JP2001341603A - エアバッグの折畳み方法 - Google Patents

エアバッグの折畳み方法

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JP2001341603A
JP2001341603A JP2000165929A JP2000165929A JP2001341603A JP 2001341603 A JP2001341603 A JP 2001341603A JP 2000165929 A JP2000165929 A JP 2000165929A JP 2000165929 A JP2000165929 A JP 2000165929A JP 2001341603 A JP2001341603 A JP 2001341603A
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airbag
folding
folded
air bag
restraining
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Masami Tonooka
正美 殿岡
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアバッグの良好な膨脹展開特性を得ることが
できると共に、エアバッグの折畳み工程を簡略化させて
自動化に最適なエアバッグの折畳み方法を提供する。 【解決手段】袋状をなすエアバッグ(7) は二層、又は内
部が仕切られた三層以上の基布から構成される。偏平状
に拡げられたエアバッグ(7) を折り畳むとき、複数の層
状をなす基布の中心部(30)を中心として放射方向に分散
して配列されるポイント状の複数の拘束手段で拘束す
る。それらの全ての拘束部位(31 〜34) を前記中心部(3
0)に収束させて、エアバッグ(7) をポイント状の各拘束
部位(31 〜34) を略所定の速度で且つ略同一の折畳み高
さにして放射方向に皺状態で折り畳む。エアバッグ(7)
の折畳み高さは各拘束部位(31 〜34) の相互間の距離に
より変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明はエアバッグの折畳み方法
に係わり、特に、衝突時におけるエアバッグの膨張展開
特性の向上とエアバッグ折畳み工程の簡略化とを図った
エアバッグの折畳み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両に大きな衝撃を受けたと
き、その衝撃を感知して作動し、エアバッグの内部に気
体を導入し、同エアバッグを瞬時に膨張させ、同エアバ
ッグにより乗員の上半身を緩衝支持して人体に加わる衝
撃力を大幅に緩和するエアバッグモジュールが実用化さ
れている。このエアバッグモジュールのエアバッグの適
正な膨張速度や膨張展開形態等はエアバッグ自体の折畳
み形態によっても大きく影響される。このため、従来か
らエアバッグの折畳み方法について様々な改良がなされ
ている。
【0003】例えば、エアバッグの内気を抜いて偏平状
に拡げたのち、線に沿って折り畳むエアバッグの折畳み
方法がドイツ特許第4422276C2号公報に開示さ
れている。同公報に開示されたエアバッグの折畳み方法
は、所定の間隙をおいて同軸上に重ね合わされた複数の
有底円筒状の折込み用型が上下に対向して交互に嵌合可
能に配され、平たく拡げた略円形のエアバッグを上下の
前記折込み用型の間に設置し、同エアバッグの中央部を
上下の前記折込み用型の軸間に挟持固定する。
【0004】次いで、上下に配された複数の前記折込み
用型をエアバッグの中央部から径方向に向かって順次嵌
合させることにより、エアバッグの外側領域を同心円上
を径方向にジグザグに折り畳み、複数の同心円状の波形
を形成する。その波形を形成したのち、最も外側の前記
折込み用型を離型して、エアバッグの波形部分をエアバ
ッグの中央部に向かって寄せ集める。続いて、次位の外
側の前記折込み用型を離型して、エアバッグの波形部分
をエアバッグの中央部に向かって寄せ集める。この操作
を順次繰り返すことにより、エアバッグの波形部分をエ
アバッグの中央部の周りに圧縮して折り畳む。
【0005】また、例えば特開平11ー192909号
公報に開示されたエアバッグの折畳み方法によれば、略
円形をなすエアバッグは、同軸上に配された上下一対の
回転ディスクの間に平たく拡げて置かれ、エアバッグの
中央部が各回転ディスクの軸間に挟持固定される。各回
転ディスクには、径方向内側にエアバッグ巻取り用の受
入れスペースを残して複数の放射状ウェブが垂直にそれ
ぞれ突設されている。各回転ディスクの間に配されたエ
アバッグの外側領域は、上下の各放射状ウェブを所定の
間隔をおいて垂直方向に重複させることにより円周方向
にジグザグ状に折られ、固定されない状態に維持され
る。
【0006】各回転ディスクを同期的に回転させること
により、ジグザグ状に折られたエアバッグの外側領域は
放射状の折り目を形成しながら、回転ディスクの回転中
心に向かって旋回する。エアバッグの外側領域は上下の
各放射状ウェブの間を径方向内側に移動し、エアバッグ
の中央部の周りに寄せ集められて前記受入れスペース中
に密に折り畳まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ドイツ特許第4422276C2号公報に開示されたエ
アバッグの折畳み方法は、エアバッグの内気を抜いて偏
平状にしたのち、円周方向の線に沿って折り畳むもので
あって、既述したごとく作業工程が多く、生産効率の悪
化とコスト高を招き、自動化には馴染まない。しかも、
エアバッグを同心円上を径方向にジグザグに折り畳み、
これを中心に向けて圧縮した状態とするため、エアバッ
グの膨出展開時には、密に折り畳まれた状態のエアバッ
グはインフレータからのガスが放射方向に流れることが
阻害される。
【0008】つまり、エアバッグの膨出展開は、先ず、
エアバッグの中央部が膨張し、エアバッグカバーの裂断
後、エアバッグカバーから外部に飛び出た直後のエアバ
ッグの外周方向へのガスの流れが一瞬抑制され、折り畳
まれた部分が連通して初めて円滑な流れとなる。従っ
て、このドイツ特許によるエアバッグの折畳み方法で
は、インフレータの起動後に瞬時に膨出展開することが
要求されるエアバッグとしての機能が十分に発揮されな
い。
【0009】また、上記特開平11ー192909号公
報に開示されたエアバッグの折畳み方法は、既述したご
とく上下一対の回転ディスクを同期的に回転させること
により、円周方向にジグザグ状に折られて、エアバッグ
の中央部の周りに渦巻き状に巻き込んで折り畳まれもの
である。エアバッグの膨出展開の際には、ガスは気密に
折り畳まれた状態のエアバッグには放射方向の展開動作
と渦巻き状の巻込み形態の巻戻しとに必要なガス圧と流
れが要求される。これらの要求が満足されないかぎり、
エアバッグの円滑な膨出展開動作が期待できない。
【0010】更に、この従来のエアバッグの折畳み方法
では、自動的にエアバッグの折畳み及び巻込みが行われ
るため、折畳装置自体の部材間の位置関係や間隔などを
高度に調整し、或いはそれらの動きを厳しく制御しなけ
ればならず、作業のコスト高を招きやすい。
【0011】本発明は、かかる従来の課題を解消すべく
なされたものであり、その具体的な目的は、エアバッグ
の良好な膨脹展開特性を得ることができると共に、エア
バッグの折畳み工程を簡略化させて自動化に最適なエア
バッグの折畳み方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本件請求項
1に係る発明は、少なくとも二層の基布を対向して形成
されたエアバッグを所望形状に折り畳むエアバッグの折
畳み方法であって、前記エアバッグの所定部位を中心と
して放射方向に分散して配されるポイント状の複数の拘
束手段により前記エアバッグを拘束すること、前記エア
バッグの拘束手段により拘束された全ての部位を、前記
エアバッグの所定部位に収束させて前記エアバッグの基
布を皺状に折り畳むことを含んでなることを特徴とする
エアバッグの折畳み方法にある。
【0013】この発明によれば、袋状をなすエアバッグ
は二層、又は内部が仕切られた三層以上の基布から構成
される。偏平状に拡げられたエアバッグを折り畳むと
き、複数の層状をなす基布の所定部位を中心として放射
方向に分散して配列されるポイント状の複数の拘束手段
で拘束する。それらの全ての拘束部位を前記所定部位に
収束させて、エアバッグをポイント状の各拘束部位を略
同一の折畳み高さにして放射方向に皺状態で折り畳む。
エアバッグの折畳み高さは各拘束部位の相互間の距離に
より変更される。
【0014】ポイント状の各拘束部位の間の基布が前記
所定部位の中心部に向かって波形をなし、所望の折畳み
形状のエアバッグが安定して形成でき、その折畳み工程
が少なく折畳み作業が容易であるため、自動化も可能で
あり、作業能率を著しく向上させることができる。こう
して折り畳まれたエアバッグは、放射方向に分散されて
皺状に折り畳まれるため、積層された基布が密着せず、
各折畳み部分の間にガスの流れを膨脹展開方向に導くた
めの空間が連通して形成されるため、均一に分散された
高圧ガスが脹展開方向に円滑に膨脹展開させることが可
能となる。
【0015】請求項2に係る発明のごとく、前記エアバ
ッグの基布の表面を挟持して拘束している。前記エアバ
ッグの基布に対する拘束部位が所望の部位に特定でき、
自然な皺や撓みを積極的に付与でき、各折畳み部分が安
定して略錐状に折り畳まれ、上記所定部位の中心部に向
けて効果的に収束させることができる。前記エアバッグ
の膨脹展開特性のばらつきが少ない。
【0016】請求項3に係る発明のごとく、前記エアバ
ッグの拘束部位は略均一に分散している。その結果、ポ
イント状の折畳み部分が方向性をもたず、且つ皺が付与
されて全体に分散されるため、放射方向に向かうガスの
流れ通路がエアバッグの全体にわたって均一に得られ
る。折畳み波形や折畳み高さが一定化し、嵩張らずコン
パクトな折畳み形状が得られ、箱状をなす収納容器内に
容易に取り付けることができる。
【0017】請求項4に係る発明は、前記エアバッグの
拘束部位をジグザグ状に分散させることを規定してい
る。前記エアバッグの拘束部位は上記所定部位の中心部
に向かう放射方向にジグザグ状に配列させる。前記エア
バッグの基布には上記所定部位の中心部から放射方向に
向かって略連続する皺が形成され、ガスの流通性が改善
され、エアバッグの放射方向に向けて効果的に膨脹展開
させることができ、より一層コンパクトな折畳形状が得
られる。
【0018】請求項5に係る発明は、隣合う複数の前記
拘束部位の間の前記基布を一方向にエアブローすること
を規定している。各拘束部位の間の皺の形成を促進する
と共に波形の形成を補助し、不自然な皺や撓み等を生じ
ることなく更に一層安定して且つ容易に皺状に折り畳む
ことができ、エアバッグの膨脹展開特性の均一性(再現
性)の向上が達成できる。
【0019】請求項6に係る発明は、略円形状の一対の
基布を対向させて袋状のエアバッグを形成すると共に、
同基布にガス導入開口を設け、同ガス導入開口を前記所
定部位としている。前記基布の皺状をなす波形部分がガ
ス導入開口に向けて折り畳まれているため、同ガス導入
開口を中心としてガス圧が周辺に良好に分散され、前記
基布の外周部にガス圧を円滑に且つ速やかに作用させ、
乗員方向と交差する方向に向けてエアバッグを効果的に
膨脹展開させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて具体的に説明する。図1〜図4は
本発明の代表的な実施形態を示している。図1は同エア
バッグモジュールを装着したステアリングホイールの斜
視図であり、図2は図1のA−A線に沿う断面拡大図で
あり、図3は同エアバッグモジュールの構造を示す分解
斜視図であり、図4は同エアバッグを示す平面図であ
る。なお、本実施形態ではステアリングホイールに装着
されるエアバッグモジュールを例に挙げて説明するが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば助手席
前方のインスツルメントパネルや後部座席の前方の前方
座席等の内部に取り付けられるエアバッグモジュールに
も効果的に適用される。
【0021】図1及び図2において、符号1はステアリ
ングホイール本体であり、同ステアリングホイール本体
1は中央のボス部2と円環状のリム部3とを三本のスポ
ーク部4により連結して構成されている。同スポーク部
4の芯金は車体側に設けられた図示せぬステアリングシ
ャフトに嵌着される同じく図示せぬボスのボスプレート
に一体にダイカスト成形されて連結されている。前記ボ
ス部2の下部にはエアバッグモジュール5が配されてい
る。このエアバッグモジュール5は、従来と同様にベー
スプレート6と、前記ボス部2を兼ねたエアバッグカバ
ー2と、エアバッグ7と、インフレータ8と、リテーナ
9等とを備えている。
【0022】図3に示すように、前記ベースプレート6
は略矩形状をなす基板部6aと、同基板部6aの外端か
ら上方に突設された側板部6bとを有している。前記基
板部6aの中央部には略四角形をなす隆起部6cが上方
に突設されている。同隆起部6cの中央部には前記イン
フレータ8が嵌着する円形をなすガス噴出開口部6dが
形成されており、同ガス噴出開口部6dの周縁部に4つ
のボルト挿通孔6e,…,6eが等間隔に穿設されてい
る。前記側板部6bの外壁部には3個のスイッチベース
6f,…,6fが外方に向かって突設されると共に、各
スイッチベース6fの間に所定の間隔をおいて複数個の
係着突起6g,…,6gが形成されている。かかる構成
をもつ前記ベースプレート6はマグネシウム合金をダイ
カスト成形して製造される。
【0023】前記エアバッグ7を覆うエアバッグカバー
2は各種の熱可塑性エラストマー樹脂等からなり、例え
ばTPOを使って射出成形により得られる。前記エアバ
ッグカバー2の表面にはバッジ2aが取り付けられてお
り、その裏面には前記バッジ2aを避けて肉薄部からな
る略H字状の破断予定溝2b(テアライン)が形成され
ている。前記エアバッグカバー2の裏面には、その外周
縁と所定の間隔をおいて立壁を有する略方形の枠部2c
が突設されている。同枠部2cは所定の間隔をおいて縦
スリット状の切欠部2dを介して複数の取付片2e,
…,2eに分割して形成されている。同取付片2eには
前記ベースプレート6の係着突起6gが係着する係着孔
2fが穿設されている。エアバッグ7が膨張展開すると
き、エアバッグカバー2は前記ベースプレート6に保持
される。
【0024】更に前記エアバッグカバー2の裏面には、
前記枠部2cに形成された所定の切欠部2dの外側に位
置するように円筒状をなす3個の取付ボス2g,…,2
gが突設されている。大径の上部筒体10aと小径の下
部筒体10bを有する可動部材10が前記取付ボス2g
に取り付けられている。その上部筒体10aには一端が
U字状に折り曲げられた嵌着片11aを有する鋼板プレ
ート11が一体にアウトサート成形されている。前記上
部筒体10aが前記取付ボス2gに外嵌され、前記嵌着
片11aが前記枠部2cの切欠部2dに係止されてい
る。
【0025】前記下部筒体10bには案内体である取付
ビス12が螺着されている。前記可動部材10は前記取
付ボス2gと前記ベースプレート6のスイッチベース6
fとの間にコイルスプリング13を介して支持されてお
り、ホーンスイッチを構成している。前記可動部材10
は前記エアバッグカバー2を押圧すると、前記コイルス
プリング13の弾力に抗して下方向に所定量移動する。
【0026】前記エアバッグ7は二層、又は内部が仕切
られた三層以上の基布から構成される。本実施形態にあ
っては、略円形状をなす第1及び第2基布7a,7bか
ら構成されている。第1及び第2基布7a,7bは、例
えば315デニールのナイロン66糸を用いた目付20
0g/m2 の一枚の織布からそれぞれ構成されており、
その外周縁部を互いに縫着して袋状に連結一体化してい
る。前記エアバッグ7の一部には図示せぬベントホール
が形成されている。前記第2基布7bの略中央部には略
円形をなすガス導入開口7cが形成されると共に、同ガ
ス導入開口7cの周辺部には前記ベースプレート6のボ
ルト挿通孔6eと等間隔に配された4つの挿通孔7d,
…,7dが穿設されている。
【0027】前記インフレータ8は全体が偏平な略円柱
形をなしており、その上下方向の中間部に略方形のフラ
ンジ部を有している。同フランジ部の4つの隅角部には
ボルト挿通孔8a,…,8aが穿設されており、同ボル
ト挿通孔8aは前記ベースプレート6のボルト挿通孔6
eの設置部位に対応している。前記インフレータ8の上
半部には複数個のガス噴射孔8b,…,8bが形成され
ている。その下半部はリード線8cに接続されたコネク
タを介して図示せぬ衝撃センサ等に電気的に接続され
る。前記インフレータ8は前記ベースプレート6のガス
噴出開口部6dに下方から嵌着され、上記ベースプレー
ト6の隆起部6cの下面にフランジ部を当接した状態で
固着される。
【0028】前記リテーナ9は外周フランジを有する略
四角形のプレート部9aからなり、同プレート部9aに
は前記ベースプレート6の隆起部6cに形成されたガス
噴出開口部6dの設定部位に対応して略同じ大きさの開
口部9bが形成されている。前記プレート部9aの4つ
の隅角部は裏面に突出する4本のスタッドボルト9c,
…,9cを有している。
【0029】以上のごとく構成されたエアバッグモジュ
ール5の組込み手順は従来と格別に変わるところはな
い。前記ベースプレート6のガス噴出開口部6dに前記
インフレータ8の上半部を挿入すると共に、前記ガス噴
出開口部6dの周縁部に前記エアバッグ7のガス導入開
口7cの周縁部を前記リテーナ9により挟み込むように
して取り付ける。本発明の特徴部をなすエアバッグ7の
折畳み手順に従って折り畳まれたエアバッグ7を、前記
インフレータ8を包み込むようにして前記ベースプレー
ト6上にコンパクトに折り畳んだのち、前記リテーナ9
の各スタッドボルト9cを前記エアバッグ7の挿通孔7
d、前記ベースプレート6のボルト挿通孔6e、前記イ
ンフレータ8のボルト挿通孔8aに順次挿通し、ナット
14により緊締する。
【0030】そして、前記エアバッグカバー2の裏面に
形成された枠部2c内に前記エアバッグ7を収容させ、
同エアバッグカバー2の枠部2cに形成された取付片2
eの係着孔2fに前記ベースプレート6の係着突起6g
を係着すると共に、前記コイルスプリング13を介して
前記エアバッグカバー2の裏面に形成された取付ボス2
gに前記ベースプレート6のスイッチベース6fを配し
て取付ビス12により固定する。こうして組み立てられ
たエアバッグモジュール5は、常法に従って前記ステア
リングホイール本体1のボス部2の下面に取り付けられ
る。
【0031】図5(a)〜(c)は本発明の代表的な実
施形態であるエアバッグ7の折畳み工程を示しており、
図4のB−B線部分を記している。同図に示すように、
本実施形態のエアバッグ7の折畳み装置20は、上下動
可能な円盤状の押さえプレート21と、インフレータ8
の外形形状を模した治具22と、エアバッグ7を挟持す
る複数の挟持部材23,…,23と、各挟持部材23の
間に配された複数のエアノズル24,…,24とを備え
ている。前記治具22は前記押さえプレート21の下方
に所定の間隔をおいて配されている。図示例によれば、
エアバッグ7の折畳みの際に、エアバッグ7の中央部は
前記押さえプレート21と前記治具22との間で不動状
態に固定される。
【0032】前記挟持部材23は下方に配された六角柱
をなすピン23aと、同ピン23aの上方に配された先
端が六角形の凹状をなす凹状体23bとを備えている。
各挟持部材23は、エアバッグ7に形成されたガス導入
開口7cの中心部30を中心として放射方向に略均一に
分散してマトリックス状に配されており、上下及び水平
方向に移動可能になっている。この挟持部材23は偏平
状に拡げられたエアバッグ7を折り畳むとき、同エアバ
ッグ7の表面を挟持して拘束する。
【0033】かかる構成を備えることにより、エアバッ
グ7に対する拘束部位が所望の部位に特定でき、自然な
皺や撓みを積極的に付与できる。各折畳み部分が安定し
て略錐状に折り畳まれ、エアバッグ7の中心部30に向
けて効果的に収束させることができる。エアバッグ7の
折畳み高さは各拘束部位の相互間の距離により変更でき
る。また、偏平状をなす略円形のエアバッグ7の拘束部
位を効率的に配すると共に、移動時の滑りをなくしてポ
イント状に強固に挟持するため、前記挟持部材23の先
端は略六角形をなしているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば多角形又は円形等であってもよ
く、エアバッグ7の材質等により適宜選択できる。
【0034】本実施形態にあっては、エアバッグ7の皺
状をなす波形部分がエアバッグ7のガス導入開口7cに
向けて折り畳まれているため、同ガス導入開口7cを中
心としてガス圧が周辺に良好に分散され、エアバッグ7
の外周部にガス圧を円滑に且つ速やかに作用させ、乗員
方向と交差する方向に向けてエアバッグ7を効果的に膨
脹展開させることができる。
【0035】図4において、符号31〜34は前記挟持
部材23により挟持されるエアバッグ7のポイント状の
拘束部位を示している。図示例によれば、エアバッグ7
は、その中心部30を中心として同心円状に等間隔に配
列される第1列目の複数の第1拘束部位31,…,3
1、その外周側に同心円状に等間隔に配列される第2列
目の複数の第2拘束部位32,…,32、各第2拘束部
位32に近接する外周側に同心円状に等間隔に配列され
る第3列目の複数の第3拘束部位33,…,33、そし
て最も外周側に同心円状に所定の間隔をおいて配列され
る第4列目の複数の第4拘束部位34,…,34でポイ
ント状に拘束されるようになっている。これらの拘束部
位31〜34は上方に押し上げられて略六角錐状をなす
ような略連続する波形態となされる。
【0036】かかる構成によれば、エアバッグ7の拘束
部位31〜34は略均一に分散しているため、ポイント
状の折畳み部分が方向性をもたず、且つ皺が付与されて
全体に分散される。エアバッグ7の放射方向に向かうガ
スの流路がエアバッグ7の全体にわたって均一に得られ
る。折畳み波形や折畳み高さが一定化し、嵩張らずコン
パクトな折畳み形状が得られ、上記エアバッグカバー2
内に容易に取り付けることができる。
【0037】本発明は、エアバッグ7の折畳み方法を主
要な構成とする。以下、上記折畳み装置20を使って図
4に示すエアバッグ7を折り畳む方法について図5を参
照して説明する。この第1実施形態であるエアバッグ7
の折畳み方法にあっては、エアバッグ7のガス導入開口
7cを上記治具22に設置し、エアバッグ7の外側領域
を偏平状に拡げて複数の前記挟持部材23のピン23a
上に支持し、エアバッグ7の中央部を前記押さえプレー
ト21と前記治具22との間に波形を形成しないように
固定する。次いで、上下の前記挟持部材23をエアバッ
グ7の外側領域に互いに接近させ、第1及び第2基布7
a,7bの表面を前記挟持部材23により挟持して拘束
する。
【0038】このとき、図5(b)に示すように、ポイ
ント状の各拘束部位31〜34の間に配された上方の前
記エアノズル24から空気を一方向に噴射して、各拘束
部位31〜34の間の弛み始めた第1及び第2基布7
a,7bを下方に吹き下げ、皺の形成を促進すると共に
波形部分の形成を補助する。これにより、不自然な皺や
撓み等を生じることなく安定して且つ容易に皺状に折り
畳むことができ、エアバッグ7の膨脹展開特性の均一性
が向上できる。また、エアバッグ7内の空気を適宜排出
しながら、第1及び第2基布7a,7bを挟持させるこ
とによりエアバッグ7の体積を減らすようにしてもよ
い。
【0039】次に、エアバッグ7の表面を挟持したポイ
ント状の第1〜第4拘束部位31〜34の各挟持部材2
3を第1〜第4列目の各列毎に順次所定の速度で且つ略
同一の折畳み高さにしてエアバッグ7の中心部30に向
けて水平に移動する。このとき、第1列目の第1拘束部
位31を、例えば1だけ動かすのに対して第2列目の第
2拘束部位32、第3列目の第3拘束部位33…をそれ
ぞれ2、3…の比率で動かす。こうして、ポイント状の
全ての第1〜第4拘束部位31〜34をエアバッグ7の
中心部30に収束させ、エアバッグ7を放射方向に皺状
態で折り畳む。
【0040】そして、以上のごとく折り畳まれたエアバ
ッグ7は、既述したごときエアバッグ7の取付け手順に
従って、上記リテーナ9を介してエアバッグ7の前記ガ
ス導入開口7cの周縁部を上記ベースプレート6のガス
噴出開口部6dの周縁部に取り付ける。そののち、図2
に示すように、常法に従ってエアバッグ7の上部をエア
バッグカバー2(ボス部2)の下部に取り付け、エアバ
ッグモジュール5が完成する。
【0041】この第1実施形態によるエアバッグ7の折
畳み方法によれば、ポイント状の第1〜第4拘束部位3
1〜34の間の隣合う基布7a,7bがエアバッグ7の
中心部30に向かって波形をなし、所望の折畳み形状の
エアバッグ7が安定して形成できる。また、上記構成に
よれば、エアバッグ7の折畳み工程が少なく折畳み作業
が容易である。このため、自動化も可能であり、作業能
率を著しく向上させることができる。
【0042】図6は、上記のごとく折り畳まれたエアバ
ッグ7の膨張展開時におけるインフレータ8からの高圧
ガスの流れの一例を示している。同図において、矢印
J、K、Lは高圧ガスの流れを記している。前記エアバ
ッグ7が膨張展開するとき、前記インフレータ8からの
高圧ガスは、先ずエアバッグ7の外周方向に向かって噴
射される。エアバッグ7に形成された皺は、略六角形を
なすようなエアバッグ7の中心部30に向けて収束した
ような状態であり、各拘束部位31〜34の間の尾根部
分がエアバッグ7の中心部30から外周方向に向けて略
連続した縦皺をなすものの、従来の上記ドイツ特許第4
422275C2号公報のように横皺にはならない。
【0043】図6に示すように、径方向の高圧ガスJの
流れが二分されて拡大された流動断面積を有する傾斜方
向の高圧ガスKの流れになり、更に再び、径方向の高圧
ガスLの流れになる。しかして、この高圧ガスJ〜Lは
鋭角に曲って戻るような方向に流れることはなく、高圧
ガスのエアバッグ7内の流れを放射方向に効果的に規制
する。従って、高圧ガスがエアバッグ7の最外周縁部に
速やかに到達でき、高圧ガスを円滑にエアバッグ7内に
流入させることができる。そのため、上記破断予定溝2
bを速やかに破断させ、上記エアバッグカバー2から外
部に飛び出て膨出すると共に、乗員方向と交差する方向
に円滑に展開できる。エアバッグ7は放射方向に分散さ
れて皺状に折り畳まれるため、第1及び第2基布7a,
7bが密着せず、各折畳み部分の間にガスの流れを膨脹
展開方向に導くための空間が連通して形成される。その
結果、均一に分散された高圧ガスが膨脹展開方向に円滑
に流れる。
【0044】上記第1実施形態であるエアバッグ7の折
畳み方法では、同エアバッグ7を挟持することにより皺
状に折り畳んでいるが、もちろん、エアバッグ7を吸着
することにより所望の部位を拘束して皺状に折り畳むこ
とができる。図7はエアバッグ7を吸着して折り畳む方
法の一例を示している。
【0045】同図において、符号40は図示を省略した
真空ポンプ等に接続された吸着部材である。同吸着部材
40は上下に対向しており、エアバッグ7の中心部30
を中心として放射方向に略均一に分散して配されてい
る。図示例によれば、各吸着部材40によりエアバッグ
7の表面を互いに吸着し、第1及び第2基布7a,7b
を上下方向に引き離すようにして拘束する。
【0046】その拘束後の操作は、上記挟持部材23と
同様に操作することにより、前記第1及び第2基布7
a,7bをそれぞれ吸着した各吸着部材40を順次所定
の速度で且つ略同一の折畳み高さにしてエアバッグ7の
中心部30に向けて水平に順次移動させ、エアバッグ7
を放射方向に皺状に折り畳む。この場合には、上記第1
実施形態におけるエアバッグ7の折畳み方法に較べて、
エアバッグ膨張展開時におけるインフレータ8からの高
圧ガスの流れがエアバッグ7内に更に一層抑制されず、
より一層低い抵抗となるようにエアバッグ7を折り畳む
ことができる。また、エアバッグ7を上記挟持部材23
と前記吸着部材40とを併用して折り畳むこともでき
る。
【0047】本発明に係るエアバッグ7の折畳み方法
は、エアバッグ7の各拘束部位31〜34をジグザグ状
に分散させることもできる。この場合には、エアバッグ
7の各拘束部位31〜34はエアバッグ7の所定部位の
中心部に向かう放射方向にジグザグ状に配列させる。エ
アバッグ7の基布7a,7bには前記所定部位の中心部
から放射方向に向かって略連続する皺が形成され、高圧
ガスの流通性が改善される。更に、エアバッグ7の放射
方向に向けて効果的に膨脹展開させることができると共
に、より一層コンパクトな折畳形状が得られる。前記所
定部位はエアバッグ7の中心部30に限定されるもので
はなく、エアバッグ7の材質や形態等により適宜選択す
ることができる。なお、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではなく、それらの実施形態から当業者が容易
に変更可能な技術的な範囲をも当然に包含するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるエアバッグモ
ジュールを装着したステアリングホイールの斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A線に沿う断面拡大図である。
【図3】同エアバッグモジュールの構造例を示す分解斜
視図である。
【図4】同エアバッグを示す平面図である。
【図5】同エアバッグの折畳み工程を示す説明図であ
る。
【図6】同エアバッグの膨張展開時におけるインフレー
タからの高圧ガスの流れの一例を示す説明図である。
【図7】同エアバッグの折畳み方法の他の実施形態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール本体 2 ボス部(エアバッグカバー) 2a バッジ 2b 破断予定溝 2c 枠部 2d 切欠部 2e 取付片 2f 係着孔 2g 取付ボス 3 リム部 4 スポーク部 5 エアバッグモジュール 6 ベースプレート 6a 基板部 6b 側板部 6c 隆起部 6d 高圧ガス噴出開口部 6e ボルト挿通孔 6f スイッチベース 6g 係着突起 7 エアバッグ 7a〜7b 第1〜第2基布 7c 高圧ガス導入開口 7d 挿通孔 8 インフレータ 8a ボルト挿通孔 8b 高圧ガス噴射孔 8c リード線 9 リテーナ 9a プレート部 9b 開口部 9c スタッドボルト 10 可動部材 10a 上部筒体 10b 下部筒体 11 鋼板プレート 11a 嵌着片 12 取付ビス 13 コイルスプリング 14 ナット 20 折畳み装置 21 押さえプレート 22 治具 23 挟持部材 23a ピン 23b 凹状体 24 エアノズル 30 エアバッグ中心部 31〜34 第1〜第4拘束部位 40 吸着部材 J,K,L 高圧ガス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月8日(2000.6.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二層の基布を対向して形成さ
    れたエアバッグを所望形状に折り畳むエアバッグの折畳
    み方法であって、 前記エアバッグの所定部位を中心として放射方向に分散
    して配されるポイント状の複数の拘束手段により前記エ
    アバッグを拘束すること、 前記エアバッグの拘束手段により拘束された全ての部位
    を、前記エアバッグの所定部位に収束させて前記エアバ
    ッグの基布を皺状に折り畳むこと、を含んでなることを
    特徴とするエアバッグの折畳み方法。
  2. 【請求項2】 前記エアバッグの基布の表面を挟持して
    拘束することを含んでなる請求項1記載のエアバッグの
    折畳み方法。
  3. 【請求項3】 前記エアバッグの拘束部位を略均一に分
    散させることを含んでなる請求項1または2記載のエア
    バッグの折畳み方法。
  4. 【請求項4】 前記エアバッグの拘束部位をジグザグ状
    に分散させることを含んでなる請求項1〜3のいずれか
    に記載のエアバッグの折畳み方法。
  5. 【請求項5】 隣合う複数の前記拘束部位の間の前記基
    布を一方向にエアブローすることを含んでなる請求項1
    〜4のいずれかに記載のエアバッグの折畳み方法。
  6. 【請求項6】 略円形状の一対の基布を対向させて袋状
    のエアバッグを形成すると共に、同基布にガス導入開口
    を設け、同ガス導入開口を前記所定部位とすることを含
    んでなる請求項1〜5のいずれかに記載のエアバッグの
    折畳み方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017088073A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 豊田合成株式会社 エアバッグの折畳完了体
CN116550202A (zh) * 2023-05-23 2023-08-08 广州市来力实业有限公司 一种硫化剂生产工艺

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