JP2001341373A - キャリッジ駆動方法および装置 - Google Patents

キャリッジ駆動方法および装置

Info

Publication number
JP2001341373A
JP2001341373A JP2000162421A JP2000162421A JP2001341373A JP 2001341373 A JP2001341373 A JP 2001341373A JP 2000162421 A JP2000162421 A JP 2000162421A JP 2000162421 A JP2000162421 A JP 2000162421A JP 2001341373 A JP2001341373 A JP 2001341373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
time
acceleration
vibration
half cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000162421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3852270B2 (ja
Inventor
Masahiro Hirota
正洋 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2000162421A priority Critical patent/JP3852270B2/ja
Publication of JP2001341373A publication Critical patent/JP2001341373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3852270B2 publication Critical patent/JP3852270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】キャリッジを短時間で加速した際に生じる振幅
を小さくし、キャリッジを定常域において安定して移動
させることのできるキャリッジ駆動方法および装置を提
供する。 【解決手段】キャリッジの立ち上がり(加速度a=0)
から最大加速度(a=A)に達するまでの時間t1をキ
ャリッジに固有の振動周期Ts以上とし、最大加速度か
ら加速を終了して定常域(a=0)に達するまでの時間
t2もTs以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャリッジ駆動
方法および装置に関し、特に、光学系等を搭載したキャ
リッジの駆動時の振動特性を向上させたキャリッジ駆動
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータは、回転位置決め精
度に優れ、制御もしやすいため、精密機械、特に、OA
機器の可動部の駆動用モータとして幅広く用いられてい
る。例えば、画像読取装置における光学系を搭載したキ
ャリッジの駆動や画像形成装置におけるインクジェット
ヘッドを搭載したキャリッジの駆動に利用される。
【0003】ステッピングモータの駆動の速度プロファ
イルとしては、直線型、指数関数型、S字型と呼ばれる
ものがトルク特性や振動特性に優れており、多く用いら
れている。
【0004】ここで、ステッピングモータによるキャリ
ッジ駆動の概略を説明する。図6は、ステッピングモー
タの駆動回路の構成を示した図である。
【0005】同図に示すように、ステッピングモータ駆
動回路は、パルス発振回路11とモータドライブ回路1
2により構成され、ステッピングモータ13を駆動す
る。ステッピングモータ13は、2相ステッピングモー
タであり、A相、B相を順次励磁することで回転する。
【0006】モータドライブ回路12は、例えば、図7
に示すように、パルス発振回路11から入力される周波
数fのパルスに基づいて、A相、B相を励磁する。ま
た、周波数fを変化させる、つまり、パルス幅やパルス
レートを変化させることで、ステッピングモータの回転
速度が変化する。
【0007】次に、速度プロファイルについて説明す
る。図8(a)は、S字型の速度プロファイルを示した
図であり、図8(b)は、その加速度プロファイルを示
した図である。
【0008】同図においては、定常域(キャリッジが定
速移動する速度域)での速度をV、最大加速度をA、立
ち上がり(加速度a=0)から最大加速度(a=A)に
達するまでの時間をt1、最大加速度から加速を終了し
て定常域(a=0)に達するまでの時間をt2としてい
る。
【0009】なお、最大加速度Aは、式1の関係より、
式2で表される。
【式1】
【式2】
【0010】次に、ステッピングモータによるキャリッ
ジ駆動について説明する。光学系を搭載して原稿をスキ
ャンするキャリッジは、ワイヤ、ベルト等を介してステ
ッピングモータにより駆動されるが、モータの動き始め
には、慣性や摩擦の影響により静止したままで、ワイヤ
やベルト等の伸びがモータの動き始めの変化を吸収す
る。
【0011】その後、ワイヤやベルトの伸びが限界に達
し、摩擦負荷よりも大きな力がキャリッジに加わり、キ
ャリッジが動き出すが、このときのキャリッジの加速度
は、モータの回転により発生する加速度よりも大きなも
のとなる。
【0012】その結果、キャリッジは、進行方向に必要
以上に進もうとするが、モータのトルク等により押さえ
込まれ、進行方向とは逆の加速度が発生して減速する。
【0013】このため、キャリッジは、該キャリッジ固
有の周期Tsで揺れ戻しを繰り返し、モータの回転によ
り目標速度まで加速されていく。
【0014】例えば、立ち上がり(加速度a=0)から
最大加速度(a=A)に達するまでの時間t1を(1/
2)Ts、最大加速度から加速を終了して定常域(a=
0)に達するまでの時間t2を(9/2)Tsとした場
合、キャリッジの速度変化は、図9(a)に示すように
なる。なお、図9(b)は、このときの加速度プロファ
イル(加速度の目標値)を示したものである。
【0015】この図9(a)に示した例では、キャリッ
ジは、時間t1の間に急激に加速される、つまり、大き
な力が加わるため、揺れ戻しの振幅が大きくなる。ま
た、一般に、発生した振動成分は、経過時間に対して等
比級数的に減衰する。例えば、今、このキャリッジの振
動が時間Ts経過した時に25%減衰するとすれば、時
間(1/2)Ts経過したときには、その(1/2)
乗、つまり、5%しか減衰しない。つまり、時間t1の
時点では、揺れ戻しの振幅はほとんど減衰されない。
【0016】次に、時間t2の間は、キャリッジは緩や
かに加速されるが、時間t1に発生した振動の振幅が大
きいために減衰せず、その結果、キャリッジは、定常域
に至っても速度変動による振幅が残ってしまうことにな
る。
【0017】一方、立ち上がり(加速度a=0)から最
大加速度(a=A)に達するまでの時間t1を(9/
2)Ts、最大加速度から加速を終了して定常域(a=
0)に達するまでの時間t2を(1/2)Tsとした場
合、キャリッジの速度変化は、図10(a)に示すよう
になる。なお、図10(b)は、このときの加速度プロ
ファイル(加速度の目標値)を示したものである。
【0018】この図10(a)に示した例では、キャリ
ッジは、時間t1の間は、緩やかに加速されるため、揺
れ戻しの振幅は小さいが、時間t2の間に急激に加速さ
れることで、大きな振幅が発生してしまい、かつ、その
振幅が十分減衰されない状態で定常域に到達する。その
結果、キャリッジは、定常域に至っても速度変動による
振幅が残ってしまうことになる。
【0019】なお、当然のことながら、時間t1、t2
を十分にとり、キャリッジを緩やかに加速すれば、揺れ
戻しによる振幅は小さくなるが、キャリッジが定常域に
達するまでの時間が長くなってしまう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、キャ
リッジを短時間で加速しようとした場合には、その速度
変動によりキャリッジに生じた振幅が、キャリッジが定
常域に達した後も残ってしまうことがあった。この振幅
は、原稿の読み取り(スキャナの場合)や、画像の形成
(プリンタの場合)の際に、その画質に悪影響を及ぼす
ことになる。
【0021】そこで、この発明は、キャリッジを短時間
で加速した際に生じる振幅を小さくし、キャリッジを定
常域において安定して移動させることのできるキャリッ
ジ駆動方法および装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、キャリッジを停止状態から所
定速度まで加速し、該所定速度で移動させるキャリッジ
駆動方法において、キャリッジが停止状態から最大加速
度に達するまでの第1の時間と、前記キャリッジが最大
加速度から加速を終了するまでの第2の時間とをそれぞ
れ前記キャリッジの固有振動の周期以上とすることを特
徴とする。
【0023】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記キャリッジを停止状態から最大加速度に
達するまで加速する際に、前記キャリッジが最大加速度
に達する時刻を該キャリッジの振動により前記最大加速
度と反対向きの加速度が生じる時刻に合わせたことを特
徴とする。
【0024】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記第1の時間は、前記固有振動の半周期の
奇数倍であることを特徴とする。
【0025】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記キャリッジを停止状態から前記所定速度
まで加速する際に、前記キャリッジが前記所定速度に達
する時刻を該キャリッジの振動により前記最大加速度と
反対向きの加速度が生じる時刻に合わせたことを特徴と
する。
【0026】また、請求項5の発明は、請求項1の発明
において、前記第1の時間と前記第2の時間の和は、前
記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴とする。
【0027】また、請求項6の発明は、請求項1の発明
において、前記第1の時間は、前記固有振動の半周期の
奇数倍であり、前記第1の時間と前記第2の時間の和
は、前記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴と
する。
【0028】また、請求項7の発明は、キャリッジを停
止状態から所定速度まで加速し、該所定速度で移動させ
るキャリッジ駆動装置において、前記キャリッジを駆動
するモータと、前記モータの回転数を制御する制御手段
とを具備し、前記制御手段は、前記キャリッジを第1の
時間で停止状態から最大加速度に達するまで加速すると
ともに、該キャリッジを前記第1の時間の経過後に第2
の時間で前記所定速度まで加速するように前記モータの
回転数を制御することを特徴とする。
【0029】また、請求項8の発明は、請求項7の発明
において、前記第1の時間は、前記固有振動の半周期の
奇数倍であることを特徴とする。
【0030】また、請求項9の発明は、請求項7の発明
において、前記第1の時間と前記第2の時間の和は、前
記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴とする。
【0031】また、請求項10の発明は、請求項7の発
明において、前記第1の時間は、前記固有振動の半周期
の奇数倍であり、前記第1の時間と前記第2の時間の和
は、前記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴と
する。
【0032】また、請求項11の発明は、請求項7の発
明において、前記キャリッジは、画像読取装置に配設さ
れ、原稿面を走査する走査手段を所定の方向に移動する
ことを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るキャリッジ
駆動方法および装置の一実施の形態について、添付図面
を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は、この発明の適用例である画像読取
装置の概略構成を示した側断面図である。同図に示すよ
うに、画像読取装置10は、光学系を搭載したキャリッ
ジ1とステッピングモータ2、ステッピングモータ2の
回転によりキャリッジ1を移動させるワイヤ3、原稿を
載置する原稿台4、キャリッジが照射した光の原稿面で
の反射光を反射するミラー5、ミラー5で反射された光
を集光するレンズ6、レンズ6で集光された光を電気信
号に変換するCCD7を具備して構成される。なお、図
中で点線矢印で示すのは、光路である。
【0035】この画像読取装置で10では、ステッピン
グモータ2を後述する方法で駆動することで、ワイヤ3
を介して移動するキャリッジ1の振動を抑制し、キャリ
ッジ1による安定した原稿面の走査を実現している。
【0036】なお、ここでは、この発明の適用例として
画像読取装置を示したが、インクジェットヘッドを搭載
したキャリッジを有する画像形成装置等の他の装置に対
してもこの発明を適用することは可能である。また、キ
ャリッジ1の駆動は、ステッピングモータ2を利用する
ほかに、サーボモータ等を利用して行ってもよい。
【0037】ここで、ステッピングモータ2の駆動方法
を2例説明する。まず、1例目は、キャリッジ1が、立
ち上がり(加速度a=0)から最大加速度(a=A)に
達するまでの時間t1をキャリッジ1に固有の振動周期
Ts以上とし、最大加速度から加速を終了して定常域
(a=0)に達するまでの時間t2もTs以上とした場
合である。
【0038】例えば、t1=Ts、t2=Tsとすれ
ば、キャリッジ1の速度特性は、図2(a)に示すよう
になる。このとき、キャリッジ1の加速度プロファイル
(加速度の目標値)は、図2(b)のようになる。
【0039】ここで、t1、t2をTs以上とした場合
にキャリッジ1の振動が抑制される理由を説明する。t
1、t2をTs以上とした場合、その加速度プロファイ
ルは、図3に示すような数種類のものが利用できる(図
3では、t1=t2のプロファイルのみを示してい
る)。この数種類のプロファイルは、いずれも、図中破
線で示す従来のプロファイルよりも加速度の変化する度
合い(傾斜)が緩いか同等である。
【0040】それゆえ、駆動開始時にキャリッジにかか
る力は、同等以下となり、振動の発生が抑制され、か
つ、時間t1、t2自体が長くなるので、それに応じて
振幅の減衰効果も大きくなる。
【0041】したがって、t1、t2をTs以上とした
場合には、加速度の増加、減少ともに緩やかに変化する
ので、総立ち上がり時間(t1+t2)を短くしても、
キャリッジ1の振動の振幅は小さいものとなり、定常域
では安定して移動する。なお、図3において、総立ち上
がり時間(t1+t2)により最大加速度が異なるの
は、式2に基づくものである。
【0042】次に、ステッピングモータ2の駆動方法の
2例目を説明する。2例目では、n、mをそれぞれ自然
数とした場合に、t1、t1+t2が各々式3、式4を
満たすことを条件とした場合である。
【式3】
【式4】
【0043】例えば、n=1、m=3とした場合、t1
=(3/2)Ts、t2=3Tsとなり、キャリッジ1
の速度特性は、図4(a)に示すようになる。このと
き、キャリッジ1の加速度プロファイル(加速度の目標
値)は、図4(b)のようになる。
【0044】ここで、t1、t2を式3、式4を満たす
ように設定した場合にキャリッジ1の振動が抑制される
理由を説明する。図5(a)に示すよう加速度プロファ
イルによりキャリッジ1を駆動した場合、t=(3/
2)Ts、t=(9/2)Tsのときに加速度の変化量
が大きくなる。また、当該プロファイルは、目標値であ
るために、実際のキャリッジ1の加速度は、慣性のため
にその変化量が大きくなる点で、目標値と大きくことな
ることになる。ただし、いずれの点においても、キャリ
ッジ1の加速度は進行方向(正方向)のものである。
【0045】一方、キャリッジ1は、図5(b)に実線
で示すように、周期Tsで振動している。キャリッジ1
が周期Tsで振動した場合、その加速度は、破線で示す
ようになり、(1/2)Ts毎に負方向の加速度とな
る。
【0046】したがって、t=(3/2)Ts、t=
(9/2)Tsの時点では、キャリッジ1の全体の加速
度である正方向の加速度が、キャリッジ1の振動による
負方向の加速度を打ち消すことになり、キャリッジ1の
振動を抑制することになる。
【0047】特に、t=(9/2)Tsの時点での振動
の抑制は、キャリッジ1が定常域に入る直前であること
から、その効果は大きいものとなる。
【0048】なお、式3と式4に示す条件は、必ずしも
同時に満たす必要はなく、いずれか一方のみを満たした
場合であっても、キャリッジ1の振動抑制に効果があ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、キャリッジの立ち上がり(加速度a=0)から最大
加速度(a=A)に達するまでの時間t1をキャリッジ
に固有の振動周期Ts以上とし、最大加速度から加速を
終了して定常域(a=0)に達するまでの時間t2もT
s以上となるように構成したので、キャリッジの速度変
動が緩やかとなり、振動を抑制することができた。
【0050】また、キャリッジの加速度の変化量が大き
くなる時点と、振動によりキャリッジに負方向の加速度
が生じる時点とを一致させるように構成したので、キャ
リッジの振動を減少させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の適用例である画像読取装置の概略構
成を示した側断面図である。
【図2】t1=Ts、t2=Tsとしたときのキャリッ
ジ1の速度特性とその加速度プロファイルを示した図で
ある。
【図3】例1における振動抑制の理由を説明するための
図である。
【図4】n=1、m=3としたときのキャリッジ1の速
度特性とその加速度プロファイルを示した図である。
【図5】例2における振動抑制の理由を説明するための
図である。
【図6】ステッピングモータの駆動回路の構成を示した
図である。
【図7】ステッピングモータの励磁方式の例を示した図
である。
【図8】S字型の速度プロファイルとその加速度プロフ
ァイルを示した図である。
【図9】従来のキャリッジを駆動する速度プロファイル
とその加速度プロファイルを示した図(1)である。
【図10】従来のキャリッジを駆動する速度プロファイ
ルとその加速度プロファイルを示した図(2)である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 ステッピングモータ 3 ワイヤ 4 原稿台 5 ミラー 6 レンズ 7 CCD 10 画像読取装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジを停止状態から所定速度まで
    加速し、該所定速度で移動させるキャリッジ駆動方法に
    おいて、 キャリッジが停止状態から最大加速度に達するまでの第
    1の時間と、前記キャリッジが最大加速度から加速を終
    了するまでの第2の時間とをそれぞれ前記キャリッジの
    固有振動の周期以上とすることを特徴とするキャリッジ
    駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジを停止状態から最大加速
    度に達するまで加速する際に、前記キャリッジが最大加
    速度に達する時刻を該キャリッジの振動により前記最大
    加速度と反対向きの加速度が生じる時刻に合わせたこと
    を特徴とする請求項1記載のキャリッジ駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の時間は、 前記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴とする
    請求項1記載のキャリッジ駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジを停止状態から前記所定
    速度まで加速する際に、前記キャリッジが前記所定速度
    に達する時刻を該キャリッジの振動により前記最大加速
    度と反対向きの加速度が生じる時刻に合わせたことを特
    徴とする請求項1記載のキャリッジ駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の時間と前記第2の時間の和
    は、 前記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴とする
    請求項1記載のキャリッジ駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の時間は、 前記固有振動の半周期の奇数倍であり、 前記第1の時間と前記第2の時間の和は、 前記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴とする
    請求項1記載のキャリッジ駆動方法。
  7. 【請求項7】 キャリッジを停止状態から所定速度まで
    加速し、該所定速度で移動させるキャリッジ駆動装置に
    おいて、 前記キャリッジを駆動するモータと、 前記モータの回転数を制御する制御手段とを具備し、 前記制御手段は、 前記キャリッジを第1の時間で停止状態から最大加速度
    に達するまで加速するとともに、該キャリッジを前記第
    1の時間の経過後に第2の時間で前記所定速度まで加速
    するように前記モータの回転数を制御することを特徴と
    するキャリッジ駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の時間は、 前記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴とする
    請求項7記載のキャリッジ駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の時間と前記第2の時間の和
    は、 前記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴とする
    請求項7記載のキャリッジ駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の時間は、 前記固有振動の半周期の奇数倍であり、 前記第1の時間と前記第2の時間の和は、 前記固有振動の半周期の奇数倍であることを特徴とする
    請求項7記載のキャリッジ駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記キャリッジは、 画像読取装置に配設され、原稿面を走査する走査手段を
    所定の方向に移動することを特徴とする請求項7記載の
    キャリッジ駆動装置。
JP2000162421A 2000-05-31 2000-05-31 キャリッジ駆動方法および装置 Expired - Fee Related JP3852270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000162421A JP3852270B2 (ja) 2000-05-31 2000-05-31 キャリッジ駆動方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000162421A JP3852270B2 (ja) 2000-05-31 2000-05-31 キャリッジ駆動方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001341373A true JP2001341373A (ja) 2001-12-11
JP3852270B2 JP3852270B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=18666321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000162421A Expired - Fee Related JP3852270B2 (ja) 2000-05-31 2000-05-31 キャリッジ駆動方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3852270B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131414A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Brother Industries Ltd 目標プロファイル生成方法、目標プロファイル生成装置、モータ制御装置、及び、画像形成システム
JP2016142875A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置に搭載されるキャリッジの固有振動数の調整方法、及び画像形成装置
JP2016169109A (ja) * 2015-03-10 2016-09-23 株式会社リコー シート処理装置、画像形成システム、シート処理装置の制御プログラム、シート処理装置の制御方法
JP2016169108A (ja) * 2015-03-09 2016-09-23 株式会社リコー シート処理装置、シート処理装置の制御プログラム、シート処理装置の制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131414A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Brother Industries Ltd 目標プロファイル生成方法、目標プロファイル生成装置、モータ制御装置、及び、画像形成システム
JP2016142875A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置に搭載されるキャリッジの固有振動数の調整方法、及び画像形成装置
JP2016169108A (ja) * 2015-03-09 2016-09-23 株式会社リコー シート処理装置、シート処理装置の制御プログラム、シート処理装置の制御方法
JP2016169109A (ja) * 2015-03-10 2016-09-23 株式会社リコー シート処理装置、画像形成システム、シート処理装置の制御プログラム、シート処理装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3852270B2 (ja) 2006-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0465850B1 (en) Recording apparatus
JP4833617B2 (ja) 印字媒体搬送装置及び印字媒体搬送方法
US5547295A (en) Carriage driving method and apparatus for efficiently accelerating to a constant speed
JP2001341373A (ja) キャリッジ駆動方法および装置
JP2010158093A (ja) 機器におけるモータの制御方法
JP4850639B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法と電子写真式画像形成装置
JP6287950B2 (ja) ステッピングモーター制御装置
JPH03215195A (ja) 記録装置
JP3815590B2 (ja) 画像読み取り装置の駆動方法
JP2726069B2 (ja) 画像記録装置
JP2918214B2 (ja) キャリア駆動装置
JP2000196823A (ja) 画像読み取り装置
JPH09103094A (ja) ステッピングモータの緩起動・緩停止・速度変更方法
JPH0593966A (ja) 光学系駆動装置
JP3820945B2 (ja) 画像読取装置
JP2002291293A (ja) ステッピングモータの駆動回路とその駆動方法
JPS62281797A (ja) ステツピングモ−タの駆動制御方法
JPH0443061A (ja) 記録装置
JP3716594B2 (ja) 画像読取装置
JP2000047730A (ja) 移動装置、原稿読取装置及び原稿読取方法
JP2010169946A (ja) 画像読取装置及びステッピングモータの駆動方法
JPH10337097A (ja) 画像読取装置
JPH11205544A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JPH03215194A (ja) ステッピングモータの速度制御方法
JP2002027793A (ja) ステッピングモータ駆動方法および駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees