JP2001341439A - 染料熱転写受像シート - Google Patents

染料熱転写受像シート

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JP2001341439A
JP2001341439A JP2000167618A JP2000167618A JP2001341439A JP 2001341439 A JP2001341439 A JP 2001341439A JP 2000167618 A JP2000167618 A JP 2000167618A JP 2000167618 A JP2000167618 A JP 2000167618A JP 2001341439 A JP2001341439 A JP 2001341439A
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Yoshimasa Tanaka
良正 田中
Yoshihiro Shimizu
良浩 清水
Shigeo Hayashi
滋雄 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】昇華性染料により任意のフルカラー画像が形成
できる受像シートのロール状に巻き取りした受像シート
に関するものである。 【解決手段】支持体の片面に、染料受容層を設けた染料
熱転写受像シートにおいて、該染料受像シートは巻取ロ
ール状に保管され、熱転写記録の際に巻き出されて記録
を行うものであり、前記支持体は、染料受容層と接する
面から、フィルム層(1)、芯材層(2)、フィルム層
(3)を有し、且つ下記式から得られる歪みεが14未
満であることを特徴とする染料熱転写受像シート。 【数1】 E1:フィルム層(1)のJIS K 7113に基づ
いて得られた該フィルムの流れ方向の引張り弾性率(G
Pa) η1:フィルム層(1)の厚さ(μm) E2:芯材層(2)のJIS K 7113に基づいて
得られた該芯材の流れ方向の引張り弾性率(GPa) η2:芯材層(2)の厚さ(μm) E3:フィルム層(3)のJIS K 7113に基づ
いて得られた該フィルムの流れ方向の引張り弾性率(G
Pa) η3:フィルム層(3)の厚さ(μm) かつ 1≦E1≦5 1.5≦E2≦6 1≦E3≦5

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染料熱転写受像シ
ート(以下、単に受像シートともいう)に関するもので
ある。更に詳しく述べるならば、昇華性染料により任意
のフルカラー画像が形成できる受像シートのロール状に
巻き取りした受像シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】染料熱転写方式による高画質なカラーハ
ードコピープリントシステムは、プリンターと、染料イ
ンクシート、受像シートから構成される。プリンターは
電気信号に応じて、発熱量を制御できるサーマルヘッド
を有しており、発熱量に応じた染料がインクシートから
受像シートへ移動、定着することで階調性のあるハード
コピーを形成する。近年、このようなシステムの用途は
多岐にわたっている。代表的なものとして、印刷の校正
刷り、CTスキャン等の各種医療用分析機器、測定機器
の出力用途、そして、インスタント写真の代替え、身分
証明書やIDカード類への顔写真の出力、「プリクラ
(登録商標)」に代表されるようなアミューズメント施
設における合成写真や記念写真等が挙げられる。このよ
うな染料熱転写方式のプリンターでは、インクシートは
通常ロール状態で供給されるが、受像シートは枚葉で供
給されるのが一般的である。
【0003】前述した、使用用途の拡大に伴い出力サイ
ズの自由度に関する要望が大きくなっているが、枚葉シ
ートによる供給は、出力サイズが限定され、印画面積の
自由度がなく要望に応えられない。さらに、低価格化に
関する要望も増大している。このような要望に対応する
手段として、該受像シートをロールタイプとすること
で、ロールの流れ方向の印画面積の自由度を上げれば前
記の出力サイズの自由度に関する要望には応えられる。
また、コスト面においても枚葉による供給のためには特
異的なサイズに裁断する設備が必要であり、裁断工程に
おけるエネルギー人件費等が製造コストを上昇させる一
因であったためロールタイプとすることで製造コストを
低減することが可能である。
【0004】しかしながら、受像シートをロールタイプ
にした場合に、重要な課題の一つとして、紙管に巻き取
る時やプリンター内のロールに巻き付けられる時に紙管
やプリンター内のロールと接触する該受像シートの受像
層面に表層に皺が発生しやすい現象がある。このような
皺は、製品の外観を損ね商品価値を著しく低下させるも
のであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決するべき
課題は、上述したようなロールタイプにした受像シート
に関する皺の問題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明者らは、紙管に巻き付けられた場合や、プリ
ンター内の走行系のロールに巻き付けられても皺が発生
しないロールタイプ受像シートにおいて鋭意検討した結
果、紙やプラスチックフィルムを芯材とし、該芯材の両
面に熱で収縮するプラスチックフィルムを積層貼合して
なるシート状支持体と、該シート状支持体の一面に形成
される染料染着性樹脂を主成分とする染料受像層を有す
るロールタイプ染料熱転写受像シートにおいて、シート
状支持体の一方の面を形成するプラスチックフィルム、
芯材およびもう一方の面のプラスチックフィルムの弾性
率及び厚みから、梁の曲げに関するオイラー・ベルヌー
イの仮定により積層体の縁応力を算出する式から導出さ
れる下記式から得られる歪みが特定値未満であることが
必要であることを見出した。
【0007】本発明は、支持体の片面に、染料受容層を
設けた染料熱転写受像シートにおいて、該染料受像シー
トは巻取ロール状に保管され、熱転写記録の際に巻き出
されて記録を行うものであり、前記支持体は、染料受容
層と接する面から、フィルム層(1)、芯材層(2)、
フィルム層(3)を有し、且つ下記式から得られる歪み
εが14未満であることを特徴とする染料熱転写受像シ
ートである。
【0008】
【数2】
【0009】E1:フィルム層(1)のJIS K 7
113に基づいて得られた該フィルムの流れ方向の引張
り弾性率(GPa) η1:フィルム層(1)の厚さ(μm) E2:芯材層(2)のJIS K 7113に基づいて
得られた該芯材の流れ方向の引張り弾性率(GPa) η2:芯材層(2)の厚さ(μm) E3:フィルム層(3)のJIS K 7113に基づ
いて得られた該フィルムの流れ方向の引張り弾性率(G
Pa) η3:フィルム層(3)の厚さ(μm) かつ 1≦E1≦5 1.5≦E2≦6 1≦E3≦5
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、熱可塑性高分子を主成
分とする熱で収縮するプラスチックフィルムを、芯材で
ある紙、PET等の表裏に積層貼合させたシート状支持
体と、その一面に受像層を有する受像シートにおいて、
紙管に巻きつける時やプリンター内のロール上を走行す
る際に皺が発生しないロールタイプの受像シートを安定
的に製造する技術に関するものである。
【0011】受像シートの芯材の両面に貼合されるプラ
スチックフィルムには、平滑で、クッション性、密着性
が良く、かつ断熱性の高い熱可塑性高分子を主成分とす
るプラスチックフィルムが用いられている。このような
フィルムとしては、ポリオレフィン系、ポリエステル
系、ナイロン系などが使用でき、例えば合成紙として知
られるポリプロピレンに無機顔料を添加し、1軸あるい
は2軸に延伸したボイドを有する複数の層からなるフィ
ルムや、延伸されたポリエチレンテレフタレート、延伸
により多孔質にしたポリエチレンテレフタレートフィル
ム、あるいはポリエチレンテレフタレートを発泡させた
フィルムなどが用いられる。これらのフィルムの中で、
フィルムの流れ方向の引張り弾性率が1〜5GPaのも
のを使用する。本発明では引張り弾性率をJIS K
7113に基づいて、テンシロンにて測定した。なお、
厚みは10〜200μm程度である。
【0012】シート状支持体の芯材には、キャストコー
ト紙、アート紙、コート紙、上質紙、ポリラミ紙等の紙
や、PETフィルム等が用いられるが、表面性が良好で
あることが求められる。これらの中で、該芯材の流れ方
向の引張り弾性率が1.5〜6GPaをで満足するもの
を使用する。本発明では引張り弾性率をJIS K71
13に基づいてテンシロンにて測定した。なお、芯材の
厚みは、20〜300μmの範囲である。
【0013】本発明の受像シートの支持体は、芯材の表
裏に、上述のプラスチックフィルムを積層貼合して得る
ことができる。この場合、上記式によって算出される歪
みεが14未満となるように貼合する必要がある。好ま
しくは歪みεが12.5未満である。因みに、歪みが1
4以上となると、皺が発生してしまう。歪みを調節する
方法としては、フィルム層、芯材層の材質および厚みを
適宜選択することによって行うことができる。積層貼合
の手段としては、ドライラミネート等の接着剤、粘着剤
を用いて貼合する方法や、ポリエチレンやポリプロピレ
ン等の押し出しラミネート等により積層貼合することが
挙げられる。
【0014】受像シートにはインクシートに印刷された
染料を染着して画像を形成する為の樹脂等からなる受像
層が塗工、形成される。受像層に使われる樹脂は染着性
の高いポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化
ビニル酢酸ビニル共重合樹脂、アセテートブチレート系
の樹脂等が一般的に用いられる。受像層には染着性樹脂
の他に、インクシートとの融着を防止するための離型剤
や架橋剤が添加される。離型剤には各種反応性のシリコ
ーンオイル、界面活性剤、アルカリ石鹸等の滑剤、架橋
剤にはイソシアネート等が用いられる。
【0015】受像層は、シート状支持体の一面にコータ
ー等を用いて、塗工、形成されるが、その乾燥は通常1
00℃以上の高温で行われる。薄いプラスチックフィル
ムがこのような高温にさらされると熱変形を起こす為、
まず芯材とプラスチックフィルムを積層貼合したシート
状支持体を作成し、その後に受像層を塗工するのが一般
的な製造法である。
【0016】本発明の受像シートに塗工される受像層の
厚さは、好ましくは2〜8μmであり、より好ましくは
2〜4μmである。受像層の厚さが8μmを越えると断
熱性の高い基材の効果を発揮できずプリント濃度が低く
なる。また、受像層の厚さが2μm以下になると、均一
な塗工面を形成するのが難しくなり、プリントするとサ
ーマルヘッドとの接触が悪くなり、白抜け等の問題が生
じる。
【0017】本発明の受像シートには、受像層が形成さ
れる面とは反対面に、裏面層を設ける事ができる。裏面
層に要求される性能として、帯電防止性、搬送性、滑り
性、筆記性、インクシートと融着しない事などがある。
帯電防止性については帯電防止層と同様なカチオン性の
高分子界面活性剤が好ましい。また搬送性の為に、粒径
が2.0μm以上の有機、あるいは無機顔料を、滑り性
のためには金属石鹸等の滑剤、インクシートとの融着防
止のためにはシリコーン化合物や、ワックス等を添加す
ることが好ましい。本発明の受像シートの帯電防止層
や、染料染着層やその他の被覆層は、バーコーター、グ
ラビアコーター、カンマコーター、ブレードコーター、
エアーナイフコーターなどのコーターを用いて塗工、乾
燥して形成することができる。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、勿論本発明はこれによって限定されるもの
ではない。尚、実施例中の「部」および「%」は、すべ
て「重量部」および「重量%」を示す。皺の評価は、以
下に得られる各受像シートの受像層面が直径15mmΦ
の円筒に接するように巻き付けて、受像層面の皺の状態
を目視にて評価した。
【0019】実施例1 厚さ67μmの弾性率が1.81GPaの上質紙(王子
製紙(株)、商標 OKプリンス52.3g/m2)の
表に、厚さ38μmの弾性率が3.5GPaの延伸多孔
質PETフィルム(ダイヤホイルヘキスト(株)、商標
W900E38)を裏に75μmの弾性率が3.2G
Paの延伸多孔質PETフィルム(ダイヤホイルヘキス
ト(株)、商標 W900E75)をそれぞれドライラ
ミネート法により積層貼合し、シート状支持体を作成し
た。シート状支持体の一面1に、以下の塗料1を厚さ4
μmとなるように塗工、乾燥した。その後50℃で5日
間加熱し、受像シートを作成した。シート状支持体の歪
みは、12.1であった。塗料1 固形分部 ポリエステル樹脂(東洋紡(株)、商標 バイロン200) 100部 シリコーンオイル(信越化学(株)、商標KF105) 3部 イソシアネート (日本ポリウレタン(株)、商標コロネートL) 5部 トルエン 200部MEK 200部
【0020】実施例2 厚さ113μmの弾性率が5.1GPaのアート紙(王
子製紙(株)、商標金藤片面127.9g/m2)の表
裏に、厚さ38μmの弾性率が3.5GPaの延伸多孔
質PETフィルム(ダイヤホイルヘキスト(株)、商標
W900E38)をドライラミネート法により積層貼
合し、シート状支持体を作成した。シート状支持体の一
面に、塗料1を厚さ4μmとなるように塗工、乾燥し
た。その後50℃で5日間加熱し、受像シートを作成し
た。シート状支持体の歪みは12.3であった。
【0021】実施例3 厚さ84μmの弾性率が5.9GPaのコート紙(王子
製紙(株)、商標 OKトップコートN104.7g/
2)の表裏に、厚さ63μmの弾性率が1.2GPa
の延伸多孔質PPフィルム(王子油化合成紙(株)、商
標 HHU50)をドライラミネート法により積層貼合
し、シート状支持体を作成した。シート状支持体の一面
に、塗料1を厚さ4μmとなるように塗工、乾燥した。
その後50℃で5日間加熱し、受像シートを作成した。
シート状支持体の歪みは13.8であった。
【0022】実施例4 厚さ84μmの弾性率が5.9GPaのコート紙(王子
製紙(株)、商標 OKトップコートN104.7g/
2)の表に厚さ53μmの弾性率が1.3GPaの延
伸多孔質PPフィルム(モービル(株)、商標 モービ
ルラベライト260LLG202)を、裏面には厚さ6
3μmの弾性率が1.4GPaの延伸多孔質PPフィル
ム(王子油化合成紙(株)、商標 FPU60)をドラ
イラミネート法により積層貼合し、シート状支持体を作
成した。シート状支持体の一面に、塗料1を厚さ4μm
となるように塗工、乾燥した。その後50℃で5日間加
熱し、受像シートを作成した。シート状支持体の歪みは
12.5であった。
【0023】比較例1 厚さ98μmの弾性率が2.2GPaの上質紙(王子製
紙(株)、商標 OKプリンス81.4g/m2)の表
に、厚さ38μmの弾性率が3.5GPaの延伸多孔質
PETフィルム(ダイヤホイルヘキスト(株)、商標
W900E38)を裏に75μmの弾性率が3.2GP
aの延伸多孔質PETフィルム(ダイヤホイルヘキスト
(株)、商標 W900E75)をそれぞれドライラミ
ネート法により積層貼合し、シート状支持体を作成し
た。シート状支持体の一面に、以下の塗料1を厚さ4μ
mとなるように塗工、乾燥した。その後50℃で5日間
加熱し、受像シートを作成した。シート状支持体の歪み
は、14.0であった。
【0024】比較例2 厚さ126μmの弾性率が1.2GPaの上質紙(王子
製紙(株)、商標 OKプリンス127.9g/m2
の表に、厚さ38μmの弾性率が3.5GPaの延伸多
孔質PETフィルム(ダイヤホイルヘキスト(株)、商
標 W900E38)を裏に75μmの弾性率が3.2
GPaの延伸多孔質PETフィルム(ダイヤホイルヘキ
スト(株)、商標 W900E75)をそれぞれドライ
ラミネート法により積層貼合し、シート状支持体を作成
した。シート状支持体の一面に、以下の塗料1を厚さ4
μmとなるように塗工、乾燥した。その後50℃で5日
間加熱し、受像シートを作成した。シート状支持体の歪
みは、16.1であった。
【0025】比較例3 厚さ113μmの弾性率が5.1GPaのアート紙(王
子製紙(株)、商標金藤片面127.9g/m2)の表
に、厚さ63μmの弾性率が1.2GPaの延伸多孔質
PPフィルム(王子油化合成紙(株)、商標 HHU5
0)を裏には厚さ38μmの弾性率が3.5GPaの延
伸多孔質PETフィルム(ダイヤホイルヘキスト
(株)、商標 W900E38)をドライラミネート法
により積層貼合し、シート状支持体を作成した。シート
状支持体の一面に、塗料1を厚さ4μmとなるように塗
工、乾燥した。その後50℃で5日間加熱し、受像シー
トを作成した。シート状支持体の歪みは16.0であっ
た。
【0026】比較例4 厚さ98μmの弾性率が2.17GPaの上質紙(王子
製紙(株)、商標 OKプリンス81.4g/m2)の
表に、厚さ63μmの弾性率が1.2GPaの延伸多孔
質PPフィルム(王子油化合成紙(株)、商標 HHU
50)を裏には厚さ63μmの弾性率が1.4GPaの
延伸多孔質PPフィルム(王子油化合成紙(株)、商標
FPU60)をドライラミネート法により積層貼合
し、シート状支持体を作成した。シート状支持体の一面
に、塗料1を厚さ4μmとなるように塗工、乾燥した。
その後50℃で5日間加熱し、受像シートを作成した。
シート状支持体の歪みは15.1であった。
【0027】比較例5 厚さ113μmの弾性率が5.1GPaのアート紙(王
子製紙(株)、商標金藤片面127.9g/m2)の表
に、厚さ63μmの弾性率が1.3GPaの延伸多孔質
PPフィルム(モービル株式会社、商標 モービルラベ
ライト260LLG202)を裏には厚さ38μmの弾
性率が3.5GPaの延伸多孔質PETフィルム(ダイ
ヤホイルヘキスト(株)、商標 W900E38)をド
ライラミネート法により積層貼合し、シート状支持体を
作成した。シート状支持体の一面に、塗料1を厚さ4μ
mとなるように塗工、乾燥した。その後50℃で5日間
加熱し、受像シートを作成した。シート状支持体の歪み
は14.9であった。
【0028】
【表1】
【0029】 ◎:極めて良好 ○:良好 ×:皺が入り不良
【0030】
【発明の効果】本発明により、紙管への巻付けやプリン
ター内のロールへの巻付けによる皺が発生しない構成で
ある、信頼性の高いロールタイプの染料熱転写受像シー
トを得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の片面に、染料受容層を設けた染料
    熱転写受像シートにおいて、該染料受像シートは巻取ロ
    ール状に保管され、熱転写記録の際に巻き出されて記録
    を行うものであり、前記支持体は、染料受容層と接する
    面から、フィルム層(1)、芯材層(2)、フィルム層
    (3)を有し、且つ下記式から得られる歪みεが14未
    満であることを特徴とする染料熱転写受像シート。 【数1】 E1:フィルム層(1)のJIS K 7113に基づ
    いて得られた該フィルムの流れ方向の引張り弾性率(G
    Pa) η1:フィルム層(1)の厚さ(μm) E2:芯材層(2)のJIS K 7113に基づいて
    得られた該芯材の流れ方向の引張り弾性率(GPa) η2:芯材層(2)の厚さ(μm) E3:フィルム層(3)のJIS K 7113に基づ
    いて得られた該フィルムの流れ方向の引張り弾性率(G
    Pa) η3:フィルム層(3)の厚さ(μm) かつ 1≦E1≦5 1.5≦E2≦6 1≦E3≦5
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110403480A (zh) * 2019-08-28 2019-11-05 武汉安在厨具有限公司 一种铁铝铁三层复合厨具生产工艺

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