、搬送経路に沿って移動する粒剤の流れ方向を偏
向するように、搬送経路に向かって弧をなす第一湾曲面
38を有し、また、二次減速領域は、第一湾曲面の第一
曲率半径Dより小さな第二曲率半径dを有する第二湾曲
面42を有し、一次減速領域と二次減速領域との間に
は、二次減速領域の中へ、第一湾曲面に沿って移動した
粒剤を受け入れるが、空気の流入は制限するように狭め
られた受入れ口46を設けた。
の良いセパレータの提供。 【解決手段】粒剤搬送装置によって、搬送経路に沿って
気流で搬送された粒剤Pを空気Aと分離するためのセパ
レータ30であって、該セパレータは、搬送経路の下流
側に連設された、粒剤を減速するための一次減速領域S
1と、該一次減速領域の下流側に連設された、粒剤を更
に減速するための二次減速領域S2とを有し、一次減速
領域は、搬送経路に沿って移動する粒剤の流れ方向を偏
向するように、搬送経路に向かって弧をなす第一湾曲面
38を有し、また、二次減速領域は、第一湾曲面の第一
曲率半径Dより小さな第二曲率半径dを有する第二湾曲
面42を有し、一次減速領域と二次減速領域との間に
は、二次減速領域の中へ、第一湾曲面に沿って移動した
粒剤を受け入れるが、空気の流入は制限するように狭め
られた受入れ口46を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒剤を搬送経路に沿っ
て気流によって搬送する粒剤搬送装置に用いる、空気と
粒剤とを分離するためのセパレータに関する。
て気流によって搬送する粒剤搬送装置に用いる、空気と
粒剤とを分離するためのセパレータに関する。
【従来技術】従来から、ホッパや粒剤タンクに収容され
た肥料、農薬、及び籾等の粒剤を前記タンクの吐出口か
ら吐出し、前記粒剤を送風機によって生成される気流に
よって、搬送用管などに沿って搬送する粒剤搬送装置が
知られている。該粒剤搬送装置には、一般的に、前記搬
送用管などの下流端部に、搬送された前記粒剤を空気と
分離して減速するためのセパレータが設けられている。
従来の典型的なセパレータに、サイクロン方式と称され
る構造のものがある。該サイクロン方式のセパレータ
は、前記搬送用管の先端部に直結され、上下方向に配向
された円筒部を有する。前記管から前記円筒部に受け入
れられた前記粒剤は、前記円筒部の内壁に沿って螺旋状
に移動しながら減速しつつ自重で下方に移動し、下側の
開口から吐出される。一方、空気は、上側の開口から排
気される。作業者は、前記セパレータを手で持ち、前記
下側開口を、搬送した前記粒剤を収容すべき容器等に差
し向けて使用する。
た肥料、農薬、及び籾等の粒剤を前記タンクの吐出口か
ら吐出し、前記粒剤を送風機によって生成される気流に
よって、搬送用管などに沿って搬送する粒剤搬送装置が
知られている。該粒剤搬送装置には、一般的に、前記搬
送用管などの下流端部に、搬送された前記粒剤を空気と
分離して減速するためのセパレータが設けられている。
従来の典型的なセパレータに、サイクロン方式と称され
る構造のものがある。該サイクロン方式のセパレータ
は、前記搬送用管の先端部に直結され、上下方向に配向
された円筒部を有する。前記管から前記円筒部に受け入
れられた前記粒剤は、前記円筒部の内壁に沿って螺旋状
に移動しながら減速しつつ自重で下方に移動し、下側の
開口から吐出される。一方、空気は、上側の開口から排
気される。作業者は、前記セパレータを手で持ち、前記
下側開口を、搬送した前記粒剤を収容すべき容器等に差
し向けて使用する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のセパレータ
の前記円筒部は、前記管から受け入れられた高速で移動
する粒剤の速度を徐々に、かつ、十分に減速するため
に、必然的に径を大きくする必要があり、前記セパレー
タ全体の大きさが比較的大型かつ重くなってしまう欠点
がある。作業者は、前記セパレータを手で持って作業す
るので、前記セパレータの大きさは取扱い性に著しく影
響する。一方、小型化を重視すると、急激に前記粒剤を
減速する結果となり、前記粒剤の前記セパレータの内面
との衝突により、前記粒材に損傷を与える可能性が高く
なる。例えば、粒剤が除草剤である場合には、経時的に
徐々に除草剤が溶けるように、表面に特殊なコーティン
グがほどこされている場合がある。そのようなコーティ
ングが傷つくと、除草剤が意図しているよりも速い速度
で溶け出してしまう不都合が生じる。そこで、本発明の
目的は、粒剤に損傷を与えることがない、小型で操作性
の良いセパレータを提供することにある。
の前記円筒部は、前記管から受け入れられた高速で移動
する粒剤の速度を徐々に、かつ、十分に減速するため
に、必然的に径を大きくする必要があり、前記セパレー
タ全体の大きさが比較的大型かつ重くなってしまう欠点
がある。作業者は、前記セパレータを手で持って作業す
るので、前記セパレータの大きさは取扱い性に著しく影
響する。一方、小型化を重視すると、急激に前記粒剤を
減速する結果となり、前記粒剤の前記セパレータの内面
との衝突により、前記粒材に損傷を与える可能性が高く
なる。例えば、粒剤が除草剤である場合には、経時的に
徐々に除草剤が溶けるように、表面に特殊なコーティン
グがほどこされている場合がある。そのようなコーティ
ングが傷つくと、除草剤が意図しているよりも速い速度
で溶け出してしまう不都合が生じる。そこで、本発明の
目的は、粒剤に損傷を与えることがない、小型で操作性
の良いセパレータを提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、粒
剤搬送装置によって、搬送経路に沿って気流で搬送され
た粒剤を空気と分離するための、粒剤搬送装置用のセパ
レータであって、該セパレータは、前記搬送経路の下流
側に連設された、前記粒剤を減速するための一次減速領
域と、該一次減速領域の下流側に連設された、前記粒剤
を更に減速するための二次減速領域と、を有し、前記一
次減速領域は、前記搬送経路に沿って移動する前記粒剤
の流れ方向を偏向するように、前記搬送経路に向かって
弧をなす第一湾曲面を有し、また、前記二次減速領域
は、前記第一湾曲面の第一曲率半径より小さな第二曲率
半径を有する第二湾曲面を有し、前記一次減速領域と前
記二次減速領域との間には、前記第二減速領域の中へ、
前記第一湾曲面に沿って移動した前記粒剤は受け入れる
が前記空気の流入は制限するように狭められた受入れ口
が設けられている、ことを特徴とするセパレータによっ
て達成することができる。
剤搬送装置によって、搬送経路に沿って気流で搬送され
た粒剤を空気と分離するための、粒剤搬送装置用のセパ
レータであって、該セパレータは、前記搬送経路の下流
側に連設された、前記粒剤を減速するための一次減速領
域と、該一次減速領域の下流側に連設された、前記粒剤
を更に減速するための二次減速領域と、を有し、前記一
次減速領域は、前記搬送経路に沿って移動する前記粒剤
の流れ方向を偏向するように、前記搬送経路に向かって
弧をなす第一湾曲面を有し、また、前記二次減速領域
は、前記第一湾曲面の第一曲率半径より小さな第二曲率
半径を有する第二湾曲面を有し、前記一次減速領域と前
記二次減速領域との間には、前記第二減速領域の中へ、
前記第一湾曲面に沿って移動した前記粒剤は受け入れる
が前記空気の流入は制限するように狭められた受入れ口
が設けられている、ことを特徴とするセパレータによっ
て達成することができる。
【0004】本発明にかかるセパレータにおいては、前
記搬送経路に沿って搬送された前記粒剤が、前記一次減
速領域において、前記第一湾曲面に沿って移動する間に
減速され、また、前記受入れ口によって、前記第二減速
領域への空気の流入が制限されることによって、前記粒
剤が空気と分離されるとともに、前記粒剤が空気流によ
る推進力を失い、更に、前記二次減速領域において、前
記第一湾曲面の前記第一曲率半径より小さな前記第二曲
率半径をもつ前記第二湾曲面に沿って移動する間に更に
減速され、前記粒剤が外部へ吐出される。本発明によれ
ば、前記第一減速領域と前記第二減速領域とを有し、前
記粒剤の流れ速度を段階的に減速するので、前記セパレ
ータ全体を大きな湾曲面で構成する必要がなく、前記セ
パレータ全体を小型化することができる。しかも、前記
粒剤を一挙に急激に減速することなく、前記第一湾曲面
および前記第二湾曲面とで段階的に減速するので、前記
粒剤に与える衝撃が少なく、該粒剤の表面のコーティン
グに損傷を与える等の不都合が生じない。
記搬送経路に沿って搬送された前記粒剤が、前記一次減
速領域において、前記第一湾曲面に沿って移動する間に
減速され、また、前記受入れ口によって、前記第二減速
領域への空気の流入が制限されることによって、前記粒
剤が空気と分離されるとともに、前記粒剤が空気流によ
る推進力を失い、更に、前記二次減速領域において、前
記第一湾曲面の前記第一曲率半径より小さな前記第二曲
率半径をもつ前記第二湾曲面に沿って移動する間に更に
減速され、前記粒剤が外部へ吐出される。本発明によれ
ば、前記第一減速領域と前記第二減速領域とを有し、前
記粒剤の流れ速度を段階的に減速するので、前記セパレ
ータ全体を大きな湾曲面で構成する必要がなく、前記セ
パレータ全体を小型化することができる。しかも、前記
粒剤を一挙に急激に減速することなく、前記第一湾曲面
および前記第二湾曲面とで段階的に減速するので、前記
粒剤に与える衝撃が少なく、該粒剤の表面のコーティン
グに損傷を与える等の不都合が生じない。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、
本発明にかかる粒剤搬送装置用のセパレータの一実施の
形態について説明する。本実施形態にかかるセパレータ
は、粒剤を空気流によって搬送する形式のいかなる粒剤
搬送装置においても使用可能であり、以下、本実施形態
にかかるセパレータを、例示としての下記の粒剤搬送装
置との関連で説明する。
本発明にかかる粒剤搬送装置用のセパレータの一実施の
形態について説明する。本実施形態にかかるセパレータ
は、粒剤を空気流によって搬送する形式のいかなる粒剤
搬送装置においても使用可能であり、以下、本実施形態
にかかるセパレータを、例示としての下記の粒剤搬送装
置との関連で説明する。
【0006】図1は、本実施形態にかかる粒剤搬送装置
およびセパレータを示す。本実施の形態にかかる粒剤搬
送装置2は、例えば、作業者が既に所有している背負式
動力散布機4の送風機6を利用して搬送風を生成して、
粒剤Pを搬送するようになっている。図1を参照しつ
つ、前記粒剤搬送装置2の構成を説明すると、前記粒剤
搬送装置2は、肥料や除草剤等の粒剤Pを収容するため
の漏斗状のホッパ8と、該ホッパ8の下端に位置する漏
斗口10の下方に、設置面Bに沿って横方向に略真っ直
ぐに延びる、搬送経路としての搬送用管12と、前記送
風機6と、該送風機6の空気噴出口6aと前記搬送用管
12の接続すべき端部12aとを連結する曲がり管14
と、前記ホッパ8を支持する支持構造体16と、を有す
る。前記搬送用管12は、その上面に、前記漏斗口10
に向かって開放して前記ホッパ8からの前記粒剤Pを受
け入れるための開口18を有する。前記漏斗口10に
は、揺動して開閉するシャッター20が設けられてい
る。該シャッター20の開閉、および、前記送風機6を
駆動する内燃エンジン22等の操作は、前記搬送用管1
2の先端部12bに設けられたレバー24によって、ボ
ーデンケーブル54を介して遠隔操作される。前記搬送
用管12の送風下流端である剛性を有する先端部12b
には、本実施形態にかかるセパレータ30が設けられて
おり、前記送風機6によって生成された空気流によっ
て、前記搬送用管12に沿って搬送された前記粒剤P
は、前記先端部12bに設けられた前記セパレータ30
によって、空気Aと粒剤Pとに分離される。後に詳述す
るように、空気は前記セパレータ30の上方に排気さ
れ、また、減速された前記粒剤Pは下方に吐出される。
なお、図中の12cは、前記セパレータ30のグリップ
53を握って作業する際の操作性を向上せしめるために
前記搬送用管に介装せしめた適宜のよさの可撓性蛇腹管
である。
およびセパレータを示す。本実施の形態にかかる粒剤搬
送装置2は、例えば、作業者が既に所有している背負式
動力散布機4の送風機6を利用して搬送風を生成して、
粒剤Pを搬送するようになっている。図1を参照しつ
つ、前記粒剤搬送装置2の構成を説明すると、前記粒剤
搬送装置2は、肥料や除草剤等の粒剤Pを収容するため
の漏斗状のホッパ8と、該ホッパ8の下端に位置する漏
斗口10の下方に、設置面Bに沿って横方向に略真っ直
ぐに延びる、搬送経路としての搬送用管12と、前記送
風機6と、該送風機6の空気噴出口6aと前記搬送用管
12の接続すべき端部12aとを連結する曲がり管14
と、前記ホッパ8を支持する支持構造体16と、を有す
る。前記搬送用管12は、その上面に、前記漏斗口10
に向かって開放して前記ホッパ8からの前記粒剤Pを受
け入れるための開口18を有する。前記漏斗口10に
は、揺動して開閉するシャッター20が設けられてい
る。該シャッター20の開閉、および、前記送風機6を
駆動する内燃エンジン22等の操作は、前記搬送用管1
2の先端部12bに設けられたレバー24によって、ボ
ーデンケーブル54を介して遠隔操作される。前記搬送
用管12の送風下流端である剛性を有する先端部12b
には、本実施形態にかかるセパレータ30が設けられて
おり、前記送風機6によって生成された空気流によっ
て、前記搬送用管12に沿って搬送された前記粒剤P
は、前記先端部12bに設けられた前記セパレータ30
によって、空気Aと粒剤Pとに分離される。後に詳述す
るように、空気は前記セパレータ30の上方に排気さ
れ、また、減速された前記粒剤Pは下方に吐出される。
なお、図中の12cは、前記セパレータ30のグリップ
53を握って作業する際の操作性を向上せしめるために
前記搬送用管に介装せしめた適宜のよさの可撓性蛇腹管
である。
【0007】図2乃至図4は、図1に示す搬送用管の先
端部およびセパレータの断面図であり、そのうち図2
は、図3に示すII-II線に沿った矢視断面図であり、ま
た、図3は、図2に示すIII-III線に沿った矢視断面図
であり、更に、図4は、図3に示すIV-IV線に沿った矢
視断面図である。図2および図3を参照しつつ、前記セ
パレータ30の詳細について説明すると、前記セパレー
タ30は、互いに前記搬送用管12の長手方向に略整列
して設けられた、前記粒剤Pを段階的に減速するための
一次減速部32および二次減速部34を有する。前記第
一減速部32は、前記搬送用管12から流出した前記粒
剤Pを減速するための一次減速領域S1をもち、また、
前記第二減速部34は、前記一次減速領域S1を経た前
記粒剤Pの速度を更に減速する第二減速領域S2をも
つ。
端部およびセパレータの断面図であり、そのうち図2
は、図3に示すII-II線に沿った矢視断面図であり、ま
た、図3は、図2に示すIII-III線に沿った矢視断面図
であり、更に、図4は、図3に示すIV-IV線に沿った矢
視断面図である。図2および図3を参照しつつ、前記セ
パレータ30の詳細について説明すると、前記セパレー
タ30は、互いに前記搬送用管12の長手方向に略整列
して設けられた、前記粒剤Pを段階的に減速するための
一次減速部32および二次減速部34を有する。前記第
一減速部32は、前記搬送用管12から流出した前記粒
剤Pを減速するための一次減速領域S1をもち、また、
前記第二減速部34は、前記一次減速領域S1を経た前
記粒剤Pの速度を更に減速する第二減速領域S2をも
つ。
【0008】図3を参照すると、前記一次減速領域S1
は、前記搬送用管12の下流端である前記先端部12b
に接続された、全体的に直方体状の第一ハウジング36
の中に形成されている。前記一次減速領域S1は、真っ
直ぐに延びる前記搬送用管12の前記先端部12bの内
壁に連続して形成され、かつ、前記搬送用管12の前記
先端部12bの吹出し口12dに向かって弧をなす第一
湾曲面38で形成されている。該第一湾曲面38は、前
記搬送用管12の前記吹出し口12dから吹出された前
記粒剤P(図3に白矢印で示す)の略全体を受け、該粒
剤Pの流れをその湾曲した面に沿って偏向できるよう
に、前記吹出し口12dの全体に臨む範囲にわたって延
びている。より詳細には、前記第一湾曲面38の下流端
部38aは、前記搬送用管12の流れ方向右側内壁面1
2eを下流側に真っ直ぐに延長した接線Tにほぼ接する
位置で終端している。前記第一ハウジング36内には、
前記搬送用管12の前記吹出し口12dと対向する位置
に、ウレタンフォーム等の弾性材で形成された緩衝部材
40が配設されている。前記第一湾曲面38は、前記緩
衝部材40の表面に形成されており、前記搬送用管12
から吹出された前記粒剤Pが、前記第一湾曲面38に衝
突するとき、前記粒剤Pの表面のコーティングを損傷し
ないようになっている。
は、前記搬送用管12の下流端である前記先端部12b
に接続された、全体的に直方体状の第一ハウジング36
の中に形成されている。前記一次減速領域S1は、真っ
直ぐに延びる前記搬送用管12の前記先端部12bの内
壁に連続して形成され、かつ、前記搬送用管12の前記
先端部12bの吹出し口12dに向かって弧をなす第一
湾曲面38で形成されている。該第一湾曲面38は、前
記搬送用管12の前記吹出し口12dから吹出された前
記粒剤P(図3に白矢印で示す)の略全体を受け、該粒
剤Pの流れをその湾曲した面に沿って偏向できるよう
に、前記吹出し口12dの全体に臨む範囲にわたって延
びている。より詳細には、前記第一湾曲面38の下流端
部38aは、前記搬送用管12の流れ方向右側内壁面1
2eを下流側に真っ直ぐに延長した接線Tにほぼ接する
位置で終端している。前記第一ハウジング36内には、
前記搬送用管12の前記吹出し口12dと対向する位置
に、ウレタンフォーム等の弾性材で形成された緩衝部材
40が配設されている。前記第一湾曲面38は、前記緩
衝部材40の表面に形成されており、前記搬送用管12
から吹出された前記粒剤Pが、前記第一湾曲面38に衝
突するとき、前記粒剤Pの表面のコーティングを損傷し
ないようになっている。
【0009】また、前記第二減速領域S2は、図3を見
て分かるように、全体的に略円筒状の第二湾曲面42で
形成されている。その上流側の半部は、前記第一ハウジ
ング36内に受け入れられており、他方の半部は、前記
第一ハウジング36の下流側の端面から突出している。
前記円筒状の前記第二湾曲面42のうち、上流側の部分
は、前記緩衝部材40の表面で形成されている。また、
その下流側の部分は、前記第一ハウジング36から下流
側に突出する略半円筒状の剛性の第二ハウジング44に
よって形成されている。図3を見て分かるように、前記
第一湾曲面38の第一曲率半径Dは、下流に向かって次
第に大きくなっているが、いずれの部分と比較しても、
前記第二湾曲面42の第二曲率半径d、すなわち、前記
円筒状の第二湾曲面42の半径dは、前記第一曲率半径
Dの大きさより小さく設定されている。
て分かるように、全体的に略円筒状の第二湾曲面42で
形成されている。その上流側の半部は、前記第一ハウジ
ング36内に受け入れられており、他方の半部は、前記
第一ハウジング36の下流側の端面から突出している。
前記円筒状の前記第二湾曲面42のうち、上流側の部分
は、前記緩衝部材40の表面で形成されている。また、
その下流側の部分は、前記第一ハウジング36から下流
側に突出する略半円筒状の剛性の第二ハウジング44に
よって形成されている。図3を見て分かるように、前記
第一湾曲面38の第一曲率半径Dは、下流に向かって次
第に大きくなっているが、いずれの部分と比較しても、
前記第二湾曲面42の第二曲率半径d、すなわち、前記
円筒状の第二湾曲面42の半径dは、前記第一曲率半径
Dの大きさより小さく設定されている。
【0010】前記一次減速領域S1と前記二次減速領域
S2との間には、該第二減速領域S2の中へ、前記第一
湾曲面38に沿って移動した前記粒剤Pは受け入れる
が、空気Aの流入は制限するように狭められた受入れ口
46が設けられている。該受入れ口46のところにおい
て、前記第一湾曲面38の前記下流端部38aは、前記
第一湾曲面38に沿った前記粒剤Pの流れを、前記第二
湾曲面42の周方向に差し向ける方向に、前記第二減速
領域S2内に突出しており、前記第二湾曲面42との間
に形成された前記第二減速領域S2への入口を狭めて、
前記受入れ口48を形成している。更に、前記受入れ口
46の前記第一湾曲面38の前記下流端部38aと対向
する側には、前記第一湾曲面38に沿って移動した前記
粒剤Pを受けて前記第二減速領域S2の中に案内するよ
うに、前記第一湾曲面38に沿って移動する前記粒剤P
の流れ方向に対して横方向に突出する、弾性材を貼付し
た受け部材48が設けられている。該受け部材48は、
前記第二湾曲面42から延びる平らなプレート部材で形
成されており、前記第一減速領域S1への突出量を調整
することができるようになっている。また、前記受け部
材48の前記粒剤Pを受ける面は、前記第一減速領域S
1から受けた前記粒剤Pを、前記第二減速領域S2の前
記第二湾曲面42に円滑に導入できるように、前記第二
湾曲面42と連続するように配置されている。
S2との間には、該第二減速領域S2の中へ、前記第一
湾曲面38に沿って移動した前記粒剤Pは受け入れる
が、空気Aの流入は制限するように狭められた受入れ口
46が設けられている。該受入れ口46のところにおい
て、前記第一湾曲面38の前記下流端部38aは、前記
第一湾曲面38に沿った前記粒剤Pの流れを、前記第二
湾曲面42の周方向に差し向ける方向に、前記第二減速
領域S2内に突出しており、前記第二湾曲面42との間
に形成された前記第二減速領域S2への入口を狭めて、
前記受入れ口48を形成している。更に、前記受入れ口
46の前記第一湾曲面38の前記下流端部38aと対向
する側には、前記第一湾曲面38に沿って移動した前記
粒剤Pを受けて前記第二減速領域S2の中に案内するよ
うに、前記第一湾曲面38に沿って移動する前記粒剤P
の流れ方向に対して横方向に突出する、弾性材を貼付し
た受け部材48が設けられている。該受け部材48は、
前記第二湾曲面42から延びる平らなプレート部材で形
成されており、前記第一減速領域S1への突出量を調整
することができるようになっている。また、前記受け部
材48の前記粒剤Pを受ける面は、前記第一減速領域S
1から受けた前記粒剤Pを、前記第二減速領域S2の前
記第二湾曲面42に円滑に導入できるように、前記第二
湾曲面42と連続するように配置されている。
【0011】上記のように、前記第一湾曲面38に沿っ
て移動する前記粒剤Pの大半は、前記第一湾曲面38の
前記下流端部38aによって前記第二湾曲面42の周方
向に差し向けられ、しかも、その粒剤Pは前記受け部材
48で受け止められ、前記第二減速領域S2内に前記受
入れ口46を介して受入れられる。一方、該受入れ口4
6は、前記搬送用管12の前記吹出し口12dの径と比
べて著しく狭められており、前記搬送用管12から吐出
された空気の流入は著しく制限される。したがって、空
気の大半(図3において黒矢印で示す)は、前記第二減
速領域S2に流入することなく、前記第一ハウジング3
6の側面のうち、前記第一湾曲面38と対向する側面に
形成された空気吹出し開口部50(図3において下側)
から排気される。いいかえると、前記受入れ口46のと
ころで前記粒剤Pと空気とが分離され、前記第二減速領
域S2内に受け入れられた前記粒剤Pは、空気流による
推進力を実質的に失っている。再び、図2を参照して、
前記第二減速部34について説明すると、該第二減速部
34は、既に説明したように、円筒状の前記第二減速領
域S2を構成する円筒状部分34aと、該円筒状部分3
4aの下方に縮径して設けられた粒剤吐出口34bと、
前記円筒状部分34aの上部に設けられた排気口34c
と、を有する。
て移動する前記粒剤Pの大半は、前記第一湾曲面38の
前記下流端部38aによって前記第二湾曲面42の周方
向に差し向けられ、しかも、その粒剤Pは前記受け部材
48で受け止められ、前記第二減速領域S2内に前記受
入れ口46を介して受入れられる。一方、該受入れ口4
6は、前記搬送用管12の前記吹出し口12dの径と比
べて著しく狭められており、前記搬送用管12から吐出
された空気の流入は著しく制限される。したがって、空
気の大半(図3において黒矢印で示す)は、前記第二減
速領域S2に流入することなく、前記第一ハウジング3
6の側面のうち、前記第一湾曲面38と対向する側面に
形成された空気吹出し開口部50(図3において下側)
から排気される。いいかえると、前記受入れ口46のと
ころで前記粒剤Pと空気とが分離され、前記第二減速領
域S2内に受け入れられた前記粒剤Pは、空気流による
推進力を実質的に失っている。再び、図2を参照して、
前記第二減速部34について説明すると、該第二減速部
34は、既に説明したように、円筒状の前記第二減速領
域S2を構成する円筒状部分34aと、該円筒状部分3
4aの下方に縮径して設けられた粒剤吐出口34bと、
前記円筒状部分34aの上部に設けられた排気口34c
と、を有する。
【0012】図3および図4に示すように、前記第一ハ
ウジング36の側面に形成された前記空気吹出し開口部
50の全体は、網52で覆われており、該網52は、図
4に仮想線で示すように、取外し可能になっている。該
網52は、空気は通過可能であるが、前記粒剤Pは通過
できないようになっている。該網52は、前記搬送用管
12から吹出された前記粒剤Pのうち、前記第二減速領
域S2内に受入れられなかった残余の粒剤Pを捕獲する
ためのものである。図3を見て分かるように、前記網5
2は前記受入れ口46の近傍に設けられており、前記網
52によって捕獲された前記粒剤Pは、作業者が前記セ
パレータ30を斜めにすることによって、前記受入れ口
46を介して前記第二減速領域S2の中に移動させるこ
とができ、後述するように、前記第二減速領域S2の下
方に設けられた前記粒剤吐出口34bから排出すること
ができる。
ウジング36の側面に形成された前記空気吹出し開口部
50の全体は、網52で覆われており、該網52は、図
4に仮想線で示すように、取外し可能になっている。該
網52は、空気は通過可能であるが、前記粒剤Pは通過
できないようになっている。該網52は、前記搬送用管
12から吹出された前記粒剤Pのうち、前記第二減速領
域S2内に受入れられなかった残余の粒剤Pを捕獲する
ためのものである。図3を見て分かるように、前記網5
2は前記受入れ口46の近傍に設けられており、前記網
52によって捕獲された前記粒剤Pは、作業者が前記セ
パレータ30を斜めにすることによって、前記受入れ口
46を介して前記第二減速領域S2の中に移動させるこ
とができ、後述するように、前記第二減速領域S2の下
方に設けられた前記粒剤吐出口34bから排出すること
ができる。
【0013】本実施形態にかかる前記セパレータ30は
以下の通り作用する。作業者が、前記レバー24を操作
して、前記内燃エンジン22を起動させ、前記送風機6
を駆動させるとともに、前記ホッパー8の前記シャッタ
ー20を開くと、前記ホッパー8内の前記粒剤Pが、前
記搬送用管12の中に落下する。前記粒剤Pは、前記送
風機6によって生成された空気流によって、前記搬送用
管12に沿って搬送される。前記粒剤Pは、前記搬送用
管12の前記吐出口12dから吐出され(図3に白矢印
で示す)、前記セパレータ30の中に流れる。前記粒剤
Pは、前記緩衝部材40で形成された前記第一湾曲面3
8に受け止められ、流れの方向が前記第一湾曲面38に
沿う方向に偏向される。該第一湾曲面38に沿って移動
する前記粒剤Pは、そのまま前記受入れ口46を介し
て、あるいは、前記受け部材48によって案内されて、
前記第二減速領域S2の中に受け入れられる。一方、前
記搬送用管12から吐出された大半の空気Aは、前記受
入れ口46のところで前記粒剤Pと分離され、前記空気
吹出し開口部50から排出される。その際、残余の前記
粒剤Pがある場合には、前記網52によって捕捉され
る。
以下の通り作用する。作業者が、前記レバー24を操作
して、前記内燃エンジン22を起動させ、前記送風機6
を駆動させるとともに、前記ホッパー8の前記シャッタ
ー20を開くと、前記ホッパー8内の前記粒剤Pが、前
記搬送用管12の中に落下する。前記粒剤Pは、前記送
風機6によって生成された空気流によって、前記搬送用
管12に沿って搬送される。前記粒剤Pは、前記搬送用
管12の前記吐出口12dから吐出され(図3に白矢印
で示す)、前記セパレータ30の中に流れる。前記粒剤
Pは、前記緩衝部材40で形成された前記第一湾曲面3
8に受け止められ、流れの方向が前記第一湾曲面38に
沿う方向に偏向される。該第一湾曲面38に沿って移動
する前記粒剤Pは、そのまま前記受入れ口46を介し
て、あるいは、前記受け部材48によって案内されて、
前記第二減速領域S2の中に受け入れられる。一方、前
記搬送用管12から吐出された大半の空気Aは、前記受
入れ口46のところで前記粒剤Pと分離され、前記空気
吹出し開口部50から排出される。その際、残余の前記
粒剤Pがある場合には、前記網52によって捕捉され
る。
【0014】前記第二減速領域S2内に受け入れられた
前記粒剤Pは、空気と分離されて、その推進力を実質的
に失っているが、更に、前記円筒状部分34aの前記第
二湾曲面42に沿って、自重によって螺旋を描きながら
落下して、更に減速され、下端の前記粒剤吐出口34b
から吐出される。残余の空気は、上方の前記排気口34
cから排気される。例えば、前記粒剤Pが除草剤である
場合には、作業者は、前記セパレータ30の前記粒剤吐
出口34bを、田圃の苗の根元などに差し向けて、前記
粒剤Pを散布することができる。また、前記粒剤Pを前
記ホッパー8から別の容器に移したい場合には、前記粒
剤吐出口34bを前記容器の中に差し向ければよい。
前記粒剤Pは、空気と分離されて、その推進力を実質的
に失っているが、更に、前記円筒状部分34aの前記第
二湾曲面42に沿って、自重によって螺旋を描きながら
落下して、更に減速され、下端の前記粒剤吐出口34b
から吐出される。残余の空気は、上方の前記排気口34
cから排気される。例えば、前記粒剤Pが除草剤である
場合には、作業者は、前記セパレータ30の前記粒剤吐
出口34bを、田圃の苗の根元などに差し向けて、前記
粒剤Pを散布することができる。また、前記粒剤Pを前
記ホッパー8から別の容器に移したい場合には、前記粒
剤吐出口34bを前記容器の中に差し向ければよい。
【0015】本実施形態によれば、前記第一湾曲面38
が緩衝部材40で形成されているので、前記粒剤Pが前
記第一湾曲面38によって受け止められる際の衝撃が緩
和され、前記粒剤Pの表面のコーティングを損傷するこ
とがない。また、本実施形態によれば、前記第一湾曲面
38の前記下流端部38aが、前記第一湾曲面38に沿
った前記粒剤Pの流れを、前記第二湾曲面42の周方向
に差し向ける方向に、前記第二減速領域S2内に突出し
ているので、前記粒剤Pに衝撃を与えることなく、円滑
に、前記第二減速領域S2の前記第二湾曲面42に移行
せしめることができる。更に、本実施の形態によれば、
前記受入れ口46に前記受け部材48が設けられ、しか
も、前記受け部材48の前記第一減速領域S1内への突
出量が調整可能なので、前記粒剤Pを前記第二減速領域
S2内に、より確実に案内することができる。
が緩衝部材40で形成されているので、前記粒剤Pが前
記第一湾曲面38によって受け止められる際の衝撃が緩
和され、前記粒剤Pの表面のコーティングを損傷するこ
とがない。また、本実施形態によれば、前記第一湾曲面
38の前記下流端部38aが、前記第一湾曲面38に沿
った前記粒剤Pの流れを、前記第二湾曲面42の周方向
に差し向ける方向に、前記第二減速領域S2内に突出し
ているので、前記粒剤Pに衝撃を与えることなく、円滑
に、前記第二減速領域S2の前記第二湾曲面42に移行
せしめることができる。更に、本実施の形態によれば、
前記受入れ口46に前記受け部材48が設けられ、しか
も、前記受け部材48の前記第一減速領域S1内への突
出量が調整可能なので、前記粒剤Pを前記第二減速領域
S2内に、より確実に案内することができる。
【0016】更に、本実施の形態によれば、前記空気吹
出し開口部50に前記網52が設けられているので、残
余の前記粒剤Pを捕捉することができると共に、作業者
が前記セパレータ30を斜めにすることによって、捕捉
された前記粒剤Pを、前記受入れ口46を介して前記第
二減速領域S2の中に入れることができるので、前記粒
剤Pを残らず排出することができる。本発明は、以上の
実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記
載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それ
らも本発明の範囲内に包含されるものであることはいう
までもない。例えば、本実施形態においては、前記粒剤
Pの速度を、前記第一減速領域S1および前記第二減速
領域S2において、二段階で減速するようになっている
が、次第に湾曲面を小さくした三以上の減速領域を設け
て、多段階で減速するようにしてもよい。
出し開口部50に前記網52が設けられているので、残
余の前記粒剤Pを捕捉することができると共に、作業者
が前記セパレータ30を斜めにすることによって、捕捉
された前記粒剤Pを、前記受入れ口46を介して前記第
二減速領域S2の中に入れることができるので、前記粒
剤Pを残らず排出することができる。本発明は、以上の
実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記
載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それ
らも本発明の範囲内に包含されるものであることはいう
までもない。例えば、本実施形態においては、前記粒剤
Pの速度を、前記第一減速領域S1および前記第二減速
領域S2において、二段階で減速するようになっている
が、次第に湾曲面を小さくした三以上の減速領域を設け
て、多段階で減速するようにしてもよい。
【発明の効果】本発明によれば、粒剤に損傷を与えるこ
とがない、小型で操作性の良いセパレータを提供するこ
とができる。
とがない、小型で操作性の良いセパレータを提供するこ
とができる。
【図1】本実施形態にかかる粒剤搬送搬送装置およびセ
パレータを示す。
パレータを示す。
【図2】図1に示す搬送用管の先端部およびセパレータ
の断面図であり、図3に示すII-II線に沿った矢視断面
図である。
の断面図であり、図3に示すII-II線に沿った矢視断面
図である。
【図3】図1に示す搬送用管の先端部およびセパレータ
の断面図であり、図2に示すIII-III線に沿った矢視断
面図である。
の断面図であり、図2に示すIII-III線に沿った矢視断
面図である。
【図4】図1に示す搬送用管の先端部およびセパレータ
の断面図であり、図3に示すIV-IV線に沿った矢視断面
図である。
の断面図であり、図3に示すIV-IV線に沿った矢視断面
図である。
2 粒剤搬送装置 12 搬送経路 30 セパレータ 38 第一湾曲面 38a 第一湾曲面の下流端部 40 緩衝部材 42 第二湾曲面 46 受入れ口 48 受け部材 50 吹き出し開口部 52 網 A 空気 P 粒剤 S1 一次減速領域 S2 二次減速領域 D 第一曲率半径 d 第二曲率半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 4/00 105 B01J 4/00 105E 4D053 B04C 5/04 B04C 5/04 4G068 Fターム(参考) 2B052 BC08 EB02 EC03 EC19 2B054 AA06 BA01 CB08 DE06 2B121 CB09 CB46 CC02 CC03 CC05 CC29 3F047 DB00 4D031 AC03 AC04 BA01 BA06 BA10 BB01 BB10 CA01 DA01 4D053 AA03 AB01 BA01 BB01 BC01 BD01 CA12 DA10 4G068 AA01 AB22 AB24 AC11 AC13 AD21 AD47 AF15 AF40
Claims (5)
- 【請求項1】 粒剤搬送装置(2)によって、搬送経路
(12)に沿って気流で搬送された粒剤(P)を空気
(A)と分離するための、粒剤搬送装置用のセパレータ
(30)であって、 該セパレータ(30)は、前記搬送経路(12)の下流
側に連設された、前記粒剤(P)を減速するための一次
減速領域(S1)と、該一次減速領域(S1)の下流側
に連設された、前記粒剤(P)を更に減速するための二
次減速領域(S2)と、を有し、前記一次減速領域(S
1)は、前記搬送経路(12)に沿って移動する前記粒
剤(P)の流れ方向を偏向するように、前記搬送経路
(12)に向かって弧をなす第一湾曲面(38)を有
し、また、前記二次減速領域(S2)は、前記第一湾曲
面(38)の第一曲率半径(D)より小さな第二曲率半
径(d)を有する第二湾曲面(42)を有し、前記一次
減速領域(S1)と前記二次減速領域(S2)との間に
は、前記二次減速領域(S2)の中へ、前記第一湾曲面
(38)に沿って移動した前記粒剤(P)は受け入れる
が、前記空気(A)の流入は制限するように狭められた
受入れ口(46)が設けられている、ことを特徴とする
セパレータ。 - 【請求項2】 前記第一湾曲面(38)は、緩衝部材
(40)で形成されている、ことを特徴とする請求項1
に記載のセパレータ。 - 【請求項3】 前記第一湾曲面(38)の下流端部(3
8a)は、前記第一湾曲面(38)に沿った前記粒剤
(P)の流れを、前記第二湾曲面(42)の周方向に差
し向けるように、前記二次減速領域(S2)内に突出し
ている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のセ
パレータ。 - 【請求項4】 前記受入れ口(46)には、前記第一湾
曲面(38)に沿って移動した前記粒剤(P)を受けて
前記二次減速領域(S2)の中に案内する受け部材(4
8)が設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至
3のいずれか1項に記載のセパレータ。 - 【請求項5】 前記受入れ口(46)によって前記粒剤
(P)と分離された前記空気(A)の吹き出し開口部
(50)に、残余の粒剤(P)を捕捉するための網(5
2)が設けられており、該網(52)は、少なくとも前
記受入れ口(46)の近傍に配設されている、ことを特
徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセパレ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167027A JP2001341840A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 粒剤搬送装置用セパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167027A JP2001341840A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 粒剤搬送装置用セパレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001341840A true JP2001341840A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18670246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000167027A Pending JP2001341840A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 粒剤搬送装置用セパレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001341840A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007060981A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Haruo Fujimoto | 大気浄化、害虫捕獲、気温緩和となる緑化装置 |
CN110100537A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-08-09 | 杨志峰 | 水稻播种机 |
CN111298522A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-19 | 西北工业大学 | 一种金属粉末凝相燃烧产物的分离装置与方法 |
-
2000
- 2000-06-05 JP JP2000167027A patent/JP2001341840A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007060981A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Haruo Fujimoto | 大気浄化、害虫捕獲、気温緩和となる緑化装置 |
CN110100537A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-08-09 | 杨志峰 | 水稻播种机 |
CN111298522A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-19 | 西北工业大学 | 一种金属粉末凝相燃烧产物的分离装置与方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070322 |
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