JP2001341271A - 紙製積層成型物及びその製造方法 - Google Patents
紙製積層成型物及びその製造方法Info
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Abstract
層成型物を安価に成型できる製造方法を提供する。 【解決手段】 第1、第2の紙基材2a、2bを、その
層間に熱可塑性樹脂層2aを介在した状態で一体に接着
積層し成型する。
Description
上の紙基材を、その各層間に熱可塑性樹脂からなるフィ
ルムを介在した状態で一体に積層して接着した紙製積層
成型物及びその製造方法に関する。
ては、生産性、経済性等の理由から一般に熱可塑性樹脂
を主体としたプラスチックからなるシート材料が使用さ
れている。プラスチックシートは、成型時の予熱工程若
しくは金型温度で軟化状態になり、3次元曲面の型に追
随して容易に様々な形状に成型することが可能であるの
で、特に製造の容易性、生産性、経済性の点で優れた成
型用材料である。
型物は、原料によっては焼却時に有毒ガスを発生する
他、その燃焼エネルギーの高さから焼却炉を痛めたり、
また自然環境中に廃棄された場合は土中に埋め立てても
分解されず、そのまま残留する等、地球環境レベルで廃
棄物としての取扱が社会問題になっている。
観点から天然物由来の材料を主体とした成型物への転換
が多く提案されている。中でも、鶏卵パックなどに使用
されているパルプモールド製の成型物は、パルプスラリ
ーを成型品形状に応じた網型で漉き上げ、脱水、乾燥の
工程を経て製造するため、3次元曲面を有するもの等、
あらゆる形状に成型することができる。
ルプモールド製の成型物は、その製造方法に由来する生
産性の観点から高価格になる欠点を有している。
は、生産性や経済性の点ではパルプモールド製の成型物
より優れているものの、紙は、その坪量の範囲が限定さ
れ、特に単体では高坪量化が困難なため、これを基材と
した成型物に十分な剛性を付与することが困難であると
いった欠点があった。
製成型物において、紙基材の坪量を上げることによって
剛性を高めたものとして、例えば板紙、ボール紙のよう
に多層抄紙して得られる高坪量の紙基材を用いたものが
ある。しかし、かかる紙基材は層間強度が劣るため、こ
れを用いて成型を行うと成型時の変形により層間ずれが
起こり、剥離による不具合を生じ美麗な成型物が得られ
ないといった欠点があった。
基材の坪量を上げることによって剛性を高め、且つ、層
間強度も確保したものとして、単層抄紙した紙基材同士
を接着剤を用いて接着積層し、或いは押出機によって押
し出された溶融した熱可塑性樹脂を介して接着積層して
得た材料を用いたものがある。しかし、これは層間強度
は得られるものの、成型の工程とは別に紙基材同士を接
着積層する工程が必要となり、経済的ではないといった
欠点があった。
物及びかかる紙製積層成型物を安価に成型できる製造方
法を提供することにある。本発明の他の目的は、美麗で
剛性があり、3次元曲面を有する紙製積層成型物及びか
かる紙製積層成型物を安価に成型できる製造方法を提供
することにある。本発明の他の目的は、熱圧成型により
1工程且つ低コストで製造できる、剛性の大きい紙製積
層成型物及びその製造方法を提供することにある。本発
明の他の目的は、地球環境に優しい紙製積層成型物及び
その製造方法を提供することにある。
型物は、紙基材を少なくとも2層以上、その層間に熱可
塑性樹脂層を介在した状態で一体に接着積層し、成型し
てなる。
なくとも2層以上積層してあるので、高坪量で剛性があ
り、且つ紙基材の各層間に熱可塑性樹脂を介在させて接
着積層したので強い層間強度がある。前記紙基材は、3
次元曲面を有するものでも美麗な成型状態とすべく、温
度が20℃、湿度が65%の環境下で破断伸びが縦方向
15%以上、横方向15%以上を有することが好まし
い。紙基材の破断伸びが、縦方向15%未満、横方向1
5%未満では、成型絞り率を大きくすると成型物の破断
等が起こるため、成型絞り率を十分に大きくすることが
できず、成型デザインが限定されてしまう。
棄処理の観点より、天然パルプ100%からなるものが
好ましい。なお、本発明において天然パルプとは、合成
繊維又は熱可塑性樹脂から作られる合成パルプ以外のパ
ルプを意味し、例えば、機械パルプ、化学パルプ、脱墨
パルプ(DIP)等がこれに含まれる。
廃棄処理の観点から熱可塑性を有する生分解性樹脂を用
いることが好ましい。かかる熱可塑性を有する生分解性
樹脂としては、紙基材の劣化温度以下の融点温度を有
し、接着性の優れた樹脂であれば特に限定されるもので
はなく、ポリブチレンサクシネート系樹脂、ポリエチレ
ンサクシネート系樹脂、ポリカプロラクトン系樹脂、ポ
リ乳酸系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等の合成高
分子系樹脂、でんぷん系樹脂、酢酸セルロース系樹脂等
の天然高分子系樹脂、ポリヒドロキシブチレート系樹脂
のような微生物生産高分子系樹脂等のいずれか1種もし
くは2種以上の混合物が好適に使用できる。
を有する生分解性樹脂を用いれば、廃棄物として土中に
埋めた場合、熱可塑性樹脂層が分解される。したがっ
て、繊維成分が天然パルプ100%からなる紙基材を用
いれば、紙製積層成型物を構成するすべての材料が生分
解性を有しているため、廃棄物として土中に埋めた場
合、土中で紙基材及び熱可塑性樹脂層が分解されるの
で、環境問題をひきおこすおそれがない。
は、紙基材の劣化温度以下の融点温度を有し、接着性の
優れた樹脂であれば上記熱可塑性を有する生分解性樹脂
に特に限定されるものではない。このような熱可塑性樹
脂としては、価格、汎用性、作業性等を考慮すると、ポ
リオレフィン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アイオノマー樹脂、
ポリビニルアルコール系樹脂等のいずれか1種若しくは
2種以上の混合物が好適に使用できる。
方法は、紙基材を少なくとも2層以上、その層間に熱可
塑性樹脂層を介在した状態で、雄型と雌型を用いて熱可
塑性樹脂層の融点温度以上の温度で熱圧成型することに
より接着積層して一体化すると共に成型する。
熱圧成型により1工程且つ低コストで成型することがで
き、また紙基材を少なくとも2層以上積層してあるの
で、高坪量で剛性があり、且つ、紙基材の各層間に熱可
塑性樹脂を介在させて接着積層したので強い層間強度が
ある。
5%以上、横方向15%以上を有することが好ましい。
破断伸びが、縦方向15%未満、横方向15%未満で
は、成型絞り率を大きくすると成型物の破断等が起こる
ため、成型絞り率を十分に大きくすることができず、成
型デザインが限定されてしまう。破断伸びが縦方向15
%以上、横方向15%以上を有すると、熱圧成型機でプ
ラスチック同様の易成型性が得られる。
棄処理の観点より、天然パルプ100%からなるものが
好ましい。前記天然パルプとは、合成繊維または熱可塑
性樹脂から作られる合成パルプ以外のパルプを意味し、
例えば、機械パルプ、化学パルプ、脱墨パルプ(DI
P)等がこれに含まれる。
からなる紙で、破断伸びが縦方向15%以上、横方向1
5%以上の紙は、例えば特開平11−509276号に
開示された方法によって製造された伸縮可能な紙基材を
使用することができる。
熱可塑性を有する生分解性樹脂を用いることが好まし
い。かかる熱可塑性を有する生分解性樹脂としては、紙
基材の劣化温度以下の融点温度を有し、接着性の優れた
樹脂であれば特に限定されるものではなく、ポリブチレ
ンサクシネート系樹脂、ポリエチレンサクシネート系樹
脂、ポリカプロラクトン系樹脂、ポリ乳酸系樹脂、ポリ
ビニルアルコール系樹脂等の合成高分子系樹脂、でんぷ
ん系樹脂、酢酸セルロース系樹脂等の天然高分子系樹
脂、ポリヒドロキシブチレート系樹脂のような微生物生
産高分子系樹脂等のいずれか1種もしくは2種以上の混
合物が好適に使用できる。このように熱可塑性樹脂層と
して熱可塑性を有する生分解性樹脂を用いれば、廃棄物
として土中に埋めた場合、熱可塑性樹脂層が分解され
る。したがって、繊維成分が天然パルプ100%からな
る紙基材を用いれば、紙製積層成型物を構成するすべて
の材料が生分解性を有しているため、廃棄物として土中
に埋めた場合、土中で紙基材及び熱可塑性樹脂層が分解
されるので、環境問題をひきおこすおそれがない。
は、紙基材の劣化温度以下の融点温度を有し、接着性の
優れた樹脂であれば上記熱可塑性を有する生分解性樹脂
に特に限定されるものではない。このような熱可塑性樹
脂としては、価格、汎用性、作業性等を考慮すると、ポ
リオレフィン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アイオノマー樹脂、
ポリビニルアルコール系樹脂等のいずれか1種若しくは
2種以上の混合物が好適に使用できる。
維持できる範囲であれば特に限定するものではないが、
熱圧成型機での操作性、強度、価格等を考慮すると、5
μm〜30μmが好ましく、特に10μm〜20μmが
好適である。
200%の範囲であることが好ましい。成型絞り率が1
20%未満の場合は、成型物としてのデザインが限定さ
れ、例えばトレー等の容器を成型すると、極めて浅いト
レーしか製造できず、本発明の紙製積層成型物の用途が
限定されるので好ましくない。成型絞り率が200%超
の場合は、紙基材が熱圧成型時に、雄型や雌型の型に追
随できず、亀裂や破断が起こり、成型不良が生じる場合
があるので好ましくない。また、亀裂や破断を回避でき
たとしても、成型品に絞り皺が発生し、美観を損ねる場
合があるので好ましくない。
状から次の方式で算出したものである。 成型絞り率=成型物の表面積÷成型物の開口面積×10
0 ここで、成型物の開口面積とは、例えば一般的なトレー
容器を想定した場合、トレーの開口部の面積を指し、凹
状に成型された部分の全表面積を成型物の表面積とす
る。従って、同じ開口面積では、凹状の深さによって全
体の表面積が変わり、深くなるほど成型絞り率は増すこ
とになる。
2〜300g/m2の範囲のものを使用するのが、得ら
れる効果とコストとのバランス上、望ましい。50g/
m2未満の紙基材を用いると、必要な剛性を確保するた
め積層する層の数が多くなり、コストが大きくなるから
であり、300g/m2を超える紙基材は、単層でもあ
る程度の剛性を備えているため、これを多層化すること
は、必要な剛性付与という観点から見合わないからであ
る。
性、隠蔽性等、用途上必要な特性を付与することができ
る。この特性付与は、本発明の積層成型物を構成する層
のうち、当該特性を必要とされる層のみを対象とすれば
よく、他の層には特に必要ない。付与方法は、耐水化
剤、耐油剤、着色剤等、必要に応じた薬品を樹脂に練り
込んだり、紙基材に添加したり、またはロールコート、
バーコート、エアーナイフコート、グラビヤコート、サ
イズプレス方式等の公知の塗工方式で樹脂層や紙基材に
塗布することにより行うことができる。
%の範囲が好ましい。紙中水分6%以下では、破断伸び
が劣化低減して成型時に亀裂や破断が起こり、成型不良
となる場合があるので好ましくない。紙中水分15%以
上では、破断伸びが上昇し、成型性には優位であるが、
熱圧成型時の水蒸気によって積層一体化するときに不具
合を生じ、接着不良を起こしたり、成型物の変形の要因
となる場合があるので好ましくない。
クシートの成型用に用いられている熱圧成型機が使用で
きるが、雄型と雌型とからなる金型を有し、更に金型温
度が熱可塑性樹脂の融点以上の温度、好ましくは熱可塑
性樹脂の融点温度よりも20℃以上高い温度に調整でき
る熱圧成型機を使用することが必要である。
いられているその他の成型機としては、例えば真空成型
方式、圧空成型方式、プラグアシスト方式等を採用する
成型機があり、ある程度の成型物が得られるが、本発明
の熱圧成型機として用いた場合には、雄型、雌型の金型
を用いないためきちんと型通りに成型することができ
ず、美麗な成型物を得ることができない上に、圧接着が
不十分となって目的の紙基材を2層以上、接着積層して
一体化できないので好ましくない。
体化するために、必要層数に見合った基材繰出し装置を
使用すれば、効率的に本発明の紙製積層成型物を製造す
ることができる。例えば、紙基材が3層の場合、紙基材
用繰出し装置を3軸、更に接着用に介在させる熱可塑性
樹脂フィルム用繰出し装置を2軸、合計5軸の繰出し装
置を使用すればよい。この場合、第1紙/第1熱可塑性
樹脂層/第2紙/第2熱可塑性樹脂層/第3紙の構成に
なるように順次重ね合わせて成型機内に導入し、前記金
型を有する熱圧成型機で接着積層して一体化すると共に
成型する。詳しくは、各紙基材の層間に位置する熱可塑
性樹脂層が金型温度によって軟化状態となり、その両側
に位置する紙基材同士が成型機の圧力が加えられること
によって一体化されると共に成型されるのである。更
に、このとき、雄型と雌型とからなる金型の温度によっ
て、金型に接触した面が紙中水分との関係でアイロン効
果を発現し、表面が美麗な成型物を得ることができる。
積層成型物の実施の形態の第1例を示したもので、図1
は本例の紙製積層成型物の斜視図、図2は図1のA−A
線切断端面図である。
第3の紙基材2a、2b、2cが、熱可塑性樹脂層3
a、3bを介在した状態で一体に接着積層され成型され
ている。
維成分が天然パルプ100%からなり、温度が20℃、
湿度が65%の環境下で破断伸びが縦方向15%以上、
横方向15%以上を有し、坪量50g/m2〜300g
/m2のものが用いられている。かかる紙製積層成型物
1の成型絞り率は120%〜200%の範囲であること
が好ましい。成型絞り率が120%未満の場合は、紙製
積層成型物1のデザインが限定され、成型絞り率が20
0%超の場合は、熱圧成型時に成型物の亀裂・破断等が
生じるおそれがある。
性を有する生分解性樹脂で形成されている。かかる生分
解性樹脂としては、ポリブチレンサクシネート系樹脂、
ポリエチレンサクシネート系樹脂、ポリカプロラクトン
系樹脂、ポリ乳酸系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂
等の合成高分子系樹脂、でんぷん系樹脂、酢酸セルロー
ス系樹脂等の天然高分子系樹脂、ポリヒドロキシブチレ
ート系樹脂のような微生物生産高分子系樹脂等のいずれ
か1種もしくは2種以上の混合物が好適に使用できる。
オレフィン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニ
ル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アイオノマー樹脂、ポ
リビニルアルコール系樹脂のいずれか1種若しくは2種
以上の混合物で形成されていてもよい。
g/m2〜300g/m2の紙基材2a、2b、2cを
積層してあるので、坪量が上がり高い剛性があり、且
つ、紙基材2a、2b、2cの各層間に熱可塑性樹脂層
3a、3bを介在させて接着積層したので強い層間強度
がある。
維成分が天然パルプ100%からなり、温度が20℃、
湿度が65%の環境下で破断伸びが縦方向15%以上、
横方向15%以上を有しているので、熱圧成型機でプラ
スチック同様の易成型性が得られ、紙製積層成型物のデ
ザインの幅が広がる。そして、かかる紙基材2a、2
b、2cにより成型する紙製積層成型物1の成型絞り率
を120%〜200%の範囲とすれば、熱圧成型時の亀
裂・破断等による成型不良を防止しつつ紙製積層成型物
1のデザインの幅の広がりが確保される。
脂を用いているので、廃棄物として土中に埋めた場合、
土中で熱可塑性樹脂層が分解される。したがって、繊維
成分が天然パルプ100%からなる紙基材を用いれば、
紙製積層成型物を構成するすべての材料が生分解性を有
しているため、本発明に係る紙製積層成型物を廃棄物と
して土中に埋めた場合、土中で紙基材及び熱可塑性樹脂
層が分解されるので、環境問題を引き起こすおそれがな
い。
の形態の第2例を示した横断端面図である。本例の紙製
積層成型物1は、第1、第2の紙基材2a、2bが、第
1の熱可塑性樹脂層3aを介在させた状態で一体に接着
積層され成型されている。
が天然パルプ100%からなり、温度が20℃、湿度が
65%の環境下で破断伸びが縦方向15%以上、横方向
15%以上を有し、坪量50g/m2〜300g/m2
のものが用いられている。かかる紙製積層成型物1の成
型絞り率は120%〜200%の範囲であることが好ま
しい。成型絞り率が120%未満の場合は、紙製積層成
型物1のデザインが限定され、成型絞り率が200%超
の場合は、熱圧成型時に成型物の亀裂・破断等が生じる
おそれがある。なお、本例では、紙製積層成型物1の底
部からのテーパ角度は、45°となっている。
する生分解性樹脂で形成されている。かかる生分解性樹
脂としては、ポリブチレンサクシネート系樹脂、ポリエ
チレンサクシネート系樹脂、ポリカプロラクトン系樹
脂、ポリ乳酸系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等の
合成高分子系樹脂、でんぷん系樹脂、酢酸セルロース系
樹脂等の天然高分子系樹脂、ポリヒドロキシブチレート
系樹脂の微生物生産高分子系樹脂等のいずれか1種もし
くは2種以上の混合物が好適に使用できる。
ィン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリビニ
ルアルコール系樹脂のいずれか1種若しくは2種以上の
混合物で形成されていてもよい。このような紙製積層成
型物1でも、第1例とほぼ同様な効果を得ることができ
る。
方法の一例を示したものである。本例では、第1、第
2、第3の紙基材繰出し装置4a、4b、4cから第
1、第2、第3の紙基材2a、2b、2cを繰出し、ま
た第1、第2の熱可塑性樹脂層繰出し装置5a、5bか
ら第1、第2の熱可塑性樹脂層3a、3bを、第1、第
2の紙基材2a、2bの間に第1の熱可塑性樹脂層3a
が入り、第2、第3の紙基材2b、2cの間に第2の熱
可塑性樹脂層3bが入るように繰出し、ロール6a、6
b間に供給し、上下に重ね合わせる。この合計5層から
なるシート状物7をピン付き搬送用チェーン装置8で搬
送して、雄型9aと雌型9bとからなる金型を有し、更
に金型温度が第1、第2の熱可塑性樹脂層3a、3bの
融点以上の温度に調整できる熱圧成型機10で成型す
る。
第3の紙基材2a、2b、2cの層間に位置する第1、
第2の熱可塑性樹脂層3a、3bが金型温度によって軟
化状態となり、第1、第2、第3の紙基材2a、2b、
2cを熱圧成型機10の圧力によって一体化すると共に
成型することができる。また、雄型9aと雌型9bとか
らなる金型の温度によって、金型に接触した面が紙中水
分との関係でアイロン効果を発現し、表面が美麗な紙製
積層成型物1を得ることができる。また、第1、第2、
第3の紙基材2a、2b、2cの破断伸びを縦方向15
%以上、横方向15%以上に特定することによって、成
型デザインの幅が広がり、絞り皺等のない外観良好な種
々の用途の紙製積層成型物1を安定した状態で且つ安価
に得ることができる。さらに、熱可塑性樹脂層を生分解
性樹脂で形成すれば、環境問題をひきおこすおそれがな
い紙製積層成型物1を得ることができる。
るが、本発明はこれによって限定されるものではない。
破断伸びが縦方向26.5%、横方向19.3%の紙基
材(坪量100g/m2 :イタリヤ国カリオラーロ社
製)を用い、紙中水分を9%に調整した。熱可塑性樹脂
層として低密度ポリエチレン樹脂(住友化学製 スミカ
センL211)を予め、押出機にて15μmの厚さに製
膜したフィルムを用いた。紙基材を3層分、ポリエチレ
ン樹脂フィルムを2層分それぞれ準備して、熱圧成型機
の第1、第2、第3の紙基材繰出し装置に第1、第2、
第3の紙基材を、第1、第2の熱可塑性樹脂層繰出し装
置に第1、第2の熱可塑性樹脂層を掛けて、第1、第
2、第3の紙基材繰出し装置から第1、第2、第3の紙
基材を繰出し、また第1、第2の低密度ポリエチレン樹
脂フィルム繰出し装置から第1、第2の低密度ポリエチ
レン樹脂フィルムを、第1、第2の紙基材の間に第1の
低密度ポリエチレン樹脂フィルムが入り、第2、第3の
紙基材の間に第2の低密度ポリエチレン樹脂フィルムが
入るように繰出して上下に重ね合わせ、この合計5層分
のシート状物を、雄型と雌型とからなる金型で構成され
た熱圧成型機の成型ゾーンに導入し、8ショット/分の
速度で縦辺11cm、横辺21cm、テーパー角度45
°、深さ2.5cmのトレーを成型した。このときの金
型温度は170℃、圧力は78kg/cm2 とした。成
型絞り率は以下の如く算出した。
1cm=231cm2 成型物の表面積:底面積:縦辺6cm×横辺16cm
=96.0cm2 、縦辺側面積(台形面積):(長辺
11cm+短辺6cm)×高さ2.5√2cm÷2が2
面あるので=60.18cm2 、横辺側面積(台形面
積):(長辺21cm+短辺16cm)×高さ2.5√
2cm÷2が2面あるので=130.98cm2 、表面
積:++=287.16cm2 成型絞り率:287.16cm2 (表面積)÷231c
m2 (開口面積)=124.3% 得られた紙製積層成型物は、亀裂や破断による成型不良
が全くなく、絞り皺のない美麗なトレー状成型物で表面
平滑性が優れ、経時後の型戻りや変形がなく、積層部分
の各層間には剥離や浮きのない、接着状態良好に一体化
された剛性の高い成型物であった。
破断伸びが縦方向22.7%、横方向17.1%の紙基
材(坪量150g/m2 :イタリヤ国カリオラーロ社
製)を用い、紙中水分を9%に調整した。この紙基材を
2層分、熱可塑性樹脂層として実施例1と同様のポリエ
チレン樹脂フィルムを1層分それぞれ準備して、熱圧成
型機の第1、第2の紙基材繰出し装置に第1、第2の紙
基材、第1の熱可塑性樹脂層繰出し装置に第1の熱可塑
性樹脂層を掛けて繰出し、第1、第2の紙基材の間に第
1の熱可塑性樹脂層を介在させて重ね合わせ、この合計
3層分のシート状物を、雄型と雌型とからなる金型で構
成された熱圧成型機の成型ゾーンに導入し、金型温度、
圧力、成型速度等の成型条件は実施例1と同様にして、
縦辺11cm、横辺21cm、テーパー角度60°、深
さ4cmのトレーを成型した。成型絞り率は以下の如く
算出した。
1cm=231cm2 成型物の表面積:底面積:縦辺6.4cm×横辺1
6.4cm=105.0cm2 、縦辺側面積(台形面
積):(長辺11cm+短辺6.4cm)×高さ8/√
3cm÷2が2面あるので=80.39cm2 、横辺
側面積(台形面積):(長辺21cm+短辺16.4c
m)×高さ8/√3cm÷2が2面あるので=172.
8cm2 、表面積:++=358.19cm2 成型絞り率:358.19cm2 (表面積)÷231c
m2 (開口面積)=155.0% 得られた紙製積層成型物は、亀裂や破断による成型不良
が全くなく、絞り皺のない美麗なトレー状成型物で表面
平滑性が優れ、経時後の型戻りや変形がなく、積層部分
の各層間には剥離や浮きのない、接着状態良好に一体化
された剛性の高い成型物であった。
さ2cmのトレーを成型した以外は、総て実施例1と同
様にして成型した。成型絞り率は以下の如く算出した。
1cm=231cm2 成型物の表面積:底面積:縦辺11cm×横辺21c
m=231cm2 、縦辺側面積:幅11cm×深さ2
cmが2面あるので=44cm2 、横辺側面積:幅2
1cm×深さ2cmが2面あるので=84cm2 、表面
積:++=359cm2 成型絞り率:359cm2 (表面積)÷231cm2
(開口面積)=155.4% 得られた紙製積層成型物は、亀裂や破断による成型不良
が全くなく、絞り皺のない美麗なトレー状成型物で表面
平滑性が優れ、経時後の型戻りや変形がなく、積層部分
の各層間には剥離や浮きのない、接着状態良好に一体化
された剛性の高い成型物であった。
破断伸びが縦方向26.5%、横方向19.3%の紙基
材(坪量100g/m2:イタリヤ国カリオラーロ社
製)を用い、紙中水分を9%に調整した。熱可塑性樹脂
層として、熱可塑性を有する生分解性樹脂であるエステ
ル化でんぷん樹脂(日本コーンスターチ製コーンポール
F)を予め、押出機にて15μmの厚さに製膜したフィ
ルムを用いた。紙基材を2層分、エステル化でんぷん樹
脂フィルムを1層分それぞれ準備して、熱圧成型機の第
1、第2の紙基材繰出し装置に第1、第2の紙基材、第
1の熱可塑性樹脂層繰出し装置に第1の熱可塑性樹脂層
を掛けて繰出し、第1、第2の紙基材の間に第1の熱可
塑性樹脂層を介在させて重ね合わせ、この合計3層分の
シート状物を、雄型と雌型とからなる金型で構成された
熱圧成型機の成型ゾーンに導入し、8ショット/分の速
度で縦辺11cm、横辺21cm、テーパー角度45
°、深さ2.5cm、即ち、実施例1と同様、成型絞り
率124.3%のトレーを成型した。このときの金型温
度は160℃とした。
裂や破断による成型不良が全くなく、絞り皺のない美麗
なトレー状成型物で表面平滑性が優れ、経時後の型戻り
や変形がなく、積層部分の各層間には剥離や浮きのな
い、接着状態良好に一体化された剛性の高い成型物であ
った。
さ4cm、即ち成型絞り率155.0%のトレーを成型
した以外は、総て実施例4と同様の構成、方法及び条件
で紙製積層成型物を得た。
裂や破断による成型不良が全くなく、絞り皺のない美麗
なトレー状成型物で表面平滑性が優れ、経時後の型戻り
や変形がなく、積層部分の各層間には剥離や浮きのな
い、接着状態良好に一体化された剛性の高い成型物であ
った。
破断伸びが縦方向6.7%、横方向3. 1%の紙基材
(坪量220g/m2 :日本製紙製カップ原紙)を用
い、縦辺11cm、横辺21cm、テーパー角度45
°、深さ1cmのトレーを成型した以外は、総て実施例
2と同様に成型した。成型絞り率は以下の如く算出し
た。
1cm=231cm2 成型物の表面積:底面積:縦辺9cm×横辺19cm
=171.0cm2 、縦辺側面積(台形面積):(長
辺11cm+短辺9cm)×高さ√2cm÷2が2面あ
るので=28.28cm2 、横辺側面積(台形面
積):(長辺21cm+短辺19cm)×高さ√2cm
÷2が2面あるので=56.56cm2 、表面積:+
+=255.84cm2 成型絞り率:255.84cm2 (表面積)÷231c
m2 (開口面積)=110.8% 積層部分の接着状態は悪く殆ど剥離を起こし、成型時に
亀裂や破断が多発して成型物として得ることができなか
った。
を2層以上、熱可塑性樹脂層を介して接着積層した層構
造なので、高坪量となり剛性があるとともに強い層間強
度がある。また、前記紙基材を、温度が20℃、湿度が
65%の環境下で破断伸びが縦方向15%以上、横方向
15%以上を有するものとすれば、本発明の紙製積層成
型物のデザインの幅が広がり、3次元曲面を有するもの
でも美麗な成型状態にすることができる。
で形成し、さらに繊維成分が天然パルプ100%からな
る紙基材を用いれば、紙製積層成型物を構成するすべて
の材料が生分解性を有しているため、廃棄物として土中
に埋めた場合、土中で熱可塑性樹脂層及び紙基材が分解
されるので、環境問題を引き起こすおそれがない。
は、紙基材を少なくとも2層以上用いて、その層間に熱
可塑性樹脂層を介在した状態で、雄型と雌型を用いて熱
可塑性樹脂層の融点温度以上の温度で熱圧成型すること
により接着積層して一体すると共に成型するので、1工
程且つ低コストで、剛性の大きい紙製積層成型物を成型
することができる。
材を、温度が20℃、湿度が65%の環境下で破断伸び
が縦方向15%以上、横方向15%以上を有するものと
すれば、多様なデザインのものを成型することができ、
また3次元曲面を有するものでも美麗に成型することが
できる。
1例を示した斜視図である。
2例の横断端面図である。
を示した斜視図である。
置 5a、5b 第1、第2の熱可塑性樹脂層繰出し装置 6a、6b ロール 7 シート状物 8 ピン付き搬送用チェーン装置 9a 雄型 9b 雌型 10 熱圧成型機
Claims (10)
- 【請求項1】 紙基材を少なくとも2層以上、その層間
に熱可塑性樹脂層を介在した状態で一体に接着積層し、
成型してなる紙製積層成型物。 - 【請求項2】 前記紙基材は、温度が20℃、湿度が6
5%の環境下で破断伸びが縦方向15%以上、横方向1
5%以上を有する請求項1に記載の紙製積層成型物。 - 【請求項3】 前記紙基材の繊維成分が、天然パルプ1
00%からなる請求項1又は2に記載の紙製積層成型
物。 - 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂層が、ポリオレフィン
系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリビニルア
ルコール系樹脂のいずれか1種若しくは2種以上の混合
物である請求項1、2又は3に記載の紙製積層成型物。 - 【請求項5】 前記熱可塑性樹脂層が、生分解性樹脂で
ある請求項1、2又は3に記載の紙製積層成型物。 - 【請求項6】 紙基材を少なくとも2層以上、その層間
に熱可塑性樹脂層を介在した状態で、雄型と雌型を用い
て前記熱可塑性樹脂層の融点温度以上の温度で熱圧成型
することにより接着積層して一体化すると共に成型する
紙製積層成型物の製造方法。 - 【請求項7】 前記紙基材は、温度が20℃、湿度が6
5%の環境下で破断伸びが縦方向15%以上、横方向1
5%以上を有する請求項6に記載の紙製積層成型物の製
造方法。 - 【請求項8】 前記紙基材の繊維成分が天然パルプ10
0%からなる請求項6又は7に記載の紙製積層成型物の
製造方法。 - 【請求項9】 前記熱可塑性樹脂層が、ポリオレフィン
系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリビニルア
ルコール系樹脂のいずれか1種若しくは2種以上の混合
物である請求項6、7又は8に記載の紙製積層成型物の
製造方法。 - 【請求項10】 前記熱可塑性樹脂層が、生分解性樹脂
である請求項6、7又は8に記載の紙製積層成型物の製
造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001101976A JP2001341271A (ja) | 2000-03-30 | 2001-03-30 | 紙製積層成型物及びその製造方法 |
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JP2000-93542 | 2000-03-30 | ||
JP2000093542 | 2000-03-30 | ||
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---|---|
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JP2001101976A Pending JP2001341271A (ja) | 2000-03-30 | 2001-03-30 | 紙製積層成型物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001341271A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003293300A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 真空成形又は圧空成形に適した成形用紙 |
JP2004202874A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Kaito Kagaku Kogyo Kk | パルプモールド用ラミネートフィルム |
KR102564243B1 (ko) * | 2022-06-29 | 2023-08-07 | 주식회사 엔피코리아 | 친환경 포장용기 제조방법 |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001101976A patent/JP2001341271A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003293300A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 真空成形又は圧空成形に適した成形用紙 |
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JP4542309B2 (ja) * | 2002-12-25 | 2010-09-15 | カイト化学工業株式会社 | パルプモールド用ラミネートフィルム |
KR102564243B1 (ko) * | 2022-06-29 | 2023-08-07 | 주식회사 엔피코리아 | 친환경 포장용기 제조방법 |
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