JP2001341651A - 車両のステアリングホイール - Google Patents

車両のステアリングホイール

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JP2001341651A
JP2001341651A JP2000163247A JP2000163247A JP2001341651A JP 2001341651 A JP2001341651 A JP 2001341651A JP 2000163247 A JP2000163247 A JP 2000163247A JP 2000163247 A JP2000163247 A JP 2000163247A JP 2001341651 A JP2001341651 A JP 2001341651A
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JP
Japan
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steering wheel
airbag module
hole
wheel body
guide wall
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JP2000163247A
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Osamu Tsuchiya
修 土屋
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングホイール本体にエアバッグモジ
ュールを係止する係止手段と、エアバッグモジュールの
付勢手段が別部品のため、部品点数が多くなって組立て
に多くの工数を必要とする。 【解決手段】 ステアリングホイール本体1とエアバッ
グモジュール5の摺動部に、エアバッグモジュール5の
摺動方向と交差する方向より付勢手段4を挿入すること
により、エアバッグモジュール5を上方へ付勢すると同
時に、ステアリングホイール本体1に対して、エアバッ
グモジュール5を係止したことから、ステアリングホイ
ール本体1とエアバッグモジュール5の摺動方向と交差
する方向より付勢手段4を挿入するだけで、エアバッグ
モジュール5の上方への付勢と、ステアリングホイール
本体1に対するエアバッグモジュール5の係止がワンタ
ッチで行えるため、組立て工数の大幅な削減が図れる
上、部品点数も少なくできるため、製造コストの低減が
図れるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステアリングホイー
ル本体内にエアバッグモジュールが組込まれた車両のス
テアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のステアリングホイールとし
ては、例えば特開平11−321661号公報に記載さ
れたものが公知である。
【0003】前記公報のステアリングホイールは、ステ
アリングホイール本体のスポークに設置スタッドが植設
されていて、このスタッドに、エアバッグモジュールの
ベースプレートを上方へ付勢する付勢手段が嵌装されて
いると共に、前記設置スタッドの上端に、前記エアバッ
グモジュールを覆うように設けられたカバーのガイドリ
セスが上下摺動自在に嵌合されており、前記カバーを押
圧すると、カバーのガイドリセスが、設置スタッドの上
端にガイドされながら、付勢手段に抗してカバー及びエ
アバッグモジュールが下降され、これによってホーンス
イッチの接点が互に接触して、ホーンが鳴るように構成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記公報のステ
アリングホイールでは、スポークに植設された設置スタ
ッドは、スポークの下方より挿入した固着具によりスポ
ークに固定されていると共に、付勢手段により上方へ付
勢されたベースプレートは、設置スタッドの上端側に螺
挿されたナットによって設置スタッドより抜け出さない
よう係止されているため、構造が複雑で、かつ部品点数
も多いため、組立てるのに多くの工数を必要としたり、
各部品の寸法誤差によりバラツキが発生しやすい上、製
造コストも高いなどの欠点がある。
【0005】本発明はかかる従来の欠点を改善するため
になされたもので、構造が簡単で、かつ部品点数も少な
いため組立て性がよく、しかも製造コストの低減が可能
な車両のステアリングホイールを提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の車両のステアリングホイールは、ステアリング
ホイール本体内にエアバッグモジュ−ルを上下摺動自在
に支承し、かつステアリングホイール本体とエアバッグ
モジュールとの間に、ホーンスイッチを設けた車両のス
テアリングホイールであって、ステアリングホイール本
体とエアバッグモジュールの摺動部に、エアバッグモジ
ュールの摺動方向と交差する方向より付勢手段を挿入す
ることにより、エアバッグモジュールを上方へ付勢する
と同時に、ステアリングホイール本体に対して、エアバ
ッグモジュールを係止したものである。
【0007】前記構成により、ステアリングホイール本
体とエアバッグモジュールの摺動方向と交差する方向よ
り付勢手段を挿入することにより、エアバッグモジュー
ルの上方への付勢と、ステアリングホイール本体に対す
るエアバッグモジュールの係止がワンタッチで行えるた
め、組立て工数の大幅な削減が図れると共に、部品点数
も少なくできるため、製造コストの低減が図れるように
なる。
【0008】前記目的を達成するため本発明の車両のス
テアリングホイールは、ステアリングホイール本体のハ
ブにモジュール取付け部を形成して、モジュール取付け
部に通孔を開口し、またエアバッグモジュールのベース
プレートに、モジュール取付け部と摺接するガイド壁を
形成して、ガイド壁に通孔を開口すると共に、モジュー
ル取付け部の通孔と、ガイド壁の通孔に付勢手段を挿入
することにより、エアバッグモジュールを上方へ付勢す
ると同時に、ステアリングホイール本体にエアバッグモ
ジュールを係止したものである。
【0009】前記構成により、ステアリングホイール本
体のハブ側に開口した通孔に、エアバッグモジュールの
ベースプレート側に開口した通孔を位置決めして、これ
ら通孔に付勢手段を挿入するだけで組立てが完了するた
め、ステアリングホイール本体に対しエアバッグモジュ
ールの組込み作業が短時間で容易に行えると共に、ステ
アリングホイール本体のモジュール取付け部がエアバッ
グモジュールのガイド壁に摺接して上下動をガイドする
ため、エアバッグモジュールの上下摺動が円滑となり、
これによってホーンを確実に鳴らすことができる。
【0010】前記目的を達成するため本発明の車両のス
テアリングホイールは、ステアリングホイール本体内に
固着されるエアバッグモジュールの上面を覆うカバー
を、エアバッグモジュールに対して上下動自在に支承す
ると共に、ベースプレートとカバーの間にホーンスイッ
チを設けた車両のステアリングホイールであって、エア
バッグモジュールのベースプレートにガイド壁を形成し
て、ガイド壁に通孔を開口し、またカバーの内面に、ガ
イド壁と摺接する筒体を突設して、筒体に通孔を開口す
ると共に、ガイド壁の通孔と、筒体の通孔に付勢手段を
挿入することにより、カバーを上方へ付勢すると同時
に、エアバッグモジュールに対してカバーを係止したも
のである。
【0011】前記構成により、ステアリングホイール本
体のハブに固着したエアバッグモジュールのベースプレ
ート側に開口した通孔に、カバーの筒体に開口した通孔
を位置決めして、これら通孔に付勢手段を挿入するだけ
で組立てが完了するため、ステアリングホイール本体に
対しエアバッグモジュールの組込み作業が短時間で容易
に行えると共に、軽量なカバーのみを上方へ付勢するだ
けでよいため付勢手段の付勢力を小さくでき、これによ
って小さな力でカバーを押圧することによりホーンを鳴
らすことができるため、操作力の軽減が図れるようにな
る。
【0012】前記目的を達成するため本発明の車両のス
テアリングホイールは、付勢手段を弾性を有する金属板
によりほぼU字形に形成し、かつ付勢手段の上辺部と下
辺部の連設部に係止突部を、また上辺部と下辺部の開放
端側に係止片を形成したものである。
【0013】前記構成により、付勢手段が安価に得られ
ると共に、付勢手段の連設部と開放端に形成した係止突
起及び係止片が通孔に係止されて通孔より付勢手段が脱
落することがないので、信頼性も高い。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳述する。
【0015】図1はステアリングホイールの正面図、図
2はエアバッグモジュールの斜視図、図3はステアリン
グホイール本体よりエアバッグモジュールを取外した状
態の断面図を示す。
【0016】ステアリング本体1は、図示しないステア
リング軸に取付けるためのハブ2aと、このハブ2aよ
り突設された複数のスポーク2b及び各スポーク2bの
先端に連設された環状のリム2cとよりなるマグネシュ
ーム合金や、アルミニウム合金などの金属製芯金2と、
この芯金2のスポーク2b及びリム2cを被覆するよう
に設けられた発泡ポリウレタンや、軟質塩化ビニールな
どの樹脂よりなる被覆体3よりなり、前記ハブ2aの外
周部には複数のモジュール取付け部2dが立設されてい
て、これらモジュール取付け部2dに水平方向に通孔2
eが開口されている。
【0017】エアバッグモジュール5はステアリングホ
イール本体1のほぼ中央部に設置されていて、底部に設
けられたベースプレート5aの中心部にインフレ−タ7
が取付けられており、車両の衝突時インフレ−タ7より
発生される高圧ガスによりエアバッグ9が膨張展開され
るようになっていると共に、エアバッグモジュール5の
上面は、樹脂により成形されたカバー6により覆われて
いる。
【0018】エアバッグモジュール5のベースプレート
5aは、ポリカーボネートやナイロンなどの樹脂や、金
属を部分的に樹脂コーティングした絶縁体により形成さ
れていて、外周部側にエアバッグモジュール5をステア
リングホイール本体1に装着した際、ハブ2aのモジュ
ール取付け部2d内面に摺接するガイド壁5bが下方に
折曲されており、ガイド壁5bには、モジュール取付け
部2dに開口された通孔2eと合致する位置に同様な通
孔5cが開口されていて、これら通孔2e,5cに横方
向からクリップ状の付勢手段4が挿入されている。
【0019】付勢手段4は、ステアリングホイール本体
1に対してエアバッグモジュール5を係止すると同時
に、エアバッグモジュール5を上方へ付勢する機能を有
していて、図2及び図3に示すように、弾性を有する金
属板を上辺部4aと下辺部4bに2つ折りすることによ
りクリップ状に形成されている。
【0020】付勢手段4の上辺部4aと下辺部4bの連
設部4cは、ガイド壁5bに開口された通孔5cより抜
け外れるのを防止する係止突部4dが突設されていると
共に、上辺部4a及び下辺部4bの開放端部には、それ
ぞれ上下方向へ折り曲げることにより、モジュール取付
け部2dに開口された通孔2eより抜け外れるのを防止
する係止片4e,4fが形成されている。
【0021】またエアバッグモジュール5の上面を覆う
カバー6の裏面には、ベースプレート5aのガイド壁5
cよりやや大径な筒体6aが下方に突設されていて、筒
体6aの下端は、ガイド壁5cの周囲を囲むようにして
ベースプレート5aの外側面に当接されており、筒体6
aの下端側内面に突設された係止突起6bを、ガイド壁
5bに開口された係止孔5dに係止することにより、ベ
ースプレート5aに対しカバー6が取付けられている。
【0022】一方ハブ2aの複数個所に設けられたモジ
ュール取付け部2dのうち、例えば左右に位置するモジ
ュール取付け部2dの内側には、図5に示すようにハブ
2aの上面とベースプレート5aの下面より互に対向す
るよう支柱2f,5eが突設されている。
【0023】これら支柱2f,5eの先端部には、ホー
ンスイッチ8の固定接点8aと可動接点8bが互に離間
するよう固着されていて、付勢手段4に抗してカバー6
を押圧すると固定接点8aと可動接点8bが互に接触す
るようになっており、これによって導電部材11を介し
て可動接点8bに電気的に接続された図示しないホーン
が鳴るようになっている。
【0024】またステアリングホイール本体1の下方に
は、ハブ2aの下面を覆うように裏カバー10が設けら
れており、この裏カバー10には、ハブ2aの通孔2e
とベースプレート5aの通孔5cに付勢手段4を挿入す
る際使用する開口部10aが開口されていると共に、こ
の開口部10aは付勢手段4の挿入後着脱自在な蓋体1
0bにより閉鎖されている。
【0025】次に前記構成されたステアリングホイール
の組立て時の作用を説明すると、まずエアバッグモジュ
ール5のエアバッグ9を折り畳んでインフレ−タ7上に
収納したら、上方よりカバー6の筒体6aをベースプレ
ート5aのガイド壁5bに嵌合して、筒体6aの内面に
突設された係止突起6bをガイド壁5bの係止孔5dに
係止し、図3に示すようにエアバッグモジュール5を組
立てる。
【0026】次にこの状態で、予めステアリング軸に取
付けられたステアリングホイール本体1の上方よりエア
バッグモジュール5をステアリングホイール本体1内に
組込むもので、組込みに当っては、まず図4に示すよう
にハブ2aのモジュール取付け部2d内面にベースプレ
ート5aのガイド壁5a外側面が当接するようハブ2a
にベースプレート5aを嵌合し、この状態でハブ2aの
モジュール取付け部2dに開口された通孔2eと、ガイ
ド壁5bに開口された通孔5cとを位置合せしたら、裏
カバー10に開口された開口部10aよりクリップ状の
付勢手段4を図5に示すように圧入する。
【0027】これによって付勢手段4の弾性によりエア
バッグモジュール5が上方へ付勢されると同時に、モジ
ュール取付け部2dにベースプレート5aのガイド壁5
bが係止されるため、ステアリングホイール本体1に対
してエアバッグモジュール5を取付けることができる。
【0028】またこの状態では、付勢手段4の付勢力に
よりホーンスイッチ8の固定接点8aと可動接点8bの
間には隙間が生じているが、カバー6を押圧すると、ベ
ースプレート5aのガイド壁5bがモジュール取付け部
2dの内面と摺動しながら、付勢手段4に抗してエアバ
ッグモジュール5全体が押し下げられて、ホーンスイッ
チ8の可動接点8bと固定接点8aが接触するため、ホ
ーンを鳴らすことができる。
【0029】なお前記実施の形態ではハブ2aに形成さ
れたモジュール取付け部2dの内面に、ベースプレート
5aに形成されたガイド壁5bの外側面が摺接するよう
にしたが、図6に示すようにモジュール取付け部2dの
外面に、ガイド壁5bの外側面が摺接するようにしても
よい。
【0030】また図7はクリップ状付勢手段4の変形例
を示すもので、上辺部4aの開放端を下方に、そして下
辺部4bの開放端を上方へ折り曲げることにより、モジ
ュール取付け部2dやガイド壁5bに開口された通孔2
e,5cより付勢手段4が抜け出すのを防止する係止片
4e、4fを形成してもよい。
【0031】一方図8はステアリングホイール本体1の
ハブ2aにエアバッグモジュール5のベースプレート5
aを固着し、カバー6の筒体6a下端でホーンスイッチ
8を動作させるようにした変形例を示すもので、次にこ
れを説明する。
【0032】なお前記実施の形態と同一部分は同一符号
を付してその説明は省略する。
【0033】この変形例ではハブ2aに固着したベース
プレート5aの外周部を上方へ折曲することによりガイ
ド壁5bが形成され、このガイド壁5bの内面にカバー
6より突設された筒体6aの内周面が摺接されている。
【0034】また筒体6aにはガイド壁5bに開口され
た通孔5cと合致する位置に通孔6cが開口されてい
て、これら通孔5c,6cにクリップ状付勢手段4を圧
入することにより、ベースプレート5aに対してカバー
6が上下摺動自在に係止されていると共に、付勢手段4
によりカバー6が上方へ付勢されている。
【0035】そしてハブ2a側にホーンスイッチ8の固
定接点8aが、またカバー6の筒体6a下端に可動接点
8bが設けられていて、カバー6を押圧すると、固定接
点8aに可動接点8bが互に接触して、図示しないホー
ンが鳴るように構成されている。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、ステアリ
ングホイール本体とエアバッグモジュールの摺動部に、
エアバッグモジュールの摺動方向と交差する方向より付
勢手段を挿入することにより、エアバッグモジュールを
上方へ付勢すると同時に、ステアリングホイール本体に
対して、エアバッグモジュールを係止したことから、ス
テアリングホイール本体とエアバッグモジュールの摺動
方向と交差する方向より付勢手段を挿入するだけで、エ
アバッグモジュールの上方への付勢と、ステアリングホ
イール本体に対するエアバッグモジュールの係止がワン
タッチで行えるため、組立て工数の大幅な削減が図れる
上、部品点数も少なくできるため、製造コストの低減が
図れるようになる。
【0037】またステアリングホイール本体のハブにモ
ジュール取付け部を形成して、モジュール取付け部に通
孔を開口し、またエアバッグモジュールのベースプレー
トに、モジュール取付け部と摺接するガイド壁を形成し
て、ガイド壁に通孔を開口すると共に、モジュール取付
け部の通孔と、ガイド壁の通孔に付勢手段を挿入するこ
とにより、エアバッグモジュールを上方へ付勢すると同
時に、ステアリングホイール本体にエアバッグモジュー
ルを係止したことから、ステアリングホイール本体のハ
ブ側に開口した通孔に、エアバッグモジュールのベース
プレート側に開口した通孔を位置決めして、これら通孔
に付勢手段を挿入するだけで組立てが完了するため、ス
テアリングホイール本体に対しエアバッグモジュールの
組込み作業が短時間で容易に行えると共に、ステアリン
グホイール本体のモジュール取付け部がエアバッグモジ
ュールのガイド壁に摺接して上下動をガイドするため、
エアバッグモジュールの上下摺動が円滑となり、これに
よってホーンを確実に鳴らすことができる。
【0038】さらにステアリングホイール本体内に固着
されるエアバッグモジュールの上面を覆うカバーを、エ
アバッグモジュールに対して上下動自在に支承すると共
に、ベースプレートとカバーの間にホーンスイッチを設
けた車両のステアリングホイールにおいては、エアバッ
グモジュールのベースプレートにガイド壁を形成して、
ガイド壁に通孔を開口し、またカバーの内面に、ガイド
壁と摺接する筒体を突設して、筒体に通孔を開口すると
共に、ガイド壁の通孔と、筒体の通孔に付勢手段を挿入
することにより、カバーを上方へ付勢すると同時に、エ
アバッグモジュールに対してカバーを係止すれば、ステ
アリングホイール本体のハブに固着したエアバッグモジ
ュールのベースプレート側に開口した通孔に、カバーの
筒体に開口した通孔を位置決めして、これら通孔に付勢
手段を挿入するだけで組立てが完了するため、ステアリ
ングホイール本体に対しエアバッグモジュールの組込み
作業が短時間で容易に行えると共に、軽量なカバーのみ
を上方へ付勢するだけでよいため付勢手段の付勢力を小
さくでき、これによって小さな力でカバーを押圧するこ
とによりホーンを鳴らすことができるため、操作力の軽
減が図れるようになる。
【0039】しかも付勢手段を弾性を有する金属板によ
りほぼU字形に形成し、かつ付勢手段の上辺部と下辺部
の連設部に係止突部を、また上辺部と下辺部の開放端側
に係止片を形成したことから、付勢手段が安価に得られ
ると共に、付勢手段の連設部と開放端に形成した係止突
起及び係止片が通孔に係止されて通孔より付勢手段が脱
落することがないので、信頼性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる車両のステアリング
ホイールを示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態になる車両のステアリング
ホイールに設けられたエアバッグモジュールの斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態になる車両のステアリング
ホイールに設けられたエアバッグモジュールの分解断面
図である。
【図4】本発明の実施の形態になる車両のステアリング
ホイールの組立て時の作用説明図である。
【図5】本発明の実施の形態になる車両のステアリング
ホイールの組立て時の作用説明図である。
【図6】本発明の実施の形態になる車両のステアリング
ホイールに設けられたエアバッグモジュールの変形例を
示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態になる車両のステアリング
ホイールに設けられた付勢手段の変形例を示す斜視図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態になる車両のステアリング
ホイールの変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール本体 2 芯金 2d モジュール取付け部 4 付勢手段 4d 係止突部 4e,4f 係止片 5 エアバッグモジュール 5a ベースプレート 5b ガイド壁 5c 通孔 6 カバー 6a 筒体 6b 係止突起 6c 通孔 8 ホーンスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール本体内にエアバッ
    グモジュ−ルを上下摺動自在に支承し、かつ前記ステア
    リングホイール本体と前記エアバッグモジュールとの間
    に、ホーンスイッチを設けた車両のステアリングホイー
    ルであって、前記ステアリングホイール本体と前記エア
    バッグモジュールの摺動部に、前記エアバッグモジュー
    ルの摺動方向と交差する方向より付勢手段を挿入するこ
    とにより、前記エアバッグモジュールを上方へ付勢する
    と同時に、前記ステアリングホイール本体に対して、前
    記エアバッグモジュールを係止したことを特徴とする車
    両のステアリングホイール。
  2. 【請求項2】 前記ステアリングホイール本体のハブに
    モジュール取付け部を形成して、前記モジュール取付け
    部に通孔を開口し、また前記エアバッグモジュールのベ
    ースプレートに、前記モジュール取付け部と摺接するガ
    イド壁を形成して、前記ガイド壁に通孔を開口すると共
    に、前記モジュール取付け部の通孔と、前記ガイド壁の
    通孔に付勢手段を挿入することにより、前記エアバッグ
    モジュールを上方へ付勢すると同時に、前記ステアリン
    グホイール本体に前記エアバッグモジュールを係止して
    なる請求項1記載の車両のステアリングホイール。
  3. 【請求項3】 ステアリングホイール本体内に固着され
    るエアバッグモジュールの上面を覆うカバーを、前記エ
    アバッグモジュールに対して上下動自在に支承すると共
    に、前記ベースプレートと前記カバーの間にホーンスイ
    ッチを設けた車両のステアリングホイールであって、前
    記エアバッグモジュールのベースプレートにガイド壁を
    形成して、前記ガイド壁に通孔を開口し、また前記カバ
    ーの内面に、前記ガイド壁と摺接する筒体を突設して、
    前記筒体に通孔を開口すると共に、前記ガイド壁の通孔
    と、前記筒体の通孔に付勢手段を挿入することにより、
    前記カバーを上方へ付勢すると同時に、前記エアバッグ
    モジュールに対してカバーを係止したことを特徴とする
    車両のステアリングホイール。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段を弾性を有する金属板によ
    りほぼU字形に形成し、かつ前記付勢手段の上辺部と下
    辺部の連設部に係止突部を、また前記上辺部と下辺部の
    開放端側に係止片を形成してなる請求項1ないし3の何
    れか1項記載の車両のステアリングホイール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168812A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Tokai Rika Co Ltd ステアリングホイール用組付装置
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