JPH08192755A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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Publication number
JPH08192755A
JPH08192755A JP7007337A JP733795A JPH08192755A JP H08192755 A JPH08192755 A JP H08192755A JP 7007337 A JP7007337 A JP 7007337A JP 733795 A JP733795 A JP 733795A JP H08192755 A JPH08192755 A JP H08192755A
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JP
Japan
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pad body
steering wheel
mounting
horn
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP7007337A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Sugiyama
友一 杉山
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08192755A publication Critical patent/JPH08192755A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q5/00Arrangement or adaptation of acoustic signal devices
    • B60Q5/001Switches therefor
    • B60Q5/003Switches therefor mounted on the steering wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • B60R21/2035Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit
    • B60R21/2037Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit the module or a major component thereof being yieldably mounted, e.g. for actuating the horn switch or for protecting the driver in a non-deployment situation

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングホイール本体にパッド体を組み
付ける作業を容易にする。 【構成】 ステアリングホイール本体1に、両側一対の
ホーンプレート21を弾性的に進退自在かつ弾性的に傾動
自在に取り付け、ホーンスイッチ機構22を構成する。ホ
ーンプレート21に形成した支持片25に、パッド体5のベ
ースプレート51に形成した取付片63をボルト72にて締め
付け固定する。パッド体5を押圧すると、ホーンプレー
ト21に設けた可動接点26と、ステアリングホイール本体
1側に設けた固定接点とが接触してホーンが鳴る。取付
片63から、係合凸部68を突設するとともに、支持片25
に、係合凸部68に係合する係合凹部46を形成する。 【効果】 パッド体5を一方向に押し込むことにより、
係合凸部68が係合凹部46に係合し、正確な位置に容易に
仮止めできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリングホイール
本体にホーンスイッチ機構を介してパッド体を取り付け
たステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平4−353071
号公報に記載されたステアリングホイールが知られてい
る。このステアリングホイールでは、ステアリングホイ
ール本体のボス部に左右一対のホーンプレートが進退自
在に取り付けられ、これらのホーンプレートを介して、
エアバッグ装置を備えたパッド体が取り付けられてい
る。そして、各ホーンプレートには、ボスプレートに設
けた固定接点に接離する前後一対の可動接点が設けられ
ており、前後のスプリング体により弾性的に支持され
て、これら固定接点と可動接点とが離間した状態で保持
されている。また、各ホーンプレートの長手方向の中央
部からは、それぞれ下側に向かう板状の支持片が形成さ
れ、これら支持片にナットが固着されているとともに、
この支持片の下端部に係止部が切り欠き形成されてい
る。そして、パッド体からは、下方に向かって左右一対
の取付片が突設され、これら取付片に、それぞれホーン
プレートの支持片に固着したナットのねじ孔に連通する
通孔が形成されているとともに、これら取付片の外側面
に、弾性変形可能なスプリング片が外側下方に向かって
取り付けられている。そして、このスプリング片には、
取付片の通孔に連通する通孔が形成されているととも
に、下端部から内側に向かう係合部が屈曲形成されてい
る。
【0003】そして、このステアリングホイールでは、
パッド体の各取付片をホーンプレートの支持片の外側に
嵌合し、スプリング片の通孔および取付片の通孔を通し
てホーンプレートの支持片のナットにボルトを螺合して
締付けると、スプリング片の係合部が支持片の係止部に
係合し、パッド体を回り止めするとともに高さ位置を規
制することができるようになっている。そして、このス
テアリングホイールでは、パッド体を下方に押圧する
と、このパッド体を介してホーンプレートが下方に押動
され、可動接点が固定接点に接触して、ホーンスイッチ
が閉成されるようになっている。
【0004】しかしながら、上記特開平4−35307
1号公報記載の構成では、パッド体の各取付片にスプリ
ング片を取り付けているため、部品点数の増加や、加工
工程の増加などにより、製造コストの低減が困難である
との問題を有している。
【0005】また、例えば、特開平6−1246号公報
に記載されたステアリングホイールが知られている。こ
のステアリングホイールでは、パッド体の各取付片の下
端部が略くの字状に屈曲され、各ホーンプレートの支持
片の下端の辺部に当接するガイド面が形成されている。
そこで、パッド体の各取付片のガイド面を支持片の下端
の辺部に当接することにより、パッド体を仮止めでき、
パッド体の組み付けの作業効率を向上できるとともに、
ボルトを締付けることにより、取付片のガイド面を支持
片の下端の辺部に摺接させながらパッド体を押し下げ、
パッド体を所定の高さ位置に取り付けることができるよ
うになっている。
【0006】しかしながら、上記特開平6−1246号
公報記載の構成では、取付片の傾斜したガイド面を支持
片の下端の辺部に当接して仮止めおよび位置決めするた
め、位置決め精度の向上が困難であり、特に、支持片の
下端の辺部に沿った方向の位置決めが困難であるとの問
題を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、特開平
4−353071号公報記載の構成では、パッド体の各
取付片にスプリング片を取り付けているため、部品点数
の増加や、加工工程の増加などにより、製造コストの低
減が困難であるとの問題を有している。また、特開平6
−1246号公報記載の構成では、取付片の傾斜したガ
イド面を支持片の下端の辺部に当接して仮止めおよび位
置決めするため、位置決め精度の向上が困難であり、特
に、支持片の下端の辺部に沿った方向の位置決めが困難
であるとの問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ステアリングホイール本体にホーンプレートを介
してパッド体を取り付けた構成において、製造の際の組
立性が良好なステアリングホイールを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のステアリングホ
イールは、ステアリングホイール本体に、ホーンスイッ
チ機構を介してパッド体を取り付けたステアリングホイ
ールにおいて、前記ホーンスイッチ機構は、前記ステア
リングホイール本体に弾性的に進退可能かつ弾性的に傾
動可能に支持された可動部と、前記ステアリングホイー
ル本体側に設けられた第1の接点と、前記可動部に設け
られ前記第1の接点に接離される第2の接点と、前記パ
ッド体に設けられたスイッチ取付部に締付具を用いて固
定されるパッド体取付部とを備え、前記スイッチ取付部
およびパッド体取付部の一方に突設された、前記パッド
体の取付方向と交差する方向に向かう係合凸部と、これ
らスイッチ取付部およびパッド体取付部の他方に切り欠
き形成された、前記係合凸部が係合される係合凹部とを
具備したものである。
【0010】
【作用】本発明のステアリングホイールでは、ステアリ
ングホイール本体に、ホーンスイッチ機構を介してパッ
ド体を取り付けており、このパッド体を押圧すると、可
動部に設けた第2の接点がステアリングホイール本体側
に設けられた第1の接点に接触してホーンスイッチが閉
成される。そして、ホーンスイッチ機構の可動部に設け
たパッド体取付部と、パッド体に設けたスイッチ取付部
とは、係合凸部と係合凹部との係合により、正確な位置
に仮止めされるとともに、締付具を締付ける力が加わっ
た際の位置のずれが抑制される。そして、可動部は、弾
性的に傾動可能に支持されているため、パッド体の取付
方向と交差する方向に向かう係合凸部が係合凹部に容易
に係合される。また、係合凹部は単純な形状で容易に形
成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明のステアリングホイールの一実
施例の構成を図面を参照して説明する。
【0012】図2において、1はステアリングホイール
本体で、このステアリングホイール本体1は、円環状の
リム部2と、このリム部2の内側に位置するボス部3
と、これらのリム部2とボス部3とを連結する複数のス
ポーク部4とを有している。そして、このボス部3の上
部(乗員側)には、エアバッグ装置を内蔵したパッド体
5が取り付けられている。また、図3に示すように、ス
テアリングホイール本体1のボス部3の下部には、略円
筒状で金属製のボス6が設けられ、このボス6が、図示
しない自動車のステアリングシャフトに嵌着して固定さ
れるようになっている。また、このボス6の上部には、
ボスプレート7が溶接などによって固着され、このボス
プレート7に、スポーク部4の芯金4aが一体あるいは別
体をなして接続されている。
【0013】また、図3および図4に示すように、この
ボスプレート7の四隅近傍に位置して、ホーンスイッチ
取付部8が一体または別体をなして設けられている。ま
た、このホーンスイッチ取付部8には、上側に開口した
ねじ孔11を形成した取付座部12が形成されているととも
に、この取付座部12に隣接して、固定接点取付部14が上
側に向かって突設され、この固定接点取付部14の上部
に、導電性を有する第1の接点としての固定接点15が埋
込などして固定されている。
【0014】そして、これらホーンスイッチ取付部8の
上側に位置して、可動部としての左右一対のホーンプレ
ート21が取り付けられて、左右一対のホーンスイッチ機
構22が構成されている。
【0015】そして、ホーンプレート21は、図1、図
3、および図4に示すように、前後方向を長手方向とす
る基板部24と、この基板部24の外側の長手方向の中央部
から上方に折曲されたパッド体取付部としての支持片25
となどが金属板を打ち抜き折曲などして一体に形成され
ている。また、基板部24の長手方向の前後の端部近傍に
は、それぞれ導電性を有する第2の接点としての可動接
点26が固着され、ホーンプレート21に電気的に接続され
ている。そして、これらの可動接点26とステアリングホ
イール本体1の固定接点15とが接離されることにより、
ホーンスイッチが作動するようになっている。
【0016】また、各基板部24には、長手方向に沿った
内側部に、上側に向かう内側補強板部27が一体に折曲形
成されているとともに、長手方向に沿った外側部には、
上側に向かう外側補強板部28が一体に折曲形成されてい
る。さらに、この基板部24の前後の端部近傍には、それ
ぞれ下側に向かうフランジ部31a を有した取付孔31が形
成されている。そして、各ホーンプレート21の基板部24
の前後の端部近傍の上面には、絶縁性の合成樹脂などに
て一体に形成された上部絶縁体33がそれぞれ装着されて
いる。そして、この上部絶縁体33には、可動接点26の上
側を覆うようにして、略円筒状をなす当接部34が上側に
向かって突設されているとともに、基板部24の取付孔31
に嵌合する筒状部35が下側に向かって突設されている。
【0017】さらに、各ホーンプレート21の基板部24の
前後の端部近傍の下面には、それぞれ絶縁性の合成樹脂
などにて一体に形成された環状の下部絶縁体37が装着さ
れている。そして、各下部絶縁体37は、基板部24のフラ
ンジ部31a を覆うようにして、上部絶縁体33の筒状部35
に嵌合している。
【0018】そして、各ホーンプレート21は、上部絶縁
体33の筒状部35に嵌合するコイル状のスプリング体41に
より上側に向かって付勢されているとともに、この筒状
部35を挿通するねじ部材42により下方に向かって係止さ
れ、上下方向に弾性的に進退自在に支持されているとと
もに、少なくとも外側方向に弾性的に傾動可能に支持さ
れている。
【0019】すなわち、ねじ部材42には、ねじ溝が形成
されたねじ部42a と、このねじ部42a より径寸法の大き
い頭部42b とが形成されているとともに、これらねじ部
42aと頭部42b との間に、これらのねじ部42a と頭部42b
との間の径寸法を有する円柱状の軸部42c が形成され
ている。そして、このねじ部材42の軸部42c を上部絶縁
体33の筒状部35に上側から摺動自在に挿通させ、ねじ部
42a をホーンスイッチ取付部8の取付座部12のねじ孔11
に螺合して固定した状態で、このねじ部材42の軸部42c
によりホーンプレート21が上下動自在に案内され、スプ
リング体41により上側に向かって付勢されるとともに、
ねじ部材42の頭部42b が上部絶縁体33の上面に接離可能
に当接して係止し、ホーンプレート21の高さ位置を規制
して、可動接点26と固定接点15との離間寸法を一定に保
持するようになっている。さらに、この状態で、ねじ部
材42の軸部42c の外径寸法は、上部絶縁体33の筒状部35
の内径寸法よりも若干小さく形成されており、ホーンプ
レート21は、内外側に向かって若干傾動できるようにな
っているが、スプリング体41の付勢力により、基板部24
がほぼ水平状になるように弾性的に保持されている。な
お、この状態で、これらスプリング体41とねじ部材42と
は、上部絶縁体33および下部絶縁体37により、ホーンプ
レート21と絶縁されている。
【0020】また、このホーンプレート21の基板部24か
ら上方に折曲形成された支持片25は、略矩形板状をなす
支持片本体部44を有し、この支持片本体部44の略中央部
に、円孔状をなす通孔45が形成されているとともに、こ
の通孔45の上側の近傍に位置して、支持片本体部44の前
側縁に連通する係合凹部46が略U字状に切り欠かれて形
成されている。さらに、この支持片本体部44の上端部
は、外側に向かって拡開状に折曲され、傾斜案内部47が
形成されている。
【0021】一方、図1ないし図4に示すように、パッ
ド体5は、平面略矩形状をなすベースプレート51を有し
ている。そして、このベースプレート51は鋼板などの金
属板をプレス加工などして略箱状に形成され、このベー
スプレート51の中央部に形成した円孔に、ガスを噴射す
るインフレータ53が固定されているとともに、このベー
スプレート51の上面には、このインフレータ53を覆うよ
うにして、折り畳まれたエアバッグ54が取り付けられて
いる。また、このベースプレート51の周縁部からは、下
方に向かって周壁部56が折曲形成されている。さらに、
この周壁部56には、ベースプレート51およびエアバッグ
54などを覆うカバー体57の下側に突設した取付壁部58が
リベット59により固定され、エアバッグモジュールが構
成されている。また、カバー体57には、平面略H字状な
どをなす脆弱なティアライン60が形成されている。
【0022】また、図1および図5ないし図7に示すよ
うに、パッド体5のベースプレート51の左右両側の周壁
部56の略中央部からは、それぞれ下方に向かってスイッ
チ取付部としての取付片63が一体に延設されており、こ
れらの取付片63がホーンプレート21の支持片25の内側に
嵌合するようになっている。そして、これらの取付片63
には、固着孔が形成され、この固着孔に、締付具を構成
するナット66がかしめ、圧入あるいは溶接などして固定
されている。そして、このナット66は、内周面にねじ溝
を形成した略円筒状をなし、取付片63の内側に突出した
状態で固定されている。さらに、この取付片63には、略
円柱状をなす係合凸部68が一体に打ち出し形成されてい
る。
【0023】そして、このパッド体5は、ベースプレー
ト51の取付片63をホーンプレート21の支持片25の内側に
嵌合し、係合凸部68を係合凹部46に係合した状態で、パ
ッド体5の両外側方から、ホーンプレート21の支持片25
の通孔45に締付具を構成するボルト72のねじ部73を挿入
し、このねじ部73をベースプレート51の取付片63に固定
したナット66に螺合して締め付けることにより、ボルト
72の頭部74と取付片63との間に支持片25が挾持して締め
付けられ、ステアリングホイール本体1にパッド体5が
固定されている。
【0024】そして、この状態で、パッド体5を下方に
押動することにより、パッド体5の全体が下降し、ベー
スプレート51の取付片63がボルト72を介してホーンプレ
ート21の支持片25を押動するとともに、ベースプレート
51の四隅の近傍がホーンスイッチ機構22の各上部絶縁体
33の当接部34を下方に押動して、ホーンプレート21をス
プリング体41の付勢力に抗して下方に押し下げ、ホーン
プレート21の可動接点26をボスプレート7の固定接点15
に接触させ、図示しないホーン機構を作動させてホーン
を吹鳴させるようになっている。
【0025】また、自動車の衝突の際などには、インフ
レータ53から噴射されるガスによりエアバッグ54を膨張
させ、この膨張の圧力によりカバー体57をティアライン
60に沿って開裂させてエアバッグ54の突出口を形成し、
この突出口からエアバッグ54を突出させて乗員の前側に
膨張展開させ、乗員を衝撃から保護するようになってい
る。
【0026】そして、このパッド体5をステアリングホ
イール本体1に組み付ける際には、図5および図6に示
すように、このパッド体5の水平位置をステアリングホ
イール本体1に合わせて、そのままステアリングホイー
ル本体1のボス部3に押し込む。すると、図8に示すよ
うに、パッド体5の取付片63から突設した係合凸部68
が、ホーンプレート21の支持片25に当接して、このホー
ンプレート21を外側に傾動させる。そして、さらにパッ
ド体5を押し込み、係合凸部68と係合凹部46との位置が
あった時点で、図1、図7、および図9に示すように、
ホーンプレート21がスプリング体41の付勢力によって内
側に復帰回動し、係合凸部68が係合凹部46に係合して、
パッド体5が位置決めして仮保持される。すなわち、こ
の状態で、パッド体5の取付片63とホーンプレート21の
支持片25との高さ位置および左右位置が正確に設定され
るとともに、パッド体5を前側に押し込むことにより、
係合凸部68が係合凹部46の奥側の端部に当接して、前後
位置が正確に設定される。
【0027】この状態で、パッド体5の両外側方から、
ベースプレート51の取付片63の取付孔64にそれぞれボル
ト72のねじ部73を挿入し、このねじ部73をホーンプレー
ト21の支持片25に固定したナット66に螺合して締め付け
ることにより、ボルト72の拡径部74と、支持片25との間
にベースプレート51の取付片63が挾持して締め付けら
れ、ステアリングホイール本体1にパッド体5が強固に
固定されるようになっている。
【0028】このように、本実施例のステアリングホイ
ールによれば、ホーンスイッチ機構22のホーンプレート
21に設けた支持片25と、パッド体5に設けた取付片63と
を、係合凸部68と係合凹部46との係合により、正確な位
置に仮止めできるとともに、ボルト72をナット66に締付
ける力が加わった際にも、パッド体5が回転することが
なく、パッド体5の位置のずれを抑制することができ
る。そこで、パッド体5の取り付け精度を向上し、ステ
アリングホイールの外観を良好にできるとともに、ホー
ンプレート21とこのホーンプレート21を押動するベース
プレート51との位置関係を容易かつ正確に設定でき、ホ
ーンストロークを一定にして、ホーンスイッチの操作性
を良好にすることができる。さらに、パッド体5を正確
な位置に容易に仮止めできるため、パッド体5の組み付
け作業を容易にして、製造コストを低減することができ
る。
【0029】また、ホーンプレート21を、スプリング体
41により弾性的に傾動可能に支持したため、パッド体5
を一方向に押し込むのみで、パッド体5の取付方向とほ
ぼ直交する方向に向かう係合凸部68と係合凹部46とを容
易に係合でき、パッド体5の組み付け作業を容易にし
て、製造コストを低減することができる。
【0030】さらに、係合凹部46は、略U字状に切り欠
いた単純な形状で容易に形成できるとともに、ホーンプ
レート21を上下方向に弾性的に支持するスプリング体41
と傾動方向に弾性的に支持するスプリング体41とを兼用
できるため、別部材の構造を用いてパッド体5の位置規
制や回り止めを行う構成に比べて、製造コストを低減す
ることができる。
【0031】また、係合凹部46は、略U字状に切り欠い
た小さく単純な形状であり、支持片25の強度の低下をも
たらすことがない。そして、この係合凹部46は、通孔45
の近傍に位置して支持片25の側部に形成できるため、ボ
ルト72の締め付けの際にパッド体5を確実に固定できる
とともに、支持片の先端部に係合部を形成する構成に比
べて、支持片などを小形化でき、エアバッグモジュール
全体を小形化することができる。
【0032】なお、上記の実施例では、パッド体5を一
方向に押し込むことにより、係合凸部68と係合凹部46と
を係合させたが、例えば、図10に示すように、パッド
体5を係合凹部46の開口方向に沿って前後方向に移動さ
せることにより、係合凸部68と係合凹部46とを係脱させ
ることもできる。
【0033】また、上記の実施例では、係合凸部68を取
付片63から円柱状に打ち出し突設したが、例えば、角柱
状などに突設することもでき、あるいは、図11に示す
ように、爪形状の係合凸部71を切り起こし形成すること
もできる。また、別部材を取付片63に固着して係合凸部
を形成することもできる。
【0034】さらに、上記の各実施例では、ホーンプレ
ート21の支持片25に係合凹部46を形成するとともに、パ
ッド体5の取付片63に係合凸部68を形成したが、ホーン
プレート21の支持片25から係合凸部を突設するととも
に、パッド体5の取付片63に係合凸部に係合する係合凹
部を係合することもできる。
【0035】そして、上記の各実施例では、ホーンプレ
ート21の支持片25は基板部24から上方に向かって折曲形
成したが、下側に向かって折曲形成することもできる。
また、このような場合には、ホーンプレートに形成した
支持片にナットを固着し、ベースプレートに形成した取
付片に通孔を形成することもできる。
【0036】さらに、上記の実施例では、パッド体5に
エアバッグ装置を内蔵した構造について説明したが、衝
撃吸収体を内蔵したパッド体など、エアバッグ装置を備
えないステアリングホイールに適用することもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明のステアリングホイールによれ
ば、ホーンスイッチ機構の可動部に設けたパッド体取付
部と、パッド体に設けたスイッチ取付部とを、係合凸部
と係合凹部との係合により、正確な位置に仮止めするこ
とができるとともに、締付具を締付ける力が加わった際
の位置のずれをも抑制することができる。そこで、パッ
ド体の取り付け精度を向上し、ホーンスイッチの操作感
を向上させることができるとともに、パッド体の組み付
け作業を容易にして、製造コストを低減することができ
る。また、可動部を、弾性的に傾動可能に支持したた
め、パッド体の取付方向と交差する方向に向かう係合凸
部を係合凹部に容易に係合でき、パッド体の組み付け作
業を容易にして、製造コストを低減することができる。
さらに、係合凹部は単純な形状で容易に形成されるた
め、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すステアリングホイール
の一部を切り欠いた斜視図である。
【図2】同上ステアリングホイールの平面図である。
【図3】同上ステアリングホイールのパッド体を外した
状態の平面図である。
【図4】同上ステアリングホイールの一部の断面図であ
る。
【図5】同上ステアリングホイールの分解状態を示す一
部の斜視図である。
【図6】同上ステアリングホイールの分解状態を示す一
部の断面図である。
【図7】同上ステアリングホイールの組み付け状態を示
す一部の断面図である。
【図8】同上ステアリングホイールの分解状態を示す一
部を切り欠いた一部の斜視図である。
【図9】同上ステアリングホイールの組み付け状態を示
す一部を切り欠いた一部の斜視図である。
【図10】同上ステアリングホイールの着脱動作を示す
説明図である。
【図11】本発明のステアリングホイールの他の実施例
を示す一部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール本体 5 パッド体 15 第1の接点としての固定接点 21 可動部としてのホーンプレート 22 ホーンスイッチ機構 25 パッド体取付部としての支持片 26 第2の接点としての可動接点 46 係合凹部 63 スイッチ取付部としての取付片 66 締付具を構成するナット 68 係合凸部 72 締付具を構成するボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール本体に、ホーンス
    イッチ機構を介してパッド体を取り付けたステアリング
    ホイールにおいて、 前記ホーンスイッチ機構は、前記ステアリングホイール
    本体に弾性的に進退可能かつ弾性的に傾動可能に支持さ
    れた可動部と、前記ステアリングホイール本体側に設け
    られた第1の接点と、前記可動部に設けられ前記第1の
    接点に接離される第2の接点と、前記パッド体に設けら
    れたスイッチ取付部に締付具を用いて固定されるパッド
    体取付部とを備え、 前記スイッチ取付部およびパッド体取付部の一方に突設
    された、前記パッド体の取付方向と交差する方向に向か
    う係合凸部と、これらスイッチ取付部およびパッド体取
    付部の他方に切り欠き形成された、前記係合凸部が係合
    される係合凹部とを具備したことを特徴とするステアリ
    ングホイール。
JP7007337A 1995-01-20 1995-01-20 ステアリングホイール Pending JPH08192755A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014042008A1 (ja) * 2012-09-12 2014-03-20 タカタ株式会社 エアバッグモジュールの取付構造

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