JP2001341059A - 手入れされた鋼板を製造する方法および手入れ装置・方法 - Google Patents

手入れされた鋼板を製造する方法および手入れ装置・方法

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JP2001341059A
JP2001341059A JP2000340074A JP2000340074A JP2001341059A JP 2001341059 A JP2001341059 A JP 2001341059A JP 2000340074 A JP2000340074 A JP 2000340074A JP 2000340074 A JP2000340074 A JP 2000340074A JP 2001341059 A JP2001341059 A JP 2001341059A
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steel sheet
polishing
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care
inspection
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Tsuneo Suyama
恒夫 陶山
Yasuo Kushida
靖夫 櫛田
Akira Kazama
彰 風間
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生産ラインを流れる薄鉄鋼の手入れの生産性お
よび安全性の向上を図ること。 【解決手段】生産ラインを流れる薄鉄鋼100の表面を
表面検査装置204により検査し、この検査により発見
された薄鋼板100の表面欠陥を、生産ラインを止め
ず、かつ欠陥の種類や程度に応じて、研磨機構207に
より自動的に手入れする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産ライン上で手
入れされた鋼板を製造する方法、およびラインを流れて
いる鋼板の欠陥、特に鋼板表面の疵部や特異部等の表面
欠陥を手入れするための鋼板手入れ装置・方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、薄鋼板は生産ラインにより大
量生産されている。この種の大量生産においては、歩留
の向上、高品質の製品のために、薄鋼板の生産ラインに
おける手入れ作業は必須である。従来の薄鋼板の生産ラ
インの手入れ作業においては、薄鋼板の疵部や特異部を
マーキングあるいは切断処理することが行われていた。
【0003】従来、薄鋼板の生産ラインにおける手入れ
は、ラインを停止して人手によって行われていた。これ
は、薄鋼板に余分な疵を拡大させないためである。しか
し、生産ラインの停止は、生産性を低下させるという問
題を招く。また、人手による手入れは、安全性の確保を
困難にするという問題を招く。
【0004】以上述べた問題は厚鋼板においても存在
し、さらに検査ラインにおいても同様に存在していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の薄
鋼板等の生産ライン等における手入れ作業は、生産ライ
ン等を停止し、人手によって行っていたため、生産性お
よび安全性の点で問題があった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、生産性および安全性の
向上を図れる、生産ライン上で手入れされた鋼板を製造
する方法、ならびにラインを流れる鉄鋼の鋼板手入れ装
置および鋼板手入れ方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記の通りである。
【0008】すなわち、上記目的を達成するために、手
入れされた鋼板を製造する方法は、生産ラインにより鋼
板を形成する工程と、前記生産ラインを流れている前記
鋼板を検査する検査工程と、この検査工程により検出さ
れた前記鋼板の欠陥を、前記鋼板が前記生産ラインを流
れている状態のままで、欠陥の種類および程度の少なく
とも一方に応じて研磨により手入れする手入れ工程とを
有することを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る鋼板手入れ装置は、ラ
インを流れる鋼板を検査する検査手段と、この検査手段
により検出された前記鋼板の欠陥を、前記鋼板が前記ラ
インを流れている状態のままで、欠陥の種類および程度
の少なくとも一方に応じて研磨により手入れする手入れ
手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る鋼板手入れ方法は、ラ
インを流れる鋼板を検査する工程と、この検査する工程
により検出された前記鋼板の欠陥を、前記鋼板が前記ラ
インを流れている状態のままで、欠陥の種類および程度
の少なくとも一方に応じて研磨により手入れする工程と
を有することを特徴とする。
【0011】このような構成であれば、鋼板がラインを
流れている状態のままで、鋼板の検査が行われるととも
に、欠陥の種類や程度に応じて手入れが行われるので、
生産性の向上を図れるようになる。しかも、検査員によ
る人手はなく、手入れ手段により手入れ(手入れ工程)
が行われるので、安全性の向上も図れるようになる。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記載および添付図面によって明ら
かになるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態という。)を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る手入れされた薄鋼板
を製造する製造システム(以下、薄鋼板製造システムと
いう。)を示す模式図である。
【0014】この薄鋼板製造システムは、大きく分け
て、薄鋼板100を製造する製造部101と、薄鋼板1
00がラインを流れている状態のままで、薄鋼板100
の表面欠陥を自動的に検出するとともに、検出された表
面欠陥を生産ラインを停止せずに研磨により自動的に手
入れする自動鋼板手入れ装置201とから構成されてい
る。
【0015】製造部101は、既存の製鉄所施設におい
て使用されているものと同じ構成を取っており、具体的
には、原料の前処理を行う原料処理部102と、前処理
した原料を還元・溶解して銑鉄を作る製銑部103と、
銑鉄を鋼片に作り変える製鋼部104と、鋼片を圧延機
で薄鋼板状に加工する圧延部105とから構成されてい
る。
【0016】本発明において、生産ラインとは、少なく
とも圧延部105を含むもの、すなわち、圧延部105
のみ、圧延部105および製鋼部104をふくむもの、
圧延部105、製鋼部104および製銑部103を含む
もの、または圧延部105、製鋼部104、製銑部10
3および原料処理部102を含むものをいう。生産ライ
ンが圧延部105のみの場合、鋼片は例えば購入したも
の、または別の工場の製鋼部104から搬送されたもの
となる。
【0017】また、自動鋼板手入れ装置201へ供給さ
れる薄鋼板100は、圧延部105で処理された鋼板が
一旦コイルに巻き取られたものでもよい。また、圧延部
105は熱間圧延、冷間圧延(タンデム、CAL、CG
L等)のいずれでもよい。
【0018】製造部101により製造された薄鋼板10
0は動鋼板手入れ装置201に流れる。自動鋼板手入れ
装置201は、大きく分けて、生産ラインで薄鋼板10
0を流すためのローラー202と、このローラー202
の回転数に対応したトラッキングパルスを発生するライ
ントラッキング用パルスジェネレータ(以下、PGと略
記)203と、生産ラインで流れている薄鋼板100の
表面を検査するための表面検査装置204と、この表面
検査装置204およびPG203の出力に基づいて、各
種制御信号を出力する制御装置205と、上記各種制御
信号に基づいて、表面検査装置204により検出された
表面欠陥を砥石206により研磨して手入れするための
研磨機構207とから構成されている。
【0019】研磨機構207は、薄鋼板100の流れ方
向に関して、表面検査装置204よりも下流側に配置さ
れている。表面検査装置204による検査工程は、薄鋼
板100の流れ方向に関して、研磨機構207による手
入れ工程よりも下流側で行われる。
【0020】表面検査装置204による検査項目は、薄
鋼板100の表面欠陥の種類およびその程度、さらには
図2に示すように、薄鋼板エッジからの表面欠陥の距離
L1、予め定められた基準点からの表面欠陥の距離L2
および表面欠陥の長さL3である。表面欠陥は、例えば
疵部や特異部である。疵部としては鋼板表面の傷、表面
の異物などがあげられ、特異部としては鋼板表面の錆や
汚などがあげられる。
【0021】図3に、制御装置205の詳細を示す。
【0022】薄鋼板エッジからの表面欠陥の距離L1
(欠陥位置情報)はスイッチ群208により、予め定め
られた基準点からの表面欠陥の距離L2および表面欠陥
の長さL3(欠陥計信号)はスイッチ209によりそれ
ぞれ手動により入力できるようになっている。薄鋼板1
00の表面欠陥の種類およびその程度(疵種程度)は、
図示しないスイッチにより手動により設定できるように
なっている。スイッチ群208、スイッチ209などは
検査員の配置位置近傍にあることが好ましい。
【0023】PG203の出力(トラッキングパルス)
および欠陥計信号はトラッキング部210に入力され、
トラッキング部210はトラッキングパルスおよび欠陥
計信号に基づいて砥石206を薄鋼板100に接触させ
る時間(研磨開始時間)および砥石206を薄鋼板10
0から離す時間(研磨終了時間)を求め(トラッキング
信号)、さらにその時間になったら、砥石206の上下
方向の位置を制御するパルスモータ(図4参照)にトラ
ッキング信号を送る。上記パルスモータは研磨機構20
7に設けられている。トラッキング信号の送信はゲート
により制御され、上記時間になったらゲートが開き送信
される。
【0024】分周器211は定位置までトラッキングし
た後(研磨開始時間になったら)、PG203のパルス
を分周し、パルスモータへ入力させライン速度に追従し
た速度で砥石206を薄鋼板100に接触させるための
ものであり、分周器211の分周率は任意に変更可能で
あり、ラインの特性によって決定する。なお、自動と手
動との入力タイミングの違いは、トラッキング距離補正
が必要であるので、距離補正器212をいずれか一方も
しくは両方に配置する。図では自動側に距離補正器21
2を設けている。
【0025】リトラクト制御部213は、欠陥位置情報
と、トラッキング部210にて求められた研磨開始時間
と研磨終了時間に基づいて、距離L1および砥石206
を距離L1に配置するべき時間(リトラクト信号)を求
める。リトラクト信号は、砥石206の横方向(薄鋼板
幅方向)の位置を制御するリトラクト用モータ214に
送られる。この場合、制御系は、閉ループまたは開ルー
プのいずれでも可能である。
【0026】押し付け圧制御部215は、疵種程度、ラ
イン速度および薄鋼板100の厚みなどに基づいて、砥
石206の薄鋼板100への押し付け圧(押し付け圧信
号)を求める。押し付け圧信号は、砥石206の薄鋼板
100への押し付け圧を制御する図示しないモータに送
られる。この場合の制御系も閉ループまたは開ループの
いずれでも可能である。
【0027】スリップ量制御部216は、自動車向け薄
鋼板等の客先で検査している方法にのっとり、ラインを
停止して検査者が検査する場合の手の動きに相当する量
(スリップ量)を制御するところであり、スリップ量
は、図4に示すように、周速で決められ、薄鋼板100
のライン速度Vの百分率α(%)またはライン速度Vと
の一定値dv(mpm:meter per minute)の差で与え
られる。スリップ量は、表面欠陥の種類や程度によって
可変できるようになっている。スリップ量制御部216
からのスリップ信号は、砥石206の周速を制御するモ
ータ218に入力される。
【0028】研磨代は押し付け圧(研磨強度)とスリッ
プ量との積で決まる。したがって、スリップ量および押
し付け圧の少なくとも一方を制御することで、表面欠陥
の種類や程度に応じて研磨代を変更できることになる。
【0029】研磨機構207は、薄鋼板100の流れ方
向に関して、表面検査装置204よりも下流側に配置さ
れた砥石206と、リトラクト用モータ214と、砥石
206の上下方向の位置を制御するモータ217と、砥
石206の周速を制御するモータ18と、砥石206の
押し付け圧を制御する図示しないモータとを有してい
る。研磨機構207は、制御装置205からの各種制御
信号(トラッキング信号、押しつけ圧信号、スリップ信
号)に基づいて、所定のスリップ量でもって回転する砥
石206を薄鋼板100の移動速度(ライン速度)に近
い速度で追従して研磨ポイント手前に自動接触させ、表
面欠陥を研磨により手入れする。安定した研磨状態を確
保するため、砥石206との接触ポイント近傍の対向す
る位置に研磨受ロール219を配置している。
【0030】砥石206が薄鋼板100に接触した後の
押し付け圧は、ライン速度、薄鋼板100の厚み等から
事前に決められた値に設定される。砥石206の押し付
け圧は、押し付け圧制御部215によって調整でき、こ
れにより砥石206の降下衝撃によって薄鋼板100の
表面に凹状の疵が付くこと、および薄鋼板100の表面
に過度の疵が付くことを防止できる。薄鋼板100が例
えば自動車向け薄鋼板の場合、手入れ後の薄鋼板100
は塗装される。このとき、本実施形態のように砥石20
6を用いて手入れすると、塗装仕上げの後の影響はほと
んどなくなる。また、図5に示すように、回転円盤状の
砥石206の形状(サイズ)を変更することで、付帯研
磨痕や細い研磨痕等の研磨痕を選定できる。
【0031】ここでは、ライン速度に応じて砥石206
を薄鋼板100に接触させ、所望の圧力で押し付けるた
めに、リンク機構とパルスモータを組み合わせた方法を
用いているが、もちろん他の自力式(遠心力を利用)
や、圧空・油圧とシリンダーを組み合わせた方法を用い
ても良い。同様に、電気的制御系等についても種々の方
法が考えられる。
【0032】また、薄鋼板100の流れる方向に関して
砥石206よりも下流側には、研磨した後の薄鋼板10
0の研磨状態を確認するためのカメラ220と照明22
1が配置されている。カメラ220は、カメラコントロ
ーラ222を介して、砥消去確認用モニタ223に接続
している。砥消去確認用モニタ223はトラッキング部
210からのトラッキング信号が入力され、薄鋼板10
0の手入れに同期して画面が表示される。すなわち、手
入れが行われていないときは画面は表示されず、手入れ
が行われたときのみ確認のために画面が表示される。こ
れにより、所定位置の研磨が十分であったか否かを砥消
去確認用モニタ223で常時確認できるようになる。ま
た、砥消去確認用モニタ223を画像処理してフィード
バック信号として用いて押し付け圧力を制御することも
可能である。
【0033】このように構成された薄鋼板製造システム
によれば、自動鋼板手入れ装置201によって、薄鋼板
100がラインを流れている状態のままで、表面検査装
置204により検出された薄鋼板100の表面欠陥を、
研磨機構207により生産ラインを停止せずに研磨によ
り自動的に手入れできるので、生産性の低下、人手によ
るため安全の確保と言った問題を解決できるようにな
る。
【0034】しかも、表面検査装置204により検出し
た薄鋼板100の表面欠陥の種類および程度の少なくと
も一方に応じて、薄鋼板100に接触した後の砥石20
6の押し付け圧力やスリップ量を変えることによって、
疵部や特異部等の研磨強度または研磨代を任意に変更す
ることができるので、生産性の向上を図れるようにな
る。なお、薄鋼板100の表面欠陥の種類および程度の
一方に応じて研磨により手入れしても良い。
【0035】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
上記実施形態では、薄鋼板を例にとって説明したが、厚
鋼板の場合にも同様な効果が得られる。さらに、生産ラ
インのほかに検査ラインの薄鋼板または厚鋼板に対して
も本発明は有効である。さらにまた、上記実施形態では
鋼板表面の欠陥の手入れについて説明したが、鋼板内部
の欠陥(内部欠陥)を検査できる検査装置を用いること
で、鋼板内部の欠陥も同様に手入れすることが可能とな
る。
【0036】さらに、上記実施形態には種々の段階の発
明が含まれており、開示される複数の構成要件における
適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成
要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄
で述べた課題を解決できる場合には、この構成要件が削
除された構成が発明として抽出され得る。その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施でき
る。
【0037】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、鋼
板が流れている状態のままで、鋼板の検査および欠陥の
種類や程度に応じた手入れを行うとともに、検査員によ
る人手はなく、手入れ手段により手入れを行うことによ
り、生産性および安全性の向上を図れる、手入れされた
鋼板を製造する方法および鋼板手入れ装置・方法を実現
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る薄鋼板製造システム
を示す模式図
【図2】薄鋼板エッジからの表面欠陥の距離、予め定め
られた基準点からの表面欠陥の距離および表面欠陥の長
さを示す図
【図3】制御装置の詳細を示す図
【図4】スリップ量および研磨機機構を説明するための
【図5】形状(サイズ)の違う回転円盤状の砥石を示す
【符号の説明】
100…薄鋼板 101…製造部 102…原料処理部 103…製銑部 104…製鋼部 105…圧延部 202…ローラー 203…ライントラッキング用パルスジェネレータ 204…表面検査装置(検査手段) 205…制御装置(手入れ手段) 206…砥石(手入れ手段、研磨手段) 207…研磨機構(手入れ手段) 208…欠陥位置情報入力用のスイッチ群 209…欠陥計信号入力用のスイッチ 210…トラッキング部 211…分周器 212…距離補正器 213…リトラクト制御部 214…リトラクト用モータ 215…押し付け圧制御部 216…スリップ量制御部 217,18…モータ 219…研磨受ロール 220…カメラ 221…照明 222…カメラコントローラ 223…砥消去確認用モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 彰 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA03 AB03 AC02 BA02 BA05 BA07 BA09 BB02 CA01 CB03 CB05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産ラインにより鋼板を形成する工程と、 前記生産ラインを流れている前記鋼板を検査する検査工
    程と、 この検査工程により検出された前記鋼板の欠陥を、前記
    鋼板が前記生産ラインを流れている状態のままで、欠陥
    の種類および程度の少なくとも一方に応じて研磨により
    手入れする手入れ工程とを有することを特徴とする手入
    れされた鋼板を製造する方法。
  2. 【請求項2】前記欠陥は、鋼板表面の疵部または特異部
    であることを特徴とする請求項1に記載の手入れされた
    鋼板を製造する方法。
  3. 【請求項3】前記手入れ工程は、前記欠陥の種類および
    程度の少なくとも一方に応じて、研磨強度または研磨代
    を変える工程を含むことを特徴とする請求項1または2
    に記載の手入れされた鋼板を製造する方法。
  4. 【請求項4】前記手入れ工程は、前記鋼板の流れる方向
    に関して、前記検査工程よりも下流側で行われることを
    特徴とする請求項1または2に記載の手入れされた鋼板
    を製造する方法。
  5. 【請求項5】前記手入れ工程は、前記検査手段の検出結
    果に基づいて、前記鋼板の表面を研磨する研磨手段を、
    前記鋼板の欠陥位置手前の表面に接触させる工程を含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の手入れされ
    た鋼板を製造する方法。
  6. 【請求項6】前記手入れ工程による手入れ後の前記鋼板
    をモニタするためのモニタ工程をさらに含むことを特徴
    とする請求項1または2に記載の手入れされた鋼板を製
    造する方法。
  7. 【請求項7】前記手入れ工程は、前記検査工程の検出結
    果に基づいて、自動的に手入れを行う工程を含むことを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の手
    入れされた鋼板を製造する方法。
  8. 【請求項8】ラインを流れている鋼板を検査する検査手
    段と、 この検査手段により検出された前記鋼板の欠陥を、前記
    鋼板が前記ラインを流れている状態のままで、欠陥の種
    類および程度の少なくとも一方に応じて研磨により手入
    れする手入れ手段とを具備してなることを特徴とする鋼
    板手入れ装置。
  9. 【請求項9】前記ラインは、生産ラインまたは検査ライ
    ンであることを特徴とする請求項8に記載の鋼板手入れ
    装置。
  10. 【請求項10】前記欠陥は、鋼板表面の疵部または特異
    部であることを特徴とする請求項8または請求項9に記
    載の鋼板手入れ装置。
  11. 【請求項11】前記手入れ手段は、前記欠陥の種類およ
    び程度の少なくとも一方に応じて、研磨強度または研磨
    代を変えることを特徴とする請求項8または請求項9に
    記載の鋼板手入れ装置。
  12. 【請求項12】前記手入れ手段は、前記鋼板の流れる方
    向に関して、前記検査手段よりも下流側に配置されてい
    ることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の鋼
    板手入れ装置。
  13. 【請求項13】前記手入れ手段は、前記検査手段の検出
    結果に基づいて、前記鋼板の表面を研磨する研磨手段
    を、前記鋼板の欠陥位置手前の表面に接触させることを
    特徴とする請求項8または請求項9に記載の鋼板手入れ
    装置。
  14. 【請求項14】前記手入れ手段による手入れ後の前記鋼
    板をモニタするためのモニタ手段をさらに含むことを特
    徴とする請求項8または請求項9に記載の鋼板手入れ装
    置。
  15. 【請求項15】前記手入れ手段は、前記検査手段の検出
    結果に基づいて、自動的に手入れを行うことを特徴とす
    る請求項8ないし14のいずれか1項に記載の鋼板手入
    れ装置。
  16. 【請求項16】前記手入れ手段による手入れを開始する
    ためのスイッチをさらに有することを特徴とする請求項
    8ないし14のいずれか1項に記載の鋼板手入れ装置。
  17. 【請求項17】ラインを流れている鋼板を検査する工程
    と、この検査する工程により検出された前記鋼板の欠陥
    を、前記鋼板が前記ラインを流れている状態のままで、
    欠陥の種類および程度の少なくとも一方に応じて研磨に
    より手入れする工程とを有することを特徴とする鋼板手
    入れ方法。
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